JP2000339341A - 画像ファイリング装置 - Google Patents

画像ファイリング装置

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JP2000339341A
JP2000339341A JP15226899A JP15226899A JP2000339341A JP 2000339341 A JP2000339341 A JP 2000339341A JP 15226899 A JP15226899 A JP 15226899A JP 15226899 A JP15226899 A JP 15226899A JP 2000339341 A JP2000339341 A JP 2000339341A
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Tadao Eto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小容量で高速の画像記録装置と大容量で低速
の画像記録装置を組み合わせて記録する画像ファイリン
グ装置において、検索頻度の多い画像を小容量の画像記
録装置に保持することにより操作性の向上させる。 【解決手段】 画像再生装置6から、サーバ4に記録さ
れている特定の検査の画像の検索を行うと、サーバ4か
ら日付を取得し検査情報のうち最終画像検索日に書き込
む。また、画像検索回数を1加算する。一方、サーバ4
に記録された画像は、記録容量が上限に達しないよう、
使用頻度の少ない画像から順に消去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡画像や内視
鏡検査情報をネットワークサーバや光ディスク等の記憶
媒体に保存し、ネットワークサーバに保存する画像や検
査情報は随時更新するの画像ファイリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子内視鏡などの医療画像や検査
情報をサーバ等の記録媒体に保存し、後の診断などに活
用するシステムが用いられている。
【0003】例えば、特開平5−80024号公報にお
いて、補助記憶装置に画像を一時保管した後に主記憶装
置へ画像を一括して転送する技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような画像ファイリング装置では、画像を一時保管用の
補助記憶装置から、長期保存用の主記憶装置に転送する
技術は有しているものの、長期保存用に主記憶装置に画
像を記録した後、多くの画像の中から目的の画像を検索
する際に検索速度が低下することに対しては対応ができ
ないという問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、小容量で高速の画像記録装置と大容量で低速の
画像記録装置を組み合わせて記録する画像ファイリング
装置において、検索頻度の多い画像を小容量の画像記録
装置に保持することにより操作性を向上させることので
きる画像ファイリング装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の画像
ファイリング装置は、被検体像を撮像した撮像信号が入
力される入力部と、前記入力部から入力された撮像信号
を画像データとして記録する第1の画像データ記録手段
と、前記第1の画像データ記録手段に記録された前記画
像データの撮像信号と同じ撮像信号を画像データとして
記録する第2の画像データ記録手段と、前記第1の画像
データ記録手段に記録された前記画像データを再生可能
な画像データ再生手段と、前記画像データ再生手段で再
生された前記画像データの再生頻度を検出する再生頻度
検出手段と、前記再生頻度検出手段で検出された検出情
報に基づき前記第1の画像データ記録手段に記録された
前記画像データを消去する画像データ消去手段とを備え
て構成される。
【0007】本発明の請求項1の画像ファイリング装置
では、前記再生頻度検出手段が前記画像データ再生手段
で再生された前記画像データの再生頻度を検出し、前記
画像データ消去手段が前記再生頻度検出手段で検出され
た検出情報に基づき前記第1の画像データ記録手段に記
録された前記画像データを消去することで、小容量で高
速の画像記録装置と大容量で低速の画像記録装置を組み
合わせて記録する画像ファイリング装置において、検索
頻度の多い画像を小容量の画像記録装置に保持すること
により操作性を向上させることを可能とする。
【0008】本発明の請求項2の画像ファイリング装置
は、内視鏡に設けられ被検体像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段で撮像して得られた複数の内視鏡画像デー
タを記録可能な第1の画像データ記録手段と、前記第1
の画像データ記録手段に記録された前記複数の内視鏡画
像データと同じ複数の内視鏡画像データを記録可能な第
2の画像データ記録手段と、前記第1の画像データ記録
手段に記録された前記複数の内視鏡画像データを再生可
能な画像データ再生手段と、前記画像信号再生手段で再
生された前記内視鏡画像データ各々の画像再生頻度を検
出する再生頻度検出手段と、前記再生頻度検出手段で検
出された検出情報に基づき前記第1の画像データ記録手
段に記録された前記内視鏡画像データを消去する画像デ
ータ消去手段とを備えて構成される。
【0009】本発明の請求項2の画像ファイリング装置
では、前記再生頻度検出手段が前記画像信号再生手段で
再生された前記内視鏡画像データ各々の画像再生頻度を
検出し、前記画像データ消去手段が前記再生頻度検出手
段で検出された検出情報に基づき前記第1の画像データ
記録手段に記録された前記内視鏡画像データを消去する
ことで、小容量で高速の画像記録装置と大容量で低速の
画像記録装置を組み合わせて記録する画像ファイリング
装置において、検索頻度の多い画像を小容量の画像記録
装置に保持することにより操作性を向上させることを可
能とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0011】図1ないし図14は本発明の一実施の形態
に係わり、図1は内視鏡画像ファイリング装置の構成を
示す構成図、図2は図1の内視鏡システムの構成を示す
構成図、図3は図1の画像記録再生装置の構成を示す構
成図、図4は図1のサーバの構成を示す構成図、図5は
図1の画像記録装置の構成を示す構成図、図6は図1の
画像再生装置の構成を示す構成図、図7は図4のサーバ
に記録されるデータの構造を示す構造図、図8は図7の
検査情報の構造を示す構造図、図9は図6のディスプレ
イに表示されるインデックス画像及びスキーマ画像を説
明する説明図、図10は図9のスキーマ画像とサーバに
記録されるデータとの関連づけを説明する説明図、図1
1はサーバに記録されるデータと関連づけられた図9の
スキーマ画像の部位と内視鏡画像との関係を説明する説
明図、図12は図7のサーバに記録されるデータの変形
例の構造を示す構造図、図13は図12のデータ構造に
よるインデックス画像の表示例を説明する説明図、図1
4は複数の検査の画像を並べて図6の観察モニタに表示
する例をを説明する説明図である。
【0012】(構成)図1に示すように、内視鏡画像フ
ァイリング装置1は、内視鏡画像を得る複数の内視鏡シ
ステム2a,2b,2cと、これら複数の内視鏡システム2
a,2b,2cにそれぞれ接続され内視鏡画像を記録・再
生する画像記録再生装置3a,3b,3cと、長期にわ
たり内視鏡画像を記録・再生するサーバ4と、内視鏡画
像のバックアップを行う画像記録装置5と、サーバ4や
画像記録装置5に記録された内視鏡画像を再生する画像
再生装置6とから構成され、これらの装置がネットワー
ク7により接続されている。
【0013】なお、内視鏡画像ファイリング装置1は、
適宜、内視鏡システムと内視鏡システムに接続される画
像記録再生装置、及び画像再生装置を増設することが可
能である。
【0014】図2に示すように、内視鏡システム2a
は、先端に図示しないCCD等の個体撮像素子を設けた
電子スコープ11と、電子スコープ11に照明光を供給
する光源装置12と、電子スコープ11によって得られ
た画像信号を信号処理して例えばRGB3原色の信号等
の映像信号を生成し内視鏡画像を観察モニタ13に表示
させるビデオプロセッサ14とからなり、観察モニタ1
3とビデオプロセッサ14とはケーブル15により接続
され、ビデオプロセッサ14はケーブル16により画像
記録再生装置3aに接続されている。
【0015】また、電子スコープ11は、可塑性で細長
に形成され観察部位17に挿入される挿入部18と、挿
入部18の後端部に連接された操作部19と、操作部1
9に設けられたレリーズ動作を行うレリーズスイッチ2
0と、操作部19の側部より延出したユニバーサルケー
ブル21と、ユニバーサルケーブル21を光源装置12
に接続するコネクタ22と、コネクタ22から延出した
信号ケーブル23と、信号ケーブル23をビデオプロセ
ッサ14に接続するコネクタ24とから構成される。
【0016】なお、内視鏡システム2b、2cは、内視
鏡システム2aと同様の構成であるため、説明を省略す
る。
【0017】図3に示すように、画像記録再生装置3a
では、ビデオプロセッサ14から送出された映像信号が
ケーブル16を介してA/D変換器31に入力され、デ
ジタル信号に変換される。このデジタル信号はD/A変
換器32にも接続されており、アナログ信号に変換され
て出力できるようになっている。
【0018】画像記録再生装置3aにはCPU33、R
OM34、RAM35、フレームメモリ36、フレーム
メモリコントローラ37、画像圧縮伸張部38、ハード
ディスクコントローラ39、通信I/F40、ネットワ
ークI/F(インターフェイス)41が設けられてお
り、これらはそれぞれバス42によって接続されてい
る。
【0019】CPU33は、ROM34から起動プログ
ラムを読み出し、画像記録再生装置3aの起動制御を行
う。また、RAM35に対してデータの書き込み、読み
出しを行う。
【0020】フレームメモリ36には前記A/D変換器
31が接続されており、デジタルビデオ信号が入力され
る。フレームメモリ36にはフレームメモリコントロー
ラ37から制御線が接続されており、A/D変換器31
から入力されるデジタルビデオ信号の書き込みが行われ
るとともに、必要に応じてD/A変換器32に出力し、
フレームメモリ36からの出力するRGBビデオ信号を
画像として不図示の観察モニタに表示することができ
る。
【0021】フレームメモリコントローラ37の制御に
より、フレームメモリ36に書き込まれたデジタルビデ
オ信号を画像圧縮伸張部38にバス42を介して送出
し、画像圧縮を行う。圧縮されたビデオ信号は圧縮画像
データとしてRAM35に一時記憶された後、ハードデ
ィスクコントローラ39によりハードディスク43に記
録される。また、ネットワークI/F41では図1に示
したネットワーク7に対して圧縮画像データを入出力す
るともできる。
【0022】ネットワークI/F41で受信した圧縮画
像データまたはハードディスク43に記録された圧縮画
像データは、一時RAM35に記憶された後、画像圧縮
伸張部38に送出され、画像伸張される。伸張されたデ
ータはデジタルビデオ信号として、フレームメモリコン
トローラー37の制御によりフレームメモリ36に記憶
される。さらにフレームメモリ36からD/A変換器3
2へ出力されるようになっている。
【0023】ハードディスクコントローラ39にはハー
ドディスク43が接続されており、CPU33はハード
ディスク43からメインプログラムの読み出しを行い、
画像記録再生装置3aの制御を行うと共に画像データ等
の記録再生を行う。
【0024】通信I/F40にはケーブル16を介して
ビデオプロセッサ14が接続されており、制御信号、デ
ータの送受信を行う。
【0025】ネットワークI/F41はネットワーク7
が接続されており、ネットワーク7を介してサーバ4、
画像記録装置5、画像再生装置6と接続されている。
【0026】なお、画像記録再生装置3b、3cは画像
記録再生装置3aと同様の構成であるため、説明を省略
する。
【0027】図4に示すように、サーバ−4にはCPU
51、ROM52、RAM53、ディスプレイコントロ
ーラ54、ハードディスクコントローラ55、ネットワ
ークI/F56、キーボードI/F57、マウスI/F
58が設けられており、これらはそれぞれバス59によ
って接続されている。
【0028】CPU51はROM52から起動プログラ
ムを読み出し、サーバ4の起動制御を行う。また、RA
M53に対してデータの書き込み、読み出しを行う。デ
ィスプレイコントローラ54にはPCディスプレイ60
が接続されており、データの表示を行える様になってい
る。
【0029】ハードディスクコントローラ55には大容
量ハードディスク61が接続されており、CPU51は
大容量ハードディスク61からメインプログラムの読み
出しを行い、サーバ4の制御を行うと共に画像データ等
の記録再生を行う。
【0030】ネットワークI/F56はネットワーク7
が接続されており、ネットワーク7を介して画像記録再
生装置3a、3b、3c、画像記録装置5、画像再生装
置6と接続されている。
【0031】キーボードI/F57にはキーボード62
が接続されている。また、マウスI/F58にはマウス
63が接続されている。キーボード62とマウス63か
ら制御コマンドやデータの入力を行う。
【0032】図5に示すように、画像記録装置5にはC
PU71、ROM72、RAM73、ディスプレイコン
トローラ74、SCSIコントローラ75、ネットワー
クI/F76、キーボードI/F77、マウスI/F7
8が設けられており、これらはそれぞれバス79によっ
て接続されている。
【0033】CPU71はROM72から起動プログラ
ムを読み出し、画像記録装置5の起動制御を行う。ま
た、RAM73に対してデータの書き込み、読み出しを
行う。ディスプレイコントローラ74にはPCディスプ
レイ80が接続されており、データの表示を行えるよう
になっている。
【0034】SCSIコントローラ75にはハードディ
スク81と光ディスク装置82が接続されており、CP
U71はハードディスク81からメインプログラムの読
み出しを行い、画像記録装置4の制御を行う。また、光
ディスク装置82への画像データ等の記録再生を行う。
【0035】ネットワークI/F76にはネットワーク
7が接続されており、ネットワーク7を介して画像記録
再生装置3a、3b、3c、サーバー4、画像再生装置
6と接続されている。
【0036】キーボードI/F77にはキーボード83
が接続されている。また、マウスI/F78にはマウス
84が接続されている。キーボード83とマウス84か
ら制御コマンドやデータの入力を行う。
【0037】図6に示すように、画像再生装置6にはC
PU91、ROM92、RAM93、ディスプレイコン
トローラ94、フレームメモリ95、フレームメモリコ
ントローラ96、画像伸張部97、ハードディスクコン
トローラ98、ネットワークI/F99、キーボードI
/F100、マウスI/F101が設けられており、こ
れらはそれぞれバス102によって接続されている。
【0038】CPU91はROM92から起動プログラ
ムを読み出し、画像再生装置6の起動制御を行う。ま
た、RAM93に対してデータの書き込み、読み出しを
行う。ディスプレイコントローラ94にはPCディスプ
レイ103が接続されており、データの表示を行える様
になっている。
【0039】ネットワークI/F99で受信した圧縮画
像データは一時RAM93に記憶された後、画像伸張部
97に送出され、画像伸張される。一方、フレームメモ
リ95にはフレームメモリコントローラ96が接続され
ている。伸張されたデータはデジタルビデオ信号とし
て、フレームメモリコントローラ96の制御によりフレ
ームメモリ95に記憶される。さらにフレームメモリ9
5にはらD/A変換器104が接続されており、D/A
変換器104でアナログのビデオ信号に変換される。D
/A変換器104には観察モニタ105が接続されてお
り、RGBビデオ信号を出力し、表示されるようになっ
ている。
【0040】ハードディスクコントローラ98にはハー
ドディスク106が接続されており、CPU91はハー
ドディスク106からメインプログラムの読み出しを行
い、画像再生装置6の制御を行う。
【0041】ネットワークI/F99にはネットワーク
7が接続されており、ネットワーク7を介して画像記録
再生装置3a、3b、3c、サーバー4、画像記録装置
5と接続されている。
【0042】キーボードI/F100にはキーボード1
07が接続されている。また、マウスI/F101には
マウス108が接続されている。キーボード107とマ
ウス108から制御コマンドやデータの入力を行う。
【0043】(作用)次に、本実施の形態の作用につい
て説明する。まず、内視鏡システム2aによる内視鏡検
査の作用について説明する。操作者は検査開始時にビデ
オプロセッサ14に接続した図示しないキーボード等の
入力手段から患者情報、例えば患者ID、患者名をビデ
オプロセッサ13に入力する。この患者情報はケーブル
16を介し画像記録再生装置3aへ送出される。
【0044】電子スコープ11は、光源装置12が供給
した光をコネクタ22、ユニバーサルケーブル21、操
作部19、挿入部18を通し挿入部18の先端から観察
部位17に照射する。挿入部18先端に設けた図示しな
いCCD等の個体撮像素子は照射された観察部位17の
映像を電気信号に変換し信号ケーブル23、コネクタ2
4を介しビデオプロセッサ14に送出する。
【0045】ビデオプロセッサ14は、この電気信号を
信号処理し、映像信号に変換してケーブル14を介し観
察モニタ13へ送出する。観察モニタ13はこの画像を
リアルタイムに表示する。これと同時にビデオプロセッ
サ14は前記映像信号をケーブル16を介し画像記録再
生装置3aへ送出する。また、操作部19に設けたレリ
ーズスイッチ20の操作によるレリーズコマンドはケー
ブル16を介し画像記録再生装置3aへ送出される。
【0046】画像記録再生装置3aは、レリーズコマン
ドを受信すると後述する作用により内視鏡画像を記録す
る。画像記録を終了し、検査を終了すると、操作者は図
示しないキーボード等の入力手段によりビデオプロセッ
サ14に指示する。ビデオプロセッサ14は検査終了の
指示を受けると検査終了コマンドをケーブル16を介し
画像記録再生装置3aへ送出する。
【0047】次に、画像記録再生装置3aがビデオプロ
セッサ14で撮像した内視鏡画像を記録する作用につい
て説明する。
【0048】まず、ビデオプロセッサ14から送出され
た患者情報は、画像記録再生装置3aの通信I/F40
から入力され、次いでネットワークI/F41からサー
バ4へ送信され、記録される。
【0049】ビデオプロセッサ14から送出された映像
信号は、A/D変換器31でデジタル信号に変換され、
フレームメモリ36に入力される。ここで通信I/F4
0でビデオプロセッサ14から送出されるレリーズコマ
ンドを受信すると、フレームメモリコントローラ37の
制御により、フレームメモリ36に映像信号を書き込
む。フレームメモリ36に書き込まれた映像信号は画像
圧縮伸張部38へ転送され、画像圧縮処理が行われる。
【0050】画像圧縮伸張部38での画像圧縮処理は、
圧縮率が1/2から1/3の可逆圧縮画像、圧縮率が約
1/10の非可逆圧縮画像、及び非可逆圧縮によるイン
デックス画像の3種類の圧縮画像の作成を行う。可逆圧
縮画像、非可逆圧縮画像は、内視鏡画像全体を記録した
ものであり、再生される画像は同様のものである。イン
デックス画像は内視鏡画像の一部を切り取り、縮小処理
したものであり、後述する再生作用の際に内視鏡画像の
選択のために一覧表示される。これら3種類の圧縮画像
はネットワークI/F41からサーバ4へ送信され、先
に記録した患者情報と共に1検査単位で記録される。
【0051】サーバ4に記録されるデータの構造を図7
に示す。1つの患者情報(患者1名)に対して、図中の
「第1検査情報+第1検査画像」、「第2検査情報+第
2検査画像」、「第3検査情報+第3検査画像」、…、
というように、複数の検査情報と検査画像の組み合わせ
を持つことが可能となっている。また、検査を行う毎に
新たな検査情報と検査画像の組を追加することができ
る。
【0052】検査を終了し、ビデオプロセッサ14が検
査の終了を指示する検査終了コマンドを画像記録再生装
置3aへ送出すると、検査終了コマンドは通信I/F4
0から入力され、CPU33へ送られる。CPU33は
検査終了コマンドを受信するとその検査に対する処理を
終了する。
【0053】画像記録装置5は、例えば1日1回、検査
の行われない深夜などに、自動的にバックアップ作業を
行う。このバックアップ作業により、その日に行われた
それぞれの検査につき、サーバ4に記録された患者情
報、検査情報、可逆圧縮画像、非可逆圧縮画像、インデ
ックス画像の4種類のデータが光ディスク装置82へコ
ピーされる。ただし、光ディスク装置82の容量を考慮
し、可逆圧縮画像のコピーの有無は使用者により任意に
設定可としても良い。この光ディスク装置82へコピー
された情報は消去されることなく保存される。さらに光
ディスク装置82を増設することにより、検査数の増加
に対しても対応することができる。
【0054】図8はサーバ4に記録される検査情報の一
例である。検査情報には「検査日時」の他、検査中か否
かを示す「検査中」フラグ、「最終画像検索日」、「画
像検索回数」、「画像再登録日」、「画像登録回数」等
の項目を設けている。
【0055】画像再生装置6から、サーバ4に記録され
ている特定の検査の画像の検索を行うと、サーバ4から
日付を取得し、図8に示した検査情報のうち最終画像検
索日に書き込む。また、画像検索回数を1加算する。な
お、画像再生装置6からの検査画像の検索方法の詳細は
後述する。
【0056】一方、サーバ4に記録された画像は、記録
容量が上限に達しないよう、使用頻度の少ない画像から
順に消去される。
【0057】サーバ4の画像に関する各種設定条件を行
うサーバ画像記録再生テーブルを表1に示す。サーバ画
像記録再生テーブルは、画像検索回数のリセット設定条
件、画像の消去禁止の設定条件、画像の再登録の設定条
件を行う。
【0058】
【表1】 表1に示すように、画像検索回数のリセット設定条件と
しては、例えば(1)検査日以降の経過日数(D1)が
60日以上の場合、(2)最終検査日以降、検索無し日
数(D2)が30日以上の場合、(3)画像再登録日以
降の経過日数(D3)が30日以上の場合を条件として
いる。
【0059】なお、上記3つの条件(1)、(2)、
(3)の使用の有無を設定することができ、表1におい
ては、いずれの条件も使用しない場合のテーブルとなっ
ている。
【0060】また、画像の消去禁止の設定条件として
は、例えば(4)検査日以降の経過日数(D4)が60
日以上でない場合、(5)最終検査日以降の経過日数
(D5)が30日以上でない場合、(6)画像検索回数
(N1)が10回以上の場合、(7)画像再登録回数
(N2)が5回以上を条件としている。
【0061】なお、上記4つの条件(4)、(5)、
(6)、(7)の使用の有無を設定することができ、表
1においては、条件(5)及び(7)を使用し、条件
(4)、(6)を使用しない場合のテーブルとなってい
る。
【0062】すなわち、ここでは、サーバ4上の画像は
検査日以降の経過日数(D4)または最終検査日以降の
経過日数(D5)により、サーバ4の画像の消去の有無
を判定する。表2では最終検査日以降の経過日数D5<
30の期間を越えた時、すなわち画像が30日以上検索
されない場合、消去の対象となる。
【0063】また、画像検索回数N1、画像再登録回数
N2の項目を設定することにより、サーバ4の画像の消
去の有無を判定する。表2では画像再登録回数N2が5
回未満のとき消去の対象となる。画像検索回数N1、画
像再登録回数N2の項目を設定することにより、検索回
数や再登録回数の多い検査の画像をサーバ4から消去す
ることを防止することができる。 なお、画像検索回数
N1は表1に示したD1〜D3の条件でリセットするこ
とが可能で、検索回数の多かった検査画像も長期間使用
されないと判定されれば消去可能となる。
【0064】画像の再登録の設定条件としては、例えば
(8)画像検索回数(N3)が10回以上の場合、を条
件としている。
【0065】なお、この条件(8)も使用の有無を設定
することができ、表1においては、使用する場合のテー
ブルとなっている。
【0066】つまり、サーバ4から消去された後、同一
の検査の画像を10回以上検索すると、「N3≧10」
の条件を満たし、画像は再度サーバ4に書き込まれる。
この時の日付をサーバ4から取得し、画像再登録日とし
て図8に示した検査情報に書き込まれる。また、画像再
登録回数が1加算される。
【0067】D1〜D5及びN1〜N3の設定値とこれ
らの設定の使用の有無は、表1に示したサーバ画像記録
再生テーブルを画像再生装置6のPCディスプレイ10
3に表示し確認できる。また、キーボード107または
マウス108の操作によりこれらの設定値を変更するこ
とも可能である。
【0068】次に画像再生装置6で内視鏡画像を再生す
る作用について説明する。
【0069】使用者は、画像再生装置6で再生する検査
を選択する。検査の選択は患者ID、患者名、検査日
時、検査内容等の情報を基に行う。検査日時を基に検索
する場合、例えば、所望の検査が行われた年月日をキー
ボード107、あるいはマウス108から入力し、入力
した日の検査を一覧表示する。すなわち、(a)その日
から遡って1週間分の検査を一覧表示する、(b)その
日から遡って1ヶ月分の検査を一覧表示する、等の方法
で希望する検査が含まれる検査群をPCディスプレイ1
03に一覧表示し、その中から該当する検査をキーボー
ド107、あるいはマウス108により選択する。
【0070】また、患者IDを基に検索する場合、検索
の対象とする患者IDを入力すると、その患者IDに該
当する患者の検査が全てPCディスプレイ103に一覧
表示される。その中から検査日時、検査内容等の情報か
ら該当する検査をキーボード107、あるいはマウス1
08により選択する。
【0071】なお、検査の特定の方法は、他にも患者情
報として記録されている患者ID、患者名、検査日時、
検査内容等の情報を任意に組み合わせて絞り込み検索に
より行うものであってもよい。
【0072】該当する検査を特定すると、その検査のイ
ンデックス画像が観察モニタ105に一覧表示される。
このインデックス画像は、比較的新しい検査、または検
索頻度が多く、表1に示したサーバ画像記録再生テーブ
ルにおけるサーバ4の画像消去禁止の条件を満たす場
合、サーバ4から読み出される。
【0073】画像再生装置6は、ネットワークI/F9
9からインデックス画像を受信し、受信したインデック
ス画像を画像伸張部97において画像伸張処理する。
【0074】次いで画像伸張したインデックス画像は、
フレームメモリコントローラ96の制御により、フレー
ムメモリ95に書き込まれる。フレームメモリ95に書
き込まれたインデックス画像はD/A変換器104を経
て観察モニタ105に表示される。
【0075】一方、行われた検査が長期間検索されず
に、サーバ4から画像が消去され、光ディスク装置82
にのみ記録されている場合、このインデックス画像は画
像記録装置5により光ディスク装置82から読み出され
る。光ディスク装置82からインデックス画像を読み出
す場合、光ディスク装置82内の図示しない複数の光デ
ィスクの中から該当する検査画像が記録された光ディス
クを選択し、選択した光ディスクを図示しない装填装置
により図示しないディスクドライブに装填する。
【0076】次いでディスクドライブが装填された光デ
ィスクから該当するインデックス画像データを読み出
す。読み出されたインデックス画像データは画像再生装
置5のネットワークI/F99から入力され、画像伸張
部97において画像伸張処理する。
【0077】次いで画像伸張したインデックス画像はフ
レームメモリコントローラ96の制御により、フレーム
メモリ95に書き込まれる。フレームメモリ95に書き
込まれたインデックス画像はD/A変換器104を経て
観察モニタ105に表示される。
【0078】使用者は、一覧表示されたインデックス画
像の中から所望の画像をキーボード107、あるいはマ
ウス108により選択する。選択されたインデックス画
像に対応する可逆圧縮画像、または非可逆圧縮画像は、
インデックス画像と同様にサーバ4、または光ディスク
装置82から読み出され、観察モニタ105上に拡大表
示される。
【0079】使用者は、一覧表示されたインデックス画
像がどの検査部位にあたるか、指定することができる。
すなわち、図9に示すように、インデックス画像201
をディスプレイコントローラ94の制御によりPCディ
スプレイ103にスキーマ画像202のウインドウとと
もに表示することができる。ここでは伸張したインデッ
クス画像201をフレームメモリ95に書き込んだ後、
ディスプレイコントローラー94に転送することでPC
ディスプレイ103への画像表示が実現できる。スキー
マ画像202は事前にサーバ4の大容量ハードディスク
61に格納しておき、読み出しを行う。
【0080】例えばPCディスプレイ103上の表示さ
れた16個のインデックス画像201のうちの「2番
目」のインデックス画像201をキーボード107また
はマウス108で選択した後、スキーマ画像202上の
特定の位置をマウス108でクリックすると「[1]」
の位置とが関連づけられたことを指し示すラインが表示
される。同様に例えば、「10番目」のインデックス画
像201とスキーマ画像202上の「[2]」の位置、
「15番目」のインデックス画像201とスキーマ画像
202上の「[3]」の位置を関連づけることができ
る。
【0081】スキーマ画像202とインデックス画像2
01を関連づけることで、スキーマ画像202も患者情
報、検査情報との関連づけが為される。患者情報を指定
することにより、関連づけられたスキーマ画像202が
読み出されるようになる。
【0082】また、同一の患者に対しては、同一のスキ
ーマ画像202の使用が可能で、別の検査に対しても同
様の指定が行える。この後に別の検査で上記「[1]」
と同じ位置を「4番目」のインデックス画像201との
関連づけを行った場合(図9参照)、図10に示すよう
に、サーバ4上の同一の患者情報、複数の検査情報にて
スキーマ画像202の位置は関連づけられる。
【0083】さらに、データベース上で検査の異なるイ
ンデックス画像201の関連づけを行った後、患者を指
定し、登録されたスキーマ画像202のみを読み出し
「[1]」の位置の検査部位[1]を指定すると、PC
ディスプレイ103に検査日と画像が表示される。図1
1に示すように、検査部位[1]には異なる2回の検査
日の画像が1枚ずつ登録されており、この検査部位
[1]を指定することで、この2枚の画像が読み出せ
る。このように同一の患者で同一の検査部位を検査日毎
に読み出すことが可能であり、経過観察が容易に行え
る。別々の患者であっても、同一の検査部位に対して検
査画像の関連付けが行える。これによって、類似症例画
像を一括管理し、比較することができる。
【0084】また、内視鏡システム2a〜2cで検査中
の画像を画像再生装置6で再生を行うことも可能であ
る。
【0085】画像再生装置6で検査を指定した時、図8
に示した検査情報に“検査中”のフラグが検査中とされ
ていた場合は検査中画像再生モードとなる。この場合、
一定期間毎に画像の検索を実施する。
【0086】以下、まず同一検査の画像をインデックス
画像にてPCディスプレイ103に表示する例を示す。
図12に示すように、検査中に画像が10枚が記録され
ていた場合この10枚のインデックス画像をサーバ4の
大容量ハードディスク61により読み出し、図13
(a)のように10枚並べPCディスプレイ103に表
示する。一定期間後、同様に検索を行い、記録画像が2
枚増えていた場合には、この2枚を図13(b)のよう
にPCディスプレイ103に追加表示する。
【0087】所定の画像記録再生装置3a、3b、3c
より検査終了がサーバ4に送出されると、サーバ4の検
査情報の“検査中”のフラグは“検査終了”に切り換え
られる。画像再生装置6でこのフラグを読み取ると、検
査中画像再生モードは終了し、一定期間毎の自動的な検
索は停止される。
【0088】複数の検査を指定し、複数の検査の画像を
並べてPCディスプレイ103に表示する例を図14を
用いて説明する。ここでは、患者Aに対しては検査画像
が7枚であり、患者B対しては検査画像が5枚である場
合を例であって、図14ではPCディスプレイ103の
第1の検査画像ウインドウ211に患者Aの7番目の検
査画像が、また第2の検査画像ウインドウ212に患者
Bの5番目の検査画像が並べて表示されている。
【0089】そして、一定期間が経過した後、記録画像
がそれぞれ9枚、8枚となっていた場合は、第1の検査
画像ウインドウ211では、まず患者Aの7番目の検査
画像から患者Aの8番目の検査画像が更新され、さらに
一定間隔をおいて9番目の画像に更新される。一方、第
2の検査画像ウインドウ212では、まず患者Bの5番
目の検査画像から患者Bの6番目の検査画像が更新さ
れ、さらに一定間隔をおいて同様に7番目、8番目の画
像が順に更新される。
【0090】所定の画像記録再生装置3a、3b、3c
より検査終了がサーバ4に送出されるとサーバ4の検査
情報の“検査中”のフラグは“検査終了”に切り換えら
れる。画像再生装置6でこのフラグを読み取ると、検査
中画像再生モードは終了し、一定期間毎の自動的な検索
は停止される。
【0091】なお、複数の検査の画像を検査中に検索し
表示する例では、未表示の画像を全て表示するものとし
たが、未表示の画像が複数ある場合、最後に記録された
1枚のみを表示しても良い。
【0092】また、画像の検索を一定期間毎に自動的に
行ったが、画像記録再生装置からレリーズコマンドを画
像再生装置に送出し、画像記録直後に検索を行っても良
い。
【0093】(効果)このように本実施の形態では、検
索頻度の高い画像を画像の一時保管用に使用するサーバ
4に記録し、一方で長期保管用の大容量の光ディスク装
置82にも画像を記録する。画像の検索頻度が低下した
時にはサーバ4の画像を消去すること、また光ディスク
装置82の画像であっても検索頻度が増えた場合にはサ
ーバ4に画像をコピーすることで、必要な画像を高速検
索することができる。
【0094】また、サーバ4から画像を消去する場合に
は、画像の記録日または最後の検索日を使用すること
で、実際の使用に合わせた設定を行うことができる。ま
た、検索回数をデータベース上に持たせることにより、
検索頻度の多い画像の消去を禁止することが可能とな
る。
【0095】さらに、スキーマ画像202を患者データ
と関連づけることにより、同一患者に対して異なる検査
日の同一検査部位をスキーマ画像202上で指定するこ
とができる。これにより、検査部位の経時変化の確認が
容易に行える。
【0096】また、検査中の画像を検索する時には、サ
ー4バから一定間隔毎に、または画像記録指示が行われ
る毎に新規の画像を取得することにより、検査中の記録
画像を内視鏡システムから離れた位置に存在する画像再
生装置6で確認が容易に行える。
【0097】[付記] (付記項1) 被検体像を撮像した撮像信号が入力され
る入力部(内視鏡システム2a、2b、2c)と、前記
入力部から入力された撮像信号を画像データとして記録
する第1の画像データ記録手段(サーバ4の大容量ハー
ドディスク61)と、前記第1の画像データ記録手段に
記録された前記画像データの撮像信号と同じ撮像信号を
画像データとして記録する第2の画像データ記録手段
(画像記録装置5の光ディスク装置82)と、前記第1
の画像データ記録手段に記録された前記画像データを再
生可能な画像データ再生手段(画像再生装置6の画像伸
張部97)と、前記画像データ再生手段で再生された前
記画像データの再生頻度を検出する再生頻度検出手段
(画像再生装置6のCPU91)と、前記再生頻度検出
手段で検出された検出情報に基づき、前記第1の画像デ
ータ記録手段に記録された前記画像データを消去する画
像データ消去手段(サーバ4のCPU51)とを備えた
ことを特徴とする画像ファイリング装置。
【0098】(付記項2) 内視鏡に設けられ被検体像
を撮像する撮像手段(内視鏡システム2a、2b、2
c)と、前記撮像手段で撮像して得られた複数の内視鏡
画像データを記録可能な第1の画像データ記録手段(サ
ーバ4の大容量ハードディスク61)と、前記第1の画
像データ記録手段に記録された前記複数の内視鏡画像デ
ータと同じ複数の内視鏡画像データを記録可能な第2の
画像データ記録手段(画像記録装置5の光ディスク装置
82と、前記第1の画像データ記録手段に記録された前
記複数の内視鏡画像データを再生可能な画像データ再生
手段(画像再生装置6の画像伸張部97)と、前記画像
信号再生手段で再生された前記内視鏡画像データ各々の
画像再生頻度を検出する再生頻度検出手段(画像再生装
置6のCPU91)と、前記再生頻度検出手段で検出さ
れた検出情報に基づき、前記第1の画像データ記録手段
に記録された前記内視鏡画像データを消去する画像デー
タ消去手段(サーバ4のCPU51)とを備えたことを
特徴とする画像ファイリング装置。
【0099】(付記項3) 前記第1の画像データ記録
手段の画像記録速度は、前記第2の画像データ記録手段
の画像記録速度より高速であることを特徴とする付記項
1または2に記載の画像ファイリング装置。
【0100】(付記項4) 内視鏡から内視鏡画像を入
力する画像入力手段(内視鏡システム2a、2b、2
c)と、前記画像入力手段より送出された内視鏡画像が
記録される第1の画像記録手段(サーバ4の大容量ハー
ドディスク61)と、前記第1の画像記録手段から内視
鏡画像が転送され記録される第1の画像記録手段より記
録速度が遅くかつ記憶容量が大きい第2の画像記録手段
(画像記録装置5の光ディスク装置82)と、前記第1
の画像記録手段または前記第2の画像記録手段より画像
の再生を行う画像再生手段(画像再生装置6)と、前記
画像再生手段での画像検索頻度に基づき、前記第1の画
像記録手段の画像の消去を行う画像消去手段(サーバ4
のCPU51)とを備えたことを特徴とする内視鏡画像
ファイリング装置。
【0101】(付記項5) 前記第2の画像記録手段か
らの画像検索頻度が一定量を越えた時に、前記第2の画
像記録手段から前記第1の画像記録手段へ画像を転送し
記録する記録手段(サーバ4のCPU51)を備えたこ
とを特徴とする付記項4に記載の内視鏡画像ファイリン
グ装置。
【0102】(付記項6) 前記画像消去手段は、前記
第1の画像記録手段に記録された画像の画像記録日、画
像を最後に検索した日、画像検索回数のいずれか一つま
たはこの組み合わせを参照し画像を消去することを特徴
とする付記項4または5に記載の内視鏡画像ファイリン
グ装置。
【0103】(付記項7) 内視鏡から内視鏡画像を入
力する画像入力手段(内視鏡システム2a、2b、2
c)と、前記画像入力手段より送出された内視鏡画像が
記録される画像記録手段(サーバ4及び画像記録装置
5)と、複数の内視鏡画像と検査部位を関連づけ前記て
画像記録手段より画像の再生を行う画像再生手段(画像
再生装置6)とを備えたことを特徴とする内視鏡画像フ
ァイリング装置。
【0104】(付記項8) 内視鏡から内視鏡画像を入
力する画像入力手段(内視鏡システム2a、2b、2
c)と、前記画像入力手段より送出された内視鏡画像が
記録される画像記録手段(サーバ4及び画像記録装置
5)と、内視鏡検査が進行中に場合は所定の間隔で新規
内視鏡画像を前記画像記録手段より取得し画像の再生を
行う画像再生手段(画像再生装置6)とを備えたことを
特徴とする内視鏡画像ファイリング装置。
【0105】(付記項9) 前記画像再生手段内に一定
間隔毎に画像記録手段に対して画像検索を行う画像検索
手段(画像再生装置6のCPU91)を設けたことを特
徴とする付記項8に記載の内視鏡画像ファイリング装
置。
【0106】(付記項10) 前記画像入力手段からの
前記画像記録手段に対する記録指示を同時に前記画像再
生手段にも通知する記録指示通知手段(ネットワーク
7)と、前記記録指示通知手段からの通知により画像検
索を行う画像検索手段(画像再生装置6のCPU91)
とを設けたことを特徴とする付記項8に記載の内視鏡画
像ファイリング装置。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
画像ファイリング装置によれば、再生頻度検出手段が画
像データ再生手段で再生された画像データの再生頻度を
検出し、画像データ消去手段が再生頻度検出手段で検出
された検出情報に基づき第1の画像データ記録手段に記
録された画像データを消去するので、小容量で高速の画
像記録装置と大容量で低速の画像記録装置を組み合わせ
て記録する画像ファイリング装置において、検索頻度の
多い画像を小容量の画像記録装置に保持することにより
操作性の向上させることできるという効果がある。
【0108】また、本発明の請求項2の画像ファイリン
グ装置によれば、再生頻度検出手段が前記画像信号再生
手段で再生された内視鏡画像データ各々の画像再生頻度
を検出し、画像データ消去手段が再生頻度検出手段で検
出された検出情報に基づき第1の画像データ記録手段に
記録された内視鏡画像データを消去するのでで、小容量
で高速の画像記録装置と大容量で低速の画像記録装置を
組み合わせて記録する画像ファイリング装置において、
検索頻度の多い画像を小容量の画像記録装置に保持する
ことにより操作性の向上させることできるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る内視鏡画像ファイ
リング装置の構成を示す構成図
【図2】図1の内視鏡システムの構成を示す構成図
【図3】図1の画像記録再生装置の構成を示す構成図
【図4】図1のサーバの構成を示す構成図
【図5】図1の画像記録装置の構成を示す構成図
【図6】図1の画像再生装置の構成を示す構成図
【図7】図4のサーバに記録されるデータの構造を示す
構造図
【図8】図7の検査情報の構造を示す構造図
【図9】図6のディスプレイに表示されるインデックス
画像及びスキーマ画像を説明する説明図
【図10】図9のスキーマ画像とサーバに記録されるデ
ータとの関連づけを説明する説明図
【図11】サーバに記録されるデータと関連づけられた
図9のスキーマ画像の部位と内視鏡画像との関係を説明
する説明図
【図12】図7のサーバに記録されるデータの変形例の
構造を示す構造図
【図13】図12のデータ構造によるインデックス画像
の表示例を説明する説明図
【図14】複数の検査の画像を並べて図6の観察モニタ
に表示する例をを説明する説明図
【符号の説明】
1…内視鏡画像ファイリング装置 2a,2b,2c…内視鏡システム 3a,3b,3c…画像記録再生装置 4…サーバ 5…画像記録装置 6…画像再生装置 7…ネットワーク 11…電子スコープ 12…光源装置 13、105…観察モニタ 14…ビデオプロセッサ 31…A/D変換器 32…D/A変換器 33、51、71、91…CPU 34、52、72、92…ROM 35、53、73、93…RAM 36、95…フレームメモリ 37、96…フレームメモリコントローラ 38…画像圧縮伸張部 39、55、98…ハードディスクコントローラ 40…通信I/F 41、56、76、99…ネットワークI/F 43、81、106…ハードディスク 54、74、94…ディスプレイコントローラ 57、77、100…キーボードI/F 58、78、101…マウスI/F 60、80、103…PCディスプレイ 61…大容量ハードディスク 62、83、107…キーボード 63、84、108…マウス 75…SCSIコントローラ 82…光ディスク装置 97…画像伸張部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/62 R Fターム(参考) 4C061 AA00 BB00 CC06 DD00 DD03 NN07 YY12 YY13 YY18 5B050 AA02 BA10 CA01 CA05 CA08 FA02 FA12 GA08 5B075 ND06 NR03 PP02 PP13 PQ02 PR04 UU29 5C073 AA06 AB03 AB09 AB15 AB17 BB02 BC02 BD03 CE08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体像を撮像した撮像信号が入力され
    る入力部と、 前記入力部から入力された撮像信号を画像データとして
    記録する第1の画像データ記録手段と、 前記第1の画像データ記録手段に記録された前記画像デ
    ータの撮像信号と同じ撮像信号を画像データとして記録
    する第2の画像データ記録手段と、 前記第1の画像データ記録手段に記録された前記画像デ
    ータを再生可能な画像データ再生手段と、 前記画像データ再生手段で再生された前記画像データの
    再生頻度を検出する再生頻度検出手段と、 前記再生頻度検出手段で検出された検出情報に基づき、
    前記第1の画像データ記録手段に記録された前記画像デ
    ータを消去する画像データ消去手段とを備えたことを特
    徴とする画像ファイリング装置。
  2. 【請求項2】 内視鏡に設けられ被検体像を撮像する撮
    像手段と、 前記撮像手段で撮像して得られた複数の内視鏡画像デー
    タを記録可能な第1の画像データ記録手段と、 前記第1の画像データ記録手段に記録された前記複数の
    内視鏡画像データと同じ複数の内視鏡画像データを記録
    可能な第2の画像データ記録手段と、 前記第1の画像データ記録手段に記録された前記複数の
    内視鏡画像データを再生可能な画像データ再生手段と、 前記画像信号再生手段で再生された前記内視鏡画像デー
    タ各々の画像再生頻度を検出する再生頻度検出手段と、 前記再生頻度検出手段で検出された検出情報に基づき、
    前記第1の画像データ記録手段に記録された前記内視鏡
    画像データを消去する画像データ消去手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像ファイリング装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の画像データ記録手段の画像記
    録速度は、前記第2の画像データ記録手段の画像記録速
    度より高速であることを特徴とする請求項1または2に
    記載の画像ファイリング装置。
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