JP2002351634A - 印刷制御装置及びプログラム - Google Patents

印刷制御装置及びプログラム

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JP2002351634A
JP2002351634A JP2001159157A JP2001159157A JP2002351634A JP 2002351634 A JP2002351634 A JP 2002351634A JP 2001159157 A JP2001159157 A JP 2001159157A JP 2001159157 A JP2001159157 A JP 2001159157A JP 2002351634 A JP2002351634 A JP 2002351634A
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JP2001159157A
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English (en)
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Masaki Tsutsumi
勝紀 筒見
Koji Tamura
恒治 田村
Takayasu Watanabe
隆保 渡辺
Naoki Fukumoto
直樹 福本
Makoto Tsurumi
誠 津留見
Yukihiro Shinto
幸博 新堂
Eiji Hatano
英二 波多野
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、情報が重複する印刷ジョブの
重複投入を抑制できる印刷制御装置及びプログラムを提
供することである。 【解決手段】ユーザ側の端末であるユーザ端末2A,2
B,2Cと、印刷メモリ4A,4B,4Cを有するプリ
ンタ3A,3B,3Cとネットワークで接続し、設定フ
ァイル1Aと、未印刷ジョブ管理テーブル1Bと、一時
メモリ1Cとを具備する印刷制御装置であるプリントサ
ーバ1上で、ユーザ端末2A,2B,2Cから投入され
た印刷ジョブを一時メモリ1Cに格納し、当該投入され
た印刷ジョブを未印刷ジョブ管理テーブル1B上の各未
印刷ジョブと比較し、ドキュメント名、ユーザ名、端末
名、印刷内容が同一で、且つ前記各未印刷ジョブの投入
時刻からの経過時間が設定経過時間を超えない場合、前
記投入された印刷ジョブのプリンタ3A,3B,3Cへ
の重複印刷を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷を制御する印
刷制御装置及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの普及が目覚しく、
学校教育においてもコンピュータ関連の授業が増えてき
ている。学校のコンピュータ授業では、通常3〜40人
程度の生徒が1台又は数台のプリンタに対して一斉に印
刷を行う環境にあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複数の生徒が
印刷をかけた場合、即座に印刷されることはなく、その
場合、各生徒が何度も何度も印刷指示を行ってしまって
いた。
【0004】そのため、例えば、無駄な印刷物を大量に
発生させてしまうという問題があった。また、印刷処理
にコンピュータのCPU(Central Processing Unit)
を殆ど使ってしまうため、端末側での本来の課題の実行
速度が著しく劣化するという問題があった。更に、結果
として、印刷速度がますます劣化するため、授業中に印
刷が完了しないという問題があった。なお、これ等の問
題は、学校のみでなく、LAN(Local Area Network)
等のネットワーク上でプリンタを使用する場合も、同様
である。
【0005】本発明が解決すべき課題は、情報が重複す
る印刷ジョブの重複投入を避けることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ユーザ端末(例えば、
図1のユーザ端末2A,2B,2C)からの印刷ジョブ
の投入を受付けて所定プリンタ(例えば、図1のプリン
タ3A,3B,3C)にて印刷することを制御する印刷
制御装置(例えば、図1のプリントサーバ1)であっ
て、前記ユーザ端末からの印刷ジョブの投入要求があっ
た場合に、既に投入された印刷ジョブと重複した印刷ジ
ョブの重複投入か否かを判別する判別手段(例えば、図
2のCPU1a、図5のステップST6,8,10,1
2)と、重複投入であれば、投入された当該印刷ジョブ
による前記プリンタに対する印刷を抑制する印刷制御手
段(例えば、CPU1a、図5のステップST22)
と、を具備してなることを特徴としている。
【0007】請求項1に記載の発明に拠れば、前記ユー
ザ端末からの印刷ジョブの投入要求があった場合に、既
に投入された印刷ジョブと重複した印刷ジョブの重複投
入か否かを判別し、重複投入であれば、投入された当該
印刷ジョブによる前記プリンタに対する印刷を抑制す
る。
【0008】従って、重複投入された印刷を抑制するの
で、印刷物及び印刷時間の無駄を防止でき、またユーザ
端末における印刷ジョブ投入での処理負担を軽減するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について順に説明する。
【0010】本実施の形態を図1及び図2を参照して説
明する。図1は、本実施の形態のプリントサーバを含む
システムのブロック構成説明図である。図2は、図1中
のプリントサーバ内の内部構成図である。
【0011】印刷システムαは、印刷制御を行う印刷制
御装置であるプリントサーバ1と、プリントサーバ1上
の、印刷制御の設定情報を記憶する設定ファイル1A、
印刷待ちの未印刷ジョブの情報を記憶する未印刷ジョブ
管理テーブル1B、投入された印刷ジョブを一時的に格
納する一時メモリ1Cと、プリントサーバ1にネットワ
ーク接続された端末であるユーザ端末2A,2B,2C
と、プリントサーバ1にネットワーク接続されたプリン
タ3A,3B,3Cと、プリンタ3A,3B,3Cそれ
ぞれ内のメモリであり印刷待ちの未印刷ジョブを格納す
る印刷メモリ4A,4B,4Cとを具備する。なお、図
面上では、説明のために、設定ファイル1A、未印刷ジ
ョブ管理テーブル1B、一時メモリ1Cを外側に出して
いるが、実際はプリントサーバ1に含まれ、同様に印刷
メモリ4A,4B,4Cは実際にはプリンタ3A,3
B,3Cに含まれる。また、ユーザ端末2A,2B,2
C、プリンタ3A,3B,3C、印刷メモリ4A,4
B,4Cは、代表的に示したものであり、ユーザ端末、
プリンタ、印刷メモリはそれぞれ、単数又は複数の所定
の数を設置する構成でよい。
【0012】プリントサーバ1は、その内部に、プリン
トサーバ1の中央制御を行うCPU1aと、入力部1b
と、RAM(Random Access Memory)1cと、表示部1
dと、記憶装置1eと、記憶装置1e内の記録媒体1f
と、伝送制御部1gと、CPU1a、入力部1b、RA
M1c、表示部1d、記憶装置1e及び伝送制御部1g
を接続するバス1hとを有する。
【0013】CPU1aは、印刷制御プログラムを実行
する。CPU1aは、印刷制御プログラムの実行によ
り、ユーザ端末2A,2B,2Cから投入された印刷ジ
ョブを一時メモリ1Cに格納し、当該印刷ジョブのドキ
ュメント名、ユーザ名、端末名、出力先名及び投入時刻
を取得し、予め設定した設定ファイル1Aから重複防止
チェックがあるかを判別し、重複防止チェックがある場
合に未印刷ジョブ管理テーブル1B上の各未印刷ジョブ
のうちの1つをチェック対象として指定し、設定ファイ
ル1Aを用いて、前記投入された印刷ジョブと前記指定
した未印刷ジョブとの間でドキュメント名、ユーザ名、
端末名、印刷内容の各チェック項目をチェックするかの
判別、及び当該各チェック項目が同一かのチェックを順
次行い、全て同一である場合に、経過時間をチェックす
るかの判別を行い、チェックする場合に前記指定した未
印刷ジョブの投入時刻からの経過時間を算出し、当該経
過時間が予め設定した設定経過時間を超えない場合、又
は前記経過時間をチェックしない場合、重複投入メッセ
ージを前記印刷ジョブを投入した投入ユーザ端末へ送信
し、当該投入ユーザ端末から強制印刷を指示する応答が
ある場合、一時メモリ1Cから前記投入された印刷ジョ
ブを削除する。
【0014】また、CPU1aは、前記各チェック項目
のいずれかが同一でない場合、又は前記経過時間が前記
設定経過時間を超えた場合、未印刷ジョブ管理テーブル
1B上の未指定の未印刷ジョブがあるかを判別し、当該
未指定の未印刷ジョブがない場合又は前記重複チェック
をしない場合、出力先プリンタ3A,3B,3Cの印刷
メモリ4A,4B,4Cへ前記投入された印刷ジョブを
転送し、当該投入された印刷ジョブを未印刷管理テーブ
ル1Bに登録する(図5参照)。
【0015】入力部1bは、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウスを
含み、キーボードで押下された押下信号やマウスの位置
信号をCPU1aに出力する。
【0016】RAM1cは、前記プログラム、入力指
示、入力データ及び処理結果等の各種データを、CPU
1aでランダムアクセス展開可能に格納するメモリ領域
を有して、各種状態を記憶するメモリである。また外部
記憶装置1fの各種プログラム及びデータを展開自在で
ある。
【0017】表示部1dは、CRT(Cathode Ray Tub
e)、又はLCD(Liquid Crystal Display)等により
構成され、CPU1aから入力される表示指示に従って
各種表示データの画面表示を行う。
【0018】記憶装置1eは、プログラムやデータなど
が予め記憶されまたは書込み可能な記録媒体1fを有
し、記録媒体1fは、磁気的、光学的記録媒体、若しく
は半導体等の不揮発性メモリ等のCPU1a読取り可能
な記録媒体で構成されている。記録媒体1fは、ハード
ディスク等の記憶装置1eに固定的に設けたもの、若し
くはCD−ROM、メモリカード等の着脱自在に装着す
る可搬型のものを含む。この記録媒体1fには各種処理
プログラム、及びこれらのプログラムで処理する又は処
理されたデータ等の各種データを格納する。RAM1c
及び記憶装置1eは、CPU1aの制御により内部デー
タの書換が可能な構成である。
【0019】また、記録媒体1gに記憶されたプログラ
ム、データ等は、その一部若しくは全部を外部機器から
LAN等のネットワークを介して伝送制御部1gから受
信して格納する構成にしてもよく、また、記録媒体1f
はネットワーク上に構築された外部機器の記録媒体であ
ってもよい。更に、前記各種プログラムをネットワーク
を介して外部機器へ送信及びインストールする構成にし
てもよい。
【0020】伝送制御部1gは、ネットワークを介し
て、外部機器との通信を行うためのネットワークカー
ド、ネットワークボード等によって構成される。
【0021】ネットワークは、例えばLAN等のネット
ワークであるが、WAN(Wide Area Network)を含め
てもよく、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動
体通信網、通信衛星回線、CATV回線、光通信回線、
無線通信回線と、それらを接続するインターネットサー
ビスプロバイダや基地局等を含む構成でもよい。
【0022】図1上の設定ファイル1A、未印刷ジョブ
管理テーブル1Bは記録媒体1f上に記憶されるがRA
M1c上に格納される構成でもよく、一時メモリ1C
は、RAM1c上に格納されるが記録媒体1f上に記憶
される構成でもよい。
【0023】次に、図3を参照して、未印刷ジョブ管理
テーブル1Bについて説明する。図3は、未印刷ジョブ
管理テーブルの内部構成を示す図である。未印刷ジョブ
管理テーブル1Bは、印刷待ちの未印刷状態にある未印
刷ジョブ中に保有する当該未印刷ジョブのドキュメント
名、印刷ジョブ投入指示したユーザのユーザ名、当該印
刷ジョブ投入を実行したユーザ端末の端末名、出力先の
プリンタ名である出力先名、印刷投入を行った時刻であ
る投入時刻の各項目を記憶する。ドキュメント名は、印
刷ジョブ中の文書名、ファイル名等のドキュメント名で
ある。ユーザ名は、オーナ名等のユーザ名である。端末
名は、ユーザ端末2A,2B,2Cのうち印刷ジョブ投
入を実行する実行端末名である。
【0024】前記未印刷ジョブは、印刷メモリ4A,4
B,4C中で印刷待ちの未印刷状態にある印刷ジョブで
あり、印刷制御手順とは別に、CPU1aは、印刷メモ
リ4A,4B,4C中の、未印刷ジョブ管理テーブル1
Bに登録された印刷待ちの未印刷ジョブが、それぞれプ
リンタ3A,3B,3Cで印刷完了した時点で未印刷状
態ではなくなるので、当該印刷完了した未印刷ジョブを
未印刷ジョブ管理テーブル1Bから削除する。
【0025】次に、印刷制御手順を説明する。印刷制御
手順は、CPU1aで印刷制御プログラムを実行するこ
とにより行われる。印刷制御手順を行う前段階として、
プリントサーバ1上で、印刷制御手順実行のための各種
設定を予め行っておく必要がある。ここで、図4を参照
して設定ファイル1Aの設定を説明する。図4は、設定
ファイル1Aの設定を説明する図であり、(I)は、設
定ファイル1Aの設定を促す設定画面例を示す図であ
り、(II)は、設定ファイル1Aの内容を示す図であ
る。
【0026】CPU1aは、表示部1d上に図4(I)
の設定登録画面を表示させて、管理者に入力部1bを介
した入力によって各チェック項目の設定を行わせる。
「重複防止印刷を行う」のチェックの有無により設定フ
ァイル1A上ののCYOHUKU_BOUSIの値をy又はnに設定
・登録する。この設定により、重複防止印刷を実行する
か否かを自在に設定できる。また、「ドキュメント名で
の重複チェックを行う」のチェックの有無により設定フ
ァイル1A上ののDOCNAME_CHECKの値をy又はnに設定
・登録する。
【0027】また、「ユーザ名での重複チェックを行
う」のチェックの有無により設定ファイル1A上のの
USERNAME_CHECKの値をy又はnに設定・登録する。ま
た、「端末名での重複チェックを行う」のチェックの有
無により設定ファイル1A上ののTERMNAME_CHECKの
値をy又はnに設定・登録する。
【0028】また、「印刷内容が完全に一致しているか
での重複チェックを行う」のチェックの有無により設定
ファイル1A上ののITEM_CHECKの値をy又はnに設定
・登録する。また、「経過時間チェックを行う」のチェ
ックの有無により、設定ファイル1A上ののTIME_CH
ECKの値をy又はnに設定・登録する。経過時間は、未印
刷ジョブ管理テーブル1B上の各印刷ジョブの投入時刻
から現在時刻までの経過時間である。また、「hh時mm分
以上経過したジョブは別のジョブとみなす」中のhh及び
mmの入力によりのTIMEOUTの設定経過時間を設定・登
録する。経過時間が設定経過時間を超えた場合に重複防
止印刷の実行を行わせないために設定する。
【0029】なお、「出力プリンタ名での重複チェック
を行う」のチェックの有無により設定ファイル1A上の
PRTNAME_CHECKの値をy又はnに更に設定・登録するよう
な設定画面及び設定ファイル1Aの構成をとってもよ
い。
【0030】そして、図5を参照して印刷制御手順の説
明を行う。図5は、印刷制御プログラムのフローチャー
トである。このフローチャートは、プリントサーバ1を
構成するコンピュータに各機能を実現させるためのプロ
グラムを説明する為のものである。このプログラムは、
CPU1aが読取可能なプログラムコードの形態で記録
媒体1fに格納されている例で説明するが、全ての機能
を記録媒体1fに格納する必要は無く、必要に応じてそ
の一部若しくは全部をネットワークを介して伝送制御部
1gから受信して実現するようにしてもよい。
【0031】先ず、ユーザ端末2A、2B,2C上の各
ユーザは、印刷ジョブの投入を行い、CPU1aは、投
入された印刷ジョブを伝送制御部1gを介して受信し、
一時メモリ1Cに格納する(ステップST1)。そし
て、CPU1aは、格納された印刷ジョブからそのドキ
ュメント名、ユーザ名、端末名、出力先名及び投入時刻
を取得する(ステップST2)。当該ドキュメント名、
ユーザ名、端末名、出力先名及び投入時刻はアクセス可
能にRAM1cに格納する。そして、CPU1aは、設
定ファイル1Aのを参照し、重複防止チェックがある
かを判別する(ステップST3)。
【0032】重複防止チェックがある場合(ステップS
T3;YES)、CPU1aは、未印刷ジョブテーブル
1B中の各未印刷ジョブのうちの1つの未印刷ジョブを
チェック対象として指定する(ステップST4)。そし
て、CPU1aは、設定ファイル1Aのを参照し、ド
キュメント名をチェックするかを判別する(ステップS
T5)。ドキュメント名をチェックする場合(ステップ
ST5;YES)、CPU1aは、ステップST2で取
得したドキュメント名が、未印刷ジョブ管理テーブル1
B中の前記指定された未印刷ジョブのドキュメント名と
同一であるかを判別する(ステップST6)。
【0033】同一ドキュメント名である場合(ステップ
ST6;YES)、CPU1aは、設定ファイル1Aの
を参照し、ユーザ名をチェックするかを判別する(ス
テップST7)。ユーザ名をチェックする場合(ステッ
プST7;YES)、CPU1aは、ステップST2で
取得したユーザ名が、未印刷ジョブ管理テーブル1B中
の前記指定された未印刷ジョブのユーザ名と同一である
かを判別する(ステップST8)。また、ドキュメント
名をチェックしない場合(ステップST5;NO)、ス
テップST7へ進む。
【0034】同一ユーザ名である場合(ステップST
8;YES)、CPU1aは、設定ファイル1Aのを
参照し、端末名をチェックするかを判別する(ステップ
ST9)。端末名をチェックする場合(ステップST
9;YES)、CPU1aは、ステップST2で取得し
た端末名が、未印刷ジョブ管理テーブル1B中の前記指
定された未印刷ジョブの端末名と同一であるかを判別す
る(ステップST10)。また、ユーザ名をチェックし
ない場合(ステップST7;NO)、ステップST9へ
進む。
【0035】同一端末名である場合(ステップST1
0;YES)、CPU1aは、設定ファイル1Aのを
参照し、印刷内容をチェックするかを判別する(ステッ
プST11)。印刷内容をチェックする場合(ステップ
ST11;YES)、CPU1aは、ステップST1で
格納した印刷内容が、前記指定された未印刷ジョブの印
刷内容と同一であるかを判別する(ステップST1
2)。また、端末名をチェックしない場合(ステップS
T9;NO)、ステップST11へ進む。
【0036】同一印刷内容である場合(ステップST1
2;YES)、CPU1aは、設定ファイル1Aのを
参照し、経過時間をチェックするかを判別する(ステッ
プST13)。経過時間をチェックする場合(ステップ
ST13;YES)、CPU1aは、未印刷ジョブ管理
テーブル1B内の前記指定された未印刷ジョブの投入時
刻から現在時刻までの経過時間を算出する(ステップS
T14)。そして、CPU1aは、設定ファイル1Aの
を参照し、ステップST14で算出した経過時間が、
設定ファイル1Aのの設定経過時間を超えるかを判別
する(ステップST15)。
【0037】設定経過時間を超える場合(ステップST
15;YES)、CPU1aは、ステップST4で未指
定の未印刷ジョブがあるかを判別する(ステップST1
6)。なお、同一ドキュメント名でない場合(ステップ
ST6;NO)、同一ユーザ名でない場合(ステップS
T8;NO)、同一端末名でない場合(ステップST1
0;NO)、同一印刷内容でない場合(ステップST1
2;NO)、いずれもステップST16へ進む。
【0038】未指定の未印刷ジョブがない場合(ステッ
プST16;NO)、CPU1aは、ステップST2で
取得した出力先名に対応するプリンタ3A,3B,3C
の印刷メモリ4A,4B,4Cへ、ステップST1で一
時メモリ1Cに投入された印刷ジョブを転送する(ステ
ップST17)。なお、重複防止チェックがない場合
(ステップST3;NO)、ステップST17へ進む。
【0039】そして、CPU1aは、ステップST17
で転送した印刷ジョブを未印刷ジョブ管理テーブル1B
に登録する(ステップST18)。具体的には、投入し
た印刷ジョブの各情報を未印刷ジョブ管理テーブル1B
に記憶させる。各情報は、ステップST2で取得したド
キュメント名、ユーザ名、端末名、出力先名及び投入時
刻である。そして、印刷制御手順を終了する。未指定の
未印刷ジョブがある場合(ステップST16;YE
S)、ステップST4へ戻り、CPU1aは、未指定の
未印刷ジョブのうちの1つを指定する。
【0040】経過時間をチェックしない場合(ステップ
ST13;NO)、設定経過時間を超えない場合(ステ
ップST15;NO)、CPU1aは、重複投入メッセ
ージを、印刷ジョブを投入した投入ユーザ端末2A,2
B,2Cへ伝送制御部1gを介して送信する(ステップ
ST19)。これは、ユーザが敢えて重複印刷を望んで
いる場合に重複印刷を行わせるためである。そして、前
記投入ユーザ端末から応答があるかを判別する(ステッ
プST20)。
【0041】応答がある場合(ステップST20;YE
S)、当該応答が強制印刷指示を含むかを判別する(ス
テップST21)。強制印刷指示を含む場合(ステップ
ST21;YES)、ステップST17へ進む。応答が
ない場合(ステップST20;NO)、強制印刷指示が
ない又はキャンセルされた場合(ステップST21;N
O)、CPU1aは、一時メモリ1CからステップST
1で投入された印刷ジョブを削除する(ステップST2
2)。そして、印刷制御手順を終了する。
【0042】なお、本実施の形態では、投入された印刷
ジョブを、印刷待ちの未印刷ジョブと比較する構成であ
ったが、印刷済みの印刷ジョブと比較する構成でもよ
く、また印刷済み、未印刷の両方の印刷ジョブと比較す
る構成でもよい。
【0043】また、本実施の形態では、ドキュメント
名、ユーザ名、端末名、印刷内容の全てが同一で、且つ
設定経過時間を超えないものがある場合に、投入された
印刷ジョブを重複印刷抑制対象としており、つまりチェ
ックする各チェック項目がAND条件の場合に重複印刷
抑制対象とする構成であるが、当該各チェック項目がO
R条件の場合に重複印刷抑制対象とする構成としてもよ
い。
【0044】更に、ステップST2で取得した出力先名
を用いて、CPU1aは、投入された印刷ジョブの当該
出力先名と未印刷ジョブ管理テーブル1B中の指定され
た未印刷ジョブの出力先名と同一であるかを判別して、
出力先名をチェック項目の1つとする構成としてもよ
い。
【0045】よって、本実施の形態によれば、ドキュメ
ント名、ユーザ名、端末名、印刷内容、経過時間の各チ
ェック項目の同一チェックにより、ユーザ側で印刷ボタ
ンを複数回押してしまった場合等の重複印刷を抑制する
ので、印刷物及び印刷時間の無駄を防止でき、またユー
ザ端末2A,2B,2Cにおける印刷ジョブ投入でのC
PU負担を軽減できる。
【0046】以上、本発明の実施の形態につき説明した
が、本発明は、必ずしも上述した手段及び手法にのみ限
定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本
発明にいう効果を有する範囲内において適宜に変更実施
が可能なものである。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したごとく、請求項1又は8に
記載の発明に拠れば、重複投入された印刷を抑制するの
で、印刷物及び印刷時間の無駄を防止でき、またユーザ
端末における印刷ジョブ投入での処理負担を軽減するこ
とができる。
【0048】請求項2に記載の発明に拠れば、新しく投
入された印刷ジョブと、既に投入された未印刷状態にあ
る印刷ジョブとの重複を判別するので、プリンタ上の未
印刷状態にある印刷ジョブの記憶処理を軽減できる。
【0049】請求項3に記載の発明に拠れば、ドキュメ
ント名、あるいはユーザ名、あるいはユーザ端末、ある
いは印刷内容が同一かを判別するので、多様な重複印刷
防止設定をすることができる。
【0050】請求項4に記載の発明に拠れば、投入され
た印刷ジョブと、複数のプリンタのうち指定されたプリ
ンタ上の未印刷状態にある印刷ジョブとの重複を判別す
るので、各プリンタ上の未印刷状態にある印刷ジョブの
記憶処理を軽減できる。
【0051】請求項5に記載の発明に拠れば、重複投入
を行うことを示す情報がある場合に重複印刷抑制の制御
を行うので、重複投入を行うことを示す情報がない場合
の重複印刷抑制の制御を省き、印刷制御装置上の処理を
軽減することができる。
【0052】請求項6に記載の発明に拠れば、ドキュメ
ント名、あるいはユーザ名、あるいはユーザ端末名が同
一かを判別するので、多様な重複印刷防止設定をするこ
とができ、更に、既に投入された印刷ジョブの投入時刻
からの経過時間を判別するので、既に投入された印刷ジ
ョブの投入時刻から所定の時間を過ぎて投入された印刷
ジョブへの印刷抑制を防ぐことができる。
【0053】請求項7に記載の発明に拠れば、投入され
た印刷ジョブの強制投入を行うか否かの問合せを、印刷
ジョブを投入したユーザ端末へ行うので、ユーザ側で重
複印刷の強制実行を選択して指示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷制御装置であるプリントサーバを
含むシステムのブロック構成説明図である。
【図2】図1中のプリントサーバ内の内部構成図であ
る。
【図3】未印刷ジョブ管理テーブルの内部構成を示す図
である。
【図4】設定ファイルの設定を説明する図であり、
(I)は、設定ファイルの設定を促す設定画面例を示す
図であり、(II)は、設定ファイルの内容を示す図であ
る。
【図5】印刷制御プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
α…印刷制御システム 1…プリントサーバ 1A…設定ファイル 1B…未印刷ジョブ管理テーブル 1C…一時メモリ 1a…CPU 1b…入力部 1c…RAM 1d…表示部 1e…記憶装置 1f…記録媒体 1g…伝送制御部 1h…バス 2A,2B,2C…ユーザ端末 3A,3B,3C…プリンタ 4A,4B,4C…印刷メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 隆保 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 福本 直樹 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 津留見 誠 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 新堂 幸博 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 波多野 英二 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 Fターム(参考) 2C061 AP01 HH01 HJ06 HJ08 HK04 HK11 HK21 HN02 HN15 HN22 5B014 FA04 FB03 5B021 AA01 BB01 BB10 CC06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザ端末からの印刷ジョブの投入を受付
    けて所定プリンタにて印刷することを制御する印刷制御
    装置であって、 前記ユーザ端末からの印刷ジョブの投入要求があった場
    合に、既に投入された印刷ジョブと重複した印刷ジョブ
    の重複投入か否かを判別する判別手段と、 重複投入であれば、投入された当該印刷ジョブによる前
    記プリンタに対する印刷を抑制する印刷制御手段と、 を具備してなる印刷制御装置。
  2. 【請求項2】前記判別手段は、前記印刷ジョブの重複投
    入か否かの判別を、 前記プリンタにおいて未印刷状態にある同一の印刷ジョ
    ブが投入済みか否かの判別に応じて行う、 ことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】前記判別手段は、前記同一の印刷ジョブか
    否かの判別を、 印刷ジョブのドキュメント名が同一か否か、あるいは印
    刷ジョブのユーザ名が同一か否か、あるいは印刷ジョブ
    を投入したユーザ端末が同一か否か、あるいは印刷ジョ
    ブの印刷内容が同一か否かに応じて行う、ことを特徴と
    する請求項2に記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】前記プリンタは、複数存在し、 前記印刷制御手段は、前記ユーザ端末から投入された印
    刷ジョブを当該ユーザ端末から指定されたプリンタにお
    いて印刷することを制御し、 前記判別手段は、前記同一の印刷ジョブが投入済みか否
    かの判別を、 前記印刷ジョブの投入要求があった場合、前記出力先の
    プリンタにおいて未印刷状態にある印刷ジョブがあるか
    に応じて行う、ことを特徴とする請求項2に記載の印刷
    制御装置。
  5. 【請求項5】重複投入の防止を行うか否かを示す情報を
    記憶する重複投入防止情報記憶手段を更に具備し、 重複投入の防止を行うことを示す情報が記憶されている
    場合に、 前記判別手段は、前記印刷ジョブの重複投入か否かの判
    別を行い、 前記印刷制御手段は、その判別に伴う印刷抑制の制御を
    行う、ことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装
    置。
  6. 【請求項6】投入された各印刷ジョブ毎にその投入時刻
    を記憶する時刻記憶手段を更に具備し、 前記印刷制御手段は、新たな印刷ジョブの投入による前
    記印刷ジョブの重複投入か否かの判別を、 既に投入されている印刷ジョブとそのドキュメント名、
    あるいはユーザ名、あるいはユーザ端末名が同一であ
    り、且つその前記投入時刻の経過時間が予め設定された
    時間経過しているか否か、に応じて行う、ことを特徴と
    する請求項1に記載の印刷制御装置。
  7. 【請求項7】前記印刷制御手段は、前記印刷の抑制にお
    いて、 その印刷ジョブによる印刷を保留すると共に、その保留
    された印刷ジョブの強制投入を行うか否かの問合せを、
    その印刷ジョブを投入したユーザ端末に対して行い、強
    制投入の要求があれば当該印刷ジョブによる印刷を行わ
    せ、強制投入の要求がなければ当該印刷ジョブを削除す
    る、ことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  8. 【請求項8】コンピュータに、 ユーザ端末からの印刷ジョブの投入要求があった場合
    に、既に投入された印刷ジョブと重複した印刷ジョブの
    重複投入か否かを判別する機能と、 重複投入であれば、投入された当該印刷ジョブによるプ
    リンタに対する印刷を抑制する機能と、 を実現させるための印刷制御プログラム。
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