JP4035429B2 - 画像データ保管方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データの保管に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、放射線診断分野で画像診断を行う場合、放射線画像の写し込まれたフィルムをシャーカステンに掛けて観察していた。
【0003】
一方、近年のコンピュータの発展に伴い、医用分野においてもコンピュータ化が浸透してきた。画像診断の分野においてもこの流れが急であり、各種CTや超音波診断機器、ラジオアイソトープを用いた診断機器などの普及には目をみはるものがある。そして、各種診断機器(モダリティ)をコンピュータで接続し、各種モダリティ画像を総合的に診断しようとする「総合画像診断」という概念が発生してきた。しかし、X線フィルム画像は本質的にアナログ画像であり、画像診断の中で最も使用頻度が高く、かつ、重要視されているにもかかわらず、総合画像診断にうまく融け込めず、画像診断分野のコンピュータ化の障害になっていた。
【0004】
ところが、近年、固体撮像素子等を用いたX線撮影装置が開発されてきており、X線画像においても上述のようなコンピュータ化に適したX線画像撮影装置が徐々に使用され始めてきている。
【0005】
この固体撮像素子等を用いて得られたX線画像は、画像の観察に用いられる一般のCRTモニタに比べて画素数が多い為に、CRTモニタにX線画像全体を表示するときには、解像度を下げて画素数を減らし、小さく表示する必要がある。しかしながら、診断の際は、必要に応じて元の解像度のX線画像を観察したいという要望もある。上記両方の表示を行う為の技術として、JPEG2000技術によるロスレス(Lossless)圧縮方式を用いて圧縮した画像の低解像度情報を利用して、本来撮影した画像の解像度よりも低い解像度の画像を高速で表示する技術がある。この方法では、所定のデータ構造を有する圧縮画像データを順次展開することにより、解像度を段階的に上げて画像表示することができ、必要に応じて元の解像度の画像を表示する事が可能である(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−189936号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、医師が診断目的でX線画像を参照するとき、低解像度の画像で充分に診断できる場合や、圧縮前の元の画像の状態、すなわち、最も高い解像度の画像まで展開して診断する必要がある場合など、診断に必要な画像の解像度は場合によって異なる。このように、医師は異なる解像度で画像を表示することができるわけであるが、最終的には、医師が診断の為に表示確認した最大の解像度までの画質を保っていれば、それ以上の解像度を得るための情報は保存しておく必要が無く、常に全圧縮画像データを保存しておくことは磁気ディスクなどの記憶媒体における容量の無駄使いとなっていた。
【0008】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、必要な画質の画像データを保持しつつ、記憶されする画像のデータの量を削減することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のデータ保管方法は、異なる複数の空間解像度で圧縮された圧縮画像データを記憶する第一の記憶工程と、第一の空間解像度の圧縮画像データを、前記第一の空間解像度の圧縮画像として表示する第一の表示工程と、指定された空間解像度の前記圧縮画像データを、前記指定された空間解像度の圧縮画像として表示する第二の表示工程と、前記第二の表示工程で指定された空間解像度が前記第一の空間解像度よりも大きい場合には、前記第二の表示工程で指定された空間解像度を記録し、前記第二の表示工程で指定された空間解像度が、前記第一の空間解像度以下の場合には、前記第一の空間解像度を記憶する第二の記憶工程と、前記第一の記憶工程で記憶した圧縮画像データの内、前記第二の記憶工程で記憶された空間解像度より大きな空間解像度で圧縮された圧縮画像データを削除する削除工程とを有することを特徴とする
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
図1は、本実施の形態における画像保管通信システムの機能構成を示すブロック図である。
【0012】
図1において、200は固体撮像素子等を用いてX線撮影を行うX線画像撮影装置、100はX線画像撮影装置200により撮影して得られたX線画像データを保管する画像保管通信システムである。
【0013】
画像保管通信システム100において、101はX線画像撮影装置200から受信したX線画像データを圧縮する画像圧縮部であり、本実施の形態ではJPEG2000技術を用いて圧縮するものとする。102は画像圧縮部101により圧縮した画像データを記憶する圧縮画像記憶部であり、画像データベース機能を有し、圧縮した画像がどの患者のどの検査画像であるかといった付帯情報も圧縮画像データと共に記憶する。103は圧縮画像記憶部102に記憶された画像が診断に用いられた場合に、その画像を表示した際の最大解像度を記憶する最大解像度記憶部、104は解像度情報削除部、105は各構成要素間の信号やデータのやり取りを制御する管理部、106は表示する画像を指示するための検査検索指示部である。画像の指示方法は、例えば患者のIDや名前等を入力したり、表示されたサムネイル画像や画像を特定するための各種ID情報等を指示するなど、様々な方法が考えられるが、本発明の主旨とは直接関係無いので、ここでは説明を省略する。
【0014】
107は後述する診断モード、参照モード、終了などを切り換える利用モード指定部、108は表示する画像の解像度(本実施の形態では、後述する解像度指定の為の指標)を指定する解像度指定部、109はデフォルトの解像度(本実施の形態では、後述する解像度指定の為の指標)を記憶する初期解像度記憶部、110は初期解像度記憶部109または解像度指定部108により指定された解像度で、検査検索指示部106により指示された画像の圧縮データを展開し、表示する画像展開表示部、111は警告表示部である。尚、上述の各部101〜105から画像保管装置が構成され、上述の各部106〜111から、診断医等のユーザが利用する画像表示装置が構成され、当該画像保管装置及び当該画像表示装置から画像保管通信システム100が構成されている。
【0015】
図2は、画像を表示する際に圧縮画像データを展開する時の解像度指定の為の指標と、各指標に対応する空間解像度(展開比率)及び階調解像度の正確度(階調レベル数)、更に、画像を展開したときの具体的な画像サイズを示す表である。解像度指定としては、濃度方向の正確性を示す階調解像度と画像サイズという空間解像度を示す2つの指定が可能であるが、本実施の形態では、指標として0〜5が図2に示すように設定されている。逆に言えば、画像圧縮部101では、圧縮画像データを展開するときに、各解像度指標に対応した解像度の画像が表示できるように画像圧縮が行われる。なお、指標の数や、対応する解像度は、画像の圧縮方式や設定に応じて適宜変更されるものであることは言うまでもない。
【0016】
たとえば、指標3の場合、X線画像撮影装置200からの画像サイズが2688x2688画素とすると、この解像度で展開された画像のサイズは672x672画素となる。
【0017】
また、階調解像度の正確度の0と1は、画像サイズという点で解像度は同じであるが、画像の濃度方向の解像度が異なることを示している。1は正確度が高く、元画像に近いことを示し、0は正確度があまり高くないことを示している。特に、画像サイズが1/1で正確度1のものはロスレス圧縮であり、圧縮前と同等画質の画像を展開することができる。しかし、圧縮画像記憶部102から画像展開表示部110へ転送するデータ量が多いため、画像表示までに時間がかかるという難点がある。この為、正確度があまり高くない正確度0の展開方式を利用することができる。したがって、画像圧縮部101で画像圧縮を行う際には、階調解像度も2通りの展開ができるように圧縮を行っておく。
【0018】
図3は、本実施の形態における画像保管通信システム100の動作手順を示すフローチャートである。以下、図3のフローチャートに沿って説明する。
【0019】
ステップS101で、検査検索指示部106から指定された表示対象画像が認識(特定)されると、ステップS102で管理部105は初期解像度記憶部109からデフォルトの解像度指標を読み出す。本実施の形態では、図2に示す指標3をデフォルトとする。なお、診断に必要な画像の解像度として、指標3程度の解像度が通常必要であるため、ここでは指標3をデフォルトとしたが、適宜変更することができる。
【0020】
更にステップS103で、利用モード指定部107により指定されているモードを確認する。診断モードの場合はステップS104に進み、これまでに診断に利用された画像の最大解像度を最大解像度記憶部103に記憶する。最大解像度を記憶しておくためには、例えば、初期値として解像度の指標を示す「5」を予め設定しておき、この時点で表示されている画像の解像度の指標と比較し、現在の指標が記憶されている指標よりも小さい場合に、現在の指標に更新することで実現できる。参照モードの場合はステップS104の処理を行わずに、直接ステップS105に進む。
【0021】
次に、ステップS105において、管理部105は、指定された画像データのうち、指定された指標の解像度で表示を行うのに充分な圧縮画像データを圧縮画像記憶部102から読み出し、画像展開表示部110へ送信する。画像展開表示部110は入力された圧縮画像データを展開して画像を表示する(ステップS106)。
【0022】
次にステップS107では、解像度を変更するかどうかを確認し、変更しない場合はステップS108に進み、診断又は参照が終了したかどうかを判断する。終了していなければステップS106に戻って画像を表示し続けると共に、ステップS107及びS108の確認を繰り返す。
【0023】
一方、現在表示中の画像の解像度では診断するのに充分ではなく、より高い解像度での表示が必要である場合は(ステップS107でYES)、解像度指定部108を用いて解像度を変更する(ステップS109)。解像度を変更するには、例えば、マウス操作により、不図示のGUI上の解像度変更ボタンで指標を選ぶ。この他にも、指標を選択するための方法としては様々な方法が考えられるが、本発明の主旨とは直接関係無いので、ここでは説明を省略する。解像度を変更した後、ステップS103に戻り、診断モードが指定されているときには、ステップS104で最大解像度を更新してからステップS105に進む。ステップS104では、例えば、デフォルトの指標3から指標2に解像度を上げた場合には、最大解像度を「2」に更新する。逆に、デフォルトの指標3から指標4に解像度を落とした場合には、最大解像度は変更せずにステップS105に進む。以降、解像度を変更した場合には、同様にして、記憶してある最大解像度と変更後の解像度とを比較し、解像度を上げた場合にのみ最大解像度を更新する。
【0024】
解像度変換後のステップS105では、管理部105はすでに表示されている画像の画像データと、変更された解像度で表示するのに必要充分な圧縮画像差分データを圧縮画像記憶部102から読み出して、画像展開表示部110に送信する。画像展開表示部110はこの差分データを展開して、表示する。
【0025】
具体的には、例えば上述したように指標3から指標2に変更されている場合、指標3から指標2の画像を構成するのに必要な差分データを、圧縮画像記憶部102から管理部105を経由して画像展開表示部110に送信し、画像展開表示部110では、既に送られている指標3の解像度データと、新たに受信した差分データとを元に、指標2の解像度画像の圧縮データを展開する。
【0026】
一方、指定された解像度の指標が3から4に下がっていた場合は、差分データの読み込みは行なわれず、既に受信したデータを元にして指標4の画像を展開する。
【0027】
なお、一般には、検査は複数画像から成り立っている為、上記ステップS101〜S107の処理は、並列に、画像単位で実行される。
【0028】
次に、ステップS108でユーザが診断を終える場合は、利用モード指定部107で終了の指示を行う。終了の指示を受けると、ステップS110でこれまでのモードが診断モードであったかどうかを判断し、診断モードでなければ、このまま処理を終了する。
【0029】
一方、診断モードであれば、ステップS111に進み、最大解像度記憶部103に記憶されている指標が0、即ち、最高解像度であるかどうかを判断し、0であればそのまま処理を終了する。0でない場合、圧縮画像記憶部102に記憶された画像のうち、表示可能な最高解像度の画像を表示しなかったことになる。そのため、ステップS112において、最高解像度の画像が表示されていないことを警告表示部111に警告表示する。ここでは、表示されなかったより高い解像度の画像を表示するための圧縮画像データが削除される旨の警告を警告表示部111で行う。
【0030】
ステップS113で警告表示部111の警告に対してユーザの了解が得られなければ、ステップS106に戻って上記処理を繰り返す。了解が得られた場合、処理を終了する。
【0031】
ここまでの処理の結果、最大解像度記憶部103には、ユーザが診断モードにて各画像を表示したときの最大解像度が、表示した画像データと対応づけて記憶される。一方、この段階では、圧縮画像記憶部102には、全圧縮画像データがそのまま記憶されている。
【0032】
次に、上記のようにして記憶した最大解像度に基づいて、圧縮画像記憶部102に記憶された圧縮画像データを削除する処理について説明する。
【0033】
図4は、本実施の形態における圧縮画像データの削除処理を示すフローチャートである。
【0034】
まず、ステップS201において計時を開始する。ステップS202で所定時間が経過したかを判断する。所定時間は、1時間、半日、1日など、状況に応じて適宜設定できるようにすることが好ましい。所定時間が経過すると、ステップS203で圧縮画像記憶部102に記憶された画像データのデータ量を、予め決めておいた閾値と比較する。画像データ量が閾値よりも少なければ、そのままステップS201に戻る。
【0035】
一方、圧縮画像記憶部102に記憶された画像データ量が閾値以上の場合、ステップS204に進み、最大解像度記憶部102に記憶された、診断モードで画像を表示したときの最大解像度が記憶されている場合、それに対応する画像の、圧縮画像記憶部102に記憶された圧縮画像データのうち、最大解像度よりも高い解像度の画像を表示するための圧縮画像データを削除する。削除後は、ステップS201に戻って計時を改めて開始し、上記処理を繰り返す。
【0036】
上記削除処理の結果、圧縮画像データの量が減るので、圧縮画像記憶部102に、より多数の画像を蓄えることが可能となる。
【0037】
なお、ステップS203では、圧縮画像記憶部102に記憶された画像データのデータ量を閾値と比較することにより、ステップS204の削除を実行するかどうかを判断したが、本発明はこれに限るものではなく、圧縮画像記憶部102の容量に対して、記憶された画像データのデータ量が占める割合を予め設定した比率と比較するようにしても良い。
【0038】
なお、上記説明ではJPEG2000技術を利用することを前提としている為に、解像度指標を3から2へ上げる指示を行った際に、画像の差分情報を転送したが、例えばJPEGなどの他の公知の圧縮方法を用いた場合には、差分情報ではなく、該当する解像度の画像データを全て送るようにしてもよく、その場合も本発明の趣旨を逸脱するものではない。
【0039】
また、モード指定は、利用モード指定部107により任意のタイミングで行えるようにしても、表示画像を指定する前や後など、固定のタイミングで行えるようにしても良い。
【0040】
また、上記実施の形態では、診断モードや参照モードなどのモード指定を利用モード指定部107により行ったが、本発明はこれに限るものではなく、画像処理部100を診断モードでのみ動作させる構成にすることも可能である。その場合、図3のステップS103及びステップS110の判定は不要になる。
【0041】
また、上記実施の形態では、一定時間毎に圧縮画像データの削除処理が実行可能な場合について説明したが、削除のタイミングはこれに限るものではなく、例えば、図3のステップS113でユーザの了解を得た後すぐや、新たな画像の画像データをX線画像撮影装置から入力した時など、ユーザの利用状況に応じて適切なタイミングで行うようにしても良い。
【0042】
【他の実施形態】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。
【0043】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0044】
本発明を上記プログラム及び当該プログラムを記憶した記憶媒体に適用する場合、当該プログラムは、例えば、先に説明した図3および図4に示すフローチャートに対応するプログラムコードを含んで構成される。
【0045】
本発明の実施様態の例を以下に列挙する。
【0046】
(実施様態1) 異なる複数の解像度で表示可能に圧縮されてなる圧縮画像データを記憶する記憶部を備えた画像データ保管装置に適用される画像データ保管方法であって、指定された圧縮画像データのうち、指定された解像度に対応する圧縮画像データを送信する送信工程と、前記指定圧縮画像データのうち、前記指定解像度に基づく特定解像度より高い解像度の画像の表示に必要で且つ該特定解像度以下の解像度の画像の表示に不要な圧縮画像データを前記記憶部から削除する削除工程とを有することを特徴とする画像データ保管方法。
【0047】
(実施様態2) 前記指定解像度のうちの最高解像度を記憶する記憶工程を更に有し、前記削除工程における前記特定解像度を前記記憶工程において記憶された前記最高解像度としたことを特徴とする実施様態1に記載の画像データ保管方法。
【0048】
(実施様態3) 前記削除工程は所定時間毎に実行可能となることを特徴とする実施様態1又は2に記載の画像データ保管方法。
【0049】
(実施様態4) 前記削除工程において、前記記憶部に記憶されたデータの量が所定量以上である場合に、圧縮画像データの削除が実行されることを特徴とする実施様態1乃至3のいずれかに記載の画像データ保管方法。
【0050】
(実施様態5) 圧縮画像データを対象物の画像診断に利用する診断モードを含む複数の利用モードが選択的に設定可能であると共に、前記削除工程は前記利用モードが前記診断モードに設定されている場合に実行されることを特徴とする実施様態1乃至4のいずれかに記載の画像データ保管方法。
【0051】
(実施様態6) 圧縮画像データを対象物の画像診断に利用する診断モードを含む複数の利用モードが選択的に設定可能であると共に、前記記憶工程は前記利用モードが前記診断モードに設定されている場合に実行されることを特徴とする実施様態2に記載の画像データ保管方法。
【0052】
(実施様態7) 前記最高解像度が、前記圧縮画像データを用いて表示可能な最高の解像度と同じであるかどうかを判断し、異なる場合に警告を行う警告工程を更に有することを特徴とする実施様態2に記載の画像データ保管方法。
【0053】
(実施様態8) 異なる複数の解像度で表示可能に圧縮されてなる圧縮画像データを記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶された圧縮画像データの中から指定された圧縮画像データのうち、指定された解像度に対応する圧縮画像データを送信する送信手段と、前記指定圧縮画像データのうち、前記指定解像度に基づく特定解像度より高い解像度の画像の表示に必要で且つ該特定解像度以下の解像度の画像の表示に不要な圧縮画像データを前記画像記憶手段から削除する削除手段とを有することを特徴とする画像データ保管装置。
【0054】
(実施様態9) 前記指定解像度のうちの最高解像度を記憶する最高解像度記憶手段を更に有し、前記削除手段における前記特定解像度を前記最高解像度記憶手段により記憶された前記最高解像度としたことを特徴とする実施様態8に記載の画像データ保管装置。
【0055】
(実施様態10) 前記削除手段は所定時間毎に圧縮画像データの削除を実行可能であることを特徴とする実施様態8又は9に記載の画像データ保管装置。
【0056】
(実施様態11) 前記削除手段は前記画像記憶手段に記憶されたデータの量が所定量以上である場合に圧縮画像データの削除を実行することを特徴とする実施様態8乃至10のいずれかに記載の画像データ保管装置。
【0057】
(実施様態12) 圧縮画像データを対象物の画像診断に利用する診断モードを含む複数の利用モードが選択的に設定可能であると共に、前記削除手段は前記利用モードが前記診断モードに設定されている場合に圧縮画像データの削除を実行することを特徴とする実施様態8乃至11のいずれかに記載の画像データ保管装置。
【0058】
(実施様態13) 圧縮画像データを対象物の画像診断に利用する診断モードを含む複数の利用モードが選択的に設定可能であると共に、前記最高解像度記憶手段は前記利用モードが前記診断モードに設定されている場合に前記最高解像度を記憶することを特徴とする実施様態9に記載の画像データ保管装置。
【0059】
(実施様態14) 前記最高解像度が、前記圧縮画像データを用いて表示可能な最高の解像度と同じであるかどうかを判断し、異なる場合に警告を行う警告手段を更に有することを特徴とする実施様態2に記載の画像データ保管装置。
【0060】
(実施様態15) 実施様態1乃至7のいずれかに記載の画像データ保管方法を実行するためのプログラムコードを有することを特徴とする情報処理装置が実行可能なプログラム。
【0061】
(実施様態16) 異なる複数の解像度で表示可能に圧縮されてなる圧縮画像データに基づいて画像を表示する画像表示装置に適用可能な画像表示方法であって、圧縮画像データを指定する画像指定工程と、圧縮画像データに基づいて表示される画像の解像度を指定する解像度指定工程と、前記指定圧縮画像データのうち、前記指定解像度に対応する圧縮画像データを受信する受信工程と、前記受信工程において受信された圧縮画像データに基づいて、前記指定解像度の画像を表示する表示工程と、前記指定圧縮画像データのうち、前記指定解像度に基づく特定解像度より高い解像度の画像の表示に必要で且つ該特定解像度以下の解像度の画像の表示に不要な圧縮画像データが削除されることを許可する許可工程とを有することを特徴とする画像データ表示方法。
【0062】
(実施様態17) 異なる複数の解像度で表示可能に圧縮されてなる圧縮画像データを指定する画像指定手段と、圧縮画像データに基づいて表示される画像の解像度を指定する解像度指定手段と、前記指定圧縮画像データのうち、前記指定解像度に対応する圧縮画像データを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された圧縮画像データに基づいて、前記指定解像度の画像を表示する表示手段と、前記指定圧縮画像データのうち、前記指定解像度に基づく特定解像度より高い解像度の画像の表示に必要で且つ該特定解像度以下の解像度の画像の表示に不要な圧縮画像データが削除されることを許可する許可手段とを有することを特徴とする画像データ表示装置。
【0063】
(実施様態18) 実施様態16に記載の画像データ表示方法を実行するためのプログラムコードを有することを特徴とする情報処理装置が実行可能なプログラム。
【0064】
(実施様態19) 実施様態8に記載の画像データ保管装置及び実施様態17に記載の画像データ表示装置から構成されることを特徴とする画像保管通信システム。
【0065】
【発明の効果】
上記の通り本発明によれば、必要な画質を保持しつつ、記憶される画像データの量を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるX線画像の画像保管通信システムの機能構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における解像度指定の為の指標及び対応する内容を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態における画像保管通信システムの動作手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態における圧縮画像データの削除処理を示すフローチャートである。

Claims (4)

  1. 異なる複数の空間解像度で圧縮された圧縮画像データを記憶する第一の記憶工程と、
    第一の空間解像度の圧縮画像データを、前記第一の空間解像度の圧縮画像として表示する第一の表示工程と、
    指定された空間解像度の前記圧縮画像データを、前記指定された空間解像度の圧縮画像として表示する第二の表示工程と、
    前記第二の表示工程で指定された空間解像度が前記第一の空間解像度よりも大きい場合には、前記第二の表示工程で指定された空間解像度を記録し、前記第二の表示工程で指定された空間解像度が、前記第一の空間解像度以下の場合には、前記第一の空間解像度を記憶する第二の記憶工程と、
    前記第一の記憶工程で記憶した圧縮画像データの内、前記第二の記憶工程で記憶された空間解像度より大きな空間解像度で圧縮された圧縮画像データを削除する削除工程と
    を有することを特徴とする画像データ保管方法。
  2. 前記削除工程では、所定時間毎に処理を実行することを特徴とする請求項に記載の画像データ保管方法
  3. 前記削除工程では、前記第一の記憶工程で記憶されたデータの量が所定量以上である場合に、圧縮画像データの削除を実行することを特徴とする請求項またはに記載の画像データ保管方法
  4. 請求項1に記載の画像データ保管方法の各工程を実行するための情報処理装置が実行可能なプログラム。
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