JP2002354580A - スピーカの磁気回路 - Google Patents

スピーカの磁気回路

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JP2002354580A
JP2002354580A JP2001152657A JP2001152657A JP2002354580A JP 2002354580 A JP2002354580 A JP 2002354580A JP 2001152657 A JP2001152657 A JP 2001152657A JP 2001152657 A JP2001152657 A JP 2001152657A JP 2002354580 A JP2002354580 A JP 2002354580A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヨークに設けた一対の凸部とポールピースと
の間に存する一対の磁気ギャップ内の磁束密度分布がア
ンバランスにならず、信号電流のレベルに対するリニア
リティを損なうことなく振幅領域の拡大が図れるスピー
カの磁気回路を提供すること。 【解決手段】 磁気ギャップG1を介してポールピース
1に対向するヨーク4の第1の凸部4aと、磁気ギャッ
プG2を介してポールピース1に対向するヨーク4の第
2の凸部4bのうち、マグネット6に近い第2の凸部4
bに該凸部4b内へ向かう磁束を低減する切欠き4cを
設け、磁気ギャップG1内の磁束量と磁気ギャップG2
内の磁束量とが略同等となるように設定した。これによ
り、両磁気ギャップG1,G2内の磁束密度分布のアン
バランスに起因する音のひずみを解消できるので、信号
電流のレベルに対するリニアリティを損なうことなくボ
イスコイル3の振幅領域の拡大が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動電型のスピーカ
の磁気回路に係り、特に、同一のヨークに設けた一対の
凸部をポールピースと対向させ、これら一対の凸部とポ
ールピースとの間に形成される一対の磁気ギャップに跨
がるようにボイスコイルを配置することによってリニア
な振幅領域の拡大を図ったスピーカの磁気回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポールピースとヨークとの間に形成され
る磁気ギャップ内にボイスコイルを配置し、このボイス
コイルに信号電流(音声電流)を通電して振動させるこ
とにより振動板を駆動するように構成した動電型のスピ
ーカでは、信号電流のレベルに対してボイスコイルの振
幅をリニアに変化させないと音のひずみが発生してしま
うので、振動中のボイスコイルに作用する磁気ギャップ
内の磁束量を一定に保っておく必要がある。しかしなが
ら、図5に示すように、ポールピース1の外周面とヨー
ク2の内周面2aとが磁気ギャップGを介して対向し、
かつ該内周面2aの幅寸法Wよりも巻き幅の小さいボイ
スコイル3を磁気ギャップG内に配置させているスピー
カの場合、ボイスコイル3を磁気ギャップGの図示上方
もしくは図示下方まで変位させると、このボイスコイル
3に作用する磁束量が急減してしまうので、音のひずみ
を防止するためにはボイスコイル3の振幅領域を小さく
設定しておかねばならない。また、ボイスコイル3の巻
き幅を内周面2aの幅寸法Wよりも大きくしておけば、
リニアな振幅領域を拡大させることは可能であるが、こ
の場合、ボイスコイル3の重量が増加して電気音響変換
効率が悪くなってしまう。
【0003】そこで従来、図6に示すように、磁気ギャ
ップG1,G2を介してポールピース1の外周面と対向
するヨーク4の内周部に、幅寸法wが等しい第1の凸部
4aおよび第2の凸部4bを設け、かつ第1の凸部4a
の図示下半分および第2の凸部4bの図示上半分と対向
するように、巻き幅Lのボイスコイル3を磁気ギャップ
G1,G2内に配置させたスピーカが提案されている。
このスピーカの磁気回路は、一体品のポールピース1お
よび底部プレート5と、ポールピース1の軸線方向に着
磁されて底部プレート5上に配置された環状のマグネッ
ト6と、一対の凸部4a,4bを有してマグネット6上
に配置された環状のヨーク4とによって構成されてお
り、ヨーク4の第1の凸部4aは磁気ギャップG1を介
してポールピース1と対向し、第2の凸部4bは磁気ギ
ャップG2を介してポールピース1と対向している。磁
気ギャップG1と磁気ギャップG2のギャップ長は等し
く、これら磁気ギャップG1,G2内に円筒状のボビン
7に巻装されたボイスコイル3が配置されている。ボビ
ン7の図示上端部は円錐状のコーン紙等からなる振動板
8の内周部に接合されている。また、ヨーク4上にはフ
レーム9が固定されており、このフレーム9は、変形接
合部10を介して振動板8の外周部を支持していると共
に、ダンパー11を介してボビン7を振動自在に支持し
ている。
【0004】このように構成されたスピーカでは、マグ
ネット6からヨーク4へ供給される磁束が第1の凸部4
aと第2の凸部4bとに振り分けられてポールピース1
の外周面へ向かうので、仮に両凸部4a,4bに同等の
磁束量が振り分けられるとすると、ボイスコイル3に作
用する磁気回路の磁束量は、図6に示す非通電時の状態
でも、ボイスコイル3の図示上端が高さ位置Pまで上昇
した状態でも、ボイスコイル3の図示下端が高さ位置Q
まで下降した状態でも、すべて同等となる。したがっ
て、ボイスコイル3の重量を不所望に増大させなくて
も、リニアな振幅領域を拡大させることが可能となり、
スピーカの性能向上が図れる。なお、かかる従来技術
は、例えば実開平1−65592号公報等に開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す如き磁気回
路を採用したスピーカは、図5に示す如き磁気回路を採
用したスピーカに比べて、効率よくリニアな振幅領域を
拡大させることができるが、ヨーク4の両凸部4a,4
bとマグネット6との距離が異なるため、マグネット6
から第2の凸部4bへ供給される磁束量が第1の凸部4
aへ供給される磁束量よりも多くなってしましまうとい
う不具合があった。その結果、図4に破線で示すよう
に、磁気ギャップG2内の磁束量が磁気ギャップG1内
の磁束量よりも多くなってしまうので、かかる磁束密度
分布のアンバランスによって、ボイスコイル3の振幅が
信号電流のレベルに対してリニアに変化しなくなる危険
性があった。つまり、図6に示す如き磁気回路を採用し
てボイスコイル3の振幅領域を拡大すると、信号電流の
レベルに対するリニアリティが損なわれやすいので、音
のひずみが発生しやすくなるという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、ヨークに設けた一対
の凸部とポールピースとの間に存する一対の磁気ギャッ
プ内の磁束密度分布がアンバランスにならず、信号電流
のレベルに対するリニアリティを損なうことなく振幅領
域の拡大が図れるスピーカの磁気回路を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
解決手段として、本発明は、ヨークに設けた一対の凸部
のうち、マグネットに近い側の凸部の基部側に切欠きを
設けて、この凸部内へ向かう磁束を減少させるか、ある
いは該凸部を他部よりも透磁率の低い材料にて形成する
こととした。これにより、マグネットに近い側の凸部に
供給される磁束量と、マグネットから遠い側の凸部に供
給される磁束量とを略同等に設定することができるの
で、各凸部とポールピースとの間に存する一対の磁気ギ
ャップ内の磁束密度分布のアンバランスを回避できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明によるスピーカの磁気回路
では、ポールピースと一体の底部プレート上に前記ポー
ルピースの軸線方向に着磁されたマグネットが配置され
ていると共に、このマグネット上に配置されたヨーク
に、第1の磁気ギャップを介して前記ポールピースに対
向する第1の凸部と、この第1の凸部よりも前記マグネ
ットに近い側で第2の磁気ギャップを介して前記ポール
ピースに対向する第2の凸部とが設けられており、前記
第1および第2の磁気ギャップ内に配置されたボイスコ
イルが通電時に振動板を駆動するスピーカの磁気回路に
おいて、前記第2の凸部の基部側に該凸部内へ向かう磁
束を減少させる切欠きを設けるか、あるいは、前記第2
の凸部を前記ヨークの他部よりも透磁率の低い材料にて
形成することにより、前記第1の磁気ギャップ内の磁束
量と前記第2の磁気ギャップ内の磁束量とが略同等にな
るように設定した。
【0009】ヨークに設けた一対の凸部の形状が同じで
あれば、マグネットから供給される磁束の量は該マグネ
ットに近い第2の凸部の方が第1の凸部よりも多くなっ
てしまうが、第2の凸部の基部側に切欠きを設けて磁束
を減少させれば、その分、第1の凸部へ向かう磁束が増
えるので、それぞれの凸部に供給される磁束の量を略同
等に設定することができる。つまり、第1の磁気ギャッ
プ内の磁束量と第2の磁気ギャップ内の磁束量とを略同
等に設定することができるので、これら両磁気ギャップ
内の磁束密度分布のアンバランスに起因する音のひずみ
が解消でき、それゆえ、信号電流のレベルに対するリニ
アリティを損なうことなく、巻き幅を抑えた軽量のボイ
スコイルの振幅領域を拡大することができる。
【0010】また、切欠きによって第2の凸部の磁路を
狭めなくても、第2の凸部をヨークの他部よりも透磁率
の低い材料で形成しておくことにより、マグネットから
該凸部へ供給される磁束の量を低減させることができ
る。したがって、適宜材料を選択することにより、第1
の凸部へ供給される磁束量と第2の凸部へ供給される磁
束量とを略同等に設定することが可能となり、第1およ
び第2の磁気ギャップ内の磁束密度分布のアンバランス
を解消することができる。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明の第1実施例に係るスピーカの断面図であ
り、図6と対応する部分には同一符号が付してある。
【0012】図1に示すスピーカの磁気回路は、一体品
のポールピース1および底部プレート5と、ポールピー
ス1の軸線方向に着磁されて底部プレート5上に配置さ
れた環状のマグネット6と、第1の凸部4aおよび第2
の凸部4bを有してマグネット6上に配置された環状の
ヨーク4とによって構成されており、両凸部4a,4b
の形状はポールピース1との対向面などについては同等
であるが、マグネット6に近い第2の凸部4bだけにそ
の基部側に切欠き4cが形成されている。この切欠き4
cによってマグネット6から第2の凸部4b内へ向かう
磁束が減少するため、その分、第1の凸部4aへ向かう
磁束が増え、マグネット6からヨーク4へ供給される磁
束が両凸部4a,4bに同等に振り分けられる。第1の
凸部4aは磁気ギャップG1を介してポールピース1と
対向しており、第2の凸部4bは磁気ギャップG2を介
してポールピース1と対向している。磁気ギャップG1
と磁気ギャップG2のギャップ長は等しく、これら磁気
ギャップG1,G2内に円筒状のボビン7に巻装された
ボイスコイル3が配置されている。ボビン7の図示上端
部は円錐状のコーン紙等からなる振動板8の内周部に接
合されている。また、ヨーク4上にはフレーム9が固定
されており、このフレーム9は、変形接合部10を介し
て振動板8の外周部を支持していると共に、ダンパー1
1を介してボビン7を振動自在に支持している。
【0013】上述したように、ヨーク4の第2の凸部4
bの基部側に切欠き4cを設けておくと、マグネット6
から第2の凸部4bへ供給される磁束は、切欠き4cが
存しない場合に比べて少なくなり、その分、第1の凸部
4aへ向かう磁束が増えるので、マグネット6までの距
離が異なる各凸部4a,4bに同量の磁束が供給される
ように設定することができる。本実施例は、このように
して各凸部4a,4bにほぼ同量の磁束が供給されるよ
うにしてあるので、図4に実線で示すように、磁気ギャ
ップG1内の磁束量と磁気ギャップG2内の磁束量とが
ほぼ同じ値になっており、これら両磁気ギャップG1,
G2内の磁束密度分布のアンバランスが解消されてい
る。
【0014】このように構成されたスピーカでは、ボイ
スコイル3に信号電流を通電して振動させると、ボイス
コイル3が振動板8を駆動して信号電流に対応する音が
発生するようになっている。その際、ボイスコイル3を
磁気ギャップG1の図示上方から磁気ギャップG2の図
示下方までの広い振幅領域で振動させたとしても、磁気
ギャップG1,G2内の磁束密度分布がバランスしてい
るため、音のひずみは生じにくくなっている。すなわ
ち、信号電流のレベルに対するリニアリティを損なうこ
となく、広い振幅領域でボイスコイル3を振動させるこ
とができ、スピーカの性能が高まっている。なお、凸部
4bの切欠き4c内に、ヨーク4よりも透磁率の低い材
料で形成された介在物を配置して、各凸部4a,4bに
供給される磁束量を調整するようにしても良い。
【0015】図2は本発明の第2実施例に係る磁気回路
の要部断面図である。同図に示す磁気回路は、一対の凸
部4a,4bを有するヨーク4上に、環状のマグネット
12および環状の上部プレート13を設置して、磁気ギ
ャップG1,G2内の磁束密度を高めたものである。ヨ
ーク4上のマグネット12の磁極の向きは、底部プレー
ト5上のマグネット6とは逆向きであり、マグネット1
2からヨーク4へ供給される磁束は、磁気ギャップG
1,G2を経由してポールピース1へ向かった後、上部
プレート13を経由してマグネット12へと戻る。した
がって、磁気ギャップG1,G2内には、底部プレート
5上のマグネット6による磁束と、ヨーク4上のマグネ
ット12による磁束とが供給されることになって磁束密
度が高まる。ただし、ポールピース1と上部プレート1
3とは一体品でなく、両者1,13間には比較的大きな
磁気抵抗が生じているため、磁気ギャップG1,G2内
の磁束の大半はマグネット6によるものである。
【0016】また、図2に示す磁気回路の場合、ヨーク
4の第2の凸部4bに設けた切欠き4dが比較的小さい
ので、前述した第1実施例と比べた場合、第2の凸部4
bに向かう磁束はさほど減少しない。すなわち、底部プ
レート5上のマグネット6から供給される磁束量は第2
の凸部4bの方が第1の凸部4aよりも多いが、ヨーク
4上のマグネット12から供給される磁束量は逆に第1
の凸部4aの方が多いので、両凸部4a,4bにほぼ同
量の磁束が供給される構成を実現するためには、切欠き
4dをある程度小さくしておく必要がある。
【0017】図3は本発明の第3実施例に係る磁気回路
の要部断面図である。同図に示す磁気回路では、ヨーク
4の第1および第2の凸部4a,4bの形状が同等で、
第1および第2実施例で説明した切欠きは省略されてい
るが、第2の凸部4bだけがヨーク4の他部に比べて透
磁率の低い材料で形成してある。つまり、マグネット6
に近い第2の凸部4bの透磁率を相対的に低くしておく
ことにより、マグネット6から遠い第1の凸部4aへ向
かう磁束を増やすことができるので、第2の凸部4bの
材料を適宜選択することにより、マグネット6からヨー
ク4へ供給される磁束を各凸部4a,4bへ同等に振り
分けて、磁気ギャップG1,G2内の磁束密度分布のア
ンバランスを解消することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0019】ヨークに設けられて磁気ギャップを介して
ポールピースと対向する一対の凸部のうち、マグネット
に近い側の凸部の基部側に該凸部内へ向かう磁束を減少
させる切欠きを設けるか、あるいは、該凸部をヨークの
他部よりも透磁率の低い材料にて形成することにより、
一方の凸部とポールピース間の磁気ギャップ内の磁束量
と、他方の凸部とポールピース間の磁気ギャップ内の磁
束量とが略同等になるように設定したので、これら両磁
気ギャップ内の磁束密度分布のアンバランスに起因する
音のひずみを解消でき、それゆえ、信号電流のレベルに
対するリニアリティを損なうことなくボイスコイルの振
幅領域の拡大が図れ、スピーカの性能を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るスピーカの断面図で
ある。
【図2】本発明の第2実施例に係る磁気回路の要部断面
図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る磁気回路の要部断面
図である。
【図4】本発明と従来技術における一対の磁気ギャップ
内の磁束量を示す特性図である。
【図5】スピーカの磁気回路の一例を示す要部断面図で
ある。
【図6】従来例に係るスピーカの断面図である。
【符号の説明】
1 ポールピース 3 ボイスコイル 4 ヨーク 4a 第1の凸部 4b 第2の凸部 4c,4d 切欠き 5 底部プレート 6 マグネット 7 ボビン 8 振動板 9 フレーム 12 マグネット 13 上部プレート G1 (第1の)磁気ギャップ G2 (第2の)磁気ギャップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポールピースと一体の底部プレート上に
    前記ポールピースの軸線方向に着磁されたマグネットが
    配置されていると共に、このマグネット上に配置された
    ヨークに、第1の磁気ギャップを介して前記ポールピー
    スに対向する第1の凸部と、この第1の凸部よりも前記
    マグネットに近い側で第2の磁気ギャップを介して前記
    ポールピースに対向する第2の凸部とが設けられてお
    り、前記第1および第2の磁気ギャップ内に配置された
    ボイスコイルが通電時に振動板を駆動するスピーカの磁
    気回路において、前記第2の凸部の基部側に該凸部内へ
    向かう磁束を減少させる切欠きを設けることにより、前
    記第1の磁気ギャップ内の磁束量と前記第2の磁気ギャ
    ップ内の磁束量とが略同等になるように設定したことを
    特徴とするスピーカの磁気回路。
  2. 【請求項2】 ポールピースと一体の底部プレート上に
    前記ポールピースの軸線方向に着磁されたマグネットが
    配置されていると共に、このマグネット上に配置された
    ヨークに、第1の磁気ギャップを介して前記ポールピー
    スに対向する第1の凸部と、この第1の凸部よりも前記
    マグネットに近い側で第2の磁気ギャップを介して前記
    ポールピースに対向する第2の凸部とが設けられてお
    り、前記第1および第2の磁気ギャップ内に配置された
    ボイスコイルが通電時に振動板を駆動するスピーカの磁
    気回路において、前記第2の凸部を前記ヨークの他部よ
    りも透磁率の低い材料にて形成することにより、前記第
    1の磁気ギャップ内の磁束量と前記第2の磁気ギャップ
    内の磁束量とが略同等になるように設定したことを特徴
    とするスピーカの磁気回路。
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CN114640931A (zh) * 2022-03-11 2022-06-17 美特科技(苏州)有限公司 扬声器

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