JP2002363162A - 4−アシルオキシ−2−スルホニルピリジン誘導体の製造方法 - Google Patents

4−アシルオキシ−2−スルホニルピリジン誘導体の製造方法

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JP2002363162A
JP2002363162A JP2001172228A JP2001172228A JP2002363162A JP 2002363162 A JP2002363162 A JP 2002363162A JP 2001172228 A JP2001172228 A JP 2001172228A JP 2001172228 A JP2001172228 A JP 2001172228A JP 2002363162 A JP2002363162 A JP 2002363162A
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substituted
alkyl
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JP2001172228A
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Tomoya Kuwayama
知也 桑山
Yoichi Satake
庸一 佐竹
Yoshimi Matsuo
佳美 松尾
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 4−アシルオキシ−2−スルホニルピリジン
誘導体を、温和な条件下に、簡便かつ工業的に有利に製
造し得る方法を提供する。 【解決手段】 一般式(I) (式中、Rは水素原子、置換基を有していてもよいア
ルキル基などを表し、Rは水素原子または置換基を有
していてもよいアルキル基を表し、Rは置換基を有し
ていてもよいアルキル基などを表し、Rは置換基を有
していてもよいアルキル基などを表す。)で示されるジ
エン化合物を、一般式(II) (式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基な
どを表す。)で示されるスルホニルシアニドと反応させ
ることを特徴とする一般式(III) (式中、R、R、RおよびRは前記定義のとお
りである。)で示される4−アシルオキシ−2−スルホ
ニルピリジン誘導体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4−アシルオキシ
−2−スルホニルピリジン誘導体の製造方法に関する。
本発明により得られる4−アシルオキシ−2−スルホニ
ルピリジン誘導体は、医薬、農薬などの合成原料とし
て、例えば、4−アセトキシ−2−ベンゼンスルホニル
ピリジンは2位をラジカル開始剤の存在下に塩素により
塩素化し、アセトキシ基を脱保護することにより2−ク
ロロ−4−ヒドロキシピリジンに変換することができ
る。2−クロロ−4−ヒドロキシピリジンは除草剤の合
成中間体として有用な化合物である(特開平10−13
9605号公報参照)。
【0002】
【従来の技術】アシルオキシ−2−スルホニルピリジン
誘導体の合成方法としては、ハロゲン原子を含有する
α,β−不飽和カルボニル化合物をスルホニルシアニド
と反応させて、ハロゲノ−2−スルホニルピリジン誘導
体を合成し、該ハロゲノ−2−スルホニルピリジン誘導
体をカルボン酸塩と反応させた後、アシル化してアシル
オキシ−2−スルホニルピリジン誘導体を得る方法が知
られている(特開2001−002643号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法は、ハロゲ
ン置換反応を行う際、高温を要するほか、有機溶媒に難
溶性のカルボン酸塩を溶解させるために高沸点、高極性
溶媒を使用する必要があり、しかも多工程を要するなど
の問題がある。したがって、この方法は、2−スルホニ
ル−アシルオキシピリジン誘導体の工業的な製造方法と
して必ずしも適しているとは言えない。
【0004】しかして、本発明の目的は、4−アシルオ
キシ−2−スルホニルピリジン誘導体を、温和な条件下
に、簡便かつ工業的に有利に製造し得る方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、一般式(I)
【0006】
【化9】
【0007】(式中、Rは水素原子、置換基を有して
いてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアル
ケニル基、置換基を有していてもよいアリール基または
置換基を有していてもよいアラルキル基を表し、R
水素原子または置換基を有していてもよいアルキル基を
表し、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、置
換基を有していてもよいアシル基または3置換シリル基
を表し、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、
置換基を有していてもよいアリール基または置換基を有
していてもよいアラルキル基を表す。)で示されるジエ
ン化合物(以下、ジエン化合物(I)と略記する)を、
一般式(II)
【0008】
【化10】
【0009】(式中、Rは置換基を有していてもよい
アルキル基、置換基を有していてもよいシクロアルキル
基、置換基を有していてもよいアリール基または置換基
を有していてもよいアラルキル基を表す。)で示される
スルホニルシアニド(以下、スルホニルシアニド(I
I)と略記する)と反応させることを特徴とする一般式
(III)
【0010】
【化11】
【0011】(式中、R、R、RおよびRは前
記定義のとおりである。)で示される4−アシルオキシ
−2−スルホニルピリジン誘導体(以下、4−アシルオ
キシ−2−スルホニルピリジン(III)と略記する)
の製造方法、ならびに 一般式(IV)
【0012】
【化12】
【0013】(式中、Rは水素原子または置換基を有
していてもよいアルキル基を表し、R は置換基を有し
ていてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいア
シル基または3置換シリル基を表し、XおよびYは一緒
になって単結合を表すか、またはそれぞれ独立してXは
水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基、置換
基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有してい
てもよいアリール基または置換基を有していてもよいア
ラルキル基を表し、Yは−ORで示される基を表
す。)で示されるカルボニル化合物(以下、カルボニル
化合物(IV)と略記する)、一般式(V)
【0014】
【化13】
【0015】(式中、R、RおよびR10はそれぞ
れ独立して水素原子または置換基を有していてもよいア
ルキル基を表し、R11は置換基を有していてもよいア
ルキル基または置換基を有していてもよいアリール基を
表す。)で示されるアシルオキシアルケン(以下、アシ
ルオキシアルケン(V)と略記する)およびスルホニル
シアニド(II)を酸触媒の存在下に反応させることを
特徴とする一般式(VI)
【0016】
【化14】
【0017】(式中、R、RおよびR11は前記定
義のとおりであり、Zは水素原子、置換基を有していて
もよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニ
ル基、置換基を有していてもよいアリール基または置換
基を有していてもよいアラルキル基を表す。)で示され
る4−アシルオキシ−2−スルホニルピリジン誘導体
(以下、4−アシルオキシ−2−スルホニルピリジン
(VI)と略記する)の製造方法を提供することにより
達成される。
【0018】また本発明は、上記の4−アシルオキシ−
2−スルホニルピリジン(III)を含む。
【0019】
【発明の実施の形態】上記一般式中、R、R
、R、R、R、R、R、R、R 10
11、XおよびZがそれぞれ表すアルキル基として
は、炭素数1〜6の1級または2級アルキル基が好まし
く、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル
基、ヘキシル基などが挙げられる。これらのアルキル基
は置換基を有していてもよく、かかる置換基としては、
例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子な
どのハロゲン原子;メトキシ基、エトキシ基、プロポキ
シ基、ブトキシ基などのアルコキシル基;水酸基;te
rt−ブチルジメチルシリルオキシ基、tert−ブチ
ルジフェニルシリルオキシ基などの三置換シリルオキシ
基;ニトロ基などが挙げられる。
【0020】R、XおよびZがそれぞれ表すアルケニ
ル基としては、例えばエテニル基、プロペニル基、イソ
プロペニル基、ブテニル基、ペンテニル基などが挙げら
れる。これらのアルケニル基は置換基を有していてもよ
く、かかる置換基としては、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、tert−ブチル基、ヘキシル基などのアルキル
基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子など
のハロゲン原子;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、ブトキシ基などのアルコキシル基;tert−ブチ
ルジメチルシリルオキシ基、tert−ブチルジフェニ
ルシリルオキシ基などの三置換シリルオキシ基;ニトロ
基などが挙げられる。
【0021】R、R、R、R11、XおよびZが
それぞれ表すアリール基としては、例えばフェニル基、
ナフチル基などが挙げられる。これらのアリール基は置
換基を有していてもよく、かかる置換基としては、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ヘキシ
ル基などのアルキル基;フッ素原子、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子などのハロゲン原子;メトキシ基、エト
キシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などのアルコキシル
基;水酸基;シアノ基;tert−ブチルジメチルシリ
ルオキシ基、tert−ブチルジフェニルシリルオキシ
基などの三置換シリルオキシ基などが挙げられる。
【0022】R、R、R、R11、XおよびZが
それぞれ表すアラルキル基としては、例えばベンジル
基、ジフェニルメチル基、トリフェニルメチル基、フェ
ニルエチル基などが挙げられる。これらのアラルキル基
はそのアリール基上に置換基を有していてもよく、かか
る置換基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、te
rt−ブチル基、ヘキシル基などのアルキル基;フッ素
原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン
原子;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキ
シ基などのアルコキシル基;水酸基;シアノ基;ter
t−ブチルジメチルシリルオキシ基、tert−ブチル
ジフェニルシリルオキシ基などの三置換シリルオキシ基
などが挙げられる。
【0023】RおよびRがそれぞれ表すアシル基と
しては、例えばアセチル基、クロロアセチル基、プロピ
オニル基、ブチリル基、ピバロイル基、ベンゾイル基な
どが挙げられ、3置換シリル基としては、例えばトリメ
チルシリル基、トリエチルシリル基、トリイソプロピル
シリル基、t−ブチルジメチルシリル基などが挙げられ
る。
【0024】まず、本発明について説明する。ジエン
化合物(I)としては、例えば1,3−ジアセトキシ−
1,3−ブタジエン、1,3−ジアセトキシ−2−メチ
ル−1,3−ブタジエン、1,3−ジアセトキシ−2−
メチル−1,3−ペンタジエン、1,3−ジアセトキシ
−2−パラメトキシフェニル−1,3−ブタジエンなど
が使用される。
【0025】スルホニルシアニド(II)としては、例
えばベンゼンスルホニルシアニド、メタンスルホニルシ
アニド、エタンスルホニルシアニド、4−ブロモベンゼ
ンスルホニルシアニド、4−シアノベンゼンスルホニル
シアニド、p−トルエンスルホニルシアニドなどが使用
される。これらの中でも、ベンゼンスルホニルシアニ
ド、メタンスルホニルシアニド、p−トルエンスルホニ
ルシアニドを用いるのが好ましい。スルホニルシアニド
(II)の使用量は特に制限されないが、ジエン化合物
(I)1モルに対して0.1〜2モルの範囲であるのが
好ましく、0.5〜1モルの範囲であるのがより好まし
い。
【0026】反応は、溶媒の存在下または不存在下に実
施することができる。溶媒としては、反応に悪影響を与
えない限り特に限定されるものではなく、例えばペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、石油エーテルなど
の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン、ク
メン、メシチレンなどの芳香族炭化水素;ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジイソプロピルエーテル、
ジメトキシエタン、ジブチルエーテルなどのエーテル;
アセトニトリル、プロピオニトリル、ベンゾニトリルな
どのニトリル;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、トリクロロエタン、クロロベンゼ
ンなどのハロゲン化炭化水素;ジメチルスルホキシドな
どのスルホキシド;またはこれらの混合溶媒などが使用
される。溶媒を共存させる場合、その使用量は特に制限
されないが、スルホニルシアニド(II)に対して0.
1〜200重量倍の範囲であるのが好ましい。
【0027】反応温度は、0〜200℃の範囲であるの
が好ましく、80〜150℃の範囲であるのがより好ま
しい。反応は常圧下でも、また加圧下でも減圧下でも実
施することができるが、操作の容易さ、反応設備の観点
からは、常圧下で行うのが好ましい。
【0028】原料の仕込み方法に特に制限はないが、ジ
エン化合物(I)、スルホニルシアニド(II)および
必要に応じて溶媒を混合し、所定温度で攪拌して行うこ
とが好ましい。
【0029】次に、本発明について説明する。カルボ
ニル化合物(IV)としては、例えば4−アセトキシ−
3−ブテン−2−オン、4−アセトキシ−3−メチル−
3−ブテン−2−オン、4−アセトキシ−3−エチル−
3−ブテン−2−オン、5−アセトキシ−3−ペンテン
−3−オン、4−アセトキシ−3−p−メトキシフェニ
ル−3−ブテン−2−オン、3−アセトキシメチレン−
6−メチル−5−ヘプテン−2−オンなどが挙げられ
る。
【0030】アシルオキシアルケン(V)としては、例
えば酢酸ビニル、酢酸イソプロペニル、安息香酸イソプ
ロペニルなどが挙げられる。これらの中でも、酢酸イソ
プロペニルを用いるのが好ましい。アシルオキシアルケ
ン(V)の使用量は特に制限されないが、カルボニル化
合物(IV)1モルに対して0.5〜50モルの範囲で
あるのが好ましく、1〜10モルの範囲であるのがより
好ましい。
【0031】酸触媒としては、例えばフッ化水素酸、塩
酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、
ヘキサフルオロリン酸などの鉱酸;過塩素酸、過ヨウ素
酸などのオキソ酸;メタンスルホン酸、エタンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、トリフ
ルオロメタンスルホン酸などの有機スルホン酸;三フッ
化ホウ素−ジエチルエーテル錯塩(BF・Et
O)、無水塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、塩
化ジエチルアルミニウム、塩化ガリウム、臭化ガリウ
ム、ヨウ化ガリウム、無水塩化鉄(III)、無水臭化
鉄(III)、塩化亜鉛、臭化亜鉛、ヨウ化亜鉛、塩化
チタン、ヨウ化チタン、無水塩化第一スズ、臭化第一ス
ズ、無水塩化第二スズなどのルイス酸が挙げられる。こ
れらの中でも硫酸を用いるのが好ましい。酸の使用量は
カルボニル化合物(IV)に対して0.001〜1当量
の範囲であるのが好ましく、0.005〜0.2当量の
範囲であるのがより好ましい。
【0032】反応は、溶媒の存在下または不存在下に実
施することができる。溶媒としては、反応に悪影響を与
えない限り特に限定されるものではなく、例えばペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、石油エーテルなど
の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン、ク
メン、メシチレンなどの芳香族炭化水素;ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジイソプロピルエーテル、
ジメトキシエタン、ジブチルエーテルなどのエーテル;
アセトニトリル、プロピオニトリル、ベンゾニトリルな
どのニトリル;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、トリクロロエタン、クロロベンゼ
ンなどのハロゲン化炭化水素;ジメチルスルホキシドな
どのスルホキシド;またはこれらの混合溶媒などが使用
される。溶媒を共存させる場合、その使用量は特に制限
されないが、スルホニルシアニド(II)に対して0.
1〜200重量倍の範囲であるのが好ましい。
【0033】反応温度は、0〜200℃の範囲であるの
が好ましく、80〜150℃の範囲であるのがより好ま
しい。反応は常圧下でも、また加圧下でも減圧下でも実
施することができるが、操作の容易さ、反応設備の観点
からは、常圧下で行うのが好ましい。
【0034】原料の仕込み方法に特に制限はないが、酸
性条件下での安定性を考慮すると、スルホニルシアニド
(II)、酸触媒および必要に応じて溶媒を混合した系
内に、カルボニル化合物(IV)とアシルオキシアルケ
ン(V)の混合液またはそれぞれを個別に添加しなが
ら、所定温度で攪拌して行うことが好ましい。
【0035】上記の方法により得られた4−アシルオキ
シ−2−スルホニルピリジン(III)および4−アシ
ルオキシ−2−スルホニルピリジン(VI)は、有機化
合物の単離・精製に一般的に用いられている方法により
単離・精製することができる。例えば、反応混合物を濃
縮、冷却することによって結晶を析出させて単離する。
また、反応混合物をそのまま濃縮し、得られる粗生成物
を必要に応じて蒸留、クロマトグラフィーなどにより精
製する。
【0036】なお、本発明において原料として用いるカ
ルボニル化合物(IV)、例えば4−アセトキシ−3−
ブテン−2−オンは、アセトンとぎ酸メチルを縮合させ
てアセトアセトアルデヒドナトリウムとし、これを無水
酢酸、塩化アセチルなどのアセチル化剤でアセチル化す
ることにより合成できる。またジエン化合物(I)、例
えば1,3−ジアセトキシ−1,3−ブタジエンは、4
−アセトキシ−3−ブテン−2−オンを硫酸触媒の存在
下に酢酸イソプロペニルと反応させることにより容易に
製造することができる(ジャーナル・オブ・オーガニッ
ク・ケミストリー(J.Org.Chem.)第50
巻、1955頁(1985年)参照)。スルホニルシア
ニド(II)は、対応するスルフィン酸金属塩とハロゲ
ン化シアンを反応させることにより製造できる(オーガ
ニック シンセシス(Organic Synthes
es)、6巻、727頁(1988年)参照)。
【0037】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら制限さ
れるものではない。
【0038】実施例1 温度計、マグネチックスターラーおよび冷却管を装備し
た内容積100mlの3口フラスコに、1,3−ジアセ
トキシ−1,3−ブタジエン17.0g(100mmo
l)およびベンゼンスルホニルシアニドのトルエン溶液
20.1g(83%,100mmol)を入れ、さらに
トルエン20mlを加えた後、窒素雰囲気下において内
温110℃で4時間攪拌した。この反応液を5℃まで徐
々に冷却することにより生成物を結晶化させ、結晶をろ
別した。得られた結晶を5℃以下に冷却したトルエン2
0mlで洗浄し、白色結晶として下記の物性を有する4
−アセトキシ−2−ベンゼンスルホニルピリジン24.
7g(純度99%、ベンゼンスルホニルシアニド基準で
収率89%)を得た。
【0039】融点:107.0〜108.0℃ H−NMRスペクトル(270MHz,CDCl
TMS,ppm) δ:2.36(s,3H)、7.2
8(d,1H,J=2.0Hz)、7.50−7.61
(m,3H)、8.02−8.08(m,3H)、8.
64(d,1H,J=5.9Hz)
【0040】実施例2 温度計、滴下ロート、マグネチックスターラーおよびデ
ィーンシュターク型水分定量受器を装備した内容積30
0mlの3口フラスコに、ベンゼンスルホニルシアニド
のトルエン溶液46.5g(83%,231mmol)
を入れ、さらにトルエン60ml、濃硫酸500mg
(5.1mmol)を加えた後、窒素気流下において内
温100℃まで加熱した。滴下ロートに4−アセトキシ
−3−ブテン−2−オン33.0g(258mmol)
および酢酸イソプロペニル77.3g(773mmo
l)の混合液を入れ、この混合液を2時間かけて反応器
に滴下した。この後、内温100〜110℃で6時間か
けて副生するアセトンなどの低沸点成分(39.9g)
を留去しながら加熱した。この反応液を5℃まで徐々に
冷却することにより生成物を結晶化させ、結晶をろ別し
た。得られた結晶を5℃以下に冷却したトルエン50m
lで洗浄、真空乾燥し、白色結晶として4−アセトキシ
−2−ベンゼンスルホニルピリジン46.8g(純度9
9%、ベンゼンスルホニルシアニド基準で収率73%)
を得た。
【0041】実施例3 温度計、滴下ロート、マグネチックスターラーおよびデ
ィーンシュターク型水分定量受器を装備した内容積10
0mlの3口フラスコに、ベンゼンスルホニルシアニド
のトルエン溶液9.40g(83%,46.7mmo
l)を入れ、さらにトルエン20ml、濃硫酸300m
g(3.0mmol)を加えた後、窒素気流下において
内温100℃まで加熱した。滴下ロートに4−アセトキ
シ−3−メチル−3−ブテン−2−オン6.63g(4
6.7mmol)および酢酸イソプロペニル30.0g
(300mmol)の混合液を入れ、この混合液を30
分間かけて反応器に滴下した。この後、内温100〜1
10℃で6時間かけて副生するアセトンなどの低沸点成
分(7.0g)を留去しながら加熱した。この反応液を
5℃まで徐々に冷却することにより生成物を結晶化さ
せ、結晶をろ別した。得られた結晶を5℃以下に冷却し
たトルエン20mlで洗浄、真空乾燥し、白色結晶とし
て下記の物性を有する4−アセトキシ−2−ベンゼンス
ルホニル−5−メチルピリジン10.6g(純度99
%、ベンゼンスルホニルシアニド基準で収率78%)を
得た。
【0042】融点:160.0〜161.5℃ H−NMRスペクトル(270MHz,CDCl
TMS,ppm) δ:2.23(s,3H)、2.3
8(s,3H)、7.50−7.61(m,3H)、
7.97(s,1H)、8.05(d,1H,J=8.
9Hz)、8.52(s,1H)
【0043】実施例4 温度計、滴下ロート、マグネチックスターラーおよびデ
ィーンシュターク型水分定量受器を装備した内容積50
mlの3口フラスコに、ベンゼンスルホニルシアニドの
トルエン溶液4.00g(83%,19.9mmol)
を入れ、さらにトルエン10ml、濃硫酸100mg
(1.0mmol)を加えた後、窒素気流下において内
温100℃まで加熱した。滴下ロートに4−アセトキシ
−3−エチル−3−ブテン−2−オン3.47g(2
0.9mmol)および酢酸イソプロペニル20.0g
(200mmol)の混合液を入れ、この混合液を10
分間かけて反応器に滴下した。この後、内温100〜1
10℃で6時間かけて副生するアセトンなどの低沸点成
分(10.0g)を留去しながら加熱した。この反応液
を5℃まで徐々に冷却することにより生成物を結晶化さ
せ、結晶をろ別した。得られた結晶を5℃以下に冷却し
たトルエン20mlで洗浄、真空乾燥し、白色結晶とし
て下記の物性を有する4−アセトキシ−2−ベンゼンス
ルホニル−5−エチルピリジン3.53g(純度99
%、ベンゼンスルホニルシアニド基準で収率56%)を
得た。
【0044】融点:136.0〜138.0℃ H−NMRスペクトル(270MHz,CDCl
TMS,ppm) δ:1.20(t,3H,J=7.
9Hz)、2.38(s,3H)、2.61(q,3
H,J=7.9Hz)、7.50−7.61(m,3
H)、7.98(s,1H)、8.06(d,1H,J
=7.9Hz)、8.55(s,1H)
【0045】実施例5 温度計、滴下ロート、マグネチックスターラーおよびデ
ィーンシュターク型水分定量受器を装備した内容積10
0mlの3口フラスコに、ベンゼンスルホニルシアニド
のトルエン溶液10.0g(83%,50.0mmo
l)を入れ、さらにトルエン20ml、濃硫酸500m
g(5.1mmol)を加えた後、窒素気流下において
内温100℃まで加熱した。滴下ロートに3−アセトキ
シメチレン−6−メチル−5−ヘプテン−2−オン9.
80g(50.0mmol)および酢酸イソプロペニル
15.0g(150mmol)の混合液を入れ、この混
合液を30分間かけて反応器に滴下した。この後、内温
110〜120℃で8時間かけて副生するアセトンなど
の低沸点成分(10.0g)を留去しながら加熱した。
この反応液を室温まで冷却後、ロータリーエバポレータ
で濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(展開液:ヘキサン/酢酸エチル=4/1
(容量比))により精製し、淡黄色の油状物質としてと
して下記の物性を有する4−アセトキシ−2−ベンゼン
スルホニル−5−(3−メチル−2−ブテニル)ピリジ
ン6.06g(純度99%、ベンゼンスルホニルシアニ
ド基準で収率40%)を得た。
【0046】H−NMRスペクトル(270MHz,
CDCl,TMS,ppm) δ:1.68(d,6
H,J=9.9Hz)、2.39(s,3H)、3.2
8(d,2H,J=6.9Hz)、5.12(m,1
H)、7.50−7.62(m,3H)、7.97
(s,1H)、8.06(d,1H,J=7.9H
z)、8.51(s,1H)
【0047】実施例6 温度計、滴下ロート、マグネチックスターラーおよびデ
ィーンシュターク型水分定量受器を装備した内容積10
0mlの3口フラスコに、ベンゼンスルホニルシアニド
のトルエン溶液10.0g(83%,50.0mmo
l)を入れ、さらにトルエン20ml、濃硫酸500m
g(5.1mmol)を加えた後、窒素気流下において
内温100℃まで加熱した。滴下ロートに1−アセトキ
シ−2−メチル−3−ペンテン−3−オン6.7g(5
0.0mmol)および酢酸イソプロペニル20.0g
(200mmol)の混合液を入れ、この混合液を30
分間かけて反応器に滴下した。この後、内温110〜1
20℃で12時間かけて副生するアセトンなどの低沸点
成分(10.0g)を留去しながら加熱した。この反応
液を室温まで冷却後、ロータリーエバポレータで濃縮
し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開液:ヘキサン/酢酸エチル=4/1(容量
比))により精製し、淡黄色の油状物質としてとして下
記の物性を有する4−アセトキシ−2−ベンゼンスルホ
ニル−3,5−ジメチルピリジン3.05g(純度99
%、ベンゼンスルホニルシアニド基準で収率20%)を
得た。
【0048】H−NMRスペクトル(270MHz,
CDCl,TMS,ppm) δ:2.16(s,3
H)、2.39(s,3H)、2.53(s,3H)、
7.50−7.64(m,3H)、8.00(d,1
H,J=8.9Hz)、8.26(s,1H)
【0049】実施例7 温度計、滴下ロート、マグネチックスターラーおよびデ
ィーンシュターク型水分定量受器を装備した内容積10
0mlの3口フラスコに、ベンゼンスルホニルシアニド
のトルエン溶液10.0g(83%,50.0mmo
l)を入れ、さらにトルエン20ml、濃硫酸500m
g(5.1mmol)を加えた後、窒素気流下において
内温100℃まで加熱した。滴下ロートに4−アセトキ
シ−3−パラメトキシフェニル−3−ブテン−2−オン
11.7g(50.0mmol)および酢酸イソプロペ
ニル20.0g(200mmol)の混合液を入れ、こ
の混合液を30分間かけて反応器に滴下した。この後、
内温110〜120℃で12時間かけて副生するアセト
ンなどの低沸点成分(10.0g)を留去しながら加熱
した。この反応液を室温まで冷却後、ロータリーエバポ
レータで濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開液:ヘキサン/酢酸エチル=4
/1(容量比))により精製し、淡黄色の油状物質とし
て下記の物性を有する4−アセトキシ−2−ベンゼンス
ルホニル−5−パラメトキシフェニルピリジン5.75
g(純度99%、ベンゼンスルホニルシアニド基準で収
率30%)を得た。
【0050】融点:154.0〜155.0℃ H−NMRスペクトル(270MHz,CDCl
TMS,ppm) δ:2.19(s,3H)、3.8
5(s,3H)、6.98(d,2H,J=8.9H
z)、7.34(d,2H,J=8.9Hz)、7.5
5−7.64(m,3H)、8.04(s,1H)、
8.10(d,2H,J=7.9Hz)、8.66
(s,1H)
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、4−アシルオキシ−2
−スルホニルピリジン誘導体を、温和な条件下に、簡便
かつ工業的に有利に製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C055 AA01 BA02 BA47 BB04 BB15 CA01 CA02 CA03 CA05 CA06 CA08 CA16 CB01 CB02 DA43 DB01 DB02 FA23 FA25 FA31 FA37 4H039 CA42 CF10 CF40

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、Rは水素原子、置換基を有していてもよいア
    ルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置
    換基を有していてもよいアリール基または置換基を有し
    ていてもよいアラルキル基を表し、Rは水素原子また
    は置換基を有していてもよいアルキル基を表し、R
    置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有して
    いてもよいアシル基または3置換シリル基を表し、R
    は置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有し
    ていてもよいアリール基または置換基を有していてもよ
    いアラルキル基を表す。)で示されるジエン化合物を、
    一般式(II) 【化2】 (式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、
    置換基を有していてもよいシクロアルキル基、置換基を
    有していてもよいアリール基または置換基を有していて
    もよいアラルキル基を表す。)で示されるスルホニルシ
    アニドと反応させることを特徴とする一般式(III) 【化3】 (式中、R、R、RおよびRは前記定義のとお
    りである。)で示される4−アシルオキシ−2−スルホ
    ニルピリジン誘導体の製造方法。
  2. 【請求項2】 一般式(IV) 【化4】 (式中、Rは水素原子または置換基を有していてもよ
    いアルキル基を表し、R は置換基を有していてもよい
    アルキル基、置換基を有していてもよいアシル基または
    3置換シリル基を表し、XおよびYは一緒になって単結
    合を表すか、またはそれぞれ独立してXは水素原子、置
    換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有してい
    てもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアリ
    ール基または置換基を有していてもよいアラルキル基を
    表し、Yは−ORで示される基を表す。)で示される
    カルボニル化合物、一般式(V) 【化5】 (式中、R、RおよびR10はそれぞれ独立して水
    素原子または置換基を有していてもよいアルキル基を表
    し、R11は置換基を有していてもよいアルキル基、置
    換基を有していてもよいアリール基または置換基を有し
    ていてもよいアラルキル基を表す。)で示されるアシル
    オキシアルケンおよび一般式(II) 【化6】 (式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、
    置換基を有していてもよいシクロアルキル基、置換基を
    有していてもよいアリール基または置換基を有していて
    もよいアラルキル基を表す。)で示されるスルホニルシ
    アニドを酸触媒の存在下に反応させることを特徴とする
    一般式(VI) 【化7】 (式中、R、RおよびR11は前記定義のとおりで
    あり、Zは水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
    ル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基
    を有していてもよいアリール基または置換基を有してい
    てもよいアラルキル基を表す。)で示される4−アシル
    オキシ−2−スルホニルピリジン誘導体の製造方法。
  3. 【請求項3】 一般式(III) 【化8】 (式中、Rは水素原子、置換基を有していてもよいア
    ルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置
    換基を有していてもよいアリール基または置換基を有し
    ていてもよいアラルキル基を表し、Rは水素原子また
    は置換基を有していてもよいアルキル基を表し、R
    置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有して
    いてもよいアリール基または置換基を有していてもよい
    アラルキル基を表し、Rは置換基を有していてもよい
    アルキル基、置換基を有していてもよいシクロアルキル
    基、置換基を有していてもよいアリール基または置換基
    を有していてもよいアラルキル基を表す。)で示される
    4−アシルオキシ−2−スルホニルピリジン誘導体。
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