JP2002347804A - 蓋の開閉機構 - Google Patents
蓋の開閉機構Info
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- JP2002347804A JP2002347804A JP2001155939A JP2001155939A JP2002347804A JP 2002347804 A JP2002347804 A JP 2002347804A JP 2001155939 A JP2001155939 A JP 2001155939A JP 2001155939 A JP2001155939 A JP 2001155939A JP 2002347804 A JP2002347804 A JP 2002347804A
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Abstract
能に蓋体3を設けるとともに、蓋体の開方向へ付勢させ
る付勢手段4を備えてなる蓋の開閉機構であって、極め
て簡単な構造で蓋体の開方向への付勢を行えるととも
に、金属を使用しなくて分別処理の必要もなく、また、
組み立ても容易でしかも十分な開方向への付勢力を発揮
できる蓋の開閉機構を提案する。 【解決手段】柔軟で弾力性に富む弾性板5の一端を本体
2後部上面に連結するとともに、他端を蓋体3後部下面
に連結し、且つ中間部を弾性変形状態で湾曲させて蓋体
を開方向へ付勢させた付勢手段4を設けた。
Description
る。
の本体上面に開閉可能に蓋体を設けたものがあり、蓋体
を閉状態で係止可能に構成するとともに、常時開方向へ
付勢させて、蓋体の係止を解除させた際に自動的に開蓋
する如く構成したものが知られている。従来のこの種の
開閉機構では蓋体の軸着部分にトーションバネ等を装着
して常時開方向へ蓋体を付勢することが行われている。
材として細かく、その組付け操作が面倒である。また、
一般に金属で形成しているため、合成樹脂製の容器体及
び蓋体等からなる蓋の開閉機構に使用する場合には、昨
今の分別処理を伴う廃棄の際に不都合である。
で、極めて簡単な構造で蓋体の開方向への付勢を行える
とともに、金属を使用しなくて分別処理の必要もなく、
また、組み立ても容易でしかも充分な開方向ヘの付勢力
を発揮できる蓋の開閉機構を提案するものである。
閉機構は、上記課題を解決するため、本体2上面に開閉
可能且つ閉状態での係止を可能に蓋体3を設けるととも
に、蓋体3を開方向へ付勢させる付勢手段4を備えてな
る蓋の開閉機構であって、上記付勢手段4が、柔軟で弾
力性に富む弾性板5の一端を本体2後部上面に連結する
とともに、他端を蓋体後部下面に連結し、且つ、中間部
を弾性変形状態で湾曲させて蓋体を開方向へ付勢させた
ことを特徴とする蓋の開閉機構として構成した。
記弾性板5が、本体2側端部から蓋体3側端部に至る複
数のスリット21を設けてなる請求項1記載の蓋の開閉機
構として構成した。
記弾性板5が、一端部を凹凸係合手段を介して本体2後
部上面に嵌着させるとともに、他端部を凹凸係合手段を
介して蓋体3後部下面に嵌着させてそれぞれ連結してな
る弾性板5である請求項1記載の蓋の開閉機構として構
成した。
を参照して説明する。
は、本体2上を開閉可能に且つ閉状態での係止が可能に
蓋体3を設けるとともに、蓋体3を開方向へ付勢させる
付勢手段4を備えている。従って、蓋体3の係止を解除
させれば、付勢手段4の作用で自動的に開蓋する如く構
成したものである。本体2及び蓋体3は合成樹脂等によ
り形成されたもので、上記した要件を備えていれば種々
の形態を採ることができる。
種々の手段を採用することができ、図示例の如く、蓋体
3から突設した嵌合筒を本体上の凹部に嵌合させること
による手段、或いは双方から突設した筒を嵌合させるこ
とによる手段、或いは、一方のフックを他方の係止突起
に乗越え係合させることにより蓋体を係止する手段、そ
の他従来から使用されている係止手段を採用することが
できる。その場合の係止解除の手段としても、使用者の
指で蓋体を開くことにより係合部分を解除する方法や、
押釦等を介して係合部分の解除を行う等公知手段を採用
することができる。
如く、弾性板5の一端部を本体2後部上面に連結すると
ともに、他端部を蓋体3後部下面に連結し、且つ、中間
部を弾性変形状態で湾曲させて蓋体3を開方向へ付勢さ
せている。
に富む材質で形成された板状のもので、その連結手段と
しては種々採用できるが、図面に示す如く、一端部を凹
凸係合手段を介して本体2後部上面に嵌着させるととも
に、他端部を凹凸係合手段を介して蓋体3下面に嵌着し
てそれぞれ連結することができる。また、これに限ら
ず、接着材による接着或いはこれらの併用等種々の手段
を採ることができる。
き、一方から突設した係止突起を他方の嵌合孔或いは嵌
合穴に嵌着固定する方法の他、突条相互の係合など、両
者を押圧することにより凹凸部が係合して固定すること
のできる手段をいう。
示例に於いて本体2は、有底の箱状をなし、周壁6上端
縁より延設した頂壁7に平面視四角形状をなす蓋体嵌合
用の第1凹部8を凹設し、また、第1凹部8内には蓋体
3の後述する嵌合筒を密嵌させるための平面視楕円形状
をなす第2凹部9を凹設しており、該第2凹部内に取出
口10を穿設している。更に、第1凹部8は後端中央部に
後端縁に延びる矩形状の突出部分を備え、その突出部分
に平面視横長矩形状の弾性板取付用の第3凹部11を凹設
している。
の上端縁より頂壁13を延設するとともに、周壁12と所定
間隔をあけた内方に嵌合筒14を垂設し、該嵌合筒を第2
凹部9内周面に密嵌させて、弾性板5の開方向付勢力に
抗して閉蓋状態を維持できる如く構成している。また、
周壁12後部上端より後方へ弾性板取付用の取付板15を延
設し、その両側縁より側板16をそれぞれ垂設している。
部を嵌合させるとともに、下面両側より突設した係止突
起17を第3凹部11内底面に凹設した嵌合穴18に嵌合させ
て連結しており、また、他端に穿設した嵌合孔19に取付
板15より垂設した係合突起20を嵌着して他端を蓋体3に
連結している。また、図示例では、弾性板5の本体2側
端部から蓋体端部側に至る複数のスリット21を穿設して
いる。
ら嵌合筒14と第2凹部9との係合を解除すると、弾性板
5の弾性復元力により蓋体3が開く。蓋体3閉じる際は
その頂壁13を押して嵌合筒14を第2凹部9に係合させる
ことにより行える。
開閉機構は、既述構成としたことにより、極めて簡単な
構造で蓋の開方向への付勢力を充分発揮することがで
き、しかも、本体2及び蓋体3が合成樹脂製の場合に
は、従来品の如き金属製のバネ等を使用しないで済むた
め、合成樹脂と金属との分別処理を考える必要もない。
体2側端部から蓋体3側端部に至る複数のスリット21を
設けた弾性板5を使用しているため、応力の集中を防止
して弾性板5の耐久性を高め、ひいては開閉機構の耐久
性を高めるものである。
端部を凹凸係合手段を介して本体2後部上面に嵌着させ
るとともに、他端部を凹凸係合手段を介して蓋体3後部
下面に嵌着させてそれぞれ連結してなる弾性板5を使用
しているため、本体2及び蓋体3への弾性板5の取付け
が極めて容易となり、その結果、全体の組み付け操作が
極めて容易となる利点を兼ね備えている。
る。
示す斜視図である。
スリット
Claims (3)
- 【請求項1】本体2上面に開閉可能且つ閉状態での係止
を可能に蓋体3を設けるとともに、蓋体3を開方向へ付
勢させる付勢手段4を備えてなる蓋の開閉機構であっ
て、上記付勢手段4が、柔軟で弾力性に富む弾性板5の
一端を本体2後部上面に連結するとともに、他端を蓋体
後部下面に連結し、且つ、中間部を弾性変形状態で湾曲
させて蓋体を開方向へ付勢させたことを特徴とする蓋の
開閉機構。 - 【請求項2】上記弾性板5が、本体2側端部から蓋体3
側端部に至る複数のスリット21を設けてなる請求項1記
載の蓋の開閉機構。 - 【請求項3】上記弾性板5が、一端部を凹凸係合手段を
介して本体2後部上面に嵌着させるとともに、他端部を
凹凸係合手段を介して蓋体3後部下面に嵌着させてそれ
ぞれ連結してなる弾性板5である請求項1記載の蓋の開
閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001155939A JP4338007B2 (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 蓋の開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001155939A JP4338007B2 (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 蓋の開閉機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002347804A true JP2002347804A (ja) | 2002-12-04 |
JP4338007B2 JP4338007B2 (ja) | 2009-09-30 |
Family
ID=19000035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001155939A Expired - Fee Related JP4338007B2 (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 蓋の開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4338007B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018167852A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 凸版印刷株式会社 | 収納容器の蓋体 |
JP2020132209A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | 凸版印刷株式会社 | 蓋体及びこれを用いた包装容器 |
JP2021098523A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | 凸版印刷株式会社 | ウェットティッシュ用包装容器 |
-
2001
- 2001-05-24 JP JP2001155939A patent/JP4338007B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
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JP2020132209A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | 凸版印刷株式会社 | 蓋体及びこれを用いた包装容器 |
JP7293708B2 (ja) | 2019-02-18 | 2023-06-20 | 凸版印刷株式会社 | 蓋体及びこれを用いた包装容器 |
JP2021098523A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | 凸版印刷株式会社 | ウェットティッシュ用包装容器 |
JP7363458B2 (ja) | 2019-12-20 | 2023-10-18 | Toppanホールディングス株式会社 | ウェットティッシュ用包装容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4338007B2 (ja) | 2009-09-30 |
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