JP2009541607A - カーゴネット - Google Patents

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Abstract

本発明は、格子構造に配列された複数の相互接続されたストラップを含むカーゴネットに関し、ストラップは超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)マルチフィラメントヤーンを含み、UHMWPEヤーンは少なくとも1.9N/texの靭性を有する。1つの実施形態では、本発明によるカーゴネットは、荷物をパレット上に固定するためのカーゴネットである。もう1つの実施形態では、本発明によるカーゴネットは、貨物または他の物体が安全区域または立入禁止区域に入ることを抑制するためのバリアカーゴネットである。カーゴネットのIR視認度は、熱画像形成装置の検出器の大部分が機能する3〜5μmおよび8〜12μmの2つの赤外範囲について測定した。
【選択図】なし

Description

発明の詳細な説明
本発明は、格子構造に配列された複数の相互接続されたストラップを含むカーゴネットに関する。
航空輸送、すなわち出荷および配送中に、航空機が着陸するとき、あるいは航空機が異常な操作を実行しなければならないときに、貨物がその本来の位置に留まることができるように、貨物はしっかりと固定されなければならない。
当該技術分野では貨物を固定するために様々な保持システムが知られており、その中でも、航空輸送では主にカーゴネットを含む保持システムが使用されている。米国特許第3,961,585号明細書は、荷物を支持体またはパレット上に保持するように構成された格子構造を形成する複数の交差ストラップを有するカーゴネットを開示している。カーゴネットの構築の際に、ロープの代わりにストラップを使用することは特に有利である。ストラップは、貨物をより上手く把持するので、すなわちストラップと貨物との間の摩擦が少ないために、貨物を固定するのにより有効であり、摩耗による影響も少ないことが分かる。そのため、格子構造に配列された複数の相互接続ストラップを含むカーゴネットは、好ましくは過酷な用途において、航空輸送のための貨物を固定する際に優先的に使用される。さらに、このようなカーゴネットは、航空機内部でバリアカーゴネットとしても用いられる。バリアカーゴネットは、航空機の頂部、床、および側面の間に鉛直に取り付けられて、起こり得る貨物の移動に対するバリアを提供する。
貨物の航空輸送は陸上輸送ネットワークの発達が乏しい場所で用いられることが多い。ほとんどの場合、これらの場所では、受取り地点の近くで活動する敵対勢力の脅威が明らかな当面の危険であり、そのため、ほとんどの貨物の配送または取出しは夜間に実施される。敵対勢力が夜間に貨物を標的にするのを防止するために、貨物は、熱画像形成装置および赤外線(IR)誘導ヘッド付きミサイルに対してカムフラージュされることが多い。
米国特許第3,961,585号明細書によって開示されたものなどのナイロンまたはポリエステルで製造された現存するカーゴネットに関する問題は、これらが、赤外線放射の検出器を備えた熱画像形成装置による偵察に対する保護を提供しないことである。貨物を包含する現存のカーゴネットは増大したIR視認度(visibility)を有し、熱画像形成装置によって貨物全体が非常によく見えるようになる。特に、カーゴネットのIR視認度は、IR視認度が高い領域、すなわちカーゴネットを構成するストラップから、IR視認度が低い領域、すなわち前記ストラップ間の空所まで周期的に変化するので、前記カーゴネットは、環境の背景から明白に認識できる異質の構造として夜間にひときわよく見える。バリアカーゴネットとして航空機の内部で使用される場合にも、前記ネットは増大したIR視認度を有し、航空機の内部が見えるようになり、IR誘導ヘッド付きミサイルの容易な標的になる。
従って、本発明の目的は、夜間に非常に低いIR視認度を有するカーゴネットを提供することである。
意外にも、目標とされる目的は、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)マルチフィラメントヤーンを含むストラップを含むカーゴネットによって得られ、前記ヤーンは少なくとも1.9N/texの靭性を有する。
意外にも、本発明によるカーゴネットは、夜間に非常に低いIR視認度を示すことが分かった。特に、熱画像形成装置の検出器の大部分が機能する3〜5μmおよび8〜12μmの温度範囲において、前記カーゴネットのIR視認度は非常に低い。
本発明によるカーゴネットのさらなる利点は、前記カーゴネットが、下側の物体により加熱されたときに低減されたIR視認度を示すことである。また、意外にも、前記カーゴネットは下側の物体に存在するホットスポットを有効に低減することも分かった。ホットスポットは、高濃度の熱放射、従って増大したIR視認度を示す物体表面の場所である。
さらに他の利点は、ホットスポットを低減することによって、物体と前記カーゴネットとの間の遥かに低いIRコントラストが熱画像形成装置で観察できることである。
その上、本発明によるカーゴネットのさらなる利点は、前記カーゴネットが、軍隊および民間の従来のRADAR源に起因する放射に対して低い反射率も示すことであり、従って、前記カーゴネットのRADAR視認度を低減するのに役立つ。
本発明のさらなる利点は、添付の実施例と共に以下の詳細な説明の検討からより明白になるであろう。
本発明によるカーゴネットを構成するストラップを構築するために使用されるマルチフィラメントUHMWPEヤーンは、好ましくは、少なくとも5本のUHMWPEフィラメントを含有し、前記UHMWPEフィラメントは、例えば、欧州特許出願公開第0205960A号明細書、欧州特許出願公開第0213208A1号明細書、米国特許第4413110号明細書、英国特許出願公開第2042414A号明細書、欧州特許第0200547B1号明細書、欧州特許第0472114B1号明細書、国際公開第01/73173A1号パンフレット、および先進繊維紡糸技術(Advanced Fiber Spinning Technology)、T.ナカジマ(Nakajima)編、Woodhead Publ.Ltd(1994年)、ISBN1−855−73182−7、ならびにこれらで引用される参考文献に記載されるような、いわゆるゲル紡糸法に従って製造される。ゲル紡糸は、紡糸溶媒中の超高分子量ポリエチレンの溶液から少なくとも1本のフィラメントを紡糸するステップと、得られたフィラメントを冷却して、ゲルフィラメントを形成するステップと、紡糸溶媒をゲルフィラメントから少なくとも部分的に除去するステップと、紡糸溶媒を除去する前、除去している最中、または除去した後に、少なくとも1回の延伸ステップでフィラメントを延伸するステップとを少なくとも含むと理解される。適切な紡糸溶媒は、例えば、パラフィン、鉱油、ケロシンまたはデカリンを含む。紡糸溶媒は、蒸発、抽出、または蒸発および抽出手段の組み合わせによって除去することができる。
より好ましくは、ヤーン内のフィラメントの数は、例えば、少なくとも10本、より好ましくは少なくとも50本、より好ましくは少なくとも100本、より好ましくは少なくとも200本、さらにより好ましくは少なくとも400本、またさらにより好ましくは少なくとも600本、もしくはまたさらにより好ましくは少なくとも850本である。フィラメントは、広い範囲で変わる線密度またはタイターを有することができ、好ましくは、フィラメントのタイターはフィラメント1本につき最大でも50dtexであり、より好ましくは最大でも20dtex、そして最も好ましくは最大でも10dtexである。
好ましくは、UHMWPEマルチフィラメントヤーンは、少なくとも2.2N/tex、より好ましくは少なくとも2.8N/tex、そして最も好ましくは少なくとも3.5N/texの引張強さを有する。引張強さは、500mmの繊維の公称ゲージ長、50%/分のクロスヘッド速度およびInstron 2714クランプ、Fibre Grip D5618C型を用いて、ASTM D885Mに規定されるようにマルチフィラメントヤーンにおいて決定される。
マルチフィラメントUHMWPEヤーンは織られるかまたは編まれて、当該技術分野において既知の任意の構造に従う構造を有するストラップを生じることができる。好ましくは、ストラップは平織構造を有する。より好ましくは、前記ストラップは斜文織構造を有する。
最も好ましい実施形態では、前記ストラップは、n重織り(n−ply)のウェビング構造を有し、ここで、nは好ましくは少なくとも4であり、より好ましくは3、最も好ましくは2である。
前記構造を有する前記ストラップは比較的粗い表面構造を示し、これは赤外線放射を散乱させるのに役立ち、従って外部放射源からのIR放射の反射を防止するので、n重織りのウェビング構造は好ましい。
ストラップは、前記ストラップの機械特性を調整するために、種々のタイトネスファクターで構成することができる。タイトネスファクターは、本明細書では、ストラップの長手方向軸に平行な方向に延在するヤーンの数に、単位長さあたりのヤーンのタイターを乗じた値と定義される。好ましくは、タイトネスファクターは、前記ストラップが最大でも6%の破断伸び、より好ましくは最大でも4%の破断伸びを有するように選択される。
ストラップとは、本明細書では、その幅よりも遥かに小さい厚さを有するフレキシブルな長尺体と理解される。
本発明によるカーゴネットを構成するストラップは、好ましくは、少なくとも1.0cmの幅、より好ましくは少なくとも2.0cmの幅を有する。前記ストラップは、好ましくは最大でも4.5cmの幅、またさらにより好ましくは最大でも3.5cmの幅を有する。ストラップの厚さは、好ましくは、前記ストラップが少なくとも5:1、より好ましくは少なくとも10:1の幅/厚さ比を有するように選択される。好ましくは、前記ストラップは、最大でも50:1、さらにより好ましくは最大でも40:1、最も好ましくは最大でも20:1の幅/厚さ比を有する。
このような幅/厚さ比が低減されたストラップを含む前記カーゴネットの利点は、前記カーゴネットが夜間に熱画像形成装置によりさらに見えにくく、そしてさらに前記カーゴネットがその強度を保持しながら軽量であり、取り扱いが容易なことである。
本発明によるカーゴネットのカムフラージュ特性を日中においても改善するために、前記カーゴネットのストラップを構成するポリエチレンヤーンは、低熱放射性カムフラージュ顔料により着色され得る。顔料は、前記ストラップに、その使用環境と申し分なく調和した彩色を提供し、従って、日中においてもカムフラージュを提供する。さらに、前記ストラップは、前記カーゴネットの耐火性を改善するために例えば難燃剤などの他の薬剤が含浸または塗布されてもよい。しかしながら、このような薬剤は、好ましくは、最大でもストラップのIR視認度と等しいかまたはそれよりも低いIR視認度を有さなければならない。
本発明によるカーゴネットの構造は、当該技術分野において既知の任意の構造でよい。最も好ましい構造はダイヤモンドパターンまたは四角形パターンのネットである。
またカーゴネットは、上面部分、前面部分、背面部分および側面部分のような別々の部分を含んでもよい。カーゴネットはさらに、種々の大きさおよび複雑な形状を有する貨物を拘束するために必要とされる部分を含んでもよい。またカーゴネットは、上面部分によって側面部分に接続された前面部分および背面部分を有する単一または一体構造であってもよい。またカーゴネットは、中央部分または中央パネル部分を有し、そこから外側に複数のウィング部分または側面フラップが延在する十字形状のワンピース構造であってもよい。
好ましい実施形態では、本発明によるカーゴネットは、荷物をパレット上に固定するためのカーゴネットである。この好ましい実施形態では、前記カーゴネットは、少なくとも0.5G、より好ましくは少なくとも3G、さらにより好ましくは少なくとも6G、またさらにより好ましくは少なくとも9G、最も好ましくは少なくとも15Gの最大力に耐え得ることが好ましい。
さらに好ましい実施形態では、本発明によるカーゴネットは、貨物または他の物体が安全区域または立入禁止区域に入ることを抑制するためのバリアカーゴネットである。本発明によるバリアカーゴネットは、航空機の上面、底面および側壁によって画定される空間に適合する限りはどんな形状または形態でもよい。このさらに好ましい実施形態では、前記バリアカーゴネットは、少なくとも1G、より好ましくは少なくとも3G、さらにより好ましくは少なくとも9G、またさらにより好ましくは少なくとも12G、最も好ましくは少なくとも15Gの最大力に耐え得ることが好ましい。さらに、前記バリアカーゴネットは、最大でも10%の破断伸び、より好ましくは最大でも2.5%の破断伸び、最も好ましくは最大でも1%の破断伸びを有することが好ましい。
IR誘導ヘッド付きミサイルは、常に、最高のIR視認度を有する場所、すなわち開放された航空機の内部に向けられるので、前記バリアカーゴネットの低IR視認度は、前記ミサイルに対する航空機内部の良好な保護を提供する。
本発明によるカーゴネットを構成するストラップは、互いに対して自由に摺動してもよいし、縫い合わせられてもよいし、あるいは金属リングなどの接続手段により接続されてもよい。また、前記ストラップの端部に、前記カーゴネットを支持体に取り付けるための手段、または前記カーゴネットをピンと張った状態に保つための手段が設けられてもよい。
このような手段の前記ストラップへの接続は、好ましくは、ストラップを前記手段に縫い付けることによって行われる。より好ましくは、接続は、ステッチラインにより行われる。例えば、金属リングをストラップに接続する場合、ストラップの端部は金属リングを通して引っ張られ、金属リングを包囲して、重複長さLにわたってストラップ自体に折り重ねられる。次に、2つの重複するストラップ部分は、ステッチラインを用いて重複長さLにわたって縫い合わせられる。必要とされる場合には、ストラップは、ステッチラインによって交差点で接続されてもよい。
ステッチラインはストラップの長手方向軸と角度を成す方向に延在しているのが好ましい。好ましくは、角度は少なくとも20°であり、より好ましくは少なくとも30°、さらにより好ましくは少なくとも45°である。好ましくは、角度は最大でも70°、より好ましくは少なくとも50°である。最も好ましい実施形態では、角度は約45°である。
好ましい実施形態では、2本のストラップまたは接続手段を包囲するストラップの2つの重複部分が縫い合わせられる際、ステッチラインはXパターンを形成する。
より好ましい実施形態では、ステッチラインはWWパターンを形成する。さらにより好ましい実施形態では、XおよびWWパターンの組み合わせが使用される。
縫い付けを行う際のWWパターンの利点は、この配列によって、本発明によるカーゴネットに作用する力が確実に接続部全体に実質的に等しく分配されることである。従って、WWパターンが使用される場合の前記ストラップ同士の間の接続または前記ストラップと接続手段との間の接続は、少なくとも85%の効率を示す。また、Xパターンを有する接続と比較すると、WWパターンを有する接続は、通常、70%優れた効率を有する。
縫い付けは、好ましくは、マルチフィラメントヤーンを含む細い縫合ワイヤを用いて行われ、前記縫合ワイヤは、好ましくは、最大でも6000dtexのタイターを有する。本発明によるカーゴネットを構成するストラップは非常に小さい幅対厚さ比を有するので、直径の大きい縫合ワイヤの使用はストラップを損傷し得る。
好ましい実施形態では、縫合ワイヤは、少なくとも500dtex、より好ましくは少なくとも1000dtex、そして最も好ましくは少なくとも1500dtexの線密度またはタイターを有する少なくとも1本のUHMWPEマルチフィラメントヤーンを含む。好ましくは、前記縫合ワイヤを構成するUHMWPEマルチフィラメントヤーンは、1本のヤーンにつき最大でも6000dtex、より好ましくは最大でも3000dtex、そして最も好ましくは1本のヤーンにつき最大でも2500dtexのタイターを有する。より好ましくは、縫合ワイヤは、少なくとも3本、より好ましくは少なくとも5本、最も好ましくは少なくとも10本のマルチフィラメントUHMWPEヤーンを含む。前記縫合ワイヤは、好ましくは、最大でも20本のマルチフィラメントUHMWPEヤーンを含む。
さらに、ワイヤは細くなければならないので、高い効率で接続を提供するために強力である必要もある。好ましくは、前記縫合ワイヤを構成するUHMWPEマルチフィラメントヤーンは、少なくとも2.2N/tex、より好ましくは少なくとも2.8N/tex、そして最も好ましくは少なくとも3.5N/texの引張強さを有する。
前記ワイヤを使用する利点は、重複長さLを短くできることであり、そのため接続部の剛性が低減され、その結果、本発明によるカーゴネットを構成するストラップの剛性が低減される。好ましくは、前記ストラップの重複長さLと厚さの比は少なくとも5:1であり、より好ましくは少なくとも10:1、さらにより好ましくは少なくとも20:1である。好ましくは、前記ストラップの重複長さLと厚さの比は最大でも150:1であり、さらにより好ましくは最大でも100:1、最も好ましくは最大でも75:1である。
意外にも、本発明によるカーゴネットは改善された機械特性を示し、荷積みまたは荷下ろし中だけでなく最も起伏の激しい地形における航空機の離陸または着陸中にも、貨物が常に定位置に適切に固定および保持されることを保証することが分かった。
また意外にも、前記カーゴネットは非常に良好な耐摩耗性も示し、そのため、摩耗および引裂に対して極めて耐久性であることが分かった。従って、前記カーゴネットは寿命が長く、繰り返し貨物に着脱することができ、タールマック舗装エプロンおよび床面を引きずることができ、損傷したりその強度を失ったりすることなく機械で衝突したり、轢くことが可能である。
また前記カーゴネットは、極端な天候条件への暴露による損傷に対する改善された耐久性も有し、非常に良好なUV耐性を示す。湿潤環境にさらされると、前記カーゴネットは、ナイロンまたはポリエステルで製造された現存するカーゴネットよりも70%少ない最低の吸水性を示す。
しかし、さらに他の利点は、本発明による前記カーゴネットが、ナイロンまたはポリエステルで製造された現存するカーゴネットよりも40%少ない重量である低減された重量を有することである。
本発明は、さらに、以下の実施例および比較実験によって説明される。
全ての比較実験および実施例について、3〜5μmおよび8〜12μmの2つの赤外範囲のサンプルのIR特性を測定した。サンプルを特徴付けるために使用した装置および方法は、ピーター(Pieter)A.ジェイコブス(Jacobs)の書物「Thermal Infrared Characterization of Ground Targets and Backgrounds」、Tutorial Texts in Optical Engineering、TT70巻、SPIE Press、米国ワシントン州のベリンガム、第2版、1996年、ISBN0−8194−6082−6に開示されるものと同様である。IR測定に使用される方法および装置の略図は技術仕様と共に、99〜103頁に見出すことができる。
サンプルを特徴付けるために本発明者らにより使用された装置と、上記で言及された書物に開示された装置との唯一の違いは、サンプルの大きさであった。従って、数メートルの長尺ストラップから30cm長さのサンプルを作製した。前記長尺ストラップは30cmの幅および0.1cmの厚さを有し、ストラップはベルト織機で製造した。このような大きいサンプルサイズは、再現可能な測定を得るために必要であった。
[比較実験A(Comp.A)]
第1の比較実験として、ポリエチレンテレフタレート(PET)およびポリアミド(PA)ヤーンの混合物からなるストラップのIR特性を決定した。PETヤーンは、0.8N/texの引張強さおよび13%の破断伸びを有した。PAヤーンは、0.8N/texの引張強さおよび20%の破断伸びを有した。
[比較実験B(Comp.B)]
第2の比較実験のために、完全にPETヤーンからなるストラップを使用した。PETヤーンは、0.8N/texの引張強さおよび13%の破断伸びを有した。
[実施例1(Ex.1)]
UHMWPEヤーンを含むストラップのIR視認度(前記ヤーンは約3.51N/texの引張強さおよび約3%の破断伸びを有する)を測定した。ヤーンのタイターは約1760dtexであった。ヤーンは、ダイニーマ(Dyneema)(登録商標)SK75の名称で市販されている。ストラップは、約270g/mの単位面積当たりの重量および斜文織5:1構造を有した。前記ストラップは、ダイニーマ(登録商標)W557という名称で知られている。
[実施例2(Ex.2)]
第2の実施例は、同じダイニーマ(登録商標)SK75ヤーンを使用した。ストラップは、約314g/mの単位面積当たりの重量および平織1:1構造を有した。ストラップは、ダイニーマ(登録商標)W554という名称で知られている。
結果は以下の表に要約される。
Figure 2009541607
全ての実施例および比較実験について熱放射係数を測定した。前記係数はIR視認度の尺度である。測定は、PETベースのストラップと、UHMWPEベースのストラップとの大きな違いを明白に示した。この違いは、8〜12μmのスペクトル領域において特に明白である。この領域では、PETベースのストラップの熱放射係数は0.9であったのに対して、UHMWPEベースのストラップの熱放射係数は0.52未満であった。また、3〜4μmのスペクトル領域については、UHMWPEベースのストラップは、PETベースのストラップの0.78と比較して遥かに低い(すなわち、0.48未満)熱放射係数を示した。
ダイニーマ(登録商標)W554およびダイニーマ(登録商標)W557構造のどちらについてもIRスペクトルにおいて2つの吸収ピークを見ることができるが、ダイニーマ(登録商標)W554は、ダイニーマ(登録商標)W557のIR視認度よりも高いIR視認度を示す。従って、本発明によるカーゴネットを構成するストラップを構築するために使用される構造は、前記ストラップにより粗い表面を提供する(すなわち、ダイニーマ(登録商標)W557)ことが好ましく、このような粗い表面はIR視認度を低い値に保つのに役立つ。
上記の測定から、UHMWPEベースのストラップは、PETベースのストラップよりも遥かに低いIR視認度を有するということが結論付けられる。低IR視認度によって、本発明によるUHMWPEベースのストラップを含むカーゴネットは、熱画像形成装置でほとんど見えなくなり、従って、貨物の有効なカムフラージュが提供される。また、航空機内部の貨物バリアネットとして使用される場合、低IR視認度によって、本発明によるバリアカーゴネットは特に夜間に見えなくなる。

Claims (15)

  1. 格子構造に配列された複数の相互接続されたストラップを含むカーゴネットであって、
    前記ストラップが超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)マルチフィラメントヤーンを含み、前記UHMWPEヤーンが少なくとも1.9N/texの靭性を有することを特徴とするカーゴネット。
  2. 前記ポリエチレンヤーンが、少なくとも2.8N/texの靭性を有することを特徴とする請求項1に記載のカーゴネット。
  3. 前記ストラップが、少なくとも1cmの幅を有することを特徴とする請求項1または2に記載のカーゴネット。
  4. 前記ストラップが、少なくとも5:1の幅/厚さ比を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のカーゴネット。
  5. 前記ストラップが、n重織りのウェビング構造を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のカーゴネット。
  6. 前記ストラップが、最大でも6%の破断伸びを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のカーゴネット。
  7. 前記カーゴネットが、少なくとも0.5Gの最大力に耐え得ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のカーゴネット。
  8. 前記カーゴネットが、バリアカーゴネットであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のカーゴネット。
  9. 前記カーゴネットが、少なくとも1Gの最大力に耐え得ることを特徴とする請求項8に記載のカーゴネット。
  10. 前記ストラップが、最大でも10%の破断伸びを有することを特徴とする請求項8または9に記載のカーゴネット。
  11. 前記ストラップ同士の間、または前記ストラップと接続手段との間の接続が、WW型縫合パターンのステッチラインを用いて各部分を縫い合わせることによって作製されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のカーゴネット。
  12. 前記ストラップ同士の間、または前記ストラップと接続手段との間の接続が、XおよびWW型縫合パターンの組み合わせのステッチラインを用いて各部分を縫い合わせることによって作製されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のカーゴネット。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載のカーゴネットにおける、ストラップ同士の間、またはストラップと接続手段との間の接続のための縫合ヤーンとしてのUHMPWEヤーンの使用。
  14. 縫合ワイヤが、少なくとも500dtex/ヤーンの線密度を有する少なくとも1本のUHMWPEマルチフィラメントヤーンで作製されることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載のカーゴネット。
  15. 請求項1〜12のいずれか一項に記載のカーゴネットのストラップを縫うのに適した縫合ワイヤであって、
    少なくとも500dtexの線密度を有する少なくとも1本のUHMWPEマルチフィラメントヤーンを含むことを特徴とする縫合ワイヤ。
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