JP2002349135A - 車両用開閉体の開扉装置 - Google Patents
車両用開閉体の開扉装置Info
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Abstract
度差を小さくして、開閉体の開扉操作を円滑におこない
得るようにする。 【解決手段】 ハンドルが開扉操作されることにより、
解除駆動手段を解除作動させるとともに、検出手段18
の検出結果に基づいて、手動開き速度が速いと判別した
とき、開扉用モータ26を回転させた後に、クラッチ2
9を接続させ、また同じく遅いと判別したとき、クラッ
チ29を接続させた後に、前記開扉用モータ26を回転
させる。
Description
ンドルの開扉操作により、開閉体を、モータ駆動により
開扉方向に移動させるようにした車両用開閉体の開扉装
置に関する。
に開閉可能に支持された開閉体に設けたハンドルを開扉
操作することにより、解除駆動手段におけるモータ駆動
により、開閉体を全閉位置に拘束しているロック手段と
ストライカとの係合が解除され、ハンドルを把持して開
閉体を僅かに開くと、その後は、開扉駆動手段における
モータ駆動により、開閉体を開扉方向へ自動的に移動さ
せるようになっている。
開扉装置では、ハンドルを開扉方向へ引く操作力の大小
によって、開閉体の手動開き速度が変化するため、開閉
体の手動開き速度と、開扉駆動手段により開閉体が動き
出すときの自動開き速度との速度差が大きいと、ハンド
ルを把持している操作者は、開閉体の開扉操作に違和感
を受け、円滑な開扉操作が得られ難いという問題があ
る。
閉体の手動開き速度が自動開き速度より速くなると、開
扉駆動手段が作動した途端、開閉体の移動に制動力が作
用し、ハンドルを把持している操作者は、その制動に違
和感を受ける。また、ハンドルが小さな力で引かれ、開
閉体の手動開き速度が自動開き速度より遅くなると、開
扉駆動手段が作動した途端、ハンドルを把持している手
に衝撃等が与えられる。
な問題点に鑑み、開閉体の手動開き速度と自動開き速度
との速度差を小さくして、開閉体の開扉操作を円滑にお
こない得るようにした車両用開閉体の開扉装置を提供す
ることを目的としている。
題は、次のようにして解決される。 (1)車体に開閉可能に支持された開閉体に設けたハン
ドルの開扉操作により、前記開閉体を、全閉位置に拘束
するロック手段とストライカとの係合を解除した後、前
記開閉体を開扉用モータにより開扉方向へ移動させるよ
うにした車両用開閉体の開扉装置において、前記ロック
手段とストライカとの係合を、解除用モータによる解除
作動により解除させる解除駆動手段と、前記開閉体を、
前記開扉用モータと開閉体との動力伝達経路を断続する
クラッチを有する開扉駆動手段と、前記開閉体が全閉位
置から予め定められた半開位置へまで移動したときの手
動開き速度を判別する検出手段と、前記ハンドルが開扉
操作されることにより、前記解除駆動手段を解除作動さ
せるとともに、前記検出手段の検出結果に基づいて、前
記手動開き速度が速いと判別したとき、前記開扉用モー
タを回転させた後に、前記クラッチを接続させ、また同
じく遅いと判別したとき、前記クラッチを接続させた後
に、前記開扉用モータを回転させるように制御する制御
手段とを設ける。
は、開閉体の遊端部に装着され、かつストライカが完全
に係合し、前記開閉体を全閉位置に拘束するフルラッチ
位置と、前記ストライカが僅かに係合し、前記開閉体を
半開位置とするハーフラッチ位置とに移動可能なラッチ
を有し、解除駆動手段は、解除用モータにより、予め定
められた待機位置から作動位置へ移動させられるととも
に、前記作動位置に至る途中の解除位置において、前記
ラッチとストライカとの係合を解除させうる駆動レバー
を有し、検出手段は、前記該駆動レバーの作動位置を検
出する解除検出スイッチと、前記ラッチのハーフラッチ
位置を検出するハーフ検出スイッチとを備え、前記ハー
フ検出スイッチにおける検出作動が、前記解除検出スイ
ッチにおける検出作動より先のとき、前記開閉体の手動
開き速度を速いと判別し、また同じく後のとき、前記手
動開き速度を遅いと判別するようにする。
は、開閉体の遊端部に装着され、かつストライカが完全
に係合し、前記開閉体を全閉位置に拘束するフルラッチ
位置と、前記ストライカが僅かに係合し、前記開閉体を
半開位置とするハーフラッチ位置とに移動可能なラッチ
を有し、検出手段は、前記ラッチのハーフラッチ位置を
検出するハーフ検出スイッチと、解除駆動手段における
解除用モータの作動時から、前記ハーフ検出スイッチが
検出作動するまでの時間を計時するタイマとを備え、前
記時間に基づいて、前記開閉体の手動開き速度の遅速を
判別するようにする。
に基づいて説明する。図1において、(1)は、ワゴン車
等の車両のルーフ(2)の後端部に、左右方向を向くヒン
ジ軸(3)をもって開閉可能に枢着された開閉体をなすバ
ックドアである。
着され、車体側に固着されたストライカ(5)と係合する
ことにより、バックドア(1)を、図1に実線で示す全閉
位置に拘束するロック手段である。
駆動手段で、モータ駆動により、ロック手段(4)とスト
ライカ(5)との係合を解除させる解除機能と、バックド
ア(1)が閉じられるとき、ストライカ(5)がロック手段
(4)に辛うじて係合するハーフラッチ状態になると、ス
トライカ(5)がロック手段(4)に完全に係合するフルラ
ッチ状態、すなわちバックドア(1)を全閉位置まで強制
的に移動させるクロージャ機能とを備えている。
ともに、その出力部が、リンク(8)を介して、バックド
ア(1)の上部に連結される開扉駆動手段で、モータ駆動
により、バックドア(1)を全閉位置から図1に想像線で
示す全開位置、及びその逆へ移動させることができる。
に取り付けられ、バックドア(1)を開けるときに把持さ
れるハンドルである。
ハンドル(9)が開扉操作されたことを検出するハンドル
スイッチである。(11)は、ハンドルスイッチ(10)及び後
述の各種検出スイッチの検出信号に応じて、解除駆動手
段(6)及び開扉駆動手段(7)における後述する解除用モ
ータ(20)、開扉用モータ(26)、クラッチ(29)を制御する
制御手段である。
に、そのハウジング(12)内に軸(13)により枢着され、か
つストライカ(5)と係脱可能なラッチ(14)と、軸(15)に
より枢着され、かつラッチ(14)に設けられた爪部(14a)
(14b)に係脱可能なロッキングプレート(16)とを有して
いる。
ングプレート(16)がラッチ(14)の爪部(14a)に係合し、
バックドア(1)を全閉位置に拘束するフルラッチ位置
と、図4に示すように、ストライカ(5)と辛うじて係合
し、バックドア(1)を僅かに開いた半開位置とするハー
フラッチ位置と、ハーフラッチ位置からオープン方向
(図4において反時計方向)へ回動し、ストライカ(5)
から離脱したオープン位置(図示略)とに移動可能であ
る。
3において反時計方向)へ回動させられることにより、
フルラッチ位置にあるラッチ(14)の爪部(14a)から離脱
し、ラッチ(14)とストライカ(5)との係合を解除させ
る。
ッチ(14)と一体的に回動可能なカムレバー(17)を介し
て、ラッチ(14)のハーフラッチ位置を検出し、オフから
オンに切り替わって検出作動する検出手段をなすハーフ
検出スイッチ(18)が取り付けられている。
ロック手段(4)に取り付けられた基板(19)に装着され
た、前述の正逆回転可能な解除用モータ(20)と、基板(1
9)に軸(22a)により枢着され、かつ解除用モータ(20)に
より回動されるセクタギヤ(21)と一体的に回動可能な駆
動レバー(22)とを有している。
転により、図2に示す待機位置から、セクタギヤ(21)と
ともに解除方向(図2において時計方向)へ回動させら
れることにより、基板(19)に枢着された解除レバー(23)
を介して、ロッキングプレート(16)を解除方向へ回動さ
せて、ラッチ(14)とストライカ(5)との係合を解除し、
また解除用モータ(20)の逆転により、待機位置から閉鎖
方向(図2において反時計方向)へ回動させられること
により、カムレバー(17)を介して、ラッチ(14)をハーフ
ラッチ位置からフルラッチ位置へ回動させるようになっ
ている。
(22)が、解除方向へ回動され、予め定められた作動位置
を検出する検出手段をなす解除検出スイッチ(24)と、同
じく閉鎖方向へ回動され、予め定められた閉鎖位置を検
出する閉鎖検出スイッチ(25)とが配設されている。
説明するタイムチャートである。駆動レバー(22)が待機
位置にあるとき、両スイッチ(24)(25)は、ともにオフの
状態にある。駆動レバー(22)が作動位置に移動すると、
解除検出スイッチ(24)は、オフからオンに切り替わり、
また同じく閉鎖位置に移動すると、閉鎖検出スイッチ(2
5)は、オフからオンに切り替わるようになっている。
り、待機位置から解除方向へ回動させられると、作動位
置に至る途中の解除位置において、ロッキングプレート
(16)を解除作動させるようになっている。換言すると、
ロッキングプレート(16)を解除作動させた後、予め定め
られた設定時間(t1)が経過すると、解除検出スイッチ(2
4)が、駆動レバー(22)の作動位置を検出するようになっ
ている。駆動レバー(22)の待機位置から解除位置へ移動
するまでの時間は、常に一定である。
ャ機能に関しては、本発明に直接関係しないので、詳細
な説明は省略し、図示するに止める。
前述の正逆回転可能な開扉用モータ(26)と、開扉用モー
タ(26)の回転力を減速する複数の歯車から形成される減
速機構(27)と、減速機構(27)により前後方向へ移動させ
られる出力部をなすラック(28)と、開扉用モータ(26)と
ラック(28)間の動力伝達経路を断続する電磁式のクラッ
チ(29)とを有している。
枢着され、かつ前後方向へ移動させられることにより、
リンク(8)を介してバックドア(1)を開扉方向及び閉扉
方向へ移動させることができる。
タ(26)とラック(28)間の動力伝達経路を切断し、手動に
よるバックドア(1)の開閉操作を可能にし、また通電時
に、動力伝達経路を接続し、開扉用モータ(26)の回転力
をバックドア(1)に伝達可能として、バックドア(1)の
自動開閉を可能にするようになっている。
回転させた後に、クラッチ(29)を接続させると、開扉用
モータ(26)の安定した回転力を、即座に得ることがで
き、またクラッチ(29)を接続した後に、開扉用モータ(2
6)を回転させると、開扉用モータ(26)の安定した回転力
を得るまで、時間を要することに注目し、バックドア
(1)を速く動き出させるときには、開扉用モータ(26)を
回転させた後に、クラッチ(29)を接続し、またゆっくり
と動き出させるときには、クラッチ(29)を接続させた後
に、開扉用モータ(26)を回転させるように制御される。
ング(7a)に収容された回転センサで、減速機構(27)にお
ける一つの歯車の回転角度を計測することによって、そ
のときのバックドア(1)の位置、移動量、及び移動方向
を検出する。
の一例を説明するブロック図である。ハンドルスイッチ
(10)、ハーフ検出スイッチ(18)、解除検出スイッチ(2
4)、閉鎖検出スイッチ(25)、及び回転センサ(30)は、制
御手段(11)の入力側に、また解除用モータ(20)、開扉用
モータ(26)及びクラッチ(29)は、制御手段(11)における
リレー等から形成される駆動回路(11a)(11b)(11c)に、
それぞれ接続される。
らハンドル(9)の開扉操作の検出信号が出力されると、
制御回路(11d)によって、予め定められた順序で駆動回
路(11a)(11b)(11c)を閉成し、解除用モータ(20)及び開
扉用モータ(26)に正転方向の電源を、またクラッチ(29)
に接続状態とする電源を、それぞれ供給するようになっ
ている。また、回転センサー(30)からバックドア(1)の
全開位置の検出信号が出力されると、開扉用モータ(26)
及びクラッチ(29)への電源供給を停止する。
り、バックドア(1)が全閉位置から半開位置に移動させ
られるときの、バックドア(1)における手動開き速度の
遅速を判別する検出手段をなす速度判別回路である。
0)が作動した時から、解除検出スイッチ(24)が駆動レバ
ー(22)の作動位置を検出するまでの検出時間が、常に一
定であるのに対し、ハーフ検出スイッチ(18)がラッチ(1
4)のハーフラッチ位置を検出するまでの時間が、ハンド
ル(9)の開扉操作力の大小によって、常に一定でないこ
とに注目してなされたもので、解除検出スイッチ(24)の
検出作動が、ハーフ検出スイッチ(18)の検出作動より先
のとき、バックドア(1)の手動開き速度を速いと判別
し、また同じく後のとき、バックドア(1)の自動開き速
度を遅いと判別するようになっている。
開き速度が遅いと判別したとき、図9に示すタイムチャ
ートのように、解除検出スイッチ(24)のオフからオンへ
の切り替えと同時に計時を開始するタイマの設定時間(t
2)が経過すると、クラッチ(29)を接続状態とする。続い
て、クラッチ(29)の接続と同時に計時を開始するタイマ
の設定時間(t3)が経過すると、開扉用モータ(26)を正転
方向に回転させる。
遅いと判別したときは、図10に示すタイムチャートのよ
うに、ハーフ検出スイッチ(18)のオフからオンへの切り
替えと同時に計時を開始するタイマの設定時間(t4)が経
過すると、開扉用モータ(26)を正転方向に回転させる。
続いて、開扉用モータ(26)の回転と同時に計時を開始す
るタイマの設定時間(t5)が経過すると、クラッチ(29)を
接続させるようになっている。
て、車両用開閉体の開扉装置における開扉動作の流れに
ついて説明する。
ドル(9)が把持されて開扉操作されると、ステップ(S1)
において、ハンドルスイッチ(10)が、ハンドル(9)の開
扉操作を検出し、オフからオンに切り替わる。
を正転させて、駆動レバー(22)を待機位置から解除方向
へ回動させる。駆動レバー(22)が、解除位置に至ると、
ロック手段(4)のロッキングプレート(16)を解除作動さ
せて、ラッチ(14)の爪部(14a)から離脱させることによ
り、操作者によって把持されたハンドル(9)により、バ
ックドア(1)は、全閉位置から半開位置へ移動させられ
る。
解除位置からさらに回動して、作動位置に至ると、解除
検出スイッチ(24)がオフからオンに切り替わる。この解
除検出スイッチ(24)の検出作動により、ステップ(S4)に
おいて、解除用モータ(20)の回転を停止させるととも
に、駆動レバー(22)を作動位置に一旦停止させる。
検出スイッチ(18)が、ラッチ(14)のハーフラッチ位置を
検出し、オフからオンに切り替わって検出作動していな
ければ、バックドア(1)の手動開き速度が遅いと判別さ
れ、ステップ(S6)へ進む。また、ハーフ検出スイッチ(1
8)が、ラッチ(14)のハーフラッチ位置を、既に検出して
いると、バックドア(1)の手動開き速度が速いと判別さ
れて、ステップ(S13)へ進む。
ように、解除検出スイッチ(24)の検出作動から設定時間
(t2)が経過すると、クラッチ(29)を接続する。続いて、
ステップ(S7)において、クラッチ(29)の接続から設定時
間(t3)が経過すると、ステップ(S8)において、開扉用モ
ータ(26)を正転させ、バックドア(1)を開扉方向へ自動
的に移動させる。このとき、クラッチ(29)を接続させた
後に、開扉用モータ(26)を回転させるため、その回転が
安定するまで時間がかかり、バックドア(1)は開扉方向
へゆっくり動き始める。
しているときの、バックドア(1)の手動開き速度と、開
扉駆動手段(7)によるバックドア(1)の自動開き速度と
の速度差を小さくすることができ、ハンドル(9)を把持
している手への衝撃等を低減させることができる。
ル(9)から手を離しても、回転センサ(30)が、バックド
ア(1)の全開位置を検出するまで、開扉用モータ(26)の
回転は持続される。
チ(18)がオフからオンに切り替わると、ステップ(S10)
において、停止している解除用モータ(20)を逆転させ、
作動位置にある駆動レバー(22)を待機位置へ回動させ
る。
(25)が、駆動レバー(22)の待機位置を検出してオンから
オフに切り替わると、ステップ(S12)において解除用モ
ータ(20)を停止させ、駆動レバー(22)を待機位置に停止
させる。
場合には、ステップ(S13)において、図10に示すよう
に、ハーフ検出スイッチ(18)が検出作動してから設定時
間(t4)が経過すると、開扉用モータ(26)を正転させる。
6)が回転してから設定時間(t5)が経過すると、ステップ
(S15)において、クラッチ(29)を接続させて、開扉用モ
ータ(26)の回転力をバックドア(1)に伝達させる。その
結果、開扉用モータ(26)の回転が安定した状態で、即座
にバックドア(1)へ伝達されることにより、ステップ(S
16)において、バックドア(1)は速やかに開扉方向へ移
動する。
しているときの、バックドア(1)の手動開き速度と、開
扉駆動手段(7)によるバックドア(1)の自動開き速度と
の速度差を小さくすることができ、ハンドル(9)を把持
している手への衝撃等を低減させることができる。バッ
クドア(1)が動き出した後は、前述と同様に、バックド
ア(1)は開扉駆動手段(7)により全開位置まで移動させ
られる。
のでなく、種々の変更が可能である。例えば、バックド
ア(1)の手動開き速度を検出する手段として、解除用モ
ータ(20)の作動からハーフ検出スイッチ(18)の検出作動
までの時間をタイマによって計時し、そのときの時間
が、予め定められた時間より短かければ、手動開き速度
が速いと判別し、また長ければ、遅いと判別するように
しても良い。また、本発明は、サイドドア、スライドド
ア等の他の開閉体にも適用できる。
ることができる。 (a)請求項1記載の発明によると、開閉体の手動開き
速度と自動開き速度との速度差を少なくすることができ
る。これにより、ハンドルを把持している手への衝撃等
を低減させることができ、円滑な開扉操作をもって、開
閉体を開けることができる。また、高価な速度制御回路
等を必要とすることなく、開閉体の自動開き速度を、速
くしたり遅くしたりすることができる。
と、開閉体の手動開き速度を検出するための高価な速度
センサ等を必要とすることなく、手動開き速度の遅速を
簡単かつ確実に判別することができる。また、その速度
の判別を、開閉体の遊端部側に設けられたロック手段の
ラッチの移動により判別するようにしたので、確実な判
別が可能となる。
面図である。
である。
きの、図2におけるIII−III線に沿う断面図である。
ときの、図2におけるIII−III線に沿う断面図である。
ある。
ク図である。
ャートである。
チの検出作動を示すタイムチャートである。
作を説明するタイムチャートである。
動作を説明するタイムチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 車体に開閉可能に支持された開閉体に設
けたハンドルの開扉操作により、前記開閉体を、全閉位
置に拘束するロック手段とストライカとの係合を解除し
た後、前記開閉体を開扉用モータにより開扉方向へ移動
させるようにした車両用開閉体の開扉装置において、 前記ロック手段とストライカとの係合を、解除用モータ
による解除作動により解除させる解除駆動手段と、 前記開閉体を、前記開扉用モータと開閉体との動力伝達
経路を断続するクラッチを有する開扉駆動手段と、 前記開閉体が全閉位置から予め定められた半開位置へま
で移動したときの手動開き速度を判別する検出手段と、 前記ハンドルが開扉操作されることにより、前記解除駆
動手段を解除作動させるとともに、前記検出手段の検出
結果に基づいて、前記手動開き速度が速いと判別したと
き、前記開扉用モータを回転させた後に、前記クラッチ
を接続させ、また同じく遅いと判別したとき、前記クラ
ッチを接続させた後に、前記開扉用モータを回転させる
ように制御する制御手段とを設けたことを特徴とする車
両用開閉体の開扉装置。 - 【請求項2】 ロック手段は、開閉体の遊端部に装着さ
れ、かつストライカが完全に係合し、前記開閉体を全閉
位置に拘束するフルラッチ位置と、前記ストライカが僅
かに係合し、前記開閉体を半開位置とするハーフラッチ
位置とに移動可能なラッチを有し、解除駆動手段は、解
除用モータにより、予め定められた待機位置から作動位
置へ移動させられるとともに、前記作動位置に至る途中
の解除位置において、前記ラッチとストライカとの係合
を解除させうる駆動レバーを有し、検出手段は、前記該
駆動レバーの作動位置を検出する解除検出スイッチと、
前記ラッチのハーフラッチ位置を検出するハーフ検出ス
イッチとを備え、前記ハーフ検出スイッチにおける検出
作動が、前記解除検出スイッチにおける検出作動より先
のとき、前記開閉体の手動開き速度を速いと判別し、ま
た同じく後のとき、前記手動開き速度を遅いと判別する
ようにした請求項1記載の車両用開閉体の開扉装置。 - 【請求項3】 ロック手段は、開閉体の遊端部に装着さ
れ、かつストライカが完全に係合し、前記開閉体を全閉
位置に拘束するフルラッチ位置と、前記ストライカが僅
かに係合し、前記開閉体を半開位置とするハーフラッチ
位置とに移動可能なラッチを有し、検出手段は、前記ラ
ッチのハーフラッチ位置を検出するハーフ検出スイッチ
と、解除駆動手段における解除用モータの作動時から、
前記ハーフ検出スイッチが検出作動するまでの時間を計
時するタイマとを備え、前記時間に基づいて、前記開閉
体の手動開き速度の遅速を判別するようにした請求項1
記載の車両用開閉体の開扉装置。
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JP2001154922A JP3821428B2 (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 車両用開閉体の開扉装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001154922A JP3821428B2 (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 車両用開閉体の開扉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002349135A true JP2002349135A (ja) | 2002-12-04 |
JP3821428B2 JP3821428B2 (ja) | 2006-09-13 |
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JP2001154922A Expired - Fee Related JP3821428B2 (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 車両用開閉体の開扉装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3821428B2 (ja) |
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