JP3648978B2 - 高周波加熱調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は高周波加熱装置に関し、特に扉の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の高周波加熱装置の扉の取付構造を図8、9によって説明する。図8は、一般的な縦開きタイプの高周波加熱装置の外観斜視図、図9はその扉の下部要部分解斜視図である。図8において1は本体、10は加熱室、2は加熱室10の開口部に上下方向に開閉自在に取り付けられた扉、12は扉2を支持する扉アーム、31aは扉2を支持する継手部、4はコントロールパネル、9は脚である。
【0003】
図9において31は本体ベース7に取り付けられた継ぎ手台であり、扉アーム12を支持するローラ13及び継手部31aからなる。
12は扉2を支持する扉アーム、20は前面パネル11に設けられ、扉アーム12を挿入する扉アーム穴、21は継手部31aを挿入する継手部穴、18は扉アーム12の取付部12bとベース7の取付穴19に両端を各々係止したバネ、32は継ぎ手台31をベース7に固定するネジである。
33は扉2を支持し、回転中心となる扉ピン、34は扉ピン33が挿入される扉ピン穴、35は扉アーム12の扉係合部12aを嵌合させる扉アームピンである。
【0004】
次に、扉2の加熱室10開口部への取付は、まず、扉2を加熱室10の前面に置き、継手部31aを前面パネル11の後方より、継手部穴21へ挿入する。 この時、継手台31をあらかじめ継手部穴21の片側に寄せ、扉ピン33が貫通できるようにする。
次に、扉ピン33が扉2に設けられている扉ピン穴34へ嵌合されるように継手部31aを合わせ、継ぎ手台31をネジ32でベース7に取り付ける。
次に、扉アーム12を前面パネル11の後方より、扉アーム穴20へ挿入し、扉2の扉係合部12aを扉アームピン35へ引っ掛け、扉バネ18を扉アーム12の取付部12bとベース7の取付穴19に取付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構成では、扉2を加熱室10の開口部へ取り付ける際、継ぎ手台31の継手部31aを前面パネル11後方より挿入し、次に継手部31aを横方向へスライドし扉ピン33を扉2の扉ピン穴34嵌合し、次に扉アーム12を前面パネル後方より挿入し、扉アーム12と扉2の扉アームピン35を嵌合させ、次に前記扉アーム12と継手部31a間にバネ19を取り付ける構成であるため、上記に示すように、各部品を単体状態で順次本体に組み込んでゆき、又、扉2を本体1に取り付けるためには、継ぎ手台31を前後左右へと移動し、ネジ32でベース7に取り付けるため、組み立て工程が複雑であり、また、扉2と加熱室10の開口部との組立精度のバラツキがあるという問題があった。
【0006】
この発明は、かかる従来の問題点を解消するためになれたもので、組立がし易く、扉と加熱室10の開口部との組立精度がよい高周波加熱調理器を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
調理器本体の開口部に取り付けられ、ピン穴を有する一対の継手台と、上記調理器本体の開口部に開閉自在に設けられ、上記開口面に沿ってあらかじめ定められた挿入方向から挿入することにより、上記ピン穴と嵌合する扉ピンを有する扉と、上記扉の上記挿入方向と逆方向の側面側に配設され、上記調理器本体に取付けられたコントロールパネルと、
上記コントロールパネルの上記扉側の側面に設けられ、上記扉ピンの中心軸に対応する上記扉の側面に当接する突起とを備え、上記ピン穴と上記扉ピンを嵌合させた後に、上記突起を有するコントロールパネルを取り付けることで、上記突起により上記扉が上記挿入方向の逆方向へ移動しないようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の実施の形態である高周波加熱調理器を示す外観正面図、図2は高周波加熱調理器の要部平面図、図3は高周波加熱調理器の要部斜視図、図4は扉と本体の取付を示す要部斜視図、図5は扉とベースの取付を示す要部斜視図である。
【0009】
図1〜図4において1は本体、2は本体1の前面に取り付けられた扉であり、扉ヒンジ3が加熱室10の開口部に対して左右に取り付けられユニット化されている。4はコントロールパネルであり、一体成形され、突端部が球状の突起5が設けられている。6はベースであり、継ぎ手台8が左右に取り付けられユニット化されている。14は継ぎ手台8の継ぎ手部8aに設けられた扉ピン穴である。扉ヒンジ3には、扉2を支持し回転中心となり、扉ピン穴14に挿入される扉ピン16、扉アーム12の係合部12aが嵌合される扉アームピン17が設けられている。9は脚、10は加熱室、11は前面パネルである。
【0010】
図4、5において2aは扉本体、12は扉本体2aを支持する係合部12a及びバネ18が取り付けられる係止部12bを有する扉アームであり、左右に設けられている。13は扉アーム12を支持するローラ、14は継ぎ手台8の継ぎ手部8aに設けられた扉ピン穴である。3は扉ヒンジであり、扉本体2aを支持し回転中心となり、扉ピン穴14に挿入される扉ピン16、扉アーム12の係合部12aが嵌合される扉アームピン17が設けられている。19は扉アーム12の係止部12bに一端が取り付けられたバネ18の他端が取り付けられる係止穴である。
【0011】
20は前面パネル11に設けられ、扉2aを支持する扉アーム12を挿入する扉アーム穴、21は継ぎ手台8の継ぎ手部8aを挿入する継ぎ手部穴、22は継ぎ手台8をベース7に固定するネジである。
なお、扉2は扉本体2a、扉ヒンジ3及び扉カバー(図示せず)からなり、本体1はベース6、加熱室10、前面パネル11及び本体カバー(図示せず)からなる。
【0012】
次に、扉の取付について図2〜7により説明する。
図6は扉ヒンジ3の扉本体への取付を示す斜視図、図7は扉と継手台の継手部との嵌合状態を示す図である。
【0013】
まず、扉2には図6に示すように、扉ヒンジ3が扉本体2aの下部の左右の側部にスポット溶接などで取付けられ、次に、図7に示すように、扉本体2aの前面の周辺を覆う扉カバー2bを取り付けたユニットとする。
次に、ベース6には、図5に示すように左右一対の継手台8を、扉本体2aに取り付けられた左右の扉ピン16に嵌合される位置に合わせて、ネジ22で取り付ける。
【0014】
次に、図4に示すように、ベース6に加熱室10を取り付ける。なお、図4は扉2の扉カバー2bを外したものを示している。
次に、前面パネル11の左側の継手部穴21へ左側の継手部8aを、右側の継手部穴21へ右側の継手部8aを挿入させて、前面パネル11を加熱室10の前面に取り付ける。この時、左右の扉ヒンジ3のそれぞれの扉ピン16はコントロールパネル4と反対側に突設されるものである。
【0015】
次に、図4、5に示すように、扉2(図では扉本体2aで示す)を前面パネル11の前に置き、扉本体2aに取り付けられた左右の扉ヒンジ3の扉ピン16が、ベース6に取り付けられた左右の継ぎ手台8の扉ピン穴14に挿入されるように合わせ、扉2を挿入方向を左側として嵌合させる。
【0016】
次に、左右の扉アーム12を前面パネル11の後方より、左右の扉アーム穴20へ挿入し、扉2aの扉アームピン17にへ引っ掛け、左右のバネ18を左右の扉アーム12の取付部12bとベース6の左右の取付穴19に取付ける。
【0017】
次に、図2、3に示すように、扉2の挿入方向とは逆の扉2の右側にコントロールパネル4を配設し、前面パネル11に取り付ける。このとき、コントロールパネル4の扉2側の側面に設けられた突起5が、扉ピン16の中心軸に対応する扉2の側面に当接するので、扉2を開閉しても扉2が扉ピン16の挿入方向の逆方向である右側へ移動せず、扉ピン16が扉ピン穴14から外れなく、また、扉2の開閉がスムーズに行われる。
【0018】
以上のように、各部品をユニット化し、扉2と加熱室10及び前面パネル11を取り付けたベース6との組立は、扉ピン16を扉ピン穴14に嵌合させ、コントロールパネル4を取り付ければ、コントロールパネル4に一体成形して設けられた突起5により、扉が横方向に移動せず、扉ピン16が扉ピン穴14から外れなく、扉2の開閉がスムーズにすることができる。従って、組立が容易であり、また、扉2の移動を止める部品を省くことができる。
また、扉ピン16を扉2に設けたので継ぎ手台8に設けるより扉ピン16の取付部bの剛性を高くすることができ、扉ピンの変形がなく扉2の開閉精度を高くすることができる。
さらに、前面パネル11に形成した継手部穴21を必要以上に大きく開口させることがないので、内部を見にくくすることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る高周波加熱調理器は、調理器本体の開口部に取り付けられ、ピン穴を有する一対の継手台と、上記調理器本体の開口部に開閉自在に設けられ、上記開口面に沿ってあらかじめ定められた挿入方向から挿入することにより、上記ピン穴と嵌合する扉ピンを有する扉と、上記扉の上記挿入方向と逆方向の側面側に配設され、上記調理器本体に取付けられたコントロールパネルと、
上記コントロールパネルの上記扉側の側面に設けられ、上記扉ピンの中心軸に対応する上記扉の側面に当接する突起とを備え、上記ピン穴と上記扉ピンを嵌合させた後に、上記突起を有するコントロールパネルを取り付けることで、上記突起により上記扉が上記挿入方向の逆方向へ移動しないようにしたので、組立がし易く、扉と加熱室開口部との組立精度を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態である高周波加熱調理器を示す外観正面図である。
【図2】 この発明の実施の形態である高周波加熱調理器を示す高周波加熱調理器の要部平面図である。
【図3】 この発明の実施の形態である高周波加熱調理器の要部斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態である高周波加熱調理器の扉と本体の取付を示す要部斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態である高周波加熱調理器の扉とベースの取付を示す要部斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態である高周波加熱調理器の扉ヒンジの扉本体への取付を示す斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態である高周波加熱調理器の扉と継手台の継手部との嵌合状態を示す図である。
【図8】 一般的な縦開きタイプの高周波加熱装置の外観斜視図である。
【図9】 図8の扉の下部要部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 本体、2 扉、2a 扉本体、3 扉ヒンジ、4 コントロールパネル、5 突起、6 ベース、8 継ぎ手台、10 加熱室、11 前面パネル、12扉アーム、14 扉ピン穴、16 扉ピン、17 扉アームピン。
Claims (1)
- 調理器本体の開口部に取り付けられ、ピン穴を有する一対の継手台と、
上記調理器本体の開口部に開閉自在に設けられ、上記開口面に沿ってあらかじめ定められた挿入方向から挿入することにより、上記ピン穴と嵌合する扉ピンを有する扉と、
上記扉の上記挿入方向と逆方向の側面側に配設され、上記調理器本体に取付けられたコントロールパネルと、
上記コントロールパネルの上記扉側の側面に設けられ、上記扉ピンの中心軸に対応する上記扉の側面に当接する突起とを備え、
上記ピン穴と上記扉ピンを嵌合させた後に、上記突起を有するコントロールパネルを取り付けることで、上記突起により上記扉が上記挿入方向の逆方向へ移動しないようにしたことを特徴とする高周波加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08562698A JP3648978B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 高周波加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP08562698A JP3648978B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 高周波加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11281065A JPH11281065A (ja) | 1999-10-15 |
JP3648978B2 true JP3648978B2 (ja) | 2005-05-18 |
Family
ID=13864054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08562698A Expired - Fee Related JP3648978B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 高周波加熱調理器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3648978B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP08562698A patent/JP3648978B2/ja not_active Expired - Fee Related
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