JP2002287073A - 偏向走査装置 - Google Patents

偏向走査装置

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JP2002287073A
JP2002287073A JP2001092382A JP2001092382A JP2002287073A JP 2002287073 A JP2002287073 A JP 2002287073A JP 2001092382 A JP2001092382 A JP 2001092382A JP 2001092382 A JP2001092382 A JP 2001092382A JP 2002287073 A JP2002287073 A JP 2002287073A
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JP
Japan
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polygon mirror
support member
scanning device
deflection scanning
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001092382A
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English (en)
Inventor
Shoichi Takizawa
正一 滝沢
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Canon Inc
Canon Precision Inc
Original Assignee
Canon Inc
Canon Precision Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転多面鏡を支持部材に対して固定するため
に必要な押圧力を得ることができるとともに、部品点数
を削減してコストダウンを図ることができる偏向走査装
置を提供すること。 【構成】 回転自在に支持された回転軸1に一体的に固
定されたロータ(永久磁石9、ヨーク10)と、該ロー
タに一体化された支持部材2に嵌合支持された回転多面
鏡3を波形座金(弾性部材)4と固定部材8によって前
記支持部材2に押圧して成る偏向走査装置において、前
記固定部材8と前記回転軸1を圧入固定により締結して
両部材1,8間に介設された前記波形座金4で前記回転
多面鏡3を前記支持部材2に押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービームプ
リンタや複写機、レーザーファクシミリ等の画像形成装
置に用いられる偏向走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の偏向走査装置の断面図であ
り、図示の偏向走査装置においては、回転軸1の外周に
真鍮等の金属で構成された支持部材2が圧入等により取
り付け固定されており、この支持部材2には回転多面鏡
3が波形座金等の弾性部材4と固定部材8によって押圧
され、該支持部材2はグリップリング6によって回転軸
1の固定溝7に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
偏向走査装置によれば、グリップリング6が組み付けら
れる際に該グリップリング6を図7に示すように固定溝
7の位置を一度オーバーストロークしてから戻す方法で
固定する必要があり、その結果、波形座金4が必要以上
に押し潰されてへたってしまい、回転多面鏡3を支持部
材2に固定するために必要な押圧力が得られなくという
問題が発生していた。
【0004】又、従来の偏向走査装置においては、回転
軸1にグリップリング6を固定するための固定溝7を設
ける必要があり、部品点数も多くなることから、結果的
にコストアップを招くという問題があった。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、回転多面鏡を支持部材に対し
て固定するために必要な押圧力を得ることができるとと
もに、部品点数を削減してコストダウンを図ることがで
きる偏向走査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、回転自在に支持された回転軸に一体的に
固定されたロータと、該ロータに一体化された支持部材
に嵌合支持された回転多面鏡を弾性部材と固定部材によ
って前記支持部材に押圧して成る偏向走査装置におい
て、前記固定部材と前記回転軸を圧入固定により締結し
て両部材間に介設された前記弾性部材で前記回転多面鏡
を前記支持部材に押圧したことを特徴とする。
【0007】従って、本発明によれば、弾性部材をオー
バーストロークがない状態で組み付けることができ、該
弾性部材を必要以上に潰してこれをへたらせることがな
いため、回転多面鏡を支持部材に対して固定するために
必要な押圧力を得ることができる。又、従来必要であっ
たグリップリングとこれを組み付けるための固定溝が不
要となるため、部品点数を削減して偏向走査装置のコス
トダウンを図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0009】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る偏向走査装置の断面図であり、同図におい
て、1は回転軸であって、この回転軸1は永久磁石9と
ヨーク10から成るロータ及び支持部材2と一体化され
ており、固定スリーブ11に回転自在に嵌合保持されて
いる。
【0010】又、前記支持部材2の上部外周には回転多
面鎮3が嵌合支持され、この回転多面鏡3と固定部材8
との間に波形座金4が介設されている。
【0011】ここで、図2に示すように、固定部材8を
冶工具等によって軸方向に規定の位置まで波形座金4を
押し潰した状態で固定すれば、回転多面鏡3が固定部材
8と支持部材2との間に介設された波形座金4によって
押庄固定される。
【0012】以上のように構成することによって波形座
金4をオーバーストロークがない状態で組み付けること
ができ、波形座金4を必要以上に潰してこれをへたらせ
ることがないため、回転多面鏡3を支持部材2に対して
固定するために必要な押圧力を得ることができる。そし
て、従来のグリップリングを用いて固定した場合と比べ
て、グリップリングが必要なくなり、又、グリップリン
グを組み付けるための固定溝も必要がないために偏向走
査装置のコストダウンを実現することができる。
【0013】図3に波形座金4の特性として往路と復路
における押圧力と設定ばね高さとの関係を示すが、本発
明に係る図2に示す固定方法によれば、同一の設定ばね
高さbにおいて図7に示した従来の固定方法で得られる
押圧力よりも大きな押圧力が得られることが分かる。
【0014】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態を図4及び図5に基づいて説明する。尚、図4は本実
施の形態に係る偏向走査装置の断面図であり、本図にお
いては図1に示したと同一要素には同一符号を付してお
り、以下、それらについての説明は省略する。
【0015】図4に示す偏向走査装置においては、固定
部材12に波形座金4よりも径方向に突出した部分13
を設けている。この結果、図5に示すように、一度組み
付けた固定部材12を取り外し治具20を用いて再び分
解することができ、この場合、回転多面鏡2等の部品に
は傷等による損傷を与えることなく分解することができ
るため、これらの部品を再利用することが可能である。
【0016】尚、以上の実施の形態においては、回転多
面鏡を押圧する弾性部材として波形座金を用いたが、そ
の種類は任意であり、他の弾性部材を用いても同様の効
果が得られる。
【0017】又、以上の実施形態においては、偏向走査
装置のラジアル方向の軸受として固定スリーブと回転軸
の間に介在するオイルによって動圧を発生し、ラジアル
方向を支持するオイル動圧軸受を用いたが、軸受の種類
は任意であり、例えば玉軸受や空気動圧軸受を用いても
同様の効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、回転自在に支持された回転軸に一体的に固定さ
れたロータと、該ロータに一体化された支持部材に嵌合
支持された回転多面鏡を弾性部材と固定部材によって前
記支持部材に押圧して成る偏向走査装置において、前記
固定部材と前記回転軸を圧入固定により締結して両部材
間に介設された前記弾性部材で前記回転多面鏡を前記支
持部材に押圧したため、回転多面鏡を支持部材に対して
固定するために必要な押圧力を得ることができるととも
に、部品点数を削減して偏向走査装置のコストダウンを
図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る偏向走査装置の断
面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る偏向走査装置にお
ける回転多面鏡の固定方法を示す断面図である。
【図3】波形座金の特性図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る偏向走査装置の断
面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る偏向走査装置にお
ける回転多面鏡の固定方法を示す断面図である。
【図6】従来の偏向走査装置の断面図である。
【図7】従来の偏向走査装置における回転多面鏡の固定
方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 支持部材 3 回転多面鏡 4 波形座金(弾性部材) 8,12 固定部材 9 永久磁石(ロータ) 10 ヨーク(ロータ) 11 固定スリーブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に支持された回転軸に一体的に
    固定されたロータと、該ロータに一体化された支持部材
    に嵌合支持された回転多面鏡を弾性部材と固定部材によ
    って前記支持部材に押圧して成る偏向走査装置におい
    て、 前記固定部材と前記回転軸を圧入固定により締結して両
    部材間に介設された前記弾性部材で前記回転多面鏡を前
    記支持部材に押圧したことを特徴とする偏向走査装置。
JP2001092382A 2001-03-28 2001-03-28 偏向走査装置 Pending JP2002287073A (ja)

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JP2002287073A true JP2002287073A (ja) 2002-10-03

Family

ID=18946850

Family Applications (1)

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JP2001092382A Pending JP2002287073A (ja) 2001-03-28 2001-03-28 偏向走査装置

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060208

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080115