JP2002346628A - 長尺材を引抜き加工するための引抜き加工ユニットおよび引抜き加工路 - Google Patents

長尺材を引抜き加工するための引抜き加工ユニットおよび引抜き加工路

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JP2002346628A JP2002134473A JP2002134473A JP2002346628A JP 2002346628 A JP2002346628 A JP 2002346628A JP 2002134473 A JP2002134473 A JP 2002134473A JP 2002134473 A JP2002134473 A JP 2002134473A JP 2002346628 A JP2002346628 A JP 2002346628A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機械的構造コストの少ない引抜き加工ユニット
と、複数個の引抜き加工ユニットを有する機械的構造コ
ストの少ない引抜き加工路とであって、同時にプロセス
コストの少ない前記引抜き加工ユニットおよび引抜き加
工路を提供する。 【解決手段】引抜き加工ユニット(1)はモジュール構
成にしたがって組み立て可能である。このために少なく
とも1つの走行軌道モジュール(6a)と、引抜きダイ
ス(3a)をロックするための少なくとも1つの保持要
素モジュール(10a)とを設ける。走行軌道モジュー
ル(6a)は少なくとも1つの他の走行軌道モジュール
(6b)を直接接続させることにより連続した走行軌道
(6)に組み立て可能である。それぞれの引抜き台車
(4,17,19)の駆動手段は走行軌道(6)に沿って
独立に移動させるための少なくとも1つのリニアモータ
を有している。走行軌道(6)はリニアモータの一部で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺材を引抜き段
において引抜き加工するための引抜き加工ユニットであ
って、少なくとも1つの引抜き台車が設けられ、引抜き
台車用の駆動手段が設けられている前記引抜き加工ユニ
ットに関するものである。さらに本発明は、少なくとも
2つの引抜き台車を備えた引抜き加工路にも関する。
【0002】
【従来の技術】引抜き加工機は管材、線材、或いは棒材
のような長尺の対象物を引抜きダイスにより引抜き加工
するために用いる。連続的に作動する引抜き加工機(こ
の場合、引抜き材の長さが引抜き加工機の寸法の複数倍
に及ぶ場合がある)と、ドローベンチのような不連続に
作動する引抜き加工機とは区別される。
【0003】連続的に作動する直進引抜き加工機の一例
はドイツ連邦共和国特許公開第2852071号公報か
ら知られている。この直進引抜き加工機は引抜き加工ユ
ニットを備えた台車型引抜き加工機を開示しており、引
抜き加工ユニットは、機械フレームの滑動軌道内を引抜
き方向に平行に案内される2つの引抜き台車を有してい
る。互いに逆方向へ往復運動するこれらの引抜き台車
は、引抜き材を協働して絶え間なく引っ張る。この往復
運動を実施するため、引抜き台車はそれぞれ双腕のレバ
ーを備え、2つのアームは共通の軸に着座しているダブ
ルカムディスクにより互いに逆方向へ回動する。
【0004】たとえば欧州特許公開第0371165A
1号公報に記載されているような他の公知のドライブシ
ステムは、引抜き台車を互いに逆方向へ移動させるため
に上面にカム状に延びる細条部を備えた回転ドラムを有
している。
【0005】このようなドライブシステムをベースにす
ると、引抜き台車は拡大できない短いストロークで移動
するので、ストロークは大部分が加速経路と制動経路か
らなっている。平均引抜き速度を増大させるには、非常
に高いストローク回数で作動させねばならない。しかし
ストローク回数は、引抜き台車の逆転点に生じる慣性力
により制限を受けるので、任意に増大させることはでき
ない。
【0006】その都度横断面を減縮させながら直列に配
置された引抜き加工機で複数の引抜き工程を実施する場
合、従来では引抜き材をドラムに巻きつけて、束にして
次の引抜き加工機へ転送していた。欧州特許公開第01
82922A1号公報に記載されている連結ユニット
は、引抜き材を中間的に巻き付けせずにダイレクトに複
数個の引抜き加工機を順次切換えて、同時に作動させる
ためのものである。この引抜き加工機の連結は、それぞ
れの引抜き加工機の間に設けられるガイド装置により達
成される。ガイド装置は引抜き材を次の引抜き加工機の
引抜きノズル内へ案内させるとともに、引抜き材を直線
流れ方向から偏向させる。直進方向からの引抜き材のこ
の偏向は引抜き材を移動させる上でバッファ領域を提供
するので、連続引抜きプロセスで作動する先行の引抜き
加工機はこのとき発生する円弧の中へ引抜き材を支障な
く搬送させることができ、他方次の引抜き加工機は引抜
き加工開始中に次の引抜き材を間欠作動で受け取ること
ができる。
【0007】2つまたはそれ以上の引抜き加工機を直列
に配置すると、従来の技術によれば、個々の引抜き加工
機の間にある引抜き材をドラムに巻き取るか、或いは直
進方向から偏向させて、変形要素を用いて円弧形に誘導
せねばならず、プロセス技術および機械構造的に高コス
トである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、機械
的構造コストの少ない引抜き加工ユニットと、複数個の
引抜き加工ユニットを有する機械的構造コストの少ない
引抜き加工路とであって、同時にプロセスコストの少な
い前記引抜き加工ユニットおよび引抜き加工路とを提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、引抜き加工ユニットにおいては、引抜き加
工ユニットがモジュール構成にしたがって組み立て可能
で、このために少なくとも1つの走行軌道モジュール
と、引抜きダイスをロックするための少なくとも1つの
保持要素モジュールとを有し、走行軌道モジュールが少
なくとも1つの他の走行軌道モジュールを直接接続させ
ることにより連続した走行軌道に組み立て可能であり、
それぞれの引抜き台車の駆動手段が走行軌道に沿って独
立に移動させるための少なくとも1つのリニアモータを
有し、走行軌道がリニアモータの一部であることによっ
て解決される。
【0010】また、引抜き加工路においては、モジュー
ル状に構成された引抜き加工ユニットが、少なくとも1
つの走行軌道モジュールと、引抜きダイスをロックする
ための少なくとも1つの保持要素モジュールとを備え、
走行軌道モジュールが少なくとも1つの他の走行軌道モ
ジュールを直接接続させることにより連続した走行軌道
に組み立て可能であり、前記駆動手段がそれぞれの引抜
き台車を走行軌道に沿って独立に移動させるための少な
くとも1つのリニアモータを有し、走行軌道がリニアモ
ータの一部であり、引抜き加工ユニットが、モジュール
構成にしたがって、連続する走行軌道とともに互いに直
列に配置されていること、引抜き加工路が、それぞれの
引抜き台車のそれぞれのリニアモータを制御または調節
するためのコンピュータユニットと、該コンピュータユ
ニットをそれぞれの引抜き台車と接続させて、互いに直
列に配置された引抜き加工ユニットのそれぞれの引抜き
台車の引抜き工程を正確に整合させるための信号線とを
有していることによって解決される。
【0011】本発明の技術思想は、引抜き加工ユニット
をいくつかの走行軌道モジュールからモジュール状に構
成することにある。この場合、基本ユニットはただ1つ
の走行軌道モジュールを有しているにすぎない。走行軌
道モジュールは、引抜きダイスを着脱可能に受容するた
めの少なくとも1つの保持要素モジュールを有してい
る。保持要素モジュール自身も着脱可能であり、或い
は、引抜き加工ユニットまたはその機械フレームに沿っ
て移動可能に配置されている。走行軌道モジュールは複
数個の保持要素モジュールを備えていてもよく、すべて
の保持要素モジュールが引抜きダイスを受容する必要は
ない。引抜き加工ユニットは少なくとも1つの引抜き台
車を有し、その駆動手段は少なくとも1つのリニアモー
タを有している。この場合走行軌道はリニアモータの一
部である。
【0012】引抜き加工ユニットをモジュール状に構成
するとともに、それぞの引抜き台車用のリニアモータド
ライブをもモジュール状に構成するのが有利である。こ
のため、リニアモータは1つの引抜き台車のためのリニ
アモータ複合体として1個または複数個のリニアモータ
ユニットを有している。この場合、リニアモータユニッ
トは第1次部分と第2次部分とを有している。それぞれ
のリニアモータユニットの定置部分(第1次部分か第2
次部分)は走行軌道モジュールに組み込まれており、他
の可動部分は移動台車と結合されている。それぞれの引
抜き台車に対する駆動パワーに応じてリニアモータ複合
体は異なる性質のリニアモータユニットおよび(また
は)異なる数量の多数のリニアモータユニットを備えて
いる。
【0013】引抜き加工ユニットをモジュール状に構成
することにより、また引き抜き台車用のリニアモータ駆
動手段をモジュール状に構成することによっても、引抜
き加工ユニットを可変に構成できる。比較的少ない機械
的構成コストで多様な構成を達成できる。
【0014】この場合引抜き加工ユニットの走行軌道モ
ジュールは、他の少なくとも1つの走行軌道モジュール
を直接結合させることにより連続した走行軌道に組み立
て可能であるように構成されている。このようにして、
1つの引抜き加工ユニットを1つのまとまった長さの走
行軌道に組み立てることができ、同じ作業工程で引抜き
台車の数量を増やすことができ、或いは、同数の引抜き
台車で行程距離を増大させることができる。
【0015】リニアモータを使用することにより、個々
の引抜き台車の行程距離または移動距離は限定されるこ
とがない。リニアモータは正確に制御または調節するこ
とができ、迅速な加速と迅速な制動作用とを可能にす
る。加速距離または制動距離がそれぞれ比較的短いた
め、全体に比較的長い行程距離を活用して平均的な引抜
き速度が総じて高速になる。さらに、それぞれの引抜き
台車を往路および帰路において全く異なる速度および制
御可能な速度で移動させることが可能である。これによ
り引抜き台車を再び迅速に引抜き作動にもたらすことが
できる。
【0016】それぞれの引抜き台車用のリニアモータド
ライブの定置の第2次部分が中央レールとして構成さ
れ、この場合引抜き台車が外側のガイドレールに沿って
案内されるのが有利である。これとは択一的に、定置の
第2次部分は走行軌道モジュールの平行に延びる2つの
外側レールとして構成されていてもよい。このガイドも
ガイドモジュールからモジュール状に組立てられている
のが有利である。このようにして、1つの引抜き加工ユ
ニットの走行軌道またはガイドを所望に応じて、たとえ
ば引抜き台車の数量に応じて延長または短縮させること
ができる。走行軌道モジュールの長さはガイドモジュー
ルの長さに相当しており、構造的に低コストで1つの引
抜き加工ユニットを変化させることができる。
【0017】個々の走行軌道モジュールおよび対応的に
個々のガイドモジュールは同じ長さまたは異なる長さを
有している。このようにして、その都度の要望に依存し
て、他方その都度の構造的条件に依存して、どの個別モ
ジュールを用いてユニットを組み立てるかを引抜き加工
ユニットの作業員が決定することができる。
【0018】個々の走行軌道モジュールは複数個の保持
要素モジュールを備えていてよい。保持要素モジュール
を設けることにより、要望に応じて引抜きダイスの設置
位置を決定することができる。このため保持要素モジュ
ールはロック部分と保持部分とを有している。引抜きダ
イスを取り囲んでいる保持部分は、機械フレームのガイ
ドと結合されているロック部分に取り付けられる。
【0019】本発明の技術思想の更なる発展形で提案さ
れる引抜き加工路によれば、引抜き加工路は本発明によ
り提案されるモジュール構成による少なくとも2つの引
抜き加工ユニットから組み立てられている。少なくとも
2つの引抜き加工ユニットの走行軌道モジュールは互い
に直接直列に配置されて1つの共通の走行軌道を形成
し、この場合引抜き加工ユニットは更なる引抜き加工を
実施するため引抜きダイスにより分断されている。他
方、従来の技術とは異なり、上流側の引抜き加工ユニッ
トの走行軌道の端部を下流側の引抜き加工ユニットの始
端部または引抜きダイスとともに直接配置することも可
能である。というのは、それぞれの引抜き加工段階での
異なる引抜き加工要望は、それぞれの引抜き加工ユニッ
トにおいて個別に駆動可能な引抜き台車により充足され
るからである。このため引抜き加工路は、それぞれの引
抜き台車のそれぞれのリニアモータを制御または調節す
るためのコンピュータユニットと、該コンピュータユニ
ットをそれぞれの引抜き台車と接続させて、互いに直列
に配置された引抜き加工ユニットのそれぞれの引抜き台
車の引抜き工程を正確に整合させるための信号線とを有
している。総じて、モジュール構成により、種々の構成
の引抜き加工路を組み立てることが可能である。
【0020】個々の引抜き加工ユニットの間にバッファ
ゾーンを必要としないので、それぞれの引抜き台車のリ
ニアモータドライブを正確に且つ個別に制御できる。こ
の場合、製造技術的ポテンシャルを節約できるという利
点以外に、バッファゾーンまたは補償ゾーンを備えた従
来の引抜き加工路に比べてスペースが少なくて済むとい
う利点が得られる。1つの走行軌道上に多数の引抜き加
工ユニットが設けられ、これに対応する数量の引抜きダ
イスが保持要素モジュールに設けられている場合、引抜
き材を1回の通過で複数回の引抜き加工段階で仕上げる
ことのできるような引抜き加工路が得られる。
【0021】引抜き加工ユニットまたは引抜き加工路の
特に有利な実施形態は、予引抜き台車と引抜き台車とを
組み合わせた実施形態である。予引抜き台車と引抜き台
車とを組み合わせた台車は最初のステップで予引抜き加
工プロセスを実施し、次のステップで引抜き加工プロセ
スを自ら行い、或いは他の引抜き台車とともに実施す
る。
【0022】本発明の他の詳細および利点は、従属項お
よび図面に図示した本発明の実施形態を詳細に説明する
以下の記載から明らかである。なお、上述した構成の組
み合わせ以外にも、これら構成の1つ1つ或いは他の組
み合わせも本発明にとって重要である。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、引抜きダイス3を用いて
引抜き加工段階で横断面を減縮させるため、長尺材2ま
たは引抜き材を引抜き加工する引抜き加工ユニット1を
示したものである。引抜き加工ユニット1は引抜き台車
4と予引抜き台車5とを有している。引張りモジュール
1は、長尺の金属レールの形態の走行軌道モジュール6
aと、外側の2つのガイドレール8,9の形態のガイド
モジュール7aと、ガイドモジュール7aの両ガイドレ
ール8,9の間に着脱可能に固定されている保持要素モ
ジュール10aとから組立てられている。保持要素モジ
ュール10aは、ガイドレール8,9に固定されている
本来のロック部分24と、引抜きダイス3(ここでは引
抜きリング)のための保持部分25とから組立てられ
る。ロック部分24には、引抜きダイス3を受容してい
る保持部分25を着脱可能に取り付けることができる。
走行軌道モジュール6aは、その両端部(ここでは自由
端11)を直接他の対応する走行軌道モジュール6bに
固定できるように設けられ、この場合両走行軌道モジュ
ール6a,6bは連続した走行軌道6を形成する(図2
を参照)。走行軌道6または個々の走行軌道モジュール
6a,6bは、予引抜き台車5および引抜き台車4のた
めの駆動手段としてのリニアモータ複合体の定置の第2
次部分である。この種の走行軌道モジュール6a,6b
を、互いに平行に並設される複数個のセグメントからモ
ジュール状に組立ててもよい(図示せず)。
【0024】これに対して、リニアモータの第1次部分
は台車4,5と結合されている。このため、走行軌道6
aまたは中央のレールと協働する複数個の第1次部分1
2,13が引抜き台車の下面に配置されている(覆われ
ている)。両台車4,5はこのリニアモータにより駆動
されて引抜き方向においてガイドレール8,9に沿って
往復動する。このため個々の台車は、ガイドレール8,
9に沿って転動するローラ14を備えている。
【0025】図1に図示した引抜き加工ユニット1は、
引抜き台車4が前へ引張られる管始端26を掴むまで該
管始端26を予引抜き台車5によって(引抜き心棒15
を掴んで)走出せしめた後、引抜き材2(ここでは管)
を短い行程で往復動する引抜き台車4により不連続的に
少しずつ引抜きダイス3を通じて引張るようにした引抜
き機である。引抜き心棒15または引抜き材2を掴むた
め、台車4,5は楔状のクランプジョー16a,16bを
有し、クランプジョー16a,16bは一緒に走行する
ように且つ再び引き離せるように制御可能である。予引
抜き台車5は必ずしも電気リニアモータで駆動する必要
はなく、液圧駆動される駆動部によって移動させてもよ
い。
【0026】引抜き加工ユニット1の中に走行軌道モジ
ュールまたはガイドモジュールを挿入することにより、
走行軌道の長さ、よって台車が走行する行程距離を任意
に変化させることができる。行程距離を延長することに
より、1回の引張りで引抜かされる固定長の管材および
棒材のために引抜きベンチを構成することができる。
【0027】図2の引抜き加工ユニットは図1の引抜き
加工ユニットをベースとしたものであるが、第2の走行
軌道モジュール6bと第2のガイドモジュール7bと第
2の引抜き台車17とが設けられている。この場合、第
1の走行起動モジュール6aの端部11と第2の走行軌
道モジュール6bの始端18とは、直接移行するよう
に、或いは連続した走行軌道6が生じるように構成され
ている。この種の構成はガイドモジュール7a,7bに
も適用されている。その結果生じる走行軌道6またはガ
イドには2つの引抜き台車4,17が取り付けられる。
これらの引抜き台車4,17は連動しており、即ち第1
の引抜き台車4が戻ると、第2の引抜き台車17は引抜
き作動を行い、或いはその逆の作動を行う。その結果、
長い管材または棒材のための連続引抜き機が得られる。
【0028】図3は引抜き加工ユニットの他の変形例を
示す。図3に図示した、連続作動する引抜き機は引抜き
台車4,17,19を有している。行程を延長するため、
走行軌道6は第3の走行軌道モジュール6cぶんだけ延
長され、これに対応して台車のガイドは第3のガイドモ
ジュール7cだけ延長されている。
【0029】これら3つの引抜き台車4,17,19の作
動方法は、常に2つの引抜き台車が対を成して引抜き材
と係合し、他方第3の引抜き台車が連結解除されて戻る
ように選定されている。引抜きダイス3または引抜きリ
ングを貫通している引抜き心棒15は予引抜き台車5ま
たはそのクランプジョー16a,16bによって把持さ
れ、引抜き方向に予め引張られる。次に予引抜き台車5
は再び引抜きダイス3におけるホームポジションへ戻
る。最初の2つの引抜き台車4,17、即ち予引抜き台
車5の次にあるこれら引抜き台車は、予引抜き台車5と
協働して引抜きダイス3の方向に移動し、その結果予め
引張られる管始端26は予引抜き台車5と第1および第
2の引抜き台車4,17とを貫通するように延在する。
両引抜き台車4,17は予め引張られる管始端26と係
合し、引抜き方向に移動する。この場合に引抜き工程が
行なわれる。予め引張られる管始端26の突出領域は第
3の引抜き台車16内へ走入し、そのクランプジョー2
8a,28bによって締め付けられる。第3の引抜き台
車19が把持した瞬間に第1の引抜き台車4の連結が解
除される。第2および第3の引抜き台車17,19はさ
らに引抜き運動を行ない、他方第1の引抜き台車4は再
び戻る。1つの引抜き加工ユニットに3つの引抜き台車
を使用することにより2つの引抜き台車が同時に引抜き
を行なうので、引張り力が増大する。よって大きなサイ
ズの引抜き材を引抜き処理することができる。
【0030】図4に図示した引抜き加工路20は、それ
ぞれ1つの引抜きダイス3a,3cを備えた2つの引抜き
加工ユニット1a,1bをモジュール状に組立てたもの
である。このため、図3の引抜き加工ユニットを第4の
走行起動モジュール6dぶんと第4のガイドモジュール
7dぶんだけ延長させる。さらに、第3のガイドモジュ
ール7cに設けられた保持要素モジュール10cに第2の
引抜きダイス3cが取り付けられる。各引抜き加工ユニ
ットには予引抜き台車5a,5bと2つの引抜き台車4
a,4b;17a,17bとが設けられ、2つの引抜き台
車4a,4b;17a,17bは図2に図示したように連
動する。10bは第2のガイドモジュール7bに配置さ
れている他の保持要素モジュールで、ロック部分24b
だけが図示されている。ここでは、必要な場合に他の引
抜きダイスを選択的に使用することができる。保持要素
モジュール10aは移動可能に配置され、或いはガイド
モジュール7aないし7dに着脱可能に配置されてい
る。
【0031】個々の台車はそれぞれ信号線21aないし
21fを介してコンピュータユニット22と接続されて
いる。このコンピュータユニット22には、個々の台車
の速度、位置および動力に関する所望の移動スケジュー
ルが制御され、移動スケジュールはモニターにより視覚
化される。図1ないし図3に図示した引抜き加工ユニッ
トではこの種のコンピュータユニットは引抜き加工ユニ
ットの移動を互いに連携させていたが、本実施形態での
引抜き加工路においては、さらに、直列に配置された引
抜き加工ユニット1a,1bのそれぞれの引抜き台車の
引抜き工程を整合させる。
【0032】図5ないし図8は、予引抜き台車の第2実
施形態による引抜き加工ユニットまたは引抜き加工路を
示すものである。以下では、予引抜き台車と引抜き台車
とを組み合わせたものを組み合わせ台車129と記すこ
とにする。引抜き加工ユニット101は図1の引抜き加
工ユニットと同様にモジュール構成で構成されている。
対応する部材には図1に対応させて符号を付した。組み
合わせ台車129は2つの異なるクランプジョー対13
0a.130bと131a,131bを有し、第1の対
は引抜き心棒115を把持するために用いられ、第2の
対は予め引張られる管126を把持するために用いられ
る。組み合わせ台車129が管をわずかだけ引抜きダイ
ス103を通じて予め引張った後、組み合わせ台車12
9は元の位置へ戻り、第2のクランプジョー対131
a,131bによって予め引張られる管始端を把持し、
一定の短い距離を常時往復動することによって引抜き工
程を開始する。
【0033】この引抜き加工ユニットに他の引抜き台車
117、即ち第2の引抜き台車117を備えさせてもよ
い。この場合走行軌道モジュールまたはガイドモジュー
ル106a,107bとしてより長いものを選定するの
が有利である。組み合わせ台車129は予引張り工程を
実施する用を成し、減速することでこれを実施する。組
み合わせ台車129が何度も往復動して管を歩進的に予
め引張るので、予引抜き台車を別個に設ける構成に比べ
て行程が少なくて済む。管始端が予め十分に引張られる
と、組み合わせ台車129は元の位置へ戻り、第2の引
抜き台車117により続行される。この第2の引抜き台
車117は予め引張られた管始端を把持し、組み合わせ
台車129と協働して連続作動を開始する。
【0034】図2の引抜き加工ユニットに対応して引抜
き加工ユニット101はそれぞれ他の走行軌道モジュー
ルまたはガイドモジュール6b,7bによって延長され
ており、その結果第3の引抜き台車119を設けること
ができる。図2の引抜き加工ユニットとは異なり、比較
的短い走行軌道(2つのモジュール106a,106
b)であるにもかかわらず、引抜き工程用に3つの台車
(129,117,119)を使用できる利点がある。
これらの台車は、組み合わせ台車129が管を十分な量
だけ予め引張った後に、図3に関連して説明したような
引抜き工程を実施する。
【0035】図8に図示した引抜き加工路120は、図
7に図示したような引抜き加工ユニット101a,10
1bを2つ組み合わせたものである。この引抜き加工路
120は第1ないし第4の走行軌道モジュールまたはガ
イドモジュール(106a−106d;107a−10
7d)と、全部で2つの引抜きダイス103a,103c
と、4つの保持要素モジュール110aないし110d
を有し、これらのうち2つがダイスを受容している。図
8に図示した引抜き状態では、引抜き材102または管
はすでに第1の引抜き加工ユニット101aを通過し、
よって第1の引抜き段を通過しており、第2の引抜き段
に走入したばかりのところである。図4の実施形態に対
応してコンピュータ・制御ユニット(図示せず)が設け
られ、引抜き加工路の個々の引抜き加工ユニットの台車
の移動を整合させている。対応的に、それぞれ2つの台
車だけを備えた2つの引抜き加工ユニットによって引抜
き加工路を構成してもよい。
【0036】望ましい場合には、両実施形態において引
抜き台車の数量を増やしてもよい。このために必要な行
程距離はより長いモジュールにより提供される。さら
に、図4の引抜き加工路または図8の引抜き加工路はモ
ジュール構成によって任意に変形してよい。総じて、適
当な引抜きダイスを備えた保持要素モジュールの再編成
により、或いは、台車の数量を変化させるか再編成する
ことにより、他の構成の引抜き加工路が得られる。これ
により、新設の際或いは改良の際に個別に構成した引抜
き加工路が生じる。既存の設備は異なる要求にフレキシ
ブルに改変することができる。本発明によるモジュール
構成は、引抜きダイスのガイド、数量、配置位置のよう
な走行軌道に及ぶばかりでなく、リニアモータドライブ
にも及んでいるため、最も簡単な構成から方法技術的に
要求の多い多段引抜き加工路に至るまで任意の配置構成
の引抜き加工路を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】別個の予引抜き台車と引抜き台車とを備えた第
1実施形態の走行軌道モジュールを有する本発明の引抜
き加工ユニットを示す図である。
【図2】他の引抜き台車を備えた2つの走行軌道モジュ
ールを互いに直列に直接配置した図1の引抜き加工ユニ
ットを示す図である。
【図3】他の2つの引抜き台車を備えた3つの走行軌道
モジュールを互いに直列に直接配置した図1の引抜き加
工ユニットを示す図である。
【図4】それぞれ2つの引抜き台車とそれぞれ1つの別
個の引抜き台車とを備えた図2の2つの引抜き加工ユニ
ットを有する引抜き加工路を示す図である。
【図5】予引抜き台車と引抜き台車とを組み合わせた第
2実施形態の走行軌道モジュールを有する本発明の引抜
き加工ユニットを示す図である。
【図6】第2の引抜き台車を備えた図5の引抜き加工ユ
ニットを示す図である。
【図7】他の引抜き台車を備えた2つの走行軌道モジュ
ールを互いに直列に直接配置した図6の引抜き加工ユニ
ットを示す図である。
【図8】予引抜き台車と引抜き台車を組み合わせたそれ
ぞれ1つの組合せ台車と2つの引抜き台車とを備えた図
6の2つの引抜き加工ユニットを有する引抜き加工路を
示す図である。
【符号の説明】
1,101 引抜き加工ユニット 2 長尺材(引抜き材) 3,103a 引抜きダイス 4,17,19,117,119,129 引抜
き台車 6,106 走行軌道 6a,6b,106a,106b 走行軌道モジ
ュール 10a,110a 保持要素モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルマン・ヨーゼフ クリンゲン ドイツ連邦共和国 デー・47447 メルス ハイデヴェーク 19 (72)発明者 ノルベルト ツィレケンス ドイツ連邦共和国 デー・41836 ヒュッ ケルホーフェン ギンスターヴェーク 5 (72)発明者 カール・ハインツ ホイスラー ドイツ連邦共和国 デー・41352 コルシ ェンブロイヒ リーヴェンシュテーク 5 Fターム(参考) 4E096 EA11 EA14 EA16 FA01 GA01 GA02 GA11 GA21 HA30

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺材(2)を引抜き段において引抜き加
    工するための引抜き加工ユニット(1,101)であっ
    て、少なくとも1つの引抜き台車(4,17,19;12
    9,117,119)が設けられ、引抜き台車用の駆動
    手段が設けられている前記引抜き加工ユニットにおい
    て、 引抜き加工ユニット(1,101)がモジュール構成に
    したがって組み立て可能で、このために少なくとも1つ
    の走行軌道モジュール(6a,106a)と、引抜きダ
    イス(3a,103a)をロックするための少なくとも
    1つの保持要素モジュール(10a,110a)とを有
    し、走行軌道モジュール(6a,106a)が少なくと
    も1つの他の走行軌道モジュール(6b,106b)を
    直接接続させることにより連続した走行軌道(6,10
    6)に組み立て可能であり、それぞれの引抜き台車
    (4,17,19;129,117,119)の駆動手段
    が走行軌道(6,106)に沿って独立に移動させるた
    めの少なくとも1つのリニアモータを有し、走行軌道
    (6,106)がリニアモータの一部であることを特徴
    とする引抜き加工ユニット。
  2. 【請求項2】引抜き台車(4,17,19;129,11
    7,119)用のリニアモータが1個のリニアモータユ
    ニットまたは複数個のリニアモータユニットを有し、そ
    れぞれのリニアモータユニットの定置部分が走行軌道モ
    ジュール(6a−6d)に組み込まれていることを特徴
    とする、請求項1に記載の引抜き加工ユニット。
  3. 【請求項3】走行軌道モジュール(6a−6d;106
    a−106d)がそれぞれのリニアモータユニットの第
    1次部分または第2次部分を有し、それぞれ他の部分が
    引抜き台車と結合されていることを特徴とする、請求項
    1または2に記載の引抜き加工ユニット。
  4. 【請求項4】定置の第2次部分が、走行軌道モジュール
    (6a−6d;106a−106d)の中央レールとし
    て、または平行に延びる2つの外側レールとして構成さ
    れ、隣接している走行軌道モジュールの中央レールまた
    は外側レールが中断なしに互いにロック可能であること
    を特徴とする、請求項3に記載の引抜き加工ユニット。
  5. 【請求項5】走行軌道(6)に沿って移動するそれぞれ
    の引抜き台車(4,17,19;129,117,11
    9)がガイドで案内され、ガイドがガイドモジュール
    (7a−7d;107a−107d)からモジュール状
    に組立てられていることを特徴とする、請求項1から4
    までのいずれか一つに記載の引抜き加工ユニット。
  6. 【請求項6】走行軌道モジュール(6a−6d;106
    a−106d)の長さがガイドモジュール(7a−7
    d;107a−107d)の長さに相当していることを
    特徴とする、請求項5に記載の引抜き加工ユニット。
  7. 【請求項7】個々の走行軌道モジュール(6a−6d;
    106a−106d)が同じ長さまたは異なる長さを有
    していることを特徴とする、請求項1から6までのいず
    れか一つに記載の引抜き加工ユニット。
  8. 【請求項8】保持要素モジュール(10a−10d;1
    10a−110d)が、引抜きダイス(3a,3c;1−
    3a,103c)のガイドへの取り付けまたは取り外しを
    選択的に行なうため、ガイドと結合されているロック部
    分(24;124)と、引抜きダイスを保持するための
    保持部分(25,125)とを有していることを特徴と
    する、請求項5から7までのいずれか一つに記載の引抜
    き加工ユニット。
  9. 【請求項9】長尺材(2)を引抜き段において引抜き加
    工するための少なくとも2つの引抜き加工ユニット
    (1,101)を備えた引抜き加工路であって、それぞ
    れの引抜き加工ユニット(1,101)が少なくとも1
    つの引抜き台車(4a,17a,129a,117a,1
    19a;4b,17b,129b,117b,119
    b)を有し、引抜き台車用の駆動手段が設けられている
    前記引抜き加工路において、 モジュール状に構成された引抜き加工ユニット(1a,
    1b;101a,101b)が、少なくとも1つの走行
    軌道モジュール(6a,6c;106a,106c)と、引
    抜きダイス(3a,3c;103a,103c)をロックす
    るための少なくとも1つの保持要素モジュール(10a
    −10d;110a−110d)とを備え、走行軌道モ
    ジュール(6a,6c;106a,106c)が少なくとも
    1つの他の走行軌道モジュール(6b,106b)を直
    接接続させることにより連続した走行軌道(6b,6
    d;106b,106d)に組み立て可能であり、前記
    駆動手段がそれぞれの引抜き台車を走行軌道(6,10
    6)に沿って独立に移動させるための少なくとも1つの
    リニアモータを有し、走行軌道(6,106)がリニア
    モータの一部であり、引抜き加工ユニット(1a,1
    b;101a,101b)が、モジュール構成にしたが
    って、連続する走行軌道(6,106)とともに互いに
    直列に配置されていること、 引抜き加工路(20,120)が、それぞれの引抜き台
    車のそれぞれのリニアモータを制御または調節するため
    のコンピュータユニット(22)と、該コンピュータユ
    ニットをそれぞれの引抜き台車と接続させて、互いに直
    列に配置された引抜き加工ユニット(1a,1b;10
    1a,101b)のそれぞれの引抜き台車の引抜き工程
    を正確に整合させるための信号線(21a−21f)と
    を有していることを特徴とする引抜き加工路。
  10. 【請求項10】それぞれ下流側の引抜き加工ユニット
    (1b,101b)の保持要素(10c,110c)が、そ
    れぞれ上流側の引抜き加工ユニット(1a,101a)
    の走行軌道モジュール(6b,106b)の走行軌道の
    端部のすぐ後方に配置されていることを特徴とする、請
    求項9に記載の引抜き加工路。
  11. 【請求項11】少なくとも2つの引抜き台車(4a,4
    b;17a,17b;119a,119b)とそれぞれ
    1つの引抜きダイス(3a,3c;103a,103c)と
    を備えた少なくとも2つの引抜き加工ユニット(1a,
    1b;101a,101b)と、それぞれの引抜き加工
    ユニットごとにそれぞれ1つの予引抜き加工ユニット
    (5a,5b)またはそれぞれ1つの、予引抜き加工台
    車と引抜き加工台車との組み合わせ台車(129a,1
    29b)とが設けられていることを特徴とする、請求項
    9または10に記載の引抜き加工路。
  12. 【請求項12】請求項2ないし8のいずれか一つに記載
    の引抜き加工ユニットを備えた、請求項9から11まで
    のいずれか一つに記載の引抜き加工路。
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