JP3977022B2 - ヒンジ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は扉を回動自在に保持するヒンジ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、枠体に扉を回動自在に保持するヒンジ装置としては丁番やピボットヒンジが知られており、両方とも扉の開く側に軸芯位置を持ち出すことにより扉の180°の回転を可能にするものがほとんどである。したがって、当然軸部分は扉面から突出することになり、特に室内ドアなどにおいては危険性があるだけでなく、デザイン性においてもあまりよくない。また扉の厚み方向の中心位置に軸芯を有した中心吊のものもあるが、このタイプは基本的に90°までしか扉を開放できないだけでなく、扉の吊元側面と枠体の隙間を大きく取る必要もあり、使用用途に制限がある。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、軸部分を扉の厚み内に設け、さらにヒンジ装置全体も完全に扉面と面一となるようにし、かつ180°の回転が可能となる新しい機構を有したヒンジ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記目的を達成するために次の手段を設けた。扉を枠体に回動自在に保持する際に、吊元側の上下二箇所に、共に扉の上下方向に面部分を有したプレート状の枠側ベースと中間プレートと扉側プレートを設け、扉が閉じている状態では側面が扉面と面一になるように扉の厚み部分に重なり合わせてサンドイッチ状態となるように配置する。枠側ベースは枠体に固定し、扉側プレートは扉に固定し、その間に挟み込むようにして中間プレートを配置し、扉が開く方向である手前側のコーナー位置に第一回転軸を設け、枠側ベースと中間プレートを第一回転軸にて互いに回動自在に連結し、中間プレートと扉側プレートを第一回転軸よりも戸先側位置に設けた第二回転軸で互いに回動自在に連結する。
【0005】
先端部分に傾斜面を設けた円柱状の軸部と、幅広な太鼓形状の段付部分を有した係止ピンを設け、枠側ベース面に上下方向にのみ出没自在で、かつ抜けてしまわないように装着し、常に係止ピン軸部及び係止ピン段付部分が枠側ベース面より突出するようにばねにより付勢しておく。前記中間プレートに、係止ピン軸部が挿入でき、かつ移動可能な幅を有した第一回転軸を中心とした円弧状長孔を設け、該円弧状長孔の片端部に係止ピン段付部分が出没可能な太鼓形状孔を設けておく。
【0006】
枠側ベースに対して中間プレートを、第一回転軸にて水平方向にのみ回動自在に連結し、前記係止ピン軸部を中間プレートの円弧状長孔に挿入することにより、中間プレートは円弧状長孔の両端部間の角度内で回動自在となる。中間プレートを枠側ベースと完全に重なった状態から回転させると、円弧状長孔の片端部に設けた太鼓形状孔側面が係止ピン軸部にあたり停止する位置まで回転し、その位置で係止ピン段付部分が太鼓形状孔に挿入できるようになり、さらに係止ピンが突出し、中間プレートが戻ろうとする回転動作をも阻止する。この位置を第一角度位置とし、中間プレートは係止ピンが押し込まれ係止ピン段付部分が没したときにのみ戻る方向への回転が可能になる。またこの中間プレートが停止する第一角度位置で、第二回転軸が扉の厚み部分から外方向に持ち出した位置になるように構成しておくとよい。
【0007】
中間プレートと扉側プレートは第二回転軸により水平方向にのみ回動自在に連結されており、互いに重なった位置から、扉側プレートは中間プレートに対して扉が開く方向にのみ回転するように、両者に突起部分を設けて規制しておく。次に枠側ベースの奥側位置に、高さを有した背面部分を設け、該背面部分の手前側面の一定部分に第一回転軸を中心とした円弧状の曲面壁を設ける。扉側プレートの奥側の外周形状を前記曲面壁と同形状にし、扉側プレート奥コーナー部分が前記背面部分の曲面壁に接した状態で、規制されて移動するように構成することにより、扉側プレートは中間プレート及び枠側ベースと完全に重なっている状態から扉を開けると、扉側プレート奥コーナー部分は該曲面壁に沿って、規制された状態でしか動けないために、扉側プレートは中間プレートと共に第一軸を中心とした同じ軌跡上を回転運動することになる。しかし扉側プレート奥コーナー部分が該曲面壁から離脱した位置からは扉側プレートの第二回転軸を中心とした回転運動が可能になる。
【0008】
さらに、この扉側プレート奥コーナー部分が該曲面壁から離脱する位置を、前記第一角度位置と同じ位置にすることにより、中間プレートの回転運動が停止した直後に扉側プレートの第二回転軸を中心とした回転運動が得られることになる。つまり扉が閉じており、枠側ベースと中間プレートと扉側プレートが完全に重なった状態から扉を開けると、中間プレートが係止ピンにより停止する第一角度位置までは扉側プレートと中間プレートは共に重なった状態で同時に第一回転軸を中心に回転し、その後は扉側プレートのみが第二回転軸を中心に回転する動作を得ることになる。
【0009】
扉側プレートの中間プレートと面する側の戸尻側位置に、第二回転軸を中心とし、中間プレートの太鼓形状孔の中心との距離を半径とした円弧形状の凹溝を設ける。前記凹溝の幅は係止ピン軸部の直径よりも幅広とし、凹溝の端部に傾斜面を設け、該傾斜面の位置は、中間プレートと扉側プレートが完全に重なった状態で、中間プレートの太鼓形状孔の中心位置に近接するように配置する。
【0010】
また、第二回転軸にて中間プレートと扉側プレートを連結した状態で、中間プレートと扉側プレートが完全に重なっているときは、中間プレート面より突出している係止ピン先端部分を扉側プレート面が押し込み、係止ピンが没している状態になるように中間プレートと扉側プレートの隙間寸法を設定しておく。
【0011】
したがって、扉が閉じた状態から開いていく過程において、扉側プレート奥コーナー部分が曲面壁から離れる第一角度位置までは、中間プレートと扉側プレートが完全に重なっており、係止ピン先端部分は扉側プレート面に当たっているために没した状態で保持される。また第一角度位置においては、係止ピンの上下位置は同様であり、係止ピン段付部分も中間プレートの太鼓形状孔には挿入しないが、扉側プレートの凹溝の傾斜面は係止ピンに近接した位置にまで移動してきている状態になっている。
【0012】
第一角度位置からさらに扉を開き、第二回転軸を中心に扉側プレートのみが回転し始める初期の段階の、係止ピン先端部分と凹溝の端部の傾斜面が重なる位置を第二角度位置とする。この位置で係止ピン先端部分は扉側プレートの凹溝に突出し、同時に中間プレートの太鼓形状孔に係止ピン段付部分が挿入し、中間プレートの戻る方向への回転も規制する作用が得られる。
【0013】
さらに扉を大きく開いた後の、扉を閉じる動作においては、中間プレートは係止ピンにより戻る方向への回転も阻止されており、扉側プレートのみが閉じていき、第二角度位置で係止ピン先端部分の傾斜面が扉側プレートの凹溝の傾斜面に接触し、互いの傾斜により係止ピンは没し、同時に中間プレートの太鼓形状孔に挿入していた係止ピン段付部分も没し、中間プレートの扉が閉じる方向への回転が解除される。この状態で既に扉側プレート奥コーナー部分は枠側ベースの背面部分の曲面壁に沿う第一角度位置に戻っており扉はそのまま閉じることになり、上記のように構成することにより、円滑な扉の開閉が可能になる。また前述の係止ピンの出没動作により、扉側プレートが閉じる前に中間プレートが先に回転してしまう途中折れによる誤作動を防ぐことができる。
【0014】
ところが上記のような係止ピンと扉側プレートの凹溝による係合動作では、中間プレートと扉側プレートの上下方向の隙間寸法が変化してしまうと、係止ピン先端部分の傾斜面と扉側プレートの凹溝の傾斜面が適切に係合しなくなることがあり、操作に支障をきたす場合が考えられる。そこで前記扉側プレートの傾斜面を含む凹溝の深さを増加させ、さらに係止ピンの出没する移動距離を大きくすることにより、上下方向の幅広い両者の位置関係において互いの係合を可能とし、より確実な係止ピンの出没動作を得ることができる。
【0015】
上記のように構成することにより、軸部分を持ち出す必要もなく、完全に扉面と面一であり、かつ扉の180°の回転も可能であり、デザイン性にも優れたヒンジ装置を提供することができる。また上記構成は室内や玄関又は勝手口等のドアにはもちろんのこと、家具用の扉や、さらには収納用品の扉などにも幅広く適用させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1及至図10に本発明のヒンジ装置をドアに取り付けた第一実施形態を示す。図1は本発明のヒンジ装置の分解斜視図であり、図2はドアの上下二箇所に本発明のヒンジ装置を取り付けた状態を示す。図1は枠側ベース1と中間プレート2と扉側プレート3からなる下部側のヒンジ装置を扉27が開く手前側から見た状態をあらわし、扉27が閉じた状態では図2に示すように互いに重なり合ったサンドイッチ状態で扉27の厚み方向部分に配置される。枠側ベース1の平面図を図3に、中間プレート2の平面図を図4に、扉側プレート3の平面図を図5に示す。
【0017】
枠側ベース1は図1及び図3に示すように、矩形状で上下方向に面を有しており、扉27が開く方向である手前側の戸尻位置のコーナー部分に第一回転軸4を、戸当り側の奥部分に高さを有した背面部分5を設けておき、さらに枠側ベース1に上下方向に出没自在なように係止ピン6を装着する。また枠側ベース1は図2に示すようにドアの枠体26の上下に配置するのであるが、取り付けに関しては図3のように取り付け孔25を設け、枠体26の上下面に固定するか、もしくは吊元側をL型形状にし、縦枠面に固定する方法でもよい。
【0018】
図6は係止ピン6の斜視図であり、円柱状の係止ピン軸部7と、幅広の太鼓形状の係止ピン段付部分8と抜け止め用のつば部分からなり、さらに係止ピン軸部7の先端に傾斜面を有した係止ピン先端部分9を設けておく。図7は枠側ベース1に係止ピン6を装着した状態を示す断面図であり、枠側ベース1に係止ピン段付部分8が挿入できるような孔を備えておき、枠側ベース1の底面から係止ピン6を差し込み、枠側ベース1に対して上下方向に出没可能で、かつ係止ピン6が常に突出するように押しばね18にて付勢し、さらに抜け止めを施しておく。このとき枠側ベース1の面よりも係止ピン段付部分8が突出している状態にしておく。
【0019】
中間プレート2は図1及び図4に示すように矩形の板状であり、手前側の戸尻位置のコーナー部分に第一回転軸挿入孔10を設けておく。第一回転軸4と第一回転軸挿入孔10は一方が枠側ベース1に他方が中間プレート2に設けてあればどちらでもよい。さらに中間プレート2の第一回転軸挿入孔10の戸先寄り側に第二回転軸11を設け、第一回転軸挿入孔10を中心とした円軌道上に、係止ピン軸部7の外径よりも僅かに大きな幅を有した円弧状長孔12を設け、該円弧状長孔12の戸尻側の端部に係止ピン段付部分8が挿入可能なような太鼓形状孔13を設けておく。枠側ベース1と中間プレート2が第一回転軸4により連結した状態で側面が揃うように手前側面を面一にし、中間プレート2の奥側の外周形状は枠側ベース1の背面部分5と同形状で盗んでおくとよい。
【0020】
扉側プレート3も図1及び図5に示すように矩形の板状であり、扉27の厚み方向部分に取り付け孔25にて固定するであるが、図2に示すようにある程度掘り込んだ状態にすることで扉27と枠体26の上下方向の隙間を小さくすることができる。扉側プレート3の、中間プレート2と完全に重ねた状態で第二回転軸11と適合する位置に第二回転軸挿入孔14を設け、中間プレート2と面する側の戸尻位置に第二回転軸挿入孔14を中心とした円弧形状の凹溝15を設ける。該凹溝15の幅は係止ピン軸部7の外径よりも少し大きくしておき、中間プレート2と重ねた状態で、凹溝15の奥側の端部が中間プレート2の太鼓形状孔13の中央上に位置するようにし、前記凹溝15の端部に深さ方向に対して傾斜面16を設けておく。また扉側プレート3の奥側の外周形状も中間プレート2と同様に、枠側ベース1の背面部分5と同形状で盗んでおく。
【0021】
次に枠側ベース1と中間プレート2の第一回転軸4を中心にした回転動作を図8に示す。図8(a)は枠側ベース1と中間プレート2が第一回転軸4により回動自在に連結され、扉27が閉じた状態を示しており、枠側ベース1と中間プレート2は完全に重なっている。このとき係止ピン6は中間プレート2の円弧状長孔12の、太鼓形状孔13とは逆側の端部に位置しているために、押しばね18により中間プレート2側に突出するように付勢されているが、円弧状長孔12には係止ピン軸部7のみが挿入された状態になっている。
【0022】
この図8(a)の状態から第一回転軸4を中心に中間プレート2を回転させると、円弧状長孔12も図8(b)から図8(c)のように係止ピン6に沿って移動し、図8(d)に示すように円弧状長孔12の他方の端部に設けてある太鼓形状孔13の側面に係止ピン軸部7があたり、中間プレート2の回転が係止される。この図8(d)の位置を第一角度位置とし、さらにこの位置で係止ピン段付部分8が太鼓形状孔13に挿入可能となり、係止ピン先端部分9の上側に障害物が無い状態では係止ピン6はさらに突出し、係止ピン段付部分8が円弧状孔12の太鼓形状孔13に挿入される。したがって、この図8(d)の状態では中間プレート2は戻る方向にも回転が阻止されることになる。このとき係止ピン先端部分9は中間プレート2の上面よりも突出しているように構成し、また図8(d)の状態で第二回転軸11がドア面から持ち出されている位置にくるように配置しておくとよい。
【0023】
また中間プレート2の奥側コーナー位置に爪部19を設け、枠側ベース1の背面部分5に爪部案内溝20を設け、さらに枠側ベース1と中間プレート2との間に樹脂ピース21を挿入する。該爪部案内溝20に爪部19を互いにガタツキなしに係合することにより中間プレート2の回転時に枠側ベース1に対して中間プレート2を水平に移動させることができると共に、扉27の下部に位置するヒンジ装置においては扉の重量を支え、垂れ下がりなく保持することができる。
【0024】
図9は、さらに扉側プレート3を中間プレート2に第二回転軸11にて回動自在に連結した状態であり、扉27が閉じた状態から180°開くまでの中間プレート2と扉側プレート3の各位置を図9(a)〜(e)に示す。また図9(a)〜(d)に示す各回転位置における係止ピン6の出没断面状態を図10(a)〜(d)に示す。図9(a)は扉27が閉じており、枠側ベース1と中間プレート2と扉側プレート3がともに完全に重なっている状態であり、この状態では係止ピン軸部7は円弧状長孔12の太鼓形状孔13とは逆の端部に挿入しており、図10(a)に示すように係止ピン先端部分9がちょうど扉側プレート3の面に当接し、僅かに下方に没している状態にて互いの上下位置が構成されている。また中間プレート2に対して扉側プレート3は第二回転軸11を中心に水平方向に回動自在であるが、中間プレート2と扉側プレート3に突起部分17を設け互いに係止し、中間プレート2に対して扉側プレート3は重なった状態から扉27の開く方向のみに回転可能なように制限しておく。
【0025】
次に、図1及び図5に示すように枠側ベース1の背面部分5の手前側面に、第一回転軸4を中心とした円弧形状の曲面を有した曲面壁22を設け、該曲面壁22は扉側プレート3の上面位置までの高さを有するようにしておく。また扉側プレート3の、扉側プレート奥コーナー部分23を含む戸尻側の外周形状を、該曲面壁22と同形状にしておく。上記のように構成することにより、図9(a)の状態から扉27を開けると、扉側プレート奥コーナー部分23が背面部分5の曲面壁22に接した状態で動こうとするのであるが、曲面壁22は第一回転軸を中心とした円弧形状であるために、扉側プレート3は第二回転軸11に対しては回転せず、中間プレート2と扉側プレート3が重なったままの状態で第一回転軸4を中心に回転することになる。
【0026】
さらに枠側ベース1の背面部分5に段差部分24を設け、第一角度位置で、扉側プレート奥コーナー部分23と、背面部分5の曲面壁22との規制が途切れるように構成することにより、図9(b)に示すように扉側プレート奥コーナー部分23が曲面壁22に沿って移動する動きを第一角度位置で解除することになり、図9(c)に示すように、第一角度位置以降は扉側プレート3の第二回転軸11を中心とする回転動作を得ることができる。つまり図9(a)の状態から第一角度位置である図9(b)までは中間プレート2と扉側プレート3は重なって第一回転軸4を中心とした回転運動をし、第一角度位置からは中間プレート2は停止し、扉側プレート3のみが第二回転軸11を中心とした回転運動をし、扉27は開くことになる。図9(b)の段階で第二回転軸11が扉面から既に持ち出されている位置にあるために更なる回転が可能となり、図9(d)に扉27が90°回転した状態を、図9(e)は扉27が180°回転した状態を示す。
【0027】
また第一角度位置での係止ピン6の断面状態を図10(b)に示す。係止ピン先端部分9の上下位置は没した状態のままであるが、扉側プレート3の傾斜面16は図9(b)にも示すように、係止ピン先端部分9に重なるぐらいに接近した位置に移動している。扉側プレート3が第一角度位置からさらに第二回転軸11を中心に回転を始める最も初期の段階を図9(c)に示し、この状態を第二角度位置とする。第二角度位置では係止ピン先端部分9にちょうど扉側プレート3の凹溝15の傾斜面16が重なっており、図10(c)に示すように係止ピン6は凹溝15に突出し、係止ピン段付部分8が中間プレート2の太鼓形状孔13に挿入され中間プレート2の戻る方向の回転を係止することになる。第二角度位置以降の扉27の回転運動では係止ピン先端部分9は図10(d)のように凹溝15内を移動し係止ピン6が没することはない。
【0028】
次に大きく扉1を開いた後で閉じるときの動作を説明する。図9(e)の180°開いた状態から扉27を閉じると、中間プレート2は係止ピン6の突出により回転できない状態にあるため、扉側プレート3は第二回転軸11を中心に回転し、第二角度位置にまで復帰する。この間の扉27を閉じる動作において、係止ピン6を突出させて中間プレート2の動きを停止しておくことが重要であり、もし中間プレート2の戻る方向への回転が自在であれば、扉27及び扉側プレート3がある程度閉じる前に、先に中間プレート2が戻ってしまい、途中折れの状態になり扉27が閉じることができなくなる危険性がある。
【0029】
扉側プレート3が第二角度位置に戻った図10(c)の段階で、係止ピン先端部分9の傾斜面と扉側プレート3の凹溝15の傾斜面16が接した状態になり、第二角度位置からさらに扉27を閉じると、互いの傾斜面が押し合い係止ピン6を没し、係止ピン段付部分8も中間プレート2の太鼓形状孔13から没し、第一角度位置では図10(b)の状態に戻り、中間プレート2の扉27が閉じる方向への回転が可能になる。第一角度位置からは再び中間プレート2と扉側プレート3が重なった状態で扉側プレート奥コーナー部分23が背面部分5の曲面壁22に沿い第一回転軸4を中心に回転し、図9(a)に示す完全に閉じた状態に戻る。
【0030】
上記のように構成することにより、扉27の円滑な開閉が可能となるのであるが、通常扉27を吊り込む手段としては、丁番やピボットヒンジのように枠体側と扉側に別々に保持金具を装着し、互いを嵌め込む方法が一般的である。本発明のヒンジ装置の吊り込み方法は多数考えられるが、図11に示すように上側のヒンジ装置の第二回転軸11を抜き差しにし、下部のヒンジ装置を装着後、第二回転軸を差し込む方法が優れている。ところが上記のような吊り込み方法であると、下部のヒンジ面が上下方向の基準となり、枠体26との建付け誤差などにより、どうしても上下の位置関係がばらつく傾向にあり、上部のヒンジ装置の中間プレート2と扉側プレート3の隙間寸法が大きくなることが考えられる。
【0031】
ところが前述の第一実施形態での構成においては、係止ピン先端部分9の位置と、扉側プレート3の傾斜面16を含む凹溝15の上下位置が重要であり、このまま上下位置がずれ、隙間寸法が大きくなると互いが適切に係合せず、扉27の開閉に支障をきたす可能性がある。
【0032】
したがって扉27と枠体26の上下位置のばらつきにも対応できる構成としての第二実施形態を図11と図12に示す。図11はドアの上側に配置するヒンジ装置の分解斜視図であり、図12は扉側プレート3の凹溝15と係止ピン6との位置関係を示す断面模式図である。図12(a)は第一実施形態での良好な作動が得られる基準隙間寸法がL1mmの状態を、図12(b)は第一実施形態のままで隙間寸法がL2mmに大きくなった状態を示す。扉27の吊元位置が下がり、扉側プレート3と中間プレート2の隙間が大きくなると、第一実施形態のままでは図12(b)に示すように係止ピン先端部分9と扉側プレート3の傾斜面16が係合しなくなり、第二角度位置から第一角度位置での係止ピン6の出没動作が得られなくなる。
【0033】
そこで係止ピン6の出没可能な移動距離を大きくし、係止ピン軸部7を長くすることにより中間プレート2からの突出量を増し、同時に扉側プレート3の傾斜面16を含む凹溝15の深さを深くすればよい。図12(c)は上記のように構成したときの、中間プレート2と扉側プレート3の隙間が基準寸法L1mmのときの断面状態であり、係止ピン先端部分9が凹溝15の傾斜面16の一番深い位置で係合するように設定しておく。図12(d)は同様に構成したときの、扉側プレート3と中間プレート2の隙間がL2mmに開いた状態を示すが、係止ピン先端部分9は傾斜面16の一番浅い位置でやはり係合している。図12(c)と図12(d)は共に第二角度位置の状態を示しており、どちらの状態においても扉側プレート3及び扉27の回転により係止ピン6の出没動作を得ることができる。つまり扉27を吊り込んだ状態で隙間寸法がL1mm〜L2mmの間であればどのような位置であっても扉27の適切な開閉操作が得られることになり、さらにこの係止ピン6の出没する移動距離と凹溝15の深さを任意に設定することで、L2寸法は自在に変えられるためにより幅広い対応が可能となる。
【0034】
また、扉27の開閉の動作をさらに向上させるために、第一回転軸や第二回転軸の回転部分とその周辺の枠側ベース1と中間プレート2と扉側プレート3の隙間部分につばつき形状の耐磨耗性の高い材質のリング等を挿入すればよく、かつ中間プレート2の爪部19もしくは爪部案内溝20を同様に摩擦や摩耗の少ない材質のもので被覆し、さらに垂れ下がり防止のための樹脂ピース21を、扉27の荷重を受ける位置や摩擦がおきやすい位置に適宜配置することにより、より円滑で安定した扉27の水平回転運動を得ることができる。
【0035】
当然本発明のヒンジ装置はドアだけでなく他の扉を有する家具や建具などにも使用可能であり、扉を上下方向に持ち上げて開閉する床下収納庫の扉等では軸芯部分が突出せず、180°の回転が得られるためにより効果的である。
【0036】
【発明の効果】
上記のように構成することにより、軸芯部分が扉面から突出せず、扉面に衝突した際にも安全性が高く、ヒンジ装置全体が扉の厚み部分に配置されているためにデザイン性にも優れたヒンジ装置を提供することができる。
【0037】
また第一回転軸と第二回転軸による回転を、係止ピンの出没動作により規制し、扉側プレートの動きを曲面壁で規制することで、扉を開ける動作だけでなく、閉じる動作においても中間プレートの途中折れを防止することができ、円滑な開閉操作を得ることかできる。
【0038】
さらに扉の180°の開き角度を得ることが可能であり、第二回転軸の位置を中間プレートの第一実施形態の場合よりもさらに戸先側に移動させることにより従来の丁番等の軸芯の持ち出し位置を変更するのと同様の効果が得られ、枠体面が扉面より出ている状態での化粧枠等にも対応することができる。
【0039】
第一回転軸部分と、中間プレートの爪部と、樹脂ピースにより、複数位置で扉の荷重を支えることになり、扉の荷重を均等に受けることができ、扉の垂れ下がりを防止すると共に、ガタツキのない円滑な開閉運動を得ることができる。
【0040】
第二実施形態においては、扉を吊り込んだ際に上下方向の位置のばらつきが生じても操作に支障をきたさず、係止ピンの移動距離と扉側プレートの凹溝の深さを変えることによりさらに対応範囲を大きくすることも可能であり、どのような扉の納まりの状態にも適応可能である。
【0041】
枠体と扉を有するものであれば、ドア以外においても全て本発明のヒンジ装置を適用することが可能であり、家具の開き扉や建具などにもそのままで取付けでき、扉面から軸心部分が突出することが邪魔になる、床下収納庫の扉や、上方向に開いて開閉する扉などにより適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒンジ装置の、扉の下部に配置した状態の分解斜視図である。
【図2】本発明のヒンジ装置の、扉に納まった正面図である。
【図3】本発明のヒンジ装置の、枠側ベースの平面図である。
【図4】本発明のヒンジ装置の、中間プレートの平面図である。
【図5】本発明のヒンジ装置の、扉側プレートの平面図である。
【図6】本発明のヒンジ装置の、係止ピンの斜視図である。
【図7】本発明のヒンジ装置の、枠側ベースに係止ピンが装着された状態の断面図である。
【図8】本発明のヒンジ装置の、枠側ベースと中間プレートの軌跡を示す平面図である。
【図9】本発明のヒンジ装置の、扉の開閉の軌跡を示す平面図である。
【図10】本発明のヒンジ装置の、係止ピンの出没動作を示す断面模式図である。
【図11】本発明のヒンジ装置の、第二実施形態での扉の上部に配置した状態の分解斜視図である。
【図12】本発明のヒンジ装置の、第二実施形態での係止ピンの出没動作を示す断面模式図である。
【符号の説明】
1 枠側ベース
2 中間プレート
3 扉側プレート
4 第一回転軸
5 背面部分
6 係止ピン
7 係止ピン軸部
8 係止ピン段付部分
9 係止ピン先端部分
10 第一回転軸挿入穴
11 第二回転軸
12 円弧状長孔
13 太鼓形状孔
14 第二回転軸挿入孔
15 凹溝
16 傾斜面
17 突起部分
18 押しばね
19 爪部
20 爪部案内溝
21 樹脂ピース
22 曲面壁
23 扉側プレート奥コーナー部分
24 段差部分
25 取り付け孔
26 枠体
27 扉

Claims (6)

  1. 枠体に対して扉を回動自在に保持するために扉と枠体に振り分けて装着されるヒンジ装置であって、共に平面部分を設けたプレート状の枠側ベースと中間プレートと扉側プレートを有し、該枠側ベース面に垂直方向にのみ出没自在に係止ピンを配置し、該中間プレートに幅広な太鼓形状孔を片端部に備えた円弧状長孔を設け、該扉側プレートに片端部が傾斜面になっている凹溝を設け、枠側ベースを枠体に固定し、枠側ベースと中間プレートとを第一回転軸で互いに水平方向にのみ回動自在に連結し、扉側プレートを扉に固定し、扉側プレートと中間プレートとを第二回転軸で互いに水平方向にのみ回動自在に連結し、中間プレートを間にはさんで上下に枠側ベースと扉側プレートが重なり合い、扉が閉じている状態ではヒンジ装置の側面が扉面と面一になるように構成したことを特徴とするヒンジ装置。
  2. 前記係止ピンは、円柱状の係止ピン軸部と、傾斜面を有した係止ピン先端部分と、幅広な太鼓形状の係止ピン段付部分を有し、中間プレートの円弧状長孔に該係止ピン軸部を挿入した状態で常に枠側ベース面から中間プレート側に突出するようにばねにより付勢しておき、中間プレートを扉が開く方向に回転させると、円弧状長孔端部の太鼓形状孔側面と係止ピン軸部が当接する第一角度位置にて回転が止まり、同時に該第一角度位置で係合ピン段付部分が太鼓形状孔に挿入し、係止ピン先端部分が中間プレート面を超える位置まで突出し、中間プレートが戻ろうとする回転動作を阻止することを特徴とする請求項1に記載のヒンジ装置。
  3. 前記枠側ベースの奥側位置の高さ方向に背面部分を設け、該背面部分の一定部分に、第一回転軸を中心とした円弧状の曲面壁を設け、扉側プレートを第二回転軸にて中間プレートと連結し、扉が閉じた状態から扉側プレートを回転させると、扉側プレート奥コーナー部分が前記背面部分の曲面壁に規制され、扉側プレートと中間プレートが同時に第一回転軸を中心に回転する動作を得、該曲面壁部分から扉側プレート奥コーナー部分が離脱すると、扉側プレートのみの第二回転軸を中心とした回転運動が可能となり、さらにこの離脱位置を前記第一角度位置と同じ位置にすることで、中間プレートの回転が第一角度位置で停止した直後に扉側プレートのみの、第二回転軸を中心とした回転運動が得られることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒンジ装置。
  4. 扉が閉じている状態から第一角度位置までは扉側プレートと中間プレートは完全に重なっており、この間は中間プレート面から突出している係止ピン先端部分が扉側プレート面に当たり係止ピンは没しており、係止ピン段付部分も中間プレートの太鼓形状孔に挿入しないように、中間プレートと扉側プレートの隙間寸法を設定したことを特徴とする請求項1及至3いずれかに記載のヒンジ装置。
  5. 扉側プレートの中間プレートと面する側の、第二回転軸を中心とした円軌道上に、端部に傾斜面を有した円弧形状の凹溝を設け、前記傾斜面が第一角度位置で係止ピン先端部分に接近するように配置し、扉を第一角度位置からさらに開けた、扉側プレートが第二回転軸を中心に回転する初期の段階である第二角度位置で係合ピン先端部分が凹溝に突出し、同時に係止ピン段付部分も中間プレートの太鼓形状孔に挿入し、中間プレートの戻る方向への回転動作を阻止し、さらに扉を大きく開いた後の閉じる段階において、第二角度位置までは中間プレートの回転は阻止されており扉側プレートのみが回転し、第二角度位置で係止ピン先端部分の傾斜面と凹溝の傾斜面が互いに係合し、第一角度位置直前で係止ピンが押されて没し、中間プレートの戻る方向への回転が解除され、第一角度位置からは扉側プレートと中間プレートが重なった状態で扉が閉じるように構成したことを特徴とする請求項1及至4いずれかに記載のヒンジ装置。
  6. 前記扉側プレートの傾斜面を含む凹溝の深さを増加させ、係止ピンの出没する上下方向への移動距離を大きくすることにより、中間プレートと扉側プレートの隙間寸法が変化しても係止ピン先端部分の傾斜面と凹溝の傾斜面が適切に係合し、係止ピンの出没動作が得られることを特徴とする請求項1及至5いずれかに記載のヒンジ装置。
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