JPH0546716A - 画像蓄積検索装置及びシステム - Google Patents

画像蓄積検索装置及びシステム

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JPH0546716A
JPH0546716A JP23111391A JP23111391A JPH0546716A JP H0546716 A JPH0546716 A JP H0546716A JP 23111391 A JP23111391 A JP 23111391A JP 23111391 A JP23111391 A JP 23111391A JP H0546716 A JPH0546716 A JP H0546716A
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JP
Japan
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image data
image
patient
image storage
data
Prior art date
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Application number
JP23111391A
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English (en)
Inventor
Ken Ishikawa
謙 石川
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】医用画像の保管、検索を行う画像蓄積検索装置
において、患者毎の画像の読みだし、検索を早くし、記
憶容量を削減する。 【構成】画像蓄積検索装置内の画像記憶装置20の一部
に消去可能光ディスク装置201のような書き換え可能
媒体を使用する記憶装置を用い、その媒体上に患者毎に
一定量の画像データと該患者の画像データの管理情報を
記録する連続した領域を確保して、その領域に非可逆デ
ータ圧縮手段によって相対的に低い圧縮比で非可逆圧縮
された画像データが記録されるように構成すると共に、
上記画像記憶装置20の他の一部の媒体上に非可逆デー
タ圧縮手段によって相対的に高い圧縮比で非可逆圧縮さ
れた画像データを時系列的に記録するように構成する。 【効果】通常の比較読影時に画像の読みだし時間が非常
に短縮され、また画像データの長期保存が保証される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル化X線フィ
ルム画像やCT、MRI装置から発生するディジタル医
用画像データを、大容量磁気ディスク装置、書き込み可
能光ディスク装置、消去可能光ディスク装置、集合形書
き込み可能光ディスク装置、集合形消去可能光ディスク
装置等の大容量長期保管記憶装置に蓄積管理し、医師の
要求に応じてこれらの画像データを検索し読みだして読
影用の画像表示装置に伝送する画像蓄積検索装置及び画
像蓄積検索装置と非可逆データ圧縮手段とを組み合わせ
た画像蓄積検索システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル化X線フィルム画像や
CT、MRI装置から発生するディジタル医用画像デー
タを大容量磁気ディスク装置、消去可能光ディスク装
置、書き込み可能光ディスク装置、集合形消去可能光デ
ィスク装置などに記録保管する装置(以下、画像蓄積検
索装置という。)が開発されている。ここで、集合形光
ディスク装置とは、複数(数10枚〜100枚以上)の
書き込み可能(消去不可)光ディスクや消去可能光ディ
スクを管理するためのオートチェンジャと読み取り装置
(ドライブ)を組合せた装置である。画像蓄積検索装置
はローカルエリアネットワークなどを通して読影用の画
像表示装置と接続され、医師は患者の各種の医用画像を
検索し、画像表示装置の上で総合的な読影を行うことが
可能である。又、再来患者の場合は、その患者の過去画
像を検索し、画像表示装置の上で最新の画像と比較読影
することにより、診断の確度を上げることが行われつつ
ある。一方、現在最も大きな12〜14インチ書き込み
可能(消去不可)光ディスクでも容量が最大7GB程度
であり、フィルムのような大量の画像データを記録する
には不足であり、何年分もの画像データを記録管理する
には複数の光ディスクにならざるを得ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】画像蓄積検索装置で画
像データを記録していく場合、一人の患者の過去画像を
含む全ての画像データを1枚の光ディスクの連続した領
域に記録してあれば、一枚の光ディスクに対する一回の
読みだしで当該患者の過去画像を含む全ての画像データ
が手に入り、読み出し時間を短くすることができる。し
かし、一人の患者当たりの最大画像数は来院毎の画像発
生枚数と再来度数により変化するので、一人の患者の画
像データの最大記録領域は決定できない。又、一人の患
者の画像データの最大記録領域を例外的な場合も含めて
大きめに確保した場合、記憶媒体の利用効率が著しく低
下する。そこで、通常画像データは患者毎ではなく画像
発生の時系列に従って記録されている。又、過去画像デ
ータの再利用は月日がたつにつれて急激に減り、数年た
つと再利用率が数%程度になることが種々の病院施設の
統計から知られており、通常の施設では画像発生後一定
の期間が経過した過去画像データはオフライン化したり
消去したりして集合形光ディスク装置の台数を減らして
いるが、このような画像管理にも患者毎より時系列的な
画像記録がふさわしい。しかし、このような時系列的な
画像記録を行うシステムでは、一人の患者がある年月を
置いて何度も病院に来る場合、その患者の画像データは
複数の光ディスクに記録されるので、その患者の過去画
像データを含めた全部の画像データを検索し、読みだす
場合、複数の光ディスクから読みださなければならず、
光ディスクの交換が必要となり、時間がかかる。
【0004】一方、画像蓄積検索装置に記録する医用画
像データの内、ディジタル化X線フィルム画像のような
大容量画像データには非可逆画像データ圧縮が用いられ
ているが、比較読影時の画質を保証する為に8:1程度
の比較的低い圧縮比に設定されている。しかし、比較読
影ではほとんどの場合前回及び前々回の来院時の画像し
か用いられず、それ以前の来院時の画像はまれに参考程
度に用いられるに過ぎない。こうした参考程度に用いら
れる画像には20:1程度の比較的高い圧縮比の非可逆
画像データ圧縮を用いても問題無いと考えられる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記従来技
術の不都合を取り除くために、医用画像データを蓄積す
る画像記憶装置と、画像記憶装置を用いて医用画像デー
タの保管、検索を行う管理用コンピュータとからなる画
像蓄積検索装置と、医用画像データの非可逆データ圧縮
を行う非可逆データ圧縮手段とからなる画像蓄積検索シ
ステムにおいて、上記画像記憶装置の少なくとも一部に
消去可能光ディスク装置のような書き換え可能媒体を使
用する記憶装置を用い、その媒体上に患者毎に一定量の
画像データと該患者の画像データの管理情報を記録する
連続した領域を確保して、その領域に非可逆データ圧縮
手段によって相対的に低い圧縮比で非可逆圧縮された画
像データが記録されるように構成すると共に、上記画像
記憶装置の他の一部の媒体上に非可逆データ圧縮手段に
よって相対的に高い圧縮比で非可逆圧縮された画像デー
タを時系列的に記録するように構成する。
【0006】
【作用】上記のように構成された画像蓄積検索装置にお
いて、その画像記憶装置内の患者毎に確保された一定量
の連続した領域は、該患者の最新の数回分の来院検査で
発生した画像データを非圧縮、可逆圧縮もしくは比較的
低い圧縮比の非可逆圧縮で書き込んでおく為に用いられ
る。該領域に記憶できる画像デ-タの最大量は2回分の
来院検査で発生すると考えられる最大の画像データ量以
上とし、該患者の来院検査が有るたびに更新する。即
ち、空き領域が無くなった場合は古い来院検査の画像デ
ータを廃棄し、その上に書き込む。又、該領域は該患者
の全ての画像データの管理情報を記録する為にも用いら
れる。該管理情報は該患者の来院検査が有るたびに追記
される。該領域をこのように使用することで、比較読影
で最もよく使用される最新2回分以上の来院検査の画像
データが高速で読み出せるとともに、まれにもっと古い
来院検査の画像データが必要となった場合は、同時に高
速で読み出しておいた該患者の画像デ-タの管理情報を
利用して検索できる。一方画像記憶装置内の他の部分
は、従来のように画像データを時系列的に記録する為に
用いられるが、従来と異なり比較的高い圧縮比の非可逆
圧縮が適用される。このようにすることで、従来通りの
時系列的な画像デ−タの管理も可能となる。
【0007】本発明によれば最新の数回分の来院検査で
発生した画像データは患者毎に確保された領域と時系列
的に記録する領域の2ヵ所で保管されるために一見無駄
が生じるように思われるが、時系列的に記録する領域の
圧縮比を高くすることができるので、患者当たりの来院
検査頻度が高く一定回数以上の場合はむしろ記憶容量を
削減できることになる。簡単のために次のような場合を
考える、10年間の画像デ−タ保管を行なっている施設
で、患者当たりの平均来院検査頻度が1年に1回で、1
回の来院検査で1枚のX線フィルムを撮影し、それを1
枚当たり8メガバイトのディジタルデ−タにして保管し
ているとする。従来は比較的低い8:1程度の圧縮比の
非可逆圧縮を適用して、1患者当たり平均10メガバイ
ト(1メガバイト/年×10年)の記憶容量が必要とな
る。次に、本発明を適用した場合を考える。まず患者毎
に確保する領域として、8:1程度の圧縮比の非可逆圧
縮を適用した2回分の画像デ−タと管理情報用に、圧縮
比の変動を考慮した余裕を見て4メガバイト(画像デー
タ用2メガバイト+管理情報用+余裕分)使用する。時
系列的な記録では20:1程度の圧縮比の非可逆圧縮を
適用すれば、1患者当たり平均4メガバイト(8メガバ
イト/枚×1/20×10枚)を要する。従って、本発
明の場合は全体で1患者当たり平均8メガバイトとな
り、従来より記憶容量を削減できる。更に、数年にわた
って来院検査が無い患者や、死亡した患者については、
該患者の患者毎に確保する領域を解放するようにすれ
ば、一層の記憶容量削減ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5により
説明する。図1は本発明の画像蓄積検索システムの全体
構成を示すブロック図である。本システムは画像入力表
示装置1と画像蓄積検索装置2及びそれらをつなぐ通信
ケ−ブル3から構成されている。画像入力表示装置1は
画像入力装置であるフィルムディジタイザ10、画像表
示装置である2台のCRT11、12、通信ケ−ブル3
を介して画像蓄積検索装置2と通信を行なう通信用イン
タ−フェ−ス13、画像デ−タの非可逆圧縮伸長を高速
で行なう非可逆圧縮伸長器14と、それらを用いて画像
の入力、圧縮、蓄積、検索、表示を行う専用コンピュ−
タ15よりなる。専用コンピュ−タ15は更に、マイク
ロプロセッサユニット+メモリ150、ソフトウェアの
保管と画像デ−タの一次保管の為の磁気ディスク151
及び操作卓152から構成されている。
【0009】図2は本発明の画像蓄積検索装置2の構成
を示すブロック図である。画像蓄積検索装置2は画像記
憶装置20、通信ケ−ブル3を介して画像入力表示装置
1と通信を行なう通信用インタ−フェ−ス21と、それ
らを用いて画像の入出力、蓄積、検索を行なう管理用コ
ンピュ−タ22よりなる。画像記憶装置20は更に、集
合形消去可能光ディスク装置201と集合形書き込み可
能光ディスク装置202より構成されており、集合形消
去可能光ディスク装置201内の消去可能光ディスク2
010上の記憶領域は患者毎に確保された一定量の連続
した記憶領域である患者ファイル2011の集合で構成
されている。一方、集合形書き込み可能光ディスク装置
202内の書き込み可能光ディスク2020上には画像
デ−タが書き込み順の時系列的に保管されている。又、
管理用コンピュ−タ22は更に、マイクロプロセッサユ
ニット+メモリ220、ソフトウェアと画像記憶装置2
0内に蓄積された全ての画像デ−タの管理情報を記憶す
る磁気ディスク221から構成されている。
【0010】図3は消去可能光ディスク2010上の患
者ファイル2011のデ−タ更新を説明する説明図、図
4は書き込み可能光ディスク2020への画像デ−タの
追記を説明する説明図、図5は患者ファイル2011内
の患者別画像デ−タ管理情報2012の更新を説明する
説明図である。次に図1〜図5を用いて一人の患者の再
来院時の比較読影と新たな画像デ−タの記録におけるデ
−タの流れを説明する。
【0011】再来院前の患者ファイル2011には、図
3の上半分に示しているように、前回と前々回の来院時
の画像デ−タが8:1程度の比較的低い圧縮比で非可逆
圧縮されて書き込まれている。患者ファイル2011の
画像デ−タを記録する領域は2等分され、それぞれが1
回分の画像デ−タの記録用に用いられる。この例では、
前半に前回分が後半に前々回分が記録されており、それ
ぞれに空き領域を含んでいる。一方、集合形書き込み可
能光ディスク装置202内の書き込み可能光ディスク2
020には、図4の上半分に示しているように、該患者
の初診時からの画像デ−タが20:1程度の比較的高い
圧縮比で非可逆圧縮されて時系列的に書き込まれてい
る。即ちこの例では、番号1のディスクのAの位置には
初診時(3回前)のデ−タが、番号2のディスクのBの
位置には前々回のデ−タが、番号3のディスクのCの位
置には前回のデ−タが書き込まれている。患者ファイル
2011の患者別画像デ−タ管理情報2012には図5
の上半分に示しているように、該患者の画像デ−タの管
理情報が書き込まれている。即ち、入力年月日順に、入
力年月日、ステ−タス、患者ファイル内位置、書き込み
可能光ディスク番号(ハイフン)位置が記録されてい
る。ここで、ステ−タスは患者ファイル2011に該画
像デ−タが残っているか否かを表わしており、0が残っ
ていること、1が既に消去されたことを示している。患
者ファイル内位置は該画像デ−タが患者ファイル201
1内の画像デ−タを記録する領域の前半に記録されてい
るか、後半に記録されているかを表わしている。この項
はステ−タスが1の場合は意味が無い。書き込み可能光
ディスク番号(ハイフン)位置には書き込み可能光ディ
スク2020に比較的高い圧縮比で非可逆圧縮されて書
き込まれた該画像デ−タの書き込みディスク番号とその
中の位置が書き込まれている。
【0012】該患者が再来院して検査を受け、新しい医
用画像フィルムが作成されると、診断時以前に画像蓄積
検索装置2から該患者の患者ファイル2011が読み出
され、管理用コンピュ−タ22によって空き領域を除い
てから画像入力表示装置1に送られて、磁気ディスク1
51に一時的に格納される。患者ファイル2011は1
枚のディスク上の連続した領域に格納されているので、
ディスクの交換や読み取りヘッドの移動が無く高速読み
出しが達成できる。診断時には、磁気ディスク151に
格納された患者ファイル2011の内容から前回及び前
々回の画像デ−タが読みだされ非可逆圧縮伸長器14に
よって伸長されてCRT11、12に表示され、新しい
医用画像フィルムとの比較読影に供される。その際、前
回と前々回の画像デ−タの区別に患者別画像デ−タ管理
情報2012が用いられる。大部分の比較読影にはこれ
で十分であるが、もし3回前以前の画像デ−タが必要に
なれば、患者別画像デ−タ管理情報2012から集合形
書き込み可能光ディスク装置202側に書き込まれた所
望の画像デ−タのディスク番号と位置を知り、それを画
像蓄積検索装置2側に送る事により、検索時間無しで所
望の画像デ−タの読み出しが行われる。
【0013】診断後の適当な時間、例えば診療時間終了
後に、新しい医用画像フィルムはフィルムディジタイザ
10によりディジタル化され、非可逆圧縮伸長器14に
よって8:1程度と20:1程度の2種類の圧縮比で非
可逆圧縮されてから患者番号等の付属情報と共に画像蓄
積検索装置2に送られ、該患者の患者ファイル2011
と集合形書き込み可能光ディスク装置202内の最新の
書き込み可能光ディスク2020に書き込まれる。その
際、該患者の患者ファイル2011内の患者別画像デ−
タ管理情報2012が書き替えられると共に、管理用コ
ンピュ−タ22内の磁気ディスク221にも、書き込ま
れた画像デ−タの管理情報が登録される。患者ファイル
2011には、図3の下半分に示しているように、8:
1程度の比較的低い圧縮比で非可逆圧縮された今回の画
像デ−タが、前々回分が記録されていた箇所に上書きさ
れる。
【0014】一方、集合形書き込み可能光ディスク装置
202内の最新の書き込み可能光ディスク2020に
は、図4の下半分に示しているように、20:1程度の
比較的高い圧縮比で非可逆圧縮された今回の画像デ−タ
が書き込まれる。即ちこの例では、番号4のディスクの
Dの位置に書き込まれる。又、患者ファイル2011の
患者別画像デ−タ管理情報2012は、図5の下半分に
示しているよう書き替えられる。即ち、前々回の分(こ
の例では’89.4.15の分)のステ−タス欄が1に
変えられ、今回の分(この例では’91.5.10の
分)が書き加えられる。なお、患者別画像デ−タ管理情
報2012は100件程度の画像デ−タ管理情報が記録
できるような大きさが確保されるが、それでもオ−バ−
フロ−するような場合は、最も古い画像デ−タ管理情報
から順に消去される。このような場合の該患者の古い画
像デ−タの検索は管理用コンピュ−タ22内の磁気ディ
スク221に書き込まれた画像デ−タの管理情報を利用
して行われる。又、患者毎の比較読影ではない過去画像
の検索、例えば研究用に行われる症例別の画像収集など
にも磁気ディスク221に書き込まれた画像デ−タの管
理情報が利用される。
【0015】上記の例では、時系列的な画像デ−タの保
管に書き込み可能(消去不可能)光ディスクを用いるこ
とによって、長期保存される画像デ−タが事故等により
書き替えられてしまうことを防止している。この場合、
最終書き込み後一定の期間経過した光ディスクはオフラ
イン化される。一方、十分な書き替え防止処置が付いた
消去可能光ディスクを用いる場合は、時系列的な画像デ
−タの保管にも消去可能光ディスクが使用できる。この
場合、最終書き込み後一定の期間経過した光ディスクを
再度初期化することによって光ディスク購入経費を節減
する事もできる。
【0016】又、上記の例では、全ての患者に一定量の
患者ファイルを確保しているが、診療科や疾病の種類に
従って複数の患者ファイル容量を定めれば、患者ファイ
ル内の空き領域を削減することができる。更に、特異的
に大きな容量を必要とする患者は、二人分や三人分の患
者ファイルを取ることができるようにすれば、通常の患
者ファイルの大きさを削減できるので、患者ファイル内
の空き領域を更に削減できる。なお、この場合は一人の
患者に属する複数の患者ファイルを接続する情報を患者
ファイル内もしくは管理用コンピュ−タ22内の磁気デ
ィスク221に持たせる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が有
る。 (1).再来患者の最新の数回の来院時の過去画像が一
枚の光デイスク上の連続した領域に記録されているの
で、通常の比較読影時に画像の読みだし時間が非常に短
縮される。 (2).一方で、従来行われてきた画像デ−タの時系列
的記録も行われるので、画像の長期保存が保証され、最
終書き込み後の記録媒体のオフライン化や再初期化とい
った時系列的管理も行える。 (3).時系列的に記録する画像デ−タの圧縮比を高く
する事ができるので、記憶容量が削減され、記憶装置の
台数や媒体の購入経費を削減できる。 (4).再来患者の最新の数回の来院時の過去画像と同
じ連続した領域に、該患者の画像デ−タの管理情報も記
録されているので、検索時間が大幅に短くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像蓄積検索システムの全体構成を
示すブロック図である。
【図2】 本発明の画像蓄積検索装置2の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 患者ファイルのデ−タ更新を説明する説明図
である。
【図4】 書き込み可能光ディスクへの画像デ−タの追
記を説明する説明図である。
【図5】 患者別画像デ−タ管理情報の更新を説明する
説明図である。
【符号の説明】
1 画像入力表示装置。 2 画像蓄積検索装置。 3 通信ケ−ブル。 10 フィルムディジタイザ。 11 CRT。 12 CRT。 13 通信用インタ−フェ−ス。 14 非可逆圧縮伸長器。 15 専用コンピュ−タ。 20 画像記憶装置。 21 通信用インタ−フェ−ス。 22 管理用コンピュ−タ。 150 マイクロプロセッサユニット+メモリ。 151 磁気ディスク。 152 操作卓。 201 集合形消去可能光ディスク装置。 202 集合形書き込み可能光ディスク装置。 220 マイクロプロセッサユニット+メモリ。 221 磁気ディスク。 2010 消去可能光ディスク。 2011 患者ファイル。 2012 患者別画像デ−タ管理情報。 2020 書き込み可能光ディスク。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医用画像データを蓄積する画像記憶装置
    と、該画像記憶装置を用いて医用画像データの保管、検
    索を行う管理用コンピュータとからなる画像蓄積検索装
    置において、前記画像記憶装置の一部は書き換え可能媒
    体上に患者毎に一定量の画像データを記録する連続した
    領域が確保されるように構成され、他の一部は画像デー
    タが時系列的に記録されるように構成されたことを特徴
    とする画像蓄積検索装置。
  2. 【請求項2】前記画像記憶装置の一部は書き換え可能媒
    体上に患者毎に一定量の画像データと該患者の画像デー
    タの管理情報とを記録する連続した領域が確保されるよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項1記載の画像蓄
    積検索装置。
  3. 【請求項3】請求項1の画像蓄積検索装置と、医用画像
    データの非可逆データ圧縮を行なう非可逆データ圧縮手
    段とからなる画像蓄積検索システムにおいて、前記画像
    記憶装置の一部は書き換え可能媒体上に患者毎に一定量
    の画像データを記録する連続した領域が確保されるよう
    に構成され、他の一部は前記非可逆データ圧縮手段によ
    って非可逆圧縮された画像データが時系列的に記録され
    るように構成されたことを特徴とする画像蓄積検索シス
    テム。
  4. 【請求項4】前記画像記憶装置の一部は書き換え可能媒
    体上に患者毎に一定量の画像データを記録した領域が確
    保され、前記非可逆圧縮手段によって相対的に低い圧縮
    比で非可逆圧縮された画像データが記録されるように構
    成されたことを特徴とする請求項3記載の画像蓄積検索
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002533193A (ja) * 1998-12-31 2002-10-08 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 超音波画像データの保管と通信技術
US7209592B2 (en) * 2001-02-01 2007-04-24 Fuji Film Corp. Image storage and display system

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