JP2002348410A - ラテックス組成物 - Google Patents

ラテックス組成物

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JP2002348410A JP2001153688A JP2001153688A JP2002348410A JP 2002348410 A JP2002348410 A JP 2002348410A JP 2001153688 A JP2001153688 A JP 2001153688A JP 2001153688 A JP2001153688 A JP 2001153688A JP 2002348410 A JP2002348410 A JP 2002348410A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリクロロプレン系ラテックス組成物の耐光
変色性を改良する。 【解決手段】 ポリクロロプレンラテックスと、下記の
化学式(1)で表わせるトリアゾール類を1種類以上含
有することを特徴とする、クロロプレン系ラテックス組
成物。 【化1】 (ここで、R1〜R8は水素原子、ハロゲン原子または炭素
数1〜5のアルキル基を示し、互いに同一でも異なって
いても良い。) 上記組成物に更にフェノール系化合物を1種類以上含有
することを特徴とする、クロロプレン系ラテックス組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含浸紙、繊維のバ
インダー、接着剤等に使用可能であるポリクロロプレン
系ラテックス組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリクロロプレン系ラテックス組
成物の耐光変色性を向上させる方法としては、フェノー
ル系酸化防止剤を配合する方法、酸化亜鉛を配合する方
法が有効であることが公知である。例えば、特開200
0−86821号公報(電気化学工業株式会社)では、
特定構造のフェノール系化合物をポリクロロプレン系ラ
テックスに配合することにより、波長300nm未満の
紫外線に対する変色性を改良することを提案している。
また、特開平11−209523(電気化学工業株式会
社)では、平均粒径200nmの微粒子酸化亜鉛を配合
することで、ポリクロロプレン系ラテックス組成物の耐
光変色性を改良することを発明している。酸化防止剤や
酸化亜鉛をポリクロロプレン系ラテックス組成物中に均
一に分散させるためには、乳化分散液を作製した上で配
合しなければならず、配合に手間がかかる等の不具合な
場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、配合しやす
く、優れた耐光変色性を有するポリクロロプレン系ラテ
ックス組成物の新規な配合処方を提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく検討を重ねた結果、ポリクロロプレン系ラ
テックスに、下記の化学式(4)で表されるトリアゾー
ル類(以下化合物A)1種類以上を配合することによっ
て、耐光変色性が大幅に改良されることを見出し本発明
に至った。
【化4】 (ここで、R1〜R8は水素原子、ハロゲン原子または炭素
数1〜5のアルキル基を示し、互いに同一でも異なって
いても良い。) 上記組成物に下記の化学式(5)で表される官能基を分
子内に一つ以上有するフェノール系化合物(以下化合物
B)、及び/または化学式(6)で表されるフェノール
系化合物(以下化合物C)を併用することで、更に耐光
変色性に優れたポリクロロプレン系ラテックス組成物を
得ることが出来る。
【化5】 (ここで、R1〜R4は水素原子または炭素数1〜5のア
ルキル基を示し、互いに同一でも異なっていても良い。
nは1〜10の整数を表わす。)
【化6】 (ここで、R1〜R9は水素原子または炭素数1〜5のアル
キル基を示し、互いに同一でも異なっていても良い。)
また、上述したポリクロロプレン系ラテックス組成物に
粘着付与樹脂を配合することにより耐光変色性に優れた
接着剤をも発明するに至った。
【0005】以下、本発明の内容を詳細に説明する。本
発明におけるポリクロロプレン系ラテックスとは、2−
クロロ−1,3−ブタジエン(以下クロロプレンと記
す)単独、またはクロロプレンとクロロプレンと共重合
可能な単量体の1種類以上の単量体混合物を、乳化剤及
び/または分散剤の存在下、水を媒体として重合して得
られた重合体または共重合体を主成分とするラテックス
である。クロロプレンと共重合可能な単量体としては、
例えば、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、1−
クロロ−1,3−ブタジエン、ブタジエン、イソプレ
ン、スチレン、アクリロニトリル、アクリル酸及びその
エステル類、メタクリル酸及びそのエステル類等が挙げ
られ、必要に応じて2種類以上用いても構わない。
【0006】カルボキシル基含有ビニル単量体として
は、例えば、メタクリル酸、アクリル酸、クロトン酸、
フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸などが挙げられ、
必要に応じて2種類以上のカルボキシル基含有ビニル単
量体を用いて構わない。その中でも特に、メタクリル酸
(2−メチルプロペン酸またはα−メチルアクリル酸と
もいう)が乳化共重合の制御が容易である。共重合によ
って、ポリマー鎖中にカルボキシル基を導入したクロロ
プレン系ラテックスを、接着剤に使用すれば、公知の各
種架橋剤との組み合わせにより、常態接着力や耐水接着
力や耐熱接着力を向上させることができることが、既に
知られている。
【0007】この場合、カルボキシル基含有ビニル単量
体の仕込み量は、単量体の合計100質量部のうち、カ
ルボキシル基含有ビニル単量体が0.01〜10質量部
であることが好ましい。カルボキシル基含有ビニル単量
体を0.01質量部以下であれば、各種架橋剤との架橋
反応性は期待しにくく、カルボキシル基含有ビニル単量
体が10質量部よりも多くなると、架橋剤を添加した時
のポットライフが短くなる場合があり、あまり好ましく
ない。
【0008】本発明におけるポリクロロプレン系ラテッ
クスの乳化重合に使用される乳化剤及び/または分散剤
は特に限定するものではなく、通常ポリクロロプレンラ
テックスに使用されている各種アニオン型、ノニオン
型、カチオン型が使用できる。アニオン型の乳化剤とし
ては、カルボン酸型、硫酸エステル型等があり、例え
ば、ロジン酸のアルカリ金属塩、炭素数が8〜20個の
アルキルスルホネート、アルキルアリールサルフェー
ト、ナフタリンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒ
ドの縮合物等が挙げられる。ノニオン型の具体例として
は、ポリビニルアルコールまたはその共重合体(例え
ば、アクリルアミドとの共重合体)、ポリビニルエーテ
ルまたはその共重合体(例えば、マレイン酸との共重合
体)、ポリビニルピロリドンまたはその共重合体(例え
ば、酢酸ビニルとの共重合体)、あるいは、これら
(共)重合体を化学修飾したもの、あるいはセルロース
系誘導体(ヒドロキシエチルセルロース)等を挙げるこ
とができる。カチオン型の具体例としては、脂肪族アミ
ン塩、脂肪族4級アンモニウム塩等があり、例えば、オ
クタデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ドデシル
トリメチルアンモニウムクロリド、ジラウリルジメチル
アンモニウムクロリド等が挙げられる。
【0009】本発明におけるポリクロロプレン系ラテッ
クス中の乳化剤及び/または分散剤の添加量は、初期仕
込み単量体の合計100質量部に対して0.5〜10質
量部が好ましい。0.5質量部未満の場合には、乳化力
が十分でなく、10質量部を超えるとラテックス組成物
を接着剤用途に使用した場合に耐水接着力を低下させて
しまう。
【0010】本発明における(共)重合体の重合条件
は、特に限定されるものではなく、重合温度、重合触
媒、連鎖移動剤、重合停止剤、最終重合率、脱モノマ
ー、濃縮条件等を適切に選定、制御することで、固形分
濃度、トルエン可溶部の分子量、トルエン不溶分(ゲル
含有量)等を調整することが可能である。
【0011】本発明における(共)重合体の重合温度は
特に限定されるものではないが重合反応を円滑に行うた
めに、重合温度を10〜50℃とすることが好ましい。
重合触媒は、過硫酸カリウム等の加硫酸塩、第3−ブ
チルヒドロパーオキサイド等の有機過酸化物等であり、
特に限定されるものではない。
【0012】本発明における(共)重合体の連鎖移動剤
の種類は特に限定されるものではなく、通常クロロプレ
ンの乳化重合に使用されるものが使用できるが、例えば
n−ドデシルメルカプタンやtert−ドデシルメルカ
プタン等の長鎖アルキルメルカプタン類、ジイソプロピ
ルキサントゲンジスルフィドやジエチルキサントゲンジ
スルフィド等のジアルキルキサントゲンジスルフィド
類、ヨードホルム等の公知の連鎖移動剤を使用すること
ができる。
【0013】本発明における(共)重合体の重合停止剤
(重合禁止剤)は特に限定するものでなく、例えば、
2,6−ターシャリーブチルー4−メチルフェノール、
フェノチアジン、ヒドロキシアミン等が使用できる。
【0014】本発明における(共)重合体の最終重合率
は、特に限定するものではなく、任意に調節することが
でき、未反応のモノマーは脱モノマー操作によって除去
されるが、その方法は特に限定するものではない。本発
明のポリクロロプレンラテックスは、濃縮あるいは、水
等の添加で希釈することで、固形分濃度を必要な濃度に
制御することができる。濃縮の方法としては、減圧濃縮
などがあるが、特に限定するものではない。接着剤の乾
燥速度、及び接着剤主剤の貯蔵安定性を考慮すると、ポ
リクロロプレンラテックスの固形分濃度は、40〜65
質量%が好ましい。
【0015】本発明におけるポリクロロプレン系ラテッ
クスは、(共)重合体のトルエン不溶分(ゲル含有量)
が5〜70質量%であれば、初期接着力と常態接着力の
バランスに優れた接着剤とすることができる。トルエン
不溶分が5質量%より低い場合には常態接着力が不十分
であり、逆に70質量%を越える場合には初期接着力が
不十分となる場合がある。
【0016】本発明の化合物Aとしては、具体的には、
2-(2'-ヒドロキシ-5'-メチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2-(2'-ヒドロキシ-5'-t-ブチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2-(2'-ヒドロキシ-3',5'-ジ t-ブチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2-(2'-ヒドロキシ-3'-t-
ブチル-5'-メチルフェニル)-5-クロロベンゾトリアゾ
ール、2-(2'-ヒドロキシ-3',5'-ジ t-ブチルフェニル)
-5-クロロベンゾトリアゾール、2-(2'-ヒドロキシ-3',
5'-t-アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2-[2'-ヒ
ドロキシ-3'-(3",4",5",6"-テトラヒドロフタルイミド
メチル)-5'-メチルフェニル}ベンゾトリアゾール等が
挙げられる。
【0017】化合物Bとしては、具体的には、n-オクタ
デシル-3-(4-ヒドロキシ-3,5-ジ-t-ブチルフェニル)プ
ロピオネート、テトラキス-[メチレン-3-(3',5'-ジ-t-
ブチル-4'-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタ
ン、ビス[3,3'-ビス-(4'-ヒドロキシ-3'-t-ブチルフェ
ニル)ブチリックアシッド]グリコールエステル、トリ
エチレンゴリコール−ビス[3-(3-t-ブチル-5-メチル-4-
ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,6-ヘキサン
ジオール−ビス[3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート]、ペンタエリスリチル−テトラ
キス[3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート]、2,2-チオ−ジエチレンビス[3-(3,5-ジ-t-
ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、イソ
オクチル-3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)
プロピオネート、1-[2-[3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロ
キシフェニル)プロピオニルオキシ]エチル]-4-[3,5-ジ
-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキ
シ]-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン等が挙げられる。
【0018】化合物Cとしては、具体的には、4,4'-ブ
チリデンビス(3-メチル-6-t-ブチルフェノール)、2,2'
-メチレンビス-(4-メチル-6-t-ブチルフェノール)、2,
2'-メチレンビス-(4-エチル-6-t-ブチルフェノール)等
が例示される。
【0019】化合物Aの添加量は特に規定するものでは
ないが、ポリクロロプレン系ラテックス組成物の耐光変
色性及び貯蔵安定性及び配合コストを考慮すれば、固形
分換算でポリクロロプレン系ラテックス100質量部に
対して、0.01〜30質量部が好ましく、更に好まし
くは0.2〜10重量部である。添加量が0.01重量
部より少ない場合は、耐光変色性の改良が充分ではな
く、30重量部を超えた場合には組成物単価が高価にな
ってしまい実用上問題と思われる。
【0020】化合物Aは、単独で用いることも出来る
が、より高い耐光変色性を得るためには、化合物Bまた
は化合物Cとの併用が好ましく、更に好ましくは化合物
B及び化合物Cとの組み合わせである。
【0021】化合物B、化合物Cの添加量は、特に規定
するものではないが、それぞれ0〜20重量部の添加が
コストの点から好ましい。化合物A,化合物B及び化合
物Cのトータル添加量は、30重量部を超えないことが
好ましい。
【0022】本発明のポリクロロプレン系ラテックス組
成物は、ポリクロロプレン系ラテックス及び上述の化合
物以外に、要求性能に合わせて、増粘剤、充填剤、造膜
助剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、可塑剤、加硫剤、加
硫促進剤、消泡剤、抗菌剤、防黴剤等を任意に添加する
ことができる。
【0023】本発明の接着剤は、上述のラテックス組成
物に粘着付与樹脂を配合したものを指す。粘着付与樹脂
の配合量は特に規定されるものでは無いが、ポリクロロ
プレン系ラテックスを固形分で100重量部に対して、
5重量部(固形分)以上150質量部(固形分)未満が
好適である。この範囲であれば、十分な常態接着力を維
持することができる。更に好ましくは、10重量部以上
100重量部以下の添加が接着特性のバランスから好ま
しい。
【0024】ここでいう粘着付与樹脂とは、具体的に
は、ロジン樹脂、重合ロジン樹脂、α−ピネン樹脂、β
−ピネン樹脂、テルペンフェノール樹脂、C5留分系石
油樹脂、C9留分系石油樹脂、C5/C9留分系石油樹
脂、DCPD系石油樹脂、アルキルフェノール樹脂、キ
シレン樹脂、クマロン樹脂、クマロンインデン樹脂など
のことである。例えば、履き物の靴底または部品の接着
に使用する場合には、加熱乾燥工程を備えることが可能
であるので、この場合には選定する樹脂の軟化点温度は
80〜160℃のものが好ましい。
【0025】粘着付与樹脂を配合する場合、その配合方
法は特に限定されないが、接着剤中に樹脂を均一に分散
させるために、水性エマルジョンとしてから配合するこ
とが好ましい。さらに粘着付与樹脂の水性エマルジョン
の製法には、トルエン等の有機溶剤に溶解させたものを
乳化剤を用いて水中に乳化/分散させた後、有機溶剤を
減圧しながら加熱して取り除く方法と、微粒子に粉砕し
て乳化/分散させる方法などがあるが、より微粒子のエ
マルジョンが製造できる前者が好ましい。
【0026】ポリクロロプレン系ラテックス組成物は、
ポリクロロプレン系重合体の脱塩酸反応によって、貯蔵
中にpHが変化する場合があり、必要に応じて受酸剤と
して酸化亜鉛を配合することで、この現象を抑制するこ
とができる。酸化亜鉛を配合する場合、酸化亜鉛の性状
(粒子径、比表面積)は特に限定されない。酸化亜鉛の
結晶系は特に限定されず、非晶または六方晶系のどちら
でも構わない。また製法も特に限定されず、フランス法
(間接法)、アメリカ法(直接法)、湿式法のいずれに
よって製造させていても良い。フランス法(間接法)と
は、金属亜鉛を約1000℃に加熱して気化させ、熱空
気によって酸化させて酸化亜鉛粉末を製造する方法であ
る。アメリカ法(直接法)とは、亜鉛を含む天然鉱石に
還元剤を添加して直接亜鉛を気化させ、熱空気によって
酸化させて酸化亜鉛粉末を製造する方法である。湿式法
とは、水相反応で酸化亜鉛を合成する方法であり、例え
ば、塩化亜鉛水溶液にソーダ灰水溶液を加え、塩基性炭
酸亜鉛を沈降させ、これを水洗し、乾燥後、約600℃
で加熱することで得られる。本発明における酸化亜鉛の
粒子形状は特に限定されず、球状、針状、鱗片状(板
状)、紡錘状、多面体状、不定形等のいずれであっても
良い。
【0027】酸化亜鉛を配合する場合、その配合量は、
ポリクロロプレン系ラテックスを固形分で100質量部
に対して0.01〜50質量部が好ましく、さらに好ま
しくは0.2〜20質量部である。この範囲であれば、
さらに耐溶剤性を向上させることができる。酸化亜鉛の
配合方法は特に限定されず、粉末の状態で配合しても、
任意の分散剤を用いて水分散液を作成してから配合して
も良いが、接着剤の主剤中に均一に分散させることがで
きる後者が好ましい。
【0028】本発明の接着剤は、ポリクロロプレン系ラ
テックス、粘着付与樹脂以外に、要求性能に合わせて、
増粘剤、充填剤、造膜助剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、可塑剤、加硫剤、加硫促進剤、消泡剤、抗菌剤、防
黴剤等を任意に添加することができる。
【0029】主剤の粘度を調節する場合には、増粘剤を
添加すれば良く、具体的な増粘剤としては、ポリアクリ
ル酸ナトリウム、水溶性ポリウレタン、会合型ポリウレ
タン系エマルジョン、アルカリ膨潤型アクリル系エマル
ジョン、カルボキシメチルセルロース(CMC)、メチ
ルセルロース(MC)、ヒドロキシエチルセルロース
(HEC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HP
C)、合成スメクタイト等が挙げられる。また、製品コ
ストを下げるためには、主剤に充填剤を添加することが
有効であり、具体的な充填剤としては、炭酸カルシウ
ム、水酸化アルミニウム、酸化チタン、硫酸バリウム、
合成シリカ等が挙げられる。造膜助剤としては、プロピ
レングリコール、n−ブチルエーテル、ジプロピレング
リコール、トリプロピレングリコール、2,2,4−ト
リメチル−1,3−ペンタジオールモノイソブチレー
ト、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタジオール
ジイソブチレート等が挙げられる。
【0030】加硫促進剤の具体例としては、ジチオカル
バミン酸塩系、キサントゲン塩系、チウラム系、アルデ
ヒドアンモニア系、チオウレア系、チアゾール系、スル
フェンアミド系、グアニジン系等が配合可能である。ジ
チオカルバミン酸塩系の具体例としては、ペンタメチレ
ンジチオカルバミン酸ピペリジン塩、ピペコリルジチオ
カルバミン酸ピペコリン塩、ジメチルジチオカルバミン
酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジブチルジ
チオカルバミン酸亜鉛、N−エチル−N−フェニルジチ
オカルバミン酸亜鉛、N−ペンタメチレンジチオカルバ
ミン酸亜鉛、ジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエ
チルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジブチルジチオカ
ルバミン酸ナトリウム、ジメチルジチオカルバミン酸
銅、ジメチルジチオカルバミン酸第二鉄、ジエチルジチ
オカルバミン酸テルル等が挙げられる。キサントゲン酸
塩系の具体例としては、ブチルキサントゲン酸亜鉛、イ
ソプロピルキサントゲン酸亜鉛等が挙げられる。チウラ
ム系の具体例としては、テトラメチルチウラムジスルフ
ィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトラブチ
ルチウラムジスルフィド、テトラキス(2−エチルヘキ
シル)チウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムモ
ノスルフィド、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフ
ィド等が挙げられる。アルデヒドアンモニア系の具体例
としては、ヘキサメチレンテトラミン等が挙げられる。
チオウレア系の具体例としては、N,N’−ジフェニル
チオ尿素、トリメチルチオ尿素、N,N’−ジエチルチ
オ尿素等が挙げられる。チアゾール系の具体例として
は、2−メルカプトベンゾチアゾール、ジベンゾチアジ
ルスルフィド、2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛
塩、2−メルカプトベンゾチアゾールのシクロヘキシル
アミン塩、2−(N,N−ジエチルチオカルバモイルチ
オ)ベンゾチアゾール、2−(4’−モルホリノジチ
オ)ベンゾチアゾール等が挙げられる。スルフェンアミ
ド系の具体例としては、N−シクロヘキシル−2−ベン
ゾチアゾリルスルフェンアミド、N−tert−ブチル
−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、N−オキシ
ジエチレン−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、
N,N−ジシクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスル
フェンアミド等が挙げられる。グアニジン系の具体例と
しては、1,3−ジフェニルグアニジン、ジ−o−トリ
ルグアニジン、1−o−トリルビグアニド、ジカテコー
ルボレートのジ−o−トリルグアニジン塩等が挙げられ
る。
【0031】本発明の架橋剤としては、公知の各種架橋
剤を選択すれば良い。具体的には、メラミン樹脂等のメ
チロール基を有する化合物、エポキシ樹脂等のエポキシ
基を有する化合物、ブロックイソシアネート化合物や水
分散型イソシアネート化合物などのイソシアネート基を
有する化合物(イソシアネート化合物)、オキサゾリン
基を有する化合物、フェノール樹脂やグリコール類のよ
うな分子内に2個以上の水酸基を有する化合物、イミノ
基を有する化合物(イミン化合物)等が挙げられる。中
でもイソシアネート化合物は、ポリクロロプレン系
(共)重合体あるいは乳化剤の水酸基あるいはカルボキ
シル基と結合するだけでなく、水と反応してイソシアネ
ート誘導体を生成するため、大きな耐水接着力や耐熱接
着力の向上を期待することができ、最も好適である。な
お、水分散型イソシアネート化合物とは、脂肪族及び/
または脂環族ジイソシアネートから得られる、分子内に
ビュウレット、イソシアヌレート、ウレタン、ウレトジ
オン、アロファネート等の構造を有するポリイソシアネ
ートポリマーに親水基を導入したものである。つまり、
水中に添加・攪拌すると、水中で微粒子として分散する
ことが可能な自己乳化型イソシアネート化合物である。
脂肪族及び/または脂環族イソシアネートとしては、例
えば、テトラメチレンジイソシアネート、ペンタメチレ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート
(HDI)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト、リジンジイソシアネート(LDI)、イソホロンジ
イソシアネート(IPDI)、水添キシリレンジイソシ
アネート(水添XDI)、トリレンジイソシアネート
(TDI)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート(MDI)、重合MDI、キシリレンジイソシアネ
ート(XDI)、ナフチレンジイソシアネート(ND
I)、パラフェニレンジイソシアネート(PPDI)、
テトラメチルキシリレンジイソシアネート(TMXD
I)、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(HM
DI)、イソプロピリデンビス(4−シクロヘキシルイ
ソシアネート)(IPC)、シクロヘキシルジイソシア
ネート(CHPI)、トリジンジイソシアネート(TO
DI)等が挙げられる。中でも、HDI、MDI、IP
DI、水添XDIは、工業的に入手し易く良好である。
イソシアネート化合物の架橋剤としての効果は、原料化
合物よりもむしろ、JIS K−7301で規定される
方法によって算出したイソシアネート基含有率によって
左右される。良好な接着力を得るためには、使用する水
分散型イソシアネート化合物のイソシアネート基含有率
が、17〜25質量%であることが好ましい。
【0032】本発明の接着剤の使用条件は特に限定され
ない。被着体としては、木材、コンクリート、ゴム、陶
器などが挙げられ、例えば履き物では、布類(ナイロ
ン、ポリエステル、綿などの編織布、不織布)、天然皮
革(牛皮、カンガルー皮など)、人工皮革(ポリウレタ
ン、ポリ塩化ビニル樹脂など)、加硫ゴム(SBR、B
R、CR)、樹脂(ポリウレタン、EVAなどの非発泡
体または発泡体)の同種または異種の接着に用いること
ができる。塗布する方法及び装置仕様は特に限定されな
い。具体的にはカーテンフローコーター法、バーコータ
ー法、ロールコーター法等が挙げられ、さらにロールコ
ーター法には、グラビアロールコーター法、リバースグ
ラビアロールコーター法等がある。例えば、履き物で
は、インソール(中敷き)では連続的に均一に塗布する
ことが可能であるロールコーター法が好ましく、靴底や
部品の接着においては、塗布面積が小さいために刷毛に
よる手作業が好ましい。圧着装置や圧着条件、プレス圧
力は特に限定されず、2つの被着体を重ねた後の圧着操
作は、加熱プレスまたは常温プレスのいずれであっても
好適に使用できる。
【0033】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、こ
れらの実施例は本発明を限定するものではない。尚、文
中の部数は、特に断りの無い限り重量部を表す。
【0034】[重合例1]内容積3リットルの反応器を
用いて、水110部に、不均化ロジン酸4部、ナフタレ
ンスルホン酸ホルマリン縮合物(商品名デモールN(花
王製))1部、水酸化ナトリウム1.5部を溶解した。
この溶液中にクロロプレン単量体100部、ドデシルメ
ルカプタン0.2重量部を加え、40℃で乳化した後、
窒素雰囲気下、亜硫酸ナトリウムと過硫酸カリウムを開
始剤として用い、定法にしたがって単量体の添加率98
%まで重合を行った。重合停止剤の添加により重合を停
止した後、固形分濃度を50%に調整した。該ラテック
スを以下の試験に供した。
【0035】[乳化液作製例1]2-(2'-ヒドロキシ-3'-
t-ブチル-5'-メチルフェニル)-5-クロロベンゾトリアゾ
ール(商品名:Tinuvin326、チバスペシャル
ティケミカルズ株式会社製)を40質量部、純水を57
質量部、乳化剤としてジアルキルスルホコハク酸ナトリ
ウム水溶液(商品名:ペレックスOT−P、花王株式会
社製)をウェットで3質量部を混合し、陶磁器ボールミ
ルで1日間粉砕撹拌し、乳化液を作製した。この乳化液
を化合物A乳化液(1)とする。
【0036】[乳化液作製例2]2-(2'-ヒドロキシ-5'-
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール(商品名:スミソ
ーブ−200、住友化学株式会社製)を40質量部、純
水を57質量部、乳化剤としてジアルキルスルホコハク
酸ナトリウム水溶液(商品名:ペレックスOT−P、花
王株式会社製)をウェットで3質量部を混合し、陶磁器
ボールミルで1日間粉砕撹拌し、乳化液を作製した。こ
の乳化液を化合物A乳化液(2)とする。
【0037】[乳化液作製例3]n-オクタデシル-3-(4-
ヒドロキシ-3,5-ジ-t-ブチルフェニル)プロピオネート
(商品名:アンテージW−300、川口化学工業株式会
社製)を40質量部、純水を57質量部、乳化剤として
ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム水溶液(商品名:
ペレックスOT−P、花王株式会社製)をウェットで3
質量部を混合し、陶磁器ボールミルで1日間粉砕撹拌
し、乳化液を作製した。この乳化液を化合物B乳化液
(1)とする。
【0038】[乳化液作製例4]テトラキス-[メチレン
-3-(3',5'-ジ-t-ブチル-4'-ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート]メタン(商品名:Irganox 101
0、チバスペシャルティケミカルズ株式会社製)を40
質量部、純水を57質量部、乳化剤としてジアルキルス
ルホコハク酸ナトリウム水溶液(商品名:ペレックスO
T−P、花王株式会社製)をウェットで3質量部を混合
し、陶磁器ボールミルで1日間粉砕撹拌し、乳化液を作
製した。この乳化液を化合物B乳化液(2)とする。
【0039】[乳化液作製例5]4,4'-ブチリデンビス-
(6-t-ブチル-3-メチルフェノール)(商品名:Irga
nox 1076、チバスペシャルティケミカルズ株式
会社製)を40質量部、純水を57質量部、乳化剤とし
てジアルキルスルホコハク酸ナトリウム水溶液(商品
名:ペレックスOT−P、花王株式会社製)をウェット
で3質量部を混合し、陶磁器ボールミルで1日間粉砕撹
拌し、乳化液を作製した。この乳化液を化合物C乳化液
(1)とする。
【0040】[実施例1〜8、比較例1〜4]重合例1
で得られたポリクロロプレン系ラテックス、乳化液作製
例1〜5で得られた乳化液を用いて、表1の配合処方で
配合し、実施例1〜8、比較例1〜4のクロロプレン系
ラテックス組成物を得た。配合量の単位は、固形分重量
である。
【0041】実施例1〜8、比較例1〜4のポリクロロ
プレン系ラテックス組成物の耐光変色性を以下の方法で
評価した。
【0042】[耐光変色性の評価方法]ポリクロロプレ
ン系ラテックス組成物を、吸取紙シム−1(コクヨ株式
会社製)に刷毛で200g/m2塗布し、23℃で3時
間乾燥させ、300W電球のULTRA−VITALU
X SUN LUMP(OSRAM社製/ドイツ)を光
源とし、金属ケース内で12〜24時間照射させた。な
お、照射中は、金属ケース内温度が50℃に制御されて
おり、光源と試料の距離は250mmに設定されてい
る。色調は、多光源分光測色計Multi Spect
ro Colour Meter(スガ試験機株式会社
製)により、陶磁製標準白板(L*=92.62、a*=
0.14、b*=2.95)との色差(ΔE)を測定し
た。
【0043】実施例1〜8,比較例1〜4の得られた評
価結果を表1、表2に示した。
【0044】
【表1】
【表2】
【0045】[実施例9〜16、比較例5〜8]重合例
1で得られたポリクロロプレン系ラテックス、乳化液作
製例1〜4で得られた乳化液を用いて、表3,表4の配
合処方で配合し、実施例9〜16、比較例5〜8のクロ
ロプレン系ラテックス組成物を得た。配合量の単位は、
固形分重量である。なお、粘着付与樹脂は、軟化点15
0℃のテルペンフェノール樹脂の53%エマルジョン
(商品名:タマノルE−100、荒川化学工業株式会社
製)を使用した。実施例9〜16及び比較例5〜8のポ
リクロロプレン系ラテックス組成物の耐光変色性の評価
方法は、実施例1〜8及び比較例1〜4と同じである。
【0046】実施例9〜16,比較例5〜8の得られた
評価結果を表3,表4に示した。
【0047】
【表3】
【表4】
【0048】
【発明の効果】表1、表2より明らかな如く、本発明の
ポリクロロプレン系ラテックス組成物の配合処方(実施
例1〜8)の耐光変色性は、従来の配合処方(比較例1
〜4の耐光変色性よりも優れる。また、表3,表4より
明らかな如く、本発明の接着剤組成物(実施例9〜1
6)の耐光変色性は、従来の接着剤組成物(比較例5〜
8)の耐光変色性よりも優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 AC091 EJ037 EJ038 EJ067 EU077 EU176 EV077 FD046 GJ01 HA07 4J040 BA202 CA151 CA161 DK012 DK022 DN032 DN072 EB052 EB082 EL012 GA07 GA13 HB37 HB38 HC25 JA03 KA26 LA07 MB02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリクロロプレン系ラテックスと、下記
    の化学式(1)で表されるトリアゾール類を1種類以上
    を含有することを特徴とする、ポリクロロプレン系ラテ
    ックス組成物。 【化1】 (ここで、R1〜R8は水素原子、ハロゲン原子または炭素
    数1〜5のアルキル基を示し、互いに同一でも異なって
    いても良い。)
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された組成物に更に下記
    の化学式(2)で表される官能基を分子内に一つ以上有
    するフェノール系化合物を1種類以上を含有することを
    特徴とする、ポリクロロプレン系ラテックス組成物。 【化2】 (ここで、R1〜R4は水素原子または炭素数1〜5のア
    ルキル基を示し、互いに同一でも異なっていても良い。
    nは1〜10の整数を表わす。)
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された組成物に更に下記
    の化学式(3)で表されるフェノール系化合物を1種類
    以上を含有することを特徴とする、ポリクロロプレン系
    ラテックス組成物。 【化3】 (ここで、R1〜R9は水素原子または炭素数1〜5のアル
    キル基を示し、互いに同一でも異なっていても良い。)
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された組成物に更に上記
    の化学式(2)で表される官能基を分子内に一つ以上有
    するフェノール系化合物を1種類以上、及び化学式
    (3)で表されるフェノール系化合物を1種類以上を含
    有することを特徴とする、ポリクロロプレン系ラテック
    ス組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載のポリ
    クロロプレン系ラテックス組成物に、粘着付与樹脂を必
    須成分とすることを特徴とする接着剤組成物。
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