JP2002339179A - 低伸度糸 - Google Patents
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Abstract
漁網や延縄などの水産資源、ロープ等として有用な伸度
の低い糸条を提供することを目的とする。 【解決手段】 延伸された超高分子量ポリエチレンフィ
ラメントを構成フィラメントとして含み、伸度が3%以
下であることを特徴とする糸条。
Description
詳しくは、延伸された超高分子量ポリエチレンフィラメ
ントを含み、伸度が約3%程度以下である糸条に関す
る。
は、伸度が約4%程度、強度が約30〜35g/d程度
と、低伸度かつ高強力であり、例えば、釣糸、漁網や延
縄などの水産資材、各種ロープ、ミシン糸、防護衣料、
スポーツ衣料、幕材またはゴルフネットなど各種分野で
使用されている。しかし、それぞれの分野において近年
種々の進歩が見られ、上記のような超高分子量ポリエチ
レンフィラメントを用いた製品に対しても、より一層の
高性能化が求められている。かかる高性能化の一つとし
て、低伸度化が挙げられる。例えば、釣糸に関しては、
伸度が小さいほど魚信をより的確にとられることがで
き、それは直接釣果に反映するため、釣りの漁法が高度
化するにつれてより低伸度の糸条が求められるようにな
ってきている。
以下の低伸度糸条およびその製造方法を提供することを
目的とする。
達成せんものと、多種類のフィラメントについて鋭意検
討を重ねた結果、従来公知の市販の超高分子量ポリエチ
レンフィラメントを選択した場合、これを再延伸するこ
とにより再延伸する前より伸度がさらに低い糸条を得る
ことができるという知見を得た。ここで、再延伸とは延
伸処理を経て製造されたフィラメントに、再び延伸処理
を施すことをいう。すなわち、従来公知の市販の超高分
子量ポリエチレンフィラメントの伸度は上記のように約
4%であった。しかし、下記する条件でかかる超高分子
量ポリエチレンフィラメントを再延伸すると、再延伸す
る前のフィラメントに比し伸度がさらに低くなり、約3
%以下の伸度を示した。また、かかる再延伸された超高
分子量ポリエチレンフィラメントは、伸度だけでなく結
節強度も向上するという思いがけない知見を得た。本発
明者は、さらに検討を重ね、本発明を完成した。
超高分子量ポリエチレンフィラメントを構成フィラメン
トとして含み、伸度が3%以下であることを特徴とする
糸条、(2) さらに、他の延伸されたフィラメントを
構成フィラメントとして含むことを特徴とする前記
(1)に記載の糸条、(3) 他の延伸されたフィラメ
ントが高クリープ性フィラメントであることを特徴とす
る前記(2)に記載の糸条、(4) 他の延伸されたフ
ィラメントに金属粒子が含有されていることを特徴とす
る前記(2)または(3)のいずれかに記載の糸条、
(5) さらに、金属線を構成フィラメントとして含む
ことを特徴とする前記(1)〜(4)に記載の糸条、に
関する。
トが、熱接着性樹脂により融着されていることを特徴と
する前記(1)〜(5)に記載の糸条、(7) 熱接着
性樹脂が、ポリオレフィン共重合体、ポリエステル共重
合体またはポリアミド共重合体であることを特徴とする
前記(6)に記載の糸条、(8) 熱接着性樹脂の融点
が50〜160℃である前記(6)または(7)のいず
れかに記載の糸条、(9) 合成樹脂で被覆されている
ことを特徴とする前記(1)〜(8)に記載の糸条に関
する。
リエチレンフィラメント、さらに所望により、金属粒子
が含有されていてもよい延伸可能なフィラメントまたは
/および金属線を個別に延伸し、ついで、延伸された前
記フィラメントまたは/および金属線を複合することを
特徴とする前記(1)〜(8)に記載の糸条の製造方
法、(11) 超高分子量ポリエチレン未延伸フィラメ
ント、さらに所望により、金属粒子が含有されていても
よい未延伸フィラメントまたは/および金属線を個別に
延伸し、ついで、該延伸された前記フィラメントまたは
/および金属線を複合することを特徴とする前記(1)
〜(8)に記載の糸条の製造方法、(12) 前記(1
0)または(11)に記載の製造方法により得られる糸
条の周りを合成樹脂で被覆することを特徴とする前記
(9)に記載の糸条の製造方法、に関する。
リエチレンフィラメント、さらに所望により、金属粒子
が含有されていてもよい延伸可能なフィラメントまたは
/および金属線を複合し、所望により該複合糸を合成樹
脂で被覆し、該所望により合成樹脂で被覆された複合糸
を延伸することを特徴とする前記(1)〜(9)に記載
の糸条の製造方法、(14) 超高分子量ポリエチレン
未延伸フィラメント、さらに所望により金属粒子が含有
されていてもよい未延伸フィラメントまたは/および金
属線を複合し、所望により該複合糸を合成樹脂で被覆
し、該所望により合成樹脂で被覆された複合糸を延伸す
ることを特徴とする前記(1)〜(9)に記載の糸条の
製造方法、(15) 複合と延伸を同時に行うことを特
徴とする前記(13)または(14)に記載の糸条の製
造方法、に関する。
に記載の糸条を製造するための超高分子量ポリエチレン
未延伸フィラメントの使用、(17) 超高分子量ポリ
エチレン未延伸フィラメント、さらに金属粒子が含有さ
れていてもよい未延伸フィラメントまたは/および金属
線を構成フィラメントとして含み、所望により合成樹脂
で被覆されていることを特徴とする前記(2)〜(9)
に記載の糸条を製造するための原料糸条、(18) 釣
糸である前記(1)〜(9)のいずれかに記載の糸条、
に関する。
超高分子量ポリエチレンフィラメントを構成フィラメン
トとして含み、かつ伸度が約3%程度以下、好ましくは
約2.7%程度以下、より好ましくは約2.5%程度以
下、さらに好ましくは約2%程度以下であることが特長
である。なお、伸度は公知の測定機、例えば、万能試験
機 オートグラフAG−100kNI(商品名 島津製
作所製)を用いて容易に測定することができる。
本の延伸された超高分子量ポリエチレンフィラメントか
らなる糸条が挙げられる。かかる態様の糸条は、複数本
の超高分子量ポリエチレンフィラメントを複合し、つい
で該複合糸を延伸することにより製造することができ
る。また、かかる態様の糸条は、超高分子量ポリエチレ
ンフィラメントを延伸し、ついで該延伸された超高分子
量ポリエチレンフィラメントを複数本複合することによ
り製造することもできる。ここで、複合とは、複数本の
フィラメントが互いにばらばらにならないように一体化
させることを言う。以下も同様である。複合には公知の
手段を用いてよく、例えば複数本のフィラメントを撚り
合わせたり、製紐したり、後述する熱接着性樹脂で融着
させたりすることなどが挙げられる。また、上記製造方
法において延伸する際の延伸倍率は、約1.01〜5程
度、好ましくは約1.01〜3程度、より好ましくは約
2.2〜3程度である。
量ポリエチレンフィラメントの代わりに、超高分子量ポ
リエチレン未延伸フィラメントを用いて、上記と同様に
して製造することもできる。但し、延伸する際の延伸倍
率が、約1.01〜15程度、好ましくは約2〜10程
度、より好ましくは約4〜8程度である点において上記
製造方法とは異なる。
ィラメントとは、最大延伸倍率で延伸されていない超高
分子量ポリエチレンフィラメントをいう。最大延伸倍率
とは、フィラメントの製造工程におけるフィラメントの
破断が製造上問題ならない程度の延伸倍率をいう。すな
わち、紡糸工程中の延伸倍率が増大するにつれて、フィ
ラメントの引張り強さおよび剛性が増大する。しかし、
延伸倍率が増大するにつれて、製造工程中のフィラメン
トの破断がますます頻繁に生じるため、延伸倍率は非制
限に増大できない。どの程度の延伸倍率であれば、延伸
工程を中断しなければならない破断が発生し、その発生
頻度が許容できる程度であるかということは、実験的に
容易に決定することができる。この延伸倍率を最大延伸
倍率という。
ィラメントを構成する超高分子量ポリエチレンとして
は、分子量が20万程度以上、好ましくは60万程度以
上のものが好適に用いられる。かかる超高分子量ポリエ
チレンは、ホモポリマーであってもよいし、炭素数3〜
10程度の低級α−オレフィン類、例えばプロピレン、
ブテン、ペンテン、へキセン等との共重合体であっても
よい。該エチレンとα−オレフィンとの共重合体として
は、後者の割合が炭素数1000個当たり平均0.1〜
20個程度、好ましくは平均0.5〜10個程度である
共重合体を用いるのが好ましく、かかる共重合体は高強
度などの優れた機械的性質を示す。
造方法は、例えば特開昭55−5228、特開昭55−
107506などに開示されており、これら自体公知の
方法を用いてよい。また、超高分子量ポリエチレンフィ
ラメントとして、ダイニーマ(商品名 東洋紡株式会社
製)やスペクトラ(商品名 アライドシグナル社製)等
の市販品を用いてもよい。
伸された超高分子量ポリエチレンフィラメントと他の延
伸されたフィラメントとを含む糸条が挙げられる。ここ
で、「他の延伸されたフィラメント」とは、延伸された
超高分子量ポリエチレンフィラメントを含まない概念で
ある。かかる態様の糸条は、超高分子量ポリエチレンフ
ィラメントと、延伸可能なフィラメントとを複合し、つ
いで該複合糸を延伸することにより製造することができ
る。また、かかる態様の糸条は、超高分子量ポリエチレ
ンフィラメントと、他の延伸可能なフィラメントとを個
別に延伸し、ついで該延伸されたフィラメントを複合す
ることにより製造することもできる。ここで、「延伸可
能なフィラメント」は、超高分子量ポリエチレンフィラ
メントを含まない概念である。
ントと延伸可能なフィラメントとを複合させるには、自
体公知の手段を用いてよく、例えば2種のフィラメント
を撚り合わせたり、製紐したり、後述する熱接着性樹脂
で融着させたりすることなどが挙げられる。また、いず
れかのフィラメントを芯糸とし、他方のフィラメントを
芯糸の周りに製紐させたり、芯糸の周りを囲むように配
置して融着させたりしてもよい。また、上記製造方法に
おいて延伸する際の延伸倍率は、約1.01〜5程度、
好ましくは約1.01〜3程度、より好ましくは約2.
2〜3程度である。
量ポリエチレンフィラメントの代わりに超高分子量ポリ
エチレン未延伸フィラメントを用い、延伸可能なフィラ
メントの代わりに未延伸フィラメントを用いて、上記と
同様にして製造することもできる。但し、延伸する際の
延伸倍率が、約1.01〜15程度、好ましくは約2〜
10程度、より好ましくは約4〜8程度である点におい
て上記製造方法とは異なる。ここで、「未延伸フィラメ
ント」は、超高分子量ポリエチレン未延伸フィラメント
を含まない概念である。
ける「他の延伸されたフィラメント」とは、延伸可能な
フィラメントを約1.01〜5程度、好ましくは約1.
01〜3程度、より好ましくは約2.2〜3程度の延伸
倍率で延伸させたフィラメント、または未延伸フィラメ
ントを約1.01〜15程度、好ましくは約2〜10程
度、より好ましくは約4〜8程度の延伸倍率で延伸させ
たフィラメントのことである。
の製造工程において延伸処理が行われ得るフィラメント
であって、延伸工程において最大延伸倍率で延伸されて
いるフィラメントのことである。一方、未延伸フィラメ
ントとは、その製造工程において延伸処理が行われ得る
フィラメントであって、延伸工程において最大延伸倍率
に満たない延伸倍率で延伸されているか、または全く延
伸処理されていないフィラメントのことである。
われ得るフィラメント」としては、具体的に、例えば、
ポリオレフィン系、ポリアミド系、ポリエステル系、フ
ッ素系、ポリアクリロニトリル系、ポリビニルアルコー
ル系、ポリアセタール系などの合成樹脂からなるフィラ
メントが挙げられる。
しては、例えば、ポリエチレンまたはポリプロピレン等
が挙げられ、中でも、重合平均分子量が約400,00
0以上のものが好ましい。上記ポリエチレンまたはポリ
プロピレンは、ホモポリマーであってもよいし、コポリ
マーであってもよい。コポリマーとして具体的には、エ
チレンと共重合できる1以上のアルケン類を少量、好ま
しくは約5重量%程度以下の割合で含有し、100炭素
原子当り1〜10個程度、好ましくは2〜6個程度のメ
チル基またはエチル基を有する共重合体が挙げられる。
上記エチレンと共重合できるアルケン類としては、例え
ば、プロペン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、オクテン
または4−メチルペンテン等が挙げられる。また、コポ
リマーとしては、エチレン酢酸ビニル共重合体(EV
A)なども挙げられる。
ロン6、ナイロン66、ナイロン12、ナイロン6,1
0などの脂肪族ポリアミドもしくはその共重合体、また
は芳香族ジアミンとジカルボン酸により形成される半芳
香族ポリアミドもしくはその共重合体などが挙げられ
る。
レフタル酸、イソフタル酸、ナフタリン2,6ジカルボ
ン酸、フタル酸、α,β−(4−カルボキシフェニル)
エタン、4,4’−ジカルボキシフェニルもしくは5−
ナトリウムスルホイソフタル酸などの芳香族ジカルボン
酸、アジピン酸もしくはセバシン酸などの脂肪族ジカル
ボン酸またはこれらのエステル類と、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
ポリエチレングリコールまたはテトラメチレングリコー
ルなどのジオール化合物とから重縮合されるポリエステ
ルもしくはその共重合体などが挙げられる。
化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリモノ
クロロトリフルオロエチレンもしくはポリヘキサフルオ
ロプロピレンまたはその共重合体などが挙げられる。
クリロニトリルと、他のポリマーとのコポリマーである
ポリアクリロニトリル系樹脂が挙げられる。上記他のポ
リマーとしては、例えばメタクリレート、アクリレート
または酢酸ビニル等が挙げられ、該他のポリマーは約5
重量%程度以下の割合で含有されていることが好まし
い。
ニルアルコールと、他のポリマーとのコポリマーである
ポリビニルアルコール系樹脂が挙げられる。上記他のポ
リマーとしては、例えば酢酸ビニル、エテンまたは他の
アルケン類等が挙げられ、該他のポリマーは約5重量%
程度以下の割合で含有されていることが好ましい。
他の延伸されたフィラメントが高クリープ性フィラメン
トであることが好ましい。また、他の延伸されたフィラ
メントは、上述のように延伸可能なフィラメントまたは
未延伸フィラメントを延伸させたフィラメントであるこ
とから、延伸可能なフィラメントまたは未延伸フィラメ
ントも高クリープ性フィラメントであることが好まし
い。
後、その形状を保ちつづけるようなフィラメントをい
う。より具体的には、フィラメントを構成する繊維の破
断強度の半分の荷重を100時間加えつづけ、その後か
かる荷重を取り除いたときの永久伸びが、約1%以上、
好ましくは約5%以上、より好ましくは約10%以上で
あるフィラメントが高クリープ性フィラメントとして好
適である。なお、上記永久伸びは、伸度を公知の測定
機、具体的には、万能試験機 オートグラフAG−10
0kNI(商品名 島津製作所製)を用いて測定するこ
とができる。
体的には、例えば、ポリアセタール系フィラメントなど
が挙げられる。上記ポリアセタール系フィラメントは、
例えばポリオキシメチレンなどアセタール結合を主鎖に
有するポリアセタール系樹脂を溶融紡糸するなど自体公
知の方法で製造できる。ポリアセタール系フィラメント
は、引張強度が約4g/d程度以上、伸度が約20%程
度以下の物性を有するものが好ましい。なお、引張強度
および破断伸度は、公知の測定機、例えば万能試験機
オートグラフAG−100kNI(商品名 島津製作所
製)を用いて容易に測定することができる。
ラメントには、金属粒子が含有されていてもよい。ま
た、他の延伸されたフィラメントは、上述のように延伸
可能なフィラメントまたは未延伸フィラメントを延伸さ
せたフィラメントであることから、延伸可能なフィラメ
ントまたは未延伸フィラメントに金属粒子が含有されて
いてもよい。このように金属粒子を含有させることによ
り、フィラメントを構成する素材が有する固有の比重に
関係なく、任意の比重を有するフィラメント、特に比重
の大きいフィラメントを製造できるという利点がある。
ば、鉄、銅、亜鉛、錫、ニッケル、タングステン等を単
独で又は混合もしくは合金としたものが挙げられる。中
でも糸条に重さを与えやすく、従って、強度の低下を極
力抑えて、比重を高くする効果が少量の添加により現れ
るタングステンが好ましい。
あるとを問わず本願発明に適用することができる。その
平均粒径は約20μm程度以下、好ましくは約10μm
以下が好適である。金属粒子の粒径が大きすぎると、混
合後の全体的均一性が乏しくなるので上記範囲が好まし
い。更にその添加量は、熱可塑性樹脂100重量部に対
して約1〜90重量部程度、好ましくは約5〜70重量
部程度添加するのがよい。
は、延伸された超高分子量ポリエチレンフィラメントと
金属線とを構成フィラメントとして含む糸条が挙げられ
る。金属は延性を有しているため任意の延伸倍率で延伸
することができ、また延伸することにより径が細くな
る。また、上記のように超高分子量ポリエチレンフィラ
メントは再延伸が可能である。したがって、該フィラメ
ントと金属線と組み合わせれば、径が小さいにもかかわ
らず、重さのある糸を作製することが可能になる。
れず、自体公知の金属線を用いてもよい。具体的には、
例えば、銅線、ステンレス線、鉛線または各種合金の軟
線などが挙げられる。中でも、安価であることから鉛線
を用いるのが好ましい。
量ポリエチレンフィラメントと金属線とを複合し、つい
で該複合糸を延伸することにより製造することができ
る。また、かかる態様の糸条は、超高分子量ポリエチレ
ンフィラメントと金属線とを個別に延伸し、ついで該延
伸された超高分子量ポリエチレンフィラメントと金属線
とを複合することにより製造することもできる。中で
も、前者の製造方法が好ましい。
ントと金属線とを複合させるには、自体公知の手段を用
いてよく、例えばフィラメントと金属線とを撚り合わせ
たり、製紐したり、後述する熱接着性樹脂で融着させた
りすることなどが挙げられる。また、金属線を芯糸と
し、フィラメントを芯糸の周りに製紐させたり、芯糸の
周りを囲むように配置して融着させたりしてもよい。中
でも、本発明の糸条は金属線を芯とする芯鞘構造を有す
る場合が好ましい。また、延伸する際の延伸倍率は、約
1.01〜5程度、好ましくは約1.01〜3程度、よ
り好ましくは約2.2〜3程度である。
量ポリエチレンフィラメントの代わりに超高分子量ポリ
エチレン未延伸フィラメントを用い、上記と同様にして
製造することもできる。但し、延伸する際の延伸倍率
が、約1.01〜15程度、好ましくは約2〜10程
度、より好ましくは約4〜8程度である点において、上
記製造方法とは異なる。このように、超高分子量ポリエ
チレン未延伸フィラメントを用いることにより、延伸処
理における延伸倍率を高くすることができることから、
金属線の径をより小さくすることができるという利点が
ある。
は、延伸された超高分子量ポリエチレンフィラメント
と、金属粒子が含有されていてもよい他の延伸されたフ
ィラメントと、金属線とを含む糸条が挙げられる。かか
る態様の糸条の製造方法は、金属粒子が含有されていて
もよい他の延伸されたフィラメントをさらに複合させる
以外は、上記態様の糸条の製造方法と全く同様である。
主な工程について詳細に述べる。本発明において、フィ
ラメントまたは複合糸を延伸させる方法は特に限定され
ず、液体または気体中で加熱しながら延伸する等自体公
知の方法が採用され得る。延伸時の温度は外糸部を構成
する糸条の種類または糸条の径の大きさによって異なる
ので一概には言えない。例えば、直径が約1mm以上の
太い糸条の場合、外糸部を構成する糸条の融点以上の温
度で延伸処理を行うのが好ましい。また、直径が約1m
m以下の細い糸条の場合、外糸部を構成する糸条の融点
以上の温度で延伸処理を行っても、融点以下の温度で延
伸処理を行ってもよいが、融点以上の温度で行うのが好
ましい。より具体的には、延伸時の温度は、約120〜
300℃程度、好ましくは約130〜250度程度、よ
り好ましくは約130〜200℃程度、さらに好ましく
は約130〜170℃程度である。また、延伸は、1段
で行ってもよいし、2段以上で行ってもよい。
所望により金属線を製紐する方法としては、特に限定さ
れないが、通常は組紐機(製紐機)を用いて行われる。
例えば4本のフィラメントを準備し、右側または左側の
糸を交互に真中に配置させてくみ上げていく。製紐に用
いるフィラメントの数は、4本に限らず、8本、12本
または16本の場合などがある。
ト、所望により金属線を融着する方法としては特に限定
されないが、下記2つの方法が挙げられる。すなわち、
(a)構成フィラメントを、バスの中に充填した熱接着
性樹脂に浸漬するなど公知方法により樹脂を含浸させ、
または公知方法により樹脂を塗布し、かかる構成フィラ
メントを引き揃えて、さらに所望によりこれに撚りをか
けたり、製紐したりして、熱をかけることにより融着糸
とする方法が挙げられる。また、(b)糸条となってい
る熱接着性樹脂(以下、単に「熱接着性樹脂糸条」とい
う。)を用い、すべての構成フィラメントが該熱接着性
樹脂糸条に接触するように配置して、さらに所望により
これに撚りをかけたり、製紐したりして、その後熱をか
けることにより融着させる方法が挙げられる。
樹脂から糸条を作ってもよいし、中心糸に熱接着性樹脂
をコーティングした糸条であってもよい。後者の場合、
中心糸としては、上述した超高分子量ポリエチレンフィ
ラメント、延伸可能なフィラメント、超高分子量ポリエ
チレン未延伸フィラメントまたは未延伸フィラメントが
好適に用いられる。中心糸は、10〜50μmの太さの
ものを用いるのが好ましい。コーティング方法は、特に
問わず自体公知の方法を用いてよいが、例えば、熱接着
性樹脂の入ったバスに、中心糸を含浸させ、余剰分を縛
りとって、乾燥させて行うことができる。コーティング
により製造した熱接着性樹脂糸条は、中心糸の約1.3
〜3倍の太さを有するものが好ましい。
着させる際の温度は、通常は熱接着性樹脂の融点以上
で、かつ構成フィラメントの融点以下の温度、好ましく
は約50〜160℃程度、より好ましくは約60〜13
0℃程度の温度が好適である。
接着樹脂は、上記構成フィラメントの融点よりも低融点
であることが好ましい。該熱接着樹脂としては、具体的
には、融点が約50〜160℃程度の樹脂、好ましくは
融点が約60〜135℃程度の樹脂、特に好ましいくは
融点が100℃前後の樹脂である。融点は、例えば、J
IS L 1013「化学フィラメント試験方法」に従
った方法にて、公知の測定器、例えばパーキンエルマー
社製「DSC7」で容易に測定できる。
有するものであれば公知のものを用いてよいが、具体的
には、例えばポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹
脂またはポリアミド系樹脂などを用いることができる。
中でも、かかる熱接着性樹脂としては、例えばポリエチ
レンやポリプロピレン等を主体とするポリオレフィン共
重合体からなるポリオレフィン系樹脂であって、約50
℃程度の温度による約10秒程度の加熱でも軟化し得る
軟質の樹脂が好ましい。また、融点が100℃前後で、
溶融時には低粘度であるポリオレフィン系樹脂も好まし
い。かかるポリオレフィン系樹脂は、短時間の加熱であ
っても容易に流動性を示し、速やかに繊維表面のみなら
ず中心まで拡散浸透していくことができるので、優れた
接着機能を果たすことができる。
割合は1:1〜100程度であることが望ましい。十分
な接着力を得る一方で、熱接着性樹脂が本発明に係る糸
条表面にはみ出し凹凸が生じて滑かさが失わないように
するため、上記範囲が好ましい。
をコーティングしても良い。このように樹脂層を設ける
と糸条の表面が滑らかになり、また、耐吸水性や耐摩擦
性をより向上できるという利点がある。被覆に使用する
樹脂としては、例えば、ポリプロピレン、塩化ビニル、
アクリル、ウレタン、ナイロン、ポリエステル、エポキ
シ、酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニルなどの合成樹脂
などが挙げられ、エマルジョン型もしくは溶剤型のいず
れでも良い。さらには天然ゴムやSBRなどの合成ゴム
系統も用いることができる。中でも、ポリプロピレンを
用いるのが好ましい。
条は、延伸される前の複合糸を上記のような合成樹脂で
被覆した後、延伸することによって製造することができ
る。また、(a)複合糸を延伸させることにより、また
は(b)構成フィラメントを個別に延伸し複合すること
により得られる本発明に係る糸条を上記のような合成樹
脂で被覆することによっても製造することができる。上
記2種の製造方法において、被覆方法は自体公知の方法
を用いてよく、例えば、溶融押出し被覆などが挙げられ
る。
方法は、公知方法を用いてよく、例えば、本発明の釣糸
を着色剤溶液が入っている浴に室温、例えば約20〜2
5℃程度の温度下に通過させるという方法が挙げられ
る。この後、こうして被覆された糸を乾燥し、この被覆
糸を約100〜130℃程度の温度に保たれた炉に通
し、通過させることによって着色された糸条を製造でき
る。着色剤としては、無機顔料、有機顔料または有機染
料が知られているが、好適なものとしては、例えば、酸
化チタン、カドミウム化合物、カーボンブラック、アゾ
化合物、シアニン染料または多環顔料などが挙げられ
る。
る糸条は、伸度が低いことが要求される用途であればい
かなる用途に用いてもよいが、具体的には、例えば各種
レジャーや漁業用釣糸、その他マグロ漁のはえなわなど
の水産用資材、ロープ、ガット、凧糸、“雑草除去(w
eedeater)”糸、または手術用縫合糸等に好適
に用いることができる。
がこれに限られないことはいうまでもない。また、実施
例中の伸度は、万能試験機 オートグラフAG−100
kNI(商品名 島津製作所製)を用いて測定した。
0d/140F(東洋紡績株式会社製)4本を用い、芯
糸としてサーモラックスPO105 300d(ルクシ
ロン社製)1本を用いて、これらを製紐機で丸打ちにて
製紐して、原料糸条を製造した。これを送り込みローラ
ー100m/分の速度で、170℃に加熱した加熱炉に
送り込み、巻き取りローラー250m/分の速度で巻き
取り、本発明に係る糸条を製造した。該低伸度糸の伸度
は、2.5%であった。
伸フィラメント(商品名ダイニーマ、東洋紡株式会社
製)8本を用いて、丸打ちにて製紐した。なお、超高分
子量ポリエチレン未延伸フィラメントは、最大延伸倍率
で延伸した場合には100dとなる原フィラメントを、
最大延伸倍率の25%の延伸倍率で延伸させて得られた
400dのフィラメントを用いた。かかる原料糸条を、
170℃の加熱炉中で4倍に延伸し、本発明に係る低伸
度糸を得た。該低伸度糸の伸度は、2.5%であった。
れた超高分子量ポリエチレンフィラメントまたは超高分
子量ポリエチレン未延伸フィラメントを再延伸すること
によって、伸度が約3%以下と低伸度の糸条を提供でき
る。また、他の延伸されたフィラメントを組み合わせる
ことにより、超高分子量ポリエチレンフィラメントだけ
では得られない種々の物性を有する糸条を提供できる。
さらに、他の延伸されたフィラメントに金属粒子を含有
させたり、金属線をさらに組み合わせたりすることによ
り、超高分子量ポリエチレンが有する固有の比重に関係
なく、糸条を作製する際に比重を任意に設定できるとい
う利点を有する。
Claims (18)
- 【請求項1】 延伸された超高分子量ポリエチレンフィ
ラメントを構成フィラメントとして含み、伸度が3%以
下であることを特徴とする糸条。 - 【請求項2】 さらに、他の延伸されたフィラメントを
構成フィラメントとして含むことを特徴とする請求項1
に記載の糸条。 - 【請求項3】 他の延伸されたフィラメントが高クリー
プ性フィラメントであることを特徴とする請求項2に記
載の糸条。 - 【請求項4】 他の延伸されたフィラメントに金属粒子
が含有されていることを特徴とする請求項2または3の
いずれかに記載の糸条。 - 【請求項5】 さらに、金属線を構成フィラメントとし
て含むことを特徴とする請求項1〜4に記載の糸条。 - 【請求項6】 構成フィラメントが、熱接着性樹脂によ
り融着されていることを特徴とする請求項1〜5に記載
の糸条。 - 【請求項7】 熱接着性樹脂が、ポリオレフィン共重合
体、ポリエステル共重合体またはポリアミド共重合体で
あることを特徴とする請求項6に記載の糸条。 - 【請求項8】 熱接着性樹脂の融点が50〜160℃で
ある請求項6または7のいずれかに記載の糸条。 - 【請求項9】 合成樹脂で被覆されていることを特徴と
する請求項1〜8に記載の糸条。 - 【請求項10】 超高分子量ポリエチレンフィラメン
ト、さらに所望により、金属粒子が含有されていてもよ
い延伸可能なフィラメントまたは/および金属線を個別
に延伸し、ついで、延伸された前記フィラメントまたは
/および金属線を複合することを特徴とする請求項1〜
8に記載の糸条の製造方法。 - 【請求項11】 超高分子量ポリエチレン未延伸フィラ
メント、さらに所望により、金属粒子が含有されていて
もよい未延伸フィラメントまたは/および金属線を個別
に延伸し、ついで、該延伸された前記フィラメントまた
は/および金属線を複合することを特徴とする請求項1
〜8に記載の糸条の製造方法。 - 【請求項12】 請求項10または11に記載の製造方
法により得られる糸条の周りを合成樹脂で被覆すること
を特徴とする請求項9に記載の糸条の製造方法。 - 【請求項13】 超高分子量ポリエチレンフィラメン
ト、さらに所望により、金属粒子が含有されていてもよ
い延伸可能なフィラメントまたは/および金属線を複合
し、所望により該複合糸を合成樹脂で被覆し、該所望に
より合成樹脂で被覆された複合糸を延伸することを特徴
とする請求項1〜9に記載の糸条の製造方法。 - 【請求項14】 超高分子量ポリエチレン未延伸フィラ
メント、さらに所望により金属粒子が含有されていても
よい未延伸フィラメントまたは/および金属線を複合
し、所望により該複合糸を合成樹脂で被覆し、該所望に
より合成樹脂で被覆された複合糸を延伸することを特徴
とする請求項1〜9に記載の糸条の製造方法。 - 【請求項15】 複合と延伸を同時に行うことを特徴と
する請求項13または14に記載の糸条の製造方法。 - 【請求項16】 請求項1に記載の糸条を製造するため
の超高分子量ポリエチレン未延伸フィラメントの使用。 - 【請求項17】 超高分子量ポリエチレン未延伸フィラ
メント、さらに金属粒子が含有されていてもよい未延伸
フィラメントまたは/および金属線を構成フィラメント
として含み、所望により合成樹脂で被覆されていること
を特徴とする請求項2〜9に記載の糸条を製造するため
の原料糸条。 - 【請求項18】 釣糸である請求項1〜9のいずれかに
記載の糸条。
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