JP2002339375A - 基礎施工方法 - Google Patents

基礎施工方法

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JP2002339375A
JP2002339375A JP2001149711A JP2001149711A JP2002339375A JP 2002339375 A JP2002339375 A JP 2002339375A JP 2001149711 A JP2001149711 A JP 2001149711A JP 2001149711 A JP2001149711 A JP 2001149711A JP 2002339375 A JP2002339375 A JP 2002339375A
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Japan
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concrete
self
foundation
damming
leveling material
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JP2001149711A
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English (en)
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Masuo Goto
真寿雄 後藤
Shinji Udagawa
慎司 宇田川
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基礎天端のレベル出しをスムーズに行い、ま
た、レベル精度を確実に出すことによって容易に基礎天
端を平らに均すことのできる基礎施工方法を提供するこ
と。 【解決手段】 基礎型枠1にコンクリート2を打設し、
打設したコンクリート天端4から所定の高さとなるよう
に基礎天端高さを設定する。次いで、コンクリート天端
4に複数のせき止め用板15を所定間隔で設置し、隣り
合うせき止め用板15,15で区画されたせき止め区画
16にセルフレベリング材9をコンクリート天端4から
基礎天端高さまで打設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の基礎を施工
する基礎施工方法に関するものである。
【0002】
【背景の技術】建物のコンクリート製基礎を施工する場
合は、基礎型枠内にコンクリートを流し込んだ後に、所
定の基礎天端レベルまで流動性の高いセルフレベリング
材を打設し、平坦な基礎天端を形成する工法が広く知ら
れている。ここで、基礎天端のレベル出しを行い、平坦
な基礎天端とする基礎の施工方法として、例えば、特開
平9−60000号公報に記載されている方法が挙げら
れる。この技術では基礎型枠にコンクリートを打設し、
その後、基礎天端のレベル出し治具を使用して基礎天端
のレベル出しを行い、セルフレベリング材を打設してい
る。前記基礎天端のレベル出し治具は、基礎型枠の上端
に架け渡すように固定される架橋板と、この架橋板に垂
直に保持されて、上部に水糸が係止される係止部が設け
られ、回転することによって保持位置が変化する基準棒
体とから構成された第1の治具と、前記基礎型枠の上端
に固定される支持板と、この支持板に垂直に保持され
て、回転することによって保持位置が変化する標示棒体
とから構成された第2の治具とを備えている。この第2
の治具の標示棒体の中途部は、くびれてレベル標示部が
形成されている。そして、基礎型枠にコンクリートを打
設し、第1の治具を2つ1組とし所定の距離をおいて配
置し取り付ける。その後、それぞれの第1の治具の基準
棒体を回転させることによってレベル調整を行い、これ
ら第1の治具の係止部に水糸を張設する。そして、基礎
型枠に前記第2の治具を一組の第1の治具の間に設置
し、第2の治具のレベル標示部が、水糸の高さと一致す
るように第2の治具の標示棒体の高さを調整する。この
ようにして第1の治具および第2の治具の配置を完了さ
せたのち、打設されたコンクリート上にセルフレベリン
グ材をそれぞれの治具の先端部分まで流し込むことによ
って、基礎天端を平らに均している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記特開平
9−60000号公報記載の施工方法では、基礎型枠に
コンクリートを打設し、前記基礎天端のレベル出し治具
を基礎型枠に取り付けて、この治具によって調整された
所定の高さまでセルフレベリング材を流し込んでいる。
しかし、このセルフレベリング材は、コンクリートが打
設された後に基礎型枠の全周に亘って一機に流し込んで
いるので、その高さの微調整が難しく、基礎天端のレベ
ル精度を確実に出すことが困難であった。また、前記第
1の治具と第2の治具とをそれぞれ基礎型枠に取り付け
る際に、架橋板や支持板を固定具を用いてネジで固定す
ることによって、随時取り付けているので、これらの取
付作業も面倒であり、施工期間を短縮することができな
かった。さらに、基礎型枠に第1の治具を取り付けて、
この第1の治具をコンクリート天端から所定の高さとな
るように調整し、第1の治具の係止部に水糸を張設した
うえで、さらに第2の治具を取り付けて第1の治具に張
設された水糸と等しい高さとなるように、この第2の治
具の高さも調整しているが、水糸の取り扱いはある程度
の熟練が必要であり、また作業中に張設した水糸に引っ
かかったり、水糸がコンクリートの水分を吸収して弛ん
だりするので、治具の高さ調整に手間がかかり、基礎天
端のレベル出しをスムーズに行うことができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、基礎天端
のレベル出しをスムーズに行い、また、レベル精度を確
実に出すことによって、容易に基礎天端を平らに均すこ
とのできる基礎施工方法を提供することを課題としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、例えば、図3(a),(b)、図6
(a),(b)に示すように、建物の基礎20を施工する基礎
施工方法であって、基礎型枠1にコンクリート2を打設
し、打設したコンクリート天端4から所定の高さとなる
ように基礎天端高さを設定し、次いで、前記コンクリー
ト天端4に複数のせき止め用板15を所定間隔で設置
し、隣り合うせき止め用板15,15で区画されたせき
止め区画16に、セルフレベリング材9を前記コンクリ
ート天端4から前記基礎天端高さまで打設することを特
徴とする。
【0005】請求項1の発明によれば、打設したコンク
リート天端4から所定の高さとなるように基礎天端高さ
を設定し、次いで、前記コンクリート天端4にせき止め
用板15を設置し、隣り合うせき止め用板15,15で
区画されたせき止め区画16に、セルフレベリング材9
を前記コンクリート天端4から前記基礎天端高さまで打
設するので、つまり、セルフレベリング材9を基礎型枠
1に一機に流し込まずに、せき止め区画16ごとに打設
することによって、従来と異なり、狭いせき止め区画1
6内でセルフレベリング材9を容易に微調整して打設す
ることができる。したがって、基礎天端のレベル精度を
容易かつ確実に出すことができる。
【0006】前記基礎天端高さを設定する方法として
は、例えば、基礎型枠1やせき止め用板15に、コンク
リート天端4から所定の高さでマーキングを行うことに
よって基礎天端高さを設定しても良いし、コンクリート
天端4に天端釘5を複数所定間隔で、かつ天端釘5の上
端がコンクリート天端4より突出するようにして埋め込
むとともに、これら天端釘5の上端が同高さとなるよう
にレベル調整することによって天端釘5の上端を基礎天
端高さに設定しても良い。
【0007】請求項2の発明は、例えば、図3(a),
(b)、図6(a),(b)に示すように、請求項1記載の基礎施
工方法において、前記打設したコンクリート天端4に天
端釘5を複数所定間隔で埋め込み、これら天端釘5の上
端が基礎天端高さとなるようにレベル調整し、次いで、
前記コンクリート天端4に複数のせき止め用板15を所
定間隔で、かつ隣り合うせき止め用板15,15で区画
されたせき止め区画16に少なくとも1以上の天端釘5
が位置するようにして設置し、前記せき止め区画16
に、セルフレベリング材9を前記コンクリート天端4か
ら前記天端釘5の上端まで打設することを特徴とする。
【0008】請求項2の発明によれば、打設したコンク
リート天端4に天端釘5を埋め込むとともに、天端釘5
の上端が同高さとなるようにレベル調整し、前記コンク
リート天端4にせき止め用板15を設置し、隣り合うせ
き止め用板15,15で区画されたせき止め区画16
に、セルフレベリング材9を前記コンクリート天端4か
ら前記天端釘5の上端まで打設するので、つまり、セル
フレベリング材9を基礎型枠1に一機に流し込まずに、
せき止め区画16ごとに打設することによって、従来と
異なり、狭いせき止め区画16内でセルフレベリング材
9を容易に微調整して打設することができる。したがっ
て、基礎天端のレベル精度を容易かつ確実に出すことが
できる。
【0009】また、従来のように治具を基礎型枠に取り
付ける際にネジや固定具を使うことなく、本発明では、
打設したコンクリート天端4に天端釘5を複数所定間隔
でかつ天端釘5の上端がコンクリート天端4より突出す
るようにして埋め込むことによって設置するので、この
作業が容易となる。さらに、従来では治具の高さを調整
するために水糸を張設していたので、作業中に水糸に引
っかかったり、水糸が弛むことがあったが、本発明で
は、天端釘5を埋め込み該天端釘5の上端までセルフレ
ベリング材9を打設するので、従来のように作業に手間
がかかることなく基礎天端のレベル出しをスムーズに行
うことができる。
【0010】前記せき止め区画16に打設されるセルフ
レベリング材9を、他のせき止め区画16に漏れないよ
うに確実にせき止めるには、例えば、せき止め用板15
の下端部とコンクリート天端4との間にスポンジ等を挟
み込んでおくと良い。
【0011】請求項3の発明は、例えば、図7(a),(b)
に示すように、請求項1または2記載の基礎施工方法に
おいて、前記せき止め区画16に前記セルフレベリング
材9を打設し、このせき止め区画16と隣接するせき止
め区画16に前記セルフレベリング材9を打設した後
に、一方のせき止め区画16と他方のせき止め区画16
との間にあるせき止め用板15を取り外し、このせき止
め用板15が取り外されたつなぎ部分17をせき止め区
画16に打設されたセルフレベリング材9によって、平
らに均すことを特徴とする。
【0012】請求項3の発明によれば、一方のせき止め
区画16と他方のせき止め区画16との間にあるせき止
め用板15を取り外し、このせき止め用板15が取り外
されたつなぎ部分17をせき止め区画16に打設された
セルフレベリング材9によって平らに均すので、前記一
方のせき止め区画16と前記他方のせき止め区画16と
つながり部分17とが平らになる。また、隣接するせき
止め区画16のつなぎ部分17を平らにした後に、前記
せき止め区画16と隣接する次のせき止め区画16にセ
ルフレベリング材9を打設し、さらにそのつなぎ部分1
7を平らにし、この作業を繰り返し行うことによって、
順次、せき止め区画16およびつなぎ部分17にセルフ
レベリング材9が打設されて、基礎型枠1全周に亘って
セルフレベリング材9が打設される。したがって、スム
ーズに効率良く基礎天端のレベル出しを行うことができ
る。
【0013】前記つなぎ部分17を、打設されたセルフ
レベリング材9によって平らに均すには、例えば、トン
ボ18(図7(a)参照)を使用してセルフレベリング材
9を平らに均すことができる。
【0014】請求項4の発明は、例えば、図3(a),(b)
に示すように、請求項2または3記載の基礎施工方法に
おいて、前記天端釘5は、前記コンクリート2に埋め込
まれる釘部6と、該釘部6の上端部に螺合された高さ調
整部材7とを備えており、前記高さ調整部材7を回転さ
せることによって、天端釘5の上端の高さを調整するこ
とを特徴とする。
【0015】請求項4の発明によれば、前記天端釘5
は、前記釘部6と前記高さ調整部材7とを備えているの
で、前記釘部6までコンクリート2に埋め込むことによ
って、従来と異なり、固定具やネジ等を使用することな
く、容易に天端釘5を設置することができる。また、前
記高さ調整部材7を回転させることによって天端釘5の
上端の高さを調整するので、調整された天端釘5の上端
までセルフレベリング材9を打設することによって、簡
単に打設されるセルフレベリング材9の高さを一定とす
ることができ、基礎天端のレベル出しが容易となる。
【0016】請求項5の発明は、例えば、図4、図6
(a),(b)に示すように、請求項1〜4のいずれかに記載
の基礎施工方法において、前記打設したコンクリート天
端4に前記天端釘5を埋め込んだ後に、前記コンクリー
ト天端4に引っ掻き傷12を形成し、このコンクリート
天端4に前記セルフレベリング材9を打設することを特
徴とする。
【0017】請求項5の発明によれば、前記コンクリー
ト天端4に引っ掻き傷12を形成し、このコンクリート
天端4に前記セルフレベリング材9を打設するので、こ
のセルフレベリング材9が引っ掻き傷12内に食い込む
ことによってコンクリート天端4にセルフレベリング材
9を確実に付着することができる。
【0018】前記引っ掻き傷12を形成するには、例え
ば、刷毛11を使用して前記コンクリート天端4を擦る
ことによって形成する(図4参照)。
【0019】請求項6の発明は、例えば、図4に示すよ
うに、請求項1〜5のいずれかに記載の基礎施工方法に
おいて、前記コンクリート天端4に前記セルフレベリン
グ材9を打設する前に、前記コンクリート天端4にプラ
イマーを塗布することを特徴とする。
【0020】請求項6の発明によれば、前記コンクリー
ト天端4に前記セルフレベリング材9を打設する前に、
前記コンクリート天端4にプライマーを塗布するので、
請求項4に比して、より一層コンクリート天端4とセル
フレベリング材9との付着を高めることができる。
【0021】前記プライマーは下地用塗布剤であって、
例えば、アクリル系エマルジョンの3倍希釈液等が挙げ
られる。
【0022】請求項7の発明は、例えば、図8に示すよ
うに、請求項1〜6のいずれかに記載の基礎施工方法に
おいて、前記コンクリート天端4に前記セルフレベリン
グ材9を打設した後、前記基礎型枠1にビニールシート
19をかぶせて前記セルフレベリング材9を養生させる
ことを特徴とする。
【0023】請求項7の発明によれば、前記コンクリー
ト天端4に前記セルフレベリング材9を打設した後、前
記基礎型枠1にビニールシート19をかぶせて前記セル
フレベリング材9を養生させるので、前記ビニールシー
ト19をかぶせることによって、降雨、凍結や急激な乾
燥を防ぐことができ、よってセルフレベリング材9のひ
び割れや硬化不良を防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図17は、本発明の実施の
形態の基礎施工方法を示す作業工程図である。建物の基
礎を施工する基礎施工方法について説明する。まず、図
1(a),(b)に示すように、構築すべき基礎20の周囲を
囲う鋼製の基礎型枠1を組み立てる。そして、基礎型枠
1に気泡が入らないようにバイブレーター(図示しな
い)を使用しながらコンクリート2を打設し、コンクリ
ート2を締め固める。
【0025】コンクリート2打設後、スペーディング処
理を行う。つまり、バイブレーターによって基礎型枠1
の表面に浮き出た大きな気泡をスペーディング治具3に
よって微粒子に拡散する。このスペーディング治具3
は、基礎型枠1の内面に沿って該基礎型枠1面に対して
均一に押し当てるようにして移動させ、地盤上に露出す
る部分を攪拌させて使用する。そして、このようにして
打設したコンクリート2を養生させた後、打設されたコ
ンクリート天端4のブリーディングが引いたら、図2
(a),(b)に示すようにコンクリート天端4に天端釘5を
複数埋め込む。
【0026】前記天端釘5は、図3(a),(b)に示すよう
に、コンクリート2に埋め込まれる釘部6と、該釘部6
の上端部に螺合される高さ調整部材7とを備えており、
この高さ調整部材7を回転させることによって、天端釘
5の上端の高さが調整できるようになっている。前記高
さ調整部材7は亜鉛メッキ製のビスである。そして、こ
の天端釘5の高さ調整部材7がコンクリート天端4より
突出し、かつ、釘部6のツバ6aが見えなくなるよう
に、コンクリート天端4に対して垂直に50cm〜1m
間隔で複数埋め込む。(図2(a),図3(a)参照)
【0027】次に、コンクリート天端4に埋め込まれた
天端釘5の高さ調整部材7を、水平器付き天端釘専用調
整ドライバー8を回転させながら、高さ調整部材7がコ
ンクリート天端4から5〜10mm突出するようにレベ
ル調整を行う。レベル調整を行う際には、調整ドライバ
ー8の水平器を確認しながら行う。(図2(b),図3(b)
参照) ここで、高さ調整部材7をコンクリート天端4から5〜
10mm突出するように調整するのは、5mm未満とし
た場合は、打設するセルフレベリング材9の量が少ない
ので、セルフレベリング材9を打設しても基礎天端を平
らに均すことができず、また、10mm以上とした場合
は、打設するセルフレベリング材9の材料の性質上、精
度が出しづらくなってしまうためである。このようにし
て天端釘5を基礎型枠1の全周に亘って設置する。
【0028】次に、前記コンクリート天端4にセルフレ
ベリング材9を打設する。なお、コンクリート2を打設
してからセルフレベリング材9を打設するまでの時間
は、夏季で1〜2時間、冬季で2〜3時間とする。ま
た、コンクリート天端4にセルフレベリング材9を打設
する前に、コンクリート天端4のブリーディングが引い
ていない場合は、刷毛等で水分やゴミを吸い取ってお
く。また、コンクリート2打設後、コンクリート天端4
が乾燥してしまっている場合は、このコンクリート2に
水を十分湿らせておく。まず、図4に示すように、硬化
したコンクリート2と打設するセルフレベリング材9と
の付着力を高めるために、コンクリート天端4に刷毛1
1等を使用して引っ掻き傷12を形成し、さらに、この
コンクリート天端4にプライマーを塗布する。
【0029】一方、図5に示すように、混練用容器13
に水を入れ、電動ハンドミキサー14で撹拌しながら徐
々にセルフレベリング材9を入れママコ等の固まりがな
くなるまで十分混練し、流すタイミングに合わせてセル
フレベリング材9を準備しておく。
【0030】そして、図6(a),(b)に示すように、コン
クリート天端4に複数のせき止め用板15を1m間隔
で、かつ、隣り合うせき止め用板15,15で区画され
たせき止め区画16に少なくとも1以上の天端釘5が位
置するようにして設置する。この際に、せき止め用板1
6の下端部とコンクリート天端4との間にスポンジ(図
示しない)を挟み込んで設置しておく。
【0031】せき止め用板15を設置したら、区画され
たせき止め区画16にセルフレベリング材9を打設し、
このせき止め区画16と隣接するせき止め区画16にセ
ルフレベリング材9を打設する。つまり、それぞれのせ
き止め区画16において、コンクリート天端4から天端
釘5の高さ調整部材7の上端まで、セルフレベリング材
9を5〜10mm打設する。
【0032】このようにして、隣接する2箇所のせき止
め区画16,16にセルフレベリング材9を打設した
ら、図7(a),(b)に示すように、セルフレベリング材9
が硬化する前に、一方のせき止め区画16と他方のせき
止め区画16との間にあるせき止め用板15を取り外
し、このせき止め用板15が取り外されたつなぎ部分1
7をトンボ18を使用して、両せき止め区画16,16
に打設されたセルフレベリング材9によって平らに均
す。隣接するせき止め区画16のつなぎ部分17を平ら
に均した後に、このせき止め区画16と隣接する次のせ
き止め区画16にセルフレベリング材9を打設し、さら
にそのつなぎ部分17を平らに均し、この作業を順次繰
り返すことによってコンクリート天端4の全周に亘って
セルフレベリング材9を打設する。
【0033】コンクリート天端4にセルフレベリング材
9を打設した後、図8に示すように、コンクリート2お
よびセルフレベリング材9が打設された基礎型枠1にビ
ニールシート19をかぶせてセルフレベリング材9を養
生させる。セルフレベリング材9の脱型までの養生期間
は、コンクリート2養生期間と同様とする。
【0034】前記セルフレベリング材9を養生した後、
基礎型枠1を取り外す。ここで、図9に示すように、脱
型された基礎20の表面20aには、基礎型枠1と基礎
型枠1との継ぎ目による段差部分21が形成されている
ので、例えば、スクレーパー22を使用してこの段差部
分21を削る。
【0035】その後、上述したスペーディング処理が行
えなかった箇所や不十分だった箇所等に形成されて基礎
20の表面20aにあらわれたピンホール21aの補修を
行う。つまり、このピンホール21aに霧吹き23等で
水を拭きかけ(図10(a)参照)、ピンホール21aに擦
りこまれる補修用モルタル粉体24をなじみやすい状態
にしておく。そして、このピンホール21aに補修用の
モルタル粉体24を擦り込むことによって、ピンホール
21aをモルタル24で埋めて表面20aを平滑にする
(図10(b)参照)。このモルタル粉体24を基礎20
の表面20aに擦り込むには、ピンホール補修治具25
を使用する。
【0036】このピンホール補修治具25は、図11
(a),(b)に示すように、内部にモルタル粉体24が充填
されているモルタル充填部26と、このモルタル充填部
26に設けられて、基礎20の表面20aに当接する当
接部27とを備えている。この当接部27の下面にはス
ポンジ28が設けられている。
【0037】前記モルタル充填部26は円筒状で、この
筒内にモルタル粉体24が充填されており、このモルタ
ル充填部26を手で持つようになっている。前記当接部
27は、平面視矩形状の板状部材であって、中央部に円
形状の穴が形成されている。そして、この穴内に前記モ
ルタル充填部26が嵌合されており、当接部27に対し
て突出し、かつ、傾斜して取り付けられている。そし
て、モルタル充填部26に充填されているモルタル粉体
24を、スポンジ28に付着させて、このスポンジ28
を基礎20の表面20aに弧を描くようにして擦り付け
ることによって、基礎20表面20aのピンホール21a
内にモルタル粉体24を埋め込む。
【0038】なお、この作業で補修しきれないピンホー
ル21aがある場合は、補修用のモルタル粉体24を別
容器に取り、水を多少加えて溶いたものをゴム刷毛また
はコテなどでピンホール21aを埋めると良い。次い
で、基礎20の表面20aに残った余分な補修用のモル
タル粉体24をサンドペーパーまたはウエスで仕上げ
る。
【0039】このように基礎20の表面20aの下地処
理をした後に、図12に示すように、基礎20の表面2
0aに乾燥収縮低減剤29を塗布する。すなわち、無色
透明の低級アルコールである乾燥収縮低減剤29をロー
ラー30で基礎20の表面20aに対して均等に2回塗
布する。このように乾燥収縮低減剤29を塗布すること
によって、基礎20内の水分が表面から蒸発するのを防
止し、乾燥を防ぐことができる。その後、図13に示す
ように、強化ポリエチレンシートの基礎養生シート31
によって基礎20を覆って基礎20の表面20aを汚さ
ないようにしておく。
【0040】上述したようにして施工された基礎20上
に建物躯体32を設置する。すなわち、このように建物
躯体32を設置する際には、基礎20の表面20aは平
らな状態とされているので、基礎20の表面20aの見
栄えが良い。建物躯体32を設置した後に、前記基礎養
生シート31を取り外して、図14に示すように、基礎
20の下端部回りの余分な土33を掘削してよける。
【0041】そして、再び基礎型枠1と基礎型枠1との
継ぎ目に形成された段差部分21を上述したように基礎
立ち上がり面に沿ってスクレーパー22で丁寧に削り、
この基礎立ち上がり面に付着した泥はね等の汚れをウエ
スやブラシで落とす(図示しない)。その後、図15に
示すように、スクレーパー22によって削られた基礎2
0の表面20aの段差部分21の凹部を下地調整材34
で埋めることによって調整し、この凹部を目立たなくす
る。前記下地調整材34は、硬いペースト状の充填材で
ある。
【0042】次いで、図16に示すように、基礎20の
水切上部20bに、後述する仕上げ用塗料36を塗布し
た際に養生するためにガムテープ35を貼る。その後、
図17に示すように、基礎20の表面20aに仕上げ用
塗料36を上下方向にローラー37で2回塗布する。前
記仕上げ材36は、着色したモルタルまたは骨材に大理
石の砕細石を用いたモルタル等であって、塗布する前に
ままこが残らないように攪拌機によって十分に混練して
おく。
【0043】このようにして仕上げ用塗料36を塗布し
た後、水切上部20bに貼り付けられたガムテープ35
を剥がし、さらに仕上げ前に掘り返した土33を基礎2
0下端部に埋め戻す。この際に、仕上げた表面20aを
土で汚さないようにする。
【0044】本発明の実施の形態によれば、打設したコ
ンクリート天端4に天端釘5を埋め込むとともに、天端
釘5の高さ調整部材7の上端が同高さとなるようにレベ
ル調整し、前記コンクリート天端4にせき止め用板15
を設置し、せき止め区画16に、セルフレベリング材9
を天端釘5の高さ調整部材7の上端まで打設するので、
つまり、セルフレベリング材9を基礎型枠1に一機に流
し込まずに、狭いせき止め区画16内で、セルフレベリ
ング材9を容易に微調整して打設することができる。し
たがって、基礎天端のレベル精度を容易かつ確実に出す
ことができる。
【0045】また、打設したコンクリート天端4に、天
端釘5を複数所定間隔でかつ天端釘5の上端がコンクリ
ート天端4より突出するようにして埋め込むことによっ
て設置するので、この作業が容易となる。さらに、従来
では治具の高さを調整するために水糸を張設していたの
で、作業中に水糸に引っかかったり弛むことがあった
が、本発明では、天端釘5を埋め込み該天端釘5の上端
までセルフレベリング材9を打設するので、基礎天端の
レベル出しをスムーズに行うことができる。
【0046】前記せき止め用板15の下端部とコンクリ
ート天端4との間にスポンジが挟み込まれているので、
せき止め区画16に打設されるセルフレベリング材9を
他のせき止め区画16に漏れないように確実にせき止め
ることができる。
【0047】一方のせき止め区画16と他方のせき止め
区画16との間にあるせき止め用板15を取り外し、こ
のせき止め用板15が取り外されたつなぎ部分17をせ
き止め区画16に打設されたセルフレベリング材9によ
って平らに均すので、両方のせき止め区画16,16と
つながり部分17とが平らになる。また、このような作
業を繰り返し行うことによって、順次、せき止め区画1
6およびつなぎ部分17にセルフレベリング材9が打設
されて、基礎型枠1全周に亘ってセルフレベリング材9
が打設される。したがって、スムーズに効率良く基礎天
端のレベル出しを行うことができる。
【0048】前記天端釘5は、釘部6と高さ調整部材7
とを備えているので、釘部6までコンクリート2に埋め
込むことによって、容易に天端釘5を設置することがで
きる。また、高さ調整部材7を回転させることによって
天端釘5の上端の高さを調整するので、調整された天端
釘5の上端までセルフレベリング材9を打設することに
よって、簡単に打設されるセルフレベリング材9の高さ
を一定とすることができ、基礎天端のレベル出しが容易
となる。
【0049】前記コンクリート天端4に引っ掻き傷12
を形成し、さらに、このコンクリート天端4にプライマ
ーを塗布し、セルフレベリング材9を打設するので、セ
ルフレベリング材9が引っ掻き傷12内に食い込み、さ
らに、プライマーが塗布されることによってコンクリー
ト天端4にセルフレベリング材9をより確実に付着する
ことができる。
【0050】前記コンクリート天端4にセルフレベリン
グ材9を打設した後、基礎型枠1にビニールシート19
をかぶせてセルフレベリング材9を養生させるので、降
雨、凍結や急激な乾燥を防ぐことができ、よってセルフ
レベリング材9のひび割れや硬化不良を防止できる。
【0051】なお、本発明の実施の形態では、せき止め
用板15は隣合うせき止め用板15,15で区画された
せき止め区画16に1つの天端釘5が位置するようにし
て設置されていたが、せき止め区画16に少なくとも1
つの天端釘5が位置していれば良く、2つ以上の天端釘
5が位置するように設置しておくと、打設するセルフレ
ベリング材9の高さを調整し易く、よって、基礎天端の
レベル精度を確実に出すことができるとともに、基礎天
端のレベル出しをスムーズに行うことができる。
【0052】また、本発明の実施の形態では、基礎天端
高さを設定する方法として、コンクリート天端4に天端
釘5を埋め込み、この天端釘5の上端を基礎天端高さと
していたが、例えば、基礎型枠1やせき止め用板15
に、コンクリート天端4から所定の高さでマーキングを
行い、このマーキングされた位置を基礎天端高さとして
も良い。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、前記せき止め
区画ごとにセルフレベリング材を前記コンクリート天端
から前記基礎天端高さまで打設するので、セルフレベリ
ング材を容易に微調整して打設することができ、よっ
て、基礎天端のレベル精度を容易かつ確実に出すことが
できる。
【0054】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を得ることができるのは勿論のこと、せき止め区
画ごとにセルフレベリング材を前記コンクリート天端か
ら前記天端釘の上端まで打設するので、セルフレベリン
グ材を容易に微調整して打設することができ、よって、
基礎天端のレベル精度を容易かつ確実に出すことができ
る。また、前記天端釘は前記コンクリート天端に埋め込
むことによって設置するので、この作業が容易となる。
さらに、前記天端釘を埋め込み、該天端釘の上端までセ
ルフレベリング材を打設するので、基礎天端のレベル出
しをスムーズに行うことができる。
【0055】請求項3の発明によれば、請求項1または
2と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、一
方のせき止め区画と他方のせき止め区画との間にあるせ
き止め用板を取り外し、このせき止め用板が取り外され
たつなぎ部分をせき止め区画に打設されたセルフレベリ
ング材によって平らに均すので、両方のせき止め区画と
つながり部分とが平らになる。また、この作業を繰り返
し行うことによって、基礎型枠全周に亘ってセルフレベ
リング材が打設され、スムーズに効率良く基礎天端のレ
ベル出しを行うことができる。
【0056】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、前記天端釘の釘部をコンクリート天端に埋め込むこ
とによって容易に天端釘を設置することができ、さら
に、コンクリート天端から天端釘の上端までセルフレベ
リング材を打設することによって、簡単に打設されるセ
ルフレベリング材の高さを一定とすることができ、基礎
天端のレベル出しが容易となる。
【0057】請求項5の発明によれば、請求項1〜4の
いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、前記コンクリート天端に引っ掻き傷を形成し、この
コンクリート天端に前記セルフレベリング材を打設する
ので、コンクリート天端にセルフレベリング材を確実に
付着することができる。
【0058】請求項6の発明によれば、請求項1〜5の
いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、前記コンクリート天端に前記セルフレベリング材を
打設する前に、前記コンクリート天端にプライマーを塗
布するので、請求項4に比して、より一層コンクリート
天端とセルフレベリング材との付着を高めることができ
る。
【0059】請求項7の発明によれば、請求項1〜6の
いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、前記基礎型枠にビニールシートをかぶせて前記セル
フレベリング材を養生させるので、降雨、凍結や急激な
乾燥を防ぐことができ、よってセルフレベリング材のひ
び割れや硬化不良を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すためのもので、(a)
はスペーディング処理を示す斜視図、(b)はスペーディ
ング処理を示す側断面図である。
【図2】同、(a)はコンクリート天端に天端釘を設置す
る作業を示す斜視図、(b)は天端釘を調整する作業を示
す斜視図である。
【図3】同、(a)はコンクリートに天端釘が設置されて
いる状態を示す側断面図、(b)は天端釘が調整されてい
る状態を示す側断面図である。
【図4】同、コンクリート天端に引っかき傷を形成する
作業を示す斜視図である。
【図5】同、セルフレベリング材の準備作業を示す斜視
図である。
【図6】同、(a)はせき止め区画にセルフレベリング材
を打設する作業を示す斜視図、(b)はせき止め区画にセ
ルフレベリング材が打設されている状態を示す側断面図
である。
【図7】同、(a)はつなぎ部分を平らに均す作業を示す
斜視図、(b)はつなぎ部分が平らに均されている状態を
示す側断面図である。
【図8】同、ビニールシートをかぶせる作業を示す斜視
図である。
【図9】同、基礎の表面の段差部分を削る作業を示す斜
視図である。
【図10】同、(a)および(b)はピンホールの補修作業を
示す斜視図である。
【図11】同、(a)はピンホール補修治具の側断面図、
(b)はピンホール補修治具の下面図である。
【図12】同、基礎の表面に乾燥収縮低減剤を塗布する
作業を示す斜視図である。
【図13】同、基礎の表面に基礎養生シートをかぶせる
作業を示す斜視図である。
【図14】同、基礎下端部の土を掘削する作業を示す斜
視図である。
【図15】同、基礎の表面に下地調整材を塗布する作業
を示す斜視図である。
【図16】同、基礎水切上部にガムテープを貼る作業を
示す斜視図である。
【図17】同、基礎の表面に仕上げ用塗料を塗布する作
業を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基礎型枠 2 コンクリート 4 コンクリート天端 5 天端釘 6 釘部 7 高さ調整部材 9 セルフレベリング材 12 引っかき傷 15 せき止め用板 16 せき止め区画 17 つなぎ部分 19 ビニールシート 20 基礎

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の基礎を施工する基礎施工方法であ
    って、 基礎型枠にコンクリートを打設し、打設したコンクリー
    ト天端から所定の高さとなるように基礎天端高さを設定
    し、 次いで、前記コンクリート天端に複数のせき止め用板を
    所定間隔で設置し、 隣り合うせき止め用板で区画されたせき止め区画に、セ
    ルフレベリング材を前記コンクリート天端から前記基礎
    天端高さまで打設することを特徴とする基礎施工方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基礎施工方法において、 前記打設したコンクリート天端に天端釘を複数所定間隔
    で埋め込み、これら天端釘の上端が基礎天端高さとなる
    ようにレベル調整し、 次いで、前記コンクリート天端に複数のせき止め用板を
    所定間隔で、かつ隣り合うせき止め用板で区画されたせ
    き止め区画に少なくとも1以上の天端釘が位置するよう
    にして設置し、 前記せき止め区画に、セルフレベリング材を前記コンク
    リート天端から前記天端釘の上端まで打設することを特
    徴とする基礎施工方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の基礎施工方法に
    おいて、 前記せき止め区画に前記セルフレベリング材を打設し、
    このせき止め区画と隣接するせき止め区画に前記セルフ
    レベリング材を打設した後に、一方のせき止め区画と他
    方のせき止め区画との間にあるせき止め用板を取り外
    し、 このせき止め用板が取り外されたつなぎ部分をせき止め
    区画に打設されたセルフレベリング材によって、平らに
    均すことを特徴とする基礎施工方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の基礎施工方法に
    おいて、 前記天端釘は、前記コンクリートに埋め込まれる釘部
    と、該釘部の上端部に螺合された高さ調整部材とを備え
    ており、 前記高さ調整部材を回転させることによって、天端釘の
    上端の高さを調整することを特徴とする基礎施工方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の基礎施
    工方法において、 前記打設したコンクリート天端に前記天端釘を埋め込ん
    だ後に、前記コンクリート天端に引っ掻き傷を形成し、 このコンクリート天端に前記セルフレベリング材を打設
    することを特徴とする基礎施工方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の基礎施
    工方法において、 前記コンクリート天端に前記セルフレベリング材を打設
    する前に、前記コンクリート天端にプライマーを塗布す
    ることを特徴とする基礎施工方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の基礎施
    工方法において、 前記コンクリート天端に前記セルフレベリング材を打設
    した後、前記基礎型枠にビニールシートをかぶせて前記
    セルフレベリング材を養生させることを特徴とする基礎
    施工方法。
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