JP2002362925A - 表面被覆酸化亜鉛微粉末およびそれを含有する化粧料 - Google Patents

表面被覆酸化亜鉛微粉末およびそれを含有する化粧料

Info

Publication number
JP2002362925A
JP2002362925A JP2001171554A JP2001171554A JP2002362925A JP 2002362925 A JP2002362925 A JP 2002362925A JP 2001171554 A JP2001171554 A JP 2001171554A JP 2001171554 A JP2001171554 A JP 2001171554A JP 2002362925 A JP2002362925 A JP 2002362925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zinc oxide
fine powder
oxide fine
coated zinc
silicone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001171554A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4141663B2 (ja
Inventor
Makoto Kikuta
良 菊田
Atsushi Kishimoto
淳 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Osaka Cement Co Ltd filed Critical Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Priority to JP2001171554A priority Critical patent/JP4141663B2/ja
Publication of JP2002362925A publication Critical patent/JP2002362925A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4141663B2 publication Critical patent/JP4141663B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散性、撥水性、耐水性に優れ、光触媒活性
が抑制され、化学的安定性に優れた表面被覆酸化亜鉛微
粉末およびそれを含有した化粧料を提供する。 【解決手段】 本発明の表面被覆酸化亜鉛微粉末は、酸
化亜鉛微粉末の表面に、 【化1】 (ただし、m及びnは、mが1〜100かつnが1〜1
00であり、m:nが50:1〜1.5:1を満たす数
である)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサ
ン・ジメチルポリシロキサン共重合体による表面処理が
施されて被膜が形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面被覆酸化亜鉛
微粉末およびそれを含有する化粧料に関し、更に詳しく
は、分散性が大きく改良され、撥水性、耐水性に優れ、
光触媒活性が抑制され、かつ表面処理後の化学的安定性
に優れた表面被覆酸化亜鉛微粉末、および該表面被覆酸
化亜鉛微粉末を含有することで、サンスクリーン剤、耐
皮脂化粧品等に好適に用いられる化粧料に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、メチルハイドロジェンポリシロキ
サン、あるいはメチルハイドロジェンポリシロキサン・
ジメチルポリシロキサン共重合体で表面処理された表面
被覆酸化亜鉛微粉末は、撥水性が高く、主に化粧くずれ
を防ぐ目的で近年広く用いられている。従来用いられて
いるメチルハイドロジェンポリシロキサンあるいはメチ
ルハイドロジェンポリシロキサン・ジメチルポリシロキ
サン共重合体は、下記の一般式(2)
【化2】 (ただし、m及びnは、m≧0、n>1であり、m/n
<1.5となる数)で表される。
【0003】従来の表面被覆酸化亜鉛微粉末は、前記化
合物で酸化亜鉛微粉末の表面を覆ったのち、加熱処理す
ることで得られる。このメチルハイドロジェンポリシロ
キサンあるいはメチルハイドロジェンポリシロキサン・
ジメチルポリシロキサン共重合体としては、例えば、K
F−99−P、KF−9901(信越化学工業(株)
製)、TSF484(東芝シリコーン(株)製)、SH
1107(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)
製)等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の表面被覆酸化亜鉛微粉末には、次のような問題点が
あった。従来のメチルハイドロジェンポリシロキサンあ
るいはメチルハイドロジェンポリシロキサン・ジメチル
ポリシロキサン共重合体は、m/nが1.5より小さい
ために、無機粉体の表面処理剤として使用される際に、
無機粉体の表面上で架橋重合反応をおこす結果、網目状
の三次元構造をとることとなり、メチルハイドロジェン
ポリシロキサン・ジメチルポリシロキサン共重合体の一
部の水素原子が無機粉体表面の水酸基には届かず、未反
応の水素原子として残留してしまうことになる。
【0005】そのために、無機粉体間の残留水素同士が
反応して、無機粉体の造粒や凝集をおこす原因となり、
白味が強い化粧料になってしまうおそれがある。また、
化粧料に含まれるアルカリ成分により還元されて水素ガ
スが発生するおそれがある。この水素ガスは、化粧品容
器の膨張、破損等を生じるおそれがあり、化粧料自体の
品質を著しく劣化させる原因ともなり得る。
【0006】一方、m/nが大きい共重合体、例えば、
m/nが50を超えるメチルハイドロジェンポリシロキ
サン・ジメチルポリシロキサン共重合体は、水素原子が
少ないために無機粉体表面の水酸基と反応する量が少な
く、結合が十分ではない。そのために、メチルハイドロ
ジェンポリシロキサン・ジメチルポリシロキサン共重合
体は無機粉体より脱離し易く、表面処理剤としての機能
の持続性に問題がある。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、分散性、撥水性、耐水性に優れ、
光触媒活性が抑制され、かつ表面処理後の化学的安定性
に優れた表面被覆酸化亜鉛微粉末、および、それを含有
した化粧料を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な表面被覆酸化亜鉛微粉末およびそ
れを含有する化粧料を採用した。すなわち、本発明の請
求項1記載の表面被覆酸化亜鉛微粉末は、酸化亜鉛微粉
末の表面に、下記の一般式(1)
【化3】 (ただし、m及びnは、mが1〜100かつnが1〜1
00であり、m:nが50:1〜1.5:1を満たす数
である)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサ
ン・ジメチルポリシロキサン共重合体による表面処理が
施されて被膜が形成されていることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の表面被覆酸化亜鉛微粉末
は、請求項1記載の表面被覆酸化亜鉛微粉末において、
前記被膜は、前記メチルハイドロジェンポリシロキサン
・ジメチルポリシロキサン共重合体を加熱処理してなる
シリコーンを主成分としたことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の表面被覆酸化亜鉛微粉末
は、請求項1または2記載の表面被覆酸化亜鉛微粉末に
おいて、前記酸化亜鉛微粉末の平均一次粒子径は3nm
〜100nmであることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の表面被覆酸化亜鉛微粉末
は、請求項1、2または3記載の表面被覆酸化亜鉛微粉
末において、前記被膜は、前記酸化亜鉛微粉末に対して
1重量%〜40重量%であることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の表面被覆酸化亜鉛微粉末
は、請求項1ないし4のいずれか1項記載の表面被覆酸
化亜鉛微粉末において、表面処理後の前記酸化亜鉛微粉
末の平均一次粒子径は3〜150nmであることを特徴
とする。
【0013】請求項6記載の化粧料は、請求項1ないし
5のいずれか1項記載の表面被覆酸化亜鉛微粉末を含有
することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の表面被覆酸化亜鉛微粉末
およびそれを含有する化粧料の一実施の形態について、
表面にシリコーンが被覆されたシリコーン被覆酸化亜鉛
微粉末を例に採り説明する。なお、本実施の形態は、発
明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明する
ものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するも
のではない。
【0015】本発明のシリコーン被覆酸化亜鉛微粉末
は、その表面にメチルハイドロジェンポリシロキサン・
ジメチルポリシロキサン共重合体による表面処理が施さ
れることにより被膜が形成されている。この被膜は、上
記のメチルハイドロジェンポリシロキサン・ジメチルポ
リシロキサン共重合体を加熱処理して得られるシリコー
ンが主成分である。
【0016】ここで用いられる酸化亜鉛微粉末は、平均
一次粒子径が3nm〜100nmであることが好まし
く、より好ましくは5nm〜50nm、更に好ましくは
10nm〜30nmである。ここで、酸化亜鉛微粉末の
平均一次粒子径を3nm〜100nmとした理由は、平
均一次粒子径が100nmを越えると、化粧料に配合し
たときに紫外線遮蔽効果が弱くなるとともに、透明性を
損なうからであり、また、さらにざらざら感が増すため
に、使用感が著しく損なわれてしまうからであり、ま
た、平均一次粒子径が3nm未満であると、十分な紫外
線遮蔽効果が得られず、さらに、微粉すぎてしまうため
に表面活性が強く凝集し易くなり、分散性、撥水性が不
十分になるからである。
【0017】この酸化亜鉛微粉末の表面処理に用いられ
【化4】 で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサン・ジメ
チルポリシロキサン共重合体は、m及びnが、1〜10
0で、かつ、m:nが50:1〜1.5:1を満たす数
であることが必要であり、好ましくは、m及びnが、
m:n=40:1〜2:1、更に好ましくはm及びn
が、m:n=20:1〜5:1である。
【0018】ここで、m:nが50:1〜1.5:1を
満たす数とした理由は、nがmに対して、m:n=1.
5:1を越えて大きくなると、分子中の水素基が多くな
り過ぎるため、無機粉体表面上で架橋重合反応をおこす
結果、網目状の三次元構造をとることとなり、メチルハ
イドロジェンポリシロキサン・ジメチルポリシロキサン
共重合体の一部の水素原子が無機粉体表面の水酸基に届
かず、未反応で残留する水素基が多くなるために、酸化
亜鉛微粉末同士の凝集を引き起こすからである。
【0019】また、nがmに対して、m:n=50:1
より小さくなると、分子中の水素基が少なくなり過ぎ
て、酸化亜鉛微粉末との反応性が低くなり、その結果、
酸化亜鉛微粉末と分離してしまうからである。また、m
及びnを1〜100の実数とした理由は、m及びnが1
00を越える数になると、酸化亜鉛微粉末表面との吸着
性が乏しくなると共に、前記立体障害が大きくなるた
め、未反応で残留する水素基が多くなってしまうからで
ある。
【0020】本発明で用いられるメチルハイドロジェン
ポリシロキサン・ジメチルポリシロキサン共重合体の被
覆量は、特に限定しないが、表面処理の対象となる酸化
亜鉛微粉末に対し1重量%〜40重量%とするのが好ま
しく、より好ましくは1重量%〜20重量%、さらに好
ましくは2重量%〜15重量%である。
【0021】使用量を上記のように限定する理由は、こ
の使用量が1重量%未満であると、酸化亜鉛微粉末の表
面被覆量が少ないために、撥水性、耐水性を付与するこ
とができないからである。さらには、光触媒活性を抑制
することもできないからである。また、使用量が40重
量%を越えると、メチルハイドロジェンポリシロキサン
・ジメチルポリシロキサン共重合体が過剰になるため
に、重合反応を起こし易くなり、その結果、被膜の厚み
が均一にならず、外観が劣るからである。
【0022】酸化亜鉛微粉末を、メチルハイドロジェン
ポリシロキサン・ジメチルポリシロキサン共重合体で表
面処理する方法としては、これらを混合した後、加熱処
理を行なう方法であれば特に限定されない。これらを混
合する方法および条件としては、両成分を充分に接触さ
せることができ、かつ、均一に攪拌することができる方
法を適用することができる。ここで使用可能な混合手段
としては、ボールミル、ヘンシェルミキサー、エアーブ
レンダー、乳鉢、アトライナー、振動式ミル、振動式ロ
ッドミル、オングミル、ポットミル、回転式ボールミ
ル、ハイブリタイザー等を挙げることができる。
【0023】この混合工程においては、必要に応じて溶
剤を用いてもよい。使用可能な溶剤としては、シリコー
ンで表面被覆した酸化亜鉛微粉末を得た後に除去する必
要があるために、低沸点の溶剤であることが好ましい。
この低沸点溶剤としては、例えば、低級アルコール(C
≦4)、ジクロロメタン、トルエン、キシレン、ノルマ
ルヘキサン、シクロヘキサン、アセトン、2−ブタノ
ン、ジメチルシクロポリシロキサン(C=3、4)等を
挙げることができる。なお、使用する溶剤の量は、特に
制限はされないが、後で除去することを考慮に入れれ
ば、できるだけ少量であることが望ましい。
【0024】また、加熱処理の条件としては、酸化亜鉛
微粉末とメチルハイドロジェンポリシロキサン・ジメチ
ルポリシロキサン共重合体とが完全に反応する条件であ
れば、特に限定されないが、好ましくは50〜300℃
で0.5〜5時間、さらに好ましくは70〜250℃で
0.5〜3.5時間である。
【0025】加熱処理の方法としては、酸化亜鉛微粉末
とメチルハイドロジェンポリシロキサン・ジメチルポリ
シロキサン共重合体とが完全に反応する方法であれば特
に制限されない。この加熱処理用の装置としては、例え
ば、送風乾燥機、真空乾燥機、スプレードライ機、エバ
ポレーター等が好適に用いられる。この加熱処理は、酸
化亜鉛微粉末とメチルハイドロジェンポリシロキサン・
ジメチルポリシロキサン共重合体とが完全に反応する条
件を満たすことができれば、昇温条件、冷却条件は特に
制限されない。
【0026】この表面被覆酸化亜鉛微粉末を化粧料に混
合した際の紫外線遮蔽性、透明性、使用感を向上させる
ためには、シリコーン被覆後の酸化亜鉛微粉末の平均一
次粒子径は3〜150nmが好ましく、また、直径5μ
m以上の2次凝集体を含まないことが好ましい。これ
は、シリコーン被覆後の酸化亜鉛微粉末の平均一次粒子
径が3nm未満であると、十分な紫外線遮蔽効果が得ら
れず、また、150nmを越えると、紫外線遮蔽効果が
弱くなるからである。また、シリコーン被覆後の酸化亜
鉛微粉末が直径5μm以上の2次凝集体を含むと、透明
性、使用感が劣ったものとなるからである。
【0027】本発明のメチルハイドロジェンポリシロキ
サン・ジメチルポリシロキサン共重合体を使用すると、
残留する水酸基が減少することにより、酸化亜鉛微粉末
の凝集が抑制されるため、表面を被覆した後の酸化亜鉛
微粉末の平均一次粒子径が3〜150nmであり、ま
た、直径5μm以上の2次凝集体を含まないシリコーン
被覆酸化亜鉛微粉末が容易に得られる。
【0028】このようにして得られる本発明のシリコー
ン被覆酸化亜鉛微粉末は、残留水素が著しく減少するた
め、酸化亜鉛微粉末の凝集を抑制することができ、ま
た、分散性に非常に優れたものとなるために、化粧料に
混合した際も、白色化することなく、しかも高い透明性
を有する化粧料を得ることができる。また、得られた化
粧料は、撥水性、耐水性にも優れ、光触媒活性も抑えら
れたものとなる。また、化粧料に含まれるアルカリ成分
により還元されて発生する水素ガスも減少させることが
できるので、化粧品容器の膨張、破損等を防止すること
ができ、化粧料の品質劣化も防止することができる。
【0029】次に、上述したシリコーン被覆酸化亜鉛微
粉末を含有する本発明の化粧料について説明する。本発
明の化粧料は、上記のシリコーン被覆酸化亜鉛微粉末を
含有するものであり、通常化粧料で用いられる粉体類、
油剤、界面活性剤、香料、防腐剤、殺菌剤、溶剤等を同
時に配合することが出来る。本発明の化粧料としては、
例えば、ファンデーション、ベースファンデーション、
頬紅、白粉、プレストパウダー、チークカラー、口紅、
アイライナー、アイシャドウ、ネイルカラー、サンスク
リーン剤等を挙げることができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明のシリコーン被覆酸化亜鉛微粉
末及びそれを含有する化粧料について、実施例及び比較
例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例
によって限定されるものではない。
【0031】まず、本発明のシリコーン被覆酸化亜鉛微
粉末について、実施例1〜3及び比較例1〜4により具
体的に説明する。 (実施例1)平均粒径が25nmの酸化亜鉛微粉末(Z
nO−350、住友大阪セメント(株)製)95gに、
メチルハイドロジェンポリシロキサン・ジメチルポリシ
ロキサン共重合体(上述した一般式(1)においてm=
30、n=2としたもの)5gを添加し、室温(25
℃)にてヘンシェルミキサーで1000rpmの攪拌回
転数で30分間混合し、その後、温度を100℃に上昇
させると共に回転数を2000rpmに上げて1時間攪
拌し、シリコーン被覆酸化亜鉛微粉末を得た。
【0032】(実施例2)平均粒径が25nmの酸化亜
鉛微粉末(ZnO−350、住友大阪セメント(株)
製)95gに、メチルハイドロジェンポリシロキサン・
ジメチルポリシロキサン共重合体(上述した一般式
(1)においてm=30、n=2としたもの)5gと、
トルエン100gを添加し、室温(25℃)にてヘンシ
ェルミキサーで1000rpmの攪拌回転数で30分間
混合し、その後、温度を130℃に上昇させると共に回
転数を2000rpmに上げて2時間攪拌した。その
後、トルエンを除去し、シリコーン被覆酸化亜鉛微粉末
を得た。
【0033】(実施例3)平均粒径が25nmの酸化亜
鉛微粉末(ZnO−350、住友大阪セメント(株)
製)90gに、メチルハイドロジェンポリシロキサン・
ジメチルポリシロキサン共重合体(上述した一般式
(1)においてm=30、n=2としたもの)10gを
添加し、室温(25℃)にてヘンシェルミキサーで10
00rpmの攪拌回転数で30分間混合し、その後、温
度を100℃に上昇させると共に回転数を2000rp
mに上げて1時間攪拌し、シリコーン被覆酸化亜鉛微粉
末を得た。
【0034】(比較例1)平均粒径が25nmの酸化亜
鉛微粉末(ZnO−350、住友大阪セメント(株)
製)95gに、メチルハイドロジェンポリシロキサン・
ジメチルポリシロキサン共重合体(上述した一般式
(1)においてm=15、n=15としたもの)5gを
添加し、室温(25℃)にてヘンシェルミキサーで10
00rpmの攪拌回転数で30分間混合し、その後、温
度を100℃に上昇させると共に回転数を2000rp
mに上げて1時間攪拌し、シリコーン被覆酸化亜鉛微粉
末を得た。
【0035】(比較例2)平均粒径が25nmの酸化亜
鉛微粉末(ZnO−350、住友大阪セメント(株)
製)95gに、メチルハイドロジェンポリシロキサン・
ジメチルポリシロキサン共重合体(上述した一般式
(1)においてm=15、n=15としたもの)5g
と、トルエン100gを添加し、室温(25℃)にてヘ
ンシェルミキサーで1000rpmの攪拌回転数で30
分間混合し、その後、温度を130℃に上昇させると共
に回転数を2000rpmに上げて2時間攪拌した。そ
の後、トルエンを除去し、シリコーン被覆酸化亜鉛微粉
末を得た。
【0036】(比較例3)平均粒径が25nmの酸化亜
鉛微粉末(ZnO−350、住友大阪セメント(株)
製)95gに、メチルハイドロジェンポリシロキサン・
ジメチルポリシロキサン共重合体(上述した一般式
(1)においてm=15、n=15としたもの)10g
を添加し、室温(25℃)にてヘンシェルミキサーで1
000rpmの攪拌回転数で30分間混合し、その後、
温度を100℃に上昇させると共に回転数を2000r
pmに上げて1時間攪拌し、シリコーン被覆酸化亜鉛微
粉末を得た。
【0037】(比較例4)平均粒径が25nmの酸化亜
鉛微粉末(ZnO−350、住友大阪セメント(株)
製)95gに、メチルハイドロジェンポリシロキサン・
ジメチルポリシロキサン共重合体(上述した一般式
(1)においてm=20、n=20としたもの)5gを
添加し、室温(25℃)にてヘンシェルミキサーで10
00rpmの攪拌回転数で30分間混合し、その後、温
度を100℃に上昇させると共に回転数を2000rp
mに上げて1時間攪拌し、シリコーン被覆酸化亜鉛微粉
末を得た。
【0038】次いで、これら実施例1〜3及び比較例1
〜4で得られたシリコーン被覆酸化亜鉛微粉末の特性評
価を行った。特性評価の項目及び評価方法は以下の通り
とした。
【0039】(撥水性の評価)透明なネジ口式の硝子瓶
(50ml)を用いて、シリコーン被覆酸化亜鉛微粉末
0.1gと、精製水15gを秤量し、これを手振りにて
強く攪拌した後に静置し、3分後に精製水の濁り具合を
観察し評価した。評価基準は以下の通りとした。 A:粉末は気液界面に存在し水相が非常に透明である。 B:ほとんどの粉末は気液界面に存在するが、水相が少
し濁っている。 C:一部の粉末が気液界面に存在しているが、沈降物が
みられ、水相が濁っている。 D:気液表面に粉末は見られず、半分以上の粉末が沈降
し、水相が濁っている。 E:全部の粉体が沈降し、水相が濁っている。
【0040】(耐水性の評価)透明なネジ口式の硝子瓶
(50ml)を用いて、シリコーン被覆酸化亜鉛微粉末
0.1gと、精製水15gを秤量し、これを強く攪拌し
た後に蓋を空け、121℃、2気圧の雰囲気中にて3時
間保持した。その後、蓋を閉めて強く攪拌して静置し、
3分後の状態を観察し評価した。評価基準は以下の通り
とした。 A:粉末は気液界面に存在し水相が非常に透明である。 B:ほとんどの粉末は気液界面に存在するが、水相が少
し濁っている。 C:一部の粉末が気液界面に存在しているが、沈降物が
みられ、水相が濁っている。 D:気液表面に粉末は見られず、半分以上の粉末が沈降
し、水相が濁っている。 E:全部の粉体が沈降し、水相が濁っている。
【0041】(光触媒活性の評価)流動イソパラフィン
100gに2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニ
ル)ベンゾトリアゾール(紫外線吸収剤、最大吸収波長
340nm)0.5gを溶解し、この溶液にシリコーン
被覆酸化亜鉛微粉末2.0gを加え、ホモジナイザーで
8000rpmの回転数で5分間混合した。この混合し
た試料に低圧水銀ランプで1時間、光照射した後、この
光照射試料から高速遠心分離機で粉末を取り除き、上澄
み液の紫外線吸収スペクトルにおける340nmの吸光
度の変化率(ΔAbs)を求め、評価した。評価基準は
以下の通りとした。 ◎:ΔAbs=0.05以下 ○:ΔAbs=0.05〜0.20 △:ΔAbs=0.20〜0.80 ×:ΔAbs=0.80以上
【0042】(残留水素の測定)シリコーン被覆酸化亜
鉛微粉末30g、キシレン100gを、300mlの枝
付三角フラスコに秤り採り、マグネチックスターラーに
て10分間攪拌した。その後、系を密封系とし、1規定
のKOH/2−メチル−1−プロパノール溶液80ml
を前記三角フラスコ内にゆっくりと滴下し、更に10分
間攪拌した。この攪拌時に発生する水素ガスを、上方置
換法で三角フラスコの枝付部よりメスシリンダーに採集
し、このメスシリンダーの目盛りより水素ガス発生量を
読み取った。このときの水素ガス発生量から、以下の基
準により、残留水素による化学的安定性の評価を行っ
た。 A:0.1ml(測定限界)以下 B:0.1〜0.3ml C:0.3〜0.5ml D:0.5〜1.0ml E:1.0ml以上
【0043】実施例1〜3及び比較例1〜4の評価結果
を表1に示す。
【表1】
【0044】この表によれば、実施例1〜3のシリコー
ン被覆酸化亜鉛微粉末は撥水性、耐水性に優れているこ
とがわかる。さらに、残留水素に関しても、測定限界以
下の量であり、比較例と比べて大幅に減少していること
がわかる。以上により、実施例1〜3のシリコーン被覆
酸化亜鉛微粉末は、撥水性、耐水性に優れ、光触媒活性
が抑制され、かつ表面処理後の化学的安定性に優れてい
ることが明白である。
【0045】次に、本発明のシリコーン被覆酸化亜鉛微
粉末を含有する化粧料について、実施例4〜6及び比較
例5〜7により具体的に説明する。 (実施例4)化粧料の成分として2種類の成分(成分A
及び成分Bと称す)を作製した。成分A及び成分Bの成
分比は下記の通りとした。
【0046】〈成分A〉 実施例1で作製したシリコーン被覆酸化亜鉛微粉末2
0.0g デカメチルシクロペンタシロキサン30.0g ジメチルポリシロキサン3.0g トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル7.0g ポリオキシエチレン・ポリシロキサン共重合体3.0g パラメトキシ桂皮酸−2−エチルヘキシル7.0g 4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメ
タン2.0g 〈成分B〉 エチルアルコール3.0g 蒸留水25.0g
【0047】ここでは、上記の成分Aを混合し、90℃
にて加熱分散させ、ホモジナイザーで8000rpmに
て10分間攪拌した。その後、80℃に加温した成分B
を徐々に加え、90℃で乳化させた後、25℃まで徐々
に冷却し、評価用の化粧料(試作品)とした。
【0048】(実施例5)実施例4の成分A中のシリコ
ーン被覆酸化亜鉛微粉末を、実施例2で作製したシリコ
ーン被覆酸化亜鉛微粉末に変更する以外は、実施例4と
全く同様とした。
【0049】(実施例6)実施例4の成分A中のシリコ
ーン被覆酸化亜鉛微粉末を、実施例3で作製したシリコ
ーン被覆酸化亜鉛微粉末に変更する以外は、実施例4と
全く同様とした。
【0050】(比較例5)実施例4の成分A中のシリコ
ーン被覆酸化亜鉛微粉末を、比較例1で作製したシリコ
ーン被覆酸化亜鉛微粉末に変更する以外は、実施例4と
全く同様とした。
【0051】(比較例6)実施例4の成分A中のシリコ
ーン被覆酸化亜鉛微粉末を、比較例2で作製したシリコ
ーン被覆酸化亜鉛微粉末に変更する以外は、実施例4と
全く同様とした。
【0052】(比較例7)実施例4の成分A中のシリコ
ーン被覆酸化亜鉛微粉末を、比較例3で作製したシリコ
ーン被覆酸化亜鉛微粉末に変更する以外は、実施例4と
全く同様とした。
【0053】次いで、これら実施例4〜6及び比較例5
〜7で得られたシリコーン被覆酸化亜鉛微粉末含有化粧
料の特性評価を行った。特性評価の項目及び評価方法は
以下の通りとした。
【0054】(感触、使用感の評価)官能評価専門パネ
ラー10名により、試作品の官能特性の評価を実施し
た。評価項目は、「感触」、「化粧持ち」の2種類とし
た。評価基準は以下の通りとし、パネラー全員の点数の
合計を以って評価結果とした。 5点:非常に優れている 4点:かなり優れている 3点:優れている 2点:割合良い 1点:わずかに良い 0点:悪い
【0055】(品質の安定性の評価)得られた試作品を
25℃の恒温槽にて100日間放置し、品質の安定性を
以下の評価基準に従って評価した。 ○:分離凝集なし △:わずかに分離凝集有り ×:分離凝集有り
【0056】(白色度の評価)得られた試作品を、1m
m厚の石英板に2μmの厚さで塗布し、ヘーズメーター
にてヘーズ値の測定を行い、白色度を評価した。評価基
準は以下の通りとした。 A:H=0〜5% B:H=5〜10% C:H=10〜30% D:H=30〜50% E:H=50%以上
【0057】実施例4〜6及び比較例5〜7の評価結果
を表2に示す。
【表2】
【0058】この表によれば、実施例4〜6の化粧品
は、比較例5〜7に比べて、感触、化粧持ち、安定性に
優れていることが分かった。さらに、実施例4〜6は白
色度に関しても比較例5〜7と比べて非常に優れてお
り、実施例4〜6では白色となりにくい、即ち透明性が
高い化粧品が得られることが分かった。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表面被覆
酸化亜鉛微粉末によれば、酸化亜鉛微粉末の表面に、上
述した一般式(1)で表されるメチルハイドロジェンポ
リシロキサン・ジメチルポリシロキサン共重合体(ただ
し、m及びnは、1〜100の実数であり、かつ、m:
n=50:1〜1.5:1を満たす)による表面処理を
施して被膜としたので、分散性、撥水性、耐水性に優れ
たものとすることができ、光触媒活性を抑制することが
でき、かつ化学的安定性を向上させることができ、特に
化粧料として有用である。
【0060】本発明の化粧料によれば、本発明の表面被
覆酸化亜鉛微粉末を含有することとしたので、シリコー
ン被覆酸化亜鉛微粉末同士が凝集し難くなっていること
によって、白色度を低下させることができ、その結果、
透明性を高めることができ、透明性の高い化粧品を得る
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB211 AB212 AC102 AC212 AC342 AC422 AD152 AD162 AD172 CC01 CC03 CC12 CC19 DD31 EE01 EE06 EE07 EE17 4G047 AA02 AB04 AC03 AD04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化亜鉛微粉末の表面に、 下記の一般式(1) 【化1】 (ただし、m及びnは、mが1〜100かつnが1〜1
    00であり、m:nが50:1〜1.5:1を満たす数
    である)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサ
    ン・ジメチルポリシロキサン共重合体による表面処理が
    施されて被膜が形成されていることを特徴とする表面被
    覆酸化亜鉛微粉末。
  2. 【請求項2】 前記被膜は、前記メチルハイドロジェン
    ポリシロキサン・ジメチルポリシロキサン共重合体を加
    熱処理してなるシリコーンを主成分としたことを特徴と
    する請求項1記載の表面被覆酸化亜鉛微粉末。
  3. 【請求項3】 前記酸化亜鉛微粉末の平均一次粒子径は
    3nm〜100nmであることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の表面被覆酸化亜鉛微粉末。
  4. 【請求項4】 前記被膜は、前記酸化亜鉛微粉末に対し
    て1重量%〜40重量%であることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の表面被覆酸化亜鉛微粉末。
  5. 【請求項5】 表面処理後の前記酸化亜鉛微粉末の平均
    一次粒子径は3〜150nmであることを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれか1項記載の表面被覆酸化亜鉛
    微粉末。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項記載の
    表面被覆酸化亜鉛微粉末を含有することを特徴とする化
    粧料。
JP2001171554A 2001-06-06 2001-06-06 表面被覆酸化亜鉛微粉末およびそれを含有する化粧料 Expired - Lifetime JP4141663B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001171554A JP4141663B2 (ja) 2001-06-06 2001-06-06 表面被覆酸化亜鉛微粉末およびそれを含有する化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001171554A JP4141663B2 (ja) 2001-06-06 2001-06-06 表面被覆酸化亜鉛微粉末およびそれを含有する化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002362925A true JP2002362925A (ja) 2002-12-18
JP4141663B2 JP4141663B2 (ja) 2008-08-27

Family

ID=19013306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001171554A Expired - Lifetime JP4141663B2 (ja) 2001-06-06 2001-06-06 表面被覆酸化亜鉛微粉末およびそれを含有する化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4141663B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002363445A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Shin Etsu Chem Co Ltd オルガノポリシロキサン粉体処理剤及びそれを用いて処理された表面処理粉体、並びにこの表面処理粉体を含有する化粧料
KR100734178B1 (ko) 2006-09-15 2007-07-02 대정화금주식회사 산화아연 분체의 제조방법
JP2008179651A (ja) * 2005-06-13 2008-08-07 Cosme Techno:Kk 化粧料
WO2009063702A1 (ja) 2007-11-15 2009-05-22 Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. 表面処理酸化亜鉛微粒子の製造方法、表面処理酸化亜鉛微粒子、その分散液体および分散固体、並びに酸化亜鉛微粒子被覆基材
JP2010168254A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Sakai Chem Ind Co Ltd 紫外線遮蔽剤、化粧料及び微細針状酸化亜鉛
JP2018115098A (ja) * 2017-01-20 2018-07-26 堺化学工業株式会社 表面処理酸化亜鉛粉体及びその用途
WO2019187254A1 (ja) * 2018-03-29 2019-10-03 大阪ガスケミカル株式会社 化粧料添加剤及び化粧料
JP2019172648A (ja) * 2017-05-30 2019-10-10 大阪ガスケミカル株式会社 化粧料添加剤、及びこれを含む化粧料
WO2021200541A1 (ja) 2020-03-31 2021-10-07 住友大阪セメント株式会社 表面処理金属酸化物粒子、分散液、化粧料および表面処理金属酸化物粒子の製造方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002363445A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Shin Etsu Chem Co Ltd オルガノポリシロキサン粉体処理剤及びそれを用いて処理された表面処理粉体、並びにこの表面処理粉体を含有する化粧料
JP2008179651A (ja) * 2005-06-13 2008-08-07 Cosme Techno:Kk 化粧料
KR100734178B1 (ko) 2006-09-15 2007-07-02 대정화금주식회사 산화아연 분체의 제조방법
US8304070B2 (en) 2007-11-15 2012-11-06 Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. Manufacturing method of surface-treated zinc oxide particles, surface-treated zinc oxide particles, dispersion liquid and dispersion solid thereof, and base material coated with zinc oxide particles
JP2009120721A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 表面処理酸化亜鉛微粒子の製造方法、表面処理酸化亜鉛微粒子、その分散液体および分散固体、並びに酸化亜鉛微粒子被覆基材
WO2009063702A1 (ja) 2007-11-15 2009-05-22 Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. 表面処理酸化亜鉛微粒子の製造方法、表面処理酸化亜鉛微粒子、その分散液体および分散固体、並びに酸化亜鉛微粒子被覆基材
US8883312B2 (en) 2007-11-15 2014-11-11 Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. Manufacturing method of surface treated zinc oxide particles, surface treated zinc oxide particles, dispersion liquid and dispersion solid thereof, and base material coated with zinc oxide particles
JP2010168254A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Sakai Chem Ind Co Ltd 紫外線遮蔽剤、化粧料及び微細針状酸化亜鉛
JP2018115098A (ja) * 2017-01-20 2018-07-26 堺化学工業株式会社 表面処理酸化亜鉛粉体及びその用途
JP2019172648A (ja) * 2017-05-30 2019-10-10 大阪ガスケミカル株式会社 化粧料添加剤、及びこれを含む化粧料
JP7163070B2 (ja) 2017-05-30 2022-10-31 大阪ガスケミカル株式会社 化粧料添加剤、及びこれを含む化粧料
WO2019187254A1 (ja) * 2018-03-29 2019-10-03 大阪ガスケミカル株式会社 化粧料添加剤及び化粧料
WO2021200541A1 (ja) 2020-03-31 2021-10-07 住友大阪セメント株式会社 表面処理金属酸化物粒子、分散液、化粧料および表面処理金属酸化物粒子の製造方法
KR20220159370A (ko) 2020-03-31 2022-12-02 스미토모 오사카 세멘토 가부시키가이샤 표면 처리 금속 산화물 입자, 분산액, 화장료 및 표면 처리 금속 산화물 입자의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4141663B2 (ja) 2008-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4030133B2 (ja) 透明性に優れる紫外線遮蔽性酸化亜鉛及びこれを含有する組成物
EP2910237B1 (en) Surface-treated spherical calcium carbonate particles for cosmetic and method for manufacturing same
WO2000042112A1 (fr) Preparation cosmetique, particules d'oxyde metallique enrobees d'un sol de silice rendues hydrophobes en surface, oxyde metallique revetu de sol de silice et procedes de production
JP2010275521A (ja) シリコーン樹脂コーティング二酸化チタン複合粒子とその製造方法及びこれを含む化粧料組成物
JP2002362925A (ja) 表面被覆酸化亜鉛微粉末およびそれを含有する化粧料
JP4056722B2 (ja) 表面被覆金属酸化物微粉末およびそれを含有する化粧料
JP2004115541A (ja) 化粧料、シリカ被覆金属酸化物粉およびその製法
JPH08104606A (ja) 化粧料
WO2005100487A1 (ja) 金属酸化物複合粉体及びそれを含有する化粧料
JP2019099576A (ja) 油中水型乳化化粧料
JP2009179606A (ja) 処理粉体および化粧料
JPH0953023A (ja) シリコーン処理粉体及びそれを含有する組成物
JP3486052B2 (ja) 被覆粉体及びこれを含有する化粧料
JPH0632991A (ja) 改質粉体及び改質粉体を配合した化粧料
JP2007131460A (ja) シリカ被覆混晶酸化物粒子、その製法及びそれを用いた化粧料
JP3843387B2 (ja) 金属酸化物・オルガノポリシロキサンハイブリッド粉体及びその製造方法並びにそれを配合した化粧料
JPH08217654A (ja) 二酸化チタン微粉末を用いた紫外線遮蔽化粧料
JP2000290156A (ja) 紫外線遮蔽性超微粒子分散体
JP4916174B2 (ja) 表面被覆粉体及び該粉体を含有する化粧料
JP2004307409A (ja) 化粧料用顔料及びそれを含有する化粧料
JP2000044450A (ja) 紫外線吸収剤含有複合粉体およびこれを配合した化粧料
JP5584005B2 (ja) 酸化鉄・オルガノポリシロキサンハイブリッド粉体及びその製造方法並びにそれを配合した化粧料
JPH10130130A (ja) 日焼け止め化粧料製造用ペースト及びその製造方法
JPH05221827A (ja) メイクアップ化粧料
JPH06199635A (ja) 化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080603

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080611

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4141663

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140620

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term