JP2002343960A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002343960A JP2001141284A JP2001141284A JP2002343960A JP 2002343960 A JP2002343960 A JP 2002343960A JP 2001141284 A JP2001141284 A JP 2001141284A JP 2001141284 A JP2001141284 A JP 2001141284A JP 2002343960 A JP2002343960 A JP 2002343960A
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semiconductor
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Mio Shinto
美緒 新堂
Masatoshi Morikawa
正敏 森川
Isao Yoshida
功 吉田
Toru Fujioka
徹 藤岡
Kingo Kurotani
欣吾 黒谷
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オン抵抗の低減とホット・キャリアによる特性
劣化の抑制を実現する半導体装置を提供する。 【解決手段】FETのゲート電極3とドレイン電極13
の間にソース電極12と電気的に接続されたシールド導
電膜10を設ける。ドレイン・オフセット層8は2種類
のn型半導体を2重にイオン打ち込みし、浅く打ち込ま
れたn型半導体領域8bbと深く打ち込まれたn型半導体
領域8aaからなる2重構造とする。ゲート電極端のドレ
イン・オフセット層の浅く打ち込まれたn型半導体領域
8bbをドレイン側にずらして形成し、ドレイン・オフセ
ット層のゲート端側に不純物濃度が薄いLDDを設けた
構造とする。 【効果】高周波パワーMOSFETの信頼性を確保しつ
つ、オン抵抗を低減して出力電力を向上させることが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、800MHz〜
2.5GHzのマイクロ波帯を使用する移動体通信装置
に使用される半導体装置に係り、特に、高周波信号を電
力増幅して出力する高周波電力増幅器の増幅素子に適用
して有効な半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話に代表される移動体通信
装置の普及は目覚しく、そのインフラの核となる基地局
システムの開発が重要になってきている。特に、次世代
W−CDMA(Wideband−Code Division Multiple Acc
ess)用途に向けて、高性能化と共に小型化、高信頼化
の要求が強くなっている。基地局用では電源電圧28V
を使用するため高周波電力増幅器の増幅素子の性能とし
て、ドレイン・ソース間耐圧BVDSSは80V以上が必
要とされる。また、高周波電力出力として250W以上
の大電力が求められているため、基地局用高周波電力増
幅器の小型化を実現する上で、増幅素子のオン抵抗を小
さくしてチップあたりの高出力化を図ることが必要とな
る。従来、この種の基地局システムの高周波電力増幅器
に使用される増幅素子としてGaAs−FETの開発が
進められているが、Si(シリコン)−MOSFETは
特性が安定し、素子間ばらつきも小さいことから、高信
頼性と低コスト化の面でGaAs−FETに比べて有利
と見られ、Si−MOSFETの開発も進められてい
る。
【0003】図13は、本発明のSi−MOSFETに
先立って検討した高周波電力増幅器用途に向けたSi−
MOSFETの要部構造を示す断面図である。図13に
おいて、参照符号1Aは低抵抗p+型支持基板、1Bは
支持基板1Aの上部に形成された厚さ10μm程度の高
抵抗p型エピタキシャル層、3はゲート電極、4はゲー
ト酸化膜、5はソースとなるn+型半導体領域、7はパ
ンチスルーストッパ層となるp型半導体領域、8aと8
bはLDD(Lightly Doped Drain)構造を兼ねたドレ
イン・オフセット層となるn型半導体領域、9はドレイ
ンとなるn+型半導体領域、14はSiO2等の絶縁膜で
ある。
【0004】このSi−MOSFETは、ドレイン・オ
フセット層をイオン打ち込み法を用いて2種類のn型不
純物を2重に打ち込み、リンが深く打ち込まれた不純物
濃度N1 -のn型半導体領域8aと砒素が浅く打ち込まれ
た不純物濃度N2 -のn型半導体領域8bとからなる2重
の層とし、さらに不純物濃度のピーク値の大小関係を、
不純物濃度N1 -のピーク値の方が不純物濃度N2 -のピー
ク値よりも大としている。
【0005】このような2重構造のドレイン・オフセッ
ト層を有するSi−MOSFETの例としては、例え
ば、Proc. of ISPSD, 1994, pp.425-429に記載されてい
る。
【0006】この構成のSi−MOSFETは、通常の
1重構造のイオン打ち込み層により形成したLDD構造
を有するSi−MOSFETよりもオン抵抗の低減が図
れると共に、耐圧の低下を防ぐことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基地局
システム用の高周波電力増幅器の増幅素子として用いる
ことを想定して検討した結果、前述した図13に示した
Si−MOSFETの構造では、小型化と信頼性の面で
難があることが分かった。すなわち、図13に示したS
i−MOSFETの構造ではゲート端に電界が集中し、
ホットエレクトロンによる特性劣化に弱く信頼性の面で
難があること、また、ドレイン−ソース間耐圧BVDSS
≧80Vを満足するオン抵抗が大きく、目標とする高出
力を得るには増幅素子の並列接続数が多くなり、装置の
小型化が図りにくいことである。
【0008】そこで、本発明の目的は、ホットエレクト
ロンによる特性劣化の抑制ができ、信頼性の確保を可能
とする半導体装置を提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、MOSFET
の耐圧とオン抵抗の両立を図り、高周波電力増幅器に好
適な半導体装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
は、第1導電型の半導体基板の主面に絶縁ゲート型電界
効果トランジスタが形成された半導体装置であって、前
記絶縁ゲート型電界効果トランジスタが、ゲート絶縁膜
の上部に形成されたゲート電極と、前記半導体基板に形
成された第2導電型の第1半導体領域からなるソース
と、前記半導体基板に形成され、前記ゲート電極から離
れて配置された第2導電型の第2半導体領域からなるド
レインと、前記ドレインと前記ゲート電極の間の領域の
前記半導体基板に形成された第2導電型のドレイン・オ
フセット層と、前記ドレイン・オフセット層の上部に絶
縁膜を介して設けられ、前記ソースと電気的に接続され
たシールド導電膜とを備え、前記ドレイン・オフセット
層は不純物が浅くイオン打ち込みされた第2導電型の第
3半導体領域と該第3半導体領域よりも深くイオン打ち
込みされた第2導電型の第4半導体領域からなる2重イ
オン打ち込み層であることを特徴とするものである。こ
のような2重打ち込みのドレイン・オフセット層を設け
ることにより、ドレイン・オフセット層のトータルの打
ち込み量を増やしても、深く打ち込まれた第2導電型の
第4半導体領域により、オン抵抗を下げても耐圧を維持
することができる。また、ドレイン・オフセット層上に
配置したソースと電気的に接続されたシールド導電膜を
設けることにより、ドレイン・オフセット層の空乏層の
広がりが促進され、イオン打ち込み量を増加しても耐圧
が維持でき、耐圧を維持したままオン抵抗の低減をより
一層引出すことが可能となる。
【0011】前記半導体装置において、ドレイン・オフ
セット層の第3半導体領域の不純物濃度のピーク値が、
第4半導体領域の不純物濃度のピーク値よりも大きくす
れば好適である。これにより空乏層が深く打ち込まれた
第4半導体領域側へ広がりやすくなり耐圧の維持とオン
抵抗の低減が図れる。
【0012】また、前記ドレイン・オフセット層の第3
半導体領域が、第4半導体領域よりも前記ゲート電極端
からドレイン側に離れて設けられれば好適である。これ
により、ゲート端側のドレイン・オフセット層の不純物
濃度を薄くでき、LDD構造となり、ゲート端での電界
集中がさらに緩和され、ホットエレクトロンによる特性
劣化を抑制できる。
【0013】さらに、前記シールド導電膜と前記ドレイ
ン・オフセット層との間の絶縁膜の厚さが、前記ゲート
絶縁膜よりも厚ければ好適である。これにより、シール
ド導電膜とドレイン・オフセット層間の寄生容量を低減
することができる。
【0014】また、前記シールド導電膜の厚さが、前記
ゲート電極の厚さよりも薄くすれば好適である。これに
より、シールド導電膜とゲート電極間に形成される寄生
容量の容量値を低くすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態につき、添付
図面を参照しながら以下詳細に説明する。 <実施形態1>図1は本発明に係る半導体装置の一実施
形態例、すなわち、高周波電力増幅用Si−MOSFE
T(以下、単に「パワーMOSFET」と称する。)を
示す要部の断面構造図である。図2は、このパワーMO
SFETのセル部の一部を示すレイアウト図であり、M
OSFETセル4個分の領域を示している。図2におい
て、参照符号20は拡散層と絶縁膜上の導電膜(または
金属膜)とを接続するための拡散層上の絶縁膜に設けら
れたコンタクトホール、21は導電膜(及び/又は金属
膜)間を接続するための層間絶縁膜に設けられたスルー
ホール、30はフィールド酸化膜に囲まれたアクティブ
領域を示す。
【0016】図1は、この図2のI−I線に沿ったMO
SFETセル1個分の領域の断面図である。なお、図1
において、図13に示した前述の先に検討したMOSE
Tの構成部分と同じ構成部分には同じ参照符号を付して
ある。参照符号1Aは抵抗率が10mΩcm以下の低抵
抗のp型単結晶シリコンからなる支持基板を示し、この
支持基板1Aと、この上部に形成された抵抗率30Ωc
mの厚さ10μm程度の高抵抗p型エピタキシャル層1
Bとからなるシリコン基板1の主面にMOSFETが形
成されている。また、参照符号2はフィールド酸化膜で
ある。
【0017】このMOSFETはエピタキシャル層1B
の表面に形成されたゲート酸化膜4と、ゲート酸化膜4
の上部に形成されたn型多結晶シリコン膜3aとタング
ステンシリサイド(WSi2)膜との積層膜(ポリサイ
ド膜)からなるゲート電極3と、エピタキシャル層1B
に形成されたソースとなるn型半導体領域5と、ソース
打ち抜き層となるp+型半導体領域6と、パンチスルー
ストッパ層となるp型半導体領域7と、LDD構造を兼
ね備え、2重のイオン打ち込みにより形成したn型半導
体領域8aa,8bbからなるドレイン・オフセット層8
と、ドレインとなるn型半導体領域9と、ドレイン・オ
フセット層8の上部にゲート酸化膜より厚い酸化シリコ
ン膜11を介して形成されたシールド導電膜10を備え
る。このシールド導電膜10としては、不純物ドープの
多結晶シリコン層、例えば、n型多結晶シリコン層を用
いることができる。なお、2重構造のドレイン・オフセ
ット層8を構成する一方のn型半導体領域8aaにはリン
のイオン打ち込み、他方のn型半導体領域8bbには砒素
のイオン打ち込みを行っている。シールド導電膜10は
電位を与えることができれば良いので、シールド導電膜
の厚さはゲート電極3よりも薄くすることが望ましい。
高周波用途ではゲート電極3の側壁とその近傍に設けら
れるシールド導電膜10との側壁間に形成される寄生容
量の影響が無視できないので、この寄生容量の値を少し
でも減らすためである。ドレイン電極との間にも同様の
寄生容量が形成されるので、シールド導電膜の厚さはド
レイン電極よりも薄くするのは勿論である。なお、通
常、電力用パワーMOSFETではドレイン電極の厚さ
は電流容量が必要なため厚くなっているので、このシー
ルド導電膜の条件は満足している。
【0018】ソース5およびドレイン9には、シールド
導電膜10を覆う絶縁膜14上に形成されたソース電極
12とドレイン電極13にそれぞれ電気的に接続され、
ソース電極12とシールド導電膜10は、互いに電気的
に接続されている。また、参照符号15は2層目の金属
電極層、16は1層目の金属電極層、Sはソース端子、
Dはドレイン端子、Gはゲート端子、17はシリコン基
板1の裏面に金属を蒸着して形成したソース端子用金属
層である。
【0019】一例として数値を挙げれば、ゲート電極3
の長さ(ゲート長)は0.5μm、ドレイン・オフセッ
ト層8の長さ(ドレイン・オフセット長)は、3.0μ
m、シールド導電膜10の厚さは200nm、ゲート酸
化膜の厚さは50nm、酸化シリコン膜11の厚さは3
00nmである。
【0020】ここで、図6にLDD構造を兼ねた2重構
造のドレイン・オフセット層8の要部断面図を示す。な
お図6では、図1のゲート絶縁膜4、酸化シリコン膜1
1は省略して絶縁膜14で代表して示してある。この2
重構造のドレイン・オフセット層8は、まずn型不純物
のリンを深く打ち込みn型半導体領域8aaを形成した
後、ポリサイド膜からなるゲート電極3の側面に幅が
0.2μm程度のサイドスペーサSSを設け、n型不純
物の砒素を浅く打ち込むことにより、サイドスペーサS
Sの幅分だけゲート電極3の端からドレイン側にずれた
図6に示したような2重のn型半導体領域8bbが形成さ
れる。これにより、ゲート端のドレイン・オフセット層
の濃度を薄くするLDD構造が形成される。
【0021】このようなセル構造を有する本実施形態例
のパワーMOSFETは、ドレイン・オフセット層8を
2重構造とし、ドレイン・オフセット層8上に絶縁膜1
1を介してシールド導電膜10を設けている点が図13
の構造と異なる。このシールド膜10直下の絶縁膜11
として酸化シリコン膜を用いるが、シールド導電膜とド
レイン・オフセット層8間には寄生容量が形成されるの
で、この容量値を少しでも小さくするために厚さをゲー
ト酸化膜4より厚くした方がよい。しかし、厚くしすぎ
るとシールド導電膜の効果が弱くなるので、0.2〜
0.5μm程度の厚さが好ましい。
【0022】ここで、図3(a)にドレイン・オフセット
層8を2重構造にした時の概略の要部断面構造を示し、
同図(a)の矢印Aで示した位置におけるドレイン・オフ
セット層8を構成するn型半導体領域8aaと8bbの深さ
方向の不純物濃度プロファイルを図3(b)に示す。図3
(b)から分かるように、2重構造のドレイン・オフセッ
ト層8を構成するn型半導体領域8aa,8bbのそれぞれ
の不純物濃度N1 -,N 2 -のピーク濃度は、表面に近いn
型半導体領域8bbの方が、深いn型半導体領域8aaのピ
ーク濃度よりも濃くなるように形成する。
【0023】図4は、図3(a)に示したシールド導電膜
10とゲート電極3間の距離L1と、ドレイン−ソース
間耐圧BVdss との関係を示す図である。距離L1が
0.3μmから0.7μmの間で目標の耐圧80V以上
が維持されるため、この範囲で距離L1を設定するのが
最適である。なお、このときの酸化膜11の厚さは0.
3μmであり、ドレイン・オフセット層へのトータルの
イオン打ち込み量は2×10cm-2である。酸化膜11
の厚さがあまり厚くなると、シールド導電膜を設けた効
果がなくなり耐圧は低下するが、シールド導電膜の電界
緩和効果が得られる酸化膜11の厚さの範囲(0.1〜
0.5μm)では、ドレイン・オフセット層8へのイオ
ン打ち込み量の影響は無視できる程度だった。
【0024】図5は、図3(a)に示したシールド導電膜
10の長さL2と、ドレイン−ソース間耐圧BVdss と
の関係を示す図である。この図より、シールド導電膜長
L2が0.8μmから1.5μmの間で目標の耐圧80
V以上を維持できる為、この範囲でシールド導電膜長L
2を設定するのが最適である。なお、酸化膜11の厚さ
とドレイン・オフセット層8へのイオン打ち込み量は、
図4の条件と同じである。
【0025】次に、2重構造のドレイン・オフセット層
上に酸化膜11を介してシールド導電膜10を設けたパ
ワーMOSFETの効果について、図7〜図10を用い
て説明する。まず、図7に、図1に示した構造のパワー
MOSFETのドレイン・オフセット層8へのトータル
のイオン打ち込み量と単位ゲート幅当りのオン抵抗Ron
との関係を丸で示す。比較のために図中に、シールド導
電膜の無い図13の構造のオン抵抗Ronを四角で示し
た。図7から分かるように、オン抵抗Ronはシールド導
電膜の有無に関係なく、イオン打ち込み量に依存し、同
じイオン打ち込み量であれば同じオン抵抗となる。
【0026】ところで、ドレイン・オフセット層8のイ
オン打ち込み量を増やしたり、2重構造にしてオン抵抗
を低減しても、パワーMOSFETを高出力化する為に
は、ドレイン耐圧が確保されなければならない。すなわ
ち、80V以上の高いドレイン耐圧を確保しながら、パ
ワーMOSFETのオン抵抗の低減とドレイン電流容量
の向上とを可能にすることが必要である。
【0027】図8は、ドレイン・オフセット層8のトー
タルのイオン打ち込み量とドレイン−ソース間耐圧BV
dss との関係を示す図である。ただし、図4および図5
の結果より、シールド導電膜−ゲート電極端拒理L1を
0.5μm、シールド導電膜長L2を1.0μmとして
いる。シールド導電膜10を設けた図1の構造の耐圧を
丸で示し、比較のためにシールド導電膜の無い図13の
構造の耐圧を四角で示した。この図より、図1の構造の
場合はトータルのイオン打ち込み量が2.25×1012
cm-2まで80V以上の耐圧が得られるが、図13の構
造ではトータルのイオン打ち込み量が1.55×1012
cm-2以上で80Vが得られなくなる。
【0028】したがって、同じ耐圧80Vを得る場合、
図7の関係より、図13の構造では単位ゲート幅当りの
オン抵抗Ronは20Ωmmであるのに対して、シールド
導電膜を設けた図1の構造では単位ゲート幅当りのオン
抵抗Ronは15Ωmmと約3割程度低い値が得られ、図
1の構造により高い耐圧を確保してオン抵抗の向上を図
ることができる。
【0029】図9はこの時のパワーMOSFETの静特
性を示す図であり、縦軸にドレイン電流Id、横軸にド
レイン電圧Vdをとり、ゲート電圧Vgとして4,6,
10Vを印加した場合を示している。図1の構造の特性
は実線で示し、図13の構造の特性は破線で示した。ゲ
ート電圧Vg=4Vでは両者の構造で差が無く同じであ
るが、Vg=6,10Vでは、図1の構造のパワーMO
SFETの特性が良いことが分かる。飽和電流(Vg=
Vd=10V印加時のドレイン電流Id)が増大し、図
13の構造のパワーMOSFETでは27Aであったの
に対して、図1の構造の場合は40Aと約4割程度増加
し、電流容量の向上が図れた。
【0030】図10は、図1のセル構造のパワーMOS
FETのドレイン端子Dに10Vの電圧を印加し、ゲー
ト端子G、ソース端子Sを接地した時のシリコン基板1
の表面の空乏率を説明するための図であり、同図の(a)
はセル部の要部断面図、(b)の横軸はこの断面図の横方
向位置に対応し、縦軸はシリコン基板表面の空乏率を示
す図である。ここで、空乏率1.0はシリコン基板表面
の半導体領域が空乏層となっている状態をいう。
【0031】なお、図1及び図2から分かるように、こ
のときのシールド導電膜10とこれに電気的に接続され
たソース電極12の電位は、ソース打ち抜き層6、支持
基板1A及びソース端子用金属層17を介してソース端
子Sに接続されて接地電位となっている。また、図10
(b)には、比較例としてシールド導電膜の無い図13の
セル構造の場合の空乏率も示してある。
【0032】ドレイン・オフセット層8の上方にシール
ド導電膜10を設けた図1のセル構造では、シールド導
電膜を設けない図13のセル構造に比べて早い段階で空
乏層が横方向に広がっており、空乏層が広がりやすいこ
とが分かる。このことが、オン抵抗と耐圧の両立に結び
ついている。
【0033】図13のセル構造を用いて、ゲート幅15
0mmのパワーMOSFETのチップを作製すると、耐
圧BVdss =83V、最大電流Imax=27A、単位ゲ
ート幅当りのオン抵抗Ron=20Ωmm、遮断周波数f
T=10GHzが得られた。
【0034】これに対して、上記した本発明に係る図1
のセル構造を有する同じゲート幅のパワーMOSFET
のチップでは、耐圧BVdss =82V、最大電流Imax
=39A、単位ゲート幅当りのオン抵抗Ron=15Ωm
m、遮断周波数fT=10GHzが得られ、基地局に要
求される耐圧を満足して、オン抵抗の低減を図ることが
できた。
【0035】以上の説明では、図6で説明したサイドス
ペーサSSを用いて形成したLDDとドレイン・オフセ
ット層とを兼ねた構造を有する図1のセル構造のパワー
MOSFETについて述べたが、図12はサイドスペー
サを用いないで2重構造のドレイン・オフセット層8を
形成した場合の、図6に対応する要部断面図である。
【0036】図11は、図1と図12に示した2重構造
のドレイン・オフセット層8をそれぞれ有するセル構造
のパワーMOSFETのドレイン端子Dに60Vの電圧
を印加し、ゲート端子G、ソース端子Sを接地した時の
シリコン基板1表面の電界強度分布を説明するための図
であり、同図の(a)は図1のセル部の要部断面図であ
り、(b)の横軸はこの断面図の横方向位置に対応し、縦
軸は図1と図12のシリコン基板表面の電界強度を示す
図である。図1の構造では、2重打ち込みドレイン・オ
フセットとLDD構造、図1の構造に比べて、図12の
構造はゲート電極端のシリコン表面の電界強度が大きく
なりLDD構造の電界緩和効果が少なく、耐圧のマージ
ンが減るが、製造プロセスが図1の構造の場合に比べて
簡単になる利点がある。勿論、図12の構造は80Vよ
り低い耐圧が要求される用途には、耐圧を維持してオン
抵抗の低減を図る上で有効な構造である。<実施形態2
>図14は、図1の構造を有するパワーMOSFETを
用いた高周波電力増幅器のパッケージ内の等価回路図で
ある。この高周波電力増幅器は、ゲート幅150mmの
パワーMOSFETの入力および出力にそれぞれMOS
容量とボンディング・ワイヤ(インダクタンス)とから
なる入力内部整合回路および出力整合回路を接続したも
のである。ここで、パワーMOSFETの入力容量Cgs
は100pF、出力容量Cdsは42pF、帰還容量Cgd
は1.5pF、オン抵抗は0.1Ωである。動作周波数
が2.14GHzの場合、1/ωCから得られるパワー
MOSFETの入出力インピーダンスは、入力が0.7
2Ω、出力が1.7Ωとなる。この値から、整合回路に
よりインピーダンスを変換してパッケージ端子から見た
インピーダンスを大きくし、外部の実装基板に組み込ま
れる。
【0037】図15は、図14で用いたパワーMOSF
ETの高周波、大電力動作の入出力特性を示す図であ
る。ここでは、W−CDMA方式の基地局用高周波電力
増幅器への応用を前提として、電源電圧28V、バイア
ス電流一定の条件で、2.14GHzの正弦波信号をパ
ワーMOSFETに入力した場合の入力電力Pinと出力
電力Pout の関係である。パワーMOSFETを2個並
列に使用し、プッシュ・プル動作により、出力電力を得
ている。また、同図には比較例として、図13の構造の
パワーMOSFETの入出力特性を示した。
【0038】この図より、図1の構造のパワーMOSF
ETの出力電力は、入力電力が10Wのときに約150
Wが得られ、図13の構造のパワーMOSFETでは、
約120Wの出力電力が得られることがわかる。したが
って、入力電力10Wにおける出力電力が30W以上向
上している。これより、単純に計算すれば、基地局用途
の250W以上の出力電力を得るには、図1の構造を用
いたゲート幅150mmのパワーMOSFETでは4個
並列に接続すれば充分達成できるが、図13の構造では
少なくとも5個並列接続しなければ得られないので、電
力増幅器が大きくなってしまう。
【0039】したがって、本発明に係るパワーMOSF
ETを移動体通信用基地局の高周波電力増幅器に用いれ
ば、信頼性が高く小型な高周波電力増幅装置を実現でき
る。
【0040】以上、本発明の好適な実施形態例について
説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内において、
種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、LDD構造を兼ねた層
であって、表面側の浅いイオン打ち込み層の不純物濃度
のピーク濃度が、深いイオン打ち込み層のピーク濃度よ
りも大きいプロファイルを有する2重構造のドレイン・
オフセット層と、このドレイン・オフセット層上に絶縁
膜を介して設けたシールドプレートとをセル構造に採用
することにより、ゲート端の電界が緩和され、ホットエ
レクトロンによる特性劣化の抑制ができて高周波パワー
MOSFETの信頼性を確保しつつ、最大ドレイン電流
の向上を図ることができる。
【0042】また、上記セル構造を有するパワーMOS
FETを用いることにより、移動体通信システムの基地
局用高周波電力増幅器に必要とされる80V以上の耐圧
を維持してオン抵抗の低減を図り、出力電力を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるパワーMOSFET
の要部断面図である。
【図2】本発明の一実施形態であるパワーMOSFET
が形成されたセル部の一部を示すレイアウト図である。
【図3】本発明の一実施形態であるパワーMOSFET
のドレイン・オフセット層を説明するための図であり、
(a)はドレイン・オフセット層を含む要部断面構造図、
(b)は同図(a)の矢印Aで示した位置における深さ方向
の不純物濃度プロファイル図である。
【図4】図3(a)に示したシールド導電膜とゲート電極
端間の距離L1と、ドレイン−ソース間耐圧との関係を
示す図である。
【図5】図3(a)に示したシールド導電膜長L2とドレ
イン−ソース間耐圧との関係を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態であるパワーMOSFET
のLDD構造を兼ねた2重構造のドレイン・オフセット
層を示す要部断面図である。
【図7】本発明の一実施形態であるパワーMOSFET
のドレイン・オフセット層のトータルのイオン打ち込み
量と単位ゲート幅当りのオン抵抗との関係を示す図であ
る。
【図8】本発明の一実施形態であるパワーMOSFET
のドレイン・オフセット層のトータルのイオン打ち込み
量とドレイン−ソース間耐圧との関係を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態であるパワーMOSFET
の静特性を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態であるパワーMOSFE
Tの空乏率を説明するための図であり、(a)は要部断面
図、(b)は断面図の横方向位置に対応したシリコン基板
表面の空乏率を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態であるパワーMOSFE
Tの電界強度分布を説明するための図であり、(a)は要
部断面図、(b)は断面図の横方向位置に対応したシリコ
ン基板表面の電界強度分布図である。
【図12】サイドスペーサを用いないで2重構造のドレ
イン・オフセット層を形成した場合の図6に対応する要
部断面図である。
【図13】本発明に先立って検討した高周波電力増幅器
用途に向けたSi−MOSFETの要部構造を示す断面
図である。
【図14】図1の構造を有するパワーMOSFETを用
いた高周波電力増幅器のパッケージ内の等価回路図であ
る。
【図15】図14で用いたパワーMOSFETの高周
波、大電力動作の入出力特性を示す図である。
【符号の説明】
1…シリコン基板、1A…支持基板、1B…p型エピタ
キシャル層、2…フィールド酸化膜、3…ゲート電極、
3a…n型多結晶シリコン膜、3b…タングステンシリ
サイド膜、4…ゲート酸化膜、5…n型半導体領域(ソ
ース)、6…p+型半導体領域(ソース打ち抜き層)、7…
p型半導体領域(パンチスルーストッパ層)、8…ドレイ
ン・オフセット層、8a,8aa,8b,8bb…n型半導体
領域、9…n型半導体領域(ドレイン)、10…シールド
導電膜、11…酸化膜、12…ソース電極、13…ドレ
イン電極、14…絶縁膜、15…2層目の金属電極層、
16…1層目の金属電極層、17…ソース端子用金属
層、20…コンタクトホール、21…スルーホール、3
0…アクティブ領域、D…ドレイン端子、G…ゲート端
子、N1 -,N2 -…不純物濃度、S…ソース端子、SS…
サイドスペーサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 功 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 藤岡 徹 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 黒谷 欣吾 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5F033 HH03 HH07 JJ01 JJ03 JJ07 KK01 KK04 KK28 LL04 MM07 QQ37 QQ58 QQ65 RR04 TT08 VV03 XX00 XX24 5F140 AA20 AA23 AA30 AC21 BA01 BA16 BF04 BF11 BF18 BG08 BH15 BH17 BH30 BH43 BK02 BK13 CB01 CD09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の半導体基板の主面に絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタが形成された半導体装置であ
    って、前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタが、 ゲート絶縁膜の上部に形成されたゲート電極と、 前記半導体基板に形成された第2導電型の第1半導体領
    域からなるソースと、 前記半導体基板に形成され、前記ゲート電極から離れて
    配置された第2導電型の第2半導体領域からなるドレイ
    ンと、 前記ドレインと前記ゲート電極の間の領域の前記半導体
    基板に形成された第2導電型のドレイン・オフセット層
    と、 前記ドレイン・オフセット層の上部に絶縁膜を介して設
    けられ、前記ソースと電気的に接続されたシールド導電
    膜とを備え、 前記ドレイン・オフセット層は不純物が浅くイオン打ち
    込みされた第2導電型の第3半導体領域と該第3半導体
    領域よりも深くイオン打ち込みされた第2導電型の第4
    半導体領域からなる2重イオン打ち込み層であることを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記ドレイン・オフセット層の第3半導体
    領域の不純物濃度のピーク値が、前記第4半導体領域の
    不純物濃度のピーク値よりも大きいことを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記ドレイン・オフセット層の第3半導体
    領域が、前記第4半導体領域よりも前記ゲート電極端か
    らドレイン側に離れて設けられていることを特徴とする
    請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記シールド導電膜と前記ドレイン・オフ
    セット層との間の絶縁膜の厚さが、前記ゲート絶縁膜よ
    りも厚いことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記シールド導電膜の厚さが、前記ゲート
    電極の厚さよりも薄いことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の半導体装置。
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