JP2002343012A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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JP2002343012A
JP2002343012A JP2001149411A JP2001149411A JP2002343012A JP 2002343012 A JP2002343012 A JP 2002343012A JP 2001149411 A JP2001149411 A JP 2001149411A JP 2001149411 A JP2001149411 A JP 2001149411A JP 2002343012 A JP2002343012 A JP 2002343012A
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speed
power supply
disk
maximum speed
maximum
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Akira Tsukihashi
章 月橋
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/28Speed controlling, regulating, or indicating

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インタフェースによる電力供給ではデータ転
送速度の高速化に不十分である場合において、データ転
送速度の高速化と外部電源を使用しない場合における消
費電力の抑制との両立を図る。 【解決手段】 ディスクの記録時において、接続電源検
出手段12により外部電源の接続状態が解除されたこと
が検出された際に現状の設定速度を認識し、この設定速
度が最高速制限モードで対応不可能な速度であった場合
に最高速制限モードで対応可能な最高速度に切り替える
処理を行う。また、ディスクの再生時において、接続電
源検出手段12により外部電源の接続状態に変更された
ことが検出された際に最高速制限モードに無関係にディ
スクの回転速度の最高速に切り替える処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インタフェース及
び外部電源により電力供給が可能なディスクドライブ装
置に関し、特に、USB規格のインタフェースを備える
機種に好適なディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンのリムーバル記憶装置として、
記録可能なディスクドライブ装置であるCD(Compact
Disc)ファミリーのCD−R(Recordable)ドライブや
CD−RW(ReWritable)ドライブが広く採用されてい
る。
【0003】これらのディスクドライブ装置において
は、ディスク回転速度の高速化が図られており、記録に
関しては、現在CD−Rにおいて標準速度の16倍速や
それ以上の高速に対応され、CD−RWにおいては、標
準速度の8倍速や10倍速に対応されるようになってい
る。
【0004】ところで、パソコンにおける周辺機器を接
続するインタフェース規格としてUSB(Universal Se
rial Bus)規格が知られており、このUSB規格に対応
のインタフェースでは電力供給路も用意されており、ス
タンドアローンタイプのディスクドライブ装置はこのU
SB規格に対応のインタフェースが広く採用されてい
る。
【0005】ここで、USB規格は現在ではVer.
2.0が採用されており、一世代前のVer.1.1も
サポートしている。
【0006】USBver.2.0では、データ転送速
度が480Mbpsであるが、USBver.1.1で
は、データ転送速度が12Mbpsである。この為、U
SBver.1.1では、ディスクの定格回転速度のほ
ぼ6倍速に対応するデータ転送までしか対応されなかっ
たが、USBver.2.0ではデータ転送速度がディ
スクの回転速度を事実上制限しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスクド
ライブ装置のデータ転送速度を高速にするには、ディス
クの回転速度を高速にすることはもちろんのこと、デー
タ処理回路の高速化、サーボ回路の応答性の高速化やア
クセスの高速化を必要とする。この為、データ転送速度
を高速すると、ディスクサーボ回路、データ処理回路、
光学ヘッドのレーザー駆動回路及びヘッドサーボ回路等
ほぼ全ての回路で消費電力が増大する。
【0008】したがって、USBver.2.0に対応
したディスクドライブ装置であっても現状ではUSBに
よる電力供給では不十分で、ディスクドライブ装置の高
速化を推進してもこの高速化が電力供給能力で制限され
るという問題があった。
【0009】その為、ディスクドライブ装置の高速化を
達成するためにはACアダプタにより外部からの電力供
給を必要とし、逆に、外部電源を使用して電力供給を行
えば、ディスクドライブ装置の高速化が図れる。
【0010】しかしながら、外部電源から電力を取れる
環境にない場合や外部電源との接続コードが邪魔である
場合等により外部電源を使用しないことも考慮する必要
がある。
【0011】本発明は、インタフェースによる電力供給
ではデータ転送速度の高速化に不十分である場合におい
て、データ転送速度の高速化と外部電源を使用しない場
合における消費電力の抑制との両立を図ったディスクド
ライブ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、デ
ィスクの回転速度制御及びこのディスクの回転速度に対
応するデータ転送を行わせるデータ処理速度制御を設定
速度に対応して行う速度制御手段と、外部電源の接続状
態を検出する接続電源検出手段と、該接続電源検出手段
の検出出力に応じてホスト機器により設定可能なディス
クの回転速度の最高速を制限しない最高速対応モードと
前記最高速が制限される最高速制限モードとを選択的に
設定するモード設定手段とを備え、ディスクの記録時に
おいて、前記接続電源検出手段により外部電源の接続状
態が解除されたことが検出された際に現状の設定速度を
認識し、この設定速度が最高速制限モードで対応不可能
な速度であった場合に最高速制限モードで対応可能な最
高速度に切り替える処理を行う。
【0013】このようにしてディスクの記録時におい
て、インタフェースからの電力供給では消費電力が不足
するデータ転送速度に対応するディスク回転速度の場
合、外部電源の接続状態が解除された際に、インタフェ
ースからの電力供給でデータ処理が可能な消費電力とな
るデータ転送速度に対応するディスク回転速度内の最高
速に切り替えて消費電力の不足を解消する。
【0014】また、請求項3は、ディスクの再生時にお
いて、接続電源検出手段により外部電源の接続状態に変
更されたことが検出された際に最高速制限モードに無関
係にディスクの回転速度の最高速に切り替える処理を行
う。
【0015】このようにしてディスクの再生時におい
て、外部電源の接続状態に変更され、ディスク回転速度
の最高速でのデータ処理でも消費電力の不足が解消され
た際に、自動的にディスク回転速度の最高速でのデータ
処理に切り替えて最高速再生性能を発揮させる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明に係るディスクドライブ装置
の一実施例を示す構成図である。
【0017】図1において、1はホスト機器となるパソ
コン2とのデータの受け渡しを制御するUSB対応のイ
ンタフェース、3はパソコン2から入力されたデータを
エンコードしてディスクに記録する形態の記録データを
作成すると共に、ディスクから読み取られた記録データ
をデコードするデータ処理回路、4はインタフェース1
を介して入出力されるデータを備蓄すると共に、データ
処理回路3によってデータ処理する際に使用されるバッ
ファRAM、5はディスクを駆動するディスク駆動部6
と、ディスクに対する書き込み及び読み出しを行う光学
ヘッドを駆動及び制御するヘッド部7とを備えるディス
クドライブ部、8はデータ転送速度に対応する動作クロ
ックを各回路に供給するシステムクロック発生回路、9
はACアダプタ、電池及びインタフェース1からの電力
が供給され、各回路に供給する各種出力電力を発生する
電源回路、10はディスクの記録及び再生に係るシステ
ム全般の制御を行うシステム制御回路である。
【0018】前記システム制御回路10は、ディスク駆
動部6を制御してディスクの回転速度制御を行うと共
に、システムクロック発生回路8から発生する各種動作
クロックをディスクの回転速度に対応させてこのディス
クの回転速度に応じたデータ転送でデータ処理が行われ
るべくデータ処理回路3及びインタフェース1等の各回
路を設定速度に対応して動作させる制御を行う速度制御
手段11と、ACアダプタの外部電源が接続されたこと
を検出する接続電源検出手段12と、該接続電源検出手
段12の検出出力に応じてパソコン2により設定可能な
ディスクの回転速度の最高速を制限しない最高速対応モ
ードと前記最高速が制限される最高速制限モードとを選
択的に設定するモード設定手段13と、バッファRAM
4に対するデータの書き込み及び読み出しを制御すると
共に、バッファRAM4から読み出されるデータにパソ
コン2から転送されるデータが追い付かなくなって前記
バッファRAM4にバッファアンダーランが発生する状
態になることを検知する検知出力を発生するRAM制御
手段14とを備えている。
【0019】このように構成されるディスクドライブ装
置において、パソコン2からディスクの書き込み要求の
コマンドがインタフェース1を介してシステム制御回路
10に入力されると、システム制御回路10により各回
路及び機構部位がディスクへの記録を行う記録状態に制
御される。
【0020】この記録状態において、インタフェース1
を介してパソコン2から送出される書き込み要求のファ
イルデータはバッファRAM4に書き込まれ、そのデー
タはデータ処理回路3により誤り検出符号及び誤り訂正
符号が付加され、ディスク媒体(CD方式)に応じた変
調処理が施されて同期信号が付加されてディスクに記録
する形態の記録データにエンコードされた後、順次ディ
スクドライブ部5に供給され、ヘッド部7を介してディ
スクに書き込まれる。
【0021】一方、パソコン2からディスクの読み取り
要求のコマンドがインタフェース1を介してシステム制
御回路10に入力されると、システム制御回路10によ
り各回路及び機構部位がディスクの再生を行う再生状態
に制御される。
【0022】この再生状態において、読み取りの要求が
あったデータに対応する信号がヘッド部7の光学ヘッド
によりディスクから読み取られ、その読み取り信号はデ
ータ処理回路3によりディスク媒体に応じた復調処理が
施されて各種信号に分離され、その中のデータが誤り検
出及び誤り訂正され、バッファRAM4を必要に応じて
介した後、インタフェース1を介してパソコン2に送信
される。
【0023】ところで、本発明のディスクドライブ装置
は高速記録及び高速再生に対応しており、ディスクの定
格回転速度の数十倍、例えば40倍に対応するデータ転
送まで高速再生可能となっていると共に、CD−Rに関
してはディスクの定格回転速度の例えば20倍に対応す
るデータ転送まで高速記録可能となっており、一方、C
D−RWに関してはディスクの定格回転速度の例えば1
0倍に対応するデータ転送まで高速記録可能となってい
る。
【0024】また、ディスクドライブ装置におけるUS
B対応のインタフェース1は、Ver.2.0に対応し
ている。その為、インタフェース1に許容のデータ転送
速度の点で高速記録及び高速再生のディスク回転速度は
制限されない。
【0025】しかしながら、ACアダプタが接続されて
いないと、消費電力の点で高速記録及び高速再生のディ
スク回転速度は制限されてしまう。
【0026】その為、図1に示すディスクドライブ装置
は、モード設定手段13により接続電源検出手段12の
検出出力に応じて高速記録及び高速再生のディスク回転
速度の最高速を設定するモード設定を行うようになって
いる。
【0027】このモード設定は、図2に示すフローチャ
ートに基づいた処理が行われる。
【0028】以下に図2を参照してモード設定の処理を
説明する。
【0029】電源投入、あるいはリセットの後、ディス
クドライブ装置の起動時に、接続電源検出手段12は電
源回路9の接続状態を検出してACアダプタが接続され
ているか否かを判断する(ステップa)。
【0030】この判断において、ACアダプタが接続さ
れている場合、モード設定手段13は設定可能な最高速
を制限しない最高速対応モードに設定され、同時にアク
セス制御手段14によるアクセス制御も最高速対応モー
ドに見合った高速アクセスが可能な高速モードに設定さ
れる(ステップb)。
【0031】また、ACアダプタが接続されている場合
には、USBのVer.2.0に対応している旨の報告
をパソコン2に行う(ステップc)。これによりパソコ
ン2は接続されているディスクドライブ装置をUSBの
Ver.2.0に対応するものとして認識する。
【0032】その為、パソコン2はその対応バージョン
を反映して作動されるようになり、パソコン2により設
定可能な高速記録及び高速再生のディスク回転速度の最
高速が制限されずにディスクドライブ装置が対応する全
ての速度で記録及び再生の設定が可能となる。
【0033】したがって、ディスクドライブ装置は、デ
ィスク回転速度の最高速が制限されずに対応可能な全て
の速度で記録及び再生が行える状態となる。
【0034】また、パソコン2は、USBのVer.
2.0に対応するコマンドを発行する状態になってい
る。
【0035】ところで、ACアダプタが接続されている
か否かを判断(ステップa)において、ACアダプタが
接続されていない場合、モード設定手段13は設定可能
な最高速を制限する最高速制限モードに設定され、同時
にアクセス制御手段14によるアクセス制御も最高速制
限モードに見合った低速アクセスに制限される低速モー
ドに設定される(ステップd)。
【0036】また、ACアダプタが接続されていない場
合には、USBのVer.1.1に対応している旨の報
告をパソコン2に行う(ステップe)。これによりパソ
コン2は接続されているディスクドライブ装置をUSB
のVer.1.1に対応するものとして認識する。
【0037】その為、パソコン2はその対応バージョン
を反映して作動されるようになり、パソコン2により設
定可能な高速記録及び高速再生のディスク回転速度の最
高速がUSBのVer.1.1のデータ転送速度に対応
する6倍速に制限されてディスクドライブ装置が対応す
る6倍速以下の速度でしか記録及び再生の設定が行えな
いようになる。
【0038】したがって、ディスクドライブ装置は、デ
ィスク回転速度の最高速が制限されて6倍速以下の速度
に限定されて記録及び再生が行える状態となる。
【0039】また、パソコン2は、USBのVer.
1.1に対応するコマンドを発行する状態になってい
る。
【0040】これによりディスクドライブ装置による消
費電力が抑制され、この消費電力がインタフェースによ
る電力供給、あるいは電池による電力供給で十分とな
る。
【0041】次に、記録時において、外部電源であるA
Cアダプタの接続事情が変化した場合について図3に示
すのフローチャートを参照して説明する。
【0042】記録時において、接続電源検出手段12は
電源回路9の接続状態を検出してACアダプタの接続事
情が変化されたか否かを検出し(ステップf)、ACア
ダプタの接続事情の変化が検出された際にはACアダプ
タが接続状態にあるか否かを検出する(ステップg)。
【0043】これら2つの検出により電源事情の変化
が、インタフェース1による電源、あるいは電池による
電源からACアダプタによる電源に切り替わったこと、
及びその逆に切り替わったことが判断される。
【0044】電源事情の変化がインタフェース1による
電源、あるいは電池による電源からACアダプタによる
電源に切り替わった場合、及びACアダプタの接続事情
に変化がない場合は現状の設定速度が維持される(ステ
ップh)。
【0045】一方、ACアダプタによる電源からインタ
フェース1による電源、あるいは電池による電源に切り
替わったことが判断されると、次に、現状の設定速度が
最高速制限モードで対応可能な速度か否かが判断される
(ステップi)。
【0046】現状の設定速度が最高速制限モードで対応
可能な速度であれば、現状の設定速度が維持され(ステ
ップh)、現状の設定速度が最高速制限モードで対応不
可能な高速の場合、ディスクの書き込みによりこのバッ
ファRAM4から読み出されるデータにパソコン2から
転送されるデータが追い付かなくなって前記バッファR
AM4にバッファアンダーランが発生する状態になるか
否かを検出する(ステップj)。
【0047】バッファアンダーランが発生する状態にな
るまでは現状の設定速度が維持され(ステップk)、バ
ッファアンダーランが発生する状態になってディスクへ
の記録が中断されるタイミングで設定速度が自動的に最
高速制限モード内の最高速に切り替えられ、同時に設定
速度が最高速制限モード内の最高速になったことがパソ
コン2に報告されてパソコン2がその設定速度に反映し
て動作するようになる(ステップl)。
【0048】したがって、ディスクの記録中において、
インタフェース1からの電力供給では消費電力が不足す
る高速のディスク回転速度でデータ転送が行われている
場合、ACアダプタの接続が解除された際に、ディスク
回転速度がインタフェース1からの電力供給でデータ処
理が可能な消費電力となる最高速制限モード内の最高速
に切り替えられて消費電力の不足が解消され、ディスク
記録が破綻を来たさないようになる。
【0049】ここで、ディスク回転速度の切り替えは、
バッファRAM4にバッファアンダーランが発生する状
態になるタイミングで行われるので、バッファアンダー
ランにより記録を中断し、この記録中断後に追記する構
成のディスクドライブ装置においてディスクに記録され
るデータの転送速度が変化される時点で記録中断が入
り、データ転送速度変化時の各動作が安定していない状
態でディスクへの記録が行われない。
【0050】次に、再生時において、外部電源であるA
Cアダプタの接続事情が変化した場合について図4に示
すのフローチャートを参照して説明する。
【0051】再生時において、接続電源検出手段12は
電源回路9の接続状態を検出してACアダプタの接続事
情が変化されたか否かを検出し(ステップm)、ACア
ダプタの接続事情の変化が検出された際にはACアダプ
タが接続状態にあるか否かを検出する(ステップn)。
【0052】これら2つの検出により電源事情の変化
が、インタフェース1による電源、あるいは電池による
電源からACアダプタによる電源に切り替わったこと、
及びその逆に切り替わったことが判断される。
【0053】電源事情の変化がACアダプタによる電源
からインタフェース1による電源、あるいは電池による
電源に切り替わったことが判断されると、次に、現状の
設定速度が最高速制限モードで対応可能な速度か否かが
判断される(ステップo)。
【0054】現状の設定速度が最高速制限モードで対応
可能な速度であれば、現状の設定速度が維持され(ステ
ップp)、現状の設定速度が最高速制限モードで対応不
可能な高速の場合、自動的に最高速制限モード内の最高
速に切り替えられ、同時に設定速度が最高速制限モード
内の最高速になったことがパソコン2に報告されてパソ
コン2がその設定速度に反映して動作するようになる
(ステップq)。
【0055】ところで、ステップm及びnの判断により
電源事情の変化が、インタフェース1による電源、ある
いは電池による電源からACアダプタによる電源に切り
替わった場合、次に、現状の設定速度が速度制御手段1
1によりモード設定手段13による最高速制限モードに
関係無く速度設定が可能な自動速度対応に設定された状
態か否かが判断される(ステップr)。
【0056】この自動速度対応に設定されている状態に
おいて、ディスクの回転速度の最高速に切り替える処理
を行い、同時に設定速度がディスクの回転速度の最高速
になったことがパソコン2に報告されてパソコン2がそ
の設定速度に反映して動作するようになる(ステップ
s)。
【0057】一方、自動速度対応に設定されていない状
態において、現状の設定速度が維持される(ステップ
p)。
【0058】したがって、ディスクの再生時において、
ACアダプタの接続状態に変更され、消費電力の関係か
らデータ転送速度が制限されていた状態が解放された際
に、自動的にディスク回転速度の最高速でのデータ処理
に切り替えられて再生の最高速性能が発揮される。
【0059】この場合、自動速度対応に任意に設定可能
としており、電源事情以外の理由により意図して再生速
度を設定した場合に、あるいは途中で再生速度が変化す
るのを好まない場合に、ACアダプタの接続状態に変更
されると、自動的にディスク回転速度の最高速でのデー
タ処理に切り替えられるのを防止している。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部電源が接続状態によってディスク回転速度の最高速
を制限してインタフェースからの電力供給でデータ処理
が可能な消費電力とし、データ転送速度の高速化と消費
電力の抑制との両立を図ったディスクドライブ装置が提
供でき、特に、ディスクの記録時において、インタフェ
ースからの電力供給では消費電力が不足するデータ転送
速度に対応するディスク回転速度の場合、外部電源の接
続状態が解除された際に、インタフェースからの電力供
給でデータ処理が可能な消費電力となるデータ転送速度
に対応するディスク回転速度内の最高速に切り替えてい
るので、外部電源の接続事情が変化に対応して消費電力
の不足が発生しないディスク回転速度に自動的に切り替
えることが出来る。
【0061】また、ディスクの再生時において、外部電
源の接続状態に変更され、消費電力の関係からデータ転
送速度が制限されていた状態が解放された際に、自動的
にディスク回転速度の最高速でのデータ処理に切り替え
て再生の最高速性能を発揮させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクドライブ装置の一実施例
を示す構成図である。
【図2】図1に示すディスクドライブ装置におけるモー
ド設定処理を説明するフローチャートである。
【図3】記録時において、外部電源であるACアダプタ
の接続事情が変化した場合の動作処理を説明するフロー
チャートである。
【図4】再生時において、外部電源であるACアダプタ
の接続事情が変化した場合の動作処理を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 インタフェース 2 パソコン 3 データ処理回路 5 ディスクドライブ部 9 電源回路 10 システム制御回路 11 速度制御手段 12 接続電源検出手段 13 モード設定手段 14 RAM制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力供給が可能なインタフェースを介し
    てホスト機器と接続され、該インタフェース及び外部電
    源により電力供給が可能なディスクドライブ装置におい
    て、ディスクの回転速度制御及びこのディスクの回転速
    度に対応するデータ転送を行わせるデータ処理速度制御
    を設定速度に対応して行う速度制御手段と、外部電源の
    接続状態を検出する接続電源検出手段と、該接続電源検
    出手段の検出出力に応じてホスト機器により設定可能な
    ディスクの回転速度の最高速を制限しない最高速対応モ
    ードと前記最高速が制限される最高速制限モードとを選
    択的に設定するモード設定手段とを備え、ディスクの記
    録時において、前記接続電源検出手段により外部電源の
    接続状態が解除されたことが検出された際に現状の設定
    速度を認識し、この設定速度が最高速制限モードで対応
    不可能な速度であった場合に最高速制限モードで対応可
    能な最高速度に切り替える処理を行うことを特徴とする
    ディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 ホスト機器から転送されるデータが一時
    的に蓄えられるバッファメモリが備えられ、ディスクの
    書き込みによりこのバッファメモリから読み出されるデ
    ータにホスト機器から転送されるデータが追い付かなく
    なって前記バッファメモリにバッファアンダーランが発
    生することを検出し、バッファアンダーランの発生が検
    出された際に、現状の設定速度が最高速制限モードで対
    応不可能な速度であった場合に最高速制限モードで対応
    可能な最高速度に切り替える処理を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 電力供給が可能なインタフェースを介し
    てホスト機器と接続され、該インタフェース及び外部電
    源により電力供給が可能なディスクドライブ装置におい
    て、ディスクの回転速度制御及びこのディスクの回転速
    度に対応するデータ転送を行わせるデータ処理速度制御
    を設定速度に対応して行う速度制御手段と、外部電源の
    接続状態を検出する接続電源検出手段と、該接続電源検
    出手段の検出出力に応じてホスト機器により設定可能な
    ディスクの回転速度の最高速を制限しない最高速対応モ
    ードと前記最高速が制限される最高速制限モードとを選
    択的に設定するモード設定手段とを備え、ディスクの再
    生時において、前記接続電源検出手段により外部電源の
    接続状態に変更されたことが検出された際に最高速制限
    モードに無関係にディスクの回転速度の最高速に切り替
    える処理を行うことを特徴とするディスクドライブ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記モード設定手段による最高速制限モ
    ードに関係無く速度設定が可能な自動速度対応に選択的
    に設定可能にし、この自動速度対応に設定されている状
    態において、前記接続電源検出手段により外部電源の接
    続状態に変更されたことが検出された際にディスクの回
    転速度の最高速に切り替える処理を行うことを特徴とす
    る請求項3記載のディスクドライブ装置。
  5. 【請求項5】 前記インタフェースはUSBであり、通
    信速度が低速な下位バージョンと互換性を有する通信速
    度が高速の上位バージョンに対応し、前記接続電源検出
    手段が外部電源の接続を検出した際に上位バージョンに
    対応可能である旨を、前記接続電源検出手段が外部電源
    の接続を検出しない際に下位バージョンに対応させる旨
    をホスト機器に報告し、その対応バージョンを反映して
    ホスト機器を作動させることを特徴とする請求項1、2
    あるいは3記載のディスクドライブ装置。
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