JPS636667A - 画像フアイリング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、画像データを光ディスクに記録蓄積し、それ
とともに磁気ディスクに画像検索用データベースを構築
して、該データベースに基づいて画像検索を行なうよう
にした画像ファイリング装置に関するものである。

（従来の技術） 従来より例えば病院等の医療機関においては、医療ある
いは研究のために多くの医用画像が利用されている。こ
の医用画像の大半は放射線画像であるが、最近ではその
他にＣＴ両画像ＭＲ両画像も多く利用されつつある。

ところで、このような医用画像は、患者の傷病の変化を
知るために保管しておく必要があり、また法律でも所定
期間の保管が義務付けられているので、病院等において
は保管する医用画像の枚数が日々増えてゆくことになる
。従来この医用画像は、ハードコピーそのままの形態で
保管されていたので、その保管スペースの確保、管理作
業、検索作業は、各病院等にとって大きな負担になって
いた。

そこで近時、医用画像を画像データの形で光ディスク等
の記録媒体に検索可能に記録蓄積する、いわゆる電子フ
ァイリングが提案されている。このようにして医用画像
を記録媒体に記録蓄積（ファイリング）すれば、画像保
管の上で省スペース、省力化が実用され、また画像の検
索作業も容易かつ高速化される。

上記のように画像データの記録蓄積を行なう画像ファイ
リング装置においては、各画像データに対応する画像検
索用データが蓄積されてデータベースが構築され、画像
検索はこのデータベースに基づいてなされる。

ところで、上述のような医用画像を担持する画像データ
の量は、画像１枚分でも膨大なものとなるので、通常は
この画像データを記録蓄積する記録媒体として、記録容
量が極めて大きい光ディスクが用いられる。−５各画像
データに対応する画像検索用データを記録ｉ積する記録
媒体としては、上記光ディスクよりも記録容量が小さく
て高速検索に向いている磁気ディスクを用いることが好
適である。このようにすれば、１枚の光ディスクに記録
蓄積できる画像の枚数を例えば１０００枚以上と十分に
多くし、その−方画像検索速度も十分に高めることがで
きる。また磁気ディスク・は上記の通り光ディスクと比
べれば記録容量が小さいが、そこに記録蓄積される画像
検索用データが画像データに比べればデータ量が極めて
少ないので、この磁気ディスクには例えば画（１１１０
０万枚分以上の画像検索用データを蓄積することも可能
となる。

こうして１００万枚分以上の画像検索用データを蓄積す
るには、かなりの規模の病院においても数年以上を要す
るので、上記磁気ディスクはこのような長期間に亘って
継続使用されることになる。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、磁気ディスクは取扱いを誤ると破損しやすい
ので、上記のような長期間継続使用されると、その間に
破損してしまうことが十分に起こりうる。画像検索用デ
ータを蓄積した磁気ディスクが破損すると、それまでに
構築された画像検索用データベースが消失してしまうこ
とになる。こうなると、画像データそのものは光ディス
クに蓄積されているものの、画像データを検索して画像
を再出力することが不可能となり、画像ファイリング装
置は事実上使いものにならなくなる。

他方、長期間に亘って画像検索用データベースが構築さ
れてゆくと、その間にある種のデータ（例えば診察科目
別、期間別のデータ）のみを集めてより効率の良いデー
タベースを構築したいという要求も生じるが、前述のよ
うに磁気ディスクに構築されてゆくデータベースは、す
べての画像検索用データが単純に蓄積されたものであり
、このような要求には応えることができない。

以上、医用画像を記録蓄積する場合を例にとって説明し
たが、磁気ディスクを長期間に亘って継続使用してそこ
に画像検索用データベースを構築する場合には、すべて
同様の問題が生じる。

本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり
、画像検索用データベースの消失を防止でき、また該デ
ータベースを様々に発展させてゆくことができる画像フ
ァイリング装置を提供することを目的とするものである
。

（問題点を解決するための手段） 本発明の画像ファイリング装置は、先に述べたように画
像データを光ディスクに記録蓄積する一方、画像検索用
データを磁気ディスクに記録蓄積して画像検索用データ
ベースを構築するようにした画像ファイリング装置にお
いて、 磁気ディスクに蓄積された画像検索用データを、上記光
ディスクを駆動するディスク駆動装置に装填されたデー
タベース蓄積用光ディスクに複写できるようにし、また
反対にこの光ディスクの蓄積データを上記磁気ディスク
に複写できるように構成したことを特徴とするものであ
る。

（作　　用） 上記磁気ディスクの蓄積データを、適宜期間毎にデータ
ベース蓄積用光ディスクに複写して移しておけば、万一
磁気ディスクが破損しても、この光ディスクから新しい
磁気ディスクにデータベースを移して、以前と同様に画
像ファイリング装置を使用することができる。また磁気
ディスクからデータベース蓄積用光ディスクに蓄積デー
タを複写する際に、所望の種類のデータのみを複写すれ
ば、光ディスクには所望のデータのみからなるより効率
の良いデータベースが構築される。

（実　施　例） 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第１図は本発明の一実施例による画像ファイリング装置
５０を示すものである。この画像ファイリング装置５０
は基本的に、システム制御装置５１と、光デイスク装置
５２と、キーボード６１ＡおよびＣＲＴ等の表示装置６
１Ｂからなる操作卓６１とから構成されている。そして
この画像ファイリング装置５０は、画像処理装置３０に
接続されている。該画像処理装置３０は、画像データ供
給源の一例としての放射線画像情報記録読取装置１０か
ら画像データＳ１を受け、該データＳ１に所定の画像処
理を施して画像出力装置７０に送出する。

上記放射線画像情報記録読取装置１０は例えば特開昭６
１−２９８３４号、同６１−９４０３５号等に示される
ものであり、蓄積性螢光体シート１１を循環通路１２に
沿って循環搬送し、撮影台１３に対向する位置に停止さ
せた上記蓄積性螢光体シート１１に放ｏＡ′６源１４か
ら発せられた放射線１５を照射することにより、該シー
ト１１に被写体く患者）１６の透過放射線画像を蓄積記
録する。こうして放射線画像が記録された蓄積性螢光体
シート１１は画像読取部において、レーザ光源１７から
発せられ光偏向器１９により偏向されたレーザ光１８に
よって２次元的に走査される。こうして励起光としての
レーザ光１８の照射を受けたシート１１０箇所からは、
放射線画像情報を担う輝尽発光光が発せられ、この輝尽
発光光は集光体２０を介してフォトマルチプライヤ−等
の光検出器２１により光電的に検出される。

この光検出器２１のアナログ出力は増幅、Ａ／Ｄ変換さ
れ、被写体１６の放射線画像を担持するデジタル画像デ
ータＳ１として放射線画像情報記録読取装置１０から出
力される。画像読取りが終了した蓄積性螢光体シート１
１は次に消去部２２に送られ、ここで消去光の照射を受
けて、再度放射線画像情報記録が可能な状態とされる。

また上記放射線画像情報記録読取装置１０にはＩＤター
ミナル２５が接続されており、ここで患者１６のＩＤカ
ード２６に書き込まれている情報（以下、これを患者情
報という）すなわち患者氏名、性別、生年月日等の情報
が読み取られ、また放射ａｍ影に関する種々の条件（以
下、これを撮影情報という）すなわち画像番号、撮影年
月日、撮影部位、撮影サイズ、読取り感度等の情報が入
力される。

この患者情報Ｓ２と撮影情報Ｓ３は、画像データＳ１と
ともに画像処理装置３０に伝送される。

画像処理装置３０においては、デジタル画像データＳ１
に対して、例えば２０通り以上の階調処理、１０通り以
上の周波数処理がなされうるようになっている。これら
の画像処理の条件はすべてテーブル化されており、前述
のＩＤターミナル２５において設定された撮影条件に応
じて最適のものが自動的に〜選択されるようになってい
る。画像処理装置３０において最適な条件で画像処理さ
れた画像データ８１′は、画像出力装置７０に送出され
る。

この画像出力装置７０は、例えば上記画像データ８１’
に基づいて変調した光ビームを感光フィルム上に２次元
的に走査させる光走査記録装置と、感光したフィルムを
現像する自動現像様とからなるものであり、このような
処理を行なうことにより、上記感光フィルムには画像デ
ータＳ１’が担持する画像すなわち患者１６の透過放射
線画像が記録される。

上述のように感光フィルムを用いて形成された放射線画
像のハードコピー７１は、患者１Ｇの診断のために利用
される。なお画像出力装置７０としては上記構成の装置
の他、例えばＣＲＴ表示装置等が用いられてもよい。

次に画像ファイリング装置５０による放射線画像の記録
蓄積（ファイリング）について説明する。

この画像ファイリング装置５０のシステム−制御装置５
１は公知のコンピュータシステムからなり、ＣＰＵ（中
央処理装置）５３、メモリ５４、インターフェ−ス５５
．５６、ディスクドライブ制罪装置５７、以上の各部を
接続するバス５８、磁気ディスクドライブ５９およびフ
ロッピディスクドライブ６０から構成されている。前述
のキーボード６１Ａおよび表示装置６１Ｂは上記ＣＰ　
Ｕ　５３に接続され、また上記インターフェース５５は
画像処理装置３０のインターフェース３１と接続されて
いる。−力先ディスク装置５２は、システム制御装置５
１のインターフェース５６に接続されたインターフェー
ス６２と、光デイスクドライブ制御１　！！　１６３と
、光デイスクドライブ６４とからなる。

前述した患者情報Ｓ２および撮影情報Ｓ３は画像処理装
置３０からシステム制′ａ装置５１に転送され、これら
の情報は磁気ディスクドライブ５９により駆動される磁
気ディスク６５に順次記録され、データベースが構築さ
れる。なお７０ツピデイスクドライブ６０によって駆動
されるフロッピディスク６６は、システムの駆動制御の
ために利用される。上記患者情報Ｓ２および撮影情ｔＦ
ＩＳ３は光デイスク装置５２にも転送され、同じく画像
処理装置３０から転送される画像データＳ１とともに、
光デイスクドライブ６４により駆動される光ディスク６
７に記録Ｎ積される。この際、画像データＳ１は画像処
理装置３０において画像処理部をバイパスし、画像処理
を受けない言わば生データの状態で光ディスク６７に記
録される。

ここで第２図を参照して、上記画像データＳ１、患者情
報Ｓ２および撮影情報Ｓ３の光ディスク６７への記録に
ついて詳しく説明する。この第２図は、光ディスク６７
の記録フォーマットの概略を示している。図中縦軸の１
目盛りが光ディスクの１トラツクを示し、横軸の１目盛
りが１セクタを示している。画像データＳ１は、光ディ
スク６７において十分に広く設定された画像データ記録
用領域８０において、１画像分ずつ記録される。周知の
通りこのデータ記録は、ディスク表面におけるビット形
成の有無の形でなされる。１枚分の画像データ８１の前
後には、該画像データ８１に対応する患者情報Ｓ２や撮
影情報Ｓ３を記録するためのヘッダー８１Ａ、および画
像処理装置３０における画像処理条件を示すデータＳ４
を記録するためのブロック８１８１８１Ｃが設けられる
。この画像処理条件は、画像データＳ１を直ちに画像出
力装置１７０に送って画像出力する際に、この画像デー
タＳ１が画像処理装置３０において受けた画像処理その
ものの条件である。

以上述べたようにして光ディスク６１において画像デー
タ８１が記録されると、画像ディレクトリのための領域
８２において、上記画像データ８１に対応する画像ディ
レクトリ８３　（８３Ａ　、　８３Ｂ　、　８３Ｃ・・
・）が１つ記録される。この画像ディレクトリ８３には
基本的に、各画像データ８１のヘッダー８１Ａの先頭ア
ドレスと、画像データ８１のセクタ長、および画像デー
タ８１に関する特徴的情報が記録される。

光ディスク６７には以上述べた領域８０．８２の他に、
画像ディレクトリ８３の記録内容が変更された場合にそ
れと置き換えるための置換ディレクトリ８９Ａ１８９８
　、８９０・・・を形成する領域８４や、新たに例えば
カルテ内容を記録するようになったとき、それらの新規
記録データに対応するディレクトリを形成するための領
域８５等が設定されている。また光ディスク６７の第１
トラツクには、各ディスクの通し番号およびＡ面、８面
の識別コードを記録するためのブロック８６や、光ディ
スクが満量になったことを示すブロック８７とともに、
多数のディレクトリエントリブロック８８Ａ　、　８８
８　、８８０・・・が設けられている。１番目のディレ
クトリエントリブロック８８Ａは、画像ディレクトリ８
３Ａ　、　８３８１８３Ｃ・・・の群が形成されている
ことを示すものであり、画像ディレクトリ群（領域８２
に形成されるディレクトリ群である）の先頭アドレスと
セクタ長を記録している。２番目のディレクトリエント
リブロック８８Ｂは置換ディレクトリ群（８９Ａ　、　
８９Ｂ　、　８９Ｃ・・・〉の先頭アドレスとセクタ長
を記録し、まＩｃ　３番目以降のディレクトリエントリ
ブロック８８Ｇ・・・は順次、将来用ディレクトリ群そ
れぞれの先頭アドレスとセクタ長を記録するために設け
られている。

以上のようにして光ディスク６７には、画像データＳ１
が１画像分ずつ、そして各画像データＳ１と対応付けて
患者情報Ｓ２、撮影情報Ｓ３および画像処理条件データ
Ｓ４が順次記録される。なお画像データＳ１は、公知の
画像データ圧縮技術によって圧縮した上で光ディスク６
７に記録すれば、該光ディスク６７に蓄積しうる画像の
枚数をより多くすることができて好ましい。光ディスク
６７には患者情報Ｓ２、撮影情報Ｓ３に加えて、非常に
データ量の多い画像データが記録されるが、データ圧縮
技術を適用すれば、例えば１枚の光ディスク６７に１０
００枚程度０画像を記録蓄積することができる。−方磁
気デイスクロ５は、光ディスク６７よりも記録容量は低
いが、ここには患者情報Ｓ２および撮影情報Ｓ３のみし
か記録されないから、例えば画像１００万枚程度分の患
者情報Ｓ２と撮影情報Ｓ３を蓄積可能である。

次に画像の検索および再出力について説明する。

前述したように磁気ディスク６５には、患者情報Ｓ２お
よび撮影情報Ｓ３が蓄積されて、画像検索のためのデー
タベースが構築されている。画像検索者は、操作皐６１
の表示装置６１［３を観察しながらキーボード６１Ａを
操作することにより、所望の検索データを入力する。シ
ステム制御装置５１は、Ｔｉ１気デイスク６５に構築さ
れているデータベースから、入力された検索データに対
応する画像を検索し、それらの画像の画象りストを表示
装置６１Ｂに表示させる。上記検索データとしては、原
則として患者情報Ｓ２および撮影情報Ｓ３のうちのすべ
ての情報が使えるようになっている。例えば検索データ
として患者情報Ｓ２のうちの忠孝氏名が指定されると、
表示装置６１ｉ３には、指定患者に関するすべての画像
の画像番号と、氏名以外の患者情報Ｓ２、撮影情報Ｓ３
を示す画像リストが表示される。

検索者はこの表示された画像リストを見て所望の画像を
選択し、再出力の予約をする。この予約された画像番号
はメモリ５４に記憶される。こうすることにより、画像
処理袋ｆｆ１３０と画像出力装置７０とが、放射線画像
情報記録読取装置１０から送られてきた画像データＳ１
に基づいて直ちに画像出力するた゛めに稼動中であって
も、画像検索作業だけは済ましておくことが可能となる
。また検索された画像が、検索筒先ディスク装置５２に
装填されている光デイスク６７以外の光ディスクに記録
されているものであっても、検索作業が無駄になってし
まうことがなく、上記の予約後、その予約した画像が記
録されている光ディスクを光デイスク装置５２に装填し
て、引き続き画像再出力に移れるようになる。

上記の予約がなされた後、画像処理装置３０が作動停止
したことを示す情報がシステム制御装置５１に入力され
ると、該システム制Ｗ装置５１は光デイスク装置５２を
駆動させ、光ディスク６７から予約された画像の読出し
を行なわせる。この画像読出しに際しては、１番目のデ
ィレクトリエントリブロック８８Ａがポインターとなっ
て、画像ディレクトリ群（領域８２）の読取り指示が与
えられ、画像ディレクトリ８３Ａ　、　８３Ｂ　、　８
３Ｃ・・・が読み取られる。

そして予約された画像番号が記された１つの画像ディレ
クトリ８３がポインターとなって、該画像ディレクトリ
８３が示す１つのヘッダー８１Ａが指定され、該ヘッダ
ー８１Ａおよびそれに対応する画像データ８１、ブロッ
ク８１８，８１０の記録内容が読み出される。

以上のようにして読み出された画像データ８１（Ｓｌ）
と、ヘッダー８１Ａに記録されていた患者情報Ｓ２と撮
影情報Ｓ３、およびブロック８１Ｂ１８１Ｃに記録され
ていた画像処理条件を示すデータＳ４は、システムυＪ
１１１装置５１から画像処理装置３０に転送される。画
像データ８１はこの画像処理装置３０において、上記デ
ータＳ４が示す画像処理条件に従って前記階調処理や周
波数処理等の画像処理を受けた後、画像出力装置７０に
送られる。画像出力装置７０においては、この画像処理
済みの画像デ　。

−タ８１’に基づいて、前記と同様にして画像出力がな
され、放射線画像のハードコピー７１が形成される。な
お患者情報Ｓ２および撮影情報Ｓ３は、上記ハードコピ
ー７１において患者情報や撮影情報を書き込むために利
用される。

次に、磁気ディスク６５に蓄積された画像検索用データ
ベースを別の光ディスクに実写する点について説明する
。システム制御ｌｌ　Ｈ置５１の光デイスクドライブ６
４には、画像データ記録用の光ディスク６７と同様のデ
ータベース蓄積用光ディスク６７［）が装填可能となっ
ている。そして該システム制御装置５１のＣＰ　Ｕ　５
３は、キーボード６１Ａによって例えば「−括複写モー
ド」を選択してデータベース複写が指令されると、所定
のプログラムに基づいて、磁気ディスク６５に蓄積され
ている画像検索用データ（前記患者情報Ｓ２と踊影情報
８３）をそのままデータベース蓄積用光ディスク６７Ｄ
に記録させる。先に述べたように磁気ディスク６５には
画像１００万枚分以上程度の画像検索用データが蓄積可
能である。したがってかなりの規模の病院でも、１台の
磁気ディスク６５は数年間に亘って継続使用されるが、
その間に上記画像検索用データの複写は、適宜期間毎（
例えば１ケ月毎）に行なわれる。

ここで第３図を参照して、画像検索用データのデータベ
ース蓄積用光ディスク６７Ｄへの記録について説明する
。この第３図は第２図と同様に、データベース蓄積用光
ディスク６７［）の記録フォーマットの概略を示してい
る。磁気ディスク６５から読み出された画像検索用デー
タは、データベース蓄積用光ディスク６７Ｄ　１．：設
定された画像検索用データ記録領域４０に、１回の複写
毎に記録される。こうして上記領域４０には、データ複
写が行なわれる毎に、データファイル７１．７２、シフ
３・・・と順次画像検索用データのデータファイルが記
録蓄積されてゆく。こうして光ディスク６７［）にデー
タファイル４１△、４１８，４１０・・・が記録される
と、データファイルディレクトリのための領域４２にお
いて、各データファイル４１Ａ　、　４１８　、４１Ｇ
・・・に対応するデータファイルディレクトリ４３Ａ　
１４３Ｂ　、　４３Ｃ・・・が１つずつ記録される。こ
れらのデータファイルディレクトリ４３Ａ　、　４３８
　、４３０・・・にはそれぞれ、基本的に各データファ
イル４１Ａ、　４１Ｂ、　４１Ｇ・・・の先頭アドレス
とファイルのセクタ長が記録される。

またデータベース蓄積用光ディスク６７Ｄの第１トラツ
クには、前述した画像データ蓄積用光ディスク６７にお
けるのと同様に、各ディスクの通し番号およびＡ面、Ｂ
面の識別コードを記録するためのブロック４４や、光デ
ィスクが満邑になったことを示すブロック４５とともに
、多数のディレクトリエントリブロック４６Ａ　、　４
６Ｂ　、　４６Ｇ・・・が設けられている。１番目のデ
ィレクトリエントリブロック４６Ａは、データファイル
ディレクトリ４３Ａ　１４３８１４３Ｃ・・・の群が形
成されていることを示すものであり、データファイルデ
ィレクトリ群の先頭アドレスと七りタ良を記録している
。２番目以降のディレクトリエントリブロック４６Ｂ、
４６Ｇ・・・は、将来必要に応じて設けられる新規のデ
ィレクトリ群それぞれの先頭アドレスとセクタ長を記録
するために使用される。

以上述べたようにしてデータベース蓄積用光ディスク６
７Ｄには、磁気ディスク６５に構築された画像検索用デ
ータベースと同一のデータベースが蓄積されるようにな
る。したがって磁気ディスク６５が破損してしまった場
合には、上記データベース蓄積用光ディスク６７Ｄから
新規の磁気ディスク６５に蓄積内容を逆に複写すること
により、この磁気ディスク６５にディスク破損前のデー
タベースを再生ずることができる。以下、この画像検索
用データの逆複写について詳しく説明する。システム制
御装置５１のＣＰ　Ｕ　５３は、光デイスクドライブ６
４にデータベース蓄積用光ディスク６７Ｄが装填された
状態で、キーボード６１Ａによりデータファイル４１Ａ
、４１Ｂ、４１Ｃ・・・の番号を指定した上で画像検索
用データの逆複写が指令されると、該光ディスク６７［
）から指定番号のデータファイル４１を読み出し、その
読み出し内容を磁気ディスク６５にそのまま記録させる
。なおここで先の説明から明らかなように、磁気ディス
ク６５が破損した時点で該磁気ディスク６５に蓄積され
ていた画像検索用データは、最も番号が大きいデータフ
ァイル４１に記録されているので（厳密に言えば、最後
にデータベースが光ディスク６７［）に複写された時点
から、磁気ディスク６５が破損した時点までに磁気ディ
スク６５に蓄積された画像検索用データは含まれていな
い）、通常はこの最も番号の大きいデータファイル４１
を逆複写するように指定する。

上述のようにして画像検索用データをデータベース蓄積
用光ディスク６７［）から新規の磁気ディスク６５に逆
複写すれば、この磁気ディスク６５に磁気ディスク破損
前のデータベースがほとんどそのまま再生され、それま
でと同様に画像検索を行なってＩＪ！ｉ射線画像を再出
力することができる。

上述のように、磁気ディスク６５に蓄積されている画像
検索用データベースをそのままデータベース蓄積用光デ
ィスク６７Ｑに複写する他、このデータベース複写に際
してキーボード６１Ａにより例えば「検索後複写モード
」を選択してデータベース複写を指令すると、ＣＰ　Ｕ
　５３は通常の画像検索を行ない、この検索でリストア
ツブされた画像に関する画像検索用データのみをデータ
ベース蓄積用光ディスク６７［）に記録させる。すなわ
ち例えば画像検索用データとして患者情報の一つである
診察科目を指定すると、この指定された診察科目に該当
する画像番号がすべてリストアツブされ、そこでキーボ
ード６１Ａによりデータベース複写の指令を与えると、
リストアツブされた画像に関する画像検索用データがデ
ータベース蓄積用光ディスク６７Ｄに記録される。した
がってこの場合は、光ディスク６７Ｄにおいて、上記診
察科目等の検索条件毎にデータファイル４１Ａ、４１Ｂ
、４１Ｇ・・・を形成することができる。

このようにしてデータベース蓄積用光ディスク６７Ｄに
蓄積された画像検索用データは、磁気ディスク６５への
逆複写に際して逆複写するデータファイル４１をキーボ
ード６１Ａによって指定することにより、上記診察科目
等の検索条件毎に磁気ディスク６５に逆複写できる。し
たがってこの場合、比較的低容旦の磁気ディスク６５に
画像検索用データを逆複写すれば、高速検索が可能なデ
ータベースが新たに構築されることになる。また、画像
検索用データを閘門毎にファイル分けしてデータベース
蓄積用光ディスク８７（）　１．：＠積しておき、長期
間継続使用されている磁気ディスク６５の記録内容をす
べて消去した後、検索に利用されることがない古い期間
の画像検索用データは除いて、磁気ディスク６５に逆複
写することもできる。この場合は、継続使用される磁気
ディスク６５に蓄積されるデータベースの内容が逐次新
たなものに変更され、より効率的な画像検索が行なわれ
つるようになる。

なおシステム制ｍ＋装置５１は、以上述べたように磁気
ディスク６５のデータベースを基に画像検索を行なう他
、光デイスクドライブ６４に装填された光ディスク６７
［）のデータベースに基づく画像検索も実行可能に形成
しておくのが好ましい。そのようにザれば、前述のよう
に検索条件毎に構築したデータベースを利用して画像検
索を行なう場合、この検索条件毎のデータベースを逆複
写するための磁気ディスク６５を別途用意する必要がな
くなる。

以上、医用画像の一つである放射線画像を蓄積する場合
について説明したが、本発明はその他例えば０７画像や
ＭＲ両画像の医用画像を蓄積する場合にも、また医用画
像以外の画像を蓄積する場合にも同様に適用可能である
。

〈発明の効果） 以上詳細に説明した通り本発明の画像ファイリング装置
によれば、長期間継続使用される磁気ディスクに構築さ
れた画像検索用データベースを光ディスクによって常時
バックアップできるようになるので、磁気ディスクが破
損しても、それよでと同様に画像検索を行なって画像再
出力を行なうことが可能となる。また本発明の画像ファ
イリング装置によれば、磁気ディスクと光ディスクとの
間で画像検索用データを複写、逆複写することができる
から、検索条件毎に分類されたデータベースを形成する
ことが可能となり、画像検索をより効率的に行なえるよ
うになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による画像ファイリング装置
を示す概略図、 第２図および第３図はそれぞれ、上記画像ファイリング
装置に用いられる画像データ蓄積用光ディスクと、画像
検索用データ蓄積用光ディスクの記録フォーマットの概
要を説明する説明図である。 １０・・・放射線画像情報記Ｂ読取装置３０・・・画像
処理装置 ４１Ａ　、　４１Ｂ　、　４１Ｃ・−・画像検索用デー
タファイル４３Ａ　、　４３Ｂ　、　４３Ｇ・・・デー
タファイルディレクトリ５０・・・画像ファイリング装
置 ５１・・・システム制御装置　　５２・・・光ディスク
装置５９・・・磁気ディスクドライブ ６４・・・光デイスクドライブ ６５・・・磁気ディスク ６１・・・画像データ蓄積用光ディスク６７Ｄ・・・画
像検索用データ蓄積用光ディスク７０・・・画像出力装
置 ８１・・・光ディスクに記録された画像データ８３・・
・画像ディレクトリ　　Ｓｌ・・・画像データＳ２・・
・患者情報　　　　　Ｓ３・・・戯影情報第１１１ ｎ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像データを光ディスクに記録蓄積し、この画像
   データに対応する画像検索用データを磁気ディスクに記
   録蓄積して画像検索用データベースを構築する画像ファ
   イリング装置において、前記画像検索用データを、前記
   光ディスクを駆動するディスク駆動装置に装填されたデ
   ータベース蓄積用光ディスクと、前記磁気ディスクとの
   間で複写可能に構成されたことを特徴とする画像ファイ
   リング装置。
2. （２）前記データベース蓄積用光ディスクに蓄積された
   画像検索用データに基づいて画像検索を行なえるように
   構成されたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の画像ファイリング装置。