JP2002359726A - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置および画像形成装置

Info

Publication number
JP2002359726A
JP2002359726A JP2001165094A JP2001165094A JP2002359726A JP 2002359726 A JP2002359726 A JP 2002359726A JP 2001165094 A JP2001165094 A JP 2001165094A JP 2001165094 A JP2001165094 A JP 2001165094A JP 2002359726 A JP2002359726 A JP 2002359726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit glass
mounting member
image reading
glass
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001165094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kusumoto
弘 楠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001165094A priority Critical patent/JP2002359726A/ja
Publication of JP2002359726A publication Critical patent/JP2002359726A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリットガラス交換などのメンテナンス作業
が容易な画像読取装置および画像形成装置を提供する。 【解決手段】 搬送中の原稿の画像面を停止して読取る
画像読取手段(図示せず)と、画像読取り用の開口41a
を有し、前記画像読取手段の上方でスリットガラスを載
置する載置部材41と、この載置部材41の開口全周部を覆
うように載置されたスリットガラス2と、このスリット
ガラス2と隣り合い、搬送されてきた原稿を掬い上げる
ガイド部材23とを備え、スリットガラス下面の原稿搬送
方向下流側の一縁端と載置部材41とを両面テープ61bで
接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スリットガラスに
一定速度で搬送される原稿を露光走査し、像光を取得す
る画像読取装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、ファクシミリ装置、スキ
ャナ装置などの画像読取装置あるいは画像形成装置にお
いては、複数枚の原稿からなる原稿束を原稿載置台に載
置してスタートキーを押下すると、原稿を1枚ずつ分離
してスリットガラスに搬送し、スリットガラスの下方で
停止する画像読取手段によって原稿の読取りを行ない、
この読取りが終了すると、原稿を所定の排紙位置に排紙
するようにした自動原稿搬送装置(ADF)を備えたも
のがある。
【0003】このような自動原稿搬送装置では、前記ス
リットガラスの下方に設けられた画像読取装置本体側の
露光ランプによって原稿に光を照射し、この反射光を第
1ミラー、レンズを介してCCDなどの結像素子に結像
して、原稿の画像を読取っていた。さらに、画像を読取
られた原稿は、前記スリットガラスから掬い上げガイド
部材によって掬い上げられ、排紙方向へと搬送されるこ
ととなる。
【0004】ここで、前記スリットガラスと前記掬い上
げガイド部材の間には僅かな隙間(0.2mm程度)がある
ので、スリットガラスと摩擦して原稿から紙粉が発生す
ると、この紙粉が前記隙間およびスリットガラスとこの
スリットガラスが載置されている板金部材との間を通っ
て画像読取装置本体内に落下し、さらにはスリットガラ
スの下方に位置する露光ランプや第1ミラーなどに付着
してしまい、原稿の画像を正常に読取ることができなく
なるという問題があった。
【0005】そこで、従来の画像読取装置には、図9に
示すように、スリットガラス2を載置する板金製の載置
部材41と、スリットガラス2の空間にスポンジなどの充
填材43を配置することが考えられる。あるいは、載置部
材41とスリットガラス2に接着剤を塗布して両者を接着
することが考えられる。こうすることで、原稿P1から
生じた紙粉44などが画像読取装置本体内に落下すること
を防止することができる。
【0006】さらに、前記スリットガラスの長手方向両
端を保持部材で微調整可能に保持した構成で、スリット
ガラスに弾性復元性のあるシート状部材を貼付した画像
処理装置も提案されている(特開平11-223885号公
報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようにスリットガラスと載置部材の間に充填材を配置
し、あるいはスリットガラスと載置部材を接着剤などで
接着した装置では、組立工程が増えて生産性が低下する
だけでなく、出荷後のメンテナンス時にスリットガラス
の交換が容易でない。また、前記特開平11-223885号公
報に開示された技術では、前記シート状部材と筐体は密
着していないため、紙粉などのゴミが前記シート状部材
の下を通って装置内部に落下するおそれがある。さら
に、メンテナンス時、前記シート状部材に堆積した紙粉
などを落とさぬよう、スリットガラスを取外すことは容
易でない。
【0008】本発明の目的は、このような問題点を改善
し、スリットガラス交換などのメンテナンス作業が容易
な画像読取装置および画像形成装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、搬送中の原稿の画像面を停止して読取る画像読取手
段と、画像読取り用の開口部を有し、前記画像読取手段
の上方でスリットガラスを載置する載置部材と、この載
置部材に載置されたスリットガラスと、このスリットガ
ラス下面の一縁端と前記載置部材とを接着する接着手段
とを設けたことに特徴がある。
【0010】原稿を移動させながら読取りを行うシート
スルー方式の画像読取装置では、スリットガラスに密着
しながら搬送されてきた原稿がスリットガラスを通過す
る際、紙粉などのゴミが発生し、スリットガラスの下を
通って光学系に落下し、第1ミラーなどに汚れが付着し
て画像に悪影響を及ぼすおそれがある。そこで、スリッ
トガラスと載置部材を接着することにより、前記ゴミが
スリットガラス下方の光学系に落ちるのを阻止できるこ
ととなる。さらに、スリットガラスの一辺のみを載置部
材と接着することで、メンテナンス時のスリットガラス
取外しが容易となる。
【0011】請求項2に記載の発明は、搬送中の原稿の
画像面を停止して読取る画像読取手段と、画像読取り用
の開口部を有し、前記画像読取手段の上方でスリットガ
ラスを載置する載置部材と、この載置部材の開口全周部
を覆うように載置されたスリットガラスと、このスリッ
トガラスと隣り合い、搬送されてきた原稿を掬い上げる
ガイド部材と、前記スリットガラス下面の原稿搬送方向
下流側の一縁端と前記載置部材とを接着する接着手段と
を設けたことに特徴がある。
【0012】原稿を移動させながら読取りを行うシート
スルー方式の画像読取装置では、スリットガラスに密着
しながら搬送されてきた原稿をスリットガラス面より僅
かに下がった位置から掬い上げるため、スリットガラス
面と段差のあるガイド部材(掬い上げガイド)に沿って
排紙している。よって、ガイド部材をスリットガラスの
上側にオーバーラップさせることはできず、スリットガ
ラスとガイド部材の間に僅かな隙間ができ、この隙間か
ら紙粉などのゴミが光学系に落下し、第1ミラーなどに
汚れが付着して画像に悪影響を及ぼすおそれがある。そ
こで、スリットガラスの一辺(原稿搬送方向下流の掬い
上げガイド側)のみを載置部材と接着することにより、
スリットガラスとガイド部材の隙間から落下する紙粉な
どのゴミを遮断し、このゴミがガイド部材の下を通って
移動し、スリットガラス下方の光学系に落ちるのを阻止
できることとなる。さらに、スリットガラスの一辺のみ
を載置部材と接着することで、スリットガラス取外し時
には他の一辺側を持ち上げて容易に取外せることとな
る。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2において、前記接着手段の前記スリットガラスに対す
る接着力と、前記接着手段の前記載置部材に対する接着
力とが異なることに特徴がある。
【0014】スリットガラスに対する接着力と、載置部
材に対する接着力とを変えることで、メンテナンス時の
部品取外し作業が容易となる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3におい
て、前記接着手段の前記スリットガラスに対する接着力
が、前記接着手段の前記載置部材に対する接着力より大
きいことに特徴がある。
【0016】スリットガラスに対する接着力を大きくす
ることで、スリットガラス取外し時には、スリットガラ
スを載置部材から容易に引き剥がせることとなる。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項3におい
て、前記載置部材の接着面が、前記スリットガラスの表
面より粗くなるようにしたことに特徴がある。
【0018】載置部材の表面をスリットガラス表面より
粗くすることで、前記スリットガラスに対する接着力
が、前記載置部材に対する接着力より大きくなり、スリ
ットガラス取外し時には、スリットガラスを載置部材か
ら容易に引き剥がせることとなる。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかにおいて、前記スリットガラスの原稿搬送方向
上流側の一縁端から前記開口部までの距離が、前記スリ
ットガラスの原稿搬送方向下流側の一縁端から前記開口
部までの距離より大きいことに特徴がある。
【0020】開口部の原稿搬送方向下流側(ガイド部材
の原稿搬送方向上流)でスリットガラスと載置部材を接
着することにより、スリットガラスとガイド部材の隙間
から落下する紙粉などのゴミを遮断できるとともに、前
記距離を利用してスリットガラスの原稿搬送方向上流側
端を持ち上げ、載置部材から容易に引き剥がせることと
なる。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれかにおいて、前記開口部より原稿搬送方向下流の
前記スリットガラス縁端に予め貼付した両面テープによ
って、前記スリットガラスと前記載置部材が接着されて
いることに特徴がある。
【0022】載置部材を画像読取装置本体に装着してか
らスリットガラスを載置する場合、予め両面テープをス
リットガラス側に貼付しておくことで、組立作業および
メンテナンス時における部品の移動などが容易となる。
また、両面テープを使用することで、スリットガラスの
みの交換で済むこととなる。
【0023】請求項8に記載の発明は、請求項7におい
て、前記スリットガラスを取外した場合、前記スリット
ガラスに付着する前記両面テープの接着剤が、前記載置
部材に付着する前記両面テープの接着剤より多量である
ことに特徴がある。
【0024】両面テープの接着剤が載置部材側よりスリ
ットガラス側に多く付着するため、スリットガラス取外
し後の載置部材の清掃が簡単で、新たなスリットガラス
を装着する作業も容易となる。
【0025】請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の
いずれかにおいて、前記スリットガラスは、前記ガイド
部材を装着した状態で取外し可能であることに特徴があ
る。
【0026】特に、ガイド部材がコンタクトガラスと一
体的に構成されている場合、ガイド部材を取外すために
はコンタクトガラスも一緒に取外す必要がある。この場
合、ガイド部材を装着した状態でスリットガラスのみを
取外し可能とすることにより、スリットガラスの交換作
業が軽減することとなる。
【0027】請求項10に記載の発明は、請求項1におい
て、前記スリットガラスと隣り合い、搬送されてきた原
稿を掬い上げるガイド部材と、前記スリットガラス下面
の原稿搬送方向下流側の一縁端と前記載置部材の載置面
との間に配置された弾性シート部材とを備え、この弾性
シート部材が前記接着手段によって、前記スリットガラ
ス下面の原稿搬送方向下流側の一縁端と前記載置部材の
載置面とのそれぞれに接着されたことに特徴がある。
【0028】スリットガラス下面に接着した弾性シート
部材によって、スリットガラスとガイド部材の隙間から
落下する紙粉などのゴミを遮断できる。また、接着手段
として両面テープなどを用いれば、スリットガラスとシ
ート部材の取付けも容易になる。
【0029】請求項11に記載の発明は、請求項10におい
て、前記弾性シート部材と前記スリットガラスを接着す
る接着力が、前記弾性シート部材と前記載置部材を接着
する接着力より大きいことに特徴がある。
【0030】スリットガラス側の接着力(あるいは粘着
力)を大きくすることで、スリットガラスと一緒に弾性
シート部材を取外すことができ、この弾性シート部材上
に堆積した紙粉などのゴミをメンテナンス時に装置外に
除去できることとなる。
【0031】請求項12に記載の発明は、請求項1〜11の
いずれかにおいて、前記スリットガラスの剛性が、前記
スリットガラスを載置した載置部材の載置部分の剛性よ
り大きいことに特徴がある。
【0032】こうすることで、スリットガラスの平面度
を損なうことがなく、光学的特性に悪影響を与えずに済
む。
【0033】請求項13に記載の発明は、画像形成装置に
おいて、請求項1〜12のいずれかに記載の画像読取装置
を設けたことに特徴がある。
【0034】前述のように、スリットガラスとガイド部
材の隙間に落下した紙粉などのゴミが光学系の第1ミラ
ーなどに付着するのを防ぐので、より高品質な画像を形
成できることとなる。また、前述のように、スリットガ
ラスの取付け・取外しが容易となるため、画像形成装置
のメンテナンス作業を軽減できることとなる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面を用いて説明する。 [第1の実施の形態]図1に示すように、本実施形態の
画像読取装置は、スリットガラス2の下面の一辺端に長
手方向にわたって両面テープ61を貼付し、この両面テー
プ61によってスリットガラス61と、このスリットガラス
61を載置する載置部材41とを接着したものである。
【0036】ここで、本実施形態の全体構成を説明す
る。図2において、画像読取装置1の上面には、厚さ3
mm程度のスリットガラス2とコンタクトガラス3が設け
られている。このスリットガラス2とコンタクトガラス
3の下方には、露光ランプ4と第1ミラー51が設けられ
ており、この露光ランプ4と第1ミラー51は、コンタク
トガラス3に載置された原稿を読取る際、コンタクトガ
ラス3の下方で図2中、左右方向に移動し、また、スリ
ットガラス2上で原稿を読取る際には、スリットガラス
2の下方で停止し、露光ランプ4によって原稿面を照射
して、この反射光を公知のように第1ミラー51およびレ
ンズその他の光学部品52、53、55を介してCCDなどの
結像素子56に結像するようになっている。なお、本実施
形態では、露光ランプ4、第1ミラー51、第2ミラー5
2、第3ミラー53、レンズ55、結像素子56が画像読取手
段を構成している。
【0037】また、画像読取装置1には、自動原稿搬送
装置(ADF)6がヒンジなどの連結部材153a、153b
(図3に示す)を介して画像読取装置1の本体上部に連
結されており、この画像読取装置1に対して開閉自在と
なっている。また、ADF6の下面には、コンタクトガ
ラス3に載置された原稿をコンタクトガラス3に押圧す
るとともに原稿の読取時の白基準となる反射板7が設け
られている。
【0038】また、ADF6の上部には原稿載置台8が
設けられており、この原稿載置台8には、複数の原稿か
らなる原稿束Pが載置されることになる。この原稿載置
台8に載置された原稿束Pは、この原稿束Pに接離可能
な呼出コロ9によって給紙された後、給紙ベルト10およ
び分離コロ11によって最上位に位置する原稿が分離され
るようになっており、給紙ベルト10は分離コロ11に任意
の角度で加圧・接触している。
【0039】また、呼出コロ9の原稿搬送方向下流には
ストッパ部材12が設けられており、原稿載置台8に載置
された原稿束Pの先端部はストッパ部材12に衝止されて
給紙ベルト10および分離コロ11の間に進入することを禁
止されている。
【0040】呼出コロ9の下方には加圧板13が設けられ
ており、この加圧板13は図示しないソレノイドによって
呼出コロ9に対して揺動支点を中心に接離するようにな
っている。すなわち、この加圧板13はコピースタートス
イッチが押下されると、前記ソレノイドによって呼出コ
ロ9に対して離隔する位置(図2中、実線で示す)から
呼出コロ9に当接する位置(図2中、1点鎖線で示す)
に揺動支点を中心に移動して、原稿を呼出コロ9に加圧
するとともに、原稿束Pの先端部をストッパ部材12から
離隔させて給紙ベルト10および分離コロ11の間に進入可
能なようにし、呼出コロ9によって原稿を給紙させるよ
うになっている。
【0041】前述の給紙ベルト10および分離コロ11によ
って分離された原稿は、第1搬送駆動コロ14aおよび従
動コロ14bによって搬送路17に沿って反転されてスリッ
トガラス2に向かって搬送されるようになっている。
【0042】搬送路17は、ADF6の本体に対して開閉
自在に設けられたケース6aの内周面によって形成さ
れ、呼出コロ9とスリットガラス2の間に延在する外側
ガイド17aと、このケース6aに対向するADF6の本
体側に形成された内側ガイド17bによって構成されてい
る。
【0043】また、第1搬送駆動コロ14aおよび従動コ
ロ14bは、分離された原稿を挟持して搬送路17を通して
スリットガラス2に搬送した後、反転排紙ガイド(掬い
上げガイド)23によって排紙経路20に掬い上げるように
して搬送するようになっている。また、スリットガラス
2上には反射ガイド板18が設けられており、この反射ガ
イド板18は読取時の白基準を構成するとともに、露光ラ
ンプ4からの光を反射するようになっている。
【0044】そして、排紙経路20に搬送された原稿は、
駆動側である第2搬送駆動コロ19aおよび従動コロ19b
に挟持されて搬送された後、排紙駆動コロ21aおよび従
動コロ21bに挟持されて排紙経路20から外装カバー22に
排紙される。
【0045】一方、コンタクトガラス3上を覆う反射板
7は加圧板24の下面に設けられており、この加圧板24
は、コンタクトガラス3上に載置された原稿をこのコン
タクトガラス3に加圧するようになっている。また、加
圧板24は、支点25を介してメインフレーム26に回動自在
に取付けられており、このメインフレーム26は従動コロ
21bの軸に端部が取付けられ、ADF6本体に固定され
ている。
【0046】また、メインフレーム26は、コンタクトガ
ラス3を覆う面積を有しており、上面に外装カバー22が
取付けられ、この外装カバー22と共に原稿排紙台を構成
している。また、加圧板24は、リンク29を介して補助フ
レーム28に連結されており、この補助フレーム28は、メ
インフレーム26の外周部を挟持するように断面略コの字
状に形成され、支点27を介してメインフレーム26に回動
自在に連結されている。
【0047】また、メインフレーム26にはマグネット30
が設けられており、このマグネット30は補助フレーム28
を吸引している。なお、補助フレーム28は、全体的に金
属で構成しても良く、また、全体的にプラスチック等の
弾性部材で形成してマグネット30に吸引される部分のみ
を金属で形成しても良い。また、補助フレーム28の先端
部(図2中、左端)には排紙経路20の一部を構成してお
り、この先端部には従動コロ19bが回転自在に設けられ
ている。
【0048】一方、スリットガラス2は厚さ3mm程度の
ガラス板からなり、板金製で厚さ1mm程度の載置部材
(あるいはブラケット)41に載置され、スリットガラス
2の上面一端側が押え部材42によって押えられることに
より、載置部材41に当接されている。なお、載置部材41
がスリットガラス2よりも薄い板金で構成されているの
は、スリットガラス2の剛性を保つことにより、画像読
取り用のガラス平面を確保するためである。したがっ
て、スリットガラス2の剛性を保つことができるような
厚さ、材質、形状であれば、載置部材41として板金以外
のものを用いてもよい。また、図4に示すように、載置
部材41には画像読取り用の方形状の穴41aが設けられて
おり、スリットガラス2は、穴41aの開口全周部を覆っ
て穴41aを塞ぐように載置されている。前記押え部材42
は、スリットガラス2の原稿搬送方向上流側のガイド部
材を兼ねている。
【0049】また、スリットガラス2の下面一端側(原
稿搬送方向下流)には、幅2mm程度の両面テープ61bが
スリットガラス2の幅方向(長手方向)に渡って装着さ
れており、両面テープ61bによってスリットガラス2と
載置部材41が接着されている。したがって、コンタクト
ガラス3側の載置部材41(図1中、右側)に、スリット
ガラス2が両面テープ61bによって密着し、さらにスリ
ットガラス2に反転排紙ガイド23が隣り合うように配置
されている。ここで、スリットガラス2が載置部材41を
覆う範囲は、画像読取り用の穴41aに対して原稿搬送方
向上流部分の方が原稿搬送方向下流分よりも広くなるよ
うに設定されている。すなわち、スリットガラス2の原
稿搬送方向上流側の一縁端から穴41aまでの距離L
1は、スリットガラス2の原稿搬送方向下流側の一縁端
から穴41aまでの距離L2より大きい。これは、スリッ
トガラス2上に搬送されてきた原稿の読取り搬送を安定
させ、読取り後の原稿を直ちに反転排紙ガイド23によっ
て排紙経路20に掬い上げるためである。ここで、載置部
材41の表面がスリットガラス2の表面よりも粗くなるよ
うに加工する。あるいは、スリットガラス2に対する接
着力が、載置部材41に対する接着力よりも大きくなるよ
うな接着剤を両面テープ61bに用いる。
【0050】次に、コンタクトガラス3およびスリット
ガラス2の装着方法を説明する。図5において、(a)
は反転排紙ガイド23の押え部材42、(b)は両面テープ
61を貼付したスリットガラス2、(c)はコンタクトガ
ラス3側の載置部材41、(d)は反転排紙ガイド23が装
着されたコンタクトガラス3、(e)は画像形成装置1
の本体をそれぞれ示す。
【0051】本実施形態では、まず、載置部材41を本体
1にネジなどで固定し、次いで、スリットガラス2に予
め貼付された両面テープ61の薄紙61a(図6に示す)を
剥がし、この状態でスリットガラス2を載置部材41(図
1中、右側)上に載置して、スリットガラス2と載置部
材41を接着する。次いで、反転排紙ガイド23およびコン
タクトガラス3を載置部材41(図1中、左側)上に載置
してから、押え部材42で反転排紙ガイド23を押えること
により、コンタクトガラス3およびスリットガラス2を
装着する。この場合、スリットガラス2下面の原稿搬送
方向下流端(幅2mm程度)のみが長手方向にわたって載
置部材41と密着することとなる。また、スリットガラス
2と反転排紙ガイド23の間には、原稿を掬い上げて排紙
方向に搬送するための段差が設けられており、また、こ
れらの部材2、23は接着あるいは一体的に構成されてい
ないため、両者の間に僅かな隙間が生じている。すなわ
ち、前記段差は、スリットガラス2に沿って搬送されて
きた原稿Pが、スリットガラス2の上面より僅かに低い
位置から掬い上げられて排紙方向(図1中、矢印で示
す)に進入するために必要なものである。このため、ス
リットガラス2下流の反転排紙ガイド23は、上流側ガイ
ド(押さ部材)42のように、コンタクトガラス2の端面
を覆うように取付けることができず、僅かな隙間ができ
ることとなる。また、反転排紙ガイド23は、コンタクト
ガラス3の所定位置に原稿を突き当てて位置決めするた
めのスケールと一体的に構成されており、このスケール
部分の裏面(前記スケールがコンタクトガラス3と接す
る面)には図示しない白基準板が接着されている。
【0052】なお、スリットガラス2下方の読取部に紙
粉などが落下しないように、スリットガラス2、反転排
紙ガイド23、押え部材42、コンタクトガラス3を一体的
に構成することが考えられるが、この場合はメンテナン
ス時の作業が容易でない。また、スリットガラス2、反
転排紙ガイド23、押え部材42を一体的に構成することも
考えられるが、この場合は反転排紙ガイド23とコンタク
トガラス3およびスケールとの位置決めが難しくなる。
【0053】次に、本実施形態の作用を説明する。原稿
載置台8に、原稿面が上面になるように原稿束Pを載置
してスタートスイッチを押下すると、加圧板13が呼出コ
ロ9に原稿束Pを押圧することにより、原稿束Pの先端
部をストッパ部材12から離隔させて給紙ベルト10および
分離コロ11の間に進入可能にする。次いで、呼出コロ9
を駆動することによって原稿束Pの上部が給紙ベルト10
および分離コロ11の間に向かって搬送される。
【0054】前述の原稿束Pは、給紙ベルト10および分
離コロ11によって最上位に位置する原稿が分離された
後、第1搬送駆動コロ14aおよび従動コロ14bによって
搬送路17に沿ってスリットガラス2上に搬送された後、
スリットガラス2で露光ランプ4および第1ミラー5な
どによって原稿面が読取られる。読取りが終了した原稿
は、第2搬送駆動コロ19aおよび従動コロ19bによって
搬送経路20上を搬送された後、排紙駆動コロ21aおよび
従動コロ21bによって外装カバー22上に排紙される。
【0055】ところで、スリットガラス2を通過する原
稿Pは、スリットガラス2との摩擦によって擦れて紙粉
63(図1に示す)が発生する。この紙粉63が反転排紙ガ
イド23とスリットガラス2およびスリットガラス2と載
置部材41の間を通って画像読取装置1の本体内に進入し
ようとする。
【0056】本実施形態では、スリットガラス2の一部
下面と載置部材41の上面を両面テープ61bで接着したた
め、原稿Pがスリットガラス2を通過する際に発生し、
装置の振動などの影響で反転排紙ガイド23とスリットガ
ラス2の間に進入した紙粉63をスリットガラス2の端面
および両面テープ61bによって遮ることができ、スリッ
トガラス2と載置部材41の間を通って画像読取装置1本
体内に進入するのを防止することができる。このため、
露光ランプ4や第1ミラー51やスリットガラス2の裏面
が汚れるのを確実に防止することができ、原稿Pの画像
を正常に読取ることができる。
【0057】さらに、メンテナンス時にスリットガラス
2を取外す場合は、まず、押え部材42を取外した後(反
転排紙ガイド23およびコンタクトガラス3を取外す
前)、図7に示すように、スリットガラス2の原稿搬送
方向上流側を矢印A方向に持ち上げて載置部材41から取
外し、新たなスリットガラスを載置することとなる。前
述のように、スリットガラス2に対する両面テープ61b
の接着力が、載置部材41に対する両面テープ61bの接着
力より大きいので、スリットガラス取外し後に、スリッ
トガラス2に付着した両面テープ61bの量が、載置部材
41に付着した両面テープ61bの量より多くなる。よっ
て、スリットガラス2の取外し作業が容易であるととも
に、取外し後の載置部材41の清掃作業が軽減される。
【0058】[第2の実施の形態]図8は、本発明の第
2の実施の形態に係る要部側断面図を示す。なお、本実
施形態の全体構成は、弾性シート部材61および接着剤層
62a、62bを除き、第1の実施の形態と概ね同様である
ため、図2〜図5を用いるとともに同一構成には同一符
号を付与して説明を省略する。
【0059】本実施形態は、第1の実施の形態とは、さ
らにスリットガラス2下面の原稿搬送方向下流側の一縁
端と載置部材41の載置面との間に弾性シート部材61を設
け、この弾性シート部材61がスリットガラス2下面の原
稿搬送方向下流側の一縁端と載置部材41の載置面とのそ
れぞれに接着された点が相違している。この構成によ
り、スリットガラス2および弾性シート部材61の取付
け、取外しが容易であるという効果も得られる。
【0060】図8において、スリットガラス2の下面一
端側(原稿搬送方向下流)には、PETなどの弾性シー
ト部材61の上面(図8中、上側)が接着剤層62aによっ
て接着されており、この弾性シート部材61の非接着端は
曲折して反転排紙ガイド23の内壁に達している。さら
に、載置部材41の載置面(図8中、上側)には、弾性シ
ート部材61の下面(図8中、下側)が接着剤層62bによ
って接着されている。本実施形態では、幅2mm程度の接
着剤層62a、62bにより、弾性シート部材61はスリット
ガラス2の幅方向(長手方向)に渡ってその上下面が接
着されている。また、弾性シート部材61の下面が上面よ
りも粗くなるように加工するか、あるいは接着剤層62a
のスリットガラス2および弾性シート部材61に対する接
着力が、接着剤層62bの弾性シート部材61に対する接着
力よりも大きくなるような接着剤を用いている。このよ
うな接着剤層62a、62bは、例えば、両面テープによっ
て形成されたものでもよい。なお、載置部材41の表面が
スリットガラス2の表面よりも粗くなるように加工して
もよい。
【0061】次に、コンタクトガラス3およびスリット
ガラス2の装着方法を説明する。本実施形態では、ま
ず、載置部材41を本体1にネジなどで固定し、次いで、
接着剤層62bが形成されている載置部材41に弾性シート
部材61を載置し、この弾性シート部材61の上に、接着剤
層62aが形成されているスリットガラス2を載置する。
ここで、位置決めが不正であった場合は、弾性シート部
材61が接着された状態のスリットガラス2を取外し、再
度位置決めして載置することとなる。次いで、反転排紙
ガイド23およびコンタクトガラス3を載置部材41(図8
中、左側)上に載置してから、押え部材42で反転排紙ガ
イド23を押えることにより、コンタクトガラス3および
スリットガラス2を装着する。この場合、図8に示すよ
うに、弾性シート部材61の非装着端は反転排紙ガイド23
の内壁に当接し、弾性シート部材61の非装着端は少なく
ともスリットガラス2の下面より高い位置にある。ま
た、前述のように、スリットガラス2と反転排紙ガイド
23の間には、原稿を掬い上げて排紙方向に搬送するため
の段差が設けられており、両者の間に僅かな隙間が生じ
ている。
【0062】次に、本実施形態の作用を説明する。前述
のように、原稿載置台8上の原稿束Pは、給紙ベルト10
および分離コロ11によって最上位に位置する原稿が分離
された後、第1搬送駆動コロ14aおよび従動コロ14bに
よって搬送路17に沿ってスリットガラス2上に搬送され
た後、スリットガラス2で露光ランプ4および第1ミラ
ー5などによって原稿面が読取られる。読取りが終了し
た原稿は、第2搬送駆動コロ19aおよび従動コロ19bに
よって搬送経路20上を搬送された後、排紙駆動コロ21a
および従動コロ21bによって外装カバー22上に排紙され
る。
【0063】ところで、スリットガラス2を通過する原
稿Pは、スリットガラス2との摩擦によって擦れて紙粉
63(図8に示す)が発生する。この紙粉63が反転排紙ガ
イド23とスリットガラス2およびスリットガラス2と載
置部材41の間を通って画像読取装置1の本体内に進入し
ようとする。
【0064】本実施形態では、スリットガラス2の一部
下面と載置部材41の上面のそれぞれに弾性シート部材61
を接着したため、原稿Pがスリットガラス2を通過する
際に発生し、装置の振動などの影響で反転排紙ガイド23
とスリットガラス2の間に進入した紙粉63を弾性シート
部材61によって遮ることができ、スリットガラス2と載
置部材41の間を通って画像読取装置1本体内に進入する
のを防止することができる。このため、露光ランプ4や
第1ミラー51やスリットガラス2の裏面が汚れるのを確
実に防止することができ、原稿Pの画像を正常に読取る
ことができる。
【0065】さらに、メンテナンス時にスリットガラス
2を取外す場合は、まず、押え部材42を取外した後、反
転排紙ガイド23およびコンタクトガラス3を取外し、次
いで、スリットガラス2を持ち上げる。ここで、前述の
ように、スリットガラス2の弾性シート部材61上面に対
する接着力(接着剤層62aの弾性シート部材61上面に対
する接着力)が、載置部材41の弾性シート部材61下面に
対する接着力(接着剤層62bの弾性シート部材61下面に
対する接着力)より大きいので、スリットガラス2と弾
性シート部材61を一緒に取外すことになる。また、弾性
シート部材61上面に堆積した紙粉63などのゴミも一緒に
除去されることになる。この後、新たな弾性シート部材
およびスリットガラスを載置部材41に載置することとな
る。
【0066】なお、前述の各実施形態では画像読取装置
について述べたが、これに限らず、本実施形態を画像形
成装置に適用してもよい。この場合、前述のようにCC
D56によって取り込まれた画像データは、図示しない画
像処理部で必要な画像処理を施された後、図示しないプ
リンタ部へ送られて出力されることとなる。
【0067】ここで、両面テープ61、61a、61bなどが
前記接着手段を構成し、反転排紙ガイド(掬い上げガイ
ド)23などが前記ガイド部材を構成する。
【0068】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、スリッ
トガラス下面の一縁端と載置部材とを接着することによ
り、紙粉などのゴミがスリットガラス下方の光学系に落
ちるのを阻止できる。さらに、スリットガラスの一辺の
みを載置部材と接着することにより、メンテナンス時の
スリットガラス取外しが容易である。
【0069】請求項2に記載の発明によれば、スリット
ガラス下面の原稿搬送方向下流側の一縁端と載置部材と
を接着することにより、スリットガラスとガイド部材の
隙間からスリットガラス下方の光学系に落ちるのを阻止
できる。さらに、スリットガラスの一縁端のみを載置部
材と接着することにより、スリットガラス取外し時には
他の一縁端を持ち上げて容易に取外すことができる。
【0070】請求項3に記載の発明によれば、スリット
ガラスに対する接着力と、載置部材に対する接着力とを
変えることにより、メンテナンス時の部品取外し作業が
容易である。
【0071】請求項4に記載の発明によれば、スリット
ガラスに対する接着力を大きくすることにより、スリッ
トガラス取外し時、スリットガラスを載置部材から容易
に引き剥がすことができる。
【0072】請求項5に記載の発明によれば、載置部材
の表面をスリットガラス表面より粗くすることにより、
スリットガラスに対する接着力が、載置部材に対する接
着力より大きくなるので、スリットガラス取外し時、ス
リットガラスを載置部材から容易に引き剥がすことがで
きる。
【0073】請求項6に記載の発明によれば、載置部材
開口部の原稿搬送方向下流側(ガイド部材の原稿搬送方
向上流)でスリットガラスと載置部材を接着することに
より、スリットガラスとガイド部材の隙間から落下する
紙粉などのゴミを遮断できる。また、スリットガラスの
原稿搬送方向上流側端を持ち上げることにより、スリッ
トガラスを載置部材から容易に引き剥がすことができ
る。
【0074】請求項7に記載の発明によれば、載置部材
を画像読取装置本体に装着してからスリットガラスを載
置する場合、予め両面テープをスリットガラス側に貼付
しておくことにより、組立作業およびメンテナンス時に
おける部品の移動が容易である。
【0075】請求項8に記載の発明によれば、両面テー
プの接着剤が載置部材側よりスリットガラス側に多く付
着するため、スリットガラス取外し後の載置部材の清掃
が簡単で、新たなスリットガラスを装着する作業も容易
である。
【0076】請求項9に記載の発明によれば、ガイド部
材を装着した状態でスリットガラスのみを取外し可能な
ので、スリットガラスの交換作業を軽減できる。
【0077】請求項10に記載の発明によれば、スリット
ガラス下面に接着した弾性シート部材によって、スリッ
トガラスとガイド部材の隙間から落下する紙粉などのゴ
ミを遮断できる。また、スリットガラスとシート部材の
取付けも両面テープなどで容易にできる。
【0078】請求項11に記載の発明によれば、スリット
ガラス側の接着力(あるいは粘着力)を大きくすること
で、スリットガラスと一緒に弾性シート部材を取外し、
この弾性シート部材上に堆積した紙粉などのゴミをメン
テナンス時に装置外に除去できる。
【0079】請求項12に記載の発明によれば、スリット
ガラスの剛性をこのスリットガラスを載置した載置部材
の載置部分の剛性より大きくすることで、スリットガラ
スの平面度を損なうことがなく、光学的特性に悪影響を
与えずに済む。
【0080】請求項13に記載の発明によれば、前述のよ
うに、スリットガラスとガイド部材の隙間に落下した紙
粉などのゴミが光学系の第1ミラーなどに付着するのを
防ぐので、より高品質な画像を形成できる。また、前述
のように、スリットガラスの取付け・取外しが容易とな
るため、画像形成装置のメンテナンス作業を軽減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るスリットガラ
ス付近の構成を示す要部側断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置
の要部側断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置
の開放状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るスリットガラ
スの載置位置を示す平面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置
の要部分解図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るスリットガラ
ス(載置前)を示す斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るスリットガラ
スの取外し方法を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るスリットガラ
ス付近の構成を示す要部側断面図である。
【図9】従来の画像読取装置の要部側断面図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置(本体) 2 スリットガラス 6 自動原稿搬送装置(ADF) 23 反転排紙ガイド(掬い上げガイド 41 載置部材 41a 画像読取り用の穴 61、61a、61b 両面テープ(接着手段) 63 紙粉などのゴミ P 原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F101 FA01 FB05 LA02 LB03 5B047 AA01 BA01 BB02 BC05 BC09 BC11 BC14 BC18 BC20 BC30 5C051 AA01 BA03 DA03 DB01 DB22 DB24 DB28 DB35 DC04 DC07 DD02 FA01 5C062 AA02 AA05 AB17 AB32 AD06 BA00 5C072 AA01 BA20 CA04 DA21 EA05 NA01 XA01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送中の原稿の画像面を停止して読取る画
    像読取手段と、画像読取り用の開口部を有し、前記画像
    読取手段の上方でスリットガラスを載置する載置部材
    と、この載置部材に載置されたスリットガラスと、この
    スリットガラス下面の一縁端と前記載置部材とを接着す
    る接着手段とを設けたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】搬送中の原稿の画像面を停止して読取る画
    像読取手段と、画像読取り用の開口部を有し、前記画像
    読取手段の上方でスリットガラスを載置する載置部材
    と、この載置部材の開口全周部を覆うように載置された
    スリットガラスと、このスリットガラスと隣り合い、搬
    送されてきた原稿を掬い上げるガイド部材と、前記スリ
    ットガラス下面の原稿搬送方向下流側の一縁端と前記載
    置部材とを接着する接着手段とを設けたことを特徴とす
    る画像読取装置。
  3. 【請求項3】前記接着手段の前記スリットガラスに対す
    る接着力と、前記接着手段の前記載置部材に対する接着
    力とが異なることを特徴とする請求項1または2に記載
    の画像読取装置。
  4. 【請求項4】前記接着手段の前記スリットガラスに対す
    る接着力が、前記接着手段の前記載置部材に対する接着
    力より大きいことを特徴とする請求項3に記載の画像読
    取装置。
  5. 【請求項5】前記載置部材の接着面が、前記スリットガ
    ラスの表面より粗くなるようにしたことを特徴とする請
    求項3に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】前記スリットガラスの原稿搬送方向上流側
    の一縁端から前記開口部までの距離が、前記スリットガ
    ラスの原稿搬送方向下流側の一縁端から前記開口部まで
    の距離より大きいことを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】前記開口部より原稿搬送方向下流の前記ス
    リットガラス縁端に予め貼付した両面テープによって、
    前記スリットガラスと前記載置部材が接着されているこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像読
    取装置。
  8. 【請求項8】前記スリットガラスを取外した場合、前記
    スリットガラスに付着する前記両面テープの接着剤が、
    前記載置部材に付着する前記両面テープの接着剤より多
    量であることを特徴とする請求項7に記載の画像読取装
    置。
  9. 【請求項9】前記スリットガラスは、前記ガイド部材を
    装着した状態で取外し可能であることを特徴とする請求
    項1〜8のいずれかに記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】前記スリットガラスと隣り合い、搬送され
    てきた原稿を掬い上げるガイド部材と、前記スリットガ
    ラス下面の原稿搬送方向下流側の一縁端と前記載置部材
    の載置面との間に配置された弾性シート部材とを備え、
    この弾性シート部材が前記接着手段によって、前記スリ
    ットガラス下面の原稿搬送方向下流側の一縁端と前記載
    置部材の載置面とのそれぞれに接着されたことを特徴と
    する請求項1に記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】前記弾性シート部材と前記スリットガラス
    を接着する接着力が、前記弾性シート部材と前記載置部
    材を接着する接着力より大きいことを特徴とする請求項
    10に記載の画像読取装置。
  12. 【請求項12】前記スリットガラスの剛性が、前記スリッ
    トガラスを載置した載置部材の載置部分の剛性より大き
    いことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の画
    像読取装置。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のいずれかに記載の画像読取
    装置を設けたことを特徴とする画像形成装置。
JP2001165094A 2001-05-31 2001-05-31 画像読取装置および画像形成装置 Pending JP2002359726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001165094A JP2002359726A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 画像読取装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001165094A JP2002359726A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 画像読取装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002359726A true JP2002359726A (ja) 2002-12-13

Family

ID=19007812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001165094A Pending JP2002359726A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 画像読取装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002359726A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007201888A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置
JP2009171344A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007201888A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置
JP4692301B2 (ja) * 2006-01-27 2011-06-01 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像読取装置
JP2009171344A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001272829A (ja) 画像読取装置
JP2002359726A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2000351482A (ja) 原稿読取装置
JP2000209390A (ja) 原稿読取装置
JP3677726B2 (ja) 画像読取装置
JP2002152462A (ja) 画像読取手段を具備する自動原稿送り装置及び画像読取装置
JP2002354191A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP4922707B2 (ja) 画像読取装置
JP4476929B2 (ja) 原稿読取装置
JP4891109B2 (ja) 画像読取装置
JP2003261242A (ja) シート搬送装置および画像形成装置
JP3355135B2 (ja) 画像形成装置
JP3224493B2 (ja) 画像読取装置
JP3816411B2 (ja) 画像読取装置
JP2000151913A (ja) 画像読取装置
JP2000201251A (ja) 画像読取装置
JPH09304844A (ja) 画像読取装置
JP2002064687A (ja) 画像読取装置
JPH10327296A (ja) 画像読取装置
JP2001309118A (ja) 原稿搬送装置
JP2002320059A (ja) 原稿読取装置及び画像形成装置
JP3481411B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JPH09270884A (ja) 画像読取装置
JP2003207856A (ja) 画像読取装置
JP2004021007A (ja) 原稿圧板および画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080715

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081202