JP2002360498A - 食器乾燥器 - Google Patents
食器乾燥器Info
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Abstract
燥器において、扉の変形や組立誤差があっても、前面中
央部における扉の合わせ目がすき間なく、ピタリと閉ま
るようにすることである。 【解決手段】 温風発生装置7を有する本体1と、その
本体1上部に設置される背板2と、その背板2の上部に
おいてヒンジボス9により支持され左右に開放される扉
3とを有し、上記扉3の下端部を上記本体1に設けたガ
イド溝26に嵌合して開閉のガイドを行うようにした食
器乾燥器において、上記背板2のヒンジボス9とこれに
嵌合した扉3側のヒンジ穴13との間に、扉3の閉鎖位
置で相互に嵌合する上部位置決め部を設け、上記扉3の
下端部と上記本体1のガイド溝26との間に、扉3の閉
鎖位置で相互に嵌合する下部位置決め部を設けた構成と
した。
Description
し、特に、縦型の食器乾燥器の扉開閉構造に関するもの
である。
する本体と、その本体上部に設置される背板と、その背
板の上部においてヒンジにより支持され左右に開放され
る扉とを有し、上記扉の下端部を上記本体によりガイド
して開閉を行うようになっており、内部に上下2段の食
器かごを搭載できるようにしている(例えば、特開平9
−484号公報参照)。
乾燥器における扉は、下端から上端までの高さ(スパ
ン)が比較的大きいため、成形後の歪みの発生や組立誤
差により、左右の扉を閉鎖したとき、その前面中央にお
ける合わせ目にすき間が生じやすい問題があった。
や組立誤差があっても、扉の合わせ目にすき間が生じる
ことなく、扉を閉めた際の体裁が良好な食器乾燥器を提
供することを課題とする。
めに、この発明は、温風発生装置を有する本体と、その
本体上部に設置される背板と、その背板の上部において
ヒンジにより支持され左右に開放される扉とを有し、上
記扉の下端部を上記本体によりガイドして開閉を行うよ
うにした食器乾燥器において、上記ヒンジ部分に、扉閉
鎖位置で相互に嵌合する上部位置決め部を設け、上記扉
の下端部と上記本体との間に、扉閉鎖位置で相互に嵌合
する下部位置決め部を設けた構成としたのである。
に、各扉はそれぞれ上部位置決め部と下部位置決め部の
2箇所で位置決めされるので、成形歪や組立誤差があっ
ても、各位置決め部で矯正され、前面中央部における合
わせ目にすき間を生じさせることがない。
ては、上部位置決め部が、上記背板側のヒンジボスの外
周面に設けた位置決め凹部と、該ヒンジボスに嵌合する
扉側のヒンジ穴に設けた位置決め凸部により構成された
もの、また、下部位置決め部が、扉下端に設けた位置決
め凸部と、本体のガイド溝に設けた位置決め凹部により
構成されたものを採用することができる。
に、背板に上下2段の食器かご搭載部を設けたものに有
利に適用することができる。
図面に基づいて説明する。実施形態の食器乾燥器は、図
1及び図2に示すように、本体1、背板2、左右2枚の
両開き式の扉3,3、本体1上に設置されるシンク4、
シンク4上において上下2段に搭載された食器かご5,
6を主要な構成部材としている。上記の本体1には温風
発生装置7が設けられ、また、下段の食器かご5には、
箸立て8が着脱自在に取付けられる。
るように、長円形をなし、背板2はその本体1の後ろ約
半分の周縁部に嵌合設置され、その上方の周壁と上面壁
を構成する。また、2枚の扉3,3はその背板2に対向
して、本体1の前半部の周縁部上とその上面を、それぞ
れ左右の扉3、3が二分してカバーする。
置に一対の環状のヒンジボス9、9が設けられ、各ヒン
ジボス9の外周面に位置決め凹部11が設けられる。そ
の位置決め凹部11から、90度の範囲に薄肉部12が
設けられる。上記各ヒンジボス9の内側は上下方向に開
放されている。
ボス9に嵌合されるヒンジ穴13が環状リブ14の内周
に形成される。そのヒンジ穴13の一部に前記のヒンジ
ボス9の位置決め凹部11に嵌合する位置決め凸部15
が設けられ、扉3の閉鎖状態において両者が嵌合するこ
とにより(図4(a)参照)、閉鎖状態にある扉3、3
の上端部における位置決めを行なう。扉3の開放が開始
されるとその嵌合が外れ、ヒンジ穴13の位置決め凸部
15がヒンジボス9の薄肉部12の範囲を移動する(図
4(b)参照)。上記の位置決め凹部11と位置決め凸
部15により、上部位置決め部が構成される。
合状態を保持するとともに扉3の自由な回動を許容する
ために、キャップ16がヒンジボス9の内側に嵌合され
る。キャップ16は、ヒンジボス9より大径の蓋部17
と、その下面中央部に一体に設けられた円筒部18とか
らなる。その円筒部18の外周面には、下端部の対称位
置に横L字形の係合リブ19が周方向に形成されるとと
もに、各係合リブ19の水平部の端部上方に一定の間隔
aをおいて係合突起21が設けられる。
が、ヒンジボス9の内周面の対称位置に設けられる。そ
の係合部22の上面に小凸部23が設けられる。
がヒンジボス9側の係合部22の間を上下方向に通過す
るようにその向きを定めて該ヒンジボス9の内径面に嵌
合し(図4(a)参照)、さらに一定方向に回動させる
と、係合部22が前記の間隔aの部分に嵌入し、小凸部
23が係合突起21の部分を弾性変形して通過する(図
5(c)参照)。これによりキャップ16の抜け出しが
防止される。
所に小さい縦リブ24を設けたのは(図3、図4(a)
(b)参照)、ヒンジ穴13とのセンター合わせ、及び
回動時の摩擦抵抗を低減させるためである。
は、以下のようなものである。即ち、本体1の前半部の
外周部には、ガイド溝26が設けられ、扉3の下端縁の
ガイドリブ27がこれに嵌合される(図2参照)。各扉
3の下部は、上記のガイドリブ27がガイド溝26を移
動することにより開閉され、閉鎖時は、図6に示すよう
に、背板2の外周面に沿って移動する。上記のガイドリ
ブ27の前端部に位置決め用凸部28が形成される。
部が温風発生装置7の両側面に設けられ、その終端部に
位置決め凹部29が設けられる。扉3の閉鎖時におい
て、扉3側の位置決め凸部28がガイド溝26側の位置
決め凹部29に嵌合する。これらの位置決め凸部28と
位置決め凹部29が下部位置決め部を構成する。
置決め部(扉3の上部における位置決め凹部11と位置
決め凸部15)と下部位置決め部(扉3の下部における
位置決め凹部29と位置決め凸部28)において、各扉
3の閉鎖時における位置決めが行なわれる。これによ
り、扉3に成形歪や組立誤差があっても、各位置決め部
において矯正されるため、前面中央部における合わせ目
31(図6、図7参照)にすき間が生じることがなく、
ピタリと閉まる。なお、図7において、32、32は扉
3,3の引き手である。
の高さ(スパン)が大になるので、部材の強度や組立誤
差等の影響を受けやすい。上述した扉3、3の位置決め
構造もその対策の一つであるが、背板2についてもその
高さが大になるので補強対策を講じることが望ましい。
このため、前述の実施形態においては、上部食器かご6
を搭載する支持用レール33、33’を2段に設け(図
2、図8参照)、各支持用レール33、33’の上方に
規制リブ34、34’を設けている。支持用レール3
3、33’は背板2を屈曲することにより形成される。
これらの支持用レール33、33’及び規制リブ34、
34’は、食器かご6を収容する食器の大きさに応じて
所定位置に搭載しこれを支持する機能のほかに、背板2
を補強する機能を発揮する。
板2の中央部に格子状の排気口35が設けられる。この
排気口35は、多数の縦リブ36を左右方向に配列した
ものを上下2段に設けたものであり、各縦リブ36の部
分に設けたスリット37の面積の総和が排気口35の開
口面積となっている。
これと近似したダミー排気口35’が設けられる。この
ダミー排気口35’も多数の縦リブ36を左右方向に配
列したものを上下2段に設けた点で共通しているが、ス
リット37に相当する開口部は設けられていないので、
排気機能はもたない。このダミー排気口35’の中央部
に樹脂成形時のゲートが設けられる。このため成形品と
しての背板2においては、ダミー排気口35’を形成す
る多数の縦リブ36の間にゲート痕38が残る。しか
し、そのゲート痕38はその周りに多数存在する縦リブ
36に紛れて目立たないので体裁がよい。
5に取付けた箸立て8に関し、その詳細を図10(a)
から(c)に示す。この箸立て8は長方形の開口を有す
る容器形のものであり、背面に上下2ヶ所のフック4
1,41が設けられる。この箸立て8は、食器かご5の
枠42に沿って立てられ、上段のフック41を枠42に
設けた係合穴43に係合するようにしている。また、箸
立て8の底面は、食器かご5の底面に設けた2ヶ所のリ
ブ状のコーナー部44、44に嵌合される。
ブ状のコーナー部44、44を設けることが容易にで
き、そのコーナー部44、44において底部を支持する
とともに、上部のフック41を枠42の係合穴43に係
合することで、該箸立て8を安定よく支持することがで
きる。このため、この場合は下段のフック41は不要で
ある。
5’(図11参照)に使用する場合、金属製食器かご
5’においては、前述の樹脂製食器かご5のように、そ
の底部を支持するコーナー部44を底面に設けることが
できないため、図11(a)(b)に示すように、上下
のフック41、41を上下2本の金属線45、45に係
合させて支持を安定させる必要がある。このように、上
下2ヶ所のフック41,41を設けたことにより、この
箸立て8を樹脂製食器かご5と金属製食器かご5’の両
方に共用することができる。
向に開閉するようにした縦型の食器乾燥器において、扉
の閉鎖時にその上下両端部を位置決めするようにしたの
で、前面中央部における合わせ目にすき間が生じること
がなく体裁が良好である効果がある。
けた場合の側面図 (b)(a)図の斜視図
Claims (4)
- 【請求項1】 温風発生装置を有する本体と、その本体
上部に設置される背板と、その背板の上部においてヒン
ジにより支持され左右に開放される扉とを有し、上記扉
の下端部を上記本体によりガイドして開閉を行うように
した食器乾燥器において、上記ヒンジ部分に、扉閉鎖位
置で相互に嵌合する上部位置決め部を設け、上記扉の下
端部と上記本体との間に、扉閉鎖位置で相互に嵌合する
下部位置決め部を設けたことを特徴とする食器乾燥器。 - 【請求項2】 上記の上部位置決め部が、上記背板側の
ヒンジボスの外周面に設けた位置決め凹部と、該ヒンジ
ボスに嵌合する扉側のヒンジ穴に設けた位置決め凸部に
より構成されたことを特徴とする請求項1に記載に食器
乾燥器。 - 【請求項3】 上記の下部位置決め部が、扉下端に設け
た位置決め凸部と、本体のガイド溝に設けた位置決め凹
部により構成されたことを特徴とする請求項1又は2に
記載の食器乾燥器。 - 【請求項4】 上記背板に上下2段の食器かご搭載部を
設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
載の食器乾燥器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001168566A JP3983501B2 (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | 食器乾燥器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001168566A JP3983501B2 (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | 食器乾燥器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002360498A true JP2002360498A (ja) | 2002-12-17 |
JP3983501B2 JP3983501B2 (ja) | 2007-09-26 |
Family
ID=19010777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001168566A Expired - Lifetime JP3983501B2 (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | 食器乾燥器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3983501B2 (ja) |
-
2001
- 2001-06-04 JP JP2001168566A patent/JP3983501B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3983501B2 (ja) | 2007-09-26 |
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