JP2002350320A - 走査型プローブ顕微鏡 - Google Patents

走査型プローブ顕微鏡

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JP2002350320A
JP2002350320A JP2001157601A JP2001157601A JP2002350320A JP 2002350320 A JP2002350320 A JP 2002350320A JP 2001157601 A JP2001157601 A JP 2001157601A JP 2001157601 A JP2001157601 A JP 2001157601A JP 2002350320 A JP2002350320 A JP 2002350320A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】SPM像とこれに比べて低分解能の光学顕微鏡
像とを互いに関連づけて評価し得る走査型プローブ顕微
鏡を提供する。 【解決手段】走査型プローブ顕微鏡100は、試料10
8が載置されるXYステージ110と、SPM像を得る
ためのSPMユニット120と、光学顕微鏡像を得るた
めの光学顕微鏡ユニット130とを有している。さら
に、走査型プローブ顕微鏡100は、装置全体を制御す
るためのCPU164と、SPM測定領域を指定するた
めの指示入力部166と、試料の画像や種々の情報を表
示するための表示部168と、得られる情報を記憶する
ための記憶部170とを有している。CPU164は、
画像情報メモリー172に保存されたSPM像のXY位
置情報と、高さ情報メモリー174に保存されたSPM
像のZ位置情報とに基づいてSPM像を作成し、光学顕
微鏡像のSPM測定領域と関連づける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子オーダーの分
解能で試料の表面情報を測定し得る走査型プローブ顕微
鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】日本国特許第3126047号は、走査
型プローブ顕微鏡(SPM)ユニットと走査型レーザー
顕微鏡(LSM)ユニットとを組み合わせた装置を開示
している。この装置では、まず、走査型レーザー顕微鏡
ユニットによって、レーザ光を試料に照射し、その表面
に形成されるスポットをガルバノスキャナによりラスタ
ー走査し、試料からの反射光をフォトダイオードで受光
し、その出力信号を走査信号に同期して処理して試料表
面の画像を形成し、これをCRTに表示する。この表示
された画像上で、ジョイスティックやマウスで移動可能
なマーカーを用いて測定領域を指示し、指示された領域
に走査型プローブ顕微鏡ユニットの探針を配置し、原子
オーダーのSPM像を取得する。
【0003】また、特開平6−265344は、走査型
プローブ顕微鏡ユニットと、試料表面の凹凸形状を認識
できる光学顕微鏡とを組み合わせた装置を開示してい
る。この装置では、光学顕微鏡で取得した試料表面の凹
凸形状に従って、同じ高さ部分を線で繋げた等高線を作
成し、この等高線に基づいて、探針を現在の測定点から
次の測定点まで移動させる際に、試料の凸部を回避する
径路を決定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、日本国
特許第3126047号では、SPM測定すべき領域は
走査型レーザー顕微鏡ユニットで得られた画像上で指定
するが、指定した領域は、走査型レーザー顕微鏡ユニッ
トで得られた画像上に表示もされず、また、メモリにも
記憶されていない。このため、走査型レーザー顕微鏡ユ
ニットで得られた画像上で指定した測定領域とその測定
領域をSPM測定した画像とを関連づけて評価すること
はできない。
【0005】また、日本国特許第3126047号で
は、走査型レーザー顕微鏡ユニットで得られる画像は、
試料表面の二次元情報を含んでいるだけで、試料の高さ
情報を含んでいない。このため、探針を試料に接近させ
る際や探針を現在の測定領域から次の測定領域まで移動
させる際には、探針と試料の衝突を避けるために、試料
の凹凸を目視や他の光学顕微鏡等の別の手段で観察しな
がら行なう必要がある。このため、その作業に多くの時
間を要すると共に測定者の多大な貧担を強いている。
【0006】特開平6−265344号では、探針を現
在の測定領域から次の測定領域まで移動させる際、試料
の凸部との衝突を回避する径路は一般に曲線となるた
め、探針の移動に多くの時間を要する。また、現在の測
定領域が凸部で囲まれている場合には、試料の凸部との
衝突を回避し、次の測定領域まで移動させる径路を得る
ことができない。従って、この場合には、いったん探針
を試料の凸部から十分に離し、次の測定領域に移動させ
なければならない。
【0007】また、特開平6−265344号では、試
料のある程度の凹凸情報を得ているが、その凹凸情報は
試料と探針の間隔を具体的な数値で得られるほど正確な
ものではない。このため、探針を試料に接近させる際に
も、探針と試料の衝突を避けるために、試料の凹凸を目
視や他の光学顕微鏡等の別の手段で観察しながら行なう
必要がある。このような要請は、その作業時間の短縮の
妨げになると共に測定者に多くの貧担をかける。
【0008】本発明の目的は、SPM像とこれに比べて
低分解能の光学顕微鏡像とを互いに関連づけて評価し得
る走査型プローブ顕微鏡を提供することである。
【0009】本発明の別の目的は、ひとつには、試料へ
の探針の接近を短時間で行なえる走査型プローブ顕微鏡
を提供することであり、さらには、これに加えて、試料
上に想定される複数のSPM測定領域の間における探針
の移動を短時間で行なえる走査型プローブ顕微鏡を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の走査型プローブ
顕微鏡は、試料の光学顕微鏡像を取得するための光学顕
微鏡ユニットと、試料のSPM像を取得するためのSP
Mユニットと、光学顕微鏡像の情報とSPM像の情報を
記憶するための記憶手段と、光学顕微鏡像の情報とSP
M像の情報を表示するための表示手段と、表示手段に表
示された光学顕微鏡像の情報上でSPM測定領域を指示
する指示手段と、光学顕微鏡像の情報上で指示するSP
M測定領域とそのSPM像の情報とを互いに関連づける
手段とを備えている。
【0011】本発明の走査型プローブ顕微鏡は、試料の
三次元情報を含む光学顕微鏡像を取得するための光学顕
微鏡ユニットと、試料と相互作用する探針を含む、試料
のSPM像を取得するためのSPMユニットと、光学顕
微鏡像の三次元情報を記憶するための記憶手段と、光学
顕微鏡像を表示するための表示手段と、光学顕微鏡像上
でSPM測定領域を指示する指示手段と、光学顕微鏡像
の三次元情報に基づいて試料への探針の接近動作を制御
する手段とを備えている。この走査型プローブ顕微鏡
は、複数の領域のSPM測定に対して、指示手段によっ
て光学顕微鏡像上で複数のSPM測定領域が指示され、
さらに、探針を複数のSPM測定領域の間で移動させる
手段と、探針を移動させる間の探針の試料からの退避量
を光学顕微鏡像の三次元情報に基づいて制御する手段と
を備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0013】第一実施形態 図1に示されるように、走査型プローブ顕微鏡100
は、試料108が載置されるXYステージ110と、試
料108の走査型プローブ顕微鏡像(SPM像)を得る
ための走査型プローブ顕微鏡(SPM)ユニット120
と、試料108の光学顕微鏡像を得るための光学顕微鏡
ユニット130とを有している。
【0014】XYステージ110は除振台102の上に
設けられている。XYステージ110は、互いに直交す
る二本の軸に沿って独立に移動し得るXステージ112
とYステージ114とを有している。例えば、Yステー
ジ114はXステージ112の上に位置しており、Yス
テージ114の上に試料が載せられる。XYステージ1
10にはXステージ112とYステージ114の位置を
検出するための位置検出装置116が設けられている。
【0015】SPMユニット120と光学顕微鏡ユニッ
ト130は一定の間隔をおいて除振台102に設けられ
た門型フレーム104によってXYステージ110の上
方に支持されている。例えば、SPMユニット120と
光学顕微鏡ユニット130はX軸に沿って離れており、
試料108は、Xステージ112の移動によって、SP
Mユニット120と光学顕微鏡ユニット130の間で搬
送される。
【0016】SPMユニット120は、自由端に探針1
22を有するカンチレバー124を有し、図1には見え
ないが、カンチレバー124をXY走査すると共にZサ
ーボ制御するためのスキャナーと、カンチレバー124
の変位を検出するための変位検出センサーとを内蔵して
いる。変位検出センサーは、例えば、カンチレバーに光
ビームを照射する光源と、カンチレバーで反射された光
ビームの位置を検出するための受光素子とで構成される
光てこ方式のセンサーである。
【0017】SPMユニット120は、これをZ方向に
移動させるためのZ移動機構126を介して門型フレー
ム104に取り付けられている。Z移動機構126に
は、SPMユニット120のZ軸に沿った位置を検出す
るためのZ位置検出装置128が設けられている。
【0018】光学顕微鏡ユニット130は、試料108
の少なくとも二次元情報を取得し得る光学系を含んでお
り、より好ましくは、試料108の三次元情報を取得し
得る光学系を含んでいる。光学顕微鏡ユニット130
は、本実施形態では、試料の三次元情報を取得し得る走
査型レーザー顕微鏡ユニットである。しかし、光学顕微
鏡ユニット130は走査型レーザー顕微鏡ユニットに限
定されるものではなく、試料の少なくとも二次元情報を
取得し得る任意の光学系であってよい。
【0019】走査型レーザー顕微鏡ユニット130は、
図2に示されるように、光ビームを射出する光源132
と、光源132からの光ビームの径を拡大するビームエ
キスパンダー134と、光ビームを例えばY軸に沿って
走査するためのガルバノミラー136と、光ビームをX
軸に沿って走査するためのガルバノミラー138と、光
ビームを収束させるための対物レンズ140とを有して
いる。対物レンズ140から射出された光ビームは、そ
の光軸を横切る試料表面で反射される。
【0020】さらに、走査型レーザー顕微鏡ユニット1
30は、試料表面からの反射光ビームを分離するための
ハーフミラー142と、ハーフミラー142からの反射
光ビームを収束させる結像レンズ144と、対物レンズ
140による光ビームの収束点と共役な位置に配置され
たピンホール146と、ピンホール146を通過した光
の強度を検出するための受光素子148とを有してい
る。
【0021】また、図1に示されるように、走査型レー
ザー顕微鏡ユニット130には、対物レンズ140をZ
軸に沿って移動させるためのZ駆動機構150と、対物
レンズ140のZ軸に沿った位置を検出するためのZ位
置検出器152とが設けられている。
【0022】さらに、走査型プローブ顕微鏡100は、
SPMユニット120内のスキャナーを制御するスキャ
ナーコントローラー160と、XYステージ110およ
びZ駆動機構150を制御するステージコントローラー
162と、装置全体を制御するための中央演算処理部
(CPU)164と、SPM測定領域を指定したりする
ためのマウスやキーボード等の指示入力部166と、試
料の画像や種々の情報を表示するための表示部168
と、得られる情報を記憶するための記憶部170とを有
している。記憶部170は、画像情報を記憶する画像情
報メモリー172と、高さ情報を記憶する高さ情報メモ
リー174とを有している。
【0023】以下、本実施形態の走査型プローブ顕微鏡
の測定動作について説明する。
【0024】まず、走査型レーザー顕微鏡ユニット13
0により試料108の所望の領域に対して光ビームを走
査して測定を行なう。走査型レーザー顕微鏡ユニット1
30において、光源132から射出された光ビームは、
ビームエキスパンダー134、ガルバノミラー136、
ガルバノミラー138を経て、対物レンズ140から試
料108に照射される。光ビームはガルバノミラー13
6とガルバノミラー138によりラスター走査される。
【0025】光ビームは試料108で反射されるが、そ
の反射光は、試料108の表面が光ビームの収束点近く
に位置している場合にのみピンホール146を通過で
き、これとは異なって、試料108の表面が収束点から
離れている場合にはピンホール146を通過できない。
このため、光ビームの収束点がちょうど試料表面近くに
来た時にだけ、受光素子148によって光が検出され
る。
【0026】従って、受光素子148の出力を、ガルバ
ノミラー136とガルバノミラー138に基づく光ビー
ムの収束点のXY位置と合わせて処理することにより、
そのときの光ビームの収束点のZ位置すなわち高さに位
置する試料表面の光学顕微鏡像が得られる。この光学顕
微鏡像の情報は画像情報メモリー172に保存されると
共に、そのときのZ位置すなわち高さの情報は高さ情報
メモリー174に保存される。
【0027】一画面分のラスター走査終了毎に、Z駆動
機構150により対物レンズ140を設定距離ずつZ軸
に沿って移動し、前述の動作を繰り返して、その高さに
位置する試料表面の光学顕微鏡像の取得および画像情報
と高さ情報の保存を繰り返し行なう。これにより、様々
なZ位置すなわち高さにおける試料108の表面の複数
の光学顕微鏡像が得られる。
【0028】CPU164は、記憶部170に保存され
ている画像情報と高さ情報に基づいて、例えば図3に示
される三次元画像や図4に示されるエクステンドフォー
カス像等を作成し、これを表示部168に表示させる。
ここで、エクステンドフォーカス像とは、全ての高さに
おいて焦点が合っている像を言い、これは前述の複数の
試料表面の光学顕微鏡像の合焦部分を組み合わせること
によって作成される。
【0029】次に、走査型レーザー顕微鏡ユニット13
0によって得られた三次元情報を含む画像上において、
図5に示されるように、SPMユニット120で測定し
たい領域を、指示入力部166を用いて例えばドラッグ
操作により四角形を描いて指定する。描ける四角形の大
きさは、SPMユニット120のスキャナーの走査範囲
に応じて自動的に制限されるとよい。
【0030】SPM測定の領域指定は、四角形を描くこ
とに限定されるものではない。×や△等の特定の記号を
視覚的に利用して点を指定し、この指定された点を基準
にして所定の範囲がSPM測定領域に特定されてもよ
い。
【0031】SPMユニット120は、指定された測定
領域に対してSPM測定を行なう。SPM像のXY位置
に関する情報は画像情報メモリー172に保存され、ま
たZ位置に関する情報すなわち高さ情報は高さ情報メモ
リー174に保存される。
【0032】CPU164は、画像情報メモリー172
に保存されたSPM像のXY位置情報と、高さ情報メモ
リー174に保存されたSPM像のZ位置情報とに基づ
いてSPM像を作成し、必要に応じてそのSPM像を画
像ファイルとして記憶部170に保存する。
【0033】SPM測定の終了後、このようにして得ら
れた走査型レーザー顕微鏡ユニット130による光学顕
微鏡像とSPMユニット120によるSPM像は表示部
168に表示される。表示部168には、例えば図6に
示されるように、左上にメイン画面ウィンドウ182
が、左下に画像選択メニューウィンドウ184が、右上
に座標位置データウィンドウ186が、右下に光学顕微
鏡像表示ウィンドウ188が同時に表示される。
【0034】図6において、右下の光学顕微鏡像表示ウ
ィンドウ188には、走査型レーザー顕微鏡ユニット1
30による光学顕微鏡像が表示されており、その光学顕
微鏡像の中に三つのSPM測定領域AとBとCが四角形
で表現されている。また、左下の画像選択メニューウィ
ンドウ184には、光学顕微鏡像中にSPM測定領域A
とBとCにそれぞれ対応する比較的小さいSPM像ある
いはそれらの画像ファイル名が並べて表示されている。
【0035】図6では、SPM測定領域は、四角形で表
現されているが、これに限定されるものでななく、点や
×等の記号で表現されてもよく、その部分だけ色が変え
られてもよく、視覚的に分かり易い任意の手法を用いて
表現されてよい。
【0036】画像選択メニューウィンドウ184に表示
される各SPM像あるいはその画像ファイルは、CPU
164によって、表示部168の右下の光学顕微鏡像表
示ウィンドウ188に表示される光学顕微鏡像のSPM
測定領域と関連づけられている。例えば右下の光学顕微
鏡像表示ウィンドウ188のウィンドウ上で領域Aを指
定すると、それに対応する比較的大きなSPM像がメイ
ン画面ウィンドウ182に表示される。つまり、SPM
測定後も、走査型レーザー顕微鏡ユニット130で得ら
れた光学顕微鏡像を見ながら、所望の領域のSPM像を
瞬時に表示できる。また、走査型レーザー顕微鏡ユニッ
ト130で得られた光学顕微鏡像表示ウィンドウ188
のウィンドウ上でSPM測定したい領域を確認しながら
指定してSPM測定できる。
【0037】勿論、メイン画面ウィンドウ182に表示
するSPM像は、画像選択メニューウィンドウ184上
で選択されてもよい。この場合、光学顕微鏡像表示ウィ
ンドウ188上に測定した領域が分かる様に、点滅させ
たり、色を変えることが好ましい。また、メイン画面ウ
ィンドウ182に表示させるSPM像の指定は、これに
限定されるものではなく、例えば、図6の右上に示され
る座標位置データウィンドウ186で指定してもよい。
【0038】また、表示部168のレイアウトは、これ
に限定されるものではなく、メイン画面ウィンドウ18
2に走査型レーザー顕微鏡ユニット130による光学顕
微鏡像が表示されたり、画像選択メニューウィンドウ1
84は必要な時だけ表示されるなど、適宜変更されても
よい。
【0039】なお、表示部168に表示される光学顕微
鏡像とSPM像は、横寸法に対する高さ寸法の比が同じ
になるように調整されていると好ましい。また、表示部
168には、光学顕微鏡像とSPM像と一緒に、断面計
測や粗さ解析等の様々な解析結果も表示されるとより好
ましい。さらに、光学顕微鏡像とSPM像の表示に関し
て、凹凸を表現するために陰影を利用した表示やメッシ
ュ状による表示など、様々な表示の仕方を選べるとより
好ましい。
【0040】本実施形態の走査型プローブ顕微鏡によれ
ば、光学顕微鏡ユニット130によって得られる光学顕
微鏡像とSPMユニット120によって得られるSPM
像とが互いに関連づけて保存されているので、光学顕微
鏡ユニット130による光学顕微鏡像上に表示されてい
る任意のSPM測定領域のSTM像を瞬時に表示させる
ことができる。また、光学顕微鏡像でSPM測定したい
領域を見ながらSPM測定領域を任意に指定し、SPM
測定を行なうことができる。
【0041】このような機能は、低分解能の光学顕微鏡
像に基づくサブミクロンオーダーの凹凸等の情報と高分
解能のSPM像に基づくオングストロームオーダーの凹
凸等の情報とを考慮した多角的な試料の評価に有益であ
る。
【0042】第二実施形態 本発明の第二実施形態の形態の走査型プローブ顕微鏡に
ついて図7を参照して説明する。図7において、図1の
部材と同一の参照符号で示されている部材は同等の部材
を示しており、その詳細な説明は省略する。
【0043】図7から分かるように、本実施形態の走査
型プローブ顕微鏡200は、第一実施形態の走査型プロ
ーブ顕微鏡100に類似しており、探針位置演算部21
0を有している点においてのみ第一実施形態の走査型プ
ローブ顕微鏡100と異なっている。
【0044】本実施形態の走査型プローブ顕微鏡200
では、光学顕微鏡ユニット130は、試料108の表面
の三次元情報を取得し得る光学系を含んでおり、例え
ば、第一実施形態と同様の走査型レーザー顕微鏡ユニッ
トである。
【0045】探針位置演算部210は、画像情報メモリ
ー172に記憶されている画像情報と高さ情報メモリー
174に記憶されている高さ情報とに基づいて、指示入
力部166で指定された試料108のSPM測定領域と
探針122との位置関係を算出する機能を有している。
探針位置演算部210の演算結果は、XYステージ11
0およびSPMユニット120のZ移動機構126を制
御するステージコントローラー162に送られる。
【0046】この走査型プローブ顕微鏡200は、試料
108への探針122の接近動作いわゆるアプローチ動
作を短時間で行なうことができる。以下、本実施形態の
走査型プローブ顕微鏡200の測定動作、特にアプロー
チ動作について説明する。
【0047】走査型レーザー顕微鏡ユニット130によ
り、第一実施形態と同様の手法に従って、試料108の
三次元情報を含む光学顕微鏡像を取得する。走査型レー
ザー顕微鏡ユニット130によって得られた三次元情報
を含む光学顕微鏡像を表示部168に表示させる。
【0048】図5に示されるように、表示部168に表
示された光学顕微鏡像上において、SPM測定を行ない
たい領域を、指示入力部166を用いて例えばドラッグ
操作により四角形で範囲指定する。指示入力部166に
よる範囲指定に応じて、ステージコントローラー162
は、XYステージ110を制御して、試料108の指定
された領域をSPMユニット120の下方に配置する。
【0049】探針位置演算部210は、走査型レーザー
顕微鏡ユニット130により得られた試料108の光学
顕微鏡像の三次元情報に基づいて、つまり画像情報メモ
リー172に記憶されている画像情報と高さ情報メモリ
ー174に記憶されている高さ情報とに基づいて、指定
された領域の試料108の表面最大高さを算出し、さら
に、指定された領域の試料108の表面最大高さと探針
122との位置関係を算出し、それらの演算結果をステ
ージコントローラー162に送る。
【0050】ステージコントローラー162は、算出さ
れた位置関係(距離)に基づいて、探針122を試料1
08の表面へ接近させる動作すなわちアプローチ動作を
行なう。アプローチ動作は、走査型レーザー顕微鏡ユニ
ット130により得られた三次元情報を用いて算出され
た探針122と試料108の間隔情報と、SPMユニッ
ト120のZ位置検出装置128からの高さ情報とに基
づいて、探針122と試料108の間隔を監視しながら
行なう。
【0051】最初の測定では、探針122と試料108
の間隔が不明なため、探針122と試料108は十分に
離されている。通常、その間隔は、探針破損防止のた
め、3mm程度に設定されている。以下ではこの数値に
従って具体的に説明する。
【0052】アプローチ動作は、最初の2.95mmを
高速で行ない、続く残りの0.05mmを低速で行な
う。アプローチ速度が0.03mm/秒以下であれば、
探針122の先端は実質的に破損しないことが実験的に
分かっているので、この事実を考慮して低速のアプロー
チ速度を例えば3mm/秒に設定する。この条件におい
ては、アプローチ動作の所要時間は2.7秒となる。こ
れは、探針122のアプローチ動作を全て低速すなわち
0.03mm/秒で行なった場合の所領時間100秒と
比べて非常に小さい値である。
【0053】その後、SPMユニット120により試料
108の表面を走査してSPM像を取得する。取得した
SPM像は表示部168に第一実施形態と同様の手法に
従って表示部168に表示される。
【0054】以上から分かるように、本実施形態の走査
型プローブ顕微鏡200は、走査型レーザー顕微鏡ユニ
ットによって得られた光学顕微鏡像の三次元情報を利用
することにより、試料108に対する探針122の接近
動作すなわちアプローチ動作を短時間で行なえる。つま
り、本実施形態では、試料108への探針122のアプ
ローチ動作の所要時間が大幅に短縮された走査型プロー
ブ顕微鏡200が実現されている。
【0055】また、本実施形態の走査型プローブ顕微鏡
200は、試料108の表面にSPM測定したい領域を
複数設定した場合に、複数の測定領域の間の探針の移動
を短時間で行なうこともできる。以下、二つの測定領域
の間の探針の移動について説明する。
【0056】走査型レーザー顕微鏡ユニット130によ
り、第一実施形態と同様の手法に従って、試料108の
三次元情報を含む光学顕微鏡像を取得する。走査型レー
ザー顕微鏡ユニット130によって得られた三次元情報
を含む光学顕微鏡像を表示部168に表示させる。
【0057】図8に示されるように、表示部168に表
示された光学顕微鏡像上において、SPM測定を行ない
たい領域222と領域224を、指示入力部166を用
いて例えばドラッグ操作により四角形で範囲指定する。
以下では、最初に領域222をSPM測定し、その後に
領域224をSPM測定するものとして説明する。
【0058】探針位置演算部210により、画像情報メ
モリー172に記憶されている画像情報と高さ情報メモ
リー174に記憶されている高さ情報とに基づいて、領
域222と領域224における試料108の表面最大高
さを算出する。また、領域222と領域224の最短距
離を算出し、その直線226を表示部168に表示させ
る。この直線226は特に表示されなくてもよい。
【0059】探針位置演算部210により、さらに、直
線226の領域に対して、試料108の表面最大高さを
算出する。ここで、直線226の領域とは、直線226
が探針122の幅以上の幅寸法を持つと想定した場合の
領域とする。
【0060】さらに、探針位置演算部210により、領
域222の試料108の表面最大高さと探針122との
位置関係を算出する。ステージコントローラー162に
より、XYステージ110を制御して、試料108の領
域222をSPMユニット120の下方に配置する。
【0061】その後、探針122を試料108の表面へ
接近(アプローチ)させ、SPM測定を行なう。その手
順は先に説明した通りである。得られたSPM像は第一
実施形態と同様の手法に従って表示部168に表示され
る。
【0062】以下、領域222から領域224への探針
122の移動について説明する。領域222のSPM測
定後、探針122は試料108の表面に非常に接近した
状態である。
【0063】まず、直線226の領域における試料10
8の最大高さと、現在の探針122のZ位置すなわち領
域222の測定直後の探針の高さ位置より、直線226
の領域において探針122が試料108に接触しない高
さ位置を算出する。さらに、ここで求めた探針122の
高さ位置と、測定領域224における試料108の最大
高さより、測定領域224においても探針122が試料
108に接触しない高さ位置を算出する。これにより、
直線226の領域と測定領域222のいずれにおいても
探針122が試料108と接触しない高さ位置が算出さ
れる。
【0064】このように求めた高さ位置に従ってZ移動
機構126によりSPMユニット120を上昇させて、
探針122を、領域222の測定直後の高さ位置から、
直線226の領域と測定領域222のいずれにおいても
試料108と接触しない位置まで移動すなわち退避させ
る。続いて、XYステージ110により試料108を移
動させることにより、探針122を、直線226の領域
に沿って移動させて、領域224に配置する。
【0065】領域224に対して、予め求めておいた探
針122と試料108の関係より、先に説明した手法に
従って、アプローチ動作とSPM測定を行なう。得られ
たSPM像は第一実施形態と同様の手法に従って表示部
168に表示される。
【0066】このようにして領域224に配置された探
針122は、最初のSPM測定時の高さ位置よりも試料
108の近くに位置しているので、探針122の試料1
08へのアプローチ動作の所要時間は、最初のSPM測
定の時よりも更に短縮される。
【0067】以上から分かるように、本実施形態の走査
型プローブ顕微鏡200は、探針122を移動させる際
に試料108が退避させる量が必要最小限に抑えられる
ので、次のSPM測定領域への探針122の移動が短時
間で行なえる。つまり、本実施形態では、複数の測定領
域の間の探針122の移動の所要時間が大幅に短縮され
た走査型プローブ顕微鏡200が実現されている。
【0068】ここでは、予め二つのSPM測定領域を指
定する例を説明したが、一つの領域のSPM測定終了後
に、SPM測定したい別の領域を表示部168に表示さ
れている光学顕微鏡像上で行なう場合にも、二つの測定
領域の間で探針を短時間で移動させる手法はそのまま適
用可能である。
【0069】また、領域222の測定後に、領域224
と直線226の領域において探針122が試料108と
接触しない高さ位置を算出したが、初めに領域222と
領域224と直線226の各領域に対して探針122が
試料108と接触しない高さ位置を算出しておいて、そ
れらの情報に基づいて、アプローチ動作、SPM測定、
ステージによる試料移動を行なってもよい。
【0070】これまで、いくつかの実施形態について図
面を参照しながら具体的に説明したが、本発明は、上述
した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。つま
り、上述した実施形態は本発明の要旨を逸脱しない範囲
において様々な変形が可能である。
【0071】例えば、上述した実施形態では、SPMユ
ニット120と光学顕微鏡ユニット130は別々の駆動
機構によってZ軸に沿って独立に移動可能な構成であっ
たが、図9に示されるように、SPMユニット120と
光学顕微鏡ユニット130が、共通のZ駆動機構240
とその変位検出器242によって、Z軸に沿って移動さ
れると共にその位置が検出される構成であってもよい。
【0072】また、SPMユニット120と光学顕微鏡
ユニット130は、除振台102に設けられた門型フレ
ーム104によって支持されているが、これに限定され
るわけではなく、他の任意の構造体によって支持される
構成であってもよい。例えば、三次元情報を取得可能な
光学顕微鏡の中間鏡筒取付部等にSPMユニットが取り
付けられた構成であってもよい。
【0073】
【発明の効果】本発明の目的は、SPM像とこれに比べ
て低分解能の光学顕微鏡像とを互いに関連づけて評価し
得る走査型プローブ顕微鏡を提供することである。
【0074】本発明の別の目的は、ひとつには、試料へ
の探針の接近を短時間で行なえる走査型プローブ顕微鏡
を提供することであり、さらには、これに加えて、試料
上に想定される複数の測定領域の間における探針の移動
を短時間で行なえる走査型プローブ顕微鏡を提供するこ
とである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の走査型プローブ顕微鏡
の構成を示している。
【図2】図1に示される走査型レーザー顕微鏡ユニット
の構成を示している。
【図3】図2の走査型レーザー顕微鏡ユニットによって
得られる試料の三次元画像を示している。
【図4】図3の三次元画像に対応する試料のエクステン
ドフォーカス像を示している。
【図5】走査型レーザー顕微鏡ユニットによって得られ
た試料の光学顕微鏡像を示しており、ドラッグ操作によ
り四角形で範囲指定されたSPM測定領域が描かれてい
る。
【図6】図1に示される表示部の画面のレイアウトの一
例を示している。
【図7】本発明の第二実施形態の走査型プローブ顕微鏡
の構成を示している。
【図8】走査型レーザー顕微鏡ユニットによって得られ
た試料の光学顕微鏡像を示しており、ドラッグ操作によ
り四角形で範囲指定された二つのSPM測定領域とそれ
らを最短距離で結ぶ直線が描かれている。
【図9】第二実施形態の変形例の走査型プローブ顕微鏡
の構成を示している。
【符号の説明】
100 走査型プローブ顕微鏡 108 試料 110 XYステージ 120 SPMユニット 130 走査型レーザー顕微鏡ユニット 164 CPU 166 指示入力部 168 表示部 170 記憶部 172 画像情報メモリー 174 情報メモリー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料の表面情報を測定する走査型プロー
    ブ顕微鏡であって、 試料の光学顕微鏡像を取得するための光学顕微鏡ユニッ
    トと、 試料のSPM像を取得するためのSPMユニットと、 光学顕微鏡像の情報とSPM像の情報を記憶するための
    記憶手段と、 光学顕微鏡像の情報とSPM像の情報を表示するための
    表示手段と、 表示手段に表示された光学顕微鏡像の情報上でSPM測
    定領域を指示する指示手段と、 光学顕微鏡像の情報上で指示するSPM測定領域とその
    SPM像の情報とを互いに関連づける手段とを備えてい
    る、走査型プローブ顕微鏡。
  2. 【請求項2】 試料の表面情報を測定する走査型プロー
    ブ顕微鏡であって、 試料の三次元情報を含む光学顕微鏡像を取得するための
    光学顕微鏡ユニットと、 試料と相互作用する探針を含む、試料のSPM像を取得
    するためのSPMユニットと、 光学顕微鏡像の三次元情報を記憶するための記憶手段
    と、 光学顕微鏡像を表示するための表示手段と、 光学顕微鏡像上でSPM測定領域を指示する指示手段
    と、 光学顕微鏡像の三次元情報に基づいて試料への探針の接
    近動作を制御する手段とを備えている、走査型プローブ
    顕微鏡。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の走査型プローブ顕微鏡
    であって、 指示手段によって光学顕微鏡像上で複数のSPM測定領
    域が指示され、 走査型プローブ顕微鏡は更に、 探針を複数のSPM測定領域の間で移動させる手段と、 探針を移動させる間の探針の試料からの退避量を光学顕
    微鏡像の三次元情報に基づいて制御する手段とを備えて
    いる、走査型プローブ顕微鏡。
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