JP2002341283A - 偏向走査装置 - Google Patents

偏向走査装置

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JP2002341283A
JP2002341283A JP2001149748A JP2001149748A JP2002341283A JP 2002341283 A JP2002341283 A JP 2002341283A JP 2001149748 A JP2001149748 A JP 2001149748A JP 2001149748 A JP2001149748 A JP 2001149748A JP 2002341283 A JP2002341283 A JP 2002341283A
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JP
Japan
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polygon mirror
circuit board
scanning device
deflection scanning
bearing
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JP2001149748A
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English (en)
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Taku Fukita
卓 蕗田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体動圧軸受を用いた偏光走査装置におい
て、多面鏡組み付け時に、モータ上方からの力で、軸受
部が損傷しないこと。 【解決手段】 多面鏡を回転駆動部に組み込む際に、回
路基板の下方より、回転駆動部を支持するための支持部
材を案内する穴又は切欠きが、回路基板に設けられてい
る流体動圧軸受を用いた偏光走査装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ビーム等を用いた
記録装置において、光ビームを感光体に走査するための
多面鏡を有する偏向走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、レーザビームプリンタやレーザ
ファックス等の画像形成装置に用いられる一般的な光学
走査装置を説明するものである。光源ユニット50から
発生されたレーザ光Lを、シリンドリカルレンズ51に
よって偏向走査装置57に取付けられた多面鏡101の
反射面に線状に集光させ、多面鏡101の回転によって
偏向走査し、結像レンズ52と折り返しミラー56を経
て回転ドラム55上の感光体に結像させる。
【0003】光源ユニット50、シリンドリカルレンズ
51、多面鏡101を回転駆動するための偏向走査装置
57、結像レンズ52、反射ミラー53および光センサ
の受光部は光学箱111の側壁や底壁に取付けられる。
回転ドラム55は光学箱111の外側に配置されてお
り、光学箱111の底壁には、走査光Lを光学箱111
から回転ドラム55に向かって取り出すための窓112
が設けられている。また、光学箱111の上部開口部は
蓋部材113によって閉塞されている。
【0004】多面鏡101を回転駆動する偏向走査装置
57は、図3に示すように、多面鏡101とロータマグ
ネット103が真鍮製のフランジ部材102、板金ロー
タ部108を介して回転軸105に一体的に結合され、
回転軸105は固定スリーブ104に流体を介して回転
自在に嵌合されることで、ラジアル方向に流体動圧軸受
を形成している。同時に、回転軸105の下端はスラス
ト板107により、スラスト方向に保持されている。こ
の時、軸受内部に介在する流体は、空気、オイルなどが
想定される。また、回転軸の外周、あるいは固定スリー
ブの内周には、図示されていない動圧を積極的に発生す
るための例えばヘリングボーンなどの溝が形成されてい
る。固定スリーブ104は、ハウジング108に回路基
板109とともに固定されている。フランジ部102に
は押さえバネ110により多面鏡101が押圧され、グ
リップリング等の固定部材111により一体的に結合し
ている。回路基板109上にはコアおよび巻線からなる
ステータコア部106がネジ等の締結手段により固定さ
れ、ステータコア部のコイルを励磁することで、ステー
タコア部と対向するロータマグネット103が、板金ロ
ータ部とフランジ部材102を介して回転軸105を回
転駆動し多面鏡101を一体的に回転させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術において偏向走査装置に流体動圧軸受を用いて
いる場合、 (1)軸受部、ロータ部、ステータコア部、回路基板か
らなる偏向走査装置の回転駆動部に多面鏡を組付ける際
に、バネおよびグリップリング等の固定部材により多面
鏡の上面を押圧し、その力は着座面となるフランジ部を
介して、回転軸の上方より固定スリーブの下面のスラス
ト軸受部を形成するスラスト板に加えられる。そのた
め、回転駆動部への多面鏡の組立作業において、スラス
ト板の破損を招く恐れがある。 (2)軸受部の破損を避けるためには、押圧力の非常に
小さいバネを用いて、直接軸にバネを取付け多面鏡を保
持する方法があるが、落下、振動等の外的要因が加えら
れたときに多面鏡の保持力不足による、フランジ上での
多面鏡のずれが生じる恐れがある。これによって、偏向
走査装置の回転バランスが変動してしまい、画像上に光
ビームの偏向走査ムラが生じるという問題が発生してし
まうので、保持力を落とさず多面鏡を保持するには、回
転駆動部にあらかじめ多面鏡を固定した後、固定スリー
ブ側に組付ける必要があるが、この場合、 多面鏡の取付け作業が、回転駆動部と固定スリーブの
組付け作業前に限定され、回転駆動時の電気的な動作確
認が後になるため、電気的な不良品が組立で発生した場
合、多面鏡の再生作業などを考慮すると効率的なライン
編成ができないという欠点がある。
【0006】また、回転駆動部と多面鏡の取付け作業
が先に行われると、回転軸と固定スリーブの組付け時に
多面鏡を汚したり、傷つける可能性もあり、また作業性
が非常に悪くなってしまうという欠点がある。
【0007】そこで、本発明は、上記従来技術における
課題を解決し、軸受部の破損を防ぎつつ、多面鏡を適切
な力で保持することで、外的要因による偏向走査装置の
回転バランス変動がなく、組立作業が容易で効率的な偏
向走査装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】<クレーム1> (1)流体動圧軸受を用いて多面鏡を回転駆動し、光ビ
ームを偏向走査する偏向走査装置において、多面鏡を回
転駆動部に組み込む際に、回路基板の下方より支持部材
で回転駆動部を受けるための、前記支持部材を案内する
ための穴または切欠きが、前記回路基板に設けられてい
ることを特徴とする偏向走査装置。
【0009】上記構成の流体動圧軸受を用いた偏向走査
装置において、偏向走査装置の駆動部に多面鏡を組付け
る際に、回転駆動部の下面を、回路基板に設けた支持部
材を案内する穴または切欠きを通して下方より支持部材
で受けることで、バネおよびグリップリング等の固定部
材により多面鏡の上面が押圧されるとき、その力が着座
面となるフランジ部を介して、回転軸の上方より固定ス
リーブの下面のスラスト軸受部を形成するスラスト板に
加えられることを防ぐことで、流体動圧軸受のスラスト
軸受形成部の破損を防ぐ。
【0010】また、このように構成し多面鏡を回転駆動
部に組み付けることで、あらかじめ多面鏡を回転駆動部
に固定した後、固定スリーブ側に回転駆動部を取付ける
必要も無いため、多面鏡の組立作業性を損なうことな
く、かつ効率的な組立ラインを編成することが可能とな
る。 (2)クレーム1に記載の偏向走査装置において、回路
基板に設けられている、回転駆動部を支持するための支
持部材を案内する穴、または切欠きが、軸受の回転中心
に対して、略円周上に複数個配置されていることを特徴
とする偏向走査装置。
【0011】上記構成において、回転駆動部を支持する
ための支持部材を案内する穴または、切欠きを軸受の回
転中心に対して略円周上に複数個配置することで、回転
駆動部を回路基板の下方から支持部材により傾けること
なく保持できるので、多面鏡の組付け作業時に、流体動
圧軸受の軸とスリーブのスラスト方向の接触を避けると
同時に、軸外周とスリーブ内周面にラジアル方向の力が
かかり、軸受内部の嵌合面に損傷を及ぼすことを防ぐこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)図1は、実施例
1の構成を示すものであり、本発明の特徴を最もよく表
わす図である。図1の偏向走査装置1は、図4で示され
た従来例の偏向走査装置57に置き換わるもので、同一
部材で機能が同じものについては図4を用い従来例の説
明に準ずる。図1では、本発明における代表的な例とし
て、流体動圧軸受として特にオイル動圧軸受を用いたも
ので説明をする。
【0013】多面鏡11を回転駆動させる偏向走査装置
1は、図1に示すように、オイル動圧軸受の回転軸2
に、真鍮製のフランジ7が圧入等の手段で締結されてお
り、さらにフランジ7にはロータ板金4がカシメ止めら
れている。また、ロータ板金4の内側には、ロータマグ
ネット3が圧入や接着等の手段で固定されている。
【0014】回転軸2はスリーブ9に回転自在に嵌合さ
れており、同時に、回転軸2の下端はスリーブ9の下端
開口部を封止しているスラスト板10に突き当たり、ス
ラスト軸受を構成している。スリーブ9はハウジング1
6に回路基板12とともにカシメまたはネジ止め等の締
結手段を用いて固定されている。
【0015】多面鏡11は真鍮製のフランジ7に押さえ
バネ6、グリップリング5等の締結手段により押圧され
一体的に結合している。回路基板12上にはコアおよび
巻線からなるステータコア部8がネジ等の締結手段によ
り固定され、ステータコア部のコイルを励磁すること
で、ステータコア部と対向するロータマグネット3がロ
ータ板金4、フランジ7を介して回転軸2を回転駆動し
多面鏡11を一体的に回転させる。
【0016】回路基板12には光学箱111へ取付ける
ための、取付け穴14a〜cがあり、さらに支持部材1
7の案内穴13a〜cが回転軸2を中心に略円周上に配
置されている。図2は偏向走査装置1の構成と案内穴1
3、支持部材17を示す図で、ステータ部17にロータ
部18が回転軸2とスリーブ9において図示されていな
い潤滑油を介して嵌合される。ロータ部18のフランジ
7に回転多面鏡11を嵌合させ、押えばね6とグリップ
リング5により締結されるが、このとき支持部材17は
案内穴13を通り、ロータ板金4の下面を支持する。支
持部材17は、多面鏡11の組付け時に、回転軸2の下
端がスラスト板10に上方より力がかからないようロー
タ板金4を下方より支持する構成になっている。
【0017】図1および図2では軸回転型の偏向走査装
置の例で説明したが、スリーブ側が回転駆動するスリー
ブ回転型の流体動圧軸受を用いた偏向走査装置において
も同様な構成が考えられる。また、支持部材を偏向走査
装置の下方から迎え人れる案内穴についても、回路基板
端部から形成される切欠きで構成されていても同様に機
能する。
【0018】上記のように構成することで、多面鏡を組
付ける際に、バネおよびグリップリング等の固定部材に
より多面鏡の上面が押圧され、その力が着座面となるフ
ランジ部を介して、回転軸の上方より固定スリーブの下
面のスラスト軸受部を形成するスラスト板に加えられる
ことが無く、流体動圧軸受のスラスト軸受形成部の破損
を防ぐ。
【0019】また、このように構成し多面鏡を回転駆動
部に組み付けることで、あらかじめ多面鏡を回転駆動部
に固定した後、固定スリーブ側に回転駆動部を取付ける
必要も無いため、多面鏡の組立作業性を損なうことな
く、かつ効率的な組立ラインを編成することが可能とな
る。
【0020】さらに、回転駆動部を支持するための支持
部材を案内する穴または、切欠きを軸受の回転中心に対
して略円周上に複数個配置することで、回転駆動部を回
路基板の下方から支持部材により傾けることなく保持で
きるので、多面鏡の組付け作業時に、流体動圧軸受の軸
とスリーブのスラスト方向の接触を避けると同時に、軸
外周とスリーブ内局面にラジアル方向の力がかかること
も無いため、軸受内部の嵌合面の損傷を防ぐことができ
る。
【0021】以上説明したように本発明によれば、流体
動圧軸受を用いた偏向走査装置において、多面鏡を回転
駆動部に組み込む際に、回路基板の下方より支持部材で
回転駆動部を受けるための、前記支持部材を案内するた
めの穴または切欠きが前記回路基板に設けられているこ
とで、支持部材が回路基板下方より挿入可能となり、回
転駆動部を下方より保持することができる。それによ
り、バネおよびグリップリング等の固定部材により多面
鏡上面を押圧された場合でも、その力がフランジ部を介
して、回転軸の上方より固定スリーブの下面のスラスト
軸受部を形成するスラスト板に加えられることが無く、
流体動圧軸受のスラスト軸受形成部の破損を防ぐ。
【0022】また、このように構成をもって多面鏡を回
転駆動部に組み付けることで、あらかじめ多面鏡を回転
駆動部に固定した後、固定スリーブ側に回転駆動部を取
付ける必要も無いため、多面鏡の組立作業性を損なうこ
となく、かつ効率的なライン編成を可能とする。
【0023】
【発明の効果】また、回路基板に設けられている回転駆
動部を支持するための支持部材を案内する穴、または切
欠きが、軸受の回転中心に対して略円周上に複数個配置
されていることで、多面鏡を回転駆動部へ組付ける時
に、回転駆動部を傾けることなく回路基板の下方から支
持部材により保持できるので、流体動圧軸受の軸とスリ
ーブのスラスト方向の接触を避けると同時に、軸外周と
スリーブ内周面にラジアル方向の力がかかり、軸受内部
の嵌合面を損傷することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す偏向走査装置の
スキャナモータ部の構成断面図。
【図2】 本発明の第1の実施例を示す偏向走査装置の
スキャナモータ部の構成断面図。
【図3】 従来例の偏向走査装置のスキャナモータ部を
説明する構成断面図。
【図4】 従来例の偏向走査装置全体構成を説明する図
面。
【符号の説明】
2 回転軸 3 ロータマグネット 4 ロータ板金 7 フランジ 8 ステータコア部 9 固定スリーブ 10 スラスト板 11 多面鏡 12 回路基板 13 案内穴 17 支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 BA05 BA10 BA83 2H045 AA24 AA33 AA62 5C051 AA02 CA07 DB02 DB04 DB24 DB30 DC01 DC04 DC07 DD01 5C072 AA03 BA05 BA13 HA02 HA13 XA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体動圧軸受を用いて多面鏡を回転駆動
    し、光ビームを偏向走査する偏向走査装置において、前
    記流体動圧軸受の回転駆動部を組み込む際に、回路基板
    の下方より支持部材で前記回転駆動部を受けるための、
    前記支持部材を案内するための穴または切欠きが前記回
    路基板に設けられていることを特徴とする偏向走査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記偏向走査装置において、前記回路基
    板に設けられている前記回転駆動部を支持するための支
    持部材を案内する穴または、切欠きが、前記軸受の回転
    中心に対して、略円周上に複数個配置されていることを
    特徴とする請求項1記載の偏向走査装置。
JP2001149748A 2001-05-18 2001-05-18 偏向走査装置 Pending JP2002341283A (ja)

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