JP2004279859A - 偏向走査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転多面鏡の駆動部のロータに回転多面鏡を組み付ける弾性押圧機構を簡略化する。
【解決手段】回転多面鏡1を回転駆動するロータ5は回転軸3に固着された支持部材4と一体であり、回転多面鏡1は支持部材4上に載置され、弾性部材8によって押圧することでロータ5等と一体化される。弾性部材8は、回転多面鏡1に当接される当接部8bの内側にプッシュナット形状部8aを有し、このプッシュナット形状部8aを回転軸3の表面に食い込ませることで、弾性部材8を回転軸3に直接締結する。
【選択図】 図1
【解決手段】回転多面鏡1を回転駆動するロータ5は回転軸3に固着された支持部材4と一体であり、回転多面鏡1は支持部材4上に載置され、弾性部材8によって押圧することでロータ5等と一体化される。弾性部材8は、回転多面鏡1に当接される当接部8bの内側にプッシュナット形状部8aを有し、このプッシュナット形状部8aを回転軸3の表面に食い込ませることで、弾性部材8を回転軸3に直接締結する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザビームプリンタや複写機、レーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられる偏向走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザビームプリンタやレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられる偏向走査装置は、回転多面鏡によってレーザ光等の光ビームを反射させ、回転多面鏡の高速回転によって偏向走査し、得られた走査光を回転ドラム上の感光体に結像させて静電潜像を形成する。
【0003】
図4は一従来例による偏向走査装置の主要部を示すもので、角柱状の側面に反射面101aを有する回転多面鏡101を回転させる駆動部は、偏向走査装置の光学箱に固定スリーブ102を介して支承された回転軸103と、これと一体である支持部材104に一体的に結合されたヨーク105aおよびロータマグネット105bを有するロータ105と、モータ基板106に固定されたステータコア107aおよびステータコイル107bを有するステータ107を備えている。支持部材104は回転軸103の外周に圧入等の方法で固定された真鍮等の金属部材であり、回転多面鏡101は弾性部材108と固定リング109によって支持部材104に押圧・固定され、回転軸103やロータ105と一体的に回転する。なお、弾性部材108は中心穴108aを回転軸103に嵌合させ、固定リング109等を回転軸103に圧入・固定することで組み付けが行われる(特開平10−268226号公報、特開平10−221634号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の偏向走査装置によれば、前述のように、回転多面鏡101を回転軸103やロータ105と一体化するための弾性押圧機構として、弾性部材108およびこれを回転軸103に固定するための固定リング109が必要であり、部品点数が多くなることからコストアップを招くという傾向があった。また、図3に示すように、金属部材である固定リング109を回転軸103に圧入によって組み付ける工程において、矢印で示すように、回転軸103のスラスト方向へ過大な圧力が掛かり、回転軸103の端面にキズがついたり、固定スリーブ102の下端で回転軸103の軸端を受けるスラスト部材が変形する等の不具合が発生するという未解決の課題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の技術の有する未解決の課題に鑑みてなされたものであり、回転多面鏡をその駆動部に組み付ける工程における様々なトラブルを解消するとともに、組立作業を簡略化し、部品点数および工程数を削減することのできる偏向走査装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の偏向走査装置は、回転自在に支持された回転軸と、前記回転軸に一体的に結合されたロータと、前記ロータと一体である支持部材に支持された回転多面鏡と、前記回転多面鏡を前記支持部材に押圧して固定する弾性部材を有する偏向走査装置において、前記弾性部材が、前記回転多面鏡に当接される当接部と一体的に形成されたプッシュナット形状部を有し、前記プッシュナット形状部を前記回転軸の外周面に食い込ませることによって、前記弾性部材が前記回転軸に直接締結されることを特徴とする。
【0007】
【作用】
回転多面鏡を支持部材に押圧して固定するための弾性部材の中央部にプッシュナット形状部を一体的に設けておき、固定リング等を用いることなく、プッシュナット形状部を回転軸に食い込ませることで、直接弾性部材を回転軸に締結する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0009】
図1は第1の実施の形態による偏向走査装置の主要部を示すもので、これは、図示しない光源から発生されたレーザ光等の光ビームを結像レンズ系に向かって反射する複数の反射面1aを有する角柱状の回転多面鏡1と、図示しない光学箱に固定スリーブ2を介して支承された回転軸3と、回転軸3に固着された支持部材4と、支持部材4から懸下されたヨーク5aおよびロータマグネット5bからなるロータ5と、モータ基板6に立設され、ロータ5とともに回転多面鏡1を回転させるモータを構成するステータ7を有し、ステータ7はステータコア7aおよびステータコイル7bからなる。
【0010】
回転多面鏡1は、支持部材4の図示上面に載置され、後述するプッシュナット形状部8aを有する弾性部材8によって支持部材4に押圧され、支持部材4を介して回転軸3およびロータ5と一体的に結合される。
【0011】
モータ基板6上の駆動回路から供給された駆動電流によってステータコイル7bが励磁されると、ロータ5が回転多面鏡1とともに回転し、回転多面鏡1に照射された光ビームが主走査方向に偏向走査される。
【0012】
次に、回転多面鏡1を支持部材4に弾力的に押圧して固定する弾性部材8について詳しく説明する。
【0013】
弾性部材8は、図1の(b)に示すように円板の打ち抜きと曲げによって一体的に製作されるもので、回転軸3の外周面に弾力的に食い込んで固定されるプッシュナット形状部8aと、回転多面鏡1の図示上面に当接される放射状の当接部8bを備えている。
【0014】
プッシュナット形状部8aは、回転軸3の軸径より小径の中心穴と放射状のスリットを備えたいわゆるバネナット構造を有し、プッシュナット形状部8aを押して上向きに開き、回転軸3の上端から弾性部材8を嵌挿し、弾性部材8の外周縁の当接部8bを回転多面鏡1の上面に押圧した状態で、プッシュナット形状部8aを回転軸3の外周面に弾力的に食い込ませて係止させる。このようにして、回転軸3に弾性部材8を直接締結する。
【0015】
本実施の形態によれば、回転多面鏡をその駆動部に組み付けるための弾性押圧手段としてプッシュナット形状部を備えた弾性部材のみを用いるものであるため、複数の部品を必要とする従来例に比べて装置の部品点数が少なくてすみ、また、プッシュナット形状部を有する弾性部材を回転軸に軸方向に嵌挿するだけの一工程で組付作業を完了できるため、組立工程数の削減にも貢献できる。
【0016】
そして、プッシュナット形状部を弾力的に開いて弾性部材を回転軸に嵌挿し、回転軸の外周面に食い込ませて直接締結する構成であるため、弾性部材を固定するために固定リングを用いる従来例のように、固定リングの圧入時に発生する回転軸の損傷等のトラブルを効果的に回避できる。
【0017】
図2は第2の実施の形態を示すもので、これは、回転軸13に固定溝13aを設けて、この固定溝13aに弾性部材8のプッシュナット形状部8aを係止させることで、回転軸13と弾性部材8との間の抜け強度を強化したものである。
【0018】
このようにしてプッシュナット形状部8aによる締結力を安定化することで、偏向走査装置の高速化や高性能化に容易に適応することができる。なお、回転多面鏡1、固定スリーブ2、支持部材4、ロータ5、モータ基板6、ステータ7、弾性部材8については第1の実施の形態と同様であるから同一符号で表わし説明は省略した。
【0019】
本発明の実施態様は以下の通りである。
【0020】
本発明の偏向走査装置は、回転自在に支持された回転軸と、前記回転軸に一体的に結合されたロータと、前記ロータと一体である支持部材に支持された回転多面鏡と、前記回転多面鏡を前記支持部材に押圧して固定する弾性部材を有する偏向走査装置において、前記弾性部材が、前記回転多面鏡に当接される当接部と一体的に形成されたプッシュナット形状部を有し、前記プッシュナット形状部を前記回転軸の外周面に食い込ませることによって、前記弾性部材が前記回転軸に直接締結されることを特徴とする。
【0021】
上記偏向走査装置において、前記回転軸に固定溝を設けておき、前記固定溝に前記弾性部材のプッシュナット形状部を係止させるとよい。
【0022】
【発明の効果】
本発明は上述のとおり構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0023】
回転自在に支持された回転軸に一体的に固定されたロータと、該ロータと一体である支持部材に回転多面鏡を弾性部材によって押圧して結合させる偏向走査装置において、前記弾性部材にプッシュナット形状部を設け、回転軸に弾性部材を直接締結して回転多面鏡を支持部材に押圧する構成であるため、組み立て時に回転軸のスラスト方向へ過大な圧力が掛かるのを回避できる。加えて、回転多面鏡の駆動部の部品点数および組立工程数を削減することで、偏向走査装置の低価格化に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による偏向走査装置の主要部を示すもので、(a)はその模式断面図、(b)は弾性部材のみを示す平面図である。
【図2】第2の実施の形態を示す模式断面図である。
【図3】従来例による偏向走査装置における固定リングの組み付け時のトラブルを説明する図である。
【図4】従来例による偏向走査装置の主要部を示すもので、(a)はその模式断面図、(b)は弾性部材のみを示す平面図である。
【符号の説明】
1 回転多面鏡
2 固定スリーブ
3、13 回転軸
4 支持部材
5 ロータ
6 モータ基板
7 ステータ
8 弾性部材
8a プッシュナット形状部
8b 当接部
13a 固定溝
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザビームプリンタや複写機、レーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられる偏向走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザビームプリンタやレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられる偏向走査装置は、回転多面鏡によってレーザ光等の光ビームを反射させ、回転多面鏡の高速回転によって偏向走査し、得られた走査光を回転ドラム上の感光体に結像させて静電潜像を形成する。
【0003】
図4は一従来例による偏向走査装置の主要部を示すもので、角柱状の側面に反射面101aを有する回転多面鏡101を回転させる駆動部は、偏向走査装置の光学箱に固定スリーブ102を介して支承された回転軸103と、これと一体である支持部材104に一体的に結合されたヨーク105aおよびロータマグネット105bを有するロータ105と、モータ基板106に固定されたステータコア107aおよびステータコイル107bを有するステータ107を備えている。支持部材104は回転軸103の外周に圧入等の方法で固定された真鍮等の金属部材であり、回転多面鏡101は弾性部材108と固定リング109によって支持部材104に押圧・固定され、回転軸103やロータ105と一体的に回転する。なお、弾性部材108は中心穴108aを回転軸103に嵌合させ、固定リング109等を回転軸103に圧入・固定することで組み付けが行われる(特開平10−268226号公報、特開平10−221634号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の偏向走査装置によれば、前述のように、回転多面鏡101を回転軸103やロータ105と一体化するための弾性押圧機構として、弾性部材108およびこれを回転軸103に固定するための固定リング109が必要であり、部品点数が多くなることからコストアップを招くという傾向があった。また、図3に示すように、金属部材である固定リング109を回転軸103に圧入によって組み付ける工程において、矢印で示すように、回転軸103のスラスト方向へ過大な圧力が掛かり、回転軸103の端面にキズがついたり、固定スリーブ102の下端で回転軸103の軸端を受けるスラスト部材が変形する等の不具合が発生するという未解決の課題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の技術の有する未解決の課題に鑑みてなされたものであり、回転多面鏡をその駆動部に組み付ける工程における様々なトラブルを解消するとともに、組立作業を簡略化し、部品点数および工程数を削減することのできる偏向走査装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の偏向走査装置は、回転自在に支持された回転軸と、前記回転軸に一体的に結合されたロータと、前記ロータと一体である支持部材に支持された回転多面鏡と、前記回転多面鏡を前記支持部材に押圧して固定する弾性部材を有する偏向走査装置において、前記弾性部材が、前記回転多面鏡に当接される当接部と一体的に形成されたプッシュナット形状部を有し、前記プッシュナット形状部を前記回転軸の外周面に食い込ませることによって、前記弾性部材が前記回転軸に直接締結されることを特徴とする。
【0007】
【作用】
回転多面鏡を支持部材に押圧して固定するための弾性部材の中央部にプッシュナット形状部を一体的に設けておき、固定リング等を用いることなく、プッシュナット形状部を回転軸に食い込ませることで、直接弾性部材を回転軸に締結する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0009】
図1は第1の実施の形態による偏向走査装置の主要部を示すもので、これは、図示しない光源から発生されたレーザ光等の光ビームを結像レンズ系に向かって反射する複数の反射面1aを有する角柱状の回転多面鏡1と、図示しない光学箱に固定スリーブ2を介して支承された回転軸3と、回転軸3に固着された支持部材4と、支持部材4から懸下されたヨーク5aおよびロータマグネット5bからなるロータ5と、モータ基板6に立設され、ロータ5とともに回転多面鏡1を回転させるモータを構成するステータ7を有し、ステータ7はステータコア7aおよびステータコイル7bからなる。
【0010】
回転多面鏡1は、支持部材4の図示上面に載置され、後述するプッシュナット形状部8aを有する弾性部材8によって支持部材4に押圧され、支持部材4を介して回転軸3およびロータ5と一体的に結合される。
【0011】
モータ基板6上の駆動回路から供給された駆動電流によってステータコイル7bが励磁されると、ロータ5が回転多面鏡1とともに回転し、回転多面鏡1に照射された光ビームが主走査方向に偏向走査される。
【0012】
次に、回転多面鏡1を支持部材4に弾力的に押圧して固定する弾性部材8について詳しく説明する。
【0013】
弾性部材8は、図1の(b)に示すように円板の打ち抜きと曲げによって一体的に製作されるもので、回転軸3の外周面に弾力的に食い込んで固定されるプッシュナット形状部8aと、回転多面鏡1の図示上面に当接される放射状の当接部8bを備えている。
【0014】
プッシュナット形状部8aは、回転軸3の軸径より小径の中心穴と放射状のスリットを備えたいわゆるバネナット構造を有し、プッシュナット形状部8aを押して上向きに開き、回転軸3の上端から弾性部材8を嵌挿し、弾性部材8の外周縁の当接部8bを回転多面鏡1の上面に押圧した状態で、プッシュナット形状部8aを回転軸3の外周面に弾力的に食い込ませて係止させる。このようにして、回転軸3に弾性部材8を直接締結する。
【0015】
本実施の形態によれば、回転多面鏡をその駆動部に組み付けるための弾性押圧手段としてプッシュナット形状部を備えた弾性部材のみを用いるものであるため、複数の部品を必要とする従来例に比べて装置の部品点数が少なくてすみ、また、プッシュナット形状部を有する弾性部材を回転軸に軸方向に嵌挿するだけの一工程で組付作業を完了できるため、組立工程数の削減にも貢献できる。
【0016】
そして、プッシュナット形状部を弾力的に開いて弾性部材を回転軸に嵌挿し、回転軸の外周面に食い込ませて直接締結する構成であるため、弾性部材を固定するために固定リングを用いる従来例のように、固定リングの圧入時に発生する回転軸の損傷等のトラブルを効果的に回避できる。
【0017】
図2は第2の実施の形態を示すもので、これは、回転軸13に固定溝13aを設けて、この固定溝13aに弾性部材8のプッシュナット形状部8aを係止させることで、回転軸13と弾性部材8との間の抜け強度を強化したものである。
【0018】
このようにしてプッシュナット形状部8aによる締結力を安定化することで、偏向走査装置の高速化や高性能化に容易に適応することができる。なお、回転多面鏡1、固定スリーブ2、支持部材4、ロータ5、モータ基板6、ステータ7、弾性部材8については第1の実施の形態と同様であるから同一符号で表わし説明は省略した。
【0019】
本発明の実施態様は以下の通りである。
【0020】
本発明の偏向走査装置は、回転自在に支持された回転軸と、前記回転軸に一体的に結合されたロータと、前記ロータと一体である支持部材に支持された回転多面鏡と、前記回転多面鏡を前記支持部材に押圧して固定する弾性部材を有する偏向走査装置において、前記弾性部材が、前記回転多面鏡に当接される当接部と一体的に形成されたプッシュナット形状部を有し、前記プッシュナット形状部を前記回転軸の外周面に食い込ませることによって、前記弾性部材が前記回転軸に直接締結されることを特徴とする。
【0021】
上記偏向走査装置において、前記回転軸に固定溝を設けておき、前記固定溝に前記弾性部材のプッシュナット形状部を係止させるとよい。
【0022】
【発明の効果】
本発明は上述のとおり構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0023】
回転自在に支持された回転軸に一体的に固定されたロータと、該ロータと一体である支持部材に回転多面鏡を弾性部材によって押圧して結合させる偏向走査装置において、前記弾性部材にプッシュナット形状部を設け、回転軸に弾性部材を直接締結して回転多面鏡を支持部材に押圧する構成であるため、組み立て時に回転軸のスラスト方向へ過大な圧力が掛かるのを回避できる。加えて、回転多面鏡の駆動部の部品点数および組立工程数を削減することで、偏向走査装置の低価格化に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による偏向走査装置の主要部を示すもので、(a)はその模式断面図、(b)は弾性部材のみを示す平面図である。
【図2】第2の実施の形態を示す模式断面図である。
【図3】従来例による偏向走査装置における固定リングの組み付け時のトラブルを説明する図である。
【図4】従来例による偏向走査装置の主要部を示すもので、(a)はその模式断面図、(b)は弾性部材のみを示す平面図である。
【符号の説明】
1 回転多面鏡
2 固定スリーブ
3、13 回転軸
4 支持部材
5 ロータ
6 モータ基板
7 ステータ
8 弾性部材
8a プッシュナット形状部
8b 当接部
13a 固定溝
Claims (1)
- 回転自在に支持された回転軸と、前記回転軸に一体的に結合されたロータと、前記ロータと一体である支持部材に支持された回転多面鏡と、前記回転多面鏡を前記支持部材に押圧して固定する弾性部材を有する偏向走査装置において、
前記弾性部材が、前記回転多面鏡に当接される当接部と一体的に形成されたプッシュナット形状部を有し、前記プッシュナット形状部を前記回転軸の外周面に食い込ませることによって、前記弾性部材が前記回転軸に直接締結されることを特徴とする偏向走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003072937A JP2004279859A (ja) | 2003-03-18 | 2003-03-18 | 偏向走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003072937A JP2004279859A (ja) | 2003-03-18 | 2003-03-18 | 偏向走査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004279859A true JP2004279859A (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=33288948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003072937A Pending JP2004279859A (ja) | 2003-03-18 | 2003-03-18 | 偏向走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004279859A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010017744A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Obara Corp | 中空モ―タ用アンギュラベアリングの抑え構造 |
KR100978657B1 (ko) * | 2008-06-10 | 2010-08-30 | 삼성전기주식회사 | 스캐닝 모터 |
KR20160064111A (ko) * | 2013-10-01 | 2016-06-07 | 리텐스 오토모티브 파트너쉽 | 제어식 댐핑부를 갖는 디커플러 |
-
2003
- 2003-03-18 JP JP2003072937A patent/JP2004279859A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100978657B1 (ko) * | 2008-06-10 | 2010-08-30 | 삼성전기주식회사 | 스캐닝 모터 |
JP2010017744A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Obara Corp | 中空モ―タ用アンギュラベアリングの抑え構造 |
KR20160064111A (ko) * | 2013-10-01 | 2016-06-07 | 리텐스 오토모티브 파트너쉽 | 제어식 댐핑부를 갖는 디커플러 |
KR102258318B1 (ko) * | 2013-10-01 | 2021-06-01 | 리텐스 오토모티브 파트너쉽 | 제어식 댐핑부를 갖는 디커플러 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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