JP2002342859A - 安否情報提供システム及び安否情報提供方法 - Google Patents

安否情報提供システム及び安否情報提供方法

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JP2002342859A
JP2002342859A JP2001145399A JP2001145399A JP2002342859A JP 2002342859 A JP2002342859 A JP 2002342859A JP 2001145399 A JP2001145399 A JP 2001145399A JP 2001145399 A JP2001145399 A JP 2001145399A JP 2002342859 A JP2002342859 A JP 2002342859A
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Japan
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information
safety
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JP2001145399A
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English (en)
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Yoshiaki Kawamura
吉章 河村
Hitoshi Ebitani
等 戎谷
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Core & Partners Kk
IMAAJUTEKKU KK
Original Assignee
Core & Partners Kk
IMAAJUTEKKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家族や知人に関する安否情報等、必要とする
安否情報を容易に入手でき、スムーズに安否の確認を行
うことを課題とする。 【解決手段】 安否情報提供システムは、サーバ1と、
バックアップサーバ2と、交換機3と、加入者電話網4
aと、インターネット4bと、衛星通信網4cとから構
成される。サーバ1は、データベース11と、登録部1
2と、受付部13と、調査部14と、安否情報データベ
ース15と、変換部16と、安否情報提供部17と、提
示部18とから構成される。調査部14が、登録者端末
機から加入者電話網4a等の通信ネットワークを介して
登録者の安否情報を取得して、安否を調査し、安否情報
提供部17が、データベース11から提供先識別データ
を取得して、加入者電話網4a等の通信ネットワークを
介して調査部14による調査結果を提供先端末機へ提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、災害発生時に被災
者の安否に関する情報を提供する安否情報提供システム
及び安否情報提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、災害発生時に家族、知人や隣人等
の安否を確認する方法としては、被災者と当該被災者の
家族や知人等との間で電話連絡を行う、警察や消防等の
防災機関へ電話による問い合わせを行う、テレビ放送や
ラジオ放送により提供される安否に関する情報(以下
「安否情報」という)を入手するといった方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電話連絡や電話による問い合わせのような安否の確認方
法では、災害発生地に多くの電話連絡や問い合わせが集
中し、電話が通じにくくなり、安否の確認が困難となる
という問題があった。更に、電話が通じないため、電話
が通じるまで何度も電話をかけ直す必要があり、安否の
確認をスムーズに行うことができないという問題があっ
た。
【0004】又、テレビ放送やラジオ放送により提供さ
れる安否情報を入手する方法では、被災者が膨大で提供
される情報量も膨大な場合や、提供される情報に同姓同
名者がいる場合等に、提供される安否情報の中から自分
が必要とする知人や家族の安否情報を入手し、安否の確
認をすることは困難であるという問題があった。又、自
分が必要とする安否情報が放送される時間等を把握しに
くいため、必要な安否情報を見逃したり、聞き逃したり
してしまい、必要とする安否情報を入手し、安否を確認
することが困難であるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされ
たもので、家族や知人に関する安否情報等、必要とする
安否情報を容易に入手でき、スムーズに安否の確認を行
うことのできる安否情報提供システム及び安否情報提供
方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願に係る発明は、上記
課題を解決すべくなされたものであり、本発明に係る安
否情報提供システムは、災害発生時に安否情報を提供す
る安否情報提供システムであって、災害発生時に安否を
調査する対象となる登録者の安否情報を提供する提供先
端末機を識別する提供先識別データを含む登録者情報を
蓄積する蓄積部と、災害発生時に前記登録者が使用する
登録者端末機から通信ネットワークを介して前記登録者
の安否情報を取得し、安否を調査する調査部と、前記提
供先識別データを前記蓄積部から取得し、前記通信ネッ
トワークを介して前記調査部による調査結果を前記提供
先端末機へ提供する安否情報提供部とを有することを特
徴とする。
【0007】又、本発明に係る安否情報提供方法は、災
害発生時に安否情報を提供する安否情報提供方法であっ
て、調査部が、災害発生時に安否を調査する対象となる
登録者が使用する登録者端末機から通信ネットワークを
介して前記登録者の安否情報を取得し、安否を調査する
ステップと、安否情報提供部が、前記通信ネットワーク
を介して前記調査部による調査結果を、前記登録者の安
否情報を提供する提供先端末機へ提供するステップとを
有することを特徴とする。
【0008】これらのような本発明によれば、前記調査
部が、前記登録者が使用する登録者端末機から通信ネッ
トワークを介して前記登録者の安否情報を取得して、安
否を調査し、前記安否情報提供部が、前記蓄積部に蓄積
された登録者の安否情報を提供する提供先端末機を識別
する提供先識別データを取得し、前記通信ネットワーク
を介して前記調査部による調査結果を前記提供先端末機
へ提供する。
【0009】そのため、提供先端末機の使用者、例えば
家族や知人、隣人等は、電話連絡や電話による問い合わ
せをすることなく、安否情報を容易に入手できる。又、
テレビ放送やラジオ放送により提供される安否情報と違
い、自分が必要とする安否情報を容易に入手できる。そ
の結果、スムーズに安否の確認を行うことができる。
【0010】又、前記登録者情報には、前記登録者端末
機を識別する登録者識別データが含まれ、前記調査部
は、前記登録者識別データを前記蓄積部から取得し、前
記登録者端末機へ前記登録者に自己の安否情報を入力さ
せる報告メールを送信する送信手段と、前記登録者端末
機から安否情報が入力された前記報告メールを受信する
受信手段とを有することが好ましい。
【0011】これによれば、前記送信手段が、前記登録
者端末機へ前記登録者に自己の安否情報を入力させる報
告メールを送信し、前記受信手段が、前記登録者端末機
から送信された安否情報が入力された報告メールを受信
するため、前記登録者の安否を容易に調査することがで
きる。
【0012】更に、前記調査部による調査結果を、前記
通信ネットワーク上に提示する提示部を備えることが好
ましい。これによれば、前記提供先端末機以外の端末機
でも、前記通信ネットワークに接続することにより、前
記提示部が通信ネットワーク上に提示した調査結果を入
手して、被災者の安否の確認を行うことができる。よっ
て、例えば、前記提供先端末機として前記登録者情報に
含まれていない場合や、提供先端末機が故障した場合で
あっても、提供先端末機以外の端末機を使用して安否情
報を入手できる。
【0013】又、前記蓄積部に蓄積された登録者情報を
蓄積する予備蓄積部と、前記調査部に代わり、災害発生
時に前記登録者端末機から前記通信ネットワークを介し
て前記登録者の安否情報を取得し、安否を調査する予備
調査部と、前記安否情報提供部に代わり、前記提供先識
別データを前記予備蓄積部から取得し、前記通信ネット
ワークを介して前記予備調査部による調査結果を前記提
供先端末機へ提供する予備安否情報提供部と、前記蓄積
部、前記調査部又は前記安否情報提供部の状況に応じ
て、前記調査部に代えて前記予備調査部が調査を行うよ
う制御する制御部とを備えることが好ましい。
【0014】これによれば、前記制御部が、前記蓄積部
が災害により蓄積されたデータを失ったり、前記調査部
及び前記安否情報提供部が災害により故障し、機能しな
くなった場合に、前記調査部に代えて前記予備調査部が
調査を行うよう切り替える。そして、前記予備調査部が
調査部に代わり調査を行い、前記予備蓄積部が蓄積部に
代わり登録者情報を確保し、前記予備安否情報提供部が
調査部に代わり前記調査結果を提供する。そのため、提
供先端末機の使用者は、前記蓄積部、前記調査部や前記
安否情報提供部に支障が生じても、安否情報を入手で
き、安否の確認を行うことができる。
【0015】又、前記通信ネットワークは複数あり、当
該通信ネットワークの状況に応じて利用する前記通信ネ
ットワークを選択する選択部を備えることが好ましい。
これによれば、災害により一部の通信ネットワークが使
用不可能となった場合であっても、前記選択部が当該使
用不可能な通信ネットワークを迂回して、前記登録者端
末機からの安否情報を伝送可能な通信ネットワークや、
前記提供先端末機へ安否情報を伝送可能な通信ネットワ
ークを選択するため、安否情報をやり取りするための通
信ネットワーク確保でき、登録者端末機から安否情報を
確実に取得し、提供先端末機へ安否情報を確実に提供す
ることができる。
【0016】更に、前記複数の通信ネットワークには、
衛星通信網又は災害回線網が含まれることが好ましい。
これによれば、例えば加入者電話網や公衆電話網等が使
用不可能となった場合であっても、衛星通信網や災害回
線網を利用して、登録者端末機から安否情報を確実に取
得し、提供先端末機へ安否情報を確実に提供することが
できる。
【0017】又、前記登録者は、滞在者であり、前記登
録者情報には前記滞在者が滞在する滞在地及び滞在期間
が含まれ、当該滞在期間終了後、前記滞在者の登録者情
報を前記蓄積部から削除する削除部を備えるようにして
もよい。これによれば、前記削除部が、滞在期間終了
後、前記登録者情報を削除するため、滞在期間に災害が
発生した場合に限り、安否情報を提供先端末機へ提供す
ることができる。
【0018】更に、地域情報を蓄積する地域情報蓄積部
と、前記滞在地に応じた地域情報を前記地域情報蓄積部
から取得し、前記登録者端末機へ提供する地域情報提供
部とを備えるようにしてもよい。これによれば、前記登
録者は、滞在地に応じた地域情報を容易に入手すること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】[第一の実施形態] (安否情報提供システムの構成)本発明の実施形態につ
いて図面を参照しながら説明する。図1は、第一の実施
形態に係る安否情報提供システムの概略構成を示すブロ
ック図である。図1に示すように、本実施形態に係る安
否情報提供システムは、サーバ1と、バックアップサー
バ2と、交換機3と、加入者電話網4aと、インターネ
ット4bと、衛星通信網4cとから構成される。交換機
3と、加入者電話網4aと、インターネット4bと、衛
星通信網4cは、通信事業者(キャリア)によって構築
され、当該加入者電話網4a、インターネット4b、衛
星通信網4c上に、サーバ1及びバックアップサーバ2
が設置される。又、安否情報提供システムには、加入者
電話網4aと、インターネット4bと、衛星通信網4c
を介して複数の端末機5が接続されている。
【0020】加入者電話網4aと、インターネット4b
と、衛星通信網4cは、通信ネットワークである。通信
ネットワークには、加入電話網、公衆電話網(PST
N:Public Switched Telepho
ne Network)、パケット交換網、回線交換
網、専用線網、ISDN(Integrated Se
rvices Digital Network)、B
―ISDN(BroadBand―ISDN)、携帯電
話網、インターネット、衛星通信網、災害回線網等があ
る。災害により一部の通信ネットワークが使用不可能と
なった場合でも、当該使用不可能な通信ネットワークを
迂回して、他の使用可能な通信ネットワークを確保する
ことができるため、複数の通信ネットワークを設けるこ
とが好ましい。
【0021】ここで、衛星通信網4cとは、静止衛星を
電波の中継に使用するものであり、静止衛星が、地上か
ら電力増幅器で増幅され大型のパラボラアンテナによっ
て静止衛星へと送信された電波を受信し、受信した電波
を増幅して地上にある大型のパラボラアンテナへ送信す
ることにより、情報を伝送するものである。又、災害回
線網とは、通信業者(キャリア)が、専ら災害時に使用
するために設けた回線網である。
【0022】交換機3は、通信ネットワークの状況に応
じて、複数の通信ネットワークの中から安否情報を伝送
するために利用する通信ネットワークを選択する選択部
である。本実施形態では、通常、加入者電話網4aを用
いて安否情報等を伝送する。交換機3は、加入者電話網
4aの状況を調査し、使用可能であれば、サーバ1やバ
ックアップサーバ2から加入者電話網4aを介して安否
情報等を端末機5へ送信したり、端末機5から加入者電
話網4aを介して安否情報等をサーバ1やバックアップ
サーバ2へ送信する。一方、交換機3は、調査の結果、
加入者電話網4aが使用不可能であれば、別の通信ネッ
トワーク、例えば、衛星通信網4cを調査し、衛星通信
網4cが使用可能であれば、衛星通信網4cを介して安
否情報等を端末機5やサーバ1等へ送信する。このよう
にして交換機3は、災害により基地局が倒壊したり、回
線が切断される等して、一部の通信ネットワークが使用
不可能となった場合、当該使用不可能な通信ネットワー
クを迂回して、使用可能なネットワークを選択し、安否
情報等を端末機5やサーバ1等との間でやり取りするた
めの他の通信ネットワークを確保する。
【0023】図2は、本実施形態に係るサーバ1の概略
構成を示すブロック図である。サーバ1は、図2に示す
ように、データベース11と、登録部12と、受付部1
3と、調査部14と、安否情報データベース15と、変
換部16と、安否情報提供部17と、提示部18とから
構成される。
【0024】尚、本明細書において、災害発生時に安否
を調査する対象となる者として、予めデータベース11
に登録者情報を登録した者を登録者、災害発生時に登録
者の安否情報を提供する相手を提供先、登録者が使用す
る端末機5を登録者端末機、提供先が使用する端末機5
を提供先端末機と呼ぶことにする。
【0025】サーバ1は、災害発生時に登録者の安否を
調査し、当該安否情報を提供先端末機へ提供するもので
ある。又、サーバ1は、災害発生時に安否を調査する対
象となる者を予め登録者として登録し、当該登録者に関
する登録者情報を管理するものである。サーバ1は、耐
震性に優れ、無停電電源装置や空調設備等を備え、セキ
ュリティの手段が設けられた施設に配置することが好ま
しい。又、サーバ1は、大容量高速バックボーンに直結
して設置されることが好ましい。
【0026】データベース11は、登録者情報を蓄積す
る蓄積部であり、登録者情報の一つとして、提供先端末
機を識別する提供先識別データを蓄積する。ここで、安
否情報の提供先は、家族や知人、隣人等の個人を指定し
てもよく、学校や会社又は会社の所属部署や学校の所属
クラス等の所属団体を指定してもよい。提供先として所
属団体を指定すれば、当該団体は、全校生徒や全社員
等、団体に所属する者全ての安否情報の提供を受けるこ
とがき、所属する者全体の把握を容易に行うことができ
る。
【0027】又、登録者情報には、例えば、登録者の名
前及びその読み仮名、自宅の郵便番号や住所等の自宅の
所在地が把握できるデータ、登録者端末機を識別する登
録者識別データ、生年月日、血液型、性別、所属団体の
名称や所属団体の所在地が把握できるデータ、提供先の
名称や提供先識別データ、提供先の所在地が把握できる
データ等がある。尚、登録者識別データは、登録者端末
機を識別可能なデータであればよく、例えば、自宅や会
社等の所属団体に設置された登録者端末機の電話番号、
メールアドレス、携帯電話やPDA(携帯情報端末)等
の携帯可能な登録者端末機の電話番号やメールアドレス
等がある。又、提供先識別データは、提供先端末機を識
別可能なデータであればよく、例えば、提供先端末機の
電話番号やメールアドレス等がある。
【0028】又、登録者情報は、データべース11に、
登録者の自宅や所属団体の所在地を基準に、所在地毎に
格納されていることが好ましい。例えば、データベース
11に、所在地毎のテーブルやフォルダを設けて、登録
者情報を格納する。所在地を区別する単位は、都道府県
単位、東北地方や関東地方といった地方単位、市町村単
位等、特に限定されない。尚、登録者情報に自宅と所属
団体の郵便番号等、登録者の所在地に関する情報が複数
含まれ、それらの都道府県が異なる場合には、登録者情
報は、複数の都道府県のテーブルやフォルダに格納する
ことが好ましい。これにより、自宅又は所属団体のどち
らの所在地で災害にあっても、登録者の安否の調査が行
われる。本実施形態では、データべース11には都道府
県別のテーブルが設けらている。登録者情報は、登録者
の自宅の郵便番号に基づいて特定された都道府県のテー
ブルに格納される。又、登録者端末機のメールアドレス
を基に作成されたメーリングリストも、都道府県別のテ
ーブルに格納されている。
【0029】登録部12は、災害発生時に安否を調査す
る対象となる者を、予め登録者として登録するものであ
る。具体的には、登録部12は、登録を希望する者が使
用する端末機5から、登録者情報を取得してデータベー
ス11へ格納して登録を行う。本実施形態では、登録部
12は、送信手段12aと、登録手段12bと、確認手
段12cと、リスト作成手段12dとを有する。送信手
段12aは、登録者情報を入力するための登録用フォー
ムを端末機5へ送信するものである。送信手段12a
は、例えば、登録用フォームを電子メールやその添付フ
ァイルとして、電子メールの発信用プロトコルであるS
MTP(Simple Mail Transfer
Protocol)等に従って送信したり、HTML
(HyperText Markup Languag
e)形式やXML(eXtensible Marku
p Language)形式等のウェブページを記述す
る言語や、C―HTML(Compact―HTML)
形式やHDML(Handheld Device M
arkup Language)形式、MML(Mob
ile Markup Language)形式等の携
帯電話やPDAで表示するウェブページを記述する言語
で記述された登録用フォームを、HTTP(Hyper
Text Transfer Protocol)等
に従って送信することにより実現できる。尚、送信手段
12aは、登録者を募集する公告ページやPRページ
を、通信ネットワーク上に提示したり、不特定多数の者
に、広告メールやPRメールを送信する等して登録者を
募集してもよい。
【0030】登録手段12bは、端末機5が登録用フォ
ームに入力し、送信した登録者情報を受信し、登録者情
報をデータベース11へ格納するものである。本実施形
態では、自宅の郵便番号に基づいて、格納する都道府県
のテーブルを選択してデータベース11へ格納する。確
認手段12cは、登録者に登録の確認を行うものであ
る。本実施形態では、受信した登録者情報や登録の手続
が完了した旨等を記載した確認メールを、端末機5へ送
信して行う。リスト作成手段12dは、データベース1
1へ格納した登録者情報の登録者端末機のメールアドレ
スを基に、都道府県別のメーリングリストを作成し、デ
ータベース11へ格納するものである。
【0031】受付部13は、災害発生時に災害に関する
情報(以下「災害情報」という)を受け付け、調査部1
4へ災害情報を提供するものである。又、受付部13
は、受け付けた災害情報を安否情報データベース15に
格納する。災害情報には、例えば、災害発生の通知、災
害発生地域、災害規模、地震災害、水害、火山の噴火等
の災害の種類、災害発生日時、避難場所、二次災害の予
測等がある。又、受付部13は例えば、サーバ1やバッ
クアップサーバ2の管理者であるサーバ管理者や外部機
関等から災害情報を受け付ける。
【0032】調査部14は、災害発生時に登録者端末機
から通信ネットワークを介して前記登録者の安否情報を
取得し、安否を調査するものである。調査部14は、受
付部13から災害発生の通知等の災害情報が提供される
と、調査を開始する。又、調査部14は、登録者の安否
情報だけでなく、登録者の現在地、避難場所、連絡先、
行方不明の家族や知人、不足品やボランティアの意思等
を調査することが好ましい。本実施形態では、調査部1
4は、作成手段14aと、送信手段14bと、受信手段
14cとを有する。作成手段14aは、データベース1
1から登録者情報を取得し、登録者に自己の安否情報を
入力させる報告メールを作成するものである。具体的に
は、報告メールの定型のフォーマットと、データベース
11から取得した調査対象となる登録者情報を組み合わ
せて報告メールを作成する。
【0033】尚、報告メールは、登録者が安否情報を入
力し易いよう、例えば、全く怪我等をしておらず生存し
ている、軽傷、重傷等の被害状況の選択肢を設け、その
中から選択できるようにしておくことが好ましい。又、
安否情報だけでなく、現在地、避難場所等の連絡先や、
行方不明の家族や知人、不足品、ボランティアの意思等
も入力できるようにしておくことが好ましい。
【0034】又、調査部14が調査する対象となる登録
者は登録者全員でもよいが、受付部13から災害情報と
して、災害発生地域を受け付けて、当該災害発生地域又
は災害発生地域及びその周辺地域を調査対象地域とし、
当該調査対象地域に自宅や所属団体がある登録者を調査
対象とすることが、調査効率の点から好ましい。その場
合、作成手段14aは、データベース11に設けられた
都道府県別のテーブルから、調査対象地域の都道府県テ
ーブルを選択し、当該テーブルに蓄積された登録者情報
を取得して、報告メールを作成する。尚、調査対象地域
は、例えば、災害発生地域に限る、災害発生地域の中心
部から半径Xkm圏内の周辺地域とする等、予めその特
定方法を設定しておき、それに従って特定してもよく、
受付部13から具体的な地名等の指示を受けて、それに
従って特定してもよい。
【0035】次に、送信手段14bは、データベース1
1から調査対象となる登録者の端末機5のメールアドレ
スを含むメーリングリストを取得し、作成手段14aか
ら作成した報告メールを取得して、登録者の端末機5へ
報告メールを送信する。尚、本実施形態では、報告メー
ルは一斉同報メールであり、送信手段14bによって、
メーリングリストのアドレスへ一斉に報告メールがSM
TP等に従って送信される。受信手段14cは、登録者
の端末機5から安否情報が入力された報告メールを受信
し、受信した安否情報を安否情報データベース15に格
納するとともに、変換部16へ提供するものである。
【0036】変換部16は、調査部14の調査結果であ
る安否情報を、通信ネットワーク上に提示可能な形式に
変換するものである。例えば、HTML形式、XML形
式、C―HTML形式、DML形式、MML形式等のウ
ェブページを表示する言語で記述された形式等に変換す
る。変換部16は、変換した安否情報を安否情報データ
ベース15に格納する。本実施形態では、HTML形式
に変換した安否情報を安否掲示板ページ(画面)として
安否情報データベース15に格納する。
【0037】安否情報データベース15は、調査部14
の調査結果である登録者の安否情報を蓄積するものであ
る。本実施形態では、受信手段14cが受信した安否情
報と、変換部16により変換された形式の安否情報の両
者が蓄積されている。又、受付部13から提供された災
害情報も蓄積されている。
【0038】安否情報提供部17は、データベース11
から提供先識別データを取得し、調査部14による調査
結果である安否情報を、通信ネットワークを介して提供
先端末機へ提供するものである。安否情報提供部17
は、調査結果がどの登録者のものであるかに基づいて、
当該登録者の提供先となる提供先端末機の提供先識別デ
ータをデータベース11から取得し、提供先端末機へ安
否情報を送信する。尚、安否情報提供部17は、安否情
報を調査部14から直接取得してもよく、一度、安否情
報データベース15に蓄積された安否情報の中から取得
してもよい。
【0039】提示部18は、調査部14による調査結果
である安否情報を、インターネット4b等の通信ネット
ワーク上に提示するものである。提示部18は、提示手
段18aと検索手段18bとを有する。提示手段18a
は、安否情報データベース15から変換部16により変
換された形式の安否情報(安否掲示板ページ)を取得
し、HTTP等に従って端末機5へ送信する。又、提示
手段18aは、端末機5から行方不明者等、被災者に関
する問い合わせや、当該問い合わせに対する情報提供等
を受け付けて、通信ネットワーク上に尋ね人掲示板ペー
ジ(画面)として提示する。これによれば、行方不明者
などの尋ね人を、掲示板ぺージを用いて探すことができ
る。又、被災者に関する問い合わせだけでなく、建物や
道路等の被害状況の問い合わせを受け付けてもよい。
【0040】又、提示手段18aは、被災者の安否情報
を検索するための検索ページ(画面)や検索手段18b
の検索結果も提示する。検索ページは、端末機5が検索
条件を入力し、検索手段18bへ送信するためのページ
(画面)である。検索手段18bは、端末機5が検索ペ
ージに入力し、送信した検索条件、例えば、安否を知り
たい者の名前や郵便番号等を取得し、当該検索条件に該
当する安否情報を、安否情報データベース15から検索
するものである。検索手段18bは検索結果を提示手段
18aへ提供する。このような検索手段18bによれ
ば、必要な安否情報を検索して取得することができる。
【0041】図3は、バックアップサーバ2の概略構成
を示すブロック図である。バックアップサーバ2は、図
3に示すように、予備データベース21と、複製部22
と、予備受付部23と、予備調査部24と、予備安否情
報データベース25と、予備変換部26と、予備安否情
報提供部27と、予備提示部28と、制御部29とから
構成される。
【0042】バックアップサーバ2は、サーバ1が災害
により故障し、発着信不能等のように機能しなくなった
場合等、何らかの原因によりサーバ1に支障が生じた場
合に、サーバ1に代わり、登録者の安否を調査し、提供
先端末機へ安否情報を提供するものである。又、サーバ
1が故障し、蓄積された登録者情報を失った場合のため
に、登録者情報を確保する。サーバ1とバックアップサ
ーバ2とは、専用線等で接続され、バックアップサーバ
2は、常にサーバ1に支障が発生していないかを監視す
る。又、平常時は、サーバ1にアドレスが付与され、バ
ックアップサーバ2にはアドレスが付与されていない。
バックアップサーバ2が、サーバ1に支障が発生したこ
とを検知すると、サーバ1に代わり、安否の調査や安否
情報の提供を行う。その際、サーバ1に付与されていた
アドレスをバックアップサーバ2が引き継ぐ。これによ
り、端末機5が同じアドレスに安否情報を送信したり、
アクセスしても、サーバ1ではなく、バックアップサー
バ2に情報を送信でき、アクセスできる。
【0043】バックアップサーバ2は、耐震性に優れ、
無停電電源装置や空調設備等を備え、セキュリティの手
段が設けられた施設に配置することが好ましい。又、バ
ックアップサーバ2は、大容量高速バックボーンに直結
して設置されることが好ましい。又、サーバ1とバック
アップサーバ2は、同時に被災しないようにするため、
互いに遠隔地に設置することが好ましい。遠隔地とは、
少なくとも他の都道府県である必要があり、好ましく
は、異なる地方に属する都道府県、例えば、関東地方の
都道府県と関西地方の都道府県に設置する。本実施形態
では、サーバ1を東京都に、バックアップサーバ2を大
阪府に設置する。
【0044】予備データベース21は、データベース1
1に蓄積された登録者情報と同一の登録者情報を蓄積す
る予備蓄積部である。登録者情報は、データベース11
と同様にして格納され、登録者端末機のメールアドレス
を基に作成されたメーリングリストも、データベース1
1と同様に都道府県別のテーブルに格納されている。
【0045】複製部22は、データベース11に蓄積さ
れた登録者情報を複製し、予備データベース21へ格納
するものである。複製部22は、サーバ1のデータベー
ス11にアクセスし、登録者情報を複製して予備データ
ベース21へ格納する。本実施形態では、複製部22
は、予め設定された一定時間毎にデータベース11へア
クセスして登録者情報を複製し、予備データベース21
へ格納して、登録者情報を更新する。予備受付部23
は、災害発生時に災害情報を受け付け、受け付けた災害
情報を予備安否情報データベース25に格納する。そし
て、制御部29から予備調査部24へ災害情報を提供す
るよう指示を受けると、予備調査部24へ災害情報を提
供する。予備受付部23も、サーバ管理者や外部機関等
から災害情報を受け付ける。
【0046】予備調査部24は、調査部14に代わり、
災害発生時に登録者端末機から通信ネットワークを介し
て登録者の安否情報を取得し、安否を調査するものであ
る。予備調査部24は、予備受付部23から災害発生の
通知等の災害情報を提供されると、調査を開始する。予
備調査部24は、調査部14と同様に、予備作成手段2
4aと、予備送信手段24bと、予備受信手段24cと
を有する。予備変換部26は、変換部16に代わり、予
備調査部24の調査結果である安否情報を、通信ネット
ワーク上に提示可能な形式に変換し、変換した安否情報
を予備安否情報データベース25に格納するものであ
る。
【0047】予備安否情報データベース25は、安否情
報データベース15に代わり、予備調査部24の調査結
果である登録者の安否情報を蓄積するものである。又、
予備受付部23から提供された災害情報も蓄積する。予
備安否情報提供部27は、安否情報提供部17に代わ
り、提供先識別データを予備データベース21から取得
し、予備調査部24による調査結果である安否情報を、
通信ネットワークを介して提供先端末機へ提供するもの
である。予備提示部28は、提示部18に代わり、予備
調査部24による調査結果である安否情報を、通信ネッ
トワーク上に提示するものである。予備提示部28は、
提示部18と同様に予備提示手段28aと、予備検索手
段28bとを有する。
【0048】制御部29は、データベース11、調査部
14又は安否情報提供部17の状況に応じて、調査部1
4に代えて予備調査部24が調査を行うよう制御するも
のである。サーバ1のデータベース11、調査部14又
は安否情報提供部17のいずれかが災害により故障し、
機能しなくなった場合、それらによって登録者の安否を
調査し、提供先端末機へ安否情報を提供することができ
ない。この場合には、バックアップサーバ2の予備デー
タベース21、予備調査部24、予備安否情報提供部2
7によって、登録者の安否を調査し、提供先端末機へ安
否情報を提供する。
【0049】そのために、制御部29は、データベース
11、調査部14又は安否情報提供部17の状況を常に
監視し、これらに何ら支障がない場合には何もしない。
一方、これらに何らかの支障を検知した場合には、制御
部29は、予備調査部24に対して災害発生の通知を
し、調査を開始するよう指示する。本実施形態では、制
御部29が予備受付部23に対して、予備調査部24に
災害情報を提供するよう指示し、予備受付部23から指
示を受けて、予備調査部24は調査を開始する。尚、制
御部29が予備調査部24に直接、指示をするようにし
てもよい。又、制御部29は、サーバ1に付与されてい
たアドレスをバックアップサーバ2へ引き継ぐ操作も行
う。これにより、端末機5が同じアドレスに安否情報を
送信したり、アクセスしても、サーバ1ではなく、バッ
クアップサーバ2に情報を送信でき、アクセスできる。
尚、本実施形態では、上述したようにサーバ1の監視を
し支障を検知したらバックアップサーバ2が処理を行う
よう切り換えるホットスタンバイシステムにより、安否
情報提供システムの信頼性を高めているが、デュアルシ
ステムやデュプレックスシステム等を用いてもよい。
【0050】端末機5は、データや指示等を入力するキ
ー、キーボード、マウス等の入力部と、データなどを出
力するディスプレイやスピーカー等の出力部と、データ
を記憶するROMやRAM等の記憶部とを備えるものを
用いる。又、通信ネットワークに接続し、通信ネットワ
ークを介して、サーバ1やバックアップサーバ2と電子
メールを送受信することが可能であり、HTML形式等
で記述されたページを表示するためのブラウザを実行可
能なものを用いる。例えば、パーソナルコンピュータや
固定電話等の自宅や会社に設置される端末機や、PDA
(携帯情報端末機)や携帯電話等、携帯可能な携帯端末
機を用いることができる。尚、災害により停電してもデ
ータの送受信が可能な携帯端末機を用いることが好まし
い。
【0051】(安否情報提供方法)上記構成を有する安
否情報提供システムによる安否情報提供方法は、以下の
手順により実施することができる。まず、災害発生時に
自己の安否情報を知人や家族等に提供することを希望す
る者は、登録者としての登録を行う。図4は、本実施形
態に係る登録方法の手順を示すフロー図である。
【0052】まず、図4に示すように、送信手段12a
が、登録者を募集する公告ページやPRページを、通信
ネットワーク上に提示する等して登録者を募集する(S
101)。次に、当該募集に応じ、登録を希望する者が
使用する端末機5へ、送信手段12aは登録者情報を入
力するための登録用フォームを送信する(S102)。
図5は、登録用フォームの一例を示す図である。本実施
形態では、図5に示すように登録者情報として、登録者
の名前及びその読み仮名、自宅の郵便番号、登録者端末
機のメールアドレス、生年月日、血液型、性別、所属団
体名、提供先端末機のメールアドレス、備考を入力する
欄が表示された登録用フォームを送信する。
【0053】登録希望者が端末機5を用いて、登録用フ
ォームに登録者情報を入力し、サーバ1へ送信する(S
103)。登録手段12bは、端末機5から送信された
登録者情報を受信し、自宅の郵便番号に基づいて、登録
者情報を格納する都道府県のテーブルを選択してデータ
ベース11へ格納する(S104)。次に、確認手段1
2cが、受信した登録者情報の内容と、当該内容で登録
した旨と、登録内容に訂正事項があった場合には、一定
期間までに訂正事項を連絡するよう指示する旨とを記載
した確認メールを端末機5へ送信する(S105)。前
記一定期間内に訂正事項の連絡がなければ、登録内容は
正しいと判断され(S106)、リスト作成手段12d
が、データベース11へ格納した登録者情報の登録者端
末機のメールアドレスを基に、都道府県別のメーリング
リストを作成し、データベース11へ格納する(S10
7)。
【0054】一方、ステップ(S106)において、一
定期間内に訂正事項の送信があった場合には、受信した
訂正事項を基にデータベース11に格納された登録内容
を訂正し(S108)、次にステップ(S107)へ進
みメーリングリストを作成する。
【0055】次に、災害発生時の安否情報の提供方法に
ついて説明する。図6は、本実施形態に係る安否情報提
供方法の手順を示すフロー図である。まず、図6に示す
ように、災害が発生すると(S201)、サーバ管理者
等は、受付部13及び予備受付部23に災害情報として
災害発生の通知及び災害発生地域を提供し、受付部13
及び予備受付部23は、災害情報を安否情報データベー
ス15及び予備安否情報データベース25に格納する
(S202)。制御部29は、サーバ1の状況を監視し
ており支障がなければ(S203)、受付部13が災害
情報を調査部14へ提供する(S204)。
【0056】次に、作成手段14aが、報告メールの定
型のフォーマットと、データベース11から取得した調
査対象となる登録者情報を組み合わせて報告メールを作
成する(S205)。ここで、調査対象は受付部13か
ら受け付けた災害発生地域に自宅がある登録者とされ、
作成手段14aはデータベース11から、当該調査対象
地域の都道府県テーブルを選択し、当該テーブルに蓄積
された登録者情報を取得し、報告メールを作成する。図
7に本実施形態に係る報告メールの一例を示す。図7に
示すように報告メールには、登録者の名前及びその読み
仮名、自宅の郵便番号の欄があり、当該欄には、データ
ベース11に登録された登録者情報を予め表示させたも
のが作成される。又、生存、軽傷、重傷の中から安否情
報を選択する欄、性別、現在地や避難場所、連絡先、行
方不明の家族、不足品、ボランティアの意思、備考等を
報告する欄が表示される。
【0057】次に、送信手段14bは、データベース1
1から調査対象となる登録者端末機のメールアドレスを
含むメーリングリストを取得し、作成手段14aから作
成した報告メールを取得して、登録者の端末機5へ一斉
同報メールとして報告メールを送信する(S206)。
登録者の端末機5は、受信した報告メールに安否情報
等、報告メールに表示された必要事項を入力し、送信す
る(S207)。受信手段14cは、登録者の端末機5
から安否情報が入力された報告メールを受信する(S2
08)。
【0058】受信手段14cは、受信した安否情報を安
否情報データベース15に格納し(S209)、次に、
安否情報提供部17が、安否情報データベース15から
安否情報を取得し、当該安否情報がどの登録者のもので
あるかに基づいて、当該登録者の提供先となる提供先端
末機の提供先識別データをデータベース11から取得し
て、提供先の端末機5へ安否情報を電子メールとして送
信する(S210)。又、ステップ(S208)におい
て、受信手段14cが受信した安否情報は、変換部16
へも提供され、変換部16は、受信した安否情報をHT
ML形式に変換し、安否掲示板ページ(画面)として安
否情報データベース15に格納する(S211)。提示
手段18aは、端末機5からの要求に応じて、安否情報
データベース15から変換部16により変換された安否
情報(安否掲示板ページ)を取得し、HTTP等に従っ
て端末機5へ送信することにより、通信ネットワーク上
に安否情報を提示する(S212)。
【0059】一方、ステップ(S203)において、制
御部29がサーバ1の状況を監視し、支障を発見した場
合は、制御部29は予備受付部23に災害情報を予備調
査部24に提供するよう指示し、予備受付部23が災害
情報を予備調査部24へ提供する(S213)。次に、
予備作成手段24aが報告メールを作成し(S21
4)、予備送信手段24bが登録者の端末機5へ報告メ
ールを送信する(S215)。登録者の端末機5は、受
信した報告メールに、安否情報等、報告メールに表示さ
れた必要事項を入力し、送信する(S216)。
【0060】予備受信手段24cは、登録者の端末機5
から安否情報が入力された報告メールを受信し(S21
7)、受信した安否情報を予備安否情報データベース2
5に格納する(S218)。次に、予備安否情報提供部
17が、予備安否情報データベース25から安否情報を
取得し、当該安否情報がどの登録者のものであるかに基
づいて、当該登録者の提供先となる提供先端末機の提供
先識別データを予備データベース21から取得して、提
供先の端末機5へ安否情報を電子メールとして送信する
(S219)。
【0061】又、ステップ(S217)において、予備
受信手段24cが受信した安否情報は、予備変換部28
へも提供され、予備変換部28は、受信した安否情報を
HTML形式に変換し、安否情報を安否掲示板ページ
(画面)として予備安否情報データベース25に格納す
る(S220)。予備提示手段28aは、端末機5から
の要求に応じて、予備安否情報データベース25から予
備変換部26により変換された安否情報(安否掲示板ペ
ージ)を取得し、HTTP等に従って端末機5へ送信す
ることにより、通信ネットワーク上に安否情報を提示す
る(S221)。
【0062】(安否情報提供システム及び安否情報提供
方法による作用及び効果)このような第一の実施形態に
係る安否情報提供システム及び安否情報提供方法によれ
ば、調査部14が、登録者が使用する登録者端末機から
加入者電話網4a等の通信ネットワークを介して前記登
録者の安否情報を取得して、安否を調査し、安否情報提
供部17が、データベース11から登録者の安否情報を
提供する提供先端末機を識別する提供先識別データを取
得し、加入者電話網4a等の通信ネットワークを介して
調査部14による調査結果を提供先端末機へ提供する。
【0063】そのため、提供先端末機の使用者、例えば
家族や知人等は、電話連絡や電話による問い合わせをす
ることなく、安否情報を容易に入手できる。又、テレビ
放送やラジオ放送により提供される安否情報と違い、自
分が必要とする安否情報を容易に入手できる。その結
果、スムーズに安否の確認を行うことができる。
【0064】又、送信手段14bが、登録者の端末機5
へ登録者に自己の安否情報を入力させる報告メールを送
信し、受信手段14cが、登録者の端末機5から送信さ
れた安否情報が入力された報告メールを受信するため、
登録者の安否を容易に調査することができる。又、作成
手段14aにより、データベース11に格納された登録
者情報が予め表示された報告メールを作成でき、登録者
に安否情報を入力し易い報告メールを提供できる。
【0065】更に、調査部14による調査結果を、通信
ネットワーク上に提示する提示部18を備えるため、提
供先端末機以外の端末機5でも、インターネット4b等
の通信ネットワークに接続することにより、提示部18
が通信ネットワーク上に提示した調査結果を入手して、
被災者の安否の確認を行うことができる。よって、例え
ば、提供先端末機として前記登録者情報に含まれていな
い場合や、提供先端末機が故障した場合であっても、提
供先端末機以外の端末機5を使用して安否情報を入手で
きる。
【0066】又、制御部29が、データベース11が災
害により蓄積されたデータを失ったり、調査部14や安
否情報提供部17が災害により故障し、機能しなくなっ
た場合に、調査部14に代えて予備調査部24が調査を
行うよう切り替える。そして、予備調査部24が調査部
14に代わり調査を行い、予備データベース21がデー
タベース11に代わり登録者情報を確保し、予備安否情
報提供部27が安否情報提供部17に代わり前記調査結
果を提供する。そのため、提供先端末機の使用者は、デ
ータベース11、調査部14や安否情報提供部17に支
障が生じても、安否情報を入手でき、安否の確認を行う
ことができる。
【0067】又、通信ネットワークとして、加入者電話
網4a、インターネット4b、衛星通信網4cを備え、
加入者電話網4a、インターネット4b、衛星通信網4
cの状況に応じて利用する通信ネットワークを選択する
交換機3を備えるため、災害により、例えば、加入者電
話網4aが使用不可能となった場合であっても、交換機
3が使用不可能な加入者電話網4aを迂回して、利用す
る通信ネットワークとして使用可能な衛星通信網4cを
選択し、安否情報をやり取りするため、登録者端末機か
ら安否情報を確実に取得し、提供先端末機へ安否情報を
確実に提供することができる。
【0068】[第二の実施形態] (安否情報提供システムの構成)次に、図面を参照して
本発明の第二の実施形態について説明する。第二の実施
形態に係る安否情報提供システムは、サーバ201と、
バックアップサーバ2と、交換機3と、加入者電話網4
aと、インターネット4bと、衛星通信網4cとから構
成されるが、バックアップサーバ2と、交換機3と、加
入者電話網4aと、インターネット4bと、衛星通信網
4cは、第一の実施形態と同様であるため、ここでは説
明を省略する。図8は、第二の実施形態に係る安否情報
提供システムのサーバ201の概略構成を示すブロック
図である。図8に示すように、サーバ201は、データ
ベース211と、登録部212と、受付部213と、調
査部214と、安否情報データベース215と、変換部
216と、安否情報提供部217と、提示部218と、
災害情報提供部230と、地域情報データベース231
と、地域情報提供部232と、削除部233とから構成
される。
【0069】尚、受付部213と、調査部214と、安
否情報データベース215と、変換部216と、安否情
報提供部217は、第一の実施形態の受付部13と、調
査部14と、安否情報データベース15と、変換部16
と、安否情報提供部17と同様であるため、ここでは説
明を省略する。
【0070】登録部212は、登録者として、旅行者、
留学生、長期出張者等の一定期間、一定の地域に滞在す
る滞在者の登録も行う。具体的には、登録部212は、
登録を希望する者から、登録者情報として、登録者の名
前及びその読み仮名、滞在期間、滞在地の郵便番号や住
所等の滞在地が把握できるデータ、滞在先の電話番号、
滞在先にある登録者端末機のメールアドレス、携帯電話
やPDA(携帯情報端末)等の携帯可能な登録者端末機
の電話番号やメールアドレス等の登録者識別データ、生
年月日、血液型、性別、滞在者の所属団体の名称や連絡
先、提供先の名称や提供先を識別するデータ、提供先の
所在地が把握できるデータ、提供先識別データ等を取得
して、データベース211へ格納して登録を行う。
【0071】尚、前記滞在者の所属団体は、滞在者が長
期出張者であれば所属する会社、滞在者が旅行者であれ
ば参加しているツアーの主催者である旅行会社、滞在者
が留学生であれば留学斡旋機関等をいう。又、登録者が
視覚障害者や聴覚障害者等の障害者の場合、登録部21
2は、登録者情報として障害に関する情報も取得し、デ
ータベース211へ格納する。
【0072】本実施形態では、第一の実施形態と同様
に、登録部212は、送信手段212aと、登録手段2
12bと、確認手段212cと、リスト作成手段212
dとを有する。登録手段212bは、端末機5が登録用
フォームに入力し、送信した登録者情報を受信し、滞在
地の郵便番号や住所に基づいて、登録者情報を格納する
都道府県のテーブルを選択してデータベース211へ格
納する。送信手段212aと、確認手段212cと、作
成手段212dは、第一の実施形態の送信手段12a
と、確認手段12cと、作成手段12dと同様である。
尚、滞在者の登録を募集する公告やPRは、送信手段2
12aが広告ページやPRページを通信ネットワーク上
に提示する等して行う他、旅行会社、飛行機、列車、バ
ス、ホテル等で、申込用紙や広告を配布する等して行う
ことができる。
【0073】データベース211には、上述したような
滞在者の登録者情報も蓄積される。又、登録者が視覚障
害者や聴覚障害者等の障害者の場合、登録者情報として
障害に関する情報も蓄積される。滞在者の登録者情報
は、データべース211に滞在地を基準とした滞在地別
に格納されていることが好ましい。本実施形態では、デ
ータべース211には都道府県別のテーブルが設けらて
いる。登録者情報は、登録者の滞在地の郵便番号に基づ
いて特定された都道府県のテーブルに格納される。又、
登録者端末機のメールアドレスを基に作成されたメーリ
ングリストも、都道府県別のテーブルに格納されてい
る。
【0074】災害情報提供部230は、災害発生時に、
登録者端末機へ災害情報を提供するものである。災害情
報提供部230は、データベース211から登録者情報
として、登録者端末機のメールアドレス等を取得し、安
否情報データベース215から、災害発生の通知、災害
発生地域、災害規模、地震災害、水害、火山の噴火等の
災害の種類、災害発生日時、避難場所、二次災害の予測
等の災害情報を取得して、登録者の端末機5へ提供す
る。
【0075】尚、災害情報提供部230は、登録者情報
として、障害に関する情報を取得し、当該障害の内容に
応じた災害情報の提供方法を選択することが好ましい。
例えば、登録者が視覚障害者の場合、テキスト形式の災
害情報の内容を音声情報に変換して、登録者の端末機5
のスピーカー等から、災害発生地域や規模、災害の種
類、二次災害の予測等の災害の状況を音声で説明し、音
声により避難場所まで誘導することが好ましい。又、登
録者が聴覚障害者の場合、登録者の端末機5のディスプ
レイ等に災害状況を表示して説明し、避難場所までの地
図等を表示することにより誘導することが好ましい。
【0076】地域情報データベース231は、地域情報
を蓄積する地域情報蓄積部である。地域情報データベー
ス231には、地域情報として、各地域のイベント、飲
食店、温泉、おみやげ、観光スポット、ナイトスポッ
ト、店舗からのクーポン等の地域情報が蓄積される。地
域情報提供部231は、データベース211から登録者
情報として、滞在者の登録者端末機のメールアドレス及
び滞在地を取得し、当該滞在者の滞在地に応じた地域情
報を地域情報データベース231から取得して登録者の
端末機5へ提供するものである。
【0077】提示部218は、安否情報だけでなく、滞
在者が通信ネットワーク上に提示したい情報を受け付け
て、掲示板ページ(画面)を通信ネットワーク上に提示
する。例えば、登録者の端末機5から送信された滞在中
の思い出やスケジュール等を掲示板ページへ提示した
り、登録者が団体で滞在している場合、当該団体のスケ
ジュールを掲示板ページへ提示し、当該団体に所属する
者で共有して閲覧することができるようにしてもよい。
【0078】削除部233は、登録者が滞在者の場合に
滞在期間終了後、滞在者の登録者情報をデータベース2
11から削除するものである。削除部233は、時計手
段233aと、比較手段233bと、削除手段233c
とを有する。時計手段233aは、現在の日付を提供す
るものである。比較手段233bは、定期的にデータベ
ース211から滞在者の滞在期間を取得し、時計手段2
33aから現在の日付を取得して両者を比較し、比較の
結果、現在の日付が滞在期間中であれば何もせず、現在
の日付が滞在期間を過ぎていれば、削除手段233cへ
当該登録者の登録者情報の削除を行うよう指示をする。
削除手段233cは、比較手段233bから指示を受け
ると、データベース211の当該登録者のレコードに削
除情報を書き込む等して、滞在者の登録者情報を削除す
る。
【0079】(安否情報提供システムによる作用及び効
果)このような第二の実施形態に係る安否情報提供シス
テムによれば、第一の実施形態に係る安否情報提供シス
テムにより得られる効果に加えて次のような効果が得ら
れる。登録者が滞在者の場合、データベース211に
は、登録者情報として滞在者が滞在する滞在地及び滞在
期間が蓄積され、当該滞在期間終了後、削除部233が
前記滞在者の登録者情報をデータベース211から削除
する。これによれば、滞在期間に災害が発生した場合に
限り、安否情報を提供先端末機へ提供することができ
る。
【0080】更に、地域情報を蓄積する地域情報データ
ベース231と、滞在地に応じた地域情報を地域情報デ
ータベース231から取得し、登録者端末機へ提供する
地域情報提供部232を備えるため、前記登録者は、滞
在地域に応じた地域情報を容易に入手することができ
る。
【0081】又、災害情報提供部230により、登録者
は災害発生時に災害情報を容易に入手することができ
る。又、データベース211には、登録者情報として障
害に関する情報が蓄積され、災害情報提供部230が当
該障害の内容に応じた災害情報の提供方法を選択して、
災害情報を提供するため、登録者が視覚障害者や聴覚障
害者であっても、容易に災害状況を把握し、避難場所ま
で移動することができる。
【0082】[変更例]本発明は、上記実施形態に限定
されるものではなく、種々の変更が可能である。上記実
施形態では、複製部22はバックアップサーバ2に設け
られていたが、サーバ1に設け、サーバ1側で登録者情
報を複製してバックアップサーバ2へ送信するようにし
てもよい。又、災害情報受付部13,213や予備災害
情報受付部23に替えて、地震計等、災害の発生を検知
する検知手段を設け、当該検知手段が災害を検知する
と、調査部14,214や予備調査部24に調査を開始
するよう指示するようにしてもよい。又、上記実施形態
では、安否情報データベース15,215に災害情報も
蓄積したが、別途、災害情報のみを蓄積する災害情報デ
ータベースを設けてもよい。
【0083】又、調査部14,214や予備調査部24
に、作成手段14b,214bや予備作成手段24b及
び送信手段14a,214aや予備送信手段24aを設
けずに、登録部12,212が登録時に、登録者の端末
機5へ報告メールのフォーマットを予め送信して付与し
ておく。そして、登録者は、登録者の端末機5の記憶部
に当該報告メールのフォーマットを記憶させておき、災
害発生時に当該フォーマットに、必要事項を入力して、
受信手段14c,214cや予備受信手段24cへ送信
し、安否情報を報告するようにしてもよい。
【0084】又、通信ネットワークに含まれる衛星通信
網を、行政職員への災害時連絡網として利用してもよ
い。又、登録後、災害発生を想定した予行練習を行って
もよい。予行練習は、受付部13が災害情報を受け付け
たと仮定して、送信手段14bが報告メールを送信し、
登録者の端末機5が安否情報等を入力して送信し、安否
情報提供部17が提供先の端末機5へ安否情報を提供す
ることにより、行うことができできる。又、災害により
基地局が倒壊した場合等は、臨時の基地局を設けるよう
にしてもよい。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明の安否情報提
供システム及び安否情報提供方法によれば、家族や知人
に関する安否情報等、必要とする安否情報を容易に入手
でき、スムーズに安否の確認を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る安否情報提供シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施形態に係るサーバの概略構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第一の実施形態に係るバックアップサ
ーバの概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第一の実施形態に係る登録方法の手順
を示すフロー図である。
【図5】本発明の第一の実施形態に係る登録用フォーム
の一例を示す図である。
【図6】本発明の第一の実施形態に係る安否情報提供方
法の手順を示すフロー図である。
【図7】本発明の第一の実施形態に係る報告メールの一
例を示す図である。
【図8】本発明の第二の実施形態に係るサーバの概略構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,201 サーバ 2 バックアップサーバ 3 交換機 4a 加入者電話網 4b インターネット 4c 衛星通信網 5 端末機 11,211 データベース 12,212 登録部 12a,212a 送信手段 12b,212b 登録手段 12c,212c 確認手段 12d,212d リスト作成手段 13,213 受付部 14,214 調査部 14a,214a 作成手段 14b,214b 送信手段 14c,214c 受信手段 15,215 安否情報データベース 16,216 変換部 17,217 安否情報提供部 18,218 提示部 18a,218a 提示手段 18b,218b 検索手段 21 予備データベース 22 複製部 23 予備受付部 24 予備調査部 24a 予備作成手段 24b 予備送信手段 24c 予備受信手段 25 予備安否情報データベース 26 予備変換部 27 予備安否情報提供部 28 予備提示部 28a 予備提示手段 28b 予備検索手段 29 制御部 230 災害情報提供部 231 地域情報データベース 232 地域情報提供部 233 削除部 233a 時計手段 233b 比較手段 233c 削除手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戎谷 等 秋田県秋田市中通3−1−9 コアアンド パートナーズ株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA25 AA37 BB12 BB21 BB32 BB74 DD02 DD03 EE08 FF01 FF02 FF17 FF19 FF23 GG11 GG19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 災害発生時に安否情報を提供する安否情
    報提供システムであって、 災害発生時に安否を調査する対象となる登録者の安否情
    報を提供する提供先端末機を識別する提供先識別データ
    を含む登録者情報を蓄積する蓄積部と、 災害発生時に前記登録者が使用する登録者端末機から通
    信ネットワークを介して前記登録者の安否情報を取得
    し、安否を調査する調査部と、 前記提供先識別データを前記蓄積部から取得し、前記通
    信ネットワークを介して前記調査部による調査結果を前
    記提供先端末機へ提供する安否情報提供部とを有するこ
    とを特徴とする安否情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記登録者情報には、前記登録者端末機
    を識別する登録者識別データが含まれ、 前記調査部は、 前記登録者識別データを前記蓄積部から取得し、前記登
    録者端末機へ前記登録者に自己の安否情報を入力させる
    報告メールを送信する送信手段と、 前記登録者端末機から安否情報が入力された前記報告メ
    ールを受信する受信手段とを有することを特徴とする請
    求項1に記載の安否情報提供システム。
  3. 【請求項3】 前記調査部による調査結果を、前記通信
    ネットワーク上に提示する提示部を備えることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の安否情報提供システム。
  4. 【請求項4】 前記蓄積部に蓄積された登録者情報を蓄
    積する予備蓄積部と、 前記調査部に代わり、災害発生時に前記登録者端末機か
    ら前記通信ネットワークを介して前記登録者の安否情報
    を取得し、安否を調査する予備調査部と、 前記安否情報提供部に代わり、前記提供先識別データを
    前記予備蓄積部から取得し、前記通信ネットワークを介
    して前記予備調査部による調査結果を前記提供先端末機
    へ提供する予備安否情報提供部と、 前記蓄積部、前記調査部又は前記安否情報提供部の状況
    に応じて、前記調査部に代えて前記予備調査部が調査を
    行うよう制御する制御部とを備えることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の安否情報提供システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記通信ネットワークは複数あり、 該通信ネットワークの状況に応じて利用する前記通信ネ
    ットワークを選択する選択部を備えることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれかに記載の安否情報提供システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記複数の通信ネットワークには、衛星
    通信網又は災害回線網が含まれることを特徴とする請求
    項5に記載の安否情報提供システム。
  7. 【請求項7】 前記登録者は、滞在者であり、 前記登録者情報には前記滞在者が滞在する滞在地及び滞
    在期間が含まれ、 該滞在期間終了後、前記滞在者の登録者情報を前記蓄積
    部から削除する削除部を備えることを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれかに記載の安否情報提供システム。
  8. 【請求項8】 地域情報を蓄積する地域情報蓄積部と、 前記滞在地に応じた地域情報を前記地域情報蓄積部から
    取得し、前記登録者端末機へ提供する地域情報提供部と
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の安否情報提
    供システム。
  9. 【請求項9】 災害発生時に安否情報を提供する安否情
    報提供方法であって、 調査部が、災害発生時に安否を調査する対象となる登録
    者が使用する登録者端末機から通信ネットワークを介し
    て前記登録者の安否情報を取得し、安否を調査するステ
    ップと、 安否情報提供部が、前記通信ネットワークを介して前記
    調査部による調査結果を、前記登録者の安否情報を提供
    する提供先端末機へ提供するステップとを有することを
    特徴とする安否情報提供方法。
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