JP2016045428A - 門型観察装置 - Google Patents

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【課題】門型フレームの剛性を向上し、大きな標本の観察容易性を向上する。【解決手段】2以上の支柱部3aと、該支柱部3aの上部に掛け渡されて両持ち梁状に支持される梁状部3bとを備える門型フレーム3と、該門型フレーム3の梁状部3bの下方に間隔をあけて配置され、標本Aを搭載するステージ6と、該ステージ6の上方に鉛直下方に向けて配置され、ステージ6に搭載された標本Aに照明光を照射する一方、標本Aからの戻り光を集光する対物レンズ7と、該対物レンズ7をその光軸に沿う方向に移動可能に支持する焦準ユニット5と、照明光を標本A上において2次元的に走査させる走査ユニット4とを備え、焦準ユニット5および走査ユニット4が、門型フレーム3の梁状部3bの下面よりも上方に配置されている門型観察装置1を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、門型観察装置に関するものである。
従来、標本を載置するステージの上方に掛け渡すように配置される門型フレームにレーザ走査型顕微鏡ユニットを搭載した門型観察装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)
特開2002−350320号公報
しかしながら、特許文献1の門型観察装置では、ステージの上方にステージに対向して配置される対物レンズを上下方向に駆動するための駆動機構が走査型顕微鏡ユニットに吊り下げられる形で配置されているため、走査型顕微鏡ユニットを搭載する門型フレームの梁状部の下方に、駆動機構の動作範囲を確保し、かつ駆動機構自体を配置するための大きな空間が必要となっている。
このため、門型フレームを構成している2本の支柱が長くなり、門型フレームの剛性が低下するという不都合がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、門型フレームの剛性を向上し、大きな標本の観察容易性を向上することができる門型観察装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様は、2以上の支柱部と、該支柱部の上部に掛け渡されて両持ち梁状に支持される梁状部とを備える門型フレームと、該門型フレームの前記梁状部の下方に間隔をあけて配置され、標本を搭載するステージと、該ステージの上方に鉛直下方に向けて配置され、前記ステージに搭載された前記標本に照明光を照射する一方、前記標本からの戻り光を集光する対物レンズと、該対物レンズをその光軸に沿う方向に移動可能に支持する焦準ユニットと、前記照明光を前記標本上において2次元的に走査させる走査ユニットとを備え、前記焦準ユニットおよび前記走査ユニットが、前記門型フレームの前記梁状部の下面よりも上方に配置されている門型観察装置を提供する。
本態様によれば、ステージに搭載された標本に対し、焦準ユニットの作動によって対物レンズを上下方向に移動させて焦点位置を標本に一致させ、対物レンズを介して標本に照射される照明光を走査ユニットによって2次元的に走査させ、標本からの戻り光を対物レンズにより集光することにより、標本の2次元的な像を観察することができる。走査ユニットおよび焦準ユニットを門型フレームに搭載することにより、梁状部の下方に前後に貫通する空間を形成し、大きな標本もステージに搭載することができる。この場合において、対物レンズを上下に移動させる焦準ユニットおよび照明光を走査する走査ユニットが、いずれも門型フレームの梁状部の下面より下方に突出しないので、門型フレームの梁状部の下方の空間を最大限に確保することができる。
すなわち、梁状部の下方の空間が焦準ユニットや走査ユニットによって占有されないので、支柱部の長さを短くして梁状部の下方の空間を最小限に抑えつつ、標本を配置するための空間を確保することができる。その結果、門型フレームの剛性を向上し、大きな標本の観察容易性を向上することができる。
上記態様においては、前記対物レンズの光軸が、前記支柱部の観察者側の面よりも観察者側にオフセットした位置に配置されていてもよい。
このようにすることで、ステージに搭載した標本に対物レンズを対向させて観察を行う際に、対物レンズの両側方に門型フレームの支柱部が配置されないので、標本の交換やパッチの操作等において支柱部が邪魔にならずに済み、観察時における標本の取扱容易性を向上することができる。
また、上記態様においては、前記走査ユニットおよび前記焦準ユニットが、前記門型フレームの前記梁状部に独立に固定されていてもよい。
このようにすることで、焦準ユニットを取り外すことなく走査ユニットを交換することができる。これにより、焦準ユニットを性能を変化させることなく、種々の走査ユニットを使用することができる。
また、上記態様においては、前記焦準ユニットが、前記梁状部に固定されたガイド部と、該ガイド部に沿って上下方向に移動可能に支持されたスライダと、該スライダと前記対物レンズとを連結するアームとを備え、該アームが、前記スライダと前記対物レンズの光軸とを結ぶ方向に直線状に延びていてもよい。
このようにすることで、対物レンズとスライダとを連結するアームの長さを最小限に抑えて、軽量化および剛性向上を図り、焦準ユニットの動作精度を向上することができる。
また、上記態様においては、前記梁状部が、筒状部材により構成されていてもよい。
このようにすることで、筒状部を中実部材によって構成するよりも軽量化を図りつつ、十分な剛性を確保することができる。筒状部材としては、一体的な筒状部材であってもよいし、板材をボルト等で締結したボックス構造のものでもよい。
また、前記ステージが、前記対物レンズの光軸に沿う方向に前記標本を移動させるZステージ部と、前記対物レンズの光軸に直交する2方向に前記標本を移動させるXYステージ部とを備え、該XYステージ部が、2方向に前記標本を移動させるための手動操作部を備え、前記Zステージ部が、前記XYステージ部に搭載されていてもよい。
このようにすることで、Zステージ部に標本を搭載し、Zステージ部を操作することで、標本の高さ位置を調節することができる。この場合において、Zステージ部の下部に配置されたXYステージ部を手動操作部により操作して、標本の水平方向位置を調節する場合に、Zステージ部の作動により標本の位置が上下しても、XYステージ部の手動操作部の高さ位置を変更せずに済み、暗室での手探りによる操作時にも操作を容易にすることができる。
また、上記態様においては、前記ステージが、前記対物レンズの光軸に沿う方向に前記標本を移動させるZステージ部と、前記対物レンズの光軸に直交する2方向に前記標本を移動させるXYステージ部とを備え、該XYステージ部が、前記Zステージ部に搭載されるとともに、前記対物レンズに対向する領域近傍に上下方向に貫通する開口を備え、前記Zステージ部に、前記開口を透過してきた照明光を拡散させる光学ディフューザが設けられていてもよい。
このようにすることで、XYステージ部に標本を搭載し、Zステージ部を操作することで、標本の高さ位置を調節することができる。照明光が標本を透過した場合には、透過した照明光はXYステージ部に設けられた開口を貫通してZステージ部に至り、Zステージ部に設けられている光学ディフューザによって拡散させられる。光学ディフューザをZステージ部に設けることで、XYステージ部およびZステージ部の作動によっても光学ディフューザの水平方向位置を動かさずに済み、比較的小さな光学ディフューザによって照明光の終端を構成することができる。
本発明によれば、門型フレームの剛性を向上し、大きな標本の観察容易性を向上することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る門型観察装置を示す側面図である。 図1の門型観察装置の正面図である。 図1の門型観察装置の平面図である。 図1の門型観察装置に備えられる焦準ユニットの内部構造を示す(a)横断面図、(b)縦断面図である。 図1の門型観察装置の門型フレームの梁状部の構造を示す一部を破断した斜視図である。 図4の焦準ユニットの変形例を示す平面図である。 図1の門型観察装置の変形例を示す正面図である。 図1の門型観察装置の他の変形例を示す正面図である。 図8の門型観察装置に備えられる光学ディフューザを示す縦断面図である。
本発明の一実施形態に係る門型観察装置1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る門型観察装置1は、レーザ走査型顕微鏡装置であって、図1〜図3に示されるように、ベースプレート2に固定された門型フレーム3と、該門型フレーム3にそれぞれ独立に固定された走査ユニット4および焦準ユニット5と、門型フレーム3の下方に配置され、標本Aを載置するステージ6と、焦準ユニット5に固定された対物レンズ7とを備えている。
図中、符号8は、観察者が目視により標本Aを観察するための接眼光学系である。
門型フレーム3は、ベースプレート2から立ち上がる2本の支柱部3aと、該支柱部3aの上端に両持ち梁状に掛け渡される梁状部3bとを備えている。
梁状部3bは、図1および図5に示されるように、4つの板状部材を図示しないボルト等によって締結した中空の筒状部材により構成され、筒状部材の長手軸を水平方向に配置している。
走査ユニット4は、門型フレーム3の梁状部3b上面の略中央に固定される筐体4aと、該筐体4a内に配置され、図示しない光源から入射されてきたレーザ光(照明光)を2次元的に走査するスキャナ4bと、該スキャナ4bにより走査されたレーザ光をリレーする光学系4cと、該光学系4cによりリレーされたレーザ光を偏向して射出させるミラー4dとを備えている。走査ユニット4からのレーザ光の射出口は、門型フレーム3の梁状部3bの観察者側の面(前面)よりも観察者側にオフセットした位置に配置され、鉛直下方に向けてレーザ光を射出することができるようになっている。走査ユニット4は梁状部3bの上面に固定されることにより、梁状部3bの下面よりも下方には突出しないように配置されている。
なお、梁状部3bの下面が一様な平面ではない場合、例えば、梁状部3bの中央部分が部分的に括れて高くなっている場合においては、ここでいう梁状部3bの下面は梁状部3bの最下面をいうものとする。
焦準ユニット5は、図4(a)、(b)に示されるように、門型フレーム3の梁状部3bに上下方向に沿って固定されるガイドレール5aと、該ガイドレール5aによって上下方向に移動可能に支持されるスライダ5bと、該スライダ5bを上下方向に駆動するモータ5cおよびボールねじ5dからなる直動機構と、スライダ5bから延び、先端に対物レンズ7を支持するアーム5eとを備えている。図中、符号5fはモータ5cのシャフトとボールねじ5dとを連結するカップリングである。
ガイドレール5aは門型フレーム3の梁状部3b前面の中央から水平方向に離れた位置に固定されている。また、アーム5eもスライダ5bから門型フレーム3の中央に向かい、かつ、観察者側に突出(オーバハング)するように延びている。対物レンズ7は、その光軸を走査ユニット4の射出口から射出されるレーザ光の光軸と一致させるように、走査ユニット4の射出口の鉛直下方に配置されている。
これにより、対物レンズ7は、門型フレーム3の前面よりも観察者側にオフセットした位置に配置されている。そして、直動機構のモータ5cを作動させ、カップリング5fおよびボールねじ5dを介してスライダ5bを上下方向に移動させることにより、対物レンズ7を上下動させて、レーザ光の焦点位置を上下方向に調整することができるようになっている。
また、本実施形態においては、焦準ユニット5は門型フレーム3の梁状部3bの下面よりも下方に突出しないように取り付けられている。図1に示されるように、スライダ5bが最下位に配置されている状態では、アーム5eの先端に取り付けた対物レンズ7のみが梁状部3bの下面よりも下方に突出するようになっており、焦準ユニット5自体は梁状部3bの下面よりも上方に維持されるようになっている。
ステージ6は、対物レンズ7の鉛直下方および門型フレーム3の梁状部3bの鉛直下方の領域を広くカバーする位置に配置され、ラット、マウス、猿等の大きな標本Aを横たえることができるようになっている。ステージ6は、搭載した標本Aを鉛直(Z)方向および水平(X,Y)2方向に移動させることができるようになっている。
このように構成された本実施形態に係る門型観察装置1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る門型観察装置1を用いて標本Aの観察を行うには、ステージ6上に標本Aを搭載し、ステージ6の作動によって標本AのX,Y,Z方向の位置を大まかに調節する。また、接眼光学系8を介して標本Aを目視で観察しながら、焦準ユニット5を作動させて、対物レンズ7の焦点位置を標本Aの観察部位に一致させる。
この状態で、走査ユニット4を作動させて光源からのレーザ光を標本Aにおいて2次元的に走査させ、標本Aからの戻り光(例えば、反射光や蛍光)を図示しない検出器によって検出することにより、標本Aの画像を取得する。取得された画像は、図示しないモニタに表示される。観察者はモニタに表示された画像によって標本Aの拡大観察を行うことができる。
この場合において、本実施形態に係る門型観察装置1によれば、走査ユニット4および焦準ユニット5がいずれも、門型フレーム3の梁状部3bの下面よりも上方に配置され、梁状部3bの下面よりも下方に突出しないので、門型フレーム3の下方かつステージ6上方の空間を大きく確保することができるという利点がある。
すなわち、従来、走査ユニットの下方に焦準ユニットおよび対物レンズを直列に取り付けて、焦準ユニットが梁状部3bの下面よりも下方に常時配置されていたのとは異なり、門型フレーム3の下方の空間が焦準ユニット5により占有されることが防止される。その結果、門型フレーム3の支柱部3aを短くしても門型フレーム3とステージ6との間の空間を広く確保することができ、門型フレーム3の剛性を高めて焦準ユニット5の動作精度を向上することができるという利点がある。
また、本実施形態に係る門型観察装置1によれば、走査ユニット4と焦準ユニット5とが、門型フレーム3の梁状部3bに独立に固定されているので、焦準ユニット5を取り外すことなく走査ユニット4を取り外して、他の走査ユニット4に交換することができる。この場合に、焦準ユニット5を取り外さずに済むので、焦準ユニット5を精度よく位置決め固定するための再調整作業が不要であるという利点がある。
また、本実施形態に係る門型観察装置1によれば、梁状部3bがブロック構造等による筒状部材によって構成されているので、剛性を確保しながら軽量化されており、コストを低減し動作精度を向上することができるという利点がある。
また、本実施形態に係る門型観察装置1によれば、焦準ユニット5を梁状部3bの前面に固定して対物レンズ7の光軸を梁状部3bの前面よりも観察者側のオーバハングさせているので、ステージ6に搭載した標本Aに対物レンズ7を対向させて観察を行う際に、対物レンズ7の両側方に門型フレーム3の支柱部3aを配置させずに済む。したがって、標本Aの交換やパッチの操作等において支柱部3aが邪魔にならずに済み、観察時における標本Aの取扱容易性を向上することができるという利点がある。
特に、本実施形態に係る門型観察装置1は、門型フレーム3を採用することにより、ステージ6を広く確保することができ、大きな標本Aを搭載することができる。例えば、標本Aとして猿の脳を観察する場合に、観察者側に突出して配置された対物レンズ7の鉛直下方に猿の頭部を配置し、猿の下肢を門型フレーム3の梁状部3bの下方の空間を通して奥側(対物レンズ7を挟んで観察者とは反対側)に配置することができる。この場合に支柱部3aが邪魔にならないので、標本Aに無理な姿勢をとらせることなく観察を行うことができる。
なお、本実施形態においては、焦準ユニット5において、スライダ5bに対して対物レンズ7をさらに大きく観察者側に突出させる場合には、図6に示されるように、スライダ5bと対物レンズ7の光軸とを直線的に結ぶ形態のアーム5eを採用することが好ましい。このようにすることで、アーム6eの長さを最短にすることができ、焦準ユニット5の動作精度を向上することができる。
また、ステージ6としては、図7に示されるように、手動操作部9a,9bによって手動操作されるXYステージ部9の上にZステージ部10を載置した形態のものを採用してもよい。Zステージ部10については手動でも電動でもよい(図は操作部10aを有する場合を示している。)。Zステージ部10の作動によって、搭載した標本Aを上下方向に移動させ、XYステージ部9の作動によって標本Aを水平2方向に移動させることができる。この場合に、Zステージ部10の作動によって標本Aの上下方向位置を調節してもXYステージ部9を手動操作するための手動操作部9a,9bの高さ位置を変動させずに済む。したがって、接眼光学系8による観察を行いながら、あるいは暗室内によって手探りで手動操作部9a,9bを操作する場合にも簡単に手動操作部9a,9bを見つけることができ、操作容易性を向上することができるという利点がある。
また、ステージ6として、図8に示されるように、搭載した標本Aを上下方向に移動させるZステージ部10の上に標本Aを水平2方向に移動させるXYステージ部9を載置した構造のものを採用してもよい。この場合には、XYステージ部9を上下方向に貫通する開口部9cをXYステージ部9の対物レンズ7に対向する領域近傍に設け、Zステージ部10には、対物レンズ7の光軸上に図9に示される光学ディフューザ11を配置することが好ましい。開口部9cは、XYステージ部9を作動させても対物レンズ7の光軸にXYステージ部9が干渉しない範囲に設けられていることが好ましい。
このようにすることで、XYステージ部9上に標本Aが配置されている状態でも、レーザ光が標本Aを透過する場合、あるいは、標本Aが配置されていない状態において、XYステージ部9の開口部9cにレーザ光を透過させ、その下方に配置されている光学ディフューザ11によって拡散させることができる。
XYステージ部9が作動しても、光学ディフューザ11が対物レンズ7の光軸上に常時固定されているので、光学ディフューザ11自体の寸法は小さくて済み、コストを抑えることができるとともに、簡易にレーザ光の終端を形成することができる。光学ディフューザ11は、図9に示されるように、円筒部11aの内部に円錐状の突起部11bを有し、突起部11bの外面においてレーザ光を拡散させ円筒部11a内面において遮光することで、迷光の発生を防止することができる。
A 標本
1 門型観察装置
3 門型フレーム
3a 支柱部
3b 梁状部
4 走査ユニット
5 焦準ユニット
5a ガイドレール(ガイド部)
5b スライダ
5e アーム
6 ステージ
7 対物レンズ
9 XYステージ部
9a,9b 手動操作部
9c 開口部(開口)
10 Zステージ部
11 光学ディフューザ

Claims (7)

  1. 2以上の支柱部と、該支柱部の上部に掛け渡されて両持ち梁状に支持される梁状部とを備える門型フレームと、
    該門型フレームの前記梁状部の下方に間隔をあけて配置され、標本を搭載するステージと、
    該ステージの上方に鉛直下方に向けて配置され、前記ステージに搭載された前記標本に照明光を照射する一方、前記標本からの戻り光を集光する対物レンズと、
    該対物レンズをその光軸に沿う方向に移動可能に支持する焦準ユニットと、
    前記照明光を前記標本上において2次元的に走査させる走査ユニットとを備え、
    前記焦準ユニットおよび前記走査ユニットが、前記門型フレームの前記梁状部の下面よりも上方に配置されている門型観察装置。
  2. 前記対物レンズの光軸が、前記支柱部の観察者側の面よりも観察者側にオフセットした位置に配置されている請求項1に記載の門型観察装置。
  3. 前記走査ユニットおよび前記焦準ユニットが、前記門型フレームの前記梁状部に独立に固定されている請求項1または請求項2に記載の門型観察装置。
  4. 前記焦準ユニットが、前記梁状部に固定されたガイド部と、該ガイド部に沿って上下方向に移動可能に支持されたスライダと、該スライダと前記対物レンズとを連結するアームとを備え、該アームが、前記スライダと前記対物レンズの光軸とを結ぶ方向に直線状に延びている請求項1から請求項3のいずれかに記載の門型観察装置。
  5. 前記梁状部が、筒状部材により構成されている請求項1から請求項4のいずれかに記載の門型観察装置。
  6. 前記ステージが、前記対物レンズの光軸に沿う方向に前記標本を移動させるZステージ部と、前記対物レンズの光軸に直交する2方向に前記標本を移動させるXYステージ部とを備え、
    該XYステージ部が、2方向に前記標本を移動させるための手動操作部を備え、
    前記Zステージ部が、前記XYステージ部に搭載されている請求項1から請求項5のいずれかに記載の門型観察装置。
  7. 前記ステージが、前記対物レンズの光軸に沿う方向に前記標本を移動させるZステージ部と、前記対物レンズの光軸に直交する2方向に前記標本を移動させるXYステージ部とを備え、
    該XYステージ部が、前記Zステージ部に搭載されるとともに、前記対物レンズに対向する領域近傍に上下方向に貫通する開口を備え、
    前記Zステージ部に、前記開口を透過してきた照明光を拡散させる光学ディフューザが設けられている請求項1から請求項5のいずれかに記載の門型観察装置。
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