JP2002343503A - 多極コネクタ - Google Patents

多極コネクタ

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JP2002343503A
JP2002343503A JP2001147891A JP2001147891A JP2002343503A JP 2002343503 A JP2002343503 A JP 2002343503A JP 2001147891 A JP2001147891 A JP 2001147891A JP 2001147891 A JP2001147891 A JP 2001147891A JP 2002343503 A JP2002343503 A JP 2002343503A
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Hajime Kato
元 加藤
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Yazaki Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4367Insertion of locking piece from the rear
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces
    • H01R13/506Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6581Shield structure
    • H01R13/6585Shielding material individually surrounding or interposed between mutually spaced contacts
    • H01R13/6588Shielding material individually surrounding or interposed between mutually spaced contacts with through openings for individual contacts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続端子を2重係止するロック手段と、隣接
する接続端子間を電気的に絶縁する遮蔽手段とを備えて
小型化を可能にする多極コネクタを得る。 【解決手段】 コネクタハウジング20の後端に取付け
られるホルダーは、内側に取付けられる第1ホルダー
と、第1ホルダーの外側においてこの第1ホルダーの第
1係止部26とは異なる位置に設けられた第2係止部4
5によって、コネクタハウジング20に取付けられる第
2ホルダー22とからなり、前記第1ホルダー及び前記
第2ホルダー22は、隣接する端子間を仕切る第1遮蔽
部材、第2遮蔽部材を装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個の接続端子
を装備する多極コネクタに関し、とりわけ、電線接続さ
れた端子を2重係止するためのロック手段を備えた多極
コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多極コネクタとして、例えば、特
開平11−219758号公報に記載された多極シール
ドコネクタを、図9及び図10に示して説明する。この
多極シールドコネクタ10は、複数本のシールド電線2
の端末部2aと、この端末部2aに接続された端子3と
を遮蔽状態で収容したもので、複数の収容部4を形成し
て端子3が端末部2aと共に収容されるコネクタハウジ
ング5と、コネクタハウジング5内で複数の収容部4を
一括して覆い、電線2の端末部2a及びこの端末部2a
に接続した端子3を外部と電磁的に遮蔽する遮蔽部材7
とを備える。
【0003】コネクタハウジング5の開口した後端11
にはホルダー12が係止される。ホルダー12は、半割
りとされた2つの上下カバー体13、14で構成されて
おり、それぞれの外周面に、係止孔15を有する可撓性
の係止枠16が設けられている。ホルダー12は、これ
らの係止孔15をコネクタハウジング5の外周に設けら
れた係止突起17に係合させることにより、コネクタハ
ウジング5の開口部11に固着して、コネクタハウジン
グ5内のゴム栓18、導通ブロック19のコネクタハウ
ジング5からの抜け出しを阻止する。なお、導通ブロッ
ク19はシールド電線2のシールド編組2bと遮蔽部材
7とを導通接続させるものであり、ゴム栓18はシール
ド電線2が挿通して電線2とコネクタハウジング5との
間を液密にシールする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成による多極コ
ネクタでは、収容部4が端子3と共に端末部2aを収容
して拡大するため、多極化によりコネクタハウジング5
が大型化すると同時に、端子3軸線方向にも大型化し
た。また、端子3は、収容部4内に形成される不図示の
端子係止用のロック手段とコネクタハウジング5に固着
したホルダー12とによって、コネクタハウジング5か
らの抜け出しが不能に2重係止されているが、端子形態
によっては、収容部4内のロック手段を適用できないも
のがある。その場合、端子3はホルダー12だけの1重
係止となるが、ホルダー12だけの係止では接続信頼性
に欠ける場合がある。例えば、大電流用電線に接続した
端子が2重係止されないと、安全性の面でも問題が多
い。
【0005】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、端子を2重係止するためのロック手段を装備し
て高い接続信頼性が確保されると共に、小型化も実現で
きる多極コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る請求項1記載の多極コネクタは、電線を
接続した複数の接続端子を収容するコネクタハウジング
と、該ハウジングの後端に取付けられるホルダーとを有
する多極コネクタであって、前記ホルダーが、前記ハウ
ジングの後端近傍に設けられた第1係止部により取付け
られる大電流用接続端子の後抜けを防止する第1ホルダ
ーと、前記ハウジングの後端近傍の前記第1係止部とは
異なる位置に設けられた第2係止部により前記第1ホル
ダーの外側に取付けらる小電力用接続端子の後抜けを防
止すると共に前記大電流用接続端子の後抜けを2重に防
止する第2ホルダーとを具備して構成されることを特徴
とする。
【0007】そして、大電流用接続端子は、第1ホルダ
ー及び第2ホルダーが第1係止部と第2係止部とにそれ
ぞれ個別に取付けられることによって独立した端子係止
力を有するので、たとえ収容部内に形成されるロック手
段が適用できない端子形態であっても、これらのホルダ
ーによって2重係止される。また、コネクタハウジング
が端子の軸線方向に短寸化し、これにより接続端子がハ
ウジングの後端より部分的に露出する構造であっても、
ホルダーが接続端子に当接するように配置されるので、
コネクタハウジングに対し接続端子を抜出し不能に係止
できる。さらに、上記したコネクタハウジングを適用す
ることによって、ハウジングの小型化が達成できる。
【0008】本発明に係る請求項2記載の多極コネクタ
は、前記第1ホルダーが、内面側の中央部に第1遮蔽部
材を突設し、該第1遮蔽部材が前記第1ホルダーの前記
ハウジングへの取付け時に少なくとも隣接した2個の前
記大電流用接続端子間に介装されることを特徴とする。
【0009】接続端子がハウジング後端で部分的に露出
するコネクタ構造であっても、第1遮蔽部材が、隣接し
た端子間を仕切るように配置されるので、端子同士の接
触を阻止することができる。また、端子同士が確実に区
画されるので、隣接する端子間の間隙を狭めて多極コネ
クタの一層の小型化を実現することもできる。
【0010】本発明に係る請求項3記載の多極コネクタ
は、前記第2ホルダーが、内面側の上部に複数の第2遮
蔽部材を突設し、該第2遮蔽部材内に前記小電流用接続
端子を収容することを特徴とする。
【0011】接続端子がハウジング後端で部分的に露出
するコネクタ構造であっても、第2遮蔽部材が、隣接し
た端子間を仕切るように配置されるので、端子同士の接
触を阻止することができる。
【0012】本発明に係る請求項4記載の多極コネクタ
は、前記第2遮蔽部材が、前記第2ホルダーの前記ハウ
ジングへの取付け時に前記ハウジング内の対応する端子
収容室内に挿入されることを特徴とする。
【0013】接続端子が、端子収容室内に中途挿入され
た不完全挿入状態に設けられても、第2ホルダーの装着
により、第2遮蔽部材が端子収容室内に挿入されて接続
端子を押し込むので、端子の中途挿入状態は解消され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る多極コネクタ
及び当該多極コネクタに適用する接続端子の好適な実施
の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
に係る多極コネクタの一実施の形態による後端より観た
斜視図、図2は図1の多極コネクタの第1ホルダー取付
け前の状態を示す斜視図、図3は図1の多極コネクタの
前端より観た斜視図、図4は第1ホルダーの背面より観
た斜視図、図5は多極コネクタの第1ホルダー取付け後
の状態を示す斜視図、図6は多極コネクタの第2ホルダ
ー取付け前の状態を示す斜視図、図7は第2ホルダーの
背面より観た斜視図、図8は接続端子の斜視図で、
(a)は大電流用接続端子、(b)は第1の小電流用接
続端子、(c)は第2の小電流用接続端子をそれぞれ示
す。本実施の形態の多極コネクタ70は、コネクタハウ
ジング20と、コネクタハウジング20の開口した後端
に取付けられて開口部を閉鎖する第1ホルダー21及び
第2ホルダー22を有して概略構成される。
【0015】コネクタハウジング20は、図2及び図3
に示すように、略円筒状に形成されて、円形面の下部位
置に端子収容室である一対の大径の第1端子挿入孔23
を、中央部に端子収容室である中径の第2端子挿入孔2
4を、円形面の上部位置に端子収容室である複数(本例
では4つ)の小径の第3端子挿入孔25を各々配置した
構成である。また、コネクタハウジング20の後端近傍
の外周面上には、複数個の第1係止部26及び複数個の
第2係止部45をそれぞれ周方向に沿って異なる位置に
離間配置している。第1係止部26は第1ホルダー21
を固着係止させるものであり、第2係止部45は第2ホ
ルダー22を固着係止させるものである。なお、コネク
タハウジング20の前端には、この前端より部分的に延
出して、例えば、不図示の車両のボディパネルと当接す
るフランジ状の締結部28が形成され、この締結部28
にはボディパネルに取り付けるためのボルト挿通孔29
が透設されている。
【0016】第1ホルダー21は、図4、図5に示すよ
うに、略半円形の板状に形成された本体30と、この本
体30に連設した一対の係止板32とを備えた構成であ
る。一対の係止板32は、本体30の周縁を部分的に延
伸し、且つ、互いに同方向に折曲させた形態で、係止板
32にはコネクタハウジング20の第1係止部26に係
合する係止孔31が形成されている。そして、第1ホル
ダー21は、係止孔31を第1係止部26に係合させて
コネクタハウジング20に取付けられると、本体30
が、大径の第1端子挿入孔23に挿入した端子に当接し
てこの端子の後抜けを防止できるようになっている。な
お、大径の第1端子挿入孔23には、図8(a)に示
す、大電流用接続端子55が挿入される。
【0017】また、第1ホルダー21には、本体30の
内面側の中央部に一対の大電流用端子55間に介装され
る第1遮蔽部材33及びこの第1遮蔽部材33に連設し
た隔壁34が突出形成されている。隔壁34は、中径の
第2端子挿入孔24の周囲に配置される弧状部分とこの
弧状部分より半径外方向に延びた直線部分を備えて、大
径の第1端子挿入孔23と中径の第2端子挿入孔24並
びに小径の第3端子挿入孔25とが設けられた領域を2
分割する仕切壁としての機能と、第1ホルダー21の取
付け高さを規制する規制壁としての機能とを合わせ有す
る。また、第1ホルダー21の本体30の内面側の両側
には、三角筒状の突出部材35が突出形成されている。
【0018】第2ホルダー22は、図6および図7に示
すように、円板状に形成された本体40と、この本体4
0に連設した複数の係止板42とを備えた構成である。
複数の係止板42は、本体40の周縁を部分的に延伸
し、且つ、互いに同方向に折曲させた形態で、係止板4
2にはコネクタハウジング20の第2係止部45に係合
する係止孔41が形成されている。
【0019】また、第2ホルダー22には、本体40の
内面側の上部に複数(本例では4つ)の切欠き円筒状の
第2遮蔽部材43が突出形成されている。第2遮蔽部材
43は、コネクタハウジング20に形成した小径の第3
端子挿入孔25に嵌入可能になされていると共に、切欠
溝48が本体40まで及んで形成されている。
【0020】本体40の内面側には、また、コネクタハ
ウジング20の中径の第2端子挿入孔24(図2参照)
の周囲に配置される弧状の隔壁46と第2端子挿入孔2
4に連通して半径方向に延びた凹部44が形成されてい
る。本体40の周縁には、係止板42と同じような形状
に折曲された一対の規制壁47が形成されている。この
規制壁47は、コネクタハウジング20に当接して第2
ホルダー22を所定位置に位置規制する。
【0021】そして、第2ホルダー22は、係止孔41
を第2係止部45に係合させてコネクタハウジング20
に取付けられると、第2遮蔽部材43が、小径の第3端
子挿入孔25内に挿入した端子に当接する。そして、コ
ネクタハウジング20に対し不完全挿入状態の端子には
これを更に押し込むようにし、完全挿入状態の端子には
後抜けを防止するように作用する。また、第2ホルダー
22は、中径の第2端子挿入孔24内に挿入された端子
に接続した電線を凹部44より、小径の第3端子挿入孔
25内に挿入された端子に接続した電線を第2遮蔽部材
43の切欠溝48よりそれぞれ外部へ導出させる。な
お、中径の第2端子挿入孔24には、図8(b)に示
す、第1の小電流用接続端子56が挿入され、小径の第
3端子挿入孔25には、図8(c)に示す、第2の小電
流用接続端子57が挿入される。
【0022】図8は接続端子の構成を示すもので、
(a)の大電流用接続端子55はL字形金具の一端に電
線50を挿通して圧着接続させた構成で、(b)の第1
の小電流用接続端子56はL字形金具の一端に電線51
を挿通して圧着接続させた構成で、(c)の第2の小電
流用接続端子57はストレート形金具の一端に細径の電
線52を挿通して圧着接続した構成である。
【0023】次に、組付け手順について説明する。図2
に示すように、先ず、大電流用接続端子55を大径の第
1端子挿入孔23に挿入した状態で、第1ホルダー21
を、突出部材35をハウジング20に形成した嵌合孔2
7に嵌入させつつ、係止板32をコネクタハウジング2
0の第1係止部26に係止させてコネクタハウジング2
0に取付ける。このとき、大電流用接続端子55及び電
線50は、図4において想像線で示すように、隔壁34
の両端部から第1遮蔽部材33の両側を通って下方に延
びて外部に導出される。つまり、一対の大電流用接続端
子55は第1遮蔽部材33等によって、互いに絶縁状態
に分離される。従って、高密度化によって大電流用接続
端子55同士が近接配置されても導通接触することがな
い。なお、突出部材35は、第1ホルダー21をコネク
タハウジング20に挿入する際のガイド部材である。
【0024】次に、図6に示すように、第1の小電流用
接続端子56を中径の第2端子挿入孔24に、第2の小
電流用接続端子57を小径の第3端子挿入孔25にそれ
ぞれ挿入した状態で、第2ホルダー22を、第2遮蔽部
材43を第3端子挿入孔25に嵌入させつつ、係止板4
2をコネクタハウジング20の第2係止部45に係止さ
せて、第1ホルダー21の外側より、コネクタハウジン
グ20に取付ける。このとき、第1の小電流用接続端子
56及び電線51は、凹部44内を通って下方に延びて
外部に導出され、また、第2の小電流用接続端子57及
び電線52は、図1に示すように、第2遮蔽部材43の
切欠溝48より外部へ導出される。つまり、第1の小電
流用接続端子56及び第2の小電流用接続端子57は、
第2遮蔽部材43及び凹部44によって、互いに絶縁状
態に分離される。従って、高密度化によって第1の小電
流用接続端子56及び第2の小電流用接続端子57が近
接配置されても導通接触することがない。
【0025】なお、このとき、既述したように、第2遮
蔽部材43が第3端子挿入孔25に嵌入することによ
り、不完全挿入状態の第2の小電流用接続端子57の鍔
部57aを押圧してこの第2の小電流用接続端子57を
正規位置に押し込むことができる。
【0026】上記した実施の形態では、円筒状のコネク
タハウジング及び円形状のホルダーを示したが、本発明
はこのような形態に限定されるものでないことは勿論で
ある。また、嵌合する相手コネクタハウジングも同様の
構成とすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る多極コ
ネクタによれば、コネクタハウジングの異なる位置に設
けられた第1係止部及び第2係止部にそれぞれ取付けら
れる第1ホルダー及び第2ホルダーが独立した端子係止
力を有するので、たとえ収容部内に形成されるロック手
段が適用できない端子形態であっても、これらのホルダ
ーによって2重係止される。また、コネクタハウジング
が端子の軸線方向に短寸化し、これにより接続端子がハ
ウジングの後端より部分的に露出する構造であっても、
ホルダーが接続端子に当接するように配置されるので、
コネクタハウジングに対し接続端子を抜出し不能に係止
できる。さらに、上記したコネクタハウジングを適用す
ることによって、ハウジングの小型化が達成できる。
【0028】また、請求項2記載の多極コネクタによれ
ば、第1ホルダーが、ハウジングへの取付け時、隣接し
た接続端子間に介装される第1遮蔽部材を備えているの
で、端子同士の接触を阻止することができる。また、端
子同士が確実に区画されるので、隣接する端子間の間隙
を狭めて多極コネクタの一層の小型化を実現することも
できる。
【0029】また、請求項3記載の多極コネクタによれ
ば、第2ホルダーが、ハウジングへの取付け時、接続端
子を収容して隣接した端子間を仕切るように配置される
第2遮蔽部材を備えているので、端子同士の接触を阻止
することができる。また、請求項4記載の多極コネクタ
によれば、第2ホルダーは、ハウジングへの取付け時、
第2遮蔽部材が接続端子に当接してこれを押し込むよう
にするので、接続端子のコネクタハウジングからの抜出
しや不完全挿入状態を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多極コネクタの一実施の形態によ
る後端より観た斜視図である。
【図2】図1の多極コネクタの第1ホルダー取付け前の
状態を示す斜視図である。
【図3】図1の多極コネクタの前端より観た斜視図であ
る。
【図4】第1ホルダーの背面より観た斜視図である。
【図5】多極コネクタの第1ホルダー取付け後の状態を
示す斜視図である。
【図6】多極コネクタの第2ホルダー取付け前の状態を
示す斜視図である。
【図7】第2ホルダーの背面より観た斜視図である。
【図8】本発明に適用する接続端子を示し、(a)は大
電流用接続端子、(b)は第1の小電流用接続端子、
(c)は第2の小電流用接続端子のそれぞれ斜視図であ
る。
【図9】従来の多極シールドコネクタの斜視図である。
【図10】従来の多極シールドコネクタの縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
20 コネクタハウジング 21 第1ホルダー 22 第2ホルダー 23 第1端子挿入孔 24 第2端子挿入孔 25 第3端子挿入孔 26 第1係止部 45 第2係止部 30 本体 31、41 係止孔 35、42 係止板 33 第1遮蔽部材 34 隔壁 40 本体 43 第2遮蔽部材 44 凹部 48 切欠溝き 55 大電流用接続端子 56 第1の小電流用接続端子 57 第2の小電流用接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA08 FB09 FC02 FC38 FC40 LA11 LA18 5E023 AA04 AA12 GG08 HH08 HH13 HH19 HH22 5E087 EE11 FF18 GG25 HH04 RR04 RR18 RR26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を接続した複数の接続端子を収容す
    るコネクタハウジングと、該ハウジングの後端に取付け
    られるホルダーとを有する多極コネクタであって、 前記ホルダーが、前記ハウジングの後端近傍に設けられ
    た第1係止部により取付けられる大電流用接続端子の後
    抜けを防止する第1ホルダーと、 前記ハウジングの後端近傍の前記第1係止部とは異なる
    位置に設けられた第2係止部により前記第1ホルダーの
    外側に取付けらる小電力用接続端子の後抜けを防止する
    と共に前記大電流用接続端子の後抜けを2重に防止する
    第2ホルダーとを具備して構成されることを特徴とする
    多極コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記第1ホルダーが、内面側の中央部に
    第1遮蔽部材を突設し、該第1遮蔽部材が前記第1ホル
    ダーの前記ハウジングへの取付け時に少なくとも隣接し
    た2個の前記大電流用接続端子間に介装されることを特
    徴とする請求項1記載の多極コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記第2ホルダーが、内面側の上部に複
    数の第2遮蔽部材を突設し、該第2遮蔽部材内に前記小
    電流用接続端子を収容することを特徴とする請求項1又
    は2記載の多極コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記第2遮蔽部材が、前記第2ホルダー
    の前記ハウジングへの取付け時に前記ハウジング内の対
    応する端子収容室内に挿入されることを特徴とする請求
    項3記載の多極コネクタ。
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