JP2006215988A - 認証システム、携帯端末装置及び認証方法 - Google Patents

認証システム、携帯端末装置及び認証方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 被認証者を認証するための認証情報が認証前に不正に取得されることを防止する認証システム、該認証システムを構成する携帯端末装置及び認証方法を提供する。
【解決手段】 ユーザの認証情報としてのアプリナンバーを、中央処理装置3からユーザの携帯電話機1へ送信し、携帯電話機1は、送信されたアプリナンバーをゲート端末装置2で読み取り不可能な第1記憶部(162)に記憶しておき、イベント会場に入場する際に、第1記憶部に記憶されたアプリナンバーをゲート端末装置2で読み取り可能な第2記憶部(172)へ書き込み、書き込んだアプリナンバーをゲート端末装置2で取得し、取得したアプリナンバーに基づいてユーザに認証を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯端末装置に関連する認証情報を認証用端末装置で取得して、取得した認証情報を認証する認証システム、該認証システムを構成する携帯端末装置及び認証方法に関する。
店舗で商品又はサービスなどを購入する際、又は銀行で所定の取引を行う際に、商品等を購入する購入者又は取引を行う顧客などの個人の身元確認等の認証を行うための認証方法が提案されている。
例えば、店舗でクレジットカードを利用して商品を購入する購入者である被認証者が、予め認証用のバーコードを取得するために、被認証者の携帯電話機から認証用のバーコードを要求するバーコード要求信号を認証装置へ送信する。該認証装置は、送信されたバーコード要求信号を受信し、前記被認証者用のバーコードを生成し、生成したバーコードを記録するとともに、被認証者の携帯電話機へ送信する。認証用のバーコードを取得した被認証者が、被認証者の身元の確認を欲する認証要求者の店舗で所望の商品を購入する場合に、被認証者の携帯電話機の表示部に表示したバーコードを店舗の通信端末装置で読み取り、通信端末装置は、読み取ったバーコードを認証装置へ送信する。認証装置は、送信されたバーコードを受信し、受信したバーコードと記録してあるバーコードとが一致するか否かを判定することにより、被認証者を認証する認証方法がある(特許文献1参照)。
特許第3207192号公報
しかしながら、特許文献1の方法にあっては、被認証者の携帯電話機で受信したバーコードを記録し、記録したバーコードは、必要に応じて液晶表示画面などの表示部に表示できるように構成してあるため、被認証者を認証する前に、取得したバーコードを表示部に表示させることにより、表示させたバーコードが盗難、複製、偽造、又は不正に加工される虞があり、また、記録されたバーコードもバーコードリーダなどにより読み取り可能な状態で記録されているため、不正に取得される虞があり、バーコードなどの認証情報が不正に取得されることを防止して、さらにセキュリティが向上したシステム又は方法が望まれていた。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、被認証者が被認証者の携帯端末装置を認証用端末装置に近づけ、認証用端末装置が携帯端末装置を検出した場合に、第1の記憶手段に記憶してある認証情報を第2の記憶手段へ書き込み、第2の記憶手段に記憶された認証情報を認証用端末装置で取得し、取得した認証情報に基づいて認証することにより、認証前に認証情報が不正に取得されることを防止して、従来よりもセキュリティが向上した認証システム、該認証システムを構成する携帯端末装置及び認証方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、被認証者が被認証者の携帯端末装置を認証用端末装置に近づけることにより、認証用端末装置が携帯端末装置を検出した場合に、携帯端末装置に関連して利用され、前記携帯端末装置の第2の記憶手段に記憶してある利用情報を取得し、取得した利用情報に基づいた認証結果により、前記携帯端末装置の第1の記憶手段に記憶してある認証情報を、前記第2の記憶手段へ書き込むようにしてあることにより、さらにセキュリティが向上した認証システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、認証情報を取得した認証用端末装置が送信した認証情報を中央装置で受信し、受信した認証情報と携帯端末装置へ送信した認証情報とが一致するか否かを判定する判定手段を備えることにより、認証前に認証情報が不正に取得されることを防止して、従来よりもセキュリティが向上した認証システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、認証用端末装置で取得した認証情報と、中央装置が送信した認証情報とが一致するか否かを判定する判定手段を備えることにより、認証前に認証情報が不正に取得されることを防止して、従来よりもセキュリティが向上した認証システムを提供することにある。
第1発明に係る認証システムは、中央装置から携帯端末装置に関連する認証情報を前記携帯端末装置へ送信し、認証情報を携帯端末装置から取得する認証用端末装置で取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致するか否かを判定して認証情報を認証する認証システムにおいて、前記携帯端末装置は、前記中央装置が送信した認証情報を受信する受信手段と、受信した認証情報を記憶する第1の記憶手段と、前記認証情報を記憶するための第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶した認証情報を前記第2の記憶手段へ書き込む書込手段とを備え、前記認証用端末装置は、携帯端末装置を検出する検出手段と、前記書込手段の書き込み動作を起動する起動手段と、前記第2の記憶手段に記憶した認証情報を取得する取得手段とを備え、前記認証用端末装置が携帯端末装置を検出した場合に、前記起動手段は、検出した携帯端末装置の書込手段の書き込み動作を起動するようにしてあり、前記携帯端末装置の第2の記憶手段から取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致するか否かを判定して認証情報を認証するようにしてあることを特徴とする。
第2発明に係る認証システムは、中央装置から携帯端末装置に関連する認証情報を前記携帯端末装置へ送信し、認証情報を携帯端末装置から取得する認証用端末装置で取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致するか否かを判定して認証情報を認証する認証システムにおいて、前記中央装置は、携帯端末装置に関連して利用される利用情報を前記携帯端末装置へ送信する送信手段を備え、前記携帯端末装置は、前記中央装置が送信した認証情報及び利用情報を受信する受信手段と、受信した認証情報を記憶する第1の記憶手段と、受信した利用情報を記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶した認証情報を前記第2の記憶手段へ書き込む書込手段とを備え、前記認証用端末装置は、携帯端末装置を検出する検出手段と、前記書込手段の書き込み動作を起動する起動手段と、前記第2の記憶手段に記憶した認証情報及び利用情報を取得する取得手段とを備え、前記認証用端末装置が携帯端末装置を検出した場合に、検出した携帯端末装置の第2の記憶手段から取得した利用情報と、前記中央装置が送信した利用情報とが一致するときは、前記起動手段は、前記携帯端末装置の書込手段の書き込み動作を起動するようにしてあり、前記携帯端末装置の第2の記憶手段から取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致するか否かを判定して認証情報を認証するようにしてあることを特徴とする。
第3発明に係る認証システムは、第1発明又は第2発明において、前記中央装置は、携帯端末装置へ送信した認証情報を記憶する記憶手段と、携帯端末装置に関連する認証情報を前記認証用端末装置から受信する受信手段と、受信した認証情報と記憶した認証情報とが一致するか否かを判定する判定手段とを備え、前記認証用端末装置は、取得した認証情報を前記中央装置へ送信する送信手段を備え、前記判定手段が判定した結果に基づいて、認証情報を認証するようにしてあることを特徴とする。
第4発明に係る認証システムは、第1発明又は第2発明において、前記中央装置は、前記携帯端末装置へ送信した認証情報を前記認証用端末装置へ送信するようにしてあり、前記認証用端末装置は、前記中央装置が送信した認証情報を受信する受信手段と、受信した認証情報を記憶する記憶手段と、取得した認証情報と記憶した認証情報とが一致するか否かを判定する判定手段とを備え、前記判定手段が判定した結果に基づいて、認証情報を認証するようにしてあることを特徴とする。
第5発明に係る携帯端末装置は、認証のための認証要求に関する信号を認証用端末装置から受付ける携帯端末装置において、該携帯端末装置に関連する認証情報を受信する受信手段と、受信した認証情報を記憶する第1の記憶手段と、前記認証情報を記憶するための第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶した認証情報を前記第2の記憶手段へ書き込む書込手段とを備え、認証要求に関する信号を受付けた場合に、前記第1の記憶手段に記憶した認証情報を前記第2の記憶手段へ書き込むようにしてあることを特徴とする。
第6発明に係る認証方法は、中央装置から携帯端末装置に関連する認証情報を前記携帯端末装置へ送信し、認証情報を携帯端末装置から取得する認証用端末装置で取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致するか否かを判定して認証情報を認証する認証方法において、前記携帯端末装置は、前記中央装置が送信した認証情報を受信し、受信した認証情報を第1の記憶手段に記憶し、前記認証用端末装置は、携帯端末装置を検出し、検出した携帯端末装置が第1の記憶手段に記憶した認証情報を第2の記憶手段へ書き込む書き込み動作を起動し、前記携帯端末装置は、前記第1の記憶手段に記憶した認証情報を前記第2の記憶手段へ書き込み、前記認証用端末装置は、前記第2の記憶手段に書込まれた認証情報を取得し、取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致するか否かを判定して認証情報を認証することを特徴とする。
第1発明及び第6発明は、被認証者が携行する携帯端末装置と、携帯端末装置に関連する認証情報を携帯端末装置へ送信する中央装置と、携帯端末装置から認証情報を取得する認証用端末装置とを備えることにより実現される。携帯端末装置からの認証情報の要求に基づいて、中央装置が送信した認証情報を前記携帯端末装置で受信し、該携帯端末装置は、受信した認証情報を認証前には第1の記憶手段に記憶しておき、認証時に第1の記憶手段に記憶された認証情報を、第2の記憶手段に書き込み、第2の記憶手段に書き込まれた認証情報を、認証用端末装置で取得する。
すなわち、被認証者の携帯端末装置からの認証情報の要求により、中央装置が前記携帯端末装置に関連する認証情報を前記携帯端末装置へ送信する。該携帯端末装置は、送信された認証情報を受信し、受信した認証情報を第1の記憶手段に記憶する。第1の記憶手段に認証情報が記憶された携帯端末装置を、例えば、イベント会場などの入場ゲートに備えられた認証用端末装置に近づけた場合、前記認証用端末装置は、前記携帯端末装置を検出する。前記認証用端末装置は、検出した携帯端末装置に備えられ、前記携帯端末装置の第1の記憶手段に記憶された認証情報を、第2の記憶手段に書き込む書込手段を起動する。これにより、携帯端末装置の第1の記憶手段に記憶された認証情報は、認証時に第2の記憶手段に記憶される。認証用端末装置は、第2の記憶手段に記憶された認証情報を取得し、取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致した場合は、認証情報を認証する。これにより、認証された被認証者はゲートを通ってイベント会場に入る。
第2発明にあっては、被認証者の携帯端末装置からの要求により、中央装置が前記携帯端末装置に関連して利用される利用情報(例えば、イベント会場に入場するためのチケット情報)を前記携帯端末装置へ送信する。前記携帯端末装置は、送信された利用情報を受信し、受信した利用情報を第2の記憶手段に記憶する。第2の記憶手段に利用情報が記憶された携帯端末装置を、例えば、イベント会場などの入場ゲートに備えられた認証用端末装置に近づけた場合、前記認証用端末装置は、前記携帯端末装置を検出する。前記認証用端末装置は、検出した携帯端末装置の前記第2の記憶手段に記憶された利用情報を取得する。前記認証用端末装置が取得した利用情報と、前記中央装置が送信した利用情報とが一致した場合は、利用情報に基づいて、第1の認証を行う。
次に、前記認証用端末装置は、検出した携帯端末装置に備えられ、前記携帯端末装置の第1の記憶手段に記憶された認証情報を、前記第2の記憶手段に書き込む書込手段を起動する。これにより、携帯端末装置の第1の記憶手段に記憶された認証情報は、認証時に第2の記憶手段に記憶される。認証用端末装置は、第2の記憶手段に記憶された認証情報を取得し、取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致した場合は、認証情報に基づいて第2の認証を行う。これにより、認証された被認証者はゲートを通ってイベント会場に入る。
第3発明にあっては、前記中央装置は、携帯端末装置へ送信した認証情報を記憶する。携帯端末装置の第2の記憶手段に書き込まれた認証情報を取得した認証用端末装置は、取得した認証情報を前記中央装置へ送信する。該中央装置は、前記認証用端末装置が送信した認証情報を受信し、受信した認証情報と記憶してある認証情報とが一致するか否かを判定し、一致する場合は、認証情報を認証する。これにより、認証された被認証者はゲートを通ってイベント会場に入る。
第4発明にあっては、前記中央装置は、携帯端末装置へ送信した認証情報を前記認証用端末装置へ送信し、前記認証用端末装置は、送信された認証情報を受信し、受信した認証情報を記憶する。携帯端末装置の第2の記憶手段に書き込まれた認証情報を取得した認証用端末装置は、取得した認証情報と記憶してある認証情報とが一致するか否かを判定し、一致する場合は、認証情報を認証する。これにより、認証された被認証者はゲートを通ってイベント会場に入る。
第5発明にあっては、携帯端末装置は、例えば、中央装置から送信された認証情報を受信し、受信した認証情報を第1の記憶手段に記憶する。第1の記憶手段に認証情報が記憶された携帯端末装置を、例えば、イベント会場などの入場ゲートに備えられた認証用端末装置に近づけた場合、携帯端末装置は、認証要求に関連する信号を前記認証用端末装置から受付け、前記携帯端末装置の第1の記憶手段に記憶された認証情報を、第2の記憶手段に書き込む。これにより、携帯端末装置の第1の記憶手段に記憶された認証情報は、認証時に第2の記憶手段に記憶される。
第1発明、第3発明、第4発明、第5発明及び第6発明にあっては、携帯端末装置に関連する認証情報を、認証前には第1の記憶手段に記憶しておき、認証時に第1の記憶手段に記憶された認証情報を、第2の記憶手段に書き込み、第2の記憶手段に書き込まれた認証情報を、認証用端末装置で取得するようにしてあることにより、認証前には認証情報を
認証用端末装置で取得可能な第2の記憶手段ではなく、前記第1の記憶手段に記憶されているため、認証前に認証情報が不正に取得されることを防止することができ、従来に比べてセキュリティが向上する。
第2発明にあっては、認証用端末装置が取得した利用情報と、中央装置が送信した利用情報とが一致するか否かを判定し、利用情報が一致する場合に、第1の記憶手段に記憶された認証情報を、第2の記憶手段に書き込み、第2の記憶手段に書き込まれた認証情報を、認証用端末装置で取得するようにしてあることにより、認証前に認証情報が不正に取得されることを防止することができるとともに、さらにセキュリティが向上する。
以下、本発明を実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明の認証システムの構成を示す説明図である。図において、1は被認証者などのユーザが携行する携帯電話機である。携帯電話機1は、図示しない無線ネットワーク、基地局装置、ゲートウェイ装置などを介して通信回線4に接続される。通信回線4には、イベント会場などの入場ゲートに備えられたゲート端末装置2を接続してあり、ゲート端末装置2は、ユーザが携行する携帯電話機1に記憶してあり、ユーザを認証するための認証情報を非接触方式で取得することができる。また、通信回線4には、認証情報をユーザの携帯電話機1へ送信するとともに、ゲート端末装置2を介して取得した認証情報を認証する中央処理装置3を接続してある。
図2は携帯電話機1の構成を示すブロック図である。図において、12は通信部である。通信部12は、無線によるデータ通信機能と、音声信号及びデジタル信号の間で変換を行う符号化復号機能とを備え、データ通信機能を用いて通信回線4を介して中央処理装置3との通信を行う。これにより、例えば、ユーザ登録のための情報の送受信、認証処理を行うための認証用アプリ、ユーザ毎に異なる認証情報としてのアプリナンバー、イベント会場に入場するために携帯電話機1のユーザが利用する利用情報としてのチケット情報(ユーザID、チケットIDなどを含む)の受信を行う。
操作部13は、文字入力用の各種キーを備えている。表示部14は、液晶ディスプレイを備え、後述するブラウザ部15が、中央処理装置3から送信された画面情報を解釈することにより、ユーザ登録画面、イベント選択画面などの所定の画面を表示する。
ブラウザ部15は、携帯電話機1から中央処理装置3へアクセスする場合に、中央処理装置3に存在する画面情報を特定するURLを使ってアクセスをする。このURLは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を示すスキーム名、中央処理装置3に接続するための情報を示すドメイン名及び中央処理装置3内の画面情報の位置を示すパス名から構成されている。
アプリケーション部16は、通信部12を介して中央処理装置3から受信した認証用アプリ161、認証用アプリ161によりアクセスされる第1記憶部162を有する。認証用アプリ161は、通信部12を介して中央処理装置3から受信したアプリナンバーを認証用アプリ161のスクラッチパッドとしての第1記憶部162へ記憶する。第1記憶部162に記憶されたアプリナンバーは、認証用アプリ161によってのみ読み書きが行われる。これにより、第1記憶部162に記憶されたアプリナンバーは、認証用アプリ161を用いることなく読み出すことができない。
インタフェース部17は、マイクロプロセッサ171、第2記憶部172、送受信部173、アンテナ部174を備え、ゲート端末装置2との間でデータ(指令を含む)の送受信を行うとともに、アプリケーション部16との間でデータ(指令を含む)の授受を行う。
送受信部173は、ゲート端末装置2から発信される電磁波(例えば、13.56MHzの周波数帯の搬送波を用いたデジタル変調信号)をアンテナ部174で受信し、受信した変調信号を復調することにより、ゲート端末装置2から送信されるデータを復元し、復元したデータをマイクロプロセッサ171へ出力する。
また、送受信部173は、マイクロプロセッサ171から出力されるデータに基づいて、搬送波をデジタル変調し、変調された信号をアンテナ部174から携帯電話機1の外部へ発信する。
マイクロプロセッサ171は、認証用アプリ161からの指令を解釈し、認証用アプリ161が第1記憶部162から読み出したアプリナンバーを、第2記憶部172へ書き込む。また、マイクロプロセッサ171は、認証用アプリ161からの指令を解釈し、中央処理装置3から受信したチケット情報を第2記憶部へ記憶する。また、マイクロプロセッサ171は、アプリナンバーの第2記憶部172への書き込み処理を完了した場合、書込完了信号をゲート端末装置2へ送信すべく送受信部173へ出力する。
マイクロプロセッサ171は、ゲート端末装置2から携帯電話機1を検出するためのリクエスト指令を送受信部173を介して受信した場合、携帯電話機1が、ゲート端末装置2との間でデータの送受信ができることを示す応答指令をゲート端末装置2へ送信すべく送受信部173へ出力する。また、マイクロプロセッサ171は、ゲート端末装置2から送信された指令を解釈し、アプリケーション部16を介して認証用アプリ161を起動するとともに、認証用アプリ161に対する指令を伝える。また、マイクロプロセッサ171は、ゲート端末装置2から送信された指令に基づいて、第2記憶部172に記憶されたアプリナンバー、チケット情報などのデータをゲート端末装置2へ送信すべく送信指令を送受信部173へ出力する。
制御部11は、通信部12、操作部13、表示部14、ブラウザ部15、アプリケーション部16、インタフェース部17の動作を制御する。例えば、制御部11は、中央処理装置3から認証用アプリ161を受信した場合に、受信した認証用アプリ161をアプリケーション部16へ渡し、アプリケーション部16は、認証用アプリ162を起動する。
図3は入場ゲートに備えられたゲート端末装置2の構成を示すブロック図である。図において、22は通信部である。通信部22は、通信回線4を介して中央処理装置3との間でデータの送受信を行う。
送受信部26は、携帯電話機1から発信される変調信号をアンテナ部27で受信し、受信した変調信号を復調することにより、携帯電話機1から送信されたデータを復元し、復元したデータをマイクロプロセッサ21へ出力する。
また、送受信部26は、マイクロプロセッサ21から出力されるデータに基づいて、搬送波をデジタル変調し、変調された信号をアンテナ部27からゲート端末装置2の外部へ発信する。
マイクロプロセッサ21は、携帯電話機1を検出するためのリクエスト指令を送受信部26へ出力する。送受信部26は、入力されたリクエスト指令に基づいて変調信号を生成し、生成した変調信号をアンテナ部27を介してケート端末装置2の外部へ発信する。これにより、携帯電話機1をゲート端末装置2へ近づけた場合、携帯電話機1は、リクエスト指令を受信することができる。
マイクロプロセッサ21は、携帯電話機1が検出されたことを示す応答指令を送受信部26で受信した場合は、携帯電話機1に対する指令を携帯電話機1へ送信すべく送受信部26へ出力する。携帯電話機1に対する指令としては、例えば、認証用アプリ161の起動指令、第2記憶部に記憶されたアプリナンバー、チケット情報などの転送指令などである。
マイクロプロセッサ21は、送受信部26を介して取得したアプリナンバー、チケット情報を一旦メモリ25に記憶し、通信部22を介して中央処理装置3へ送信する。また、マイクロプロセッサ21は、中央処理装置3から送信された認証結果に応じて、出力部24を介して、ゲートを開くための制御信号を出力する。また、マイクロプロセッサ21は、中央処理装置3から送信された認証結果に応じて、表示部23に入場不可のメッセージを表示させるための制御信号を表示部23へ出力する。
図4は中央処理装置3の構成を示すブロック図である。中央処理装置3は、コンピュータプログラムPGを記録したCD−ROM351からコンピュータプログラムPGを読み込む記録部35、コンピュータプログラムPGを一時的に記憶するRAM32、通信回線4を介して携帯電話機1、ゲート端末装置2に接続するための通信部33、マウス、キーボード、ディスプレイなどの入出力部34、各種データベースを記憶する記憶部36、及びコンピュータプログラムPGを実行するCPU31を備えている。
記憶部36は、イベントに参加を希望するユーザの情報を記憶したユーザ情報データベース361、イベントの内容を記憶したイベント情報データベース362、ユーザが携行する携帯電話機1へ送信される認証用アプリ、及びユーザ毎に異なる認証情報としてのアプリナンバーを記憶したアプリケーション部363を有する。CPU31は、コンピュータプログラムPGの実行に伴って、これらの各種データベースにアクセスする。
中央処理装置3は、CD−ROM351に記録したコンピュータプログラムPGがRAM32に読み込まれ、読み込まれたコンピュータプログラムPGをCPU31で実行することにより、携帯電話機1からの要求に応じて、携帯電話機1の画面で表示させる情報をページ記述言語であるC−HTML(Compact Hyper Text Markup Language)で記述されたC−HTMLファイル(画面情報)として作成し、作成した画面情報を携帯電話機1へ送信する。これにより、携帯電話機1に備えられたブラウザ部15が送信された画面情報を解析し画面上に所定の画面を表示する。
また、中央処理装置3は、携帯電話機1から送信された情報を受信し、受信した情報に基づいて、記憶部36に記憶された各種データベースにアクセスして、所要の処理を行う。
図5はユーザ情報データベース361の構成を示すレコードレイアウトである。ユーザ情報データベース361は、イベント会場などへの入場を希望するユーザに関する情報を記憶してある。
ユーザ情報データベース361は、イベントに参加するためにユーザ登録する場合に、ユーザ毎に生成されるユーザID、ユーザの氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、ユーザ毎に異なる認証情報としてのアプリナンバーの各欄により構成してある。
図6はイベント情報データベース362の構成を示すレコードレイアウトである。イベント情報データベース362は、各ユーザがどのイベントに参加登録しているかを示す情報を記憶してある。
イベント情報データベース362は、ユーザID、イベント参加登録時に生成されるチケットID、参加するイベントを特定するイベントID、イベント名、決済済であるか否かを示す決済確認フラグ、チケットが使用済であるか否かを示す使用確認フラグの各欄により構成してある。
次に、本発明に係る認証システムの処理手順について説明する。図7及び図8はユーザ登録の手順を示すフローチャートである。チラシなどの広告媒体で紹介された複数のイベントのいずれかに参加を希望するユーザは、携帯電話機1でイベント参加のためのユーザ登録要求操作をした場合、携帯電話機1は、ユーザ登録の要求を中央処理装置3へ送信し(S101)、中央処理装置3からの応答待ちをする(S102)。
携帯電話機1からの応答待ち(S103)であった中央処理装置3は、携帯電話機1から送信されたユーザ登録の要求を受信し(S104)、ユーザ登録画面情報を携帯電話機1へ送信し(S105)、携帯電話機1からの応答待ちをする(S106)。
携帯電話機1は、ステップS105で中央処理装置3から送信されたユーザ登録画面情報を受信し(S107)、ユーザ登録画面を表示する(S108)。ユーザは、表示されたユーザ登録画面で、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスなどのユーザ情報を入力する(S109)。携帯電話機1は、入力されたユーザ情報を中央処理装置3へ送信し(S110)、中央処理装置3からの応答待ちをする(S111)。
中央処理装置3は、ステップS110で携帯電話機1から送信されたユーザ情報を受信し(S112)、受信したユーザ情報に対応するユーザIDを生成する(S113)。中央処理装置3は、ユーザIDに対応した認証情報としてのアプリナンバーを生成し(S114)、生成したユーザID、アプリナンバー、及び受信したユーザ情報をユーザ情報データベース361に記憶する(S115)。中央処理装置3は、ユーザID、アプリナンバー、認証用アプリ、イベント選択画面情報を携帯電話機1へ送信し(S116)、携帯電話機1からの応答待ちをする(S117)。
携帯電話機1は、ステップS116で中央処理装置3から送信されたユーザID、アプリナンバー、認証用アプリ、イベント選択画面情報を受信し(S118)、受信したアプリナンバーを第1記憶部162へ記憶し(S119)、ユーザIDを第2記憶部172へ記憶する(S120)。携帯電話機1は、受信したイベント選択画面情報に基づいてイベント画面を表示する(S121)。ユーザは、表示されたイベント選択画面で所望のイベントを選択する(S122)。携帯電話機1は、選択されたイベントのチケットの要求を送信し(S123)、中央処理装置3からの応答待ちをする(S124)。
中央処理装置3は、ステップS123で携帯電話機1から送信されたチケットの要求を受信し(S125)、チケットIDを生成する(S126)。中央処理装置3は、選択されたイベントに基づいて、ユーザID、生成したチケットID、イベントID、イベント名などのイベント情報をイベント情報データベース362へ記憶し(S127)、生成したチケットIDを携帯電話機1へ送信し(S128)、イベント情報データベース362の決済確認フラグを「済」にセットして(S129)、処理を終了する。
携帯電話機1は、ステップS128で中央処理装置3から送信されたチケットIDを受信し(S130)、受信したチケットIDを第2記憶部172に記憶して(S131)、処理を終了する。
以上により、イベントに参加を希望するユーザは、所望のイベントに参加するための利用情報としてのチケット情報(ユーザID、チケットIDなど)、認証情報としてのアプリナンバーを取得し、携帯電話機1は、ユーザID、チケットIDを第2記憶部172に記憶し、アプリナンバーをゲート端末装置2で読み取り不可能な第1記憶部162に記憶する。
図9乃至図11はユーザ認証(二回認証)の手順を示すフローチャートである。ユーザがイベント会場の入場ゲートで、携帯電話機1をゲート端末装置2に近づけた場合、ゲート端末装置2は、携帯電話機1を検出する(S201)。ゲート端末装置2は、検出した携帯電話機1の第2記憶部172に記憶してあるユーザID、チケットIDを取得し(S202)、取得したユーザID、チケットIDを中央処理装置3へ送信し、中央処理装置3からの応答待ちをする(S204)。
ゲート端末装置2からの応答待ち(S205)であった中央処理装置3は、ステップS203でゲート端末装置2から送信されたユーザID、チケットIDを受信し(S206)、受信したユーザIDがイベント情報データベース362に記憶してあるユーザIDと一致するか否かを判定する(S207)。ユーザIDが一致する場合は(S207でYES)、中央処理装置3は、受信したチケットIDがイベント情報データベース362に記憶してあるチケットIDと一致するか否かを判定する(S208)。
ユーザIDが一致しない場合は(S207でNO)、中央処理装置3は、認証不可をゲート端末装置2へ送信し(S209)、ゲート端末装置2からの応答待ちをする(211)。チケットIDが一致しない場合は(S208でNO)、中央処理装置3は、ステップS209の処理を行い、チケットIDが一致する場合は(S208でYES)、認証可をゲート端末装置2へ送信し(S210)、ゲート端末装置2からの応答待ちをする(211)。
ゲート端末装置2は、中央処理装置3から送信された認証結果を受信し(S212)、受信した認証結果が認証可であるか否かを判定する(S213)。受信した認証結果が認証可でない場合(S213でNO)、ゲート端末装置2は、入場不可の表示をして(S214)、処理を終了する。
受信した認証結果が認証可である場合(S213でYES)、ゲート端末装置2は、第1のゲートを開き(S215)、認証用アプリ161の起動信号を携帯電話機1へ送信し(S216)、携帯電話機1からの応答待ちをする(S217)。
ゲート端末装置2からの応答待ち(S218)であった携帯電話機1は、ステップS216でゲート端末装置2から送信された認証用アプリ161の起動信号を受信し(S219)、認証用アプリ161を起動する(S220)。認証用アプリ161を起動した携帯電話機1は、アプリナンバーを第1記憶部162から読み出し、読み出したアプリナンバーを第2記憶部172へ書き込み(S221)、書込完了信号をゲート端末装置2へ送信して(S222)、処理を終了する。
ゲート端末装置2は、ステップS222で携帯電話機1から送信された書込完了信号を受信し(S223)、携帯電話機1の第2記憶部172に記憶されたアプリナンバーを取得し(S224)、取得したアプリナンバーを中央処理装置3へ送信して(S225)、中央処理装置3からの応答待ちをする(S226)。
中央処理装置3は、ステップS225でゲート端末装置2から送信されたアプリナンバーを受信し(S227)、受信したアプリナンバーがユーザ情報データベース361に記憶してあるユーザIDに対応するアプリナンバーと一致するか否かを判定する(S228)。アプリナンバーが一致しない場合は(S228でNO)、中央処理装置3は、認証不可をゲート端末装置2へ送信し(S231)、処理を終了する。アプリナンバーが一致する場合は(S228でYES)、中央処理装置3は、認証可をゲート端末装置2へ送信し(S229)、イベント情報データベース362の使用確認フラグを「済」にセットして(S230)、処理を終了する。
ゲート端末装置2は、中央処理装置3から送信された認証結果を受信し(S232)、受信した認証結果が認証可であるか否かを判定する(S233)。受信した認証結果が認証可でない場合(S233でNO)、ゲート端末装置2は、入場不可の表示をして(S234)、処理を終了する。
受信した認証結果が認証可である場合(S233でYES)、ゲート端末装置2は、第2のゲートを開き(S235)、処理を終了する。
以上により、イベント会場に入場する場合、ユーザは、携行する携帯電話機1をゲート端末装置2に近づけることにより、ユーザID、チケットIDに基づいて第1の認証が行われ、第1の認証の結果、認証が得られた場合には、アプリナンバーに基づいて第2の認証が行われ、第2の認証の結果、認証が得られた場合には、イベント会場に入ることができる。
図12及び図13はユーザ認証(一回認証)の手順を示すフローチャートである。ユーザがイベント会場の入場ゲートで、携帯電話機1をゲート端末装置2に近づけた場合、ゲート端末装置2は、携帯電話機1を検出する(S301)。ゲート端末装置2は、認証用アプリ161の起動信号を携帯電話機1へ送信し(S302)、携帯電話機1からの応答待ちをする(S303)。
ゲート端末装置2からの応答待ち(S304)であった携帯電話機1は、ステップS302でゲート端末装置2から送信された認証用アプリ161の起動信号を受信し(S305)、認証用アプリ161を起動する(S306)。認証用アプリ161を起動した携帯電話機1は、アプリナンバーを第1記憶部162から読み出し、読み出したアプリナンバーを第2記憶部172へ書き込み(S307)、書込完了信号をゲート端末装置2へ送信して(S308)、処理を終了する。
ゲート端末装置2は、ステップS308で携帯電話機1から送信された書込完了信号を受信し(S309)、携帯電話機1の第2記憶部172に記憶されたユーザID、チケットID、アプリナンバーを取得し(S310)、取得したユーザID、チケットID、アプリナンバーを中央処理装置3へ送信して(S311)、中央処理装置3からの応答待ちをする(S312)。
ゲート端末装置2からの応答待ち(S313)であった中央処理装置3は、ステップS311でゲート端末装置2から送信されたユーザID、チケットID、アプリナンバーを受信し(S314)、受信したユーザIDがイベント情報データベース362に記憶してあるユーザIDと一致するか否かを判定する(S315)。ユーザIDが一致する場合は(S315でYES)、中央処理装置3は、受信したチケットIDがイベント情報データベース362に記憶してあるチケットIDと一致するか否かを判定する(S316)。
ユーザIDが一致しない場合は(S315でNO)、中央処理装置3は、認証不可をゲート端末装置2へ送信し(S317)、処理を終了する。一方、チケットIDが一致しない場合は(S316でNO)、中央処理装置3は、ステップS317の処理を行い、チケットIDが一致する場合は(S316でYES)、受信したアプリナンバーがユーザ情報データベース361に記憶してあるユーザIDに対応するアプリナンバーと一致するか否かを判定する(S318)。アプリナンバーが一致しない場合は(S318でNO)、中央処理装置3は、ステップS317の処理を行う。アプリナンバーが一致する場合は(S318でYES)、中央処理装置3は、認証可をゲート端末装置2へ送信し(S319)、イベント情報データベース362の使用確認フラグを「済」にセットして(S320)、処理を終了する。
ゲート端末装置2は、中央処理装置3から送信された認証結果を受信し(S321)、受信した認証結果が認証可であるか否かを判定する(S322)。受信した認証結果が認証可でない場合(S322でNO)、ゲート端末装置2は、入場不可の表示をして(S324)、処理を終了する。
受信した認証結果が認証可である場合(S322でYES)、ゲート端末装置2は、ゲートを開き(S323)、処理を終了する。
以上により、イベント会場に入場する場合、ユーザは、携行する携帯電話機1をゲート端末装置2に近づけることにより、ユーザID、チケットID、アプリナンバーに基づいて認証が行われ、認証の結果、認証が得られた場合には、イベント会場に入ることができる。
以上説明したように、本発明にあっては、ユーザの認証情報としてのアプリナンバーを、中央処理装置3からユーザの携帯電話機1へ送信し、携帯電話機1は、送信されたアプリナンバーをゲート端末装置2で読み取り不可能な第1記憶部162に記憶しておき、イベント会場に入場する際に、第1記憶部に記憶されたアプリナンバーをゲート端末装置2で読み取り可能な第2記憶部172へ書き込み、書き込んだアプリナンバーをゲート端末装置2で取得し、取得したアプリナンバーに基づいてユーザに認証を行うことにより、ユーザがイベントに参加登録してアプリナンバーを取得した後、イベント会場に入場するまでの間、認証情報としてのアプリナンバーは読み取り不可能な第1記憶部162に記憶されているため、不正に認証情報が取得されることを防止して、セキュリティを向上させることができる。
また、アプリナンバーに加えて、ユーザID、チケットIDに基づいてユーザの認証を行うことにより、二回認証によりさらにセキュリティを向上させることができる。
また、二回認証を行う場合、二回目の認証情報としてのアプリナンバーを携帯電話機1の第1記憶部162から第2記憶部172へ書き込むことにより、携帯電話機1から取得することができ、電子メールなどにより二回目の認証情報を取得する場合に比べて、電子メールによる遅延がなく、電子メールなどの通信環境がない場所であっても、セキュリティを強化することができる。
上述の実施の形態においては、イベント会場への入場時の認証例を説明しているが、これに限定されるものではなく、映画館、建物などへの入館、店舗、銀行などでの個人認証などであってもよい。
上述の実施の形態においては、ユーザID、チケットID、アプリナンバーを中央処理装置3で認証する構成であったが、これに限定されるものではなく、ユーザID、チケットID、アプリナンバーを中央処理装置3からゲート端末装置2へ送信しておき、ゲート端末装置2で認証する構成であってもよい。
上述の実施の形態において、二回認証時に2つのゲートを通過する構成であったが、2つのゲートを使用する代わりに1つのゲートを用いる構成であってもよい。
上述の実施の形態においては、携帯電話機を使用する構成であったが、これに限定されるものではなく、PDAなどの情報通信装置を使用することも可能である。
上述の実施の形態において、各種データベースのレコードレイアウトは一例であって、これに限定されるものではない。
上述の実施の形態においては、認証情報としてアプリナンバーを用いる構成であったが、これに限定されるものではなく、被認証者などの認証に使用できるものであれば、他の情報であってもよく、また、データの形式に拘わらず用いることができる。
上述の実施の形態においては、利用情報として、ユーザID、チケットIDを含むイベント情報用いる構成であったが、これに限定されるものでなく、商品又はサービスを購入するための購入券、割引券、商品交換券、クーポンなどを電子データで構成した電子情報でもよく、建物などへの入館、入室時に用いる情報であってもよい。
上述の実施の形態においては、認証の可否をゲート端末装置へ送信する構成であったが、これに限定されるものではなく、ユーザが携行する携帯電話機へ送信する構成であってもよい。また、この場合において、認証可を携帯電話機へ送信するときに、イベントに関連するアンケート情報、クーポン情報、投票情報などの追加情報を携帯電話機へ送信することもできる。また、ユーザの入場が認証された場合に、予め定められた第三者に、その旨を電子メールなどで通知することもできる。これにより、ユーザが入場した事実をユーザに関連する第三者へ通知することができる。
本発明の認証システムの構成を示す説明図である。 携帯電話機の構成を示すブロック図である。 入場ゲートに備えられたゲート端末装置の構成を示すブロック図である。 中央処理装置の構成を示すブロック図である。 ユーザ情報データベースの構成を示すレコードレイアウトである。 イベント情報データベースの構成を示すレコードレイアウトである。 ユーザ登録の手順を示すフローチャートである。 ユーザ登録の手順を示すフローチャートである。 ユーザ認証(二回認証)の手順を示すフローチャートである。 ユーザ認証(二回認証)の手順を示すフローチャートである。 ユーザ認証(二回認証)の手順を示すフローチャートである。 ユーザ認証(一回認証)の手順を示すフローチャートである。 ユーザ認証(一回認証)の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機
2 ゲート端末装置
3 中央処理装置
11 制御部
12 通信部
13 操作部
14 表示部
15 ブラウザ部
16 アプリケーション部
17 インタフェース部
21 マイクロプロセッサ
22 通信部
23 表示部
24 出力部
25 メモリ
26 送受信部
27 アンテナ部
31 CPU
32 RAM
33 通信部
34 入出力部
35 記録部
36 記憶部
161 認証用アプリ
162 第1記憶部
171 マイクロプロセッサ
172 第2記憶部
173 送受信部
174 アンテナ部
361 ユーザ情報データベース
362 イベント情報データベース
363 アプリケーション部

Claims (6)

  1. 中央装置から携帯端末装置に関連する認証情報を前記携帯端末装置へ送信し、認証情報を携帯端末装置から取得する認証用端末装置で取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致するか否かを判定して認証情報を認証する認証システムにおいて、
    前記携帯端末装置は、
    前記中央装置が送信した認証情報を受信する受信手段と、
    受信した認証情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記認証情報を記憶するための第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶した認証情報を前記第2の記憶手段へ書き込む書込手段と
    を備え、
    前記認証用端末装置は、
    携帯端末装置を検出する検出手段と、
    前記書込手段の書き込み動作を起動する起動手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶した認証情報を取得する取得手段と
    を備え、
    前記認証用端末装置が携帯端末装置を検出した場合に、前記起動手段は、検出した携帯端末装置の書込手段の書き込み動作を起動するようにしてあり、
    前記携帯端末装置の第2の記憶手段から取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致するか否かを判定して認証情報を認証するようにしてあることを特徴とする認証システム。
  2. 中央装置から携帯端末装置に関連する認証情報を前記携帯端末装置へ送信し、認証情報を携帯端末装置から取得する認証用端末装置で取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致するか否かを判定して認証情報を認証する認証システムにおいて、
    前記中央装置は、
    携帯端末装置に関連して利用される利用情報を前記携帯端末装置へ送信する送信手段を備え、
    前記携帯端末装置は、
    前記中央装置が送信した認証情報及び利用情報を受信する受信手段と、
    受信した認証情報を記憶する第1の記憶手段と、
    受信した利用情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶した認証情報を前記第2の記憶手段へ書き込む書込手段と
    を備え、
    前記認証用端末装置は、
    携帯端末装置を検出する検出手段と、
    前記書込手段の書き込み動作を起動する起動手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶した認証情報及び利用情報を取得する取得手段と
    を備え、
    前記認証用端末装置が携帯端末装置を検出した場合に、検出した携帯端末装置の第2の記憶手段から取得した利用情報と、前記中央装置が送信した利用情報とが一致するときは、前記起動手段は、前記携帯端末装置の書込手段の書き込み動作を起動するようにしてあり、
    前記携帯端末装置の第2の記憶手段から取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致するか否かを判定して認証情報を認証するようにしてあることを特徴とする認証システム。
  3. 前記中央装置は、
    携帯端末装置へ送信した認証情報を記憶する記憶手段と、
    携帯端末装置に関連する認証情報を前記認証用端末装置から受信する受信手段と、
    受信した認証情報と記憶した認証情報とが一致するか否かを判定する判定手段と
    を備え、
    前記認証用端末装置は、
    取得した認証情報を前記中央装置へ送信する送信手段を備え、
    前記判定手段が判定した結果に基づいて、認証情報を認証するようにしてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の認証システム。
  4. 前記中央装置は、
    前記携帯端末装置へ送信した認証情報を前記認証用端末装置へ送信するようにしてあり、
    前記認証用端末装置は、
    前記中央装置が送信した認証情報を受信する受信手段と、
    受信した認証情報を記憶する記憶手段と、
    取得した認証情報と記憶した認証情報とが一致するか否かを判定する判定手段と
    を備え、
    前記判定手段が判定した結果に基づいて、認証情報を認証するようにしてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の認証システム。
  5. 認証のための認証要求に関する信号を認証用端末装置から受付ける携帯端末装置において、
    該携帯端末装置に関連する認証情報を受信する受信手段と、
    受信した認証情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記認証情報を記憶するための第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶した認証情報を前記第2の記憶手段へ書き込む書込手段と
    を備え、
    認証要求に関する信号を受付けた場合に、前記第1の記憶手段に記憶した認証情報を前記第2の記憶手段へ書き込むようにしてあることを特徴とする携帯端末装置。
  6. 中央装置から携帯端末装置に関連する認証情報を前記携帯端末装置へ送信し、認証情報を携帯端末装置から取得する認証用端末装置で取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致するか否かを判定して認証情報を認証する認証方法において、
    前記携帯端末装置は、
    前記中央装置が送信した認証情報を受信し、
    受信した認証情報を第1の記憶手段に記憶し、
    前記認証用端末装置は、
    携帯端末装置を検出し、
    検出した携帯端末装置が第1の記憶手段に記憶した認証情報を第2の記憶手段へ書き込む書き込み動作を起動し、
    前記携帯端末装置は、
    前記第1の記憶手段に記憶した認証情報を前記第2の記憶手段へ書き込み、
    前記認証用端末装置は、
    前記第2の記憶手段に書込まれた認証情報を取得し、
    取得した認証情報と、前記中央装置が送信した認証情報とが一致するか否かを判定して認証情報を認証することを特徴とする認証方法。
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