JPH01137119A

JPH01137119A - 電子レンジの扉フック装置

Info

Publication number: JPH01137119A
Application number: JP29566387A
Authority: JP
Inventors: Shozo Kobayashi; 省三小林
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-11-24
Filing date: 1987-11-24
Publication date: 1989-05-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）この発明は電子レンジにおける閉扉ロック用の扉フック
装置に関するものである。

（従来の技術）第６図は加熱室Ａ、図示省略のマグネトロン、オーブン
調理用の電気ヒータＢ、食品載置用のターンテーブルＣ
１マグネトロン冷却用のファンＤ等を備えた重子レンジ
の外観正面図を示すもので、この電子レンジ本体１の加
熱室Ａを開閉する昨２（この扉構造は、第７図及び第８
図に示すように扉サツシ３、外バリヤ４、内バリヤ５、
チョーク空間６を形成する扉板７、レンジ本体１の開口
端面に対する接触片８、扉チョーク空間６の内側開口部
を閉塞する扉カバー９とから構成される）には、閉扉ロ
ック用の扉フック装置が設けられている。

この電子レンジにおける従来の扉フック装置は、扉チョ
ーク空間６内に扉板７へ固定されたフック取付板１０を
設け、合成樹脂で形成された閉扉ロック用の一対の扉フ
ック１１．１２を扉チョーク空間６内に挿入して、各フ
ック基端部をフック取付板１０と扉板外側壁部７ａとに
金属製のフック枢支ピン１３゜１４で上下回動可能に取
付け、この扉フック１１．１２を辱チョーク空間６内に
位置する金属製のフックレバー１５で第８図の如く枢支
連結し、該フックレバー１５を扉チョーク空間６内に張
架される金属製のコイルスプリング１６によって一方向
（下方向）に付勢した構成となっている。

なお、前記扉カバー９は扉フック１１．１２の一定範囲
の上下回動を許容するフック可動長孔９ａ、　９ｂを有
し、前記フック１１．１２の取付は後に扉チョーク空間
６の内側開口部に孔合せして止着されるようになってい
る。

（発明が解決しようとする問題点）前記従来の昨フック装置は、扉チョーク空間６内に金属
部品であるフック枢支ピン１３．１４とフックレバー１
５及びスプリング１６が有るので、扉チョーク空間６の
特性を壊し電波リークの問題が発生すること、フック取
付構造が複雑で作業工数が多いこと等の問題があった。

この発明は前記従来の問題を解消するためになされたも
ので、その目的は簡単な取付構造で且つ少ない作業工数
で一対の扉フックを容易に取付けることができ、しかも
扉チョーク空間の特性が良くなり電波リークの発生問題
がない扉フック装置を提供しようとするものである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）この発明は前記従来の問題点を解決するために、昨チョ
ーク空間６を形成する扉板７のフック取付部に一対のバ
ーリング穴２１．２２と円弧溝２５゜２６を設けたこと
、各扉フック１１．１２の基端部に前記バーリング穴２
１．２２に挿入され所定角度のフック回動によりバーリ
ング穴２１．２２に扱は外れないように係止される枢軸
掛止部２３ａ　、　２４ａと、前記扉板７の円弧溝２５
．２６に挿入されるレバー連結ピン２７．２８を設けた
こと、このレバー連結ピン２７゜２８で連結されるフッ
クレバー１５と、このフックレバー１５を一方向に付勢
するスプリング１６を、扉チョーク空間６の外側に位置
する酢サツシ３・扉板７間の空室１７に納めたことを特
徴とするものである。

（作用）本発明の昨フック装置によると、従来装置のフック取付
板１０及びフック枢支ピン１３．１４が不必要となり、
フック取付構造を簡単にすることかできると共に、フッ
ク取付作業の工数を減らすことができる。また、台底部
品であるフックレバー１５とスプリング１６が扉チョー
ク空間６の外側位置（扉サツシ３・扉板７間の空室１７
）に納められることにより、扉チョーク空間６の特性が
良くなり、従来のような電波リークの発生問題を解消す
ることができる。

（実施例）以下、この発明の一実施例を第１図乃至第５図に従い具
体的に説明すると、図中２は電子レンジ本体１の加熱室
Ａ（第６図参照）を開閉する扉で、この扉構造は第７図
及び第８図に示した従来のものと同様であるから、同一
部分に同符号を付して詳細な説明は省略するが、この扉
２のチョーク空間６を形成する扉板７のフック取付部（
扉板外側壁部７ａ）には、一対のバーリング穴２１．２
２と、このバーリング穴２１．２２を外囲する円弧溝２
５゜２６が設けられている。

前記バーリング穴２１．２２は円穴りの両端に切欠部旧
、　ｈ２を設けた第５図の如き穴形状に形成され、前記
円穴りの切欠部ｈ１．　ｈ２を除く穴縁部から扉チョー
ク空間６内に突出する円筒口切欠形状をなした一対の対
向軸受片２１ａ　、　２２ａを有している。

１１、１２は合成樹脂で形成された閉扉ロック用の一対
の扉フックで、この各扉フック１１．１２は前記バーリ
ング穴２１．２２の対向軸受片２１ａ　、　２２ａを受
入れる円形状の基端凹部１１ａ　、　１２ａと、この基
端凹部１１ａ　、　１２ａの中心から一体的に突設され
前記バーリング穴２１．２２の対向軸受片２１ａ　、　
２２ａ内に横方向から挿入支承される枢軸２３．２４と
、前記扉板７の円弧溝２５．２６に挿入される前記フッ
ク１１゜１２と一体のレバー連結ピン２７．２８を有し
、前記枢軸２３．２４の先端にはバーリング穴２１．２
２の円穴両側切欠部ｈ１．　ｈ２を介して扉サツシ３・
扉板７間の空室１７内に突出すべく挿入される枢軸掛止
部２３ａ。

２４ａが前記フック１１．１２の長さ方向と直交する方
向に向けて突設されている。

而して、前記フック１１．１２を縦向き状態にして扉チ
ョーク空間６内に内側開口部（扉カバー９がフック取付
後に止着される開口部）から挿入し、このフック基端部
の枢軸２３．２４が前記バーリング穴２１．２２に、前
記レバー連結ピン２７．２８が円弧溝２５、２６に嵌ま
るように横移動させた後、前記フック！？、　１２を扉
内方へ水平突出すべ（略９０度の角度範囲に倒伏回動さ
せると、このフック回動により枢軸掛止部２３ａ　、　
２４ａがバーリング穴２１．２２の円穴両側切欠部ｈ１
．　ｈ２と変位して、前記フック１１゜１２をバーリン
グ穴２１．２２から抜け外れないように係止させること
ができる。

１５は前記レバー連結ピン２７．２８で第３図の如く連
結されるフックレバー、１６はこのフックレバー１５を
下方向に付勢するスプリングで、このスプリング１６と
前記フックレバー１５は扉チョーク空間６の外側に位置
する扉サツシ３・扉板７間の空室１７に納めらでいる。

なお、扉カバー９は昨フック１１゜１２の一定範囲の上
下回動を許容するフック可動長孔９ａ、　９ｂを有し、
前記フック１１．１２の取付は後に扉チョーク空間６の
内側開口部に孔合せして止着されること従来と同様であ
る。

〔発明の効果〕

この発明の扉フック装置は、前記のような構成のもので
あるから、従来装置のフック取付板１０及びフック枢支
ピン１３．１４が不必要となり、フック取付構造を簡単
にすることができると共に、フック取付作業の工数を減
らすことができる。また、金属部品であるフックレバー
１５とスプリング１６が扉チョーク空間６の外側位置（
昨サツシ３・扉板７間の空室１７）に納められることに
より、扉チョーク空間６の特性が良くなり、従来のよう
な電波リークの発生問題を解消することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による扉フック装置を示した
要部切欠の分解斜視図、第２図は同フック装置の要部横
断面図、第３図は第２図の■−■線に沿う縦断面図、第
４図は扉フックの構成図、第５図はバーリング穴と円弧
溝の構成を示した拡大詳細図、第６図は電子レンジの全
体正面図、第７図は従来の電子レンジ扉フック装置を示
した要部横断面図、第８図は第７図のｖ−ｖ線に沿う縦
断面図である。１・・・重子レンジの本体、Ａ・・・加熱室、２・・・
扉、３・・・扉サツシ、４・・・外バリヤ、５・・・内
バリヤ、６・・・扉チョーク空間、７・・・扉板、８・
・・接触片、９・・・扉カバー、１１．１２・・・扉フ
ック、１７・・・扉サッシ・扉板間の空室、２１．２２
・・・バーリング穴、２１ａ　、　２２ａ・・・対向軸
受片、ｈ・・・円穴、ｈｌ、　ｈ２・・・円穴両側切欠
部、２３．２４・・・フック枢軸、２３ａ　、　２４ａ
・・・枢軸掛止部、２５．２６・・・円弧溝、２７．２
８・・・レバー連結ピン。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第２図（ａ）　　　　　　　　　　　（ｂ）第４図第５図ｖ第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電子レンジの加熱室を開閉する扉に、合成樹脂で
形成された閉扉ロック用の一対の扉フックを扉チョーク
空間内に挿入して回動可能に取付け、この扉フックをフ
ックレバーで連結し、該フックレバーをスプリングで一
方向に付勢した電子レンジの扉フック装置において、扉
チョーク空間を形成する扉板のフック取付部に一対のバ
ーリング穴と円弧溝を設けると共に、各扉フックの基端
部に前記バーリング穴に挿入され所定角度のフック回動
によりバーリング穴に抜け外れないように係止される枢
軸掛止部と、前記扉板の円弧溝に挿入されるレバー連結
ピンを設け、このレバー連結ピンで連結されるフックレ
バーと、このフックレバーを一方向に付勢するスプリン
グを、扉チョーク空間の外側に位置する扉サッシ・扉板
間の空室に納めたことを特徴とする電子レンジの扉フッ
ク装置。
（２）前記バーリング穴は円穴の両端に切欠部を有した
穴形状に形成され、前記円穴の切欠部を除く穴縁部から
扉チョーク空間内に突出する一対の対向軸受片が設けら
れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
の電子レンジの扉フック装置。
（３）前記扉フックはバーリング穴の対向軸受片を受入
れる基端凹部を有し、この基端凹部の中心から突設した
枢軸の先端に、バーリング穴の円穴両側切欠部を介して
挿入される枢軸掛止部が前記フックの長さ方向と直交す
る方向に向けて突設されていることを特徴とする特許請
求の範囲第２項に記載の電子レンジの扉フック装置。