JP3780105B2 - 画像処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線画像等の画像を圧縮処理する画像処理装置、方法及びそれらに用いられるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、医療診断を目的とするX線撮影は、増感紙とX線写真フィルムを組み合わせたフィルムスクリーンシステムがよく行われている。この方法によれば、被写体を通過したX線は、被写体の内部情報を含み、それが増感紙によってX線の強度に比例した可視光に変換され、X線写真フィルムを感光させ、X線画像をフィルム上に形成する。
また、最近では、X線を蛍光体によってX線の強度に比例した可視光に変換し、それを光電変換素子を用いて電気信号に変換し、それをAD変換器でデジタル変換するX線デジタル撮影装置が使用されはじめている。
【0003】
このようなX線デジタル撮影装置においては、撮影画像がデジタル画像であるため、収集した画像は、JPEG圧縮として著名な離散コサイン変換による画像圧縮やウエーブレット変換等の各種画像圧縮を行うことができる。
【0004】
一方、アメリカ政府のFDAの指示によると、画像圧縮を行う際は、そのおよその圧縮率を、収集した画像内にビットマップとして埋め込んでおかなければならない。
しかしながら、画像圧縮は一般に画像の種類によって圧縮率が変動してしまうため、画像圧縮を行う前に、その圧縮率がどの程度になるかは前もって知ることはできず、画像圧縮を行って始めて知ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の画像圧縮処理においては、その画像の圧縮率がどの程度になるのかを前もって知ることができなかったので、圧縮画像に圧縮率を埋め込むことが困難であった。
【0006】
本発明は、上記の問題を解決するために成されたもので、圧縮率が記録された圧縮画像を容易に得ることができるようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像処理装置は、入力画像を圧縮する第1の圧縮手段と、上記第1の圧縮手段による圧縮結果に基づいて、上記入力画像に対する圧縮率を計算する計算手段と、上記算出された圧縮率を示す情報を上記入力画像に埋め込む埋め込み手段と、上記埋め込み手段により上記圧縮率を示す情報が埋め込まれた入力画像を圧縮する第2の圧縮手段とを有し、上記第1の圧縮手段は、上記入力画像を縮小して得られる画像を圧縮することを特徴とする。
【0008】
また、本発明の画像処理方法は、入力画像を圧縮する第1の圧縮ステップと、上記第1の圧縮ステップでの圧縮結果に基づいて、上記入力画像に対する圧縮率を計算する計算ステップと、上記算出された圧縮率を示す情報を上記入力画像に埋め込む埋め込みステップと、上記埋め込みステップで上記圧縮率を示す情報が埋め込まれた入力画像を圧縮する第2の圧縮ステップとを有し、上記第1の圧縮ステップでは、上記入力画像を縮小して得られる画像を圧縮することを特徴とする。
【0009】
また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、入力画像を縮小して得られる画像を圧縮する第1の圧縮処理と、上記第1の圧縮処理での圧縮結果に基づいて、上記入力画像に対する圧縮率を計算する計算処理と、上記算出された圧縮率を示す情報を上記入力画像に埋め込む埋め込み処理と、上記埋め込み処理により上記圧縮率を示す情報が埋め込まれた入力画像を圧縮する第2の圧縮処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
本発明による画像処理装置の実施の形態は、X線画像撮影装置に適用した場合に関するものである。
図1は、X線画像収集装置の構成を示す。
操作者は、被写体1を固体撮像素子2とX線管球3との間に配置する。次に、操作者は撮影する部位を設定するため、ディスプレイ部4に表示された部位設定ボタンを押す。この操作により、画像読取装置100内の画像読取制御部5は、固体撮像素子駆動制御信号により固体撮像素子2に電圧を加え、固体撮像素子2に画像入力がいつあってもよいように準備すると共に、内部のタイマ6をスタートさせる。
【0011】
次に、曝射ボタン7を押すと、曝射信号Aが画像読取制御部5に入力される。これを受けて画像読取制御部5は、固体撮像素子2がX線を受けると画像化できる状態となっているかを、固体撮像素子2からの駆動通知信号の状態で確認した後、曝射許可信号を発生する。これにより、曝射許可スイッチ8がオンになり、曝射信号Aが曝射信号BとしてX線発生装置制御部9に加えられる。X線発生装置制御部9は、X線曝射の準備が整い次第、曝射信号Cを発生し、これによりX線管球3よりX線が発生する。
尚、上記曝射信号Aは、セカンドスイッチと呼ばれるスイッチを用いるものである。
【0012】
被写体1を透過したX線の透過線は、グリッド10及びシンチレータ11を介して固体撮像素子2に画像として入力される。この画像を読み出してA/D変換器12によりデジタル化して、画像読取制御部5に転送する。
【0013】
画像読取制御部5は、CPU13により管理されている。CPU13には、RAM14、ROM15、LAN/IF16、DISK/IF17、不揮発性記憶装置18、ユーザIF部19等とバス13を介して接続されている。ユーザIF部19には、ディスプレイ部4及びキーボード及びマウス21が接続されてユーザとのインターフェースを行っている。不揮発性記憶装置18としては、例えばハードディスクが用いられる。
画像読取制御部5に入力した上記画像は一旦RAM14上に配置され、CPU13により様々な処理が行われる。
【0014】
図2に、ディスプレイ部4の表示の様子を示す。
操作者は、撮影を行う際に、これから撮影を行おうとする部位設定ボタン41を選択する。部位設定ボタン41は、撮影を開始する前は非選択状態となっていおり、操作者がボタンを押すと選択状態となる。また、選択した部位設定ボタンが間違っていた場合は、それとは異なる部位設定ボタンを押すことで、再選択が可能となっている。
【0015】
上記部位設定ボタン41は、これから撮影を行って収集された画像処理の画像処理パラメータのデフォルト値を決定するのみならず、画像に対する部位名の設定はもちろん、デフォルトの管球設定を行う。さらに、この部位設定ボタンを押すことにより、図1における固体撮像素子駆動制御信号により固体撮像素子2を駆動状態にすると共に、画像読取制御部5内のタイマ6をスタートさせる。
【0016】
図3に、上記動作のフローチャートを示す。
まず、部位設定ボタンを選択して押すと、固体撮像素子2が駆動状態となる。固体撮像素子2は、安定した画質が出力される状態になるまで待った後、駆動通知信号を画像読取制御部5に送り、これに応じて画像読取制御部5から曝射許可信号が出力されて曝射許可スイッチ8がオンとなり、上記セカンドスイッチが利用できるようになる。
【0017】
その後、ユーザ1F部19を通じてディスプレイに部4で曝射可能を操作者に通知する。例えばディスプレイ部4内部の背景色が青から緑へ変更されることにより、上記通知が行われる。
【0018】
次にタイマ6の動作について説明する。
タイマ6は、ユーザが部位設定ボタンを押すたびに、0からカウント開始され、一定時間、例えば10分を経過すると、画像読取制御部5に通知する。これによって画像読取制御部5は、固体撮像素子2の駆動状態を解除すると共に、曝射許可信号を解除して曝射許可スイッチ8を開放し、さらにCPU13に対してX線発生装置が撮影できなくなったことを通知する。
【0019】
CPU13は、X線発生装置が撮影できなくなったことを通知されると、操作者によって選択された部位設定ボタンの選択状態を非選択状態にして、さらに曝射不可能になったことをディスプレイ部4により操作者に知らせる。例えば上記と逆に、ディスプレイ部4内部の背景色を緑から青へ戻す。
【0020】
以上によれば、固体撮像素子2が常に駆動状態になりっぱなしとなることを防ぎ、固体撮像素子の劣化を防止することができる。
【0021】
また、操作者は、患者名等の患者情報を入力する必要がある。これは、患者名入力ボタンをマウスでクリックすると、別途患者情報入力ウインドが現れるので、そこでマウスとキーボードを用いて、患者名、患者1D、生年月日、年齢等を入力する。ただし、この患者情報入力は、その患者の撮影中ならば、部位選択を行う前でも、後でも、また画像収集を行った後であっても入力可能である。すなわち、その患者に関する複数の撮影からなる検査を終了するための検査終了ボタンを押す前であれば、患者情報の入力順序は問わない。このため、病体の悪い患者などの撮影で、患者名等を入力する時間が取れない場合等でも、画像撮影を先行して行うことができる。
【0022】
図4は、画像読取装置100のタスク構成図である。次に、この図4に基づいて画像収集後の動作を説明する。
まずタスク構成に付いて説明する。画像読取装置100のCPU13は、複数のタスクが時分割で平行動作している。操作処理タスクは、ユーザの操作に基づく処理を主に行う行うタスクである。背後処理タスクは、必要に応じて収集画像の画像処理を行うことや、画像処理を行った画像をネットワーク転送や大容量可搬ディスクなどに外部転送することや、転送済み画像を消去することを行うタスクである。外部転送する際に、画像を予め定められている非可逆圧縮係数を用いて非可逆圧縮、例えばJPEGのDCT圧縮して転送する。この非可逆圧縮処理も背後処理タスクが行う。
【0023】
図4には破線で示す円を含めて便宜上4つのタスクとして記述されているが、4つ以下のタスク数で上記の4つ以上の作業を行うことが特徴の一つである。図4は、4つ以上の複数の作業を、2つのタスクで実行している例を示しており、そのため2つの円が破線となっている。この動作するタスクの数は、撮影を行っている場合といない場合とで変動する。操作者が撮影を開始すると、起動されているタスクは2つであるが、撮影を終了して1分間次の撮影が行われなかった場合、そのタスク数は3に増加する。このタイムアウト時間は、別途設定パネルにて設定することが可能である。
【0024】
また、撮影を開始すると、起動タスクの量を2つに減少させる。タスクを減ずるタイミングは、そのタスク処理が行われている間には行わず、タスク処理が完了した時点でタスクを減ずる。このことにより、操作作業を開始すると起動するタスクが減るので、撮影作業の邪魔にならず、バックグラウンド処理を行うことが可能である。
【0025】
操作処理タスクと画像処理を実行しているタスクとの間には、画像処理キュー部が備えられており、撮影作業より発生した画像を画像処理するための不揮発性先入れ先出し機構を提供する。画像処理を実行しているタスクと画像送出を実行しているタスクとの間には、画像送出キュー部が備えられており、画像処理タスクにより画像処理の終了した画像を送出するための不揮発性先入れ先出し機構を提供する。さらに、画像送出を実行しているタスクと画像消去を実行しているタスクとの間には、画像消去キュー部が備えられており、画像送出が全て終了した画像を消去するための不揮発性先入れ先出し機構を提供する。
【0026】
これらの不揮発性先入れ先出し機構により、比較的時間のかかる画像処理、画像送出タスクを平行作業することができ、このため、高速性の応答が求められる操作処理タスクはその作業をスムーズに行うことが可能であり、かつ、これらの画像処理、画像送出等が行われている最中にシステムを終了してしまっても、画像を失うことがない。
【0027】
次に、再び図1において、操作者が、部位設定ボタンが押されてから、タイマ6で定められる例えば10分以内に曝射ボタン7を押して曝射を行うと、固体撮像素子2で撮影された画像は、A/D変換器12通じて画像読取制御部5に入力される。画像読取制御部5においては、画像処理のうち、ハードウエアで達成できる補正処理を実行する。その後、画像読取制御部5からRAM14上に転送される。この転送は画像読取制御部5とRAM14との間のDMA転送によって行われ、CPU13は介在しないため高速に処理される。画像は、横2688ピクセル、縦2688ピクセルの正方画像で、各ピクセルは12ビットの階調を持っている。以下、この画像を生画像と呼ぶ。
【0028】
上記操作処理タスクは、画像が収集された後に収集画像の画像縮小を行う。この画像を以下、生縮小画像と呼ぶ。このサイズは、336x336x12ビット画像であり、縮小の際にサブサンプリング処理を行っている。次に、操作処理タスクは、上記生画像を直ちに不揮発性記憶装置18にセーブする。次に、操作処理タスクは、生縮小画像に予め選んだ部位別にデフォルトで設定されている値から別途に説明する規則に従い、生縮小画像処理パラメータを得、そのパラメータに基づいて画像処理を開始し、処理結果をモニタ表示する。
【0029】
本実施の形態では、画像処理として、照射野認識、画像強調、階調変換の各処理をこの順序で実行する。また、画像処理は全て4096階調グレースケールで実行され、最後に、336x336x8ビットの表示用エリアに書込まれ、その画像をディスプレイ表示する。モニタ表示する際には、ユーザ1/F部19がディスプレイ部4をガンマ補正するテーブルを持っているので、ディスプレイのリニアリティは補正される。
【0030】
図5に、上記各画像処理におけるパラメータ値の詳細を示す。上記3つの処理内容のデフォルト値がそれぞれ撮影する部位によって予めデフォルト値として決定されている。照射野認識は、画像の照射野エリアを抽出するルーチンであり、階調変換の際に濃度決定パラメータとして利用される。また、ネットワーク転送時に必要な画像部分のみを切り出して転送するための切り出し情報としても利用する。照射野認識の設定パラメータが自動であると、生縮小画像に対して自動的に照射野を認識する。但し、生縮小画像は、生画像の8分の1のサイズなので、生画像処理を行う際には、切り出しエリアの幅、高さ及び切り出し開始ポジション情報を8倍する必要がある。
【0031】
また、ユーザがマウスを用いて、ディスプレイ上に表示された縮小画像上の照射野の左上・右下の2個所クリックする操作により、照射野エリアを指定することができる。この際も同様に切り出しエリアの幅、高さ及び切り出し開始ポジション情報を8倍する必要がある。
また、照射野を認識せずに、予め決められているエリアで指定することも可能である。この場合、デフォルト値は、切り出しエリア位置情報が入力されているが、生縮小画像はこの値を全て8分の1にして利用しなくてはならない。
【0032】
次に、画像強調は、画像の周波数強調である。そのパラメータ値は0から30まで4段階に別れており、予め撮影部位によりデフォルト値が決定されている。生縮小画像でこのデフォルト値を使って画像強調処理を行うと、生画像に同じパラメータで同様の画像強調処理をした時と比べて視覚的に画像処理が強調しすぎて見える傾向がある。但し、画像サイズ比率が8分の1なので、画像強調パラメータも8分の1にすればよいかというと、それでは処理されているか否かが全く判らなくなってしまう。そこで、経験的に生画像に画像処理パラメータとして設定する2分の1の大きさの値を用いて生縮小画像へ処理を行えば、生画像に対して行った画像処理と視覚的にほぼ同等に見える。
【0033】
また、操作者は、図2の「S+」、「S−」ボタンをマウスでクリックすることにより、画像強調パラメータを変更することが可能である。但し、操作者が決定した画像処理パラメータは、生画像処理用パラメータとしてはその2倍の値を利用することになる。
【0034】
次に、階調変換であるが、このパラメータは、照射野認識の結果のエリアを持って自動で決定される。そして、生縮小画像用で決定された値が、生画像用も同じ値として利用される。上記のように、操作処理タスクは、生縮小画像に予め選んだ部位別にデフォルトで設定されている値から定められた規則に従い、生縮小画像処理パラメータを得るのであって、この場合、その規則は必ずしもすべて8分の1となるわけではない。
【0035】
さて、画像処理が確定したら、図2に示す処理確定ボタンを押す。そして次の撮影のために部位設定ボタンをマウスで選択する。また、その患者に関する撮影が終了したのであれば、検査終了をマウスで選択する。このいずれかの操作に基づいて画像読取制御部5は、既に説明した336x336x8ビットの表示用縮小画像に対して、予め部位毎に定められている非可逆圧縮係数を用いて、非可逆圧縮を行う。そして、元画像のバイトサイズと圧縮後のバイトサイズとの比率よりその圧縮率を計算する。非可逆圧縮係数が部位毎に異なる必要があるのは、例えば胸部では、比較的高精細な画像が必要なのに対して、整形外科の骨画像においては、高圧縮しても診断に十分な画像を保持するためである。この時計算された圧縮率は、画像属性と共に保持されて後段の処理に利用される。
【0036】
尚、本実施の形態では、入力画像を縮小してから一旦圧縮を行い、圧縮率を計算したが、本発明はこれに限らず、入力画像をそのまま圧縮して圧縮率を計算し、計算された圧縮率を入力画像に記録するようにしてもよい。
【0037】
以上説明したように、一人の患者の検査において、順次撮影を行っていくことができるが、全ての撮影を終了するための検査終了ボタンを実行する前に患者情報を入力していなければならない。もし、患者名入力ボタンにより入力していなければ、検査終了ボタンを押すことで、患者名入力ウインドを自動的に開き、患者名入力ウインドから患者名を入力することが可能である。さらに、患者名入力ウインドにすべての情報が入力されて、入力完了を指示すれば、自動的にその検査は終了となり、この検査が扱った一連の画像は一つのキューとして画像処理キューへ入力される。
【0038】
また、本実施の形態では、図2に示すように、既に撮影した画像は、その縮小画像としてオーバービュー画面に配列され、オーバービュー画面をマウスで選択することで、既に撮影された画像を再び画像として表示することが可能である。これは、選択したオーバービュー画像に関連付けらた不揮発性記憶装置に既に格納した生画像を再びRAM上に再配置して、その後は、既に説明したように、通常の撮影と同じ動作を操作処理タスクを行うことにより達成される。
【0039】
図6に、オーバービューの画像を操作者が選択した時の処理のフローチャートを示す。まず、生画像をRAM上にロードする。次に生縮小画像を作成する。次に、画像が撮影されて操作者が画像処理条件を決定した時の生画像処理パラメータを、図5示したデフォルト値として用いて、図5の規則に従って生縮小画像処理用パラメータに変換し、それを用いて生縮小画像処理を行い、ディスプレイに再表示する。そして、最後に撮影条件をディスプレイヘ表示する。
【0040】
この場合の特徴としては、不揮発性記憶装置に格納した生画像を再びRAM上に再記憶した後に、再び部位設定ボタンを選択することで、撮影した画像を異なる部位での撮影として扱えるということである。すなわち、操作者が誤って異なる部位ボタンを選択して画像収集を行っても、後工程において、再び異なる部位として各種属性情報、画像処理を再び処理し直すことで、異なる部位に変更可能であるということである。
【0041】
図7にこの時の処理をフローチャートで示す。上記オーバービュー画像選択によって既に撮影済みの画像がディスプレイヘ表示された後に、部位ボタンを押された時は、部位変更が行われる旨の警告表示を出した後に操作者が了解ボタンを選択すると、その部位に対する生画像処理デフォルトパラメータを用いて生縮小画像処理を生成して生縮小画像処理を行い、ディスプレイヘ表示する。また、影条件についても、その部位のプリセット値をディスプレイヘ表示する。この時、通常の撮影と同じように操作者が画像処理を再変更できることは言うまでもない。
【0042】
1つの撮影画像又は複数の撮影画像から成る検査を終了するには、検査終了ボタンを選択することは既に述べたが、この時、図4で既に説明した通り、この検査のシステム内部での後工程は、全てマルチタスク処理によりバックグラウンドで実行されて、操作者は再び直ちに次の撮影に移行できる。
【0043】
図8は、検査終了時に生成する検査ファイルのフォーマットを示している。検査終了ボタンを選択すると、検査ファイルが一つ作成される。この検査ファイルは、一つの検査属性と複数の画像属性から成り立っている。検査属性には、患者属性、検査固有属性と撮影画像枚数が記されている。患者属性は、患者1D、患者名、生年月日、性別などが含まれる。検査固有属性は、検査1D、検査日、検査時間などが含まれる。撮影画像数は、この検査ファイル内に書込まれている画像属性の総数である。画像属性には、部位名、撮影条件、生画像処理条件、非可逆圧縮率、生画像ファイル名が含まれている。
【0044】
部位名は、撮影を行った部位名称である。撮影条件は管電圧、管電流等が記される。生画像処理条件は、図5に生画像処理用パラメータが示されている。非可逆圧縮係数及び非可逆圧縮率については既に説明した。生画像ファイル名は、既に説明したように、画像を収集した際に、画像読取制御部から収集した生画像が不揮発性記憶装置内に記憶した場合に、そのファイル名を指す。この検査ファイルは、その検査情報及び画像ファイルヘのリンク情報を全て含んでいるため、この検査ファイル名を不揮発性キューにより管理すれば、本実施の形態に示すシステムが構築される。
【0045】
次に図4に戻り、画像処理、画像送出、画像消去などの作業は、バックグラウンドで行っているが、その間は画像処理キュー、画像送出キュー、画像消去キューによってデータを渡している。本実施の形態では、これら画像処理キュー、画像送出キュー、画像消去キューを一つのテーブルで管理していることが特徴の一つである。これを以下、キューテーブルと呼ぶ。
【0046】
図9に上記キューテーブルの詳細を示す。一人の患者の撮影が数枚の画像で構成される一つの検査が検査ファイルとして不揮発性記憶装置内に格納され、図4に示した画像処理キュー部に入力されると、キューテーブル上は新たなQIDが発行されて一行、最下行に付け加えられる。このキューテーブルは、複数の背後処理タスク及び唯一の操作処理タスクが書き換えを行うので、セマフォ処理と呼ばれる排他処理を行い、キューテーブル書き込み中は、他のタスクが書き込みを行わないようにせねばならない。以下、キューテーブルに書き込みを行う権限を得ることを、「キューセマフォを取得する」と呼び、書き込みを行う権限を止めることを、「キューセマフォを開放する」と呼ぶものとする。
【0047】
図13は従来のキューテーブルの管理を示すもので、複数のキューテーブルが存在した場合、キューテーブルは、画像処理キュー、画像送出キュー、画像書のように、処理装置毎に存在することを示している。
図12に、キューテーブルに検査ファイルの処理ステータスを参照、追加、修正、削除する処理のフローチャートを示す。
キューテーブルを参照する際は、キューセマフォを取得し、テーブルの参照作業を行い、キューセマフォを開放する。
【0048】
キューテーブルを追加、修正、削除する際は、キューセマフォを取得し、キューテーブルのバックアップテーブルを複製することで生成し、テーブルの追加、修正、削除作業を行う。この時、追加、修正、削除は2つ以上の作業をまとめてできるし、キューテーブルの参照作業も可能である。そして、キューテーブルのバックアップテーブルの複製を削除してから、キューセマフォを開放することになる。キューへの検査ファイルの追加は、キューセマフォを取得した後にキューテーブル上は新たなQIDが発行されて一行、最下行へ付け加えた後、キューセマフォを開放する。
【0049】
次に、キューテーブルについて説明する。いま、説明を簡単にするために「未」、「実行中」、「済」という言葉でその処理ステータスを代用するが、実際には、それぞれ−1、−2、−3の値を用いている。各カラムは、これからバックグラウンドで行わなければならない処理を示す。画像処理は、上記説明した生画像を生画像処理用パラメータで画像処理する。転送1から転送4は、生画像処理を行った画像を外部装置に転送する処理を示す。外部装置とは、ネットワークにつながれたサーバ装置、プリンタ装置、SCSIなどで直接接続された外部可搬媒体記録装置を指す。消去は、全て転送が終了した生画像、画像処理後画像など、ハードディスクに保存されているそのキューに関する画像を消去する処理を示す。また、キューテーブルの各行を以下キューと呼ぶ。
【0050】
検査ファイルが画像処理キュー部に入力されると、画像処理、転送1から転送4及び消去のカラムに関しては、まだ処理が行われていないことを示す「未」が記されている。「未」は、どの背後処理タスクもそのカラムで示す作業を行っていないことを示す。「実行中」は、一つの背後処理タスクがそのカラムで示す作業を行っている最中であることを示す。この時は、その背後処理タスクを示すタスクID(TID)も同時にキューテーブル内に記載する。「済」は、そのカラムで示す作業を終了したことを示す。
【0051】
図10は、上記「未」、「実行中」、「済」が記載されたキューテーブルを参照しながら複数の同一制御方法を持つ背後処理タスクが、いかに同期を取りながら処理を実行するかを示したものである。
背後処理タスクが実行を開始すると、キューテーブルを参照せねばならない。キューテーブルは、複数の背後処理タスク及び唯一の操作処理タスクが書き換えを行うので、セマフォ処理と呼ばれる排他処理を行う。
【0052】
まず、背後処理タスクが実行を開始されると、キューセマフォを取得する。キューセマフォを取得できない場合は、その時点で制御は先に進まず、他の第三者のタスクがキューセマフォを開放するまで待ち状態となる。
次に、キューテーブルの先頭からN番目のキューの読込を始めるためのカウンタNを1に設定する。次に、先頭キューからN番目の情報を読み込む。
【0053】
次に、N番目のキューが存在する時は次に進むが、存在しない場合は、キューセマフォを開放して、キューセマフォの取得を待つことで先頭に戻る。また、N番目のキューが存在した場合は、次に画像処理カラムの内容を確認する。「未」であれば、このN番目のキューにおける画像処理カラムを「実行中」として実行している背後処理タスクのタスク1Dを記載する。そして、キューセマフォを開放する。
【0054】
そして、このN番目のキューに記載されている検査ファイルを読み込み、この検査が持つ画像に対して画像処理を施す。この時の特徴としては、画像処理が既に説明した生画像処理用パラメータを元に行われることと、また、画像属性に記録されている画像の非可逆圧縮率を、画像上にビットマップとして埋め込んだ後に、画像圧縮まで行うことである。すなわち、ここでの処理の画像処理とは、画像圧縮工程までを指すこととする。
【0055】
図14は、画像の圧縮率がビットマップとして埋め込まれた画像例を示している。画像処理が終了すれば、再びキューセマフォを取得し、「実行中」であった内容を「済」とし、キューセマフォを開放する。そして、先頭に戻る。この時点で、画像処理を行っている間は、セマフォが開放されているので、本画像処理を行っている背後処理タスク以外の背後処理タスクや、操作処理タスクは、何らかの作業を行う目的で、キューセマフォを取得することができることが重要である。
【0056】
次に、画像処理カラムが「実行中」の場合は、カウンタNを1増やして、図10で示す位置に戻る。また、画像処理カラムが「済」の場合は、転送1から転送4までの転送作業を行うために、転送カウンタMを1に設定する。次に、転送Mのカラムの内容を確認する。「未」であれば、このN番目のキューにおける転送Mのカラムを「実行中」として実行している背後処理タスクのタスクIDを記載する。そして、キューセマフォを開放する。
【0057】
次に、このN番目のキューに記載されている検査ファイルを読み込み、この検査が持つ画像に対して転送Mに転送処理を施す。転送Mは、システム内に予め設定されている転送先に転送する作業である。転送処理が終了すれば、再びキューセマフォを取得し、「実行中」であった内容を「済」とし、キューセマフォを開放する。そして、先頭に戻る。この時点で、転送処理を行っている間は、セマフォが開放されているので、本転送処理を行っている背後処理タスク以外の背後処理タスクや、操作処理タスクは、何らかの作業を行う目的でキューセマフォを取得することができることが重要である。
【0058】
次に、転送処理カラムが「実行中」および「済」の場合は、Mのカウンタを1増加する。次に、Mのカウンタが4を超えない場合は、図10で示した位置に戻る。これにより、全ての転送1から4を検査している。また、Mのカウンタが4を超えた場合は、転送1から4が全て「済」であるか否かチェックする。「済」でない場合は、カウンタNを1増やして、図10で示す位置に戻る。このことは、転送に一つでも実行中が有れば、次のキューに関する実行に移行できることを示している。
【0059】
転送1から4が全て「済」の場合、両者はカウンタNを1増やして、図で示す位置に戻る。画像処理カラムが「済」の場合は、消去のカラムの内容を確認する。「未」であれば、このN番目のキューにおける消去カラムを「実行中」として実行している背後処理タスクのタスク1Dを記載する。そして、キューセマフォを開放する。そして、このN番目のキューに記載されている検査ファイルを読み込み、この検査が持つ画像に対して消去処理を施す。
【0060】
ここで、消去処理とは、ハードディスク内にある検査ファイル、検査ファイルの内容が指す複数の生画像ファイル、及びこの生画像ファイルを生画像処理を施して生成された生画像処理後画像ファイルを消去することを示す。
【0061】
消去処理が終了すれば、再びキューセマフォを取得し、「実行中」であった内容を「済」とし、キューセマフォを開放する。そして、先頭に戻る。この時点で、消去処理を行っている間は、セマフォが開放されているので、本消去処理を行っている背後処理タスク以外の背後処理タスクや、操作処理タスクは、何らかの作業を行う目的で、キューセマフォを取得することができることが重要である。
【0062】
消去処理カラムが「実行中」の場合は、カウンタNを1増やして、図10で示す位置に戻る。また、消去処理カラムが「済」の場合は、管理テーブルより、キューNを削除する。このキューが削除されると、それより下側のキューが順次上に移動する。そして、キューセマフォを開放して先頭に戻る。
以上のように、複数のタスクは、キューテーブルにより同期を取って動作を行っている。
【0063】
図11は、不揮発性記憶装置内部に記憶してあるキューテーブルにアクセスする前に、アクセスする必要があるか否かをRAM上に記憶することで、処理速度の向上を図ることを目的とする処理を示す。
図11の処理工程を踏む時は、キューテーブルにキューを追加する場合、RAM上に記憶する画像処理「未」スタディ数、転送処理1「未」スタディ数、転送処理2「未」スタディ数、転送処理3「未」スタディ数、転送処理4「未」スタディ数、消去処理「未」スタディ数の各変数をそれぞれ1増加させることを前提とする。
【0064】
図11において、まずキューセマフォを取得する。画像処理「未」スタディ数が1以上ある場合は、画像処理を必要とするキューが存在するため、「N=1」のステップヘジャンプする。画像処理「未」スタディ数が0である場合は、P=1の変数設定を行い、転送Pの「未」スタディ数が1以上ある場合は、転送処理を必要とするため、「N=1」のステップヘジャンプする。この処理をPを1から4まで変えて行う。
【0065】
最後に消去処理「未」スタディ数が1以上ある場合は、「N=1」のステップヘジャンプする。本実施の形態では、各「未」スタディ数が1以上である場合はすべて同じ「N=1」のステップベジャンプしており、この場合の後工程は図10の工程と同じであるが、異なる点は、それぞれの処理を終えた後に「未」スタディ数を1減ずる工程が追加されている点である。
【0066】
また、キューテーブルは、不揮発性記憶装置に記録してあるため、システム電源を操作者が終了した場合、又は不用意に電源断が発生した場合などに、次の立ち上げ時に、作業をしていないタスクがあるにもかかわらず、「実行中」である場合がある。このような場合に備え、システム電源投入時に、まずキューテーブルのパックアップ複製が存在すれば、キューテーブルを削除した後、バツクアップ複製をキューテーブルに変更し、さらに処理ステータスの全ての「実行中」を「未」に変更することで、電源断においても論理の一貫性を保っている。
【0067】
次に、本発明による記憶媒体について説明する。
上記実施の形態において説明した図1の各機能ブロックによるシステムをCPU13やROM15等からなるコンピュータシステムに構成する場合、上記メモリは本発明による記憶媒体を構成する。この記憶媒体には、図3、図6、図7、図10〜図12のフローチャートを含む前述した動作を制御するための処理手順を実行するためのプログラムが記憶される。
【0068】
また、この記憶媒体としては、半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気媒体等を用いてよく、これらをROM、RAM、CD−ROM、フロッピィディスク、磁気テープ、磁気カード、不揮発性メモリカード等に構成して用いてよい。
【0069】
従って、この記憶媒体を図1に示したシステム以外の他のシステムあるいは装置で用い、そのシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行することによっても、上記実施の形態と同等の機能を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的を達成することができる。
【0070】
また、コンピュータ上で稼働しているOS等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部又は全部を行う場合にも、上記実施の形態と同等の機能を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的を達成することができる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像の圧縮処理に際して圧縮率を記録した圧縮画像を容易に得ることができるようになった。
また、読み取られたX線デジタル画像等の入力画像を縮小した後、この縮小画像に第1の圧縮処理を行ってその圧縮率を計算し、その後、入力画像内に圧縮率をビットマップとして記録し、次に入力画像に第2の圧縮処理を行うようにすれば、第1の圧縮処理は画像が小さいため、圧縮処理にCPUの負荷は余りかからず、システムのスループットを向上させることができる。
【0072】
また、第1の画像処理を行うことにより、処理された画像を表示用としても利用することができ、資源を有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にるX線画像収集装置の構成図である。
【図2】ディスプレイ部の構成図である。
【図3】部位設定ボタン選択による処理を示すフローチャートである。
【図4】画像読取装置のタスク構成図である。
【図5】画像処理のデフォルト値と生縮小画像処理用パラメータ及び生画像処理パラメータを示す構成図である。
【図6】オーバピュー画像選択時の処理を示すフローチャートである。
【図7】部位設定ボタン再選択時の処理を示すフローチャートである。
【図8】検査ファイルのフォーマットを示す構成図である。
【図9】キューテーブルの構成図である。
【図10】画像処理、画像送出、画像消去処理を示すフローチャートである。
【図11】画像処理、画像送出、画像消去処理2を示すフローチャートである。
【図12】キューテープルヘの参照、追加、修正、削除の処理を示すフローチャートである。
【図13】キュー管理の従来例を示す構成図である。
【図14】圧縮率がビットマップとして埋め込まれた画像例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 被写体
5 画像読取制御部
13 CPU
15 ROM
21 キーボード及びマウス

Claims (4)

  1. 入力画像を圧縮する第1の圧縮手段と、
    上記第1の圧縮手段による圧縮結果に基づいて、上記入力画像に対する圧縮率を計算する計算手段と、
    上記算出された圧縮率を示す情報を上記入力画像に埋め込む埋め込み手段と、
    上記埋め込み手段により上記圧縮率を示す情報が埋め込まれた入力画像を圧縮する第2の圧縮手段とを有し、
    上記第1の圧縮手段は、上記入力画像を縮小して得られる画像を圧縮することを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記第2の圧縮手段は、上記第1の圧縮手段で用いた圧縮パラメータを用いることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 入力画像を圧縮する第1の圧縮ステップと、
    上記第1の圧縮ステップでの圧縮結果に基づいて、上記入力画像に対する圧縮率を計算する計算ステップと、
    上記算出された圧縮率を示す情報を上記入力画像に埋め込む埋め込みステップと、
    上記埋め込みステップで上記圧縮率を示す情報が埋め込まれた入力画像を圧縮する第2の圧縮ステップとを有し、
    上記第1の圧縮ステップでは、上記入力画像を縮小して得られる画像を圧縮することを特徴とする画像処理方法。
  4. 入力画像を縮小して得られる画像を圧縮する第1の圧縮処理と、
    上記第1の圧縮処理での圧縮結果に基づいて、上記入力画像に対する圧縮率を計算する計算処理と、
    上記算出された圧縮率を示す情報を上記入力画像に埋め込む埋め込み処理と、
    上記埋め込み処理により上記圧縮率を示す情報が埋め込まれた入力画像を圧縮する第2の圧縮処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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