JP2002352572A - 振動吸収機構 - Google Patents

振動吸収機構

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JP2002352572A
JP2002352572A JP2001158389A JP2001158389A JP2002352572A JP 2002352572 A JP2002352572 A JP 2002352572A JP 2001158389 A JP2001158389 A JP 2001158389A JP 2001158389 A JP2001158389 A JP 2001158389A JP 2002352572 A JP2002352572 A JP 2002352572A
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vibration
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Takeshi Kadowaki
毅志 門脇
Eiji Hoshinaka
英司 星仲
Yoichi Konno
洋一 金野
Katsumi Ishii
克美 石井
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Pioneer Electronic Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
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    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/10Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect
    • F16F7/104Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted
    • F16F7/108Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted on plastics springs

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数方向の振動抑止効果を効果的に達成で
き、高速読み取り等が従来以上に安定してできる振動吸
収機構を提供する。 【解決手段】 情報記録媒体を回転駆動する駆動手段と
該情報記録媒体の情報を読みとり可能な情報読み取り手
段5を搭載した載置手段4と、載置手段4と弾性部材21を
介して結合されて、該載置手段4の振動を減衰可能な動
的振動吸収手段14とを備え、動的振動吸収手段14が弾性
部材21の外周面を拘束する壁面を介して該弾性部材と連
結されており、弾性部材21と動的振動吸収手段14との間
において、壁面による弾性部材21への拘束力が特定の方
向で変化する拘束力変化手段25が設けられた振動吸収機
構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動吸収機構に関
し、特に、スピンドルが発生する振動及びスピンドルに
載置された光ディスク等の記録媒体が回転することによ
り発生する振動に対する防振機構を備えた記録再生装置
に適用して好適な振動吸収機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータや各種プレーヤ
等においては、高速回転する記録媒体を用いた記録再生
装置が使用されている。例えばCD(コンパクトディス
ク)プレーヤ(CD−ROMドライブ等を含む)やDV
D(ビデオディスク)プレーヤ等の光ディスクを再生す
る光ディスク再生装置が広く使用されている。この光デ
ィスク再生装置における光学系やサーボ系等は、装置外
部から加えられる振動や装置自身の発生する振動等に対
して正確なトラック制御及びフォーカシング制御を行う
能力に限界がある。特に、コンピュータの記憶装置とし
て用いられる場合、高速読み取りや高速シーク等の駆動
装置高速化のために装置自身で発生する振動が重要な問
題となってきている。
【0003】このため、一般にメカニズム全体又は再生
機構(光学系メカニズム)を弾性部材によって支持し、
その弾性部材の内部抵抗により外部振動を減衰させる構
造が採用されている。また、装置自身が発生する振動を
減衰する構造が採用されている。この振動減衰構造を図
10及び図11に示す。図10及び図11は、外部振動
並びに内部振動を減衰させる構造を備えた装置の一例と
してのCDプレーヤを示すものである。なお、図10
は、CDプレーヤの内部構造を示す概略平面図であり、
図11は、図10におけるD−D線に沿った部分の断面
図である。
【0004】図10に示すように、第1の弾性部材10
2(図中においては4個の弾性部材)を介してメインフ
レーム104が筐体101上に弾性支持されている。ま
た、メインフレーム104上には、第2の弾性部材13
1を介してサブフレーム132が取付けられている。こ
のメインフレーム104には、光ディスク10(想像線
にて示す)を回転させるターンテーブル106を有した
スピンドルモータ等の駆動系が取付けられている。
【0005】このサブフレーム132とメインフレーム
104との連結構造は、図11に示すように、第2の弾
性部材131がメインフレーム104に螺合されるネジ
122によって該メインフレーム104に固定され、こ
の第2の弾性部材131の外周面131aがサブフレー
ム132の取付け開口133によって拘束された連結構
造である。
【0006】また、メインフレーム104には、二本の
ガイドレール111(片方のみ図示)が互いに平行に設
けられており、このガイドレール111に係合するピッ
クアップ105が該ガイドレール111に沿って光ディ
スク半径方向に移動可能に配置されている。なお、ピッ
クアップ105は、ステッピングモータ109に結合さ
れた駆動スクリュー108に係合していることで、光デ
ィスク半径方向に移動することができる。
【0007】このような構造において、動的振動吸収手
段であるサブフレーム132を用いた振動抑制構造によ
り、装置自身が発生する振動を抑制することが可能であ
る。しかしながら、前掲のような従来の振動抑制構造に
おいては、その共振周波数の設定は、例えば、ネジ12
2の締付け力を加減することにより、ネジ122とメイ
ンフレーム104との間における第2の弾性部材131
の拘束力が増減し、また、第2の弾性部材131の外周
面131aと取付け開口133との当接力(取付け開口
が弾性部材を拘束する力)が増減する。このようなネジ
締付け操作により、フォーカス方向(光ディスク面に対
して垂直方向(図中において矢印Z方向))、トラック方
向(図中において光ディスク回転方向であって矢印Y方
向)、タンジェンシャル方向(図中において光ディスク
半径方向であって矢印X方向)のうちの何れか一つの方
向に着目して、振動抑止効果がでるように合わせ込んで
いるのが現状であり、経験的な要素の高い調整作業とな
っていた。このようなことから、振動抑止効果を、予め
特定の方向に設定することが容易であったり、複数の方
向において容易に設定できれば、振動抑止作用を各種装
置における細かな調整が可能となり、更なる高速読みと
り(書き込み)が可能となるだけでなく、装置の小型軽
量化を促進することも容易になるが、従来においては、
上述の如く振動抑止効果を、複数の方向に対応して設定
することは極めて困難であった。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、光ディスク等の記録媒体記録再生装置におけ
る駆動機構による振動を抑制するための機構を備え、複
数方向の振動抑止効果を比較的容易に達成でき、高速読
み取り(書き込み)等が従来以上に安定してできる振動
吸収機構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
振動吸収機構は、情報記録媒体を回転駆動する駆動手段
と該情報記録媒体の情報を読みとり可能な情報読み取り
手段を搭載した載置手段と、前記載置手段と弾性部材を
介して結合されて、該載置手段の振動を減衰可能な動的
振動吸収手段とを備え、前記動的振動吸収手段が前記弾
性部材の外周面を拘束する壁面を介して該弾性部材と連
結されており、前記弾性部材と前記動的振動吸収手段と
の間において、前記壁面による前記弾性部材への拘束力
が特定の方向で変化する拘束力変化手段が設けられたこ
とを特徴とする。
【0010】このように、本発明の請求項1に係る振動
吸収機構によれば、載置手段と、動的振動吸収手段と
が、弾性部材を介して連結されていることにより、載置
手段に搭載された駆動系から発生する振動を適宜減衰さ
せることができ、また、弾性部材の外周面を拘束する動
的振動吸収手段の壁面と該弾性部材とが連結されている
状態で、弾性部材が壁面によって拘束されている拘束領
域の一部分に、拘束力変化手段が設けられた箇所におい
て、部分的な拘束力の低下や上昇を生じさせることがで
きるので、拘束力変化手段の形成位置によって、特定方
向での共振周波数を変化させることができる。
【0011】本発明の請求項2に係る振動吸収機構は、
請求項1に記載の振動吸収手段において、動的振動吸収
手段に、弾性部材を受容する取付け開口が設けられてお
り、拘束力変化手段が、取付け開口の壁面の凹部によっ
て構成されたことを特徴とする。このような本発明の請
求項2に係る振動吸収機構によれば、動的振動吸収手段
に形成された取付け開口の壁面が、弾性部材の周囲に当
接することで、載置手段と動的振動吸収手段とが弾性的
に連結され、さらに、取付け開口の壁面に形成された凹
部が弾性部材の拘束力を弱めるか或いは解放するので、
該凹部のところの拘束力を弱くする拘束力変化手段とし
て機能し、拘束力の弱くなった方向の共鳴振動周波数を
変化させることができる。
【0012】本発明の請求項3に係る振動吸収機構は、
請求項1に記載の振動吸収手段において、動的振動吸収
手段には、弾性部材を受容する取付け開口が設けられて
おり、拘束力変化手段が、取付け開口の壁面の突起部に
よって構成されたことを特徴とする。
【0013】このような本発明の請求項3に係る振動吸
収機構によれば、動的振動吸収手段に形成された取付け
開口の壁面が、弾性部材の周囲に当接することで、載置
手段と動的振動吸収手段とが弾性的に連結されるだけで
なく、取付け開口の壁面に形成された突起部が、弾性部
材の表面を部分的に強く拘束する拘束力変化手段として
機能するので、拘束力の強くなった特定の方向の共鳴振
動周波数を変化させることができる。
【0014】本発明の請求項4に係る振動吸収機構は、
請求項1に記載の振動吸収手段において、動的振動吸収
手段には、弾性部材を受容する取付け開口が設けられて
おり、拘束力変化手段が、弾性部材の凹み部によって構
成されていることを特徴とする。このような本発明の請
求項4に係る振動吸収機構によれば、動的振動吸収手段
に形成された取付け開口に弾性部材が受容されて、取付
け開口の壁面で拘束されることによって、載置手段と動
的振動吸収手段とが弾性的に連結されるだけでなく、弾
性部材の凹み部が、弾性部材の拘束力を弱めるか或いは
解放することができ、該凹み部のところの拘束力を弱く
する拘束力変化手段として機能するので、拘束力の弱く
なった特定の方向の共鳴振動周波数を変化させることが
できる。
【0015】本発明の請求項5に係る振動吸収機構は、
請求項1に記載の振動吸収手段において、動的振動吸収
手段に、弾性部材を受容する取付け開口が設けられてお
り、拘束力変化手段が、弾性部材の弾性突起部によって
構成されていることを特徴とする。
【0016】このような本発明の請求項5に係る振動吸
収機構によれば、動的振動吸収手段に形成された取付け
開口の壁面が、弾性部材の外周面に当接することで、載
置手段と動的振動吸収手段とが弾性的に連結されるだけ
でなく、弾性部材の外周面に形成された弾性突起部が、
弾性部材自身を部分的に強く拘束する拘束力変化手段と
して機能するので、拘束力の強くなった特定の方向の共
鳴振動周波数を変化させることができる。
【0017】本発明の請求項6に係る振動吸収機構は、
請求項4または5に記載の振動吸収手段において、弾性
部材が、略筒形状に構成されており、中心部を貫通する
固定部材によって載置手段に対する固定向きが選択可能
に構成されていることを特徴とする。
【0018】このような本発明の請求項6に係る振動吸
収機構によれば、弾性部材が、略筒形状に構成されて、
中心部を貫通する固定部材によって取付ける構成である
ので、弾性部材の載置手段に対する固定向きが選択可能
であり、弾性部材に形成された拘束力変化手段の位置を
選ぶことができ、共鳴振動周波数の変化する方向を任意
に選択することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
に係る振動吸収機構を備えた光ディスク再生装置につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係
る振動吸収機構を備えた光ディスク再生装置の内部構造
を示した概略平面図である。図2は、光ディスク再生装
置の要部分解斜視図である。図3は、図1におけるA−
A線に沿った部分の概略断面図である。図4は、図1に
おけるB−B線に沿った部分の概略断面図である。
【0020】図1に示す本第1の実施形態の光ディスク
再生装置100において、後述する再生機構(光学系メ
カニズム)が搭載された載置手段であるメインフレーム
4は、例えば4個の第1の弾性部材2によって、矩形の
筐体1内に支持されている。この第1の弾性部材2の内
部抵抗により、メインフレーム4に対して、筐体1の外
部から加えられる外部振動を減衰させることができる。
【0021】メインフレーム4には、情報記録媒体であ
る光ディスク10(想像線にて一部分のみ示す)を回転
させるためのターンテーブル6を有した駆動手段である
スピンドルモータ(図1においてはターンテーブル6の
下側の位置)、光ディスク10に書き込まれた情報を読
み取るための情報読み取り手段であるピックアップ5な
どが取付けられている。また、メインフレーム4上に
は、例えば4個の第2の弾性部材21を介して動的振動
吸収手段であるサブフレーム14が取付けられている。
【0022】サブフレーム14とメインフレーム4との
連結構造は、図2、図3および図4に示すように、第2
の弾性部材21がメインフレーム4に螺合される固定ネ
ジ22にて固定されており、さらに第2の弾性部材21
の外周面21a(図4参照)と、サブフレーム14の取
付け開口24(図2参照)の内周の壁面24aとが当接
することにより、サブフレーム14とメインフレーム4
とが弾性的に連結されている。
【0023】本第1の実施形態における振動吸収機構の
特徴は、取付け開口24の壁面24aに2つの凹部2
5,25が形成されている構成にある。この2つの凹部
25,25は、図中において矢印Y方向に沿った所謂ト
ラック方向に並んで配置されている。なお、取付け開口
24には、第2の弾性部材21を挿入するための挿入切
り欠き28が必要に応じて形成されている。
【0024】このように構成された振動吸収機構は、サ
ブフレーム14に形成された取付け開口24の壁面24
aが、弾性部材21の外周面21aに当接することで、
メインフレーム4とサブフレーム14とが弾性的に連結
されている。更にまた、取付け開口24の壁面24aに
形成された凹部25,25によって、該凹部25,25
の部分における弾性部材21の拘束力が大きく弱められ
るか或いは解放される。したがって、凹部25,25
は、該凹部が並んだ方向(トラック接線方向)のみにお
いて、弾性部材21に対する拘束力を弱くする拘束力変
化手段として機能する。この結果、凹部25,25が設
けられた位置によって決定される方向の共鳴振動周波数
を変化させることができる。
【0025】また、メインフレーム4には、二本のガイ
ドレール11(サブフレームの下側に位置するので1本
のみ図示)が互いに平行に設けられている。このガイド
レール11に、ピックアップ5が移動可能に係合してい
る。したがって、ピックアップ5は、ガイドレール11
に沿って光ディスク10の半径方向に移動できるように
配置されている。さらに、ピックアップ5は、その一端
側が駆動スクリュー8に螺合されている。また、駆動ス
クリュー8は、その一端がステッピングモータ9に結合
されている。この構成により、ピックアップ5を光ディ
スク10の半径方向に移動して所定のトラックへ導くこ
とができる。
【0026】すなわち、ステッピングモータ9の回転駆
動により駆動スクリュー8が回転することにより、ピッ
クアップ5は、光ディスク半径方向に移動することがで
きる。なお、ピックアップ5の移動方向は、ステッピン
グモータ9の回転方向により決定される。このような構
成の光ディスク再生装置100は、筐体1に外部振動が
加えられた場合、メインフレーム4は、第1の弾性部材
2を介して筐体1に対し弾性支持されていることから、
第1の弾性部材2の作用によりメインフレーム4側への
振動の伝達が阻止される。
【0027】一方、光ディスク10を回転させると、メ
インフレーム4は、スピンドルモータで回転される光デ
ィスク10のインバランスにより振動を生じる。このメ
インフレーム4の振動は、第2の弾性部材21を介して
サブフレーム14に伝達される。この結果、サブフレー
ム14は、第2の弾性部材21による伝達特性に従い振
動する。
【0028】両振動系の共振周波数より十分低い振動周
波数では、サブフレーム14は、メインフレーム4と一
体となって動くが、共振周波数より十分高い振動周波数
では、サブフレーム14は、メインフレーム4からの振
動がほとんど伝達されなくなる。
【0029】共振周波数付近では、伝達される振動の位
相差は、共振周波数より十分低い共振周波数で同位相、
共振周波数より十分高い振動周波数で逆位相、共振周波
数で90度の位相となる。この振動の位相特性、特に逆
位相を利用し、振動を抑えたい周波数付近で逆位相にす
ることにより、振動を大きく軽減させることが可能とな
る。また、共振周波数の調整方法としては、例えば第2
の振動部材21の材料を選択することで行える。第2の
振動部材21の材料を選択することで、共振系のバネ定
数を変化させ、共振周波数を調整することが可能とな
る。また、材料の変更ではあらゆる方向へのバネ定数の
変化が発生するが、特定の方向のバネ定数の調整を行う
には、例えば、固定ネジ22による締め付け力を変える
ことで行える。固定ネジ22の締め付け力を小さくする
と、固定ネジ軸方向の共振周波数は低くなり、逆に締め
付け力を大きくすると、共振周波数は高くなる。そし
て、共振周波数を調整することで、サブフレーム14は
適切な振動抑制効果を生じる。
【0030】ここで、本第1の実施形態の振動吸収機構
においては、凹部25,25が並んだ方向(トラック方
向)のみにおいて、弾性部材21に対する拘束力を弱く
するので、トラック方向での共鳴振動周波数の調整を、
他の方向とは独立して相違させることができる。すなわ
ち、凹部25,25の深さや大きさによって、トラック
方向での共鳴振動周波数のみを調節することができる。
本実施形態においては、凹部25,25が形成されたト
ラック方向での実質的な拘束力を小さくでき、共鳴振動
周波数を低く設定することができる。また、フォーカス
方向(矢印Z方向)の共鳴振動周波数については、固定
ネジ22の締付け力を調節するなどして合わせ込みをす
ることができる。
【0031】このように、本実施形態においては、フォ
ーカス方向並びにトラック方向の両方向の共鳴振動数
を、意図的に調節することができる。この結果、サブフ
レーム14を用いた動的振動吸収機構は、異なった方向
での共鳴振動周波数が良好に調節され、優れた動的振動
吸収作用を備えることができ、ピックアップ5の光ディ
スク10に対する情報の読み取りが、光ディスク10の
高速回転時にも正確に行うことができる。
【0032】(第2の実施形態)以下、本発明に係る振
動吸収機構を備えた光ディスク再生装置における第2の
実施形態について、図5を参照して詳細に説明する。図
5は、第1の実施形態の図2に示した部分と同様の部分
であって、光ディスク再生装置におけるサブフレーム1
4の取付け開口54の斜視図である。なお、本第2の実
施形態において、図5に示した部分以外の構成について
は、第1の実施形態と同じ構成であるので、本第2の実
施形態における特徴部分以外の構成については、その説
明を適宜省略する。
【0033】本第2の実施形態において、前記第1の実
施形態と同様に、サブフレーム14に、円筒形の弾性部
材21(図4参照)を受容する取付け開口54が設けら
れている。そして、この取付け開口54の壁面54a
に、拘束力変化手段である一対の突起部55,55が形
成されている。
【0034】この一対の突起部55,55は、トラック
方向(図中における矢印Y方向)に沿って並ぶように配
置されている。このように構成されていることで、サブ
フレーム14に形成された取付け開口54の壁面54a
が、弾性部材21の周囲の外周面21a(図4参照)に
当接することで、メインフレーム4とサブフレーム14
とが弾性的に連結された状態において、突起部55,5
5が、弾性部材21の表面21aを、他の壁面54aよ
りも強く押す(拘束する)。したがって、本第2の実施
形態においては、トラック方向の拘束力が他の方向に比
べて強くなり、この方向の共鳴振動周波数を変化させる
ことができる。この拘束力の調節は、突起部55,55
の突出高さや大きさを変更することで可能である。本実
施形態においては、突起部55,55が形成されたトラ
ック方向での実質的な拘束力を大きくでき、共鳴振動周
波数を他の方向よりも高く設定することができる。
【0035】(第3の実施形態)以下、本発明に係る振
動吸収機構を備えた光ディスク再生装置における第3の
実施形態について、図6を参照して詳細に説明する。図
6は、第1の実施形態における図2に示した部分と同様
の部分であり、光ディスク再生装置におけるサブフレー
ム14の取付け開口64の斜視図である。なお、本第3
の実施形態において、図6に示した部分以外の構成につ
いては、第1の実施形態と同じ構成であるので、本第3
の実施形態における特徴部分以外の構成については、そ
の説明を適宜省略する。
【0036】本第3の実施形態において、サブフレーム
14に、弾性部材21(図4を参照)を受容する取付け
開口64が設けられており、この取付け開口64の壁面
64aには、挿入切り欠き28とは反対側の位置に凹部
65が形成されている。このように凹部65が形成され
ていると、取付け開口64の壁面64aが、弾性部材2
1の外周面21aに当接することで、メインフレーム4
とサブフレーム14とが弾性的に連結された状態におい
て、凹部65と挿入切り欠き28とが、弾性部材21の
表面21aに対して、締結圧力を部分的に弱くするか或
いは解放する(凹部65が十分に大きくて、弾性部材2
1の外周面21aと非接触状態となる場合には、壁面6
4aによる弾性部材21の拘束力が部分的に解放され
る)。したがって、本第3の実施形態においては、タン
ジェンシャル方向(図中における矢印X方向)の拘束力
が弱くなり、この方向の共鳴振動周波数を変化させるこ
とができる。この拘束力の調節は、凹部65の深さや大
きさを変更することで可能である。本実施形態において
は、凹部65が形成されたタンジェンシャル方向での実
質的な拘束力を小さくでき、共鳴振動周波数を他の方向
よりも低く設定することができる。
【0037】(第4の実施形態)以下、本発明に係る振
動吸収機構を備えた光ディスク再生装置における第4の
実施形態について、図7を参照して詳細に説明する。図
7は、第1の実施形態における図2に示した部分と同様
の部分であって、光ディスク再生装置におけるサブフレ
ーム14の取付け開口74の斜視図である。なお、本第
4の実施形態において、図7に示した部分以外の構成に
ついては、第1の実施形態と同じ構成であるので、本第
4の実施形態における特徴部分以外の構成については、
その説明を適宜省略する。
【0038】本第4の実施形態において、前記第1の実
施形態と同様に、サブフレーム14に、円筒形の弾性部
材21(図4参照)を受容する取付け開口74が設けら
れている。そして、この取付け開口74の壁面74a
に、拘束力変化手段である1個の突起部75が設けられ
ている。
【0039】この突起部75は、挿入切り欠き28と対
向する位置に配置されている。したがって、サブフレー
ム14に形成された取付け開口54の壁面54aが、弾
性部材21の周囲の外周面21a(図4参照)に当接す
ることで、メインフレーム4とサブフレーム14とが弾
性的に連結された状態において、突起部75が、弾性部
材21の表面21aを、他の壁面74aよりも強く押す
(拘束する)。このように、本第4の実施形態において
は、タンジェンシャル方向(図中における矢印X方向)
の拘束力を強くして、この方向の共鳴振動周波数を変化
させることができる。なお、本第4の実施形態において
は、突起部75が挿入切り欠き28と対向する位置に配
置されているので、挿入切り欠き28の部分におけるタ
ンジェンシャル方向での拘束力の低下を補う機能を持た
せることができる。また、突起部75による拘束力の調
節は、突起部75の突出高さや大きさを変更することで
容易に行うことができる。本実施形態においては、突起
部75が形成されたタンジェンシャル方向での実質的な
拘束力を大きくでき、共鳴振動周波数を他の方向と同等
か他の方向よりも高く設定することができる。
【0040】(第5の実施形態)以下、本発明に係る振
動吸収機構を備えた光ディスク再生装置における第5の
実施形態について、図8を参照して詳細に説明する。図
8は、弾性部材の斜視図並びに光ディスク再生装置にお
けるサブフレーム14の取付け開口84の斜視図であ
る。なお、本第5の実施形態において、図8に示した部
分以外の構成については、第1の実施形態と同じ構成で
あるので、本第5の実施形態における特徴部分以外の構
成については、その説明を適宜省略する。
【0041】本第5の実施形態において、図8の(a)
に示すように、サブフレーム14に、弾性部材31を受
容する取付け開口84が設けられ、この取付け開口84
の壁面84aは、挿入切り欠き28の部分を除いて、滑
らかな円形の壁面を構成している。一方、弾性部材31
は、図8の(b)に示すように、略円筒形のごとき筒形
状に構成され、その中央には、固定部材である固定ネジ
22(図4を参照)が貫通する孔31bが形成されてお
り、外周面31aには、弾性部材31の軸線方向に沿っ
た凹み部32,32が孔31bを挟んで対称の位置に設
けられている。
【0042】このように構成されていると、取付け開口
84の壁面84aが、弾性部材31の外周面31aに当
接することで、メインフレーム4とサブフレーム14と
が弾性的に連結される。この連結状態において、凹み部
32,32の部分は、取付け開口84の壁面84aに対
して、締結圧力を部分的に弱くするか或いは解放するこ
とができる。また、弾性部材31は、固定ネジ22及び
平板23を介してメインフレーム4に固定される。この
固定時において、弾性部材31を回転(図中における矢
印C方向)させることにより、凹み部32,32の向き
を所望に設定することができる。したがって、本第5の
実施形態においては、トラック方向やタンジェンシャル
方向に限定されることなく何れ方向の拘束力でも弱くな
るように選択でき、共鳴振動周波数の変化する方向を適
宜選択することができる。
【0043】(第6の実施形態)以下、本発明に係る振
動吸収機構を備えた光ディスク再生装置における第6の
実施形態について、図9を参照して詳細に説明する。図
9は、弾性部材の斜視図である。なお、本第6の実施形
態において、図9に示した部分以外の構成については、
第5の実施形態と同じ構成であるので、本第6の実施形
態における特徴部分以外の構成については、その説明を
適宜省略する。
【0044】本第6の実施形態において、弾性部材41
は、略円筒形に構成され、その中央には、固定ネジ22
(図4を参照)が貫通する孔41bが形成されており、
外周面41aには、弾性部材41の軸線方向に沿った弾
性突部42,42が孔41bを挟んで対称の位置に設け
られている。
【0045】このように構成されていると、メインフレ
ーム4とサブフレーム14とが弾性的に連結された状態
において、弾性突部42,42の部分は、図8に示すよ
うな取付け開口84の壁面84aに対して、締結圧力を
部分的に強くすることができる。また、弾性部材41
は、固定部材である固定ネジ22や平板23を介してメ
インフレーム4に固定される。この固定時において、弾
性部材41を回転(図中における矢印C方向)させるこ
とによって、弾性突部42,42の向きを所望に設定す
ることができる。したがって、本第6の実施形態におい
ては、トラック方向やタンジェンシャル方向に限らず何
れの方向の拘束力も強くなるように選択でき、共鳴振動
周波数の変化する方向を選択することができる。また、
弾性突起42,42による拘束力の調節は、弾性突起4
2,42の突出高さや大きさを変更することで容易に行
うことができる。
【0046】上記各実施形態においては、サブフレーム
14に設けられた取付け開口24,54,64,74,
84には、第2の弾性部材21,31,41を挿入する
ための挿入切り欠き28が形成されていたが、本発明に
おいては、この挿入切り欠き28が形成されていない構
成であってもよい。また、上記各実施形態は、本発明に
係る振動吸収機構を光ディスク再生装置に適用した形態
について説明したが、本発明に係る振動吸収機構は、例
えばCD(コンパクトディスク)プレーヤ(CD−RO
Mドライブ等を含む)やDVD(ビデオディスク)プレ
ーヤ等の記録媒体に限らず、その他種々の記録媒体を用
いた記録再生装置に広く適用できるものである。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1に
係る振動吸収機構によれば、載置手段と、動的振動吸収
手段とが、弾性部材を介して連結されていることによ
り、載置手段に搭載された駆動系から発生する振動を適
宜減衰させることができ、また、弾性部材の外周面を拘
束する動的振動吸収手段の壁面と該弾性部材とが連結さ
れている状態で、弾性部材が壁面によって拘束されてい
る拘束領域の一部分に、拘束力変化手段が設けられた箇
所において、部分的な拘束力の低下や上昇を生じさせる
ことができ、拘束力変化手段の形成位置によって特定方
向での共振振動周波数を変化させることができるので、
複数方向の振動抑止効果を達成することができ、高速読
み取り(書き込み)等が従来以上に安定してできる振動
吸収機構を提供することができる。
【0048】本発明の請求項2に係る振動吸収機構は、
動的振動吸収手段に形成された取付け開口の壁面が、弾
性部材の周囲に当接することで、載置手段と動的振動吸
収手段とが弾性的に連結され、さらに、取付け開口の壁
面に形成された凹部が、弾性部材の拘束力を弱めるか或
いは解放し、該凹部が形成された方向、すなわち拘束力
の弱くなった方向の共鳴振動周波数を変化させることが
できるので、特定方向の振動抑止効果を容易に設定する
ことができ、高速読み取り(書き込み)が従来以上に安
定する振動吸収機構を提供することができる。
【0049】本発明の請求項3に係る振動吸収機構は、
動的振動吸収手段に形成された取付け開口の壁面が、弾
性部材の周囲に当接することで、載置手段と動的振動吸
収手段とが弾性的に連結されるだけでなく、取付け開口
の壁面に形成された突起部が、弾性部材の表面を部分的
に強く拘束する拘束力変化手段として機能し、拘束力の
強くなった方向の共鳴振動周波数を変化させることがで
きるので、特定方向の振動抑止効果を容易に設定するこ
とができ、高速読み取り(書き込み)が従来以上に安定
する振動吸収機構を提供することができる。
【0050】本発明の請求項4に係る振動吸収機構は、
動的振動吸収手段に形成された取付け開口に弾性部材が
受容されて、取付け開口の壁面で拘束されることによっ
て、載置手段と動的振動吸収手段とが弾性的に連結され
るだけでなく、弾性部材の凹み部が、弾性部材の拘束力
を解放し、該凹み部のところの拘束力を弱くする拘束力
変化手段として機能し、拘束力の弱くなった方向の共鳴
振動周波数を変化させることができるので、特定方向の
振動抑止効果を容易に設定することができ、高速読み取
り(書き込み)が従来以上に安定する振動吸収機構を提
供することができる。
【0051】本発明の請求項5に係る振動吸収機構は、
動的振動吸収手段に形成された取付け開口の壁面が、弾
性部材の外周面に当接することで、載置手段と動的振動
吸収手段とが弾性的に連結されるだけでなく、弾性部材
の外周面に形成された弾性突起部が、該弾性部材自身を
部分的に強く拘束する拘束力変化手段として機能し、拘
束力の強くなった方向の共鳴振動周波数を変化させるこ
とができるので、複雑な構成を用いることなく特定方向
の振動抑止効果を容易に設定することができ、高速読み
取り(書き込み)が従来以上に安定する振動吸収機構を
提供することができる。
【0052】本発明の請求項6に係る振動吸収機構は、
弾性部材が、略筒形状に構成されて、中心部を貫通する
固定部材によって取付ける構成であることから、弾性部
材の載置手段に対する固定向きが選択可能であり、弾性
部材に形成された拘束力変化手段の位置を選ぶことがで
き、共鳴振動周波数の変化する方向を任意に選択するこ
とができるので、特定方向の振動抑止効果を容易に設定
することができ、高速読み取り(書き込み)が従来以上
に安定する振動吸収機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態における振動吸収
機構を備えた光ディスク再生装置の内部構造を示す概略
平面図である。
【図2】本発明に係る第1の実施形態における光ディス
ク再生装置の要部分解斜視図である。
【図3】本発明に係る第1の実施形態における図1のA
−A線に沿った部分の概略断面図である。
【図4】本発明に係る第1の実施形態における図1のB
−B線に沿った部分の概略断面図である。
【図5】本発明に係る第2の実施形態における要部の斜
視図である。
【図6】本発明に係る第3の実施形態における要部の斜
視図である。
【図7】本発明に係る第4の実施形態における要部の斜
視図である。
【図8】本発明に係る第5の実施形態における要部の斜
視図である。
【図9】本発明に係る第6の実施形態における弾性部材
の斜視図である。
【図10】従来における光ディスク再生装置の内部構造
を示す概略平面図である。
【図11】図10におけるD−D線に沿った部分の概略
断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 第1の弾性部材 4 メインフレーム(載置手段) 5 ピックアップ(情報読み取り手段) 6 ターンテーブル 10 光ディスク(記録媒体) 14 サブフレーム(動的振動吸収手段) 21 第2の弾性部材 21a 外周面 22 固定ネジ(固定部材) 23 平板 24,54,64,74,84 取付け開口 24a,54a,64a,74a,84a 壁面 25,65 凹部 32 凹み部 42 弾性突部 55,75 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 克美 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体を回転駆動する駆動手段と
    該情報記録媒体の情報を読みとり可能な情報読み取り手
    段を搭載した載置手段と、 前記載置手段と弾性部材を介して結合されて、該載置手
    段の振動を減衰可能な動的振動吸収手段とを備え、 前記動的振動吸収手段が前記弾性部材の外周面を拘束す
    る壁面を介して該弾性部材と連結されており、前記弾性
    部材と前記動的振動吸収手段との間において、前記壁面
    による前記弾性部材への拘束力が特定の方向で変化する
    拘束力変化手段が設けられたことを特徴とする振動吸収
    機構。
  2. 【請求項2】 前記動的振動吸収手段には、前記弾性部
    材を受容する取付け開口が設けられており、前記拘束力
    変化手段が、前記取付け開口の壁面の凹部によって構成
    されたことを特徴とする請求項1に記載の振動吸収機
    構。
  3. 【請求項3】 前記動的振動吸収手段には、前記弾性部
    材を受容する取付け開口が設けられており、前記拘束力
    変化手段が、前記取付け開口の壁面の突起部によって構
    成されたことを特徴とする請求項1に記載の振動吸収機
    構。
  4. 【請求項4】 前記動的振動吸収手段には、前記弾性部
    材を受容する取付け開口が設けられており、前記拘束力
    変化手段が、前記弾性部材の凹み部によって構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の振動吸収機構。
  5. 【請求項5】 前記動的振動吸収手段には、前記弾性部
    材を受容する取付け開口が設けられており、前記拘束力
    変化手段が、前記弾性部材の弾性部材突起部によって構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の振動吸
    収機構。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材は、略筒形状に構成されて
    おり、中心部を貫通する固定部材によって前記載置手段
    に対する固定向きが選択可能に構成されていることを特
    徴とする請求項4または5に記載の振動吸収機構。
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