JP2002184093A - 再生指示に応じて即座に出力可能な光ディスク装置 - Google Patents

再生指示に応じて即座に出力可能な光ディスク装置

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JP2002184093A JP2000384347A JP2000384347A JP2002184093A JP 2002184093 A JP2002184093 A JP 2002184093A JP 2000384347 A JP2000384347 A JP 2000384347A JP 2000384347 A JP2000384347 A JP 2000384347A JP 2002184093 A JP2002184093 A JP 2002184093A
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Hideki Iwasaki
英樹 岩▲さき▼
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 再生指示に応じて即座に出力可能とする。ま
た、複数の光ディスクを途切れない再生出力を可能とす
る。 【解決手段】 再生指示を与えてから記録データが実際
に出力されるまでの時間に相当するデータ量(先読みデ
ータ量と称する)をロードされている光ディスクの総て
のトラックについて読み出してバッファに格納する先読
み手段102と、利用者からの再生指示に応じて、バッ
ファに格納されている指定されたトラックの先読みデー
タの出力、および光ディスクの指定されたトラックから
先読みデータの続きの読み出しを開始する手段122を
備える。チェンジャ付き光ディスク装置では、現在再生
中の出力と次に再生するべき光ディスクの再生出力とが
連続するように、再生準備処理に必要な時間に相当する
データ量をバッファに先読みする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの再生
装置に関し、さらに詳細には、再生指示を与えてから実
際に映像や音声が出力されるまでの時間を短縮し、且つ
無用な電力の消費を抑える機能を有する光ディスク再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)やDVD(デ
ジタルバーサタイルディスク)に代表される光ディスク
は、広く認知され、使用されている。DVDやCDは、
それぞれ映画などの画像と音声、音楽などの音声を収録
するべく開発された。現在は、CDに音声を記録する場
合はCDDA(コンパクトディスク・デジタル・オーデ
ィオ)、映像と音声を記録する場合はVideo CD
という規格がそれぞれある。DVDに映像と音声を記録
するためにもビデオレコーディングフォーマットなどの
規格がある。しかしながら、何れの規格で記録された光
ディスクも、再生開始指示を与えてから映像や音声が実
際に出力されるまでに通常は数秒程度の時間を要する。
これは、CDやDVDに記録された内容を再生する場
合、実際にデータが光ディスクから読み出されるまで
に、例えばディスクを所定の回転に変更するというよう
な準備段階となる処理が行われるからである。このよう
な問題を扱った従来技術としては、例えば、特開平5−
109249号公報記載の技術がある。この文献には、
待ち時間をおかずに、テープに記憶されている曲のイン
トロを再生する方法が開示されているが、所望の曲を又
はコンテンツを待ち時間無しに再生する技術は開示され
ていない。
【0003】また、特開平5−159473号公報に
は、初期画像データを即座に読み取り、初期画像データ
が出力されるまでの時間を短縮し、再生の開始時の無音
状態を無くす技術が開示されている。しかし、この方法
は、この目的のために、トラックの最初部分の主データ
に初期画像データを記録するという具合に、光ディスク
の記録方式自体を変更する必要がある。(なお、ここ
で、トラックとは、光ディスクへの記録時に連続した映
像や音声として構成される1つの単位である。DVDの
場合は、この単位がマークによって区別される。) さらに、特に複数のディスクにまたがって連続した映像
や音声が記録された光ディスクを再生する場合、ディス
ク交換の間は映像や音声が途切れることになる。光ディ
スクドライブ内部で自動的に光ディスクの入れ替えを行
う機能を有する、一般的にチェンジャというドライブも
存在するが、ディスク交換が自動であるというだけで、
交換の間映像や音声が途切れることに変わりは無い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
点を鑑みてなされたものであり、再生開始指示を与えて
から指定した記録内容が実際に出力されるまでの時間を
短縮した光ディスク装置を提供することを目的とする。
また本発明は、複数のディスクを連続して再生する場合
にも再生出力が途切れる可能性を低減したチェンジャ付
き光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、再生指示に応じて即座に出
力可能な光ディスク装置を提供する。この光ディスク装
置は、再生指示を与えてから記録データが実際に出力さ
れるまでの時間に相当するデータ量(先読みデータ量と
称する)を所定のトラック数の分だけ格納できるバッフ
ァ(50)と、ロードされている光ディスクの総てのト
ラックの先頭から前記先読みデータ量を読み出して前記
バッファに格納する先読み手段(102)と、光ディス
クがロードされた場合、これに応じて前記先読み手段を
動作させる手段と、利用者からの再生指示に応じて、前
記バッファに格納されている指定されたトラックの先読
みデータの出力、および光ディスクの指定されたトラッ
クから先読みデータの続きの読み出しを開始する手段
(122)を備えたことを特徴とする。請求項2記載の
再生指示に応じて即座に出力可能な光ディスク装置は、
請求項1において、再生を一時停止した場合、前記バッ
ファに格納済みのデータの一時停止以降のデータを前記
バッファに残し、前記のロードされている光ディスクの
総てのトラックの先頭から前記先読みデータ量だけ読み
出し、前記バッファの残りの領域に格納する第2の先読
み手段をさらに備えたことを特徴とする。請求項3記載
の再生指示に応じて即座に出力可能な光ディスク装置
は、請求項1または2において、前記先読み手段の動作
終了後に、光ディスクを回転させるスピンドルモータの
回転を停止させる手段をさらに備えたことを特徴とす
る。請求項4の発明は、複数の光ディスクの途切れない
再生を可能とするチェンジャ付き光ディスク装置であ
り、再生処理中のデータを一時格納するバッファと、再
生するべき最後のトラックのデータを総て前記バッファ
に読み出したと判断した場合、ロードされている光ディ
スクを次に再生するべきものと交換する手段と、現在再
生中の出力と次に再生するべき光ディスクの再生出力と
が連続するように、再生準備処理に必要な時間に相当す
るデータ量を前記バッファに先読みする手段とを備えた
ことを特徴とする。請求項5記載の複数の光ディスクの
途切れない再生を可能とするチェンジャ付き光ディスク
装置は、請求項4において、前記交換の後、光ディスク
を回転させるスピンドルモータを停止させる手段さらに
備えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例と添
付図面により本発明を詳細に説明する。なお、複数の図
面に同じ要素を示す場合には同一の参照符号を付ける。
図1は、本発明の実施の一形態による再生機能を有する
光ディスク装置1の構造を概略的に示すブロック図であ
る。図1において、光ディスク装置1は、光ディスクを
回転させるスピンドルモータ10と、回転中の光ディス
クにレーザ光を当て、その反射光にて記録されているデ
ータを読み出すピックアップ20と、スピンドルモータ
10とピックアップ20を制御するサーボ制御・ピック
アップドライバ30と、ピックアップ20により読み出
した光ディスクのデータの誤り訂正および復調を行うデ
コーダ40と、デコーダ40の出力データを一時的に格
納するバッファメモリ50と、バッファメモリ50のデ
ータを順次復号・変換して表示装置やスピーカに出力す
るに適した画像信号と音声信号とを出力するデコーダ・
変換器60と、サーボ制御・ピックアップドライバ3
0、デコーダ40、バッファメモリ50、デコーダ・変
換器60を制御する中央制御部70と、および利用者が
光ディスク装置1を操作できるように表示器および各種
スイッチ類を備えた操作表示部80からなる。バッファ
50は半導体メモリで構成されるため、保存処理に要す
る時間は微小である。また変換器60での処理も電子的
な処理であるから、要する時間は微小である。これに対
して、光ディスクからの読み出し準備は、物理的にディ
スクの回転速度を調節したり、レーザピックアップ20
を移動したりするなど、バッファ50や変換器60での
処理速度に比べると、桁違いの処理時間を要する。一般
的は、光ディスクからの再生の開始を指示してから実際
に映像や音声が再生されるまでに数秒の時間を要する。
【0007】このため、本発明によれば、光ディスクの
光ディスク装置1に装填、光ディスクの再生の一時停止
および再生の終了の度に、図3(装填と終了)または図
4(一時停止)のように光ディスクの総てのトラックの
先頭部分(DVDの場合はマークに続く部分)を所定量
だけ自動的に先読みしてバッファ50に予め保存してお
く。このようにすることにより、利用者が再生の指示を
発した場合、指定された曲(即ち、トラック)に対応す
るバッファ50の内容を即座に読み出して出力すること
ができる。勿論、この処理と平行して、先読みしてあっ
た部分の続きを光りディスクから再生し、バッファ50
に先読み格納してあった部分に続けて格納する処理を開
始することにより、バッファ50に先読み格納してあっ
た部分を出力した後も続けて出力することができる。
【0008】バッファ装置に保存できるデータ容量は有
限であり、またコスト等を勘案すると光ディスクのデー
タ容量に比較して数100から数1000分の一にとど
めざるを得ない。よって光ディスクに記録されている全
データをバッファ装置に予め保存することは不可能であ
る。このため、まず光ディスクに記録されるトラック数
を調査し、対応すべき最大のトラック数Nを求める。再
生指示があってから所望のトラックの内容を実際に出力
できるようになるまでにT秒の時間を要する場合、Nト
ラック分が収容できるバッファ50を用意するには、バ
ッファ50は、再生時間にしてTN秒分のデータを格納
できるだけの容量を備える必要がある。ただし、図4の
ように、一時停止位置以降のデータも格納できるように
するには、T(N+1)秒分のデータを格納できるだけ
の容量が必要である。実際の動作時にバッファ50へ格
納する場合は、通常、トラック数はNより小さいと考え
られ、各トラックにはT秒分以上割り当てられるので、
バッファ容量の各トラックへの割り当て比率は、均等で
も、トラックのデータ量に応じて変えてもよい。
【0009】図2は、図1の光ディスク装置1の中央制
御部70が、実行する動作を示すフローチャートであ
る。図2において、2重下線は、中央制御部70に所定
の動作を起こさせるイベントを示し、長円は、光ディス
ク装置1の動作状態を示す。イベンと、しては、光ディ
スクの装置1への装填、再生ボタン81、一時停止ボタ
ン83、および終了ボタン85の操作などの利用者の操
作のほか、ステップ124に示すような再生すべきトラ
ックが無くなることがある。装置1の動作状態として
は、「停止」と「再生」の他に、ステップ102と10
4およびステップ112と114のような、再生指示に
応じて即座に再生出力を行う即時再生のための先読み動
作がある。前述のイベントは、通常、中央制御部70内
部のCPU(図示しない中央処理装置)に割込として伝
えられるので、ステップ102と104およびステップ
112と114の先読み動作、並びにステップ122と
124の再生動作は、割込サブルーチンとして実行され
る。利用者が光ディスクを光ディスク装置1に装填する
と、中央制御部70は、ステップ102において、光デ
ィスクに記録されている総てのトラックについて、先頭
から所定の再生時間(≧T)に相当する量だけ読み出し
て、例えば図3に示すように、バッファメモリ50に格
納した後、ステップ104において、スピンドルモータ
10の回転を停止する。その後、再生ボタン81が押さ
れると、中央制御部70は、ステップ122において、
指定されたトラック(即ち、曲)に対応して格納されて
いるバッファ50内容を出力するようデコーダ・変換器
60を制御し、光ディスクの指定されたトラックから先
読み部分の続きを読み出してバッファ50に格納する処
理を行うようサーボ制御・ピックアップドライバ30お
よびデコーダ40を制御する。これにより、再生指示に
応じて即座に指定されたトラックの記録内容を出力する
ことが可能となる。
【0010】再生中に終了ボタン85が押されるか、ま
たは再生が進み再生すべきトラックが無くなった場合、
再生動作を終了することになるが、その前に、利用者が
再び再生ボタン81を押して再生指示を与えた場合に備
えて、前述のステップ102および104を実行してか
ら、停止状態に入る。また、再生中に一時停止ボタン8
3が押された場合も、再生は停止するが、この場合、利
用者は次に別のトラックの再生を指示する可能性より
も、再生を一時停止したトラックの続きの再生を指示す
る可能性の方が高い。したがって、この場合、中央制御
部70は、ステップ112において、図4に示すように
一時停止以降の先読みデータをバッファ50に残し、バ
ッファ50の残りの領域に、総てのトラックについて、
先頭から所定の再生時間(≧T)に相当する量だけ読み
出し、バッファ50に格納する。この時、バッファ50
に残す一時停止以降の先読みデータの量は、再生時間に
してT秒以上であればよい。ステップ114において、
ディスク、即ちスピンドルモータの回転を停止する。
【0011】図4のように先読みデータをバッファ50
に格納することにより、一時停止したトラックの続きの
再生指示を受けた場合も、新たなトラックの再生指示を
受けた場合でも、即座に再生出力を行うことができる。
つまり、再生開始指示直後は映像や音声信号のデータを
バッファ50(の一時停止位置以降のデータまたは指定
されたトラックの先読みデータ)から転送して映像や音
声を出力することで、この間に光ディスクからのデータ
読み出しの準備を行うことができる。つまり、再生開始
指示があった時にディスクが回転していなくても、映像
や音声の出力に影響を及ぼすことがない。また、光ディ
スクの各トラックの先頭部分を先読みしてデータを自動
的に予めバッファ50に保存した後に、光ディスクの回
転を停止することで、消費電力を低減することが可能と
なる。
【0012】図3は本発明の請求項4及び5及び6に係わ
る光ディスクドライブのバッファ装置に保存されたデー
タの構成図である。一時停止指示があった時、その後に
再生開始指示が与えられて続きの再生が行われることは
当然に予測されるが、何れかのトラックの最初からの再
生を指示されることも考えられる。その際、一時停止位
置以降のデータを予めバッファ装置に保存しておき、再
生開始指示があった場合は、映像や音声信号のデータを
バッファから転送することで、再生開始指示があってか
ら極短時間の後に映像や音声を出力することが可能とな
る。また、他のトラックの開始を指示された場合にも、
そのデータをバッファ装置から転送することで、同様に
再生開始指示があってから極短時間の後に映像や音声を
出力することが可能となる。さらに、再生開始指示直後
は映像や音声信号のデータをバッファから転送して映像
や音声を出力することで、光ディスクの回転を停止して
おくことが可能になり、もって消費電力を低減すること
が可能となる。
【0013】図5は、本発明の実施の一形態によるチェ
ンジャ付き光ディスク装置2の構造を示す略ブロック図
である。図5のチェンジャ付き光ディスク装置2は、複
数のスロットに光ディスクを収容し、そのうち指定され
たスロットの光ディスクを自動的にロードする機能を有
するチェンジャ90およびロードすべきスロットを選択
するためのチェンジャスロット選択スイッチ87を備え
た点が、図1の光ディスク装置2とは異なる。
【0014】図6は、図5のチェンジャ付き光ディスク
装置2が複数の光ディスクを途切れなく再生するため
に、1つの光ディスクを再生中に中央制御部70が実行
する動作の一形態を示すフローチャートである。中央制
御部70は、ステップ202において現在のトラックの
内容を再生・出力する。ステップ204において、再生
するべき最後のトラックのデータを総てバッファ50に
読み出したかどうか判断する。読み出していないデータ
がある場合、ステップ202に戻る。再生中のトラック
のデータを総てバッファ50に読み出した場合、ステッ
プ206において、現在ロードされている光ディスクを
次に再生すべき光ディスクへと交換し、さらに交換した
光ディスクをバッファ50に先読みするようサーボ制御
・ピックアップドライブ30およびデコーダ40を制御
する。そして、ステップ208において、スピンドルの
回転を停止させる。ステップ210において、バッファ
50に格納された現ディスクのデータをデコーダ/変換
器60が総て出力し終えるまで待機する。なお、図6に
示したように、ステップ204から210の間、デコー
ダ・変換器60は、バッファ50内のデータを変換・出
力している。ステップ210において出力し終えた場
合、ステップ212において、引き続き、ステップ20
6において先読みしバッファ50に格納した新たなディ
スクのデータを変換・出力し、新たなディスクの先読み
した部分の続きの読出しを開始して、ステップ202に
戻る。
【0015】このように複数の光ディスクにわたって再
生する場合、予め元の光ディスクの映像や音声信号のデ
ータをバッファ50に保存しておき、映像表示装置や音
声再生装置にはバッファ50からデータを供給するよう
にして、この間に光ディスク交換処理及び再生準備処理
を実施することで、映像や音声を途切れさせること無く
次の光ディスクの再生が可能となる。なお、前述の実施
例では、ステップ206において、ディスク交換したの
ち、新たなディスクの先読みも行った。このようにする
代わりに、中央制御部70は、図7のように動作しても
良い。図7において、ステップ206aでは、ディスク
交換のみを行い、この時点で、未だバッファ50に一定
以上の映像や音声信号のデータが残存している場合、バ
ッファ残存データが一定量になる(ステップ210a)
まで再生準備処理(ステップ212a)を遅らせる、つ
まり光ディスクを回転させないことで、省電力化が可能
である。勿論、前述の一定量に数秒程度の余裕を持って
設定しても良い。以上は、本発明の説明のために実施の
形態の例を掲げたに過ぎない。したがって、本発明の技
術思想または原理に沿って上述の実施の形態に種々の変
更、修正または追加を行うことは、当業者には容易であ
る。故に、本発明は、以上述べた実施の形態に捕らわれ
ることなく、ただ特許請求の範囲の記載に従って解釈さ
れる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ロ
ードした光ディスクの総てのトラックの先頭部分をバッ
ファに先読みすることにより、再生指示に応じて即座に
指定のトラックの内容を再生出力することができる。再
生中に一時停止した場合は、総てのトラックの先頭部分
のみならず、一時停止位置以降のデータもバッファに先
読みしてあるので、一時停止時の続きでも新たなトラッ
クでも即座に再生出力することが可能である。また、本
発明によれば、複数の光ディスクにわたって再生する場
合、再生中の光ディスクのデータを最後までバッファに
保存すると、直ちに、次のディスクに交換し、所定量を
先読みするか、又はバッファの残量が所定量になるまで
再生準備処理を送らせるので、映像や音声を途切れさせ
ること無く次の光ディスクの再生が可能となる。さら
に、再生中と先読み時以外は、スピンドルモータの回転
を停止するので、電力の消費を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による光ディスク装置の
構造を示す略ブロック図である。
【図2】図1の光ディスク装置1の中央制御部70が、
実行する動作を示すフローチャートである。
【図3】図2のステップ102および114において光
ディスクの各トラックの先頭部分を先読みしたデータを
格納するバッファメモリ50のメモリマップを示す図で
ある。
【図4】図2のステップ118において光ディスクから
先読みしたデータを格納するバッファメモリ50のメモ
リマップを概念的に示す図である。
【図5】本発明の実施の一形態によるチェンジャ付き光
ディスク装置の構造を示す略ブロック図である。
【図6】図5のチェンジャ付き光ディスク装置2が複数
の光ディスクを途切れなく再生する動作の一形態を示す
フローチャートである。
【図7】図5のチェンジャ付き光ディスク装置2が複数
の光ディスクを途切れなく再生する動作の別の形態を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 本発明の光ディスク装置 2 本発明のチェンジャ付き光ディスク装置 10 スピンドルモータ 20 ピックアップ 30 サーボ制御・ピックアップドライバ 40 デコーダ 50 バッファメモリ 60 デコーダ/変換器 70 中央制御部 80 操作表示部 81 再生ボタン 83 一時停止ボタン 85 終了ボタン 87 チェンジャスロット選択スイッチ 90 チェンジャ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク装置において、 再生指示を与えてから記録データが実際に出力されるま
    での時間に相当するデータ量(先読みデータ量)を所定
    のトラック数の分だけ格納できるバッファと、 ロードされている光ディスクの総てのトラックの先頭か
    ら前記先読みデータ量を読み出して前記バッファに格納
    する先読み手段と、 光ディスクがロードされた場合、これに応じて前記先読
    み手段を動作させる手段と、 利用者からの再生指示に応じて、前記バッファに格納さ
    れている指定されたトラックの先読みデータの出力、お
    よび光ディスクの指定されたトラックから先読みデータ
    の続きの読み出しを開始する手段と、を備えたことを特
    徴とする再生指示に応じて即座に出力可能な光ディスク
    装置。
  2. 【請求項2】 再生を一時停止した場合、前記バッファ
    に格納済みのデータの一時停止以降のデータを前記バッ
    ファに残し、前記のロードされている光ディスクの総て
    のトラックの先頭から前記先読みデータ量だけ読み出
    し、前記バッファの残りの領域に格納する第2の先読み
    手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の再
    生指示に応じて即座に出力可能な光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記先読み手段の動作終了後に、光ディ
    スクを回転させるスピンドルモータの回転を停止させる
    手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2
    記載の再生指示に応じて即座に出力可能な光ディスク装
    置。
  4. 【請求項4】 チェンジャを備えた光ディスク装置にお
    いて、 再生処理中のデータを一時格納するバッファと、 再生するべき最後のトラックのデータを総て前記バッフ
    ァに読み出したと判断した場合、ロードされている光デ
    ィスクを次に再生するべきものと交換する手段と、 現在再生中の出力と次に再生するべき光ディスクの再生
    出力とが連続するように、再生準備処理に必要な時間に
    相当するデータ量を前記バッファに先読みする手段と、
    を備えたことを特徴とする複数の光ディスクの途切れな
    い再生を可能とするチェンジャ付き光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記交換の後、光ディスクを回転させる
    スピンドルモータを停止させる手段さらに備えたことを
    特徴とする請求項4記載の複数の光ディスクの途切れな
    い再生を可能とするチェンジャ付き光ディスク装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007184013A (ja) * 2006-01-04 2007-07-19 Hitachi Ltd 記録再生装置
JP2011015108A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Funai Electric Co Ltd 再生装置
JP2011154759A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Sharp Corp 再生装置、再生方法、プログラム、および、記録媒体

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JP2007184013A (ja) * 2006-01-04 2007-07-19 Hitachi Ltd 記録再生装置
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