JP2002352444A - 多重変調されたヘッダ信号が記録された光記録媒体、そのヘッダ信号記録方法、記録装置、再生方法及び再生装置 - Google Patents

多重変調されたヘッダ信号が記録された光記録媒体、そのヘッダ信号記録方法、記録装置、再生方法及び再生装置

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JP2002352444A JP2001363392A JP2001363392A JP2002352444A JP 2002352444 A JP2002352444 A JP 2002352444A JP 2001363392 A JP2001363392 A JP 2001363392A JP 2001363392 A JP2001363392 A JP 2001363392A JP 2002352444 A JP2002352444 A JP 2002352444A
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ヘッダ情報が多重変調されて載せられたヘッ
ダ信号が記録された光記録媒体、そのヘッダ信号記録方
法、記録装置、再生方法及び再生装置を提供する。 【解決手段】 ウォブル信号が記録された光記録媒体の
ヘッダ領域にヘッダ情報を記録する装置は、ヘッダ情報
が多重変調されて載せられたヘッダ信号を生成する多重
変調部41と、生成されたヘッダ信号を記録する記録部
43とを含み、前記多重変調部41は前記第1ヘッダ情
報を第1変調方式により変調する第1変調部51と、前
記第2ヘッダ情報を第2変調方式により変調する第2変
調部52と、前記第1変調部及び第2変調部から出力さ
れた信号を少なくとも一部区間重畳する信号合成部53
とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録及び再生分
野に係り、より詳細にはユーザデータが記録されるため
のウォブルトラック及びヘッダ情報が載せられたヘッダ
信号が記録されたヘッダ領域を含む光記録媒体、そのヘ
ッダ信号記録方法、記録装置、そのヘッダ信号再生方法
及び再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体にはヘッダ情報が保存される
ヘッダ領域とユーザデータが記録されるユーザデータ領
域とが作られている。2.6GBまたは4.7GBのD
VD−RAMの場合、セクタ当たり128バイトのヘッ
ダ情報がディスク基板を製造する時にプレピットに記録
される。DVD−RAM規格によれば、基板製造時にプ
レピットより構成されているヘッダ領域は、PLL(P
hase LockedLoop)のためのVFO(V
ariable Frequency Oscillat
or)領域、アドレッシング情報が記録されたPID
(PhysicalIdentification D
ata)領域、IDエラー検出情報を保存するIED
(ID Error Detection)領域及びPA
(Post Amble)領域より構成される。ヘッダ
領域はセクタのあらかじめ決められた領域に配置され、
記録/再生装置に備わったピックアップ装置はヘッダ領
域に記録されたアドレッシング情報を通じて所望の位置
に容易に探して行ける。すなわち、ヘッダ領域に記録さ
れたヘッダ情報を通じてピックアップ装置はセクタ番
号、セクタタイプ、ランドトラック/グルーブトラック
などを認識でき、サーボ制御もできる。
【0003】マルチメディアの使用が早く広がってデジ
タル放送が始まるにつれてより多くの情報を記録できる
光記録媒体が要求されている。
【0004】図1は従来の光ディスクの概略図である。
【0005】図1を参照すれば、光ディスクにはユーザ
データが記録されるユーザデータ領域のランドトラック
及びグルーブトラックが形成されている。グルーブトラ
ック及び/またはランドトラックには振幅方向の変化を
利用して特定周波数の信号のウォブル信号が記録され
る。ウォブル信号は記録/再生時に同期情報を得るため
の補助クロック信号を記録する手段の一つである。すな
わち、ウォブル信号は記録/再生装置に作られたトラッ
クキングサーボメカニズムに影響を与えない帯域の周波
数をもって振幅変化量を通じてシステムクロックを補助
する補助信号として使われる。ヘッダ領域3にはヘッダ
情報がプレピットに記録されている。プレピットはラン
ドトラックとグルーブトラックとの境界に相互隣接しな
いように互い違いに配されている。
【0006】このように、ヘッダ情報はウォブル信号と
は異なりプレピットに記録されるので、ヘッダ領域から
検出される信号特性はウォブル信号のそれと非常に異な
る。従って、ヘッダ領域はウォブル信号からクロック信
号を抽出するにあたり外乱として作用することがある。
同様に、ウォブルトラックとヘッダ領域との境界部分を
正確に検出するのが容易でなく、検出されたヘッダ情報
の信頼性が落ちることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、より
信頼性あるヘッダ情報を検出できるヘッダ信号が記録さ
れた光記録媒体、そのヘッダ信号記録方法、記録装置、
そのヘッダ信号再生方法及び再生装置を提供することで
ある。
【0008】本発明の他の目的は、より多くのヘッダ情
報を載せられるヘッダ信号が記録された光記録媒体、そ
のヘッダ信号記録方法、記録装置、再生方法及び再生装
置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的は、本発明によ
り、光記録媒体においてユーザデータが記録されるため
のウォブルトラックと、ヘッダ情報が多重変調されて載
せられたヘッダ信号が記録されたヘッダ領域とを含むこ
とを特徴とする光記録媒体により達成される。
【0010】前記ヘッダ信号の少なくとも一部区間には
第1変調方式により変調された第1ヘッダ情報と第2変
調方式により変調された第2ヘッダ情報とが重畳されて
載せられており、前記第1変調方式は位相変調、周波数
変調、振幅変調のうちいずれか一つであり、前記第2変
調方式は位相変調、周波数変調、振幅変調のうち他の一
つであることが望ましい。
【0011】前記ヘッダ信号の少なくとも一部区間には
第1変調方式により変調された第1ヘッダ情報、第2変
調方式により変調された第2ヘッダ情報及び第3変調方
式により変調された第3ヘッダ情報が重畳されて載せら
れており、前記第1変調方式は位相変調、周波数変調、
振幅変調のうちいずれか一つであり、前記第2変調方式
は位相変調、周波数変調、振幅変調のうち他の一つであ
り前記第3変調方式は残りの一つであることが望まし
い。
【0012】前記ヘッダ信号の少なくとも一部区間には
第1変調方式により変調された第1ヘッダ情報、第2変
調方式により変調された第2ヘッダ情報、…、第N−1
変調方式により変調された第N−1ヘッダ情報、第N変
調方式により変調された第Nヘッダ情報が重畳されて載
せられていることがより一層望ましい。ここで、第1変
調方式、第2変調方式、…、第N−1変調方式、第N変
調方式は相異なる変調方式である。
【0013】前記ヘッダ領域には前記ウォブルトラック
との間に配置された前記ヘッダ領域が始まることを知ら
せるフラッグ信号が記録されたヘッダフラッグ領域をさ
らに含められ、前記ヘッダフラッグ領域には直流信号が
記録されるかミラー領域として形成されうる。
【0014】前記ウォブルトラックに記録された前記ウ
ォブル信号は単一周波数信号であり、前記ヘッダ信号は
前記ウォブル信号の周波数より高い周波数を持つ。
【0015】一方、本発明の他の分野によれば、前記目
的は、ウォブル信号が記録された光記録媒体のヘッダ領
域にヘッダ情報を記録する方法において、(a)ヘッダ
情報が多重変調されて載せられたヘッダ信号を生成する
段階と、(b)生成されたヘッダ信号を記録する段階と
を含むことを特徴とする記録方法によっても達成され
る。
【0016】ここで、前記(a)段階は第1変調方式に
より変調された第1ヘッダ情報と第2変調方式により変
調された第2ヘッダ情報とが重畳されて載せられている
少なくとも一部区間が含まれたヘッダ信号を生成する段
階であり、前記第1変調方式は位相変調、周波数変調、
振幅変調のうちいずれか一つであり、前記第2変調方式
は位相変調、周波数変調、振幅変調のうち他の一つであ
ることが望ましい。
【0017】または、前記(a)段階は第1変調方式に
より変調された第1ヘッダ情報、第2変調方式により変
調された第2ヘッダ情報及び第3変調方式により変調さ
れた第3ヘッダ情報が重畳されて載せられている少なく
とも一部区間が含まれたヘッダ信号を生成する段階であ
り、(a1)前記第1ヘッダ情報を前記第1変調方式に
より変調する段階と、(a2)前記第2ヘッダ情報を前
記第2変調方式により変調する段階と、(a3)前記第
3ヘッダ情報を前記第3変調方式により変調する段階
と、(a4)前記(a1)ないし(a3)段階において
得られた信号を重畳させる段階とを含むことが望まし
く、前記第1変調方式は位相変調、周波数変調、振幅変
調のうちいずれか一つであり、前記第2変調方式は位相
変調、周波数変調、振幅変調のうち他の一つであり、前
記第3変調方式は残りの一つであることが特に望まし
い。
【0018】一方、本発明のさらに他の分野によれば、
前記目的はウォブル信号が記録された光記録媒体のヘッ
ダ領域にヘッダ情報を記録する装置において、ヘッダ情
報が多重変調されて載せられたヘッダ信号を生成する多
重変調部と、生成されたヘッダ信号を記録する記録部を
と含むことを特徴とする記録装置によっても達成され
る。
【0019】前記多重変調部は第1ヘッダ情報を第1変
調方式により変調する第1変調部と、第2ヘッダ情報を
第2変調方式により変調する第2変調部と、前記第1変
調部及び第2変調部から出力された信号を少なくとも一
部区間重畳する信号合成部とを含み、前記第1変調部は
位相変調、周波数変調、振幅変調のうちいずれか一つを
行い、前記第2変調部は位相変調、周波数変調、振幅変
調のうち他の一つを行うことが望ましい。
【0020】また、前記多重変調部は第1ヘッダ情報を
第1変調方式により変調する第1変調部と、第2ヘッダ
情報を第2変調方式により変調する第2変調部と、第3
ヘッダ情報を第3変調方式により変調する第3変調部
と、前記第1変調部、第2変調部及び第3変調部から出
力された信号を少なくとも一部区間重畳する信号合成部
とを含み、前記第1変調部は位相変調、周波数変調、振
幅変調のうちいずれか一つを行い、前記第2変調部は位
相変調、周波数変調、振幅変調のうち他の一つを行い、
前記第3変調部は位相変調、周波数変調、振幅変調のう
ち残りの一つを行うことがより一層望ましい。
【0021】一方、本発明のさら他の分野によれば、前
記目的は、ウォブル信号が記録された光記録媒体のヘッ
ダ領域からヘッダ情報を再生する方法において、(a)
ヘッダ情報が多重変調されて載せられたヘッダ信号を読
み出す段階と、(b)読み出されたヘッダ信号の少なく
とも一部区間を第1復調方式で第1ヘッダ情報を復調す
る段階と、(c)前記一部区間を第2復調方式で第2ヘ
ッダ情報を復調する段階と、(d)前記(b)ないし
(c)段階において得られた第1ヘッダ情報及び第2ヘ
ッダ情報を合成してヘッダ情報を出力する段階とを含む
ことを特徴とする再生方法によっても達成される。
【0022】また、ウォブル信号が記録された光記録媒
体のヘッダ領域からヘッダ情報を再生する方法におい
て、(a)ヘッダ情報が多重変調されて載せられたヘッ
ダ信号を読み出す段階と、(b)読み出されたヘッダ信
号の少なくとも一部区間を第1復調方式で第1ヘッダ情
報を復調する段階と、(c)前記一部区間を第2復調方
式で第2ヘッダ情報を復調する段階と、(d)前記一部
区間を第3復調方式で第3ヘッダ情報を復調する段階
と、(e)前記(b)ないし(d)段階において得られ
た第1ヘッダ情報、第2ヘッダ情報及び第3ヘッダ情報
を合成してヘッダ情報を出力する段階とを含むことを特
徴とする再生方法によっても達成される。
【0023】一方、本発明のさらに他の分野によれば、
前記目的はウォブル信号が記録された光記録媒体のヘッ
ダ領域からヘッダ情報を再生する装置において、ヘッダ
情報が多重変調されて載せられたヘッダ信号を読み出す
読出し部と、読み出されたヘッダ信号の少なくとも一部
区間を第1復調方式で第1ヘッダ情報を復調する第1復
調部と、前記一部区間を第2復調方式で第2ヘッダ情報
を復調する第2復調部と、復調された第1ヘッダ情報及
び第1ヘッダ情報を合成してヘッダ情報を出力するヘッ
ダ情報合成部とを含むことを特徴とする再生装置によっ
ても達成される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。
【0025】図2は本発明の望ましい実施形態による光
ディスクの概略図である。
【0026】図2に図示されたように、光ディスクには
ユーザデータが記録されるための螺旋形ウォブルトラッ
クが形成されている。ウォブルトラックはグルーブトラ
ックとランドトラックとを含む。一方、ウォブルトラッ
クは同心円上に形成されうる。ウォブルトラックには振
幅方向の変化を利用して特定周波数のウォブル信号が記
録される。
【0027】ヘッダ情報が記録される複数個のヘッダ領
域2はウォブルトラック間に配されている。このよう
に、ウォブルトラックとヘッダ領域2とは交互に位置す
る。
【0028】図3は図2のウォブルトラックとヘッダ領
域2とをより詳細に図示した参考図である。
【0029】図3を参照すれば、グルーブトラックとラ
ンドトラックとには単一周波数を持つシングルウォブル
信号が記録されている。グルーブトラックとランドトラ
ックとにはオーバーライトまたは一回記録可能な記録膜
が塗布されている。ユーザデータが記録されれば記録膜
にはマークが形成される。ヘッダ領域には隣接したユー
ザデータ領域のグルーブトラックとランドトラックとに
対応するようにトラックが連続している。ヘッダ領域に
形成されたトラックにはヘッダ情報が載せられたヘッダ
信号が記録されている。ヘッダ情報はアドレッシング情
報を含む。ヘッダ信号は多様なヘッダ情報を載せられて
いるので、ウォブルトラックに記録されたウォブル信号
のそれに比べて高い周波数を持つ。ヘッダ信号に関する
より詳細な説明は後述する。
【0030】このように、本発明による光記録媒体のヘ
ッダ領域にはユーザデータ領域と同様にトラックで形成
されることにより、従来のプレピットが記録されたヘッ
ダ領域を含んだ光記録媒体に比べてその物理的な形がよ
り均一である。従って、単一層構造を持つ記録可能な光
ディスクはもとより、二重層構造を持つ光ディスクにデ
ータを記録する場合でもレーザ光の反射光量がより均一
になる。従って、プレピットに記録されたヘッダ情報を
再生するのに必要なパワーより小さなパワーでもヘッダ
情報の再生が可能である。
【0031】図4は本発明によりヘッダ信号を記録する
ための記録装置のブロック図である。
【0032】図4を参照すれば、記録装置は多重変調部
41及び記録部42を備える。多重変調部41はヘッダ
情報を入力され、ヘッダ情報が多重変調されて載せられ
たヘッダ信号を生成する。記録部42は多重変調部41
により生成されたヘッダ信号を光ディスク400に記録
する。
【0033】図5A及び5Bは図4の具現例である。
【0034】図5Aを参照すれば、多重変調部41は第
1変調部51、第2変調部52及び信号合成部53を備
える。第1変調部51は第1ヘッダ情報を第1変調方式
により変調する。第2変調部52は第2変調方式により
第2ヘッダ情報を変調する。第1変調部51は位相変
調、周波数変調、振幅変調のうちいずれか一つを行い、
第2変調部52は位相変調、周波数変調、振幅変調のう
ち他の一つを行う。必要により、第1変調部51及び第
2変調部52は位相変調、周波数変調、振幅変調以外に
他の変調を行うことができる。
【0035】信号合成部53は第1変調部51及び第2
変調部52から出力された各信号を少なくとも一部区間
重畳してヘッダ信号を合成する。ここで、第1ヘッダ情
報及び第2ヘッダ情報はヘッダ情報を構成する。第1ヘ
ッダ情報及び第2ヘッダ情報は相異なるか少なくとも一
部が同一でありうる。
【0036】図5Bを参照すれば、多重変調部41は第
1変調部54、第2変調部55、第3変調部56及び信
号合成部57を備える。第1変調部54は第1ヘッダ情
報を第1変調方式により変調する。第2変調部55は第
2変調方式により第2ヘッダ情報を変調する。第3変調
部56は第3変調方式により第3ヘッダ情報を変調す
る。第1変調部54は位相変調、周波数変調、振幅変調
のうちいずれか一つを行い、第2変調部55は位相変
調、周波数変調、振幅変調のうち他の一つを行い、第3
変調部56は位相変調、周波数変調、振幅変調のうち残
りの一つを行う。必要により、第1変調部54、第2変
調部55、第3変調部56は位相変調、周波数変調、振
幅変調以外に他の変調を行うことができる。
【0037】信号合成部57は第1変調部54、第2変
調部55及び第3変調部56から出力された各信号を少
なくとも一部区間重畳してヘッダ信号を合成する。ここ
で、第1ヘッダ情報、第2ヘッダ情報及び第3ヘッダ情
報はヘッダ情報を構成する。第1ヘッダ情報、第2ヘッ
ダ情報及び第3ヘッダ情報は相異なるか少なくとも一部
が同一でありうる。
【0038】図6は本発明による記録装置の多重変調部
41により生成されたヘッダ信号を説明するための参考
図である。
【0039】図6を参照すれば、例えばヘッダ情報が
「01010100001101110101010
0」の二進データを含み、これを「0101010
0」、「00110111」及び「01010100」
の三つの部分に分けて各々を第1ヘッダ情報、第2ヘッ
ダ情報、第3ヘッダ情報とした時、第1ヘッダ情報は周
波数変調(FM:Frequency Modulat
ion)され、第2ヘッダ情報は位相変調(PM:Ph
ase Modulation)され、第3ヘッダ情報
は振幅変調(AM:Amplitude Modula
tion)されて載せられる。この時、周波数変調、位
相変調または振幅変調に使われるキャリア信号の周波数
をウォブルトラックに記録される単一周波数ウォブル信
号の倍数で選択することによりヘッダ領域でも補助クロ
ック信号を抽出できる。
【0040】(a)は前述した方式により変調された第
1ヘッダ情報、第2ヘッダ情報、第3ヘッダ情報が載せ
られたヘッダ信号の概略図である。ここで、Aはヘッダ
フラッグ領域である。ヘッダフラッグ領域はヘッダ領域
が始まったり終了したりすること知らせるフラッグの役
割を果たす。このためにヘッダフラッグ領域にはdc信
号が記録されるか、何らの信号も記録されないミラー領
域として形成される。dc信号が記録される場合、ヘッ
ダフラッグ領域で検出されるチャンネル2信号は振幅が
0となる。チャンネル2信号は四分するレーザダイオー
ドの各分割領域を各々A、B、C、Dとする時、(A+
B)−(C+D)と言い、チャンネル1信号は(A+
B)+(C+D)を意味する。ウォブル信号及びヘッダ
信号はチャンネル2信号として検出される。
【0041】(b)は波長は400nm、開口数(N
A)は0.85、ウォブル信号の周期は32チャンネル
ビット、ウォブル信号の振幅は±10nm、トラックピ
ッチは0.32μmにシミュレーションして得られたヘ
ッダ信号を示す。このように本発明によるヘッダ信号に
は同じ領域にヘッダ情報が2重または3重に重畳されて
載せられているために2倍または3倍の記録密度を持
つ。
【0042】図7は本発明により形成されたウォブルト
ラック及びヘッダ領域を説明するための参考図である。
【0043】図7を参照すれば、(a)は本発明により
形成されたウォブルトラック及びヘッダ領域から検出さ
れたチャンネル2信号であり、(b)と(c)は本発明
によるヘッダ信号が記録されたヘッダ領域と単一周波数
ウォブル信号とが記録されたウォブルトラックを示す。
ただし、(b)のヘッダ領域にはdc信号が記録された
ヘッダフラッグ領域が形成されており、(c)のヘッダ
領域にはミラー領域よりなったヘッダフラッグ領域が形
成されている。dc信号が記録されたりミラー領域とし
て形成されたヘッダフラッグ領域のチャンネル2信号は
全て振幅が0である。(d)はウォブルトラックにユー
ザデータを記録する時に使われる記録パワーを示す。図
示されたように、ユーザデータは記録パワーPwに記録
するが、ヘッダ領域を通過する場合には記録パワーPw
より低い再生パワーPrにパワーを下げる。ヘッダ信号
検出時に使われるパワーPrはヘッダ領域に記録された
ヘッダ信号を検出するのに十分なパワーを提供しつつ
も、記録パワーPwよりそのレベルが低いために記録パ
ワーPwを使用することに比べてヘッダ信号の劣化が防
止されたり遅延されうる。
【0044】図8は本発明により形成されたウォブルト
ラック及びヘッダ領域を示した一例である。
【0045】図8を参照すれば、1セクタが2KBであ
る時に32セクタ、すなわち64KBを1記録ブロック
とすれば、それに対応するヘッダ領域は274Bとな
る。初めの2Bはヘッダフラッグ領域に割り当てられ、
残りの272Bは各々52ビットずつ第1ないし第4ヘ
ッダ情報ID0、ID1、ID2、ID3が4回反復さ
れて記録される。各ヘッダ情報のうち5ビット(b0な
いしb4)はシンクデータに割当になって31ビット
(b5ないしb35)は、ブロックナンバ(アドレッシ
ング情報)に割り当てられて残りのp16ビット(b3
6ないしb51)はIED(ID Error Dete
ction)データに割り当てられる。この時、1ビッ
トは4周期のヘッダ信号により表され、ヘッダ信号の周
期(WT)は16チャンネルクロックである。従来のD
VD−RAM規格によれば1ECCブロックは16セク
タより構成されるので、図8のようにデータを割り当て
れば、2個のECCブロックが1個の記録ブロックを構
成する。
【0046】図9は本発明による再生装置のブロック図
である。
【0047】図9を参照すれば、再生装置はウォブル信
号が記録された光記録媒体のヘッダ領域からヘッダ情報
を再生し、そのために読出し部91、多重復調部92及
びヘッダ情報合成部93を含む。読出し部91は光ディ
スク900からヘッダ情報が多重変調されて載せられた
ヘッダ信号を読み出す。多重復調部92は読み出された
ヘッダ信号からヘッダ情報を多重復調する。ヘッダ情報
合成部93は多重復調部92から復調されたそれぞれの
ヘッダ情報を合成して最終的に得られたヘッダ情報を出
力する。
【0048】図10は図9の一例である。
【0049】図10を参照すれば、多重復調部92は第
1復調部101、第2復調部102、第3復調部103
を備える。第1復調部101は読み出されたヘッダ信号
を第1復調方式で復調して第1ヘッダ情報を得る。第2
復調部102は第2復調方式で復調して第2ヘッダ情報
を得る。第3復調部103は第3復調方式で復調して第
3ヘッダ情報を得る。ヘッダ情報合成部93は復調され
た第1ヘッダ情報、第2ヘッダ情報及び第3ヘッダ情報
を合成してヘッダ情報を出力する。ここで、第1復調方
式、第2復調方式及び第3復調方式はヘッダ信号に採用
された変調方式に従属する。例えば、ヘッダ信号に周波
数変調、位相変調及び振幅変調が採用された場合、第1
復調部101は読み出されたヘッダ信号の周波数を基に
して二進データより構成された第1ヘッダ情報を復調
し、第2復調部102は読み出されたヘッダ信号の位相
を基として二進データより構成された第2ヘッダ情報を
復調し、第3復調部103は読み出されたヘッダ信号の
微分位相を基として二進データより構成された第3ヘッ
ダ情報を復調する。ヘッダ情報合成部93は復調された
第1ヘッダ情報、第2ヘッダ情報及び第3ヘッダ情報を
組み合わせて最終的にヘッダ情報を合成する。例えば
「01010100」、「00110111」及び「0
0101100」を各々第1ヘッダ情報、第2ヘッダ情
報、第3ヘッダ情報とすれば、最終的に得られるヘッダ
情報はそれらを順に羅列して組み合わせた二進データ
「01010100001101110010110
0」になりうる。
【0050】本発明によるヘッダ信号が記録されたヘッ
ダ領域に対する記録再生特性を間接的に知るために、ヘ
ッダ領域が全くなくユーザデータ領域だけで形成された
場合と本発明によるヘッダ信号でヘッダ情報を記録した
場合との最小記録マークの長さ(MML:Minimu
m Mark Length)を比較した。最小記録マー
クの長さが短いほど記録密度は高まりうるが、最小記録
マークの長さが過度に短くなれば製造が不可能になる。
なぜなら記録用レーザビームの小さくするのには限界が
あるためである。従って、以下では本発明によるヘッダ
信号を使用して3倍の記録密度を持つようにヘッダ情報
を記録しても具現可能な最小記録マークの長さを持つこ
とを示す。
【0051】このために、4ビットのシンクデータ、3
2ビットのアドレッシング情報(PID情報)及び16
ビットのエラー訂正データ(IED情報)より構成され
た52ビットのヘッダ情報ユニットを仮定し、1セクタ
を38688チャンネルビットと仮定すれば、ヘッダ信
号の周期は<表1>のように決定される。ここで、チャ
ンネルビットは実際に記録されるクロックビットを意味
する。すなわち、従来のDVDに使われた8/16変調
の結果得られる二進データを記録するためのクロックビ
ットを指す。
【表1】
【0052】ここで、TPIDは1ビットを表示するた
めに必要なヘッダ信号の周期の数である。表1から確認
できるように、TPIDが増加すればエラー率は低くな
るが周期は短くなる。<表1>の計算値に基づいて本発
明によるヘッダ領域に必要なデータ容量及びヘッダ信号
の周期を計算すれば、次の<表2>のようである。
【表2】
【0053】<表2>によれば、ヘッダ領域に64KB
が割り当てられ、ヘッダ領域にはトラックピッチは0.
32μmであり、グルーブ記録方式を採用してヘッダ情
報ユニットを4回反復記録する一方、ユーザデータ領域
は24ないし58mmであり、総記録容量が25GBで
あると仮定した場合に得られる最小記録マークの長さ
(MML)をシミュレーションする結果が分かる。すな
わち、本発明により周波数変調、位相変調及び振幅変調
された信号を重畳してヘッダ信号を生成することにより
単純変調された信号に比べて3倍の記録密度を持つ場
合、ヘッダ信号の周期を32チャンネルビットとした時
に単位記録ブロックに対するオーバーヘッドは0.84
%であり、最小記録マークの長さは0.184μmとな
る。ヘッダ信号の周期を16チャンネルビットとした
時、オーバーヘッドは0.42%であり、最小記録マー
クの長さは0.185μmであることが分かる。この数
値はヘッダ領域が全く存在せずにユーザデータ領域だけ
存在すると仮定した時の最小記録マークの長さ0.18
6μmに比べてわずか0.001μm短い値である。こ
のようなシミュレーション結果に照らし、本発明による
ヘッダ信号を使用して2倍の記録密度はもとより、3倍
の記録密度でヘッダ情報を記録しても現在のレーザ記録
技術を通して十分に具現可能であることが分かる。すな
わち、記録または再生に問題がないことが分かる。
【0054】一方、前述した実施形態での記録装置に備
わった多重変調部41により生成されたヘッダ信号は、
2重変調または3重変調されたヘッダ信号を生成すると
説明されたが、必要によりN重変調されたヘッダ信号を
生成することも可能であることはもちろんである。N重
変調する場合に多重変調部41は相異なる変調を行う第
1変調部、第2変調部、…、第N−1変調部、第N変調
部及びそれらから出力される信号モードが小さくとも、
一部区間重畳されるヘッダ信号を合成する信号合成部を
含む。これにより、再生装置に備わった多重復調部92
もまた相異なる変調を行う第1変調部、第2変調部、
…、第N−1変調部、第N変調部に各々対応するように
復調を行う第1復調部、第2復調部、…、第N−1復調
部、第N復調部を備える。また再生装置に備わったヘッ
ダ情報合成部93は同じ方法で第1復調部、第2復調
部、…、第N−1復調部、第N復調部から出力された信
号からヘッダ情報を合成する。
【0055】
【発明の効果】前述したように、本発明によればヘッダ
情報がプレピットに記録されずにヘッダ信号に記録され
るので、より安定的にチャンネル2信号を検出できるよ
うになり、より信頼性あるヘッダ情報を再生できる。ま
た、より多くのヘッダ情報を載せられるヘッダ信号を通
じてヘッダ領域の面積を縮小できるのでより広いユーザ
データ領域を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の光ディスクの概略図である。
【図2】 本発明の望ましい実施形態による光ディスク
の概略図である。
【図3】 図2のウォブルトラックとヘッダ領域2とを
より詳細に図示した参考図である。
【図4】 本発明によりヘッダ信号を記録するための記
録装置のブロック図である。
【図5A】 図4の具現例である。
【図5B】 図4の具現例である。
【図6】 本発明による記録装置の多重変調部41によ
り生成されたヘッダ信号を説明するための参考図であ
る。
【図7】 本発明により形成されたウォブルトラック及
びヘッダ領域を説明するための参考図である。
【図8】 本発明により形成されたウォブルトラック及
びヘッダ領域を示した一例である。
【図9】 本発明による再生装置のブロック図である。
【図10】 図9の具現例である。
【符号の説明】
41 多重変調部 42 記録部 51,54,101 第1変調部 52,55,102 第2変調部 56,103 第3変調部 53,57 信号合成部 91 読出し部 92 多重復調部 93 ヘッダ情報合成部 400,900 光ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 崔 炳浩 大韓民国京畿道水原市八達区梅灘洞176番 地住公1団地アパート43棟502号 (72)発明者 沈 載晟 大韓民国ソウル特別市広津区紫陽1洞229 −24番地 (72)発明者 尹 斗燮 大韓民国京畿道水原市勧善区好梅実洞377 番地LG三益アパート110棟1901号 Fターム(参考) 5D029 WA02 5D044 BC04 CC04 DE38 DE49 DE58 5D090 AA01 BB04 DD03 FF42 FF50 GG03 GG27 GG36

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録媒体において、 ユーザデータが記録されるウォブルトラックと、 ヘッダ情報が多重変調されて載せられたヘッダ信号が記
    録されたヘッダ領域とを含むことを特徴とする光記録媒
    体。
  2. 【請求項2】 前記ヘッダ信号の少なくとも一部区間に
    は第1変調方式により変調された第1ヘッダ情報と第2
    変調方式により変調された第2ヘッダ情報とが重畳され
    て載せられていることを特徴とする請求項1に記載の光
    記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記第1変調方式は位相変調、周波数変
    調、振幅変調のうちいずれか一つであり、前記第2変調
    方式は位相変調、周波数変調、振幅変調のうち他の一つ
    であることを特徴とする請求項2に記載の光記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記ヘッダ信号の少なくとも一部区間に
    は第1変調方式により変調された第1ヘッダ情報、第2
    変調方式により変調された第2ヘッダ情報及び第3変調
    方式により変調された第3ヘッダ情報が重畳されて載せ
    られていることを特徴とする請求項1に記載の光記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 前記第1変調方式は位相変調、周波数変
    調、振幅変調のうちいずれか一つであり、前記第2変調
    方式は位相変調、周波数変調、振幅変調のうち他の一つ
    であり、前記第3変調方式は残りの一つであることを特
    徴とする請求項4に記載の光記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記ヘッダ信号の少なくとも一部区間に
    は第1変調方式により変調された第1ヘッダ情報、第2
    変調方式により変調された第2ヘッダ情報、…、第N−
    1変調方式により変調された第N−1ヘッダ情報、第N
    変調方式により変調された第Nヘッダ情報が重畳されて
    載せられていることを特徴とする請求項1に記載の光記
    録媒体。
  7. 【請求項7】 前記ヘッダ領域には前記ウォブルトラッ
    クとに配置された前記ヘッダ領域が始まることを知らせ
    るフラッグ信号が記録されたヘッダフラッグ領域をさら
    に含むことを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記ヘッダフラッグ領域には直流信号が
    記録されることを特徴とする請求項7に記載の光記録媒
    体。
  9. 【請求項9】 前記ヘッダフラッグ領域はミラー領域と
    して形成されることを特徴とする請求項7に記載の光記
    録媒体。
  10. 【請求項10】 前記ウォブルトラックに記録された前
    記ウォブル信号は単一周波数を持つことを特徴とする請
    求項1に記載の光記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記ヘッダ信号は前記ウォブル信号の
    周波数より高い周波数を持つことを特徴とする請求項1
    0に記載の光記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記ウォブルトラックと前記ヘッダ領
    域とは交互に位置することを特徴とする請求項1に記載
    の光記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記ウォブルトラックはユーザデータ
    が記録されるためのユーザデータ領域であり、ランドト
    ラック及びグルーブトラックを含むことを特徴とする請
    求項12に記載の光記録媒体。
  14. 【請求項14】 ウォブル信号が記録された光記録媒体
    のヘッダ領域にヘッダ情報を記録する方法において、 (a)ヘッダ情報が多重変調されて載せられたヘッダ信
    号を生成する段階と、 (b)生成されたヘッダ信号を記録する段階とを含むこ
    とを特徴とする記録方法。
  15. 【請求項15】 前記(a)段階は第1変調方式により
    変調された第1ヘッダ情報と第2変調方式により変調さ
    れた第2ヘッダ情報とが重畳されて載せられている少な
    くとも一部区間が含まれたヘッダ信号を生成する段階で
    あることを特徴とする請求項14に記載の記録方法。
  16. 【請求項16】 前記第1変調方式は位相変調、周波数
    変調、振幅変調のうちいずれか一つであり、 前記第2変調方式は位相変調、周波数変調、振幅変調の
    うち他の一つであることを特徴とする請求項15に記載
    の記録方法。
  17. 【請求項17】 前記(a)段階は第1変調方式により
    変調された第1ヘッダ情報、第2変調方式により変調さ
    れた第2ヘッダ情報及び第3変調方式により変調された
    第3ヘッダ情報が重畳されて載せられている少なくとも
    一部区間が含まれたヘッダ信号を生成することを特徴と
    する請求項14に記載の記録方法。
  18. 【請求項18】 前記(a)段階は(a1)前記第1ヘ
    ッダ情報を前記第1変調方式により変調する段階と、 (a2)前記第2ヘッダ情報を前記第2変調方式により
    変調する段階と、 (a3)前記第3ヘッダ情報を前記第3変調方式により
    変調する段階と、 (a4)前記(a1)ないし(a3)段階において得ら
    れた信号を重畳させる段階とを含むことを特徴とする請
    求項17に記載の記録方法。
  19. 【請求項19】 前記第1変調方式は位相変調、周波数
    変調、振幅変調のうちいずれか一つであり、 前記第2変調方式は位相変調、周波数変調、振幅変調の
    うち他の一つであり、前記第3変調方式は残りの一つで
    あることを特徴とする請求項18に記載の記録方法。
  20. 【請求項20】 前記ウォブル信号は単一周波数を持つ
    ことを特徴とする請求項14に記載の記録方法。
  21. 【請求項21】 前記ヘッダ信号は前記ウォブル信号の
    周波数より高い周波数を持つことを特徴とする請求項2
    0に記載の記録方法。
  22. 【請求項22】 ウォブルトラックと前記ヘッダ領域と
    は交互に位置することを特徴とする請求項14に記載の
    記録方法。
  23. 【請求項23】 ウォブル信号が記録された光記録媒体
    のヘッダ領域にヘッダ情報を記録する装置において、 ヘッダ情報が多重変調されて載せられたヘッダ信号を生
    成する多重変調部と、 生成されたヘッダ信号を記録する記録部とを含むことを
    特徴とする記録装置。
  24. 【請求項24】 前記多重変調部は第1変調方式により
    変調された第1ヘッダ情報及び第2変調方式により変調
    された第2ヘッダ情報が重畳されて載せられている少な
    くとも一部区間が含まれたヘッダ信号を生成することを
    特徴とする請求項23に記載の記録装置。
  25. 【請求項25】 前記多重変調部は第1ヘッダ情報を第
    1変調方式により変調する第1変調部と、 第2ヘッダ情報を第2変調方式により変調する第2変調
    部と、 前記第1変調部及び第2変調部から出力された信号を少
    なくとも一部区間重畳する信号合成部とを含むことを特
    徴とする請求項23に記載の記録装置。
  26. 【請求項26】 前記第1変調部は位相変調、周波数変
    調、振幅変調のうちいずれか一つを行い、 前記第2変調部は位相変調、周波数変調、振幅変調のう
    ち他の一つを行うことを特徴とする請求項25に記載の
    記録装置。
  27. 【請求項27】 前記多重変調部は第1ヘッダ情報を第
    1変調方式により変調する第1変調部と、 第2ヘッダ情報を第2変調方式により変調する第2変調
    部と、 第3ヘッダ情報を第3変調方式により変調する第3変調
    部と、 前記第1変調部、第2変調部及び第3変調部から出力さ
    れた信号を少なくとも一部区間重畳させる信号合成部と
    を含むことを特徴とする請求項23に記載の記録装置。
  28. 【請求項28】 前記第1変調部は位相変調、周波数変
    調、振幅変調のうちいずれか一つを行い、 前記第2変調部は位相変調、周波数変調、振幅変調のう
    ち他の一つを行い、 前記第3変調部は位相変調、周波数変調、振幅変調のう
    ち残りの一つを行うことを特徴とする請求項27に記載
    の記録装置。
  29. 【請求項29】 ウォブル信号が記録された光記録媒体
    のヘッダ領域からヘッダ情報を再生する方法において、 (a)ヘッダ情報が多重変調されて載せられたヘッダ信
    号を読み出す段階と、 (b)読み出されたヘッダ信号の少なくとも一部区間を
    第1復調方式で第1ヘッダ情報を復調する段階と、 (c)前記一部区間を第2復調方式で第2ヘッダ情報を
    復調する段階と、 (d)前記(b)ないし(c)段階において得られた第
    1ヘッダ情報及び第2ヘッダ情報を合成してヘッダ情報
    を出力する段階とを含むことを特徴とする再生方法。
  30. 【請求項30】 ウォブル信号が記録された光記録媒体
    のヘッダ領域からヘッダ情報を再生する方法において、 (a)ヘッダ情報が多重変調されて載せられたヘッダ信
    号を読み出す段階と、 (b)読み出されたヘッダ信号の少なくとも一部区間を
    第1復調方式で第1ヘッダ情報を復調する段階と、 (c)前記一部区間を第2復調方式で第2ヘッダ情報を
    復調する段階と、 (d)前記一部区間を第3復調方式で第3ヘッダ情報を
    復調する段階と、 (e)前記(b)ないし(d)段階において得られた第
    1ヘッダ情報、第2ヘッダ情報及び第3ヘッダ情報を合
    成してヘッダ情報を出力する段階とを含むことを特徴と
    する再生方法。
  31. 【請求項31】 ウォブル信号が記録された光記録媒体
    のヘッダ領域からヘッダ情報を再生する装置において、 ヘッダ情報が多重変調されて載せられたヘッダ信号を読
    み出す読出し部と、 読み出されたヘッダ信号の少なくとも一部区間を第1復
    調方式で第1ヘッダ情報を復調する第1復調部と、 前記一部区間を第2復調方式で第2ヘッダ情報を復調す
    る第2復調部と、 復調された第1ヘッダ情報及び第1ヘッダ情報を合成し
    てヘッダ情報を出力するヘッダ情報合成部とを含むこと
    を特徴とする再生装置。
  32. 【請求項32】 前記一部区間を第3復調方式で第3ヘ
    ッダ情報を復調する第3復調部をさらに含み、 前記ヘッダ情報合成部は復調された第3ヘッダ情報を共
    に合成することを特徴とする請求項31に記載の再生装
    置。
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