JP2002346655A - 打ち抜き加工方法、この方法に使用されるパンチ金型、パンチプレス - Google Patents

打ち抜き加工方法、この方法に使用されるパンチ金型、パンチプレス

Info

Publication number
JP2002346655A
JP2002346655A JP2001155631A JP2001155631A JP2002346655A JP 2002346655 A JP2002346655 A JP 2002346655A JP 2001155631 A JP2001155631 A JP 2001155631A JP 2001155631 A JP2001155631 A JP 2001155631A JP 2002346655 A JP2002346655 A JP 2002346655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
plate
punching
plate pressing
pressing force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001155631A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4741746B2 (ja
Inventor
Hideo Hara
英夫 原
Osamu Takahashi
修 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd, Amada Engineering Center Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP2001155631A priority Critical patent/JP4741746B2/ja
Publication of JP2002346655A publication Critical patent/JP2002346655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4741746B2 publication Critical patent/JP4741746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0076Noise or vibration isolation means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上部フレーム5及び下部フレーム7にそれぞ
れ貯えられた打ち抜き力の反力による弾性歪みエネルギ
ーが瞬間的に解放されても、弾性復帰の際に上部フレー
ム5及び下部フレーム7に大きな振動が生じることを防
止する。 【解決手段】 板材Wの被加工部を打ち抜く直前に、板
押さえ部27による板押さえ力を通常の板押さえ力から
打ち抜き力と同等以上の大きな板押さえ力へ切り換える
ようにし、板材Wの被加工部を打ち抜いてプレス本体の
振動がおさまったときに、板押さえ部27による板押さ
え力を前記大きな板押さえ力から前記通常の板押さえ力
に切り換えるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板材の被加工部に
対して打ち抜き加工を行う打ち抜き加工方法、及びこの
打ち抜き加工方法に使用されるパンチ金型、パンチプレ
スに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なパンチプレスについて説
明すると、以下のようになる。
【0003】即ち、前記パンチプレスはプレス本体をベ
ースとしており、このプレス本体は上下に対向した上部
フレームと下部フレームを備えている。前記下部フレー
ムにはダイ金型を支持するダイ金型支持部材が設けてあ
り、前記上部フレームにはパンチ金型を支持するパンチ
金型支持部材がダイ金型支持部材に上下に対向して設け
てある。前記パンチ金型支持部材の上方にはパンチ金型
を上方向から押圧するストライカーが設けてあり、前記
上部フレームには作動油の作用によりこのストライカー
を上下方向へ移動させる油圧作動装置が設けてある。
【0004】ここで、前記パンチ金型について具体的な
構成について説明すると、前記パンチ金型支持部材には
筒状のパンチガイドが上下方向へ移動可能に設けてあ
り、パンチガイドはリフタースプリングにより支持され
てある。また、前記パンチガイドの下端には板材の被加
工部の周縁を上方向から押圧する板押さえ部が有してあ
り、前記パンチガイドの上端にはリテーナカラーが設け
てある。更に、前記パンチガイド内にはパンチボディが
上下方向へ移動可能に設けてあり、前記パンチボディの
下端には刃部が有してあって、前記パンチボディの上端
にはパンチヘッドが有してある。そして、前記リテーナ
カラーの上部と前記パンチボディの前記パンチヘッドの
間にはストリッパスプリングが設けてあって、このスト
リッパスプリングは、パンチボディの刃部が前記ダイ金
型のダイ孔及び板材の加工穴から抜けるようにパンチボ
ディを上方向へ付勢する作用の他に、前記板押さえ部が
板材の被加工部の周縁を押さえるように前記パンチガイ
ドを下方向へ付勢する作用を有する。
【0005】上記構成により、板材を金型(パンチ金型
及びダイ金型)に対して相対的に移動させて、板材の被
加工部をパンチ金型とダイ金型の間に位置決めする。次
に、油圧作動装置によりストライカーを下方向へ移動さ
せて、ストライカーによりパンチ金型におけるパンチボ
ディのパンチヘッドを上方向から押圧することにより、
パンチボディを下方向へ移動させると共に、パンチガイ
ドも下方向へ移動させて、パンチガイドの板押さえ部に
より板材の被加工部の周縁を押さえることができる。
【0006】そして、油圧作動装置によりストライカー
を更に下方向へ移動させることにより、パンチボディを
ストリッパスプリングの付勢力に抗しつつパンチガイド
に対して下方向へ移動させて、パンチボディの刃部をパ
ンチガイドの板押さえ部に対して下方向へ突出させる。
これによって、パンチボディの刃部が板材の被加工部に
接触して、パンチ金型とダイ金型の協働による打ち抜き
加工が進行する。ここで、パンチボディの刃部が板材の
被加工部に接触することにより、上部フレームに打ち抜
きの反力が上方向へ作用し、下部フレームに打ち抜きの
反力が下方向へ作用して、打ち抜きの反力による弾性歪
みエネルギーが上部フレーム及び下部フレームにそれぞ
れ貯えられる。
【0007】更に、油圧作動装置によりストライカーを
下方向へ移動させて、パンチボディを下方向へ移動させ
ることにより、パンチガイドの板押さえ部により板材の
被加工部の周縁を押さえた状態の下で、パンチボディの
刃部をダイ金型のダイ孔に進入させて、板材の被加工部
を打ち抜くことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、板材の被加
工部を打ち抜くことによって、上部フレーム及び下部フ
レームにそれぞれ貯えられた打ち抜き力の反力による弾
性歪みエネルギーが瞬間的に解放されて、上部フレーム
及び下部フレームが弾性復帰する際に、上部フレーム及
び下部フレームに大きな振動が生じて、打ち抜き加工に
よる騒音が激しくなるという問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
あっては、パンチガイドの板押さえ部より板材の被加工
部の周縁を上方向から押さえ、パンチボディの刃部をこ
のパンチガイドの板押さえ部に対して下方向へ突出させ
ることにより、板材の被加工部に対して打ち抜き加工を
行う打ち抜き加工方法において、板材の被加工部を打ち
抜く直前に、前記板押さえ部による板押さえ力を通常の
板押さえ力から打ち抜き力と同等以上の大きな板押さえ
力へ切り換えるようにしたことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の発明特定事項の他に、板材の被加工部を打ち
抜いてプレス本体の振動がおさまったときに、前記板押
さえ部による板押さえ力を前記大きな板押さえ力から前
記通常の板押さえ力に切り換えるようにしたことを特徴
とする。
【0011】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
1又は請求項2に記載の打ち抜き加工方法に使用される
パンチ金型において、下端に板材の被加工部の周縁を押
さえる板押さえ部を備えた筒状のパンチガイドと、前記
パンチガイドの上端に設けられたリテーナカラーと、前
記パンチガイド内にに上下方向へ移動可能に設けられか
つ下端に前記板押さえ部に対して下方向へ突出可能な刃
部を備えたパンチボディと、前記リテーナカラーの上部
と前記パンチボディの上部の間に設けられかつパンチボ
ディを上方向へ付勢可能なストリッパスプリングと、前
記リテーナカラーの上部に前記ストリッパスプリングを
囲むように設けられかつ板材の被加工部の周縁を押さえ
る板押さえ力を前記パンチガイドに伝達する板押さえ力
伝達部材とを備え、この板押さえ力伝達部材を下方向へ
移動させると、前記パンチボディも下方向へ移動するよ
うに構成してなることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明特定事項によると、
板押さえ伝達力部材を上方向から押圧して、板押さえ力
伝達部材を下方向へ移動させる。これによって、パンチ
ガイドを下方向へ一体的に移動させて、パンチガイドの
板押さえ部により板材の被加工部の周縁を押さえること
ができると共に、パンチボディを下方向へ移動させるこ
とができる。ここで、パンチガイドの板押さえ部による
板押さえ力は、板押さえ力伝達部材の押圧力とほぼ同じ
であって、打ち抜き力よりも小さい通常の板押さえ力で
ある。
【0013】そして、パンチボディを上方向から押圧す
ることにより、パンチボディをストリッパスプリングの
付勢力に抗しつつパンチガイドに対して下方向へ移動さ
せて、パンチボディの刃部をパンチガイドの板押さえ部
に対して下方向へ突出させる。これによって、パンチボ
ディの刃部が板材の被加工部に接触して、パンチ金型と
ダイ金型の協働による打ち抜き加工が進行する。ここ
で、パンチボディの刃部が板材の被加工部に接触するこ
とにより、パンチプレスの上部フレームに打ち抜きの反
力が上方向へ作用し、パンチプレスの下部フレームに打
ち抜きの反力が下方向へ作用して、上部フレーム及び下
部フレームには弾性歪みエネルギーがそれぞれ貯えられ
る。
【0014】更に、パンチボディを下方向へ移動させる
ことにより、パンチガイドの板押さえ部により板材の被
加工部の周縁を押さえた状態の下で、パンチボディの刃
部をダイ金型のダイ孔に進入させて、板材の被加工部を
打ち抜くことができる。ここで、板材の被加工部を打ち
抜く直前に、パンチガイドの板押さえ部による板押さえ
力を通常の板押さえ力から打ち抜き力と同等以上の大き
な板押さえ力へ切り換える。
【0015】板材の被加工部を打ち抜いた後に、ストリ
ッパスプリングの付勢力によってパンチボディを上方向
へ移動させて、パンチボディの刃部を前記ダイ金型のダ
イ孔及び板材の加工穴から抜く。更に、パンチガイドを
上方向へ移動させて、パンチガイドの板押さえ部を板材
から離反させる。
【0016】請求項4に記載の発明にあっては、請求項
3に記載の発明特定事項の他に、前記板押さえ力伝達部
材を下方向へ移動させると、前記パンチボディも下方向
へ移動するように、前記パンチボディの上部に外フラン
ジを形成すると共に、前記板押さえ力伝達部材の上部に
この外フランジに上方向から係止可能な内フランジを形
成してなることを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の発明特定事項によると、
請求項3に記載の発明特定事項による作用と同様の作用
を奏する。
【0018】請求項5に記載に発明にあっては、請求項
1に記載の打ち抜き加工方法に使用されるパンチプレス
において、上下に対向した上部フレームと下部フレーム
を備えたプレス本体と、前記下部フレームに設けられか
つダイ金型を支持するダイ金型支持部材と、このダイ金
型支持部材に上下に対向して設けられかつ請求項3又は
請求項4に記載のパンチ金型を支持するパンチ金型支持
部材と、前記パンチ金型における前記板押さえ伝達部材
を上方向から押圧する外ストライカーと、前記パンチ金
型における前記パンチボディを上方向から押圧する内ス
トライカーと、前記上部フレームに設けられかつ前記内
ストライカー及び前記外ストライカーを作動油の作用に
より上下方向へ移動させる油圧作動装置と、板材の被加
工部を打ち抜く直前に、前記パンチ金型における前記パ
ンチガイドによる板押さえ力を通常の板押さえ力から打
ち抜き力と同等以上の大きな板押さえ力へ切り換えるよ
うに、前記油圧作動装置を制御する制御手段とを備えて
なることを特徴とする。
【0019】請求項5に記載の発明特定事項によると、
板材を金型(パンチ金型及びダイ金型)に対して相対的
に移動させて、板材の被加工部をパンチ金型とダイ金型
の間に位置決めする。次に、油圧作動装置により外スト
ライカーを下方向へ移動させて、外ストライカーにより
パンチ金型における板押さえ力伝達部材を上方向から押
圧することにより、板押さえ力伝達部材を下方向へ移動
させる。これによって、パンチガイドを下方向へ一体的
に移動させて、パンチガイドの板押さえ部により板材の
被加工部の周縁を押さえることができると共に、パンチ
ボディを下方向へ移動させることができる。ここで、パ
ンチガイドの板押さえ部による板押さえ力は、外ストラ
イカーによる押圧力とほぼ同じであって、打ち抜き力よ
りも小さい通常の板押さえ力である。
【0020】そして、油圧作動装置により内ストライカ
ーを下方向へ移動させて、内ストライカーによりパンチ
ボディを上方向から押圧することにより、パンチボディ
をストリッパスプリングの付勢力に抗しつつパンチガイ
ドに対して下方向へ移動させて、パンチボディの刃部を
パンチガイドの板押さえ部に対して下方向へ突出させ
る。これによって、パンチボディの刃部が板材の被加工
部に接触して、パンチ金型とダイ金型の協働による打ち
抜き加工が進行する。ここで、パンチボディの刃部が板
材の被加工部に接触することにより、上部フレームに打
ち抜きの反力が上方向へ作用し、下部フレームに打ち抜
きの反力が下方向へ作用して、上部フレーム及び下部フ
レームには弾性歪みエネルギーがそれぞれ貯えられる。
【0021】更に、油圧作動装置により内ストライカー
を下方向へ移動させて、パンチボディを下方向へ移動さ
せることにより、パンチガイドの板押さえ部により板材
の被加工部の周縁を押さえた状態の下で、パンチボディ
の刃部をダイ金型のダイ孔に進入させて、板材の被加工
部を打ち抜くことができる。ここで、板材の被加工部を
打ち抜く直前に、制御手段により油圧作動装置を制御し
てパンチガイドの板押さえ部による板押さえ力を通常の
板押さえ力から打ち抜き力と同等以上の大きな板押さえ
力へ切り換える。
【0022】板材の被加工部を打ち抜いた後に、油圧作
動装置により内ストライカーを上方向へ移動させて、内
ストライカーによる押圧を解除する。これによって、ス
トリッパスプリングの付勢力によってパンチボディを上
方向へ移動させて、パンチボディの刃部を前記ダイ金型
のダイ孔及び板材の加工穴から抜く。更に、油圧作動装
置により外ストライカーを上方向へ移動させて、外スト
ライカーによる押圧を解除して、パンチガイドの板押さ
え部を板材から離反させる。
【0023】請求項6に記載の発明にあっては、請求項
5に記載の発明特定事項の他に、板材の被加工部を打ち
抜いてプレス本体の振動がおさまったときに、前記板押
さえ部による板押さえ力を前記大きな板押さえ力から前
記通常の板押さえ力に切り換えるように、前記制御手段
により前記油圧作動装置を制御可能に構成してなること
を特徴とする。
【0024】請求項6に記載の発明特定事項によると、
請求項5に記載の発明特定事項による作用の他に、板材
の被加工部を打ち抜いてプレス本体の振動がおさまった
ときに、制御手段により油圧作動装置を制御して板押さ
え部による板押さえ力を前記通常の板押さえ力に戻す。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0026】図2に示すように、本発明の実施の形態に
係わるパンチプレス1はブリッジ型のプレス本体3をベ
ースとしており、このプレス本体3は上下(図2におい
て上下)に対向した上部フレーム5と下部フレーム7を
備えている。下部フレーム7には板材Wを支持するワー
クテーブル装置9が設けてあり、このワークテーブル装
置9は、下部フレーム7に固定した固定テーブルと、下
部フレーム7におけるこの固定テーブルの左右(図2に
おいて紙面に向かって表裏)両側に前後方向(図2にお
いて右左方向)へ移動可能に設けられた一対の可動テー
ブルとを備えている。ワークテーブル装置9における一
対の可動テーブルの前部には左右方向へ延びたキャレッ
ジベース11が前後方向へ移動可能に設けてあり、この
キャレッジベース11には板材Wの端部をクランプする
複数のクランパ13を備えたキャレッジ15が左右方向
へ移動可能に設けてある。
【0027】下部フレーム7には円盤状の下部タレット
(ダイ金型支持部材)17が回転可能に設けてあり、こ
の下部タレット17には多数のダイ金型19が周方向へ
適宜間隔に支持されてある。また、上部フレーム5には
円盤状の上部タレット(パンチ金型支持部材)21が下
部タレット17に上下に対向して設けてあり、この下部
タレット21には多数のパンチ金型23が周方向へ適宜
間隔に支持されてある。ここで、上部タレット21及び
下部タレット17は同期して回転させることにより、所
定のパンチ金型23及び所定のダイ金型17を加工領域
Aに割り出すことができるようになっている。
【0028】図3に示すように、パンチ金型23の具体
的な構成について説明すると、以下のようになる。
【0029】即ち、上部タレット21の支持孔21hに
はパンチ金型23の一部を構成する筒状のパンチガイド
25が上下方向(図3において上下方向)へ移動可能に
設けてあり、このパンチガイド25はリフタースプリン
グ26を介して上部タレット21に支持されてあって、
回り止めキー(図示省略)を用いてパンチガイド25は
上部タレット21に対して回転不能である。パンチガイ
ド25の下部には環状の板押さえ部27が固定ねじ(図
示省略)を介して備えてあって、この板押さえ部27は
板材Wの被加工部の周縁を上方向から押さえるものであ
る。なお、板押さえ部27をパンチガイド25の下部に
一体に備えても差し支えない。
【0030】パンチガイド25の上端にはリテーナカラ
ー29がOリング30を介して設けてあり、このリテー
ナカラー29の上部には段付部29aが形成してある。
また、パンチガイド25内にはパンチボディ31が上下
方向へ移動可能に設けてあり、このパンチボディ31は
回り止めキー(図示省略)を用いてパンチガイド25に
対して回転不能である。パンチボディ31の上端にはパ
ンチヘッド31aが有してあって、パンチボディ31の
下部には刃部33が刃部ホルダ35を介して着脱可能に
備えてあって、この刃部33は進入孔27hを介して板
押さえ部27に対して下方向へ突出可能である。なお、
パンチヘッド31aとパンチボディ31を別体に備えて
もよく、刃部33をパンチボディ31の下部に一体に備
えても差し支えない。
【0031】リテーナカラー29の上部とパンチヘッド
31a(後述の外フランジF1)の間にはストリッパス
プリング37が設けてあり、このストリッパスプリング
37は、パンチボディ31の刃部33がダイ金型17の
ダイ孔(図示省略)及び板材Wの加工穴から抜けるよう
にパンチボディ31を上方向へ付勢する作用を有する。
【0032】リテーナカラー29の段付部29aには筒
状の板押さえ伝達部材39がストッリパスプリング37
を囲むように設けてあり、この板押さえ伝達部材39は
板材Wの被加工部の周縁を押さえる板押さえ力をパンチ
ガイド25に伝達するものである。ここで、板押さえ力
伝達部材39を下方向へ移動させると、パンチボディ3
1も下方向へ移動するように、パンチヘッドには外フラ
ンジF1が形成してあると共に、板押さえ力伝達部材3
9の上部にはこの外フランジF1に上方向から係止可能
な内フランジF2が形成してある。
【0033】図1及び図2に示すように、上部タレット
21の上方(図1及び図2において上方)には円筒状の
外ストライカー41及び円柱状の内ストライカー43が
それぞれ設けてあって、外ストライカー41はパンチ金
型23における板押さえ力伝達部材39を上方向から押
圧するものであって、内ストライカー43はパンチ金型
23におけるパンチボディ31のパンチヘッド31aを
上方向から押圧するものである。ここで、内ストライカ
ー43は外ストライカー41により上下方向へ移動可能
に支持されている。
【0034】上部フレーム5には外ストライカー41及
び内ストライカー43を作動油の作用により上下方向へ
移動させる油圧作動装置45が設けてある。この油圧作
動装置45の具体的構成について説明すると、以下のよ
うになる。
【0035】即ち、上部フレーム5には第1シリンダ本
体47が設けてあり、この第1シリンダ本体47内には
第1ピストン49が上下方向へ移動可能に設けてあっ
て、この第1ピストン49によって第1シリンダ本体4
7内を第1上部油圧室51と第2下部油圧室53に区画
している。第1ピストン49には第2シリンダ本体55
が設けてあり、この第2シリンダ本体55内には第2ピ
ストン57が上下方向へ移動可能に設けてあって、この
第2ピストン57によって第2シリンダ本体55内を第
2上部油圧室59と第2下部油圧室61に区画してい
る。
【0036】第2シリンダ本体55には第1連結部材6
3の上部が一体的に連結してあり、この第1連結部材6
3の下部には外ストライカー41が一体的に連結してあ
る。外ストライカー41にはガイドバー65が設けてあ
り、このガイドバー65は上部フレーム5の適宜位置に
上下方向へ移動可能に支持されている。第2ピストン5
7には第2連結部材(ピストンロッド)67の上部が一
体的に連結してあり、第2連結部材67の下部には内ス
トライカー43が一体的に連結してある。
【0037】従って、第1上部油圧室51へ作動油を供
給することにより、第1ピストン49及び第2シリンダ
本体55を下方向へ一体的に移動させて、外ストライカ
ー41及び内ストライカー43を下方向へ一体的に移動
させることができる。また、第2上部油圧室59へ作動
油を供給することにより、第2ピストン57を下方向へ
移動させて、内ストライカー43のみ下方向へ移動させ
ることができる。
【0038】一方、第1下部油圧室53へ作動油を供給
することにより、第1ピストン49及び第2シリンダ本
体55を上方向へ一体的に移動させて、外ストライカー
41及び内ストライカー43を上方向へ一体的に移動さ
せることができる。また、第2下部油圧室61へ作動油
を供給することにより、第2ピストン57を上方向へ移
動させて、内ストライカー43のみ上方向へ移動させる
ことができる。
【0039】なお、外ストライカー41を内ストライカ
ー43とは別個に上下方向へ移動させることもできる。
【0040】詳細な油圧回路は省略するが、第1上部油
圧室51にはソレノイド(図示省略)を備えた方向制御
弁69が接続してあり、この方向制御弁69は、第1上
部油圧室51が低圧用油圧源71に連通した低圧状態
と、第1上部油圧室51が高圧用油圧源73に連通した
高圧状態に切り換えるものである。方向制御弁69は油
圧制御装置75に電気的に接続してあり、この油圧制御
装置75は、板材Wの被加工部を打ち抜く直前に前記低
圧状態から前記高圧状態に切り換え、かつ板材Wの被加
工部を打ち抜いてプレス本体3の振動がおさまったとき
に、前記高圧状態から前記低圧状態に切り換えるよう
に、方向制御弁69を制御するものである。
【0041】内ストライカー43の高さ位置から板材W
の被加工部を打ち抜く直前、及び打ち抜いてプレス本体
3の振動がおさまったことを検出するため、上部フレー
ム5の適宜位置には上下に延びたマグネットスケールの
ごときリニアスケール77が設けてあり、第2連結部材
67の適宜位置には検出ヘッド79が設けてある。ここ
で、検出ヘッド79は油圧制御装置75に電気的に接続
してある。なお、内ストライカー43の高さ位置の他
に、第1上部油圧室51内の圧力の変化から板材Wの被
加工部を打ち抜く直前、及び打ち抜いてプレス本体3の
振動がおさまったことを検出するようにしてもよい。
【0042】次に、本発明の実施の形態の打ち抜き加工
方法について作用を含めて説明する。
【0043】まず、上部タレット21及び下部タレット
17を回転させて、所定のパンチ金型23及び所定のダ
イ金型19を加工領域Aに割り出す。また、複数のクラ
ンパ13により板材Wの端部をクランプした状態の下
で、キャレッジベース11を一対の可動テーブルの一体
的に前後方向へ移動させると共に、キャレッジ15を左
右方向へ移動させる。これによって、板材Wを前後方向
及び左右方向へ移動させて、板材Wの被加工部を所定の
パンチ金型23と所定のダイ金型19の間に位置決めす
ることができる。
【0044】次に、第1上部油圧室51へ作動油を供給
して外ストライカー41及び内ストライカー43を下方
向へ移動させて、外ストライカー41により所定のパン
チ金型23における板押さえ力伝達部材39を上方向か
ら押圧することにより、板押さえ力伝達部材39を下方
向へ移動させる。これによって、パンチガイド25を下
方向へ一体的に移動させて、パンチガイド25の板押さ
え部27により板材Wの被加工部の周縁を押さえること
ができると共に、パンチボディ31を下方向へ移動させ
ることができる。ここで、方向制御弁69は前記低圧状
態にあって、パンチガイド25の板押さえ部27による
板押さえ力は外ストライカー41による押圧力とほぼ同
じであって、打ち抜き力よりも小さい通常の板押さえ力
(例えば打ち抜き力の40から70パーセントの力)で
ある。
【0045】そして、第2上部油圧室59へ作動油を供
給して内ストライカー43を下方向へ移動させて、内ス
トライカー43によりパンチボディ31のパンチヘッド
31aを上方向から押圧することにより、パンチボディ
31をストリッパスプリング37の付勢力に抗しつつパ
ンチガイド25に対して下方向へ移動させて、パンチボ
ディ31の刃部33をパンチガイド25の板押さえ部2
7に対して下方向へ突出させる。これによって、パンチ
ボディ31の刃部33が板材Wの被加工部に接触して、
パンチ金型23とダイ金型19の協働による打ち抜き加
工が進行する。ここで、パンチボディ31の刃部33が
板材Wの被加工部に接触することにより、上部フレーム
5に打ち抜きの反力が上方向へ作用し、下部フレーム7
に打ち抜きの反力が下方向へ作用して、上部フレーム5
及び下部フレーム7には弾性歪みエネルギーがそれぞれ
貯えられる。
【0046】更に、第2上部油圧室59へ作動油を供給
して内ストライカー43を下方向へ移動させて、パンチ
ボディ31を下方向へ移動させることにより、パンチガ
イド25の板押さえ部27により板材Wの被加工部の周
縁を押さえた状態の下で、パンチボディ31の刃部33
を所定のダイ金型19のダイ孔に進入させて、板材Wの
被加工部を打ち抜くことができる。ここで、検出ヘッド
79により板材Wの被加工部を打ち抜く直前を検出する
と、油圧制御装置75により方向制御弁を前記低圧状態
から前記高圧状態に切り換えて、パンチガイド25の板
押さえ部27による板押さえ力を通常の板押さえ力から
打ち抜き力と同等以上の大きな板押さえ力へ切り換え
る。更に、検出ヘッド79により板材Wの被加工部を打
ち抜いて振動がおさまったときに、油圧制御装置75に
より方向制御弁69を前記高圧状態から前記低圧状態に
切り換えて、パンチガイド25の板押さえ部27による
板押さえ力を通常の板押さえ力に戻す。
【0047】そして、第2下部油圧室61へ作動油を供
給して内ストライカー43を上方向へ移動させて、内ス
トライカー43による押圧を解除する。これによって、
ストリッパスプリング37の付勢力によってパンチボデ
ィ31を上方向へ移動させて、パンチボディ31の刃部
33をダイ金型19のダイ孔及び板材Wの加工穴から抜
く。更に、第1下部油圧室53へ作動油を供給して外ス
トライカー41を上方向へ移動させて、外ストライカー
41による押圧を解除して、パンチガイド25の板押さ
え部27を板材Wから離反させる。
【0048】以上のごとき、本発明の実施の形態によれ
ば、板材Wの被加工部を打ち抜く直前に、パンチガイド
25の板押さえ部27による板押さえ力を通常の板押さ
え力から打ち抜き力と同等以上の大きな板押さえ力へ切
り換えるために、板材Wの被加工部を打ち抜くときに、
上部フレーム5に大きな板押さえ力の反力を上方向へ作
用させると共に、下部フレーム7に大きな板押さえ力の
反力を下方向へ作用させることができる。従って、板材
Wの被加工部を打ち抜くことによって、上部フレーム5
及び下部フレーム7にそれぞれ貯えられた打ち抜き力の
反力による弾性歪みエネルギーが瞬間的に解放されて、
上部フレーム5及び下部フレーム7が弾性復帰しても、
弾性復帰の際に上部フレーム5及び下部フレーム7に大
きな振動が生じることを防止でき、低騒音加工を行うこ
とができる。
【0049】また、板材Wの被加工部を打ち抜いてプレ
ス本体3の振動がおさまったときに、板押さえ部27に
よる板押さえ力を大きな板押さえ力から通常の板押さえ
力に切り換えるために、大きな板押さえ力の反力による
弾性歪みエネルギーが上部フレーム5及び下部フレーム
7に貯えられることを抑制できる。従って、大きな板押
さえ力が解除されても、上部フレーム5及び下部フレー
ム7に大きな振動が生じることはない。
【0050】なお、本発明は前述の如き発明の実施の説
明に限るものでなく、例えば、板押さえ力の切り換えを
前記高圧状態と前記低圧状態の切り換えによって行う他
に、油圧作動装置45の別の圧力制御、又は油圧作動装
置45の位置制御によって行う等、その他種々の態様で
実施可能である。
【0051】
【発明の実施の形態】図4には、材料SPHC,板厚
3,2mmの板材Wに対して打ち抜き加工を行った場合に
おける板押さえ力と騒音値の関係が示してあり、図5に
は、材料SPCC,板厚2,3mmの板材Wに対して打ち
抜き加工を行った場合における板押さえ力と騒音値の関
係が示してあり、図6には、材料SPCC,板厚1,0
mmの板材Wに対して打ち抜き加工を行った場合における
板押さえ力と騒音値の関係が示してある。上述のいずれ
の場合においても、板押さえ力が打ち抜き力と同等以上
になると、騒音値が小さくなり、前述の発明の実施の形
態に係わる発明の効果を実験的にも証明できる。
【0052】
【発明の効果】請求項1から請求項6のうちのいずれか
の請求項に記載の発明によれば、板材の被加工部を打ち
抜く直前に、パンチガイドの板押さえ部による板押さえ
力を通常の板押さえ力から打ち抜き力と同等以上の大き
な板押さえ力へ切り換えるために、板材の被加工部を打
ち抜くときに、上部フレームに大きな板押さえ力の反力
を上方向へ作用させると共に、下部フレームに大きな板
押さえ力の反力を下方向へ作用させることができる。従
って、板材の被加工部を打ち抜くことによって、上部フ
レーム及び下部フレームにそれぞれ貯えられた打ち抜き
力の反力による弾性歪みエネルギーが瞬間的に解放され
て、上部フレーム及び下部フレームが弾性復帰しても、
弾性復帰の際に上部フレーム及び下部フレームに大きな
振動が生じることを防止でき、低騒音加工を行うことが
できる。
【0053】請求項2又は請求項6に記載の発明による
と、効果を奏する他に、板材の被加工部を打ち抜いてプ
レス本体の振動がおさまったときに、板押さえ部による
板押さえ力を大きな板押さえ力から通常の板押さえ力に
切り換えるために、大きな板押さえ力の反力による弾性
歪みエネルギーが上部フレーム及び下部フレームに貯え
られることを抑制できる。従って、大きな板押さえ力が
解除されても、上部フレーム及び下部フレームに大きな
振動が生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部を説明する図であ
る。
【図2】パンチプレスの側面図である。
【図3】パンチ金型の詳細図である。
【図4】材料SPHC,板厚3,2mmの板材Wに対して
打ち抜き加工を行った場合における板押さえ力と騒音値
の関係図である。
【図5】材料SPCC,板厚2,3mmの板材Wに対して
打ち抜き加工を行った場合における板押さえ力と騒音値
の関係図である。
【図6】材料SPCC,板厚1,0mmの板材Wに対して
打ち抜き加工を行った場合における板押さえ力と騒音値
の関係図である。
【符号の説明】
1 パンチプレス 3 プレス本体 5 上部フレーム 7 下部フレーム 17 下部タレット 19 ダイ金型 21 上部タレット 23 パンチ金型 25 パンチガイド 27 板押さえ部 29 リテーナカラー 31 パンチボディ 33 刃部 37 ストリッパスプリング 39 板押さえ力伝達部材 41 外ストライカー 43 内ストライカー 45 油圧作動装置 69 方向制御弁 71 低圧油圧源 73 高圧油圧源 75 油圧制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E048 LA07 4E088 DA12 EA05 GA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチガイドの板押さえ部より板材の被
    加工部の周縁を上方向から押さえ、パンチボディの刃部
    をこのパンチガイドの板押さえ部に対して下方向へ突出
    させることにより、板材の被加工部に対して打ち抜き加
    工を行う打ち抜き加工方法において、 板材の被加工部を打ち抜く直前に、前記板押さえ部によ
    る板押さえ力を通常の板押さえ力から打ち抜き力と同等
    以上の大きな板押さえ力へ切り換えるようにしたことを
    特徴とする打ち抜き加工方法。
  2. 【請求項2】 板材の被加工部を打ち抜いてプレス本体
    の振動がおさまったときに、前記板押さえ部による板押
    さえ力を前記大きな板押さえ力から前記通常の板押さえ
    力に切り換えるようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の打ち抜き加工方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の打ち抜き
    加工方法に使用されるパンチ金型において、 下端に板材の被加工部の周縁を押さえる板押さえ部を備
    えた筒状のパンチガイドと、 前記パンチガイドの上端に設けられたリテーナカラー
    と、 前記パンチガイド内に上下方向へ移動可能に設けられか
    つ下端に前記板押さえ部に対して下方向へ突出可能な刃
    部を備えたパンチボディと、 前記リテーナカラーの上部と前記パンチボディの上部の
    間に設けられかつ前記パンチボディを上方向へ付勢可能
    なストリッパスプリングと、 前記リテーナカラーに前記ストリッパスプリングを囲む
    ように設けられかつ板材の被加工部の周縁を押さえる板
    押さえ力を前記パンチガイドに伝達する板押さえ力伝達
    部材とを備え、 この板押さえ力伝達部材を下方向へ移動させると、前記
    パンチボディも下方向へ移動するように構成してなるこ
    とを特徴とするパンチ金型。
  4. 【請求項4】 前記板押さえ力伝達部材を下方向へ移動
    させると、前記パンチボディも下方向へ移動するよう
    に、前記パンチボディの上部に外フランジを形成すると
    共に、前記板押さえ力伝達部材の上部にこの外フランジ
    に上方向から係止可能な内フランジを形成してなること
    を特徴とする請求項3に記載のパンチ金型。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の打ち抜き加工方法に使
    用されるパンチプレスにおいて、 上下に対向した上部フレームと下部フレームを備えたプ
    レス本体と、 前記下部フレームに設けられかつダイ金型を支持するダ
    イ金型支持部材と、 このダイ金型支持部材に上下に対向して設けられかつ請
    求項3又は請求項4に記載のパンチ金型を支持するパン
    チ金型支持部材と、 前記パンチ金型における前記板押さえ伝達部材を上方向
    から押圧する外ストライカーと、 前記パンチ金型における前記パンチボディを上方向から
    押圧する内ストライカーと、 前記上部フレームに設けられかつ前記内ストライカー及
    び前記外ストライカーを作動油の作用により上下方向へ
    移動させる油圧作動装置と、 板材の被加工部を打ち抜く直前に、前記パンチ金型にお
    ける前記パンチガイドによる板押さえ力を通常の板押さ
    え力から打ち抜き力と同等以上の大きな板押さえ力へ切
    り換えるように、前記油圧作動装置を制御する制御手段
    とを備えてなることを特徴とするパンチプレス。
  6. 【請求項6】 板材の被加工部を打ち抜いてプレス本体
    の振動がおさまったときに、前記板押さえ部による板押
    さえ力を前記大きな板押さえ力から前記通常の板押さえ
    力に切り換えるように、前記制御手段により前記油圧作
    動装置を制御可能に構成してなることを特徴とする請求
    項5に記載のパンチプレス。
JP2001155631A 2001-05-24 2001-05-24 パンチ金型及びパンチプレス Expired - Fee Related JP4741746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155631A JP4741746B2 (ja) 2001-05-24 2001-05-24 パンチ金型及びパンチプレス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155631A JP4741746B2 (ja) 2001-05-24 2001-05-24 パンチ金型及びパンチプレス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002346655A true JP2002346655A (ja) 2002-12-03
JP4741746B2 JP4741746B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=18999779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001155631A Expired - Fee Related JP4741746B2 (ja) 2001-05-24 2001-05-24 パンチ金型及びパンチプレス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4741746B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046716A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Feintool Intellectual Property Ag シリンダ/ピストンユニットの同期を制御し、プレス機での変形および/または精密打抜きの際の圧力ピークを減らすための方法及び装置
CN104384300A (zh) * 2014-10-24 2015-03-04 德州职业技术学院 钣金开孔装置及其开孔工艺
CN105268805A (zh) * 2015-11-28 2016-01-27 谭华 钣金冲压的裂纹检测工装
WO2021152219A1 (en) * 2020-01-30 2021-08-05 Moviator Oy Hydraulic press and method for pressing objects

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105344781A (zh) * 2015-11-28 2016-02-24 谭华 基于裂纹检测冲压装置
CN105290184A (zh) * 2015-11-28 2016-02-03 谭华 钣金冲压装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0313236A (ja) * 1989-06-09 1991-01-22 Komatsu Ltd タレツトパンチプレスのブレークスルー騒音低減方法及び低減装置
JPH04302702A (ja) * 1991-03-29 1992-10-26 Amada Co Ltd 板材加工機
JPH07246432A (ja) * 1994-03-09 1995-09-26 Komatsu Ltd パンチプレス機における加工方法
JPH0811000A (ja) * 1994-06-29 1996-01-16 Aida Eng Ltd プレス機械の打ち抜き加工方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0313236A (ja) * 1989-06-09 1991-01-22 Komatsu Ltd タレツトパンチプレスのブレークスルー騒音低減方法及び低減装置
JPH04302702A (ja) * 1991-03-29 1992-10-26 Amada Co Ltd 板材加工機
JPH07246432A (ja) * 1994-03-09 1995-09-26 Komatsu Ltd パンチプレス機における加工方法
JPH0811000A (ja) * 1994-06-29 1996-01-16 Aida Eng Ltd プレス機械の打ち抜き加工方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046716A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Feintool Intellectual Property Ag シリンダ/ピストンユニットの同期を制御し、プレス機での変形および/または精密打抜きの際の圧力ピークを減らすための方法及び装置
CN104384300A (zh) * 2014-10-24 2015-03-04 德州职业技术学院 钣金开孔装置及其开孔工艺
CN105268805A (zh) * 2015-11-28 2016-01-27 谭华 钣金冲压的裂纹检测工装
WO2021152219A1 (en) * 2020-01-30 2021-08-05 Moviator Oy Hydraulic press and method for pressing objects
EP4100242A4 (en) * 2020-01-30 2023-10-25 Moviator Oy HYDRAULIC PRESS AND METHOD FOR PRESSING OBJECTS

Also Published As

Publication number Publication date
JP4741746B2 (ja) 2011-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6055895A (en) Punched plate material carrying-out system
JP4741746B2 (ja) パンチ金型及びパンチプレス
JP2000343144A (ja) プレス成形品の製造方法
JP3803449B2 (ja) 打抜き用金型装置
JP4027648B2 (ja) パンチプレス
JPH05177265A (ja) プレス金型
KR100391453B1 (ko) 프레스용 피어싱 장치
KR20010059403A (ko) 캠형 피어싱 프레스 장치
JP3642837B2 (ja) パンチプレスにおける板押さえ兼小製品切り離し装置
KR20200139956A (ko) 프레스 장치
JP4292617B2 (ja) プレス装置
JP3537174B2 (ja) パンチプレス機における加工方法
JP4453994B2 (ja) パンチ金型
JPH10216999A (ja) タレットパンチプレス
JP7471656B2 (ja) プレス装置及びプレス装置を用いた加工対象物の製造方法
JPH02217119A (ja) 位置決め孔の加工方法
JP4104255B2 (ja) パンチプレスのストリッパ
JPH0718478Y2 (ja) 油圧プレス機械の油圧装置
CN215825142U (zh) 带圆弧型材加工定位设备
JP2005152927A (ja) トグル式単板エンボス加工装置
KR20020058789A (ko) 피어싱 프레스 장치
JP2001062528A (ja) タレットパンチプレス
JP4107770B2 (ja) パンチプレスのワーク加工方法
JPH04129514U (ja) プレス成形装置のストリツパー機構
RU2232660C2 (ru) Штамп для чистовой вырубки

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080430

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110426

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees