JP2002343726A - 熱処理装置及び成膜方法 - Google Patents
熱処理装置及び成膜方法Info
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Abstract
な熱処理装置を提供する。 【解決手段】 処理枚数が増加するに従って処理容器4
内の状態が変化するような処理容器内で所定の制御対象
パラメータの目標値を維持しつつ前記被処理体に成膜処
理を施すようにした熱処理装置において、前記処理容器
内の状態変化に対応するモデル関数を予め記憶すると共
に、設定パラメータの設定値に基づいて前記制御対象パ
ラメータの目標値を算出するプロセス条件補償手段26
を備える。これにより、被処理体を1枚処理する毎に制
御することによって、膜厚の再現性を大幅に向上させ
る。
Description
被処理体に成膜を施す熱処理装置及び成膜方法に関す
る。
にはシリコン基板等よりなる半導体ウエハに対して、成
膜処理、エッチング処理、酸化処理等の各種の処理が行
われる。中でも、半導体ウエハに対して一枚ずつ成膜処
理を行う枚葉式の熱処理装置にあっては、1枚ずつ連続
して成膜される各半導体ウエハ表面の膜厚を所望の厚さ
に均一化させること、すなわち再現性を高く維持するこ
とは、製品の歩留りの向上及び電気的特性の安定化の上
から非常に重要である。例えば従来の枚葉式の熱処理装
置にあっては、処理容器内のサセプタ上に半導体ウエハ
を載置してこれを加熱ヒータで所定の温度に昇温維持
し、これと同時に必要な成膜ガス等を所定の流量で供給
すると共に処理容器内の雰囲気を真空引きして所定の圧
力に維持し、この状態で所定の時間だけ成膜処理をする
ことになる。この成膜処理時には、当然のこととして、
プロセス温度、プロセス圧力、ガスの流量等がフィード
バック制御されて安定的に維持、或いは供給されること
になる。
進んでウエハの処理枚数が多くなるに従って、処理容器
内の壁面や必要なガスを供給するシャワーヘッドの表
面、或いはサセプタの表面等には非常に少しずつである
が不要な堆積膜等が付着し、これがために処理容器内の
反射率や形態係数等の状態が少しずつ変化することは避
けられない。このため、同じプロセス条件で制御してい
るにもかかわらず、例えば同じプロセス温度、同じガス
流量、或いは同じプロセス圧力で制御しているにもかか
わらず、ウエハを1枚処理する毎に僅かずつではあるが
膜厚が少しずつ変化し、例えば減少してしまって膜厚の
再現性が劣化する、といった問題があった。
度の厚さにつくまで、定期的に、或いは不定期的にクリ
ーニングされて不要な堆積膜は除去されるが、上記した
ような膜厚の変動は処理容器内をクリーニングする毎
に、或いは1バッチ例えば25枚の枚数の半導体ウエハ
を処理する毎に周期的に変化する、といった問題があっ
た。上記問題点を解決するために、1枚、或いは数枚の
ウエハを成膜処理する毎にクリーニング処理を実行する
ことも考えられるが、この場合にはクリーニング回数が
過度に多くなって、スループットを大幅に低下させるの
で、現実的できない。特に、半導体集積回路の設計ルー
ルがより厳しくなって、更なる細線化及び薄膜化が要請
される今日においては、上記したような問題点の早期解
決が強く望まれている。本発明は、以上のような問題点
に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものであ
る。本発明の目的は、堆積膜の膜厚に影響を与えるプロ
セス条件を、予め求めたモデル関数に基づいて被処理体
を1枚処理する毎に制御することによって、膜厚の再現
性を大幅に向上させることが可能な熱処理装置及び成膜
方法を提供することにある。
果、、堆積膜の膜厚は、処理容器内をクリーニングする
毎、或いは半導体ウエハを1バッチ、例えば25枚処理
する毎に周期性を持って変動していることを見い出し、
これに基づいて膜厚が多数枚のウエハを通して一定にな
るようなモデル関数を求めることによって本発明に至っ
たものである。請求項1に規定する発明は、処理枚数が
増加するに従って処理容器内の状態が変化するような処
理容器内で所定の制御対象パラメータの目標値を維持し
つつ前記被処理体に成膜処理を施すようにした熱処理装
置において、前記処理容器内の状態変化に対応するモデ
ル関数を予め記憶すると共に、設定パラメータの設定値
に基づいて前記制御対象パラメータの目標値を算出する
プロセス条件補償手段を備えたことを特徴とする熱処理
装置である。このように、予め求めたモデル関数に従っ
て被処理体を1枚処理する毎に制御対象パラメータの目
標値を新たに求め、これに基づいて成膜処理を行うよう
にしたので、膜厚の再現性を大幅に向上させることが可
能となる。
に、前記処理済みの被処理体の膜厚の実測値に基づいて
前記モデル関数は更新されるようにしてもよい。これに
よれば、予め求めたモデル関数を、処理済みの被処理体
の膜厚の実測値に基づいて更新しているので、膜厚の再
現性を一層向上させることが可能となる。この場合、例
えば請求項3に規定するように、前記モデル関数を用い
て求められるデータと前記実測値との差が所定値以上の
時には、異常と見なすことになる。
前記モデル関数の設定及びこの更新は、最小2乗法と、
カルマンフィルターと、最尤推定法の内のいずれかの方
法により行われる。また、例えば請求項5に規定するよ
うに、前記設定パラメータは、膜厚と前記膜のシート抵
抗の内のいずれか1つであり、前記制御対象パラメータ
は、プロセス温度と成膜時間と供給される成膜ガスの供
給量の内のいずれか1つである。
置発明によって実施される方法発明を規定したものであ
り、すなわち、処理枚数が増加するに従って処理容器内
の状態が変化するような処理容器内で所定の制御対象パ
ラメータの目標値を維持しつつ前記被処理体に成膜処理
を施すようにした成膜方法において、前記処理容器内の
状態変化に対応するモデル関数を予め求める工程と、設
定パラメータの設定値と前記モデル関数とに基づいて前
記制御対象パラメータの目標値を算出する工程とを有す
ることを特徴とする成膜方法である。この場合、例えば
請求項7に規定するように、前記処理済み被処理体の膜
厚の実測値に基づいて前記モデル関数を更新する工程を
有する。
及び成膜方法の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。図1は本発明に係る熱処理装置を示す構成図、図2
はプロセス条件補償手段の動作概要を説明するための説
明図である。尚、本実施例ではプロセス条件の内の、主
としてプロセス温度を制御する場合を例にとって説明す
る。図示するように、この枚葉式の熱処理装置2は、例
えばアルミニウム製の筒体状の処理容器4を有してい
る。この処理容器4の内部には、加熱手段として例えば
加熱ヒータ6が内蔵されたサセプタ8が設けられてお
り、この上面に被処理体である半導体ウエハWを載置し
得るようになっている。尚、加熱手段として加熱ヒータ
6に代えて加熱ランプ等を用いてもよい。
段として例えばシャワーヘッド10が設けられており、
このシャワーヘッド10に接続したガス流路12に介設
した例えばマスフローコントローラのような流量制御器
14により、成膜ガス等のような必要なガスの流量を制
御するようになっている。尚、図示例ではガス流路12
及び流量制御器14を1つしか記載していないが、これ
らは代表して記載されており、実際には必要なガス種に
応じて複数のガス流路及び流量制御器が設けられる。ま
た、処理容器4の底部には排気口16が設けられてお
り、この排気口16には排気通路18が接続されてい
る。そして、この排気通路18には、自動圧力調整弁2
0及び真空ポンプ22等が順次介設されており、処理容
器4内の雰囲気を真空引きできるようになっている。
タ6、自動圧力調整弁20等は、例えばマイクロコンピ
ュータ等よりなる制御部24によりそれぞれフィードバ
ック制御されており、プロセス条件、例えばガス流量、
プロセス温度、プロセス圧力等がそれぞれ所定の値を維
持するようになっている。尚、前述したようにここで
は、プロセス温度を本発明の方法によって制御する場合
について説明する。そして、この制御部24は、本発明
の特徴とする、例えばマイクロコンピュータよりなるプ
ロセス条件補償手段26に接続されており、上記プロセ
ス条件補償手段26へ入力した設定パラメータの設定値
から、制御対象パラメータの目標値を算出して、これを
上記制御部24へ入力するようになっている。
するパラメータを指し、これには上述したようなガス流
量、プロセス温度、プロセス圧力の他にプロセス時間等
が含まれるが、ここではプロセス温度を例にとって説明
する。また、上記設定パラメータは上記制御対象パラメ
ータに影響を与えるパラメータを指し、これには膜厚や
シート抵抗が含まれるが、ここでは膜厚を例にとって説
明する。上記設定パラメータである膜厚の設定値Dt 、
プロセス圧力、ガス流量等は予め設定されたレシピによ
りホストコンピュータ等より供給され、また、ここでは
制御対象パラメータの1つであるプロセス温度の目標値
rt は上記プロセス条件補償手段26により求められ
る。
は、上記処理容器4内の状態変化に対応するモデル関数
が予め記憶されていると共に、これに入力される設定パ
ラメータの設定値Dt 、すなわちここでは膜厚の設定値
に基づいて制御対象パラメータの目標値rt 、すなわち
ここではプロセス温度の目標値を算出するようになって
いる。この点について具体的に説明する。前述したよう
に、堆積膜の膜厚は、1クリーニング毎、或いは1バッ
チ処理毎に周期性を持って変動するが、この変化状態を
予め求めると共にこの膜厚が変動しないように一定とな
るような膜厚とプロセス温度との関係の変化状態を予め
求めてモデル化してモデル関数を決定する。尚、ここで
はプロセス温度以外のプロセス圧力、ガス流量、プロセ
ス時間はそれぞれ同一に設定している。そして、ここで
求められたモデル関数を上記プロセス条件補償手段26
に記憶させておく。
は、自己回帰移動平均モデル(ARMA:autore
gressive moving−average m
odel)を用いて、以下の式1が求められている。 rt ={B(Z-1)/A(Z-1)}・Dt … (1) ここで、各記号は以下のように定義される。 rt :プロセス温度の目標値(制御対象パラメータの目
標値) Dt :膜厚の設定値(設定パラメータの設定値) A(Z-1)=1+a1 ・Z-1+a2 ・Z-2+ …… +
an ・Z-n B(Z-1)=b1 ・Z-1+b2 ・Z-2+ …… + b
n ・Z-n 尚、a1 〜an (代表としてai とも記す)、b1 〜b
n (代表としてbi とも記す)はそれぞれ係数であり、
Z-1〜Z-n(代表としてZ-iとも記す)は時間遅れ演算
子であり、Z-iは”i”番目におけるデータ、すなわち
各遅延時間毎の膜厚の設定値と、その時求めたプロセス
温度の目標値である。尚、ちなみに同一膜厚の堆積を行
う時は、この膜厚の設定値は各Z-iにおいて同一とな
る。
内の例えば逐次形最小2乗法と、周期性をもって変動す
る膜厚データ(実測データ)とを用いて求めることがで
きる。また、nはこのモデル関数の次元を示しており、
通常はnとしては3次、或いは4次のモデル関数を用い
ればよい。この次数nに相当する数だけの直近のデータ
が用いられる。例えば次数が”3”の時には、1〜3枚
前までのウエハ成膜処理時のデータ(膜厚の設定値及び
プロセス温度の目標値)が用いられ、次数が”4”の時
には1〜4枚前までのウエハ成膜処理時のデータが用い
られる。例えば次数nが”3”の場合には式1は以下の
ようになる。 rt ={(b1 ・Z-1+b2 ・Z-2+b3 ・Z-3)/
(1+a1 ・Z-1+a2・Z-2+a3 ・Z-3)}・Dt
温度のウエハ枚数毎の伝達関数、すなわちモデル関数を
得ることができる。上記式1は、自己回帰移動平均モデ
ルにより求めたモデル関数であるが、これに限定され
ず、他のモデル、例えば自己回帰モデル(AR:aut
oregrssive model)を用いてモデル関
数を用いてもよい。この場合には、上記式1における係
数a1 〜an がゼロとなるので式2のようになる。 rt =B(Z-1)・Dt … (2) 以上のようなモデル関数を用いると、例えば図2に示す
ように、膜厚の設定値Dt が同じでも、処理された枚数
に応じてその時のプロセス温度の目標値rt が異なって
くる。
多くなるにつれて、各膜厚を一定値に維持するためにプ
ロセス温度の目標値を、モデル関数に基づいて少しずつ
上昇させている。尚、堆積する膜種によっては、逆にウ
エハの処理枚数が多くなるに従って、プロセス温度の目
標値を少しずつ減少させる場合もある。そして、クリー
ニングが行われるとリセットされ、また、1枚目から処
理が行われることになる。尚、実際の演算では、モデル
関数は図2に示すような連続関数ではなく、離散的な関
数となる。以上説明したようなプロセス条件補償手段2
6を設けることにより、ウエハを1枚処理する毎にその
時の最適なプロセス温度の目標値が求められ、この目標
値となるようにプロセス温度がフィードバック制御され
るので、ウエハ堆積膜の膜厚の再現性を大幅に向上させ
ることが可能となる。
〜an 及びb1 〜bn を固定的に定めた場合を例にとっ
て説明したが、これに限定されず、各係数a1 〜an 及
びb1 〜bn を動的に、すなわちウエハを1枚成膜処理
する毎に補正して更新するようにしてもよい。この場
合、直前に成膜処理されたウエハの堆積膜の膜厚を直ち
に、例えば膜厚測定器で測定し、この時に得られた膜厚
の実測値をプロセス条件補償手段26へ入力してこれを
用いて、例えば逐次形最小2乗法により新たな係数(a
i 、bi )を求める(図1参照)。この時のモデル関数
の各係数(ai 、bi )は、逐次形最小2乗法(左側擬
似逆行列)により以下のようにして求められる。N番目
の係数の推定値*θN は以下の式3のようになる。 *θN =*θN-1 +PN ・ZN (yn −ZN T・*θN-1 ) … (3) ここで上記PN は次の式4で定義される。 PN =PN-1 −(PN-1 ・ZN ・ZN T・PN-1 )/(1+ZN T・PN-1 ・ZN ) … (4) ここで、”*”は推定値を意味し、”T”は転置行列
(Transpose)を意味し、”N”を除いた他の
文字、θ、P、Z、yはそれぞれ行列を意味する。
n ]N番目の推定値。 yN :N番目の出力値(例えば膜厚値)。 PN :N番目の共分散行列(次の推定値の変化の度合を
示す)。 ZN :[−yN-(n-1) 、……、yN-1 、UN-(n-1) 、…
…、UN-1 ] ここでUN は行列であって、しかもN番目の操作量(例
えばプロセス温度の目標値)である。以上の操作を行っ
て、ウエハを一枚成膜処理する毎にその膜厚の測定値よ
りモデル関数の係数(ai 、bi )を更新する。これに
より、膜厚の実測値に適合したモデル関数に常に更新す
ることができ、従って、膜厚の再現性を一層向上させる
ことが可能となる。
られるデータと上記実測値との差が所定値以上の時に
は、データ或いは実測値が適切でないものとして”異常
である”と認識するように設定するのがよい。この異常
の判定をする式は、上記式3で用いられた記号を用いて
下記の式5のように与えられる。 ‖yN −ZN T・*θN-1 ‖ ≧ C … (5) ここで符号”‖”はこの符号で囲まれた部分の絶対値を
示し、”C”は異常を判定するための所定値(一定値)
を示す。このように、膜厚の実測値等に基づいて異常で
あるか否かを判定することにより、操作者は異常成膜プ
ロセスを迅速に知ることが可能となる。また、上記実施
例ではモデル関数の係数(ai 、bi )を求めるため
に、或いは更新するために例えば逐次形最小2乗法を用
いたが、これに限定されず、他の方法、例えばカルマン
フィルター、最尤推定法等を用いてもよい。
て膜厚を用いた場合を例にとって説明したが、これに限
定されず、膜厚に対して一定の関係で対応するパラメー
タならばどのようなものでもよく、例えば金属膜を成膜
する場合にはシート抵抗値を設定パラメータとして用い
るようにしてもよい。また、本実施例では制御対象パラ
メータとしてプロセス温度を用いたが、これに限定され
ず、膜厚に直接的に影響を与えるパラメータならばどの
ようなものを用いてもよく、例えばプロセス時間(成膜
時間)、プロセス圧力、成膜ガスの供給量などを用いて
もよい。これら他の制御パラメータを用いた場合には、
プロセス温度は連続的に一定に維持されるのは勿論であ
る。また、本発明は、CVD成膜装置やプロセス成膜装
置に適用でき、特に、W(タングステン)、WSix、
Ti(チタン)、TiN膜等を成膜する時に有効であ
る。更に、被処理体としては、半導体ウエハに限定され
ず、LCD基板、ガラス基板等にも適用できるのは勿論
である。
置及び成膜方法によれば、次のように優れた作用効果を
発揮することができる。請求項1、3〜7に係る発明に
よれば、予め求めたモデル関数に従って被処理体を1枚
処理する毎に制御対象パラメータの目標値を新たに求
め、これに基づいて成膜処理を行うようにしたので、膜
厚の再現性を大幅に向上させることができる。請求項2
に係る発明によれば、予め求めたモデル関数を、処理済
みの被処理体の膜厚の実測値に基づいて更新しているの
で、膜厚の再現性を一層向上させることができる。
めの説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 処理枚数が増加するに従って処理容器内
の状態が変化するような処理容器内で所定の制御対象パ
ラメータの目標値を維持しつつ前記被処理体に成膜処理
を施すようにした熱処理装置において、前記処理容器内
の状態変化に対応するモデル関数を予め記憶すると共
に、設定パラメータの設定値に基づいて前記制御対象パ
ラメータの目標値を算出するプロセス条件補償手段を備
えたことを特徴とする熱処理装置。 - 【請求項2】 前記処理済みの被処理体の膜厚の実測値
に基づいて前記モデル関数は更新されることを特徴とす
る請求項1記載の熱処理装置。 - 【請求項3】 前記モデル関数を用いて求められるデー
タと前記実測値との差が所定値以上の時には、異常と見
なすことを特徴とする請求項2記載の熱処理装置。 - 【請求項4】 前記モデル関数の設定及びこの更新は、
最小2乗法と、カルマンフィルターと、最尤推定法の内
のいずれかの方法により行われることを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかに記載の熱処理装置。 - 【請求項5】 前記設定パラメータは、膜厚と前記膜の
シート抵抗の内のいずれか1つであり、前記制御対象パ
ラメータは、プロセス温度と成膜時間と供給される成膜
ガスの供給量の内のいずれか1つであることを特徴とす
る請求項1乃至4のいずれかに記載の熱処理装置。 - 【請求項6】 処理枚数が増加するに従って処理容器内
の状態が変化するような処理容器内で所定の制御対象パ
ラメータの目標値を維持しつつ前記被処理体に成膜処理
を施すようにした成膜方法において、 前記処理容器内の状態変化に対応するモデル関数を予め
求める工程と、 設定パラメータの設定値と前記モデル関数とに基づいて
前記制御対象パラメータの目標値を算出する工程とを有
することを特徴とする成膜方法。 - 【請求項7】 前記処理済み被処理体の膜厚の実測値に
基づいて前記モデル関数を更新する工程を有することを
特徴とする請求項6記載の成膜方法。
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