JP2002352220A - 画像保管システム - Google Patents

画像保管システム

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JP2002352220A
JP2002352220A JP2002020063A JP2002020063A JP2002352220A JP 2002352220 A JP2002352220 A JP 2002352220A JP 2002020063 A JP2002020063 A JP 2002020063A JP 2002020063 A JP2002020063 A JP 2002020063A JP 2002352220 A JP2002352220 A JP 2002352220A
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JP2002020063A
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Scott KELLER
ケラー スコット
Kaushal Shastri
シャストリ コーシャル
Renee Walsh
ウォルシュ レニー
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Fujifilm Holdings Corp
Fujifilm Healthcare Americas Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fujifilm Medical Systems USA Inc
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Publication date
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    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/50Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of still image data
    • G06F16/51Indexing; Data structures therefor; Storage structures

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原画像データ、非可逆圧縮データ等、必要な
画像データの転送を迅速に行う。 【解決手段】 入力モダリティ4から画像サーバ1に原
画像データSorgが入力されると、サーバコンピュータ
13は、1/20,1/50の圧縮率の非可逆圧縮画像
データS1,S2を生成する。これにより、1つの画像
について、原画像データSorg、非可逆圧縮画像データ
S1,S2の3つのバージョンの画像データが生成され
て、一時記憶媒体11に記憶される。画像サーバ1とネ
ットワーク3を介して接続されたワークステーション2
からは、取得する画像データのバージョンの指定を行
い、指定されたバージョンの画像データが、一時記憶媒
体11から読出されてワークステーション2に転送さ
れ、モニタ22にその画像データにより表される画像が
表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用の画像デー
タを保管する画像サーバおよびこれとネットワークを介
して接続されたワークステーションのような表示端末か
らなる医療画像ネットワークに用いられる画像保管表示
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より医療分野においては、X線等を
利用した種々の診断用画像生成装置(モダリティ)が利
用されており、CR(コンピューテッド・ラジオグラフ
ィ)装置、CT(コンピュータ断層像撮影)装置、MR
I(磁気共鳴像撮影)装置等が実用に供されている。そ
してこれらの各モダリティにより生成された画像データ
は、CRTディスプレイ(以下、単に「CRT」とい
う)に表示され、またはLP(レーザープリンタ)によ
りフイルムに出力される等して、医療現場において、病
巣や傷害の有無、その内容の把握等の診断に利用されて
いる。
【0003】また、近年の通信技術やコンピュータ技術
の高度化に伴い、病院内においてもコンピュータを用い
たメディカルネットワークシステム(以下、単に「ネッ
トワーク」という)が構築されており、従来はスタンド
アローンでのみ使用されていた上述の各モダリティも画
像入力装置として、またCRTやLPは画像出力装置と
して、それぞれネットワークの一部を構成するようにな
っている。
【0004】このネットワークには、上記画像入力装置
や画像出力装置の他に、画像入力装置により生成される
画像データを原画像データのまま、あるいは所定の形式
で圧縮を施した後、ハードディスク、RAID(Redund
ant Array of Inexpensive Disks)や光ディスク、CD
−R、DVD、DLT(Digital Liner Tape)等の記憶
媒体に記憶する記憶装置を備えた画像サーバが備えられ
ている。このような画像サーバにおいては、画像入力装
置から入力された画像データをハードディスクやRAI
Dのような高速読出可能な一時記憶媒体(短期記憶媒体
とする)に一時的に記憶し、さらに、光ディスク等の記
憶媒体(アーカイブ、長期記憶媒体とする)に半永久的
に保管する目的で記憶する。また、一定の条件を満たし
た後(例えば医師による診断が終了してから数週間から
数ヶ月の所定期間経過の後)、短期記憶媒体から画像デ
ータを削除する。これは、短期記憶媒体は比較的高価で
あり、増設するには高コストを要するためである。な
お、長期記録媒体においては、できるだけ多くの画像デ
ータを記憶するために圧縮された画像データのみが記憶
されることが多い。なお、画像サーバに保管されている
画像データの一時記憶媒体からの削除等の管理は、デー
タベースにより行われる。
【0005】このようなネットワークシステムにおいて
は、画像サーバにネットワークを介して接続されたワー
クステーションからの要求に応じて、画像データをワー
クステーションに転送している。これにより、ワークス
テーションにおいては、診断に必要な画像データを表示
することができる。また、画像入力装置において取得さ
れた画像データは、上記一定の条件を満たす前には短期
記憶媒体に記憶されていることから、比較的高速に読出
すことができ、これによりワークステーションから要求
があった場合は、迅速に画像データをワークステーショ
ンに転送することができる。
【0006】また、病院内のネットワークのみならず、
医師等の自宅から電話回線のような通信回線を介して画
像サーバに接続して、自宅のパソコン等に画像データを
転送して診断を行ういわゆるリモート画像診断(テレラ
ジオロジー)も行われている。
【0007】ところで、上記通信回線は、病院内のネッ
トワークのような専用線と比較して、データの転送レー
トが低いため、画像データの転送に長時間を要するもの
となる。このため、上記リモート画像診断においては、
比較的高い圧縮率により圧縮された画像データを転送し
たり、必要とされる画像データを予め転送して、転送完
了後にその旨を通知するいわゆるプッシュ方式を用いる
ことにより、転送の効率化を図っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一方、診断の形態とし
て、最近取得された画像と過去の画像との比較を行う比
較診断が行われているが、比較診断を行う場合は、過去
の画像も画像サーバから入手する必要がある。しかしな
がら、画像サーバにおいては、画像データは短期記憶媒
体に保管されてから上記一定の条件を満たした後に長期
記憶媒体にのみ保管されることから、過去の画像を表す
過去画像データを入手するためには、その過去画像デー
タを長期記憶媒体から検索して探し出し、その過去画像
データを短期記憶媒体にコピーした後にワークステーシ
ョンに転送する必要がある。
【0009】一方、長期記憶媒体に保管された過去画像
データを、診断のスケジュール等にしたがって予め短期
記憶媒体に移動しておく、いわゆるプリフェッチの手法
も行われている。しかしながら、急患の場合等、スケジ
ュールにない過去画像データの表示の要求があった場合
には、上記と同様に必要な過去画像データを長期記憶媒
体から検索して探し出し、その過去画像データを短期記
憶媒体にコピーした後にワークステーションに転送する
必要がある。
【0010】したがって、過去画像データをワークステ
ーションにおいて表示するには時間がかかることとな
る。
【0011】また、上記過去画像データは比較的高い圧
縮率により圧縮されているため、原画像データと比較し
て画質が劣化しているが、比較診断を行う場合に、過去
画像データについても高画質の画像を使用したいという
要望がある。しかしながら、長期記憶媒体には圧縮され
た画像データを記憶されていることが多いため、高画質
の過去画像を参照することは困難であった。
【0012】さらに、上記リモート画像診断を行う場合
は、転送レートが低い回線を使用するため、画像データ
の圧縮率は高いことが好ましい。しかしながら、高い圧
縮率で圧縮されて保管されているのは過去画像データの
みであり、リモート画像診断において、最近取得した画
像データを使用する場合には、その画像データを圧縮し
てから転送する必要があるため、この場合も画像データ
の転送に長時間を要するものとなっている。
【0013】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、必要な画像データを迅速に転送することができる画
像保管表示システムを提供することを目的とするもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による画像保管表
示システムは、画像データを高速読出し可能な記憶媒体
に記憶して保管する画像サーバと、該画像サーバとネッ
トワークを介して接続された表示端末とを備えた画像保
管表示システムにおいて、前記画像サーバは、該原画像
データまたは該原画像データの可逆圧縮画像データおよ
び該原画像データの少なくとも1つの非可逆圧縮画像デ
ータからなる複数バージョンの画像データを生成して前
記記憶媒体に保管する保管制御手段を備え、前記表示端
末は、該表示端末において表示する画像データまたは画
像データ群についての前記バージョンの指定を受け付け
可能な入力手段と、該入力手段において受け付けられた
バージョンの画像データまたは画像データ群を取得する
取得手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】「高速読出し可能な記憶媒体」とは、ハー
ドディスク、RAIDのように比較的高速に画像データ
を読出すことができる記憶媒体を意味する。
【0016】「保管制御手段」は、上記メディカルネッ
トワークの画像サーバに設置されるものであり、具体的
には、上記複数バージョンの画像データの生成、画像デ
ータの転送、保管、管理等を実行するサーバコンピュー
タ等を用いることができる。
【0017】一方、「表示端末」は、上記メディカルネ
ットワークにおいて画像サーバに接続されるワークステ
ーションに対応するものであり、具体的には画像データ
を可視像として表示するCRT、LCD等のモニタと、
モニタへの画像の表示等種々の制御を行うコンピュータ
とからなるものである。なお、「入力手段」としては、
種々の入力を行うためのキーボード、マウス等を用いる
ことができ、「取得手段」としてはコンピュータを用い
ることができる。
【0018】「少なくとも1つの非可逆圧縮画像デー
タ」は、原画像データを非可逆圧縮することにより得ら
れるものであり、その圧縮率は可逆圧縮画像データと比
較して高いものとなる。なお、本発明においては、複数
の非可逆圧縮画像データを生成してもよいが、その場
合、各非可逆圧縮画像データの圧縮率は互いに異なるも
のとする。
【0019】本発明においては、少なくとも1つの非可
逆圧縮画像データが生成される(原画像データの可逆圧
縮画像データが生成されることもある)が、各々の画像
データの圧縮率、圧縮の形態(可逆か非可逆か)が異な
ると、再生される画像の画質が異なるものとなる。すな
わち、可逆圧縮は画質は劣化しないが、非可逆圧縮は圧
縮率が高いほど画質は劣化する。一方、非可逆圧縮で圧
縮率が高いほど圧縮後の画像データの容量は小さくな
り、転送時間を短縮することができる。したがって、本
発明においては、圧縮率および圧縮の形態が異なり、画
質および容量が異なる画像データを、それぞれ異なる
「バージョン」の画像データと定義する。したがって、
「複数バージョンの画像データ」とは、それぞれ圧縮率
および圧縮の形態が異なり、再生画像の画質および容量
が互いに異なる画像データのことを意味する。
【0020】ここで、モダリティの種類、検査を行う部
位、検査方法、画像のサイズ等によっては、圧縮率を高
くしても画質の劣化が目立たないものがある。したがっ
て、できるだけ圧縮率を高くするために、画像データを
生成したモダリティ、検査部位あるいは検査方法等に基
づいて、非可逆圧縮画像データの圧縮率を変更すること
が好ましい。なおこの場合、圧縮率は、検査毎、検査の
中のシリーズ毎に変更可能である。ここで、「シリー
ズ」とは、1つの検査における検査の種別のことを意味
し、具体的にはある検査がCT画像を用いて行うもので
あった場合、シリーズはそのCT画像に含まれる「頭部
CT画像」、「胸部CT画像」等の種別を表すものであ
る。
【0021】なお、1つの検査あるいはシリーズにおい
ては、通常複数の画像データが生成されて画像サーバに
保管されることとなる。この場合、表示端末においては
検査毎あるいはシリーズ毎に複数の画像データを取得す
る場合があるが、各画像データは同一バージョンのもの
が取得される。本発明において、「画像データ群」と
は、このように検査あるいはシリーズ等に応じて纏めて
表示端末において取得される同一バージョンの複数の画
像データを意味する。
【0022】また、「画像データまたは画像データ群を
取得する」とは、画像データまたは画像データ群を表示
端末において表示可能とすることを意味する。具体的に
は、画像サーバが表示端末に画像データまたは画像デー
タ群を転送することにより表示端末において新たな画像
データまたは画像データ群を取得すればよい。また、表
示端末が記憶媒体に保管されている画像データまたは画
像データ群を読出すことにより、画像データまたは画像
データ群を取得してもよい。なお、取得された画像デー
タまたは画像データ群は、表示端末における記憶媒体
(一時バッファメモリ、ハードディスク等)に保管して
おけばよい。
【0023】また、本発明による画像保管表示システム
においては、前記入力手段を、前記バージョンの指定を
前記各バージョンの画像データにより表される画像の画
質および/または利用目的として受け付け可能な手段と
し、前記保管制御手段を、前記各バージョンの画像デー
タに、該各バージョンの画像データにより表される画像
の画質および/または利用目的を表すパラメータを付与
して前記記憶媒体に記憶する手段とし、前記取得手段
を、前記入力手段において受け付けられた所望とする画
質および/または利用目的に対応するバージョンの画像
データを取得する手段とすることが好ましい。
【0024】「画質を表すパラメータ」とは、各バージ
ョンの画像データにより表される画像についての、圧縮
率または圧縮の形態に応じた画質を表すものであり、例
えば原画像データまたは可逆圧縮画像データにより表さ
れる画像の画質を100%、1/20の非可逆圧縮画像
データにより表される画像の画質を70%、1/50の
非可逆圧縮画像データにより表される画像の画質を30
%というように、原画像に対する百分率を画質を表すパ
ラメータとして用いることができる。なお、詳細には、
モダリティに応じて圧縮率と画質との関係は異なるもの
であり、例えば原画像と比較して画質が50%となる圧
縮率は、モダリティがCR装置の場合1/20、CT装
置の場合1/10、MRI装置の場合1/5となる。ま
た、原画像と比較して画質が25%となる圧縮率は、モ
ダリティがCR装置の場合1/50、CT装置の場合1
/20、MRI装置の場合1/10となる。
【0025】「利用目的を表すパラメータ」とは、画像
が診断に用いられるか、比較参照用に用いられるかある
いは一般参照用に用いられるか等を表すものである。
【0026】一方、上述したように画像データ群は、検
査あるいはシリーズ毎に表示端末において取得される
が、検査あるいはシリーズ毎のバージョンを、画質およ
び/または利用目的として入力するようにしてもよい。
すなわち、前記入力手段を、前記画像データ群を取得す
る際の前記バージョンの指定を、前記画像データ群を特
定する検査あるいはシリーズ毎の画質および/または利
用目的として受け付け可能な手段とし、前記保管制御手
段を、前記各バージョンの画像データに、前記画像デー
タ群を特定する検査あるいはシリーズ毎の画質および/
または利用目的を表すパラメータを付与して前記記憶媒
体に記憶する手段とし、前記取得手段を、前記入力手段
において受け付けられた所望とする検査あるいはシリー
ズ毎の画質および/または利用目的に対応するバージョ
ンの画像データ群を取得する手段としてもよい。
【0027】ところで、画像データの圧縮の形式として
は、JPEG、GIF、TIFF等種々の形式が存在す
るが、近年画像データを複数の解像度に階層的に分解
し、各階層毎のデータ(階層データ)を符号化して圧縮
する形式が提案されている。この圧縮形式は、具体的に
は画像データをウェーブレット変換等により複数の解像
度の階層データに分解し、この分解された各解像度の階
層データを階層順に符号化して1つのファイルとして圧
縮するものである。また、このように圧縮された画像デ
ータを再生する際には、低解像度の階層データから順に
解凍することにより、まず低解像度の画像全体が表示さ
れ、その後解凍されるデータの解像度が高くなるにつれ
て低解像度のぼやけた画像から徐々に鮮明な画像となる
ように再生されることとなる。例えば、最高解像度が4
000×4000の画像を表す画像データを上記方法に
より階層化して圧縮した場合には、125×125、2
50×250、500×500、1000×1000、
2000×2000、4000×4000の解像度を有
する階層データが順次解凍されて再生されることとな
る。これはプログレッシブ伸張と称される。本発明にお
いては、このように原画像データを階層化した圧縮を
「プログレッシブ伸張可能」な圧縮と称することとす
る。
【0028】そして、本発明による画像保管表示システ
ムにおいては、前記保管制御手段を、前記原画像データ
をプログレッシブ伸張可能に圧縮することにより前記非
可逆圧縮画像データを得る手段とし、前記取得手段を、
取得したバージョンの画像データまたは画像データ群が
非可逆圧縮画像データに対応するものである場合には、
所定の条件に基づいて前記プログレッシブ伸張の程度を
変更する手段とすることが好ましい。
【0029】「所定の条件」とは、表示端末の解像度、
処理能力、検査部位、検査方法、画像のサイズ等が挙げ
られる。なお、検査部位、検査方法、画像のサイズ等は
画像データの取得時に画像サーバから取得すればよい。
【0030】「プログレッシブ伸張の程度を変更する」
とは、プログレッシブ伸張可能に圧縮された画像データ
をプログレッシブ伸張する際に、最終的に伸張される解
像度を変更することを意味する。例えば、原画像データ
が4000×4000の解像度を有するものとし、12
5×125、250×250、500×500、100
0×1000、2000×2000、4000×400
0のように階層化した場合、上記所定の条件に基づい
て、4000×4000まで復元するのではなく、20
00×2000等途中の解像度まで復元することを意味
する。
【0031】また、本発明による画像保管表示システム
においては、前記保管制御手段を、前記原画像の診断情
報とともに前記記憶媒体に記憶する手段とし、前記取得
手段を、前記入力手段において受け付けられたバージョ
ンの画像データまたは画像データ群とともに前記診断情
報を取得する手段とすることが好ましい。
【0032】「原画像の診断情報」とは、医師が作成し
た読影ノート、アノテーション、診断レポート等を意味
する。
【0033】さらに、本発明においては、前記画像サー
バは、前記原画像の診断ステータスを管理する診断ステ
ータス管理手段を備え、前記保管制御手段は、前記診断
ステータスに応じて前記表示端末において取得される画
像データのバージョンを制限する手段であることが好ま
しい。
【0034】「診断ステータス」とは、診断の完了状態
を表すものであり、具体的には、診断前、診断終了、読
影ノート作成済み、アノテーション添付済み、診断レポ
ート作成済み等、診断がどの程度完了しているかを表す
ものである。
【0035】ここで、原画像の診断前においては、何ら
読影はされていないため、読影のために高画質の画像を
再現可能な原画像データまたは可逆圧縮画像データを取
得すればよい。一方、診断医、臨床医等、医師に応じて
必要な画質が異なり、医師によっては高画質の画像を再
現可能な原画像データあるいは可逆圧縮画像データを取
得されることを避けたい場合がある。したがって、「診
断ステータスに応じて表示端末において取得される画像
データのバージョンを制限する」とは、診断の完了の状
態に応じて表示端末において取得される画像データのバ
ージョンを異なるものとすることを意味する。したがっ
て、診断ステータスによっては、表示端末が要求したバ
ージョンの画像データを取得できない場合もある。
【0036】また、本発明による画像保管表示システム
においては、前記画像サーバを、前記高速読出し可能な
記憶媒体とは異なる他の記憶媒体をさらに備えるものと
し、前記保管制御手段を、所定期間経過後に前記高速読
出し可能な記憶媒体から原画像データまたは前記可逆圧
縮画像データを削除し、前記他の記憶媒体に前記原画像
データまたは前記可逆圧縮画像データを記憶する手段と
してもよい。
【0037】「他の記憶媒体」とは、上記高速読出し可
能な記憶媒体とは異なり、光ディスク、CD−R、DV
D、DLT等の長期記憶媒体を意味する。
【0038】さらに、本発明による画像保管表示システ
ムにおいては、前記画像サーバを、前記高速読出し可能
な記憶媒体とは異なる他の記憶媒体をさらに備えるもの
とし、前記保管制御手段を、前記高速読出し可能な記憶
媒体に全バージョンの画像データを、前記他の記憶媒体
に前記原画像データまたは前記可逆圧縮画像データおよ
び前記非可逆圧縮画像データに対応するバージョンのう
ち少なくとも1つのバージョンの画像データを記憶し、
所定期間経過後に前記高速読出し可能な記憶媒体から少
なくとも前記原画像データまたは前記可逆圧縮画像デー
タを削除する手段としてもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明は、原画像データまたは原画像デ
ータの可逆圧縮画像データまたは少なくとも1つの非可
逆圧縮画像データからなる複数バージョンの画像データ
を生成し、これを高速読出し可能な記憶媒体に記憶する
ようにしたものである。このため、所望とするバージョ
ンの画像データまたは画像データ群に迅速にアクセスす
ることができ、これにより、比較診断を行う場合にも、
直ちに過去画像についての画像データ(非可逆圧縮画像
データ)または画像データ群を表示端末において取得す
ることができる。また、複数バージョンの画像データが
高速読出し可能な記憶媒体に記憶されているため、プリ
フェッチを行う頻度を低減することができる。一方、原
画像レベルの画像が必要な場合も、表示端末に直ちに原
画像レベルのバージョンの画像データ(原画像データま
たは可逆圧縮画像データ)または画像データ群を取得す
ることができる。また、本発明によれば、全ての画像デ
ータについて複数バージョンの画像データが生成される
ため、最近の画像についても非可逆圧縮画像データが記
憶媒体に記憶されることとなる。したがって、リモート
画像診断を行う場合にも、原画像データから非逆圧縮画
像データを作成することなく、非可逆圧縮画像データま
たは画像データ群を迅速に表示端末において取得するこ
とができる。
【0040】また、非可逆圧縮画像データの圧縮率を変
更可能とすることにより、圧縮率を高めることができる
画像データについては、非常に高い圧縮率により圧縮す
ることができるため、記憶媒体の容量の消費量を低減す
ることができる。
【0041】さらに、各バージョンの画像データを、画
質および/または利用目的を表すパラメータと対応付け
て記憶することにより、入力手段から、所望とする画質
および/または利用目的を指定すれば、その所望とする
画質および/または利用目的に対応するバージョンの画
像データを表示端末において取得することができる。
【0042】また、各バージョンの画像データを、画像
データ群を特定する検査あるいはシリーズ毎の画質およ
び/または利用目的を表すパラメータと対応付けて記憶
することにより、画像データ群を取得するに際し、入力
手段から所望とする検査あるいはシリーズ毎の画質およ
び/または利用目的を指定すれば、その所望とする検査
あるいはシリーズ毎の画質および/または利用目的に対
応するバージョンの画像データ群を表示端末において取
得することができる。
【0043】これにより、所望とする画質および/また
は利用目的あるいは所望とする検査あるいはシリーズ毎
の画質および/または利用目的に適合した画像または画
像群を表示端末に表示することができる。また、取得さ
れる画像データを画質および/または利用目的により分
類することにより、あるいは取得される画像データ群を
検査あるいはシリーズ毎の画質および/または利用目的
により分類することにより、画像データあるいは画像デ
ータ群を取得するための操作を簡易に行うことができ、
表示端末の操作者の便宜を図ることができる。
【0044】また、原画像データをプログレッシブ伸張
可能に圧縮して非可逆圧縮画像データを得た場合に、所
定の条件に基づいてプログレッシブ伸張の程度を変更し
て表示端末において取得することにより、表示端末にお
いて必要のない高解像度データは取得されなくなるた
め、効率よく画像データを取得することができる。
【0045】さらに、原画像の診断情報とともに画像デ
ータを記憶媒体に記憶し、画像データまたは画像データ
群を取得するに際し、原画像の診断情報を同時に表示端
末において取得することにより、表示端末には画像とと
もに診断情報も表示されるこるため、その画像または画
像群についての診断情報を容易に知ることができること
となる。
【0046】また、表示端末において取得される画像デ
ータのバージョンを診断ステータスに応じて制限するこ
とにより、ある表示端末には取得されるべきでないバー
ジョンの画像データがその表示端末において取得される
ことを防止することができる。
【0047】また、原画像データまたは可逆圧縮画像デ
ータは容量が大きいため、記憶媒体の消費容量が大き
い。したがって、所定期間が経過した後に高速読出し可
能な記憶媒体から原画像データまたは可逆圧縮画像デー
タを削除し、他の記憶媒体に原画像データまたは可逆圧
縮画像データを記憶することにより、高速読出し可能な
記憶媒体の消費容量を低減することができる。
【0048】さらに、高速読出し可能な記憶媒体に全バ
ージョンの画像データを、他の記憶媒体に前記原画像デ
ータまたは前記可逆圧縮画像データおよび前記非可逆圧
縮画像データに対応するバージョンのうち少なくとも1
つのバージョンの画像データを記憶し、所定期間経過後
に高速読出し可能な記憶媒体から少なくとも原画像デー
タまたは可逆圧縮画像データを削除することによって
も、高速読出し可能な記憶媒体の消費容量を低減するこ
とができる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。
【0050】図1は本発明の実施形態による画像保管表
示システムを適用した医療画像ネットワークの構成を示
す概略ブロック図である。図1に示すように、この医療
画像ネットワークは、画像データSを保管する画像サー
バ1と、画像サーバ1とネットワーク3を介して接続さ
れたワークステーション2とを備えてなる。このような
医療画像ネットワークにおいては、ワークステーション
2から画像サーバ1にアクセスして画像サーバ1に保管
された画像データの転送を指示することにより、ワーク
ステーション2において画像データを取得するとともに
画像を表示して診断を行うことができる。なお、図1に
おいては、1つのワークステーション2のみを図示して
いるが、複数のワークステーション2がネットワーク3
を介して画像サーバ1と接続されてなるものである。
【0051】画像サーバ1は、画像データSを一時的に
保管するハードディスク、RAID(Redundant Array
of Inexpensive Disks)等の一時記憶媒体11と、一定
期間経過後の読影済みの画像データSを圧縮して半永久
的に保管する光ディスク、CD−R、DVD、DLT等
のアーカイブ12と、画像データSの圧縮処理、管理、
ワークステーション2への転送等、画像サーバ1の種々
の制御を行うサーバコンピュータ13とを備える。な
お、画像サーバ1は、CR装置、CT装置、MRI装置
等の入力モダリティ4と接続されており、入力モダリテ
ィ4において生成された画像データSが画像サーバ1に
おいて保管、管理されるものである。
【0052】なお、一時記憶媒体11が高速読出し可能
な記憶媒体に、アーカイブ12が他の記憶媒体に、サー
バコンピュータ13が保管制御手段およびステータス管
理手段に対応する。
【0053】ワークステーション2は、パソコン21お
よびCRT、LCD等のモニタ22およびキーボード、
マウス等の入力手段23を備えてなるものである。そし
て、入力手段23から種々の入力を行うことにより、画
像サーバ1から画像データSを取得して、モニタ22に
画像を表示することができるものである。具体的には、
画像サーバ1がワークステーション2に画像データSを
転送することによりワークステーション2において画像
データSを取得すればよい。また、ワークステーション
2が画像サーバ1の一時記憶媒体11に保管されている
画像データSを読出すことにより、画像データS取得し
てもよい。なお、取得された画像データSは、ワークス
テーション2における記憶媒体(一時バッファメモリ、
ハードディスク等)に保管しておけばよい。
【0054】なお、通常ワークステーション2からは、
画像サーバ1の一時記憶媒体11に保管された画像デー
タSのみを取得することができるものであり、アーカイ
ブ12に保管された画像データSが必要な場合は、画像
サーバ1にその指示を行い、アーカイブ12に保管され
ている画像データSを一時記憶媒体11にコピーする必
要がある。
【0055】ここで、画像サーバ1における画像データ
Sの保管の方法について説明する。入力モダリティ4か
ら画像サーバ1に入力されたオリジナルの画像データ
(以下原画像データSorgとする)は、サーバコンピュ
ータ13において非可逆圧縮され、それぞれ圧縮率が異
なる非可逆圧縮画像データS1,S2が生成される。こ
こで、非可逆圧縮画像データS1は圧縮率が1/20、
非可逆圧縮画像データS2は圧縮率が1/50であると
する。そして、生成された非可逆圧縮画像データS1,
S2および原画像データSorgを一時記憶媒体11に記
憶する。なお、原画像データSorgを可逆圧縮すること
により可逆圧縮画像データを生成し、これを原画像デー
タSorgに代えて一時記憶媒体11に記憶してもよい。
また、これらの画像データSorg,S1,S2を一時記
憶媒体11に記憶すると同時に、原画像データSorgを
アーカイブ12に記憶してもよい。
【0056】なお、以下の説明においては、原画像デー
タSorgおよび非可逆圧縮画像データS1,S2を総称
して画像データSとする。
【0057】また、入力モダリティ4の種類、検査を行
う部位、検査方法、原画像データSorgにより表される
画像のサイズ等によっては、非可逆圧縮画像データS
1,S2を生成する際の圧縮率を高くしても、画質の劣
化が目立たないものがある。したがって、原画像データ
Sorgを取得した入力モダリティ4、検査部位あるいは
検査方法等に基づいて、非可逆圧縮画像データの圧縮率
を変更するようにしてもよい。これにより、圧縮率を高
めることができる原画像データSorgについては、非常
に高い圧縮率により圧縮することができるため、一時記
憶媒体11の容量の消費量を低減することができる。
【0058】ここで、原画像データSorgからは、圧縮
率が異なる2つの非可逆圧縮画像データS1,S2が生
成され、これらと原画像データSorgとが一時記憶媒体
11に記憶される。本実施形態においては、これら3種
類の画像データをそれぞれバージョンが異なる画像デー
タと定義する。すなわち、原画像データSorgを高画質
かつ高容量のバージョンV1、1/20の圧縮率の非可
逆圧縮画像データS1を中画質のバージョンV2、1/
50の圧縮率の非可逆圧縮画像データS2を低画質かつ
低容量のバージョンV3と定義する。なお、原画像デー
タSorgに代えて原画像データSorgの可逆圧縮画像デー
タを使用した場合、その可逆圧縮画像データが高画質か
つ高容量のバージョンV1となる。
【0059】次いで、本実施形態の動作について説明す
る。図2は、本実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。まず、ワークステーション2の入力手段23にお
いて取得する画像データSのバージョンの入力を受け付
け(ステップS1)、ネットワーク3を介して入力され
たバージョンを表すバージョン情報を画像サーバ1に転
送する(ステップS2)。画像サーバ1はバージョン情
報の転送を受けると、その情報に基づいて、ワークステ
ーション2に転送すべき画像データSのバージョンを判
断する(ステップS3)。転送すべきバージョンがバー
ジョンV1である場合には、ステップS4が肯定されて
バージョンV1に対応する原画像データSorgが一時記
憶媒体11から読み出されて、ワークステーション2に
転送される(ステップS5)。転送すべきバージョンが
バージョンV2である場合には、ステップS4が否定さ
れ、さらにステップS6が肯定されて非可逆圧縮画像デ
ータS1が一時記憶媒体11から読出されて、ワークス
テーション2に転送される(ステップS7)。転送すべ
きバージョンがバージョンV3である場合には、ステッ
プS6が否定されて、非可逆圧縮画像データS2がワー
クステーション2に転送される(ステップS8)。ワー
クステーション2においては、転送されたバージョンの
画像がモニタ22に表示され(ステップS9)、診断に
供される。
【0060】なお、ワークステーション2が読影を行う
読影医の端末である場合には、医師がバージョンV1の
画像データの転送を指定することにより、読影に適した
高画質の画像を再現可能な原画像データSorgがワーク
ステーション2に転送される。読影医はモニタ22に表
示された高画質の画像を参照して、読影ノート、アノテ
ーション(注釈)あるいは診断レポートを作成すること
ができる。一方、ワークステーション2が単に画像を参
照するのみの参照医の端末である場合には、それほど高
画質の画像を再生する必要はない。また、モニタ22の
解像度も読影医のものほどよくない。このような場合
は、医師がバージョンV2またはV3の画像データの転
送を指定することにより、非可逆圧縮画像データS1ま
たはS2がワークステーション2に転送される。ここ
で、非可逆圧縮画像データS1,S2は原画像データS
orgと比較して画質は劣化しているものの、容量が小さ
いため転送時間を短縮することができる。
【0061】このように、本実施形態においては、原画
像データSorgおよびこれの非可逆圧縮画像データS
1,S2を一時記憶媒体11に記憶するようにしたた
め、ワークステーション2からはこれらの画像データS
に対応するバージョンを指定するのみで、所望とするバ
ージョンの画像データSの転送を受けることができる。
また、これらの画像データSは一時記憶媒体11という
比較的高速読出し可能な記憶媒体に記憶されているた
め、迅速な転送を行うことができる。したがって、現在
の画像と過去の画像とを比較する比較診断を行う際に、
従来のようにアーカイブ12に記憶された過去の画像デ
ータを一時記憶媒体11にコピーする必要がなくなり、
これにより効率よく画像データSの転送を行うことがで
きる。また、複数バージョンの画像データSが一時記憶
媒体11に記憶されているため、プリフェッチを行う頻
度を低減することができる。
【0062】ところで、画像サーバ1と電話回線のよう
な比較的転送レートの低い通信回線を介して接続された
リモート端末(例えば医師の自宅にあるパソコン)に画
像データSを転送してリモート画像診断を行う場合、デ
ータの容量は小さいことが好ましい。本実施形態によれ
ば、容量の小さい非可逆圧縮画像データS1,S2が一
時記憶媒体11に記憶されているため、リモート画像診
断を行う場合にも、従来のように原画像データSorgか
ら低容量の画像データを生成する必要がなくなり、これ
により必要な低容量の画像データの転送を迅速に行うこ
とができる。
【0063】また、アーカイブ12に原画像データSor
gを記憶することにより、所定期間経過した後に一時記
憶媒体11から原画像データSorgを削除することがで
きる。ここで、原画像データSorgは非可逆圧縮画像デ
ータS1,S2と比較して容量が大きいため、一時記憶
媒体11から原画像データSorgを削除することによ
り、一時記憶媒体11の容量の消費量を低減することが
できる。また、非可逆圧縮画像データS1,S2はデー
タ容量が非常に小さいため、非常に多数のデータを一時
記憶媒体11に記憶することが可能となる。
【0064】ここで、アーカイブ12への原画像データ
Sorgの記憶は、一時記憶媒体11に画像データSを記
憶してから所定期間の経過の後に行ってもよく、この場
合、一時記憶媒体11から原画像データSorgを削除し
てもよい。また、一時記憶媒体11およびアーカイブ1
2に全バージョンの画像データSを記憶し、所定期間経
過後に一時記憶媒体11から原画像データSorgを削除
してもよい。さらに、一時記憶媒体11からの画像デー
タSの削除やアーカイブ12へのコピーをデータベース
により管理してもよい。
【0065】なお、上記実施形態において、読影医が読
影ノート、アノテーションあるいは診断レポートを作成
した後、これらを原画像に関する診断情報として一時記
憶媒体11に記憶することが好ましい。そして、ワーク
ステーション2における画像データSの取得時に、原画
像に関する診断情報を同時に取得することが好ましい。
これにより、画像データSの転送を受けたワークステー
ション2において、画像とともに原画像に関する診断情
報をも参照することができる。
【0066】この際、診断の完了の状態に応じて、一時
記憶媒体11に記憶されている画像データの診断ステー
タスを管理してもよい。例えば、診断前の画像について
はステータス1、診断が終了した画像についてはステー
タス2、診断が終了しかつ読影ノートが作成された画像
についてはステータス3、ステータス3に加えてアノテ
ーションが添付された画像についてはステータス4、ス
テータス4に加えて診断レポートが作成された画像につ
いてはステータス5というように、ステータスを分類
し、分類した結果を表す情報(例えばステータス1、ス
テータス2等)を画像データSのヘッダに記述すること
により、画像データSのステータスを管理すればよい。
そして、図3に示すように、ステータスに応じて同一の
画像について転送される画像データのバージョンを制限
することが好ましい。
【0067】すなわち、図3に示すように、ステータス
1の画像については、バージョンV1のみを転送可能と
し(○印が転送可を表す)、他のステータス2〜5につ
いては、全てのバージョンを転送可能なようにすればよ
い。さらに、ステータス5以外は、バージョンV1のみ
転送可能なようにしてもよい。このように、診断ステー
タスに応じて転送される画像データSのバージョンを制
限することにより、診断前の画像が誤って参照医の端末
に送られてしまう等、不適切なバージョンの画像データ
Sがワークステーション2において取得されてしまうこ
とを防止できる。
【0068】なお、上記実施形態において、画像データ
Sを一時記憶媒体11に記憶する際に、原画像データS
orgおよび非可逆圧縮画像データS1,S2に対して、
画質を表すパラメータを付与してもよい。図4は、画像
データSに対するパラメータの付与を説明するための図
であり、一時記憶媒体11への記憶の形態を模式的に示
すものである。ここで、画質を表すパラメータとは、画
像データSにより表される画像の画質を表すものであ
り、原画像データSorgは画質が最も高いことから、例
えば100%というパラメータが付与される。一方、非
可逆圧縮画像データS1は圧縮率が1/20、非可逆圧
縮画像データS2は圧縮率が1/50であり、原画像と
比較して画質が劣化していることから、画質の劣化の程
度に応じたパラメータが付与される。
【0069】ここで、入力モダリティ4に応じて圧縮率
と画質との関係は異なるものであり、例えば原画像と比
較して画質が50%となる圧縮率は、入力モダリティ4
がCR装置の場合1/20、CT装置の場合1/10、
MRI装置の場合1/5となる。また、原画像と比較し
て画質が25%となる圧縮率は、入力モダリティ4がC
R装置の場合1/50、CT装置の場合1/20、MR
I装置の場合1/10となる。本実施形態において、原
画像データSorgがCR装置において得られたものであ
るとすると、非可逆圧縮画像データS1は圧縮率が1/
20であるため50%、非可逆圧縮画像データS2は圧
縮率が1/50であるため25%というパラメータが付
与される。なお、原画像データSorg、非可逆圧縮画像
データS1,S2のヘッダにパラメータを記述すること
により、これらの画像データSにパラメータが付与され
る。
【0070】また、画像データSを一時記憶媒体11に
記憶する際に、原画像データSorgおよび非可逆圧縮画
像データS1,S2に対して、利用目的を表すパラメー
タを付与してもよい。図5は、画像データSに対するパ
ラメータの付与を説明するための図であり、一時記憶媒
体11への記憶の形態を模式的に示すものである。ここ
で、利用目的を表すパラメータとは、画像データSによ
り表される画像の利用目的を表すものであり、原画像デ
ータSorgは診断に利用されることから、例えば「診
断」というパラメータが付与される。一方、非可逆圧縮
画像データS1は圧縮率が1/20であり、参照に用い
られることから「参照」というパラメータが付与され
る。さらに、非可逆圧縮画像データS2は圧縮率が1/
50であり、過去画像として比較用に用いられることか
ら「比較」というパラメータが付与される。なお、原画
像データSorg、非可逆圧縮画像データS1,S2のヘ
ッダにパラメータを記述することにより、これらの画像
データSにパラメータが付与される。
【0071】なお、画像データSに画質を表すパラメー
タおよび利用目的を表すパラメータの双方を付与しても
よい。
【0072】このように、各バージョンの画像データS
に画質および/または利用目的を表すパラメータを付与
することにより、ワークステーション2の入力手段23
から、画質および/または利用目的を入力することによ
り、その画質および/または利用目的に対応するバージ
ョンの画像データSをワークステーション2に転送する
ことができ、これにより、モニタ22には所望とする画
質および/または利用目的に適合した画像を表示するこ
とができる。また、ワークステーション2からは、画質
および/または利用目的を入力すればよいため、画像の
バージョンを指定する場合と比較して、どのような画像
がモニタ22に再生されるかを予測することができ、こ
れにより、ワークステーション2を利用する医師の便宜
を図ることができる。
【0073】なお、プログレッシブ伸張可能なように原
画像データSorgを圧縮して上記非可逆圧縮画像データ
S1,S2を生成してもよい。以下、プログレッシブ伸
張可能な圧縮について説明する。図6は、プログレッシ
ブ伸張可能なように画像データを圧縮する圧縮方法を説
明するための図である。まず、図6(a)に示すよう
に、原画像データSorgに対してウェーブレット変換を
施して複数の解像度毎の4つのデータLL1、HL0、
LH0およびHH0に分解する。ここで、データLL1
は画像の縦横を1/2に縮小した画像を表し、データH
L0、LH0およびHH0はそれぞれ縦エッジ、横エッ
ジおよび斜めエッジ成分の画像を表すものとなる。そし
て、図6(b)に示すようにデータLL1をさらにウェ
ーブレット変換して4つのデータLL2、HL1、LH
1およびHH1を得る。ここで、データLL2はデータ
LL1の縦横をさらに1/2に縮小した画像を表すもの
となり、データHL1、LH1およびHH1はそれぞれ
データLL1の縦エッジ、横エッジおよび斜めエッジ成
分の画像を表すものとなる。そして、ウェーブレット変
換を行う毎に得られるデータLLに対してウェーブレッ
ト変換を所望とする回数繰り返して、複数の解像度毎の
データを得る。その後、図6(c)に示すように、各解
像度毎のデータを符号化し、符号化されたデータを階層
データとして1つのファイルに記録して非可逆圧縮画像
データとするものである。
【0074】このような非可逆圧縮画像データは、低解
像度の階層データから順次プログレッシブ伸張すること
により、まず低解像度の画像全体が表示され、その後解
凍される階層データの解像度が高くなるにつれて低解像
度のぼやけた画像から徐々に鮮明な画像となるように再
生されることとなる。例えば、最高解像度が4000×
4000の画像を表す原画像データSorgを上記方法に
より階層化して圧縮した場合には、125×125、2
50×250、500×500、1000×1000、
2000×2000、4000×4000の解像度を有
する階層データが順次解凍されて再生されることとな
る。
【0075】そして、このようにプログレッシブ伸張可
能なように非可逆圧縮画像データS1,S2を生成した
場合には、プログレッシブ伸張の程度をワークステーシ
ョン2の入力手段23から設定してもよい。例えば、原
画像データSorgが4000×4000の解像度の画像
を表すものであっても、ワークステーション2のモニタ
22の解像度が2000×2000の場合には、最高解
像度まで伸張しても2000×2000の解像度まで伸
張しても、モニタ22に表示される画像の画質は代わら
ないものである。したがって、このような場合には、プ
ログレッシブ伸張の程度を指定することにより、ワーク
ステーション2において必要のない解像度のデータまで
転送されることがなくなるため、効率よく画像データS
の転送を行うことができる。なお、プログレッシブ伸張
の程度の変更は、画像サーバ1において行ってもよく、
ワークステーション2において行ってもよい。
【0076】なお、非可逆圧縮画像データがプログレッ
シブ伸張可能なように生成された場合、さらに画質およ
び/または利用目的を表すパラメータを付与してもよ
い。この場合、画質、利用目的および/またはプログレ
ッシブ伸張の程度に応じて、適切なバージョンの非可逆
圧縮画像データがワークステーション2に取得されて表
示されることとなる。
【0077】ところで、バージョン、画質、利用目的お
よび/またはプログレッシブ伸張の程度の選択は、ワー
クステーション2にて画像を観察する医師が任意に行っ
てもよいが、この際、下記に示す種々の条件を考慮して
決定することが好ましい。
【0078】(1)診断の状態(未読影、診断レポート
作成済み等)。
【0079】(2)ネットワークあるいは電話回線の転
送レート (3)パソコン21のメモリサイズ (4)パソコン21のCPUの処理量力 (5)ワークステーション2を使用する医師またはこの
医師が属するグループ (6)画像の利用場所(自宅、ICU、ER、一般病
棟、医師のオフィス、診断室等)。
【0080】また、上記(1)〜(5)の条件を予め画
像サーバ1に登録しておき、画像サーバ1においては、
画像データSの転送要求のあったワークステーション2
がどのような条件を有するものであるかを判断して、ワ
ークステーション2に取得される画像データSのバージ
ョンを決定するようにしてもよい。
【0081】なお、上記実施形態においては、圧縮率が
異なる2つの非可逆圧縮画像データS1,S2を生成し
ているが、生成する非可逆圧縮画像データは1つのみで
あってもよく、さらに圧縮率が異なる3以上の非可逆圧
縮画像データを生成してもよい。
【0082】また、上記実施形態においては、単一の画
像データをワークステーション2において取得している
が、1つの検査あるいはシリーズにおいては、通常複数
の画像データが生成されて画像サーバ1に保管されるこ
ととなる。この場合、ワークステーション2においては
検査毎あるいはシリーズ毎に複数の画像データ(画像デ
ータ群)を取得してもよい。この場合、図2のステップ
S1におけるバージョンの入力は、検査毎あるいはシリ
ーズ毎に行えばよい。また、画像データSに画質および
/または利用目的を表すパラメータを付与した場合に
は、検査毎あるいはシリーズ毎に、画質および/または
利用目的により取得する画像データ群のバージョンを特
定してもよい。例えば、CR検査の画像を用いて診断を
行う場合には、その旨を入力手段23から入力すること
により、そのCR検査における画像データ群のうち、原
画像データSorgに対応するバージョンの画像データ群
がワークステーション2において取得される。また、あ
る患者について過去のCR検査の画像を用いて比較診断
を行う場合には、その旨を入力手段23から入力するこ
とにより、非可逆圧縮画像データS2に対応するバージ
ョンの画像データ群がワークステーション2において取
得される。さらに、ある患者について高画質のCR検査
の画像が必要な場合には、その旨を入力手段23から入
力することにより、原画像データSorgに対応するバー
ジョンの画像データ群がワークステーション2において
取得される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による画像保管表示システム
を適用した医療画像ネットワークの構成を示す概略ブロ
ック図
【図2】本実施形態の動作を示すフローチャート
【図3】診断ステータス管理を説明するための図
【図4】画像データに対する画質を表すパラメータの付
与を説明するための図
【図5】画像データに対する利用目的を表すパラメータ
の付与を説明するための図
【図6】プログレッシブ伸張可能に画像データを圧縮す
る圧縮方法を説明するための図
【符号の説明】
1 画像サーバ 2 ワークステーション 3 ネットワーク 11 一時記憶媒体 12 アーカイブ 13 サーバコンピュータ 21 パソコン 22 モニタ 23 入力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/00 545 G06F 12/00 545F 5C078 17/60 126 17/60 126Q H04N 1/21 H04N 1/21 1/413 1/413 D // A61B 5/055 A61B 6/00 360Z 6/00 360 6/03 360T 6/03 360 5/05 380 G01R 33/32 G01N 24/02 520Y (72)発明者 スコット ケラー アメリカ合衆国 イリノイ州 60056 マ ウント プロスペクト リバティー コー ト 1701 (72)発明者 コーシャル シャストリ アメリカ合衆国 コネティカット州 06903 スタンフォード キャスケイド ロード 450 (72)発明者 レニー ウォルシュ アメリカ合衆国 コネティカット州 06897 ウィルトン スプーンウッド ロ ード 176 Fターム(参考) 4C093 AA26 CA26 FH01 FH03 FH04 FH06 FH07 FH09 4C096 AA18 AA20 AB50 AD03 AD16 DC11 DC18 DC21 DC27 DD01 DD08 DD18 DE02 DE07 FC20 5B050 AA02 BA10 BA15 CA07 CA08 EA10 FA02 FA19 GA08 5B082 AA13 GA05 GA20 HA05 HA08 5C073 CA02 CC02 CE01 CE06 5C078 AA04 BA53 BA64 CA02 CA27 DA01 EA00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを高速読出し可能な記憶媒体
    に記憶して保管する画像サーバと、該画像サーバとネッ
    トワークを介して接続された表示端末とを備えた画像保
    管表示システムにおいて、 前記画像サーバは、該原画像データまたは該原画像デー
    タの可逆圧縮画像データおよび該原画像データの少なく
    とも1つの非可逆圧縮画像データからなる複数バージョ
    ンの画像データを生成して前記記憶媒体に保管する保管
    制御手段を備え、 前記表示端末は、該表示端末において表示する画像デー
    タまたは画像データ群についての前記バージョンの指定
    を受け付け可能な入力手段と、該入力手段において受け
    付けられたバージョンの画像データまたは画像データ群
    を取得する取得手段とを備えたことを特徴とする画像保
    管表示システム。
  2. 【請求項2】 前記保管制御手段は、前記非可逆圧縮画
    像データの圧縮率を変更可能な手段であることを特徴と
    する請求項1記載の画像保管表示システム。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、前記バージョンの指定
    を前記各バージョンの画像データにより表される画像の
    画質および/または利用目的として受け付け可能な手段
    であり、 前記保管制御手段は、前記各バージョンの画像データ
    に、該各バージョンの画像データにより表される画像の
    画質および/または利用目的を表すパラメータを付与し
    て前記記憶媒体に記憶する手段であり、 前記取得手段は、前記前記入力手段において受け付けら
    れた所望とする画質および/または利用目的に対応する
    バージョンの画像データを取得する手段であることを特
    徴とする請求項1または2記載の画像保管表示システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記入力手段は、前記画像データ群を取
    得する際の前記バージョンの指定を、前記画像データ群
    を特定する検査あるいはシリーズ毎の画質および/また
    は利用目的として受け付け可能な手段であり、 前記保管制御手段は、前記各バージョンの画像データ
    に、前記画像データ群を特定する検査あるいはシリーズ
    毎の画質および/または利用目的を表すパラメータを付
    与して前記記憶媒体に記憶する手段であり、 前記取得手段は、前記入力手段において受け付けられた
    所望とする検査あるいはシリーズ毎の画質および/また
    は利用目的に対応するバージョンの画像データ群を取得
    する手段であることを特徴とする請求項1または2記載
    の画像保管表示システム。
  5. 【請求項5】 前記保管制御手段は、前記原画像データ
    をプログレッシブ伸張可能に圧縮することにより前記非
    可逆圧縮画像データを得る手段であり、 前記取得手段は、取得したバージョンの画像データまた
    は画像データ群が非可逆圧縮画像データに対応するもの
    である場合には、所定の条件に基づいて前記プログレッ
    シブ伸張の程度を変更する手段であることを特徴とする
    請求項1から4のいずれか1項記載の画像保管表示シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記保管制御手段は、前記複数バージョ
    ンの画像データを前記原画像の診断情報とともに前記記
    憶媒体に記憶する手段であり、 前記取得手段は、前記入力手段において受け付けられた
    バージョンの画像データまたは画像データ群とともに前
    記診断情報を取得する手段であることを特徴とする請求
    項1から5のいずれか1項記載の画像保管表示システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記画像サーバは、前記原画像の診断ス
    テータスを管理する診断ステータス管理手段を備え、 前記保管制御手段は、前記診断ステータスに応じて前記
    表示端末において取得される画像データのバージョンを
    制限する手段であることを特徴とする請求項1から6の
    いずれか1項記載の画像保管表示システム。
  8. 【請求項8】 前記画像サーバは、前記高速読出し可能
    な記憶媒体とは異なる他の記憶媒体をさらに備え、 前記保管制御手段は、所定期間経過後に前記高速読出し
    可能な記憶媒体から前記原画像データまたは前記可逆圧
    縮画像データを削除し、前記他の記憶媒体に前記原画像
    データまたは前記可逆圧縮画像データを記憶する手段で
    あることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記
    載の画像保管表示システム。
  9. 【請求項9】 前記画像サーバは、前記高速読出し可能
    な記憶媒体とは異なる他の記憶媒体をさらに備え、 前記保管制御手段は、前記高速読出し可能な記憶媒体に
    全バージョンの画像データを、前記他の記憶媒体に前記
    原画像データまたは前記可逆圧縮画像データおよび前記
    非可逆圧縮画像データに対応するバージョンのうち少な
    くとも1つのバージョンの画像データを記憶し、所定期
    間経過後に前記高速読出し可能な記憶媒体から少なくと
    も前記原画像データまたは前記可逆圧縮画像データを削
    除する手段であることを特徴とする請求項1から7のい
    ずれか1項記載の画像保管表示システム。
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