JP2002338458A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JP2002338458A
JP2002338458A JP2001300470A JP2001300470A JP2002338458A JP 2002338458 A JP2002338458 A JP 2002338458A JP 2001300470 A JP2001300470 A JP 2001300470A JP 2001300470 A JP2001300470 A JP 2001300470A JP 2002338458 A JP2002338458 A JP 2002338458A
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dimethoxy
methyl
melanin production
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English (en)
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Hidenori Tomita
秀徳 富田
Ikuo Yoshimura
育生 吉村
Hitoshi Toyoda
仁 豊田
Jyunkan Yamamoto
順寛 山本
Masamitsu Ichihashi
正光 市橋
Yoko Funasaka
陽子 船坂
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EAU DE FAVEUR KK
Nisshin Pharma Inc
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EAU DE FAVEUR KK
Nisshin Pharma Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メラニン産生阻害作用、即ち皮膚の美白作用
に優れ、且つ安全性・安定性が高い薬剤およびこれを含
有する皮膚外用剤を提供する 【解決手段】 一般式(I)で表される1,4−ベンゼ
ンジオール誘導体および/または一般式(II)で表され
る1,4−ベンゾキノン誘導体を有効成分として用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メラニン産生阻害
剤およびこれを含有する皮膚外用剤に関する。詳細に
は、メラニン産生阻害効果に優れ、且つ安定性・安全性
の高いメラニン産生阻害剤、並びにこれを有効成分とし
て含有する化粧品および/または医薬部外品の皮膚外用
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚上の色素沈着は、皮膚内に存在する
色素産生細胞(メラノサイト)の活性化によりメラニン
産生が著しく亢進した結果生ずるものであり、深刻な肌
の悩みの一つになっている。特に近年、このような色素
の沈着を改善および/または抑制して肌を白く保つため
に有用、即ち肌の美白作用を有する物質が所望されてい
る。
【0003】メラニン産生を抑制する物質として、例え
ばアスコルビン酸とその誘導体、グルタチオンやシステ
イン等の含硫アミノ酸系化合物、コウジ酸とその誘導
体、アゼライン酸とその誘導体、トラネキサム酸とその
誘導体、ハイドロキノンとその誘導体(特公昭60−1
6906号公報、特公昭60−56912号公報)、ア
ルキルレゾルシノール誘導体(特開2000−3833
4号公報)、ユビキノン誘導体(特開昭61−2890
29号公報、特表平9−510725号公報)等が知ら
れており、有効成分としてこれらの物質をクリーム、軟
膏、乳液等に適用して、色素沈着した局所に塗布、貼付
することが提案されている。しかし、アスコルビン酸と
その誘導体は、安定性の面で問題があるばかりか、水分
を含む系では変色、変臭の原因となりうる。グルタチオ
ンやシステイン等は異臭が強い上、酸化されやすいとい
う問題があり、外用剤への配合は困難である。さらにこ
れらの化合物群はその作用の発現が緩慢であるため、十
分な効果を期待することができない。アゼライン酸とそ
の誘導体、トラネキサム酸とその誘導体は無臭の白色粉
末で、皮膚外用剤に用いられる各種基材とも比較的相溶
性がよいが、いずれもメラニン産生阻害作用の発現が緩
慢である。また、ハイドロキノンおよびその誘導体、ア
ルキルレゾルシノール誘導体は、皮膚刺激性および/ま
たは感作性があるため副作用としてアレルギー性接触皮
膚炎等を起こす可能性があり、皮膚外用剤に使用するの
は問題がある。
【0004】一方、ユビキノン誘導体、特にユビキノン
−10(C59904:Mw862)は生体内の細胞膜
やミトコンドリアに局在して、電子伝達系において補酵
素として働き、メラノサイト中のチロシナーゼ活性の制
御物質として重要な位置付けにあると考えられている。
しかし、高分子量であるため、皮膚からの吸収の程度は
極めて低く、且つその皮膚外用剤に用いられる各種基材
との相溶性が悪く、皮膚外用剤の基材中に安定に共存さ
せることは極めて困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、メラニン産
生阻害作用、即ち皮膚の美白作用に優れ、且つ安全性・
安定性が高い薬剤およびこれを有効成分として含有する
皮膚外用剤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決するため鋭意研究を重ねた結果、1,4−ベンゼ
ンジオール誘導体および1,4−ベンゾキノン誘導体が
極めて皮膚の美白作用に優れ、且つ安定性・安全性が高
いことを見出し、本発明を完成させた。即ち、本発明
は、一般式(I):
【化3】 [式中、x、yは0〜6の整数であり、且つx+y=
4、5または6である]で表されるベンゼンジオール誘
導体、または一般式(II):
【化4】 [式中、x、yは0〜5の整数であり、且つx+y=4
または5である]で表されるベンゾキノン誘導体を有効
成分とするメラニン産生阻害剤を提供する。本発明のベ
ンゼンジオール誘導体、ベンゾキノン誘導体において、
x+yの値が規定数未満であると細胞に対する毒性が強
くなり、x+yの値が規定数より大きいと、メラニン産
生阻害効果が顕著に低くなり、所望されるメラニン産生
阻害作用を期待し得ない。また、ベンゼンジオール誘導
体はほとんど無色であり、皮膚外用剤に用いると見栄え
がよいという利点を有する。
【0007】本明細書において、一般式(I)で表され
る1,4−ベンゼンジオール誘導体を次の略式: BD−A−yH [式中、BD=ベンゼンジオール、A=x+yを示す]
により表す。従って、本発明において一般式(I)で表
される1,4−ベンゼンジオール誘導体は、BD−4−
0H、BD−4−1H、BD−4−2H、BD−4−3
H、BD−4−4H、BD−5−0H、BD−5−1
H、BD−5−2H、BD−5−3H、BD−5−4
H、BD−5−5H、BD−6−0H、BD−6−1
H、BD−6−2H、BD−6−3H、BD−6−4
H、BD−6−5HおよびBD−6−6Hである。その
効果および1,4−ベンゼンジオール誘導体の合成の容
易さ・コストを考慮すると、次の1,4−ベンゼンジオ
ール誘導体が好ましい: ・BD−4−0H(x+y=4,y=0);即ち2,3
−ジメトキシ−5−メチル−6−(3,7,11,15−テ
トラメチル−2,6,10,14−ヘキサデカテトラエニ
ル)−1,4−ベンゼンジオール、 ・BD−4−3H(x+y=4,y=3);即ち2,3
−ジメトキシ−5−メチル−6−(3,7,11,15−テ
トラメチル−2−ヘキサデカモノエニル)−1,4−ベン
ゼンジオール、 ・BD−4−4H(x+y=4,y=4);即ち2,3
−ジメトキシ−5−メチル−6−(3,7,11,15−テ
トラメチル−ヘキサデカニル)−1,4−ベンゼンジオー
ル、 ・BD−5−0H(x+y=5,y=0);即ち2,3
−ジメトキシ−5−メチル−6−(3,7,11,15,1
9−ペンタメチル−2,6,10,14,18−エイコサペ
ンタエニル)−1,4−ベンゼンジオール、 ・BD−5−5H(x+y=5,y=5);即ち2,3
−ジメトキシ−5−メチル−6−(3,7,11,15,1
9−ペンタメチル−エイコサニル)−1,4−ベンゼンジ
オール、 ・BD−6−0H(x+y=6,y=0);即ち2,3
−ジメトキシ−5−メチル−6−(3,7,11,15,1
9,23−ヘキサメチル−2,6,10,14,18,22−
テトラエイコサヘキサエニル)−1,4−ベンゼンジオー
ル、および ・BD−6−6H(x+y=6,y=6);即ち2,3
−ジメトキシ−5−メチル−6−(3,7,11,15,1
9,23−ヘキサメチル−テトラエイコサニル)−1,4
−ベンゼンジオール。
【0008】また、一般式(II)で表される1,4−ベ
ンゾキノン誘導体を次の略式: BQ−A−yH [式中、BQ=ベンゾキノン、A=x+yを示す]によ
り表す。従って、本発明において一般式(II)で表され
る1,4−ベンゾキノン誘導体は、BQ−4−0H、B
Q−4−1H、BQ−4−2H、BQ−4−3H、BQ
−4−4H、BQ−5−0H、BQ−5−1H、BQ−
5−2H、BQ−5−3H、BQ−5−4HおよびBQ
−5−5Hである。その効果および1,4−ベンゾキノ
ン誘導体の合成の容易さ・コストを考慮すると、次の
1,4−ベンゾキノン誘導体が好ましい: ・BQ−4−0H(x+y=4,y=0);即ち2,3
−ジメトキシ−5−メチル−6−(3,7,11,15−テ
トラメチル−2,6,10,14−ヘキサデカテトラエニ
ル)−1,4−ベンゾキノン、 ・BQ−4−3H(x+y=4,y=3);即ち2,3
−ジメトキシ−5−メチル−6−(3,7,11,15−テ
トラメチル−2−ヘキサデカモノエニル)−1,4−ベン
ゾキノン、および ・BQ−5−0H(x+y=5,y=0);即ち2,3
−ジメトキシ−5−メチル−6−(3,7,11,15,1
9−ペンタメチル−2,6,10,14,18−エイコサペ
ンタエニル)−1,4−ベンゾキノン。
【0009】上記した1,4−ベンゼンジオール誘導体
および1,4−ベンゾキノン誘導体は、メラニン色素産
生細胞(B16メラノーマ、HM3KOメラノーマ)と
の直接的接触では3ppm、好ましくは10ppmとい
う低濃度で顕著なメラニン産生阻害作用を示し、皮膚に
おける極めて顕著な美白作用を奏する。
【0010】故に、本発明は、前記1,4−ベンゼンジ
オール誘導体および/または1,4−ベンゾキノン誘導
体からなるメラニン産生阻害剤の1種以上を含有するこ
とを特徴とする、皮膚の美白作用に優れる皮膚外用剤を
提供する。皮膚外用剤中における前記メラニン産生阻害
剤の1種以上の含量は0.0001重量%以上である。
上述のように本発明のメラニン産生阻害剤は、極めて低
濃度で顕著な効果を奏するため、0.0001重量%以
上であれば十分である。また、本発明のメラニン産生阻
害剤をある濃度以上含有しても奏される効果は増加しな
いため、5重量%以上含有させる必要はない。従って、
本発明の好ましい態様において、皮膚美白用の皮膚外用
剤は、本発明の1,4−ベンゼンジオール誘導体および
/または1,4−ベンゾキノン誘導体からなるメラニン
産生阻害剤の1種以上を0.0001〜5重量%、好ま
しくは0.01〜1重量%の量で含有する。
【0011】また、本発明による皮膚美白用の皮膚外用
剤の投与量は、年齢、個人差、人種差、色素の沈着状況
等に依存するが、一般的には本発明の1,4−ベンゼン
ジオール誘導体および/または1,4−ベンゾキノン誘
導体を0.01〜5mg/cm 2、好ましくは0.1〜1
mg/cm2を1日1〜3回、患部の皮膚に直接塗散布
する。
【0012】また、本発明の態様において、皮膚外用剤
は製剤上許容し得る他の薬剤、添加剤および/または基
剤と組合せられる。添加剤は、抗酸化剤、紫外線遮断
剤、角層剥離剤、界面活性剤、香料、色素、防腐剤、p
H調整剤、キレート剤から選択されるが、本発明の1,
4−ベンゼンジオール誘導体と1,4−ベンゾキノン誘
導体の安定性をさらに向上させるためにも、抗酸化剤お
よび/または紫外線遮断剤と組合わせることが好まし
い。また、皮膚外用剤の有効性を向上させる角層剥離
剤、経皮吸収性を向上させる天然系界面活性剤と組合わ
せることも好ましい。
【0013】本発明において用いる抗酸化剤は、製剤上
許容し得るものであれば特に限定はされないが、例え
ば、トコフェロールまたはその誘導体、水溶性抗酸化剤
として低濃度のアスコルビン酸またはその誘導体、チオ
タウリン、グルタチオン等の含硫アミノ酸、ローズマリ
ーエキス、セージエキス等の抗酸化生薬抽出エキス、ブ
チルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール
等の合成抗酸化剤を挙げることができ、これらの1種ま
たは2種以上を組み合わせて適宜配合することができ
る。
【0014】本発明において用いる紫外線遮蔽剤には、
紫外線吸収剤および紫外線反射剤が包含される。紫外線
吸収剤の例には、オクチルシンナメート、グリセリルモ
ノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメ
ート等の桂皮酸エステル誘導体、パラアミノ安息香酸オ
クチルエステル、N,N−ジメチル−安息香酸オクチル
エステル等の安息香酸エステル誘導体、2,4−ジヒド
ロキシベンゾフェノン、2,2′−ジヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン−5−スルホン酸塩等のベンゾフェノン、そ
の他の紫外線吸収剤として、3−(4′−メチルベンジ
リデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,
l−カンファー、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルエ
ステル、4‐メトキシ−4′−t−ブチル−ジベンゾイ
ルメタン等が挙げられる。紫外線反射剤としては、酸化
チタン、酸化亜鉛、雲母チタン等が挙げられる。
【0015】角層剥離剤としてはクエン酸、グリコール
酸等のα−ヒドロキシ−カルボン酸、エチレンジアミン
テトラカルボン酸モノ、ジおよびトリナトリウム塩、並
びにトリメチルグリシン、ヒドロキシプロリン等のアミ
ノ酸等が挙げられる。
【0016】天然系界面活性剤としては、特にモノアル
キロイルホスファチジルコリン等のリゾレシチン、ジア
ルキロイルホスファチジルコリン、ジアルキロイルホス
ファチジルエタノールアミン等のレシチン類を挙げるこ
とができる。
【0017】本発明の皮膚外用剤には、通常、化粧品に
用いられる成分(例えば、油性成分、保湿成分、増粘
剤、乳化剤および各種添加剤)を配合することができ
る。例えば、油性成分としては炭化水素類、各種合成エ
ステル類、ロウ類、油脂類、高級脂肪酸類、高級アルコ
ール類、シリコーン類等が挙げられる。
【0018】保湿成分としては、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコー
ル、グリセリン、ポリエチレングリコール、ヒアルロン
酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、加水分
解コラーゲンペプチド、エラスチンペプチド、ケラチン
ペプチド、ステロール配糖体等が挙げられる。
【0019】増粘剤としては、水溶性合成高分子化合物
であるカルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセ
ルロースまたはその塩等、水溶性天然高分子化合物であ
るクインスシード抽出物、グアーガム、キサンタンガ
ム、アルギン酸ナトリウム等が挙げられる。
【0020】使用しうる乳化剤は、ノニオン乳化剤とし
ては各種高級アルコールのポリオキシエチレン付加物
等、各種高級脂肪酸ポリオキシエチレングリコールモノ
・ジエステル等およびグリセリン・ソルビタンのモノ・
ジエステル等、アニオン乳化剤としては各種高級脂肪酸
石鹸等、並びにカチオン乳化剤としてはα−オレオロイ
ルグリセロールα′−ホスファチジルコリン(リゾレシ
チン)、大豆レシチンおよび卵黄レシチン等を挙げるこ
とができる。また、添加剤として、香料、色素、防腐
剤、pH調整剤、キレート剤等を挙げることができ、こ
れらを組み合わせて適宜配合することができる。
【0021】また、本発明の態様において皮膚外用剤の
剤型としては、W/O型ローション、O/W型ローショ
ン、W/O型クリーム、O/W型クリーム、粘稠マイク
ロエマルジョンエッセンスまたはO/W型エッセンス等
から選択することができる。
【0022】ここで、本発明の1,4−ベンゼンジオー
ル誘導体の合成例を以下に示す。
【0023】[合成例1] 2,3−ジメトキシ−5−
メチル−6−(3,7,11,15−テトラメチルヘキサデ
カン−2,6,10,14−テトラエニル)−ベンゼン−
1,4−ジオ−ル(BD−4−0H)の合成 2,3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ジヒドロキシ
ベンゼン25gとオールトランス−ゲラニルリナロール
25gをイソプロピルエーテル100m1に添加し、4
0℃に加温して溶解する。これに、三フッ化ホウ素エー
テル錯体12.2gをイソプロピルエーテル25m1に
溶解したものを、40℃前後で1時間掛けて滴下する。
滴下後、同温で攪拌をして反応を終了させる(約1時
間)。反応液を室温まで冷却し、水10m1を添加す
る。全液を分液漏斗に移し、下層を除去する。イソプロ
ピルエーテル相に、少量の亜ニチオン酸ナトリウムを含
む5%水酸化ナトリウム水溶液200m1を加え、攪拌
後に静置し、下層(未反応の2,3−ジメトキシ−5−メ
チル−1,4−ジヒロドキシベンゼン)を除去する。再
度、イソプロピルエーテル相に、微量の亜ニチオン酸ナ
トリウムを含む5%水酸化ナトリウム水溶液100m1
を加え、攪拌後に静置し、下相を除去する。イソプロピ
ルエーテル相を水洗し、飽和食塩水で洗浄し、溶剤を減
圧下に留去する。得られた残渣をカラムクロマトグラフ
ィ(担体:シリカゲル,移動相:イソプロピルエーテル
−ヘキサン)で精製し、油状のBD−4−0H 12g
を得る(収率32%)。
【0024】[合成例2] 2,3−ジメトキシ−5−
メチル−6−(3,7,11,15−テトラメチルヘキサデ
カン−2−エニル−ベンゼン−1,4−ジオール (BD
−4−3H)の合成 2,3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ジヒロドキシ
ベンゼン25gとフィトール25gをイソプロピルエー
テル100m1に添加し、40℃に加温して溶解する。
次いで合成例1と同様に処理し、油状のBD−4−3H
20gを得る(収率51%)。
【0025】[合成例3] 2,3−ジメトキシ−5−
メチル−6−(3,7,11,15−テトラメチルヘキサデ
カニル)−ベンゼン−1,4−ジオール (BD−4−4
H)の合成 2,3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ジヒロドキシ
ベンゼン25gと3,4−ジヒドロフィトール25gを
イソプロピルエーテル100m1に添加し、40℃に加
温して溶解した。次いで合成例1と同様に処理し、油状
のBD−4−4H 8.5gを得る(収率22%)。
【0026】[合成例4] 2,3−ジメトキシ−5−
メチル−6−(3,7,11,15,19−ペンタメチル−
2,6,10,14,18−エイコサペンタエニル)−ベン
ゼン−1,4−ジオール (BD−5−0H)の合成 2,3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ジヒロドキシ
ベンゼン5.0gとオールトランス−ゲラニルファルネ
ソール6.2gをイソプロピルエーテル50m1に添加
し、40℃に加温して溶解する。次いで、合成例1と同
様に処理し、油状のBD−5−0H 12gを得る(収
率30%)。
【0027】[合成例5] 2,3−ジメトキシ−5−
メチル−6−(3,7,11,15−テトラメチル−ヘキサ
デカニール)−1,4−ベンゼンジオール(BD−4−4
H)の合成 コエンザイムQ4 5.0gをエタノール20m1に加
温して溶解する。触媒として5%パラジウムカーボン
1.0gを添加し、水素気流下に室温で攪拌する。2時
間後に、約5等量の水素を吸収した。反応液を濃過し
て、触媒を除去し、エタノールを減圧下に留去して、油
状のBD−4−4H 4.9gを得る(収率98%)。
【0028】[合成例6] コエンザイムQ4からのB
D−4−0Hの合成 コエンザイムQ4 2.0gをエタノール50m1に加
温して溶解する。水素化ホウ素ナトリウム0.2gを加
えて、オレンジ色が無くなるまで室温で攪拌する。反応
液にへキサン100m1を添加した後、さらに水100
m1と氷酢酸1.5mlを添加する。攪拌後に静置して
下相を除去する。次いでヘキサン相を水洗後にヘキサン
を減圧下に留去して、油状のBD−4−0H 1.8g
を得る(収率90%)。
【0029】[合成例7] 2,3−ジメトキシ−5−
メチル−6−(3,7,11,15,19,23−ヘキサメチ
ル−2,6,10,14,18,22−テトラエイコサヘキ
サエニル)−1,4−ベンゼンジオール(BD−6−0
H) 市販のコエンザイムQ6 0.1gをエタノール5m1
に加温して溶解する。水素化ホウ素ナトリウム0.05
gを加えて、オレンジ色が消えるまで室温で攪拌した。
反応液にへキサン100m1を添加した後、さらに水1
00m1と氷酢酸0.1m1を添加する。攪拌後、静置
して下相を除去する。ヘキサン相を水洗後、ヘキサンを
減圧下に留去して、油状のBD−6−0H 0.1gを
得る(収率100%)。
【0030】[合成例8] 2,3−ジメトキシ−5−
メチル−6−(3,7,11,15,19−ペンタメチル−
2,6−エイコサジエニル)−ベンゼン−1,4−ジオー
ル (BD−5−3H)の合成 2,3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ジヒドロキシ
ベンゼン5gと3,7,11,15,19−ペンタメチル−
2,6−エイコサジエノール5gをイソプロピルエーテ
ル100m1に添加し、40℃に加温して溶解する。次
いで合成例1と同様に処理し、油状のBD−5−3H
2.5gを得る(収率32%)。
【0031】[合成例9] 2,3−ジメトキシ−5−
メチル−6−(3,7,11,15,19−ペンタメチルエ
イコサニル)−1,4−ベンゼンジオール(BD−5−5
H)の合成 合成例8で得られたBD−5−3H 0.5gをエタノ
ール20m1に加温して溶解する。触媒として5%パラ
ジウムカーボン 0.1gを加え、水素気流下に室温で
攪拌する。2時間後に、約2等量の水素を吸収する。反
応液を瀘過して触媒を除去し、エタノールを減圧下に留
去して、油状のBD−5−5H 0.49gを得る(収
率98%)。
【0032】次に、本発明を下記の実施例により説明す
るが、これらは本発明を何ら制限するものではない。
【0033】
【実施例】本発明の1,4−ベンゼンジオール誘導体に
ついてのメラニン産生阻害試験および毒性試験を以下に
示す。
【0034】[メラニン産生阻害試験および毒性試験]
本発明の化合物としてBD−4−0H[合成例1]、B
D−4−3H[合成例2]、BD−5−0H[合成例
4]、BQ−4−0H、BQ−4−3HおよびBQ−5
−0Hを、比較例として類似の化合物2,3−ジメトキ
シ−5−メチル−6−(3,7,11−トリメチル−2,
6,10−ドデカトリエニル)−1,4−ベンゼンジオー
ル(BD−3−0H)[比較例1]を用いた。BD−3
−0Hはファルネソールから合成例1と同様の方法で調
製した。また、エタノールのみを添加したものを対照と
して用いた。
【0035】(1)メラニン産生阻害試験 1)マウス由来B16メラノーマ(悪性黒色腫細胞)培
養細胞による試験 B16メラノーマ培養細胞を96ウェル−マイクロタイ
タープレートに1ウェルあたり2000細胞個にて播種
し、10%ウシ胎児血清およびテオフィリン(0.09
mg/ml)を含むイーグルMEM培地中で37℃、5
%CO2存在下にて培養した。培養1日後、種々の濃度
の試料化合物BD−3−0H、BD−4−0H、BD−
4−3H、BD−5−0H、BQ−4−0H、BQ−4
−3HまたはBQ−5−0H 20μlを、最終濃度
3、10、50、100または200μg/mlになる
ように各ウェルに添加した。72時間培養した後、培地
を交換し、その際にも試料化合物を添加した。翌日に細
胞を回収し、細胞ペレットの色調により、新生するメラ
ニン合成に対する抑制効果を判定した。同時に細胞毒性
は、細胞を10%ホルマリンバッファーで固定後、1%
クリスタルバイオレットで染色し、モノセレーターで対
照に対する細胞生育率を測定し、対照の細胞数を100
%として評価した。細胞ペレットの色調によるメラニン
産生の判定は、ウェルをリン酸緩衝液(50mM,pH
6.8)で洗浄した後、細胞をミクロスクレーバーで剥
離させ、リン酸緩衝液で回収して遠心分離し、沈殿した
細胞ペレットの色調を以下の基準で4段階評価した。 −; 対照と同じ +; わずかに薄色 ++; やや白色 +++; 白色 BD−4−0H[合成例1]、BQ−4−0HおよびB
D−3−0H[比較例1]について得られた結果を下記
の表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】比較例1のBD−3−0Hは、3μg/m
lにおいて高いメラニン産生阻害効果を示すが、同時に
B16メラノーマに対して濃度依存的に高い毒性を示
し、さらに高濃度(50μg/ml)では全ての細胞が
死滅した。このことからBD−3−0Hのメラニン産生
阻害効果はその細胞毒性によるものと考えられる。一
方、本発明のBD−4−0HおよびBQ−4−0Hは、
3μg/mlにてメラニン産生阻害効果が観察され、1
0μg/mlにて顕著な効果を示すが、細胞生育率は対
照と変化がなく、細胞毒性は観察されなかった。また、
BD−4−3H、BD−5−0H、BQ−4−3Hおよ
びBQ−5−0Hでは、50μg/mlにてメラニン産
生阻害効果が観察され、100μg/mlにて顕著な効
果を示したが、細胞毒性は観察されなかった。
【0038】2)ヒト由来HM3KOメラノーマ培養細
胞による試験 神戸大学から入手したヒト由来HM3KOメラノーマ培
養細胞(Melanoma Res. 6, p.25〜30 [1996])をDul
becco社製イーグル培地に10%ウシ胎児血清およ
び適量のペニシリンおよびストレプトマイシン等の抗生
物質を加え、室温培養した。試験試料としてBD−3−
0H[比較例1]、BD−4−3H[合成例2]、BD
−5−0H[合成例4]、BD−6−0H[合成例7]
を最終濃度が3、10、30、100、300μg/m
lとなるように培地に添加し、5日間培養した。培養5
日後、細胞をトリプシンおよびEDTA処理し、細胞数
をFuchs‐Rosenthal Cytomete
rにて測定し、細胞生育率を測定した。その後、細胞ペ
レットの色調をまず視覚判定し、次いで106個の細胞
をNaOH 1モル/L濃度の水溶液で約10分間煮沸
溶解し、スペクトロフォトメーターにて産生したメラニ
ン量を400nmの吸光度で定量化した。なお、対照
(試料未添加)のメラニン産生抑制率を0%、細胞生育
率を100%として相対的に定量化した。
【0039】その結果、比較例1のBD−3−0Hでは
メラニン産生の阻害率は3μg/mlで35%、10μ
g/mlで60%と低濃度で抑制率が高いが、細胞生育
率は3μg/mlで93%、10μg/mlで56%と
低く、B16メラノーマ培養細胞での結果と同様に、メ
ラニン産生抑制効果は細胞毒性によるものと考えられ
る。一方、本発明のBD−4−0Hではメラニン産生抑
制率は3μg/mlで35%、10μg/mlで58
%、細胞生育率は3μg/mlで90%、10μg/m
lで100%と、ほぼ細胞毒性は観察されなかった。B
D−4−3Hではメラニン産生抑制率は30μg/ml
で36%、100μg/mlで65%であった。BD−
5−0Hのメラニン産生抑制率は30μg/mlで42
%、100μg/mlで60%であった。
【0040】上記試験の結果は、本発明の1,4−ベン
ゼンジオール誘導体および1,4−ベンベンゾキノン誘
導体が顕著なメラニン産生阻害効果を有しているが、細
胞に対する毒性が無いかまたは顕著に低く、メラニン産
生阻害剤として有用であることを示すものである。
【0041】毒物学的特性について、さらに本発明の
1,4−ベンゼンジオール誘導体を試験した。
【0042】(2)単回投与毒性試験 Wister系ラットおよびICR−JCL系マウスを
用いて種々の投与経路における急性毒性を調べた。投与
は本物質を生理食塩水中に超音波下懸濁液として、所定
の量に調節して与えた。投与後、中毒症状の観察を続
け、7日間までの経時的死亡率を求め、LD50値を求め
た。生存例、死亡例とも解剖して所見を得た。LD50
リッチフィールド−ウィルコクソン(Litchfie
ld−Wilcoxon)の図形算法により算出した。
【0043】ラット雌雄、マウス雌雄にBD−4−0
H、BD−4−3H、BD−5−0Hを経口的に400
0mg/kg、経皮的に4000mg/kg、皮下に5
00mg/kg、筋肉内に500mg/kg、腹腔内に
1500mg/kg、または静脈内に250mg/kg
を投与し、各々の場合における急性毒性を観察した。そ
の結果、ラット雌雄、マウス雌雄共にその体重、飼料の
摂取量に特別の変化はなく、またその剖検所見において
も、各種臓器に異常は認められなかった。これらの結果
から本発明の1,4−ベンゼンジオール誘導体の安全性
が高いことが確かめられた。
【0044】(3)感作性試験 マグヌッスンとクリグマン(Magnusson
B.、Kligman A.M.)により開発されたマ
キシミゼイションテスト法に従って感作性試験を実施し
た。 (i)感作誘導 モルモット20匹を用意し、10匹は感作誘導用に、残
りの10匹は対照用とする。モルモットの肩甲骨上4×
6cmの面積を刈毛、剃毛し、下記a、b、c3対の皮
内注射を正中線を対称に左右同時に行った。なお、試験
試料としてBD−4−0H、BD−4−3H、BD−5
−0Hの10%濃度の超音波下懸濁水溶液を用いた。 a.左右2ヶ所にそれぞれ0.05ml(合計0.1m
l)のフロイトコンプリートアジュバンド(FCA D
ifco社製)を皮内注射した。 b.左右2ヶ所にそれぞれ0.05mlの試験試料(1
0%濃度の超音波下懸濁水溶液)を皮内注射した。 c.左右2ヶ所にそれぞれ0.05mlの試験試料(1
0%濃度のFCA乳化物)を皮内注射した。7日後に、
肩甲骨上を再度刈毛、剃毛しラウリル硫酸ナトリウム1
0%を含有するワセリンを塗布し、軽い炎症を起こさせ
る。この処置により感作誘導が増強される。ついでこの
部位にテスト試料を塗布し、閉塞貼付する。 (ii)誘発 感作誘導後21日目に感作処置群と対照群のモルモット
の側腹部5×5cmを刈毛、剃毛し、各試験試料を80
%のエタノール水溶液で希釈し、24時間閉塞貼付し
た。対照群にも同様の操作を行った。 (iii)評点 感作処置群と対照群とに共に、視覚的に異常が観察され
るか、感作処置群のみについて紅斑・浮腫の有無とその
程度(軽度、中等度または高度)を比較評価した。 (iv)結果 本発明の1,4−ベンゼンジオール誘導体では、全モル
モットにおいて全く感作反応は認められなかった。この
結果は、これらの化合物を経皮的に長期投与しても安全
であることを示している。
【0045】(4)薬理効果試験 8メトキシソラーレン処理光毒性色素沈着Weiser
Mapleモルモット5匹を用いて、毛刈りした背部
に50μlのテスト試料を1日1回約4cm2の範囲に
8週間塗布し、脱色効果および副作用としてあらわれる
色素沈着の程度を下記の評価基準に従って評価した。 試験試料は、本発明の1,4−ベンゼンジオール誘導体
としてBD−4−0H、BD−4−3HおよびBD−5
−0Hを、並びに比較例2としてハイドロキノンを用い
た。各試験試料は1重量%の濃度になるようにジプロピ
レングリコールに溶解し、この溶液を上述のようにモル
モットに塗布した。なお、評価点としてWeiser
Mapleモルモット5匹の平均評価点を下記の表2に
示した。
【0046】
【表2】
【0047】本発明の1,4−ベンゼンジオール誘導体
(BD−4−0H、BD−4−3H、BD−5−0H)
はいずれも経時的に脱色効果が増加した。これに対し、
比較例2のハイドロキノンでは、3週目で脱色効果は最
大になるものの、その後は刺激による色素沈着がおこ
り、7、8週目では逆に黒化する傾向が観察された。
【0048】次に、本発明における皮膚外用剤の製造例
を示す。なお、下記の配合量は全て重量%である。
【0049】 [実施例1] W/O型エモリエントローション マイクロクリスタリンワックス 1.0 ミツロウ 2.0 マカデミアナッツ油 2.0 スクワラン 10.0 流動パラフィン 19.0 BD−4−0H(合成例1) 1.0 1,3−ブチレングリコール 4.0 グリセリン 3.0 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 3.0 リゾレシチン 1.0 ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノオレイン 酸エステル 1.0 α−トコフェロール 0.02 防腐剤 適量 イオン交換水 52.98
【0050】(製法)イオン交換水に保湿剤として1,
3−ブチレングリコール、グリセリンを添加して70℃
に加熱した。これとは別にまたマイクロクリスタリンワ
ックス、ミツロウ、マカデミアナッツ油、スクワランと
流動パラフィンを70℃に加熱して溶解させ、次いで7
0℃に保ちながらBD−4−0H、乳化剤であるソルビ
タンセスキオレイン酸エステル、リゾレシチンおよびポ
リオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノオレイン酸
エステル、抗酸化剤であるα−トコフェロール、並びに
防腐剤を添加した。攪拌しながら、先に調製した水相を
徐々にこの油相に添加して予備乳化させ、ホモミキサー
で乳化粒子を均一にした後、脱気、冷却した。
【0051】 [実施例2] W/O型エモリエントローション セチルアルコール 1.0 ミツロウ 0.5 ワセリン 2.0 スクワラン 6.0 ジメチルポリシロキサン 2.0 エタノール 5.0 BD−4−3H(合成例2) 1.0 グリセリン 4.0 1,3−ブチレングリコール 4.0 ポリオキシエチレン(10モル)モノオレイン酸エステル 1.0 クインスシード粘液(1%水溶液) 20.0 α−トコフェロール 0.02 防腐剤 適量 香料 適量 イオン交換水 52.48
【0052】(製法)イオン交換水にグリセリン、1,
3−ブチレングリコールおよびクインスシード粘液を添
加して70℃に加熱した。これとは別にセチルアルコー
ル、ミツロウ、ワセリン、スクワランおよびジメチルポ
リシロキサンを70℃に加熱して溶解させ、次いで70
℃に保ちながらBD−4−3H、乳化剤のポリオキシエ
チレン(10モル)モノオレイン酸エステル、抗酸化剤の
α−トコフェロール、防腐剤を添加した。攪拌しなが
ら、先に調製した水相を徐々にこの油相に添加して予備
乳化させ、温度が35℃以下になってからエタノールを
添加し、次いでホモミキサーで乳化粒子を均一にした
後、脱気、冷却した。
【0053】 [実施例3] W/O型エモリエントクリーム 流動パラフィン 30.0 マイクロクリスタリンワックス 2.0 ワセリン 5.0 BD−5−5H(合成例5) 1.0 ジクリセロールジオレイン酸エステル 5.0 α−トコフェロール 0.02 防腐剤 適量 香料 適量 水相(1) L−グルタミン酸ナトリウム 1.2 L−セリン 0.4 トリメチルグリシン 0.4 イオン交換水 13.0 水相(2) ジプロピレングリコール 3.0 アスコルビン酸−α−D−グルコピラノシド 0.2 グリコール酸ナトリウム 0.1 グリコール酸 0.1 イオン交換水 38.58
【0054】(製法)水相(1)を50℃で加熱溶解し
たものを、同じく50℃に加熱した乳化剤部ジクリセロ
ールジオレイン酸エステルへ攪拌しながら徐添して、乳
化組成物を調製した。BD−5−5Hとα−トコフェロ
ールを含む油相(流動パラフィン、マイクロクリスタリ
ンワックスおよびワセリン)を70℃に加熱溶解したも
のの中に、前記乳化組成物を均一に分散させた。さらに
水相(2)を70℃に加熱したものを前記分散液中に十
分攪拌しながら添加し、ホモミキサーで均一に乳化した
後、脱気、濾過し30℃まで冷却した。
【0055】 [実施例4] O/W型エモリエントクリーム セチルアルコール 5.0 ステアリン酸 3.0 ワセリン 5.0 スクワラン 10.0 グリセロールトリ2−エチルへキサン酸エステル 7.0 BD−5−0H(合成例4) 0.5 α−トコフェロール 0.02 1,3−ブチレングリコール 5.0 グリセリン 5.0 プロピレングリコールモノステアリン酸エステル 3.0 ポリオキシエチレン(20モル)セチルアルコールエーテル 3.0 トリエタノールアミン 0.8 防腐剤 適量 香料 適量 イオン交換水 52.68
【0056】(製法)イオン交換水にトリエタノールア
ミンと保湿剤である1,3−ブチレングリコールおよび
グリセリンを添加し、70℃に加熱した。BD−5−0
Hとα−トコフェロールを含む油相(セチルアルコー
ル、ステアリン酸、ワセリン、スクワランおよびグリセ
ロールトリ2−エチルへキサン酸エステル)を加熱溶解
した後、乳化剤であるプロピレングリコールモノステア
リン酸エステルおよびポリオキシエチレン(20モル)セ
チルアルコールエーテル、防腐剤および香料を添加し
て、70℃に加熱した。これを先に調製した水相に添加
して予備乳化させた。次いでホモミキサーで乳化粒子を
均一にした後、脱気、濾過し、30℃まで冷却した。
【0057】 [実施例5] 半透明マイクロエマルジョン化粧水 1,3−ブチレングリコール 6.0 グリセリン 5.0 ポリエチレングリコール4000 3.0 マカデミアナッツ油 0.5 BD−4−4H(合成例3) 0.3 α−トコフェロール 0.02 ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノステアリン酸 エステル 1.5 ポリオキシエチレン(5モル)オレオイルアルコールエーテル 0.3 エタノール 10.0 香料 適量 色剤 適量 防腐剤 適量 pH調整剤 適量 キレート剤 適量 イオン交換水 73.38
【0058】(製法)イオン交換水に保湿剤の1,3−
ブチレングリコール、グリセリンおよびポリエチレング
リコール4000、色剤、pH調整剤、キレート剤を添
加して室温にて溶解した。これとは別にBD−4−4
H、α−トコフェロール、マカデミアナッツ油、乳化剤
であるポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノス
テアリン酸エステルおよびポリオキシエチレン(5モル)
オレオイルアルコールエーテル、防腐剤並びに香料をエ
タノールに添加して室温にて溶解した。先に調製した水
相にこのアルコール相を添加して、ホモミキサーにてマ
イクロエマルジョンを調製した。
【0059】 [実施例6] 粘稠マイクロエマルジョンエッセンス ジプロピレングリコール 5.0 ポリエチレングリコール400 5.0 エタノール 10.0 カルボキシビニルポリマー 0.3 アルギン酸ナトリウム 0.3 水酸化カリウム 0.15 ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノステアリン酸 エステル 1.0 ソルビタンモノオレイン酸エステル 0.3 リゾレシチン 0.2 BD−4−0H(合成例1) 0.2 BD−5−5H(合成例5) 0.3 α−トコフェロール 0.02 α−トコフェロールアセテート 0.02 オレイルアルコール 0.5 香料 適量 防腐剤 適量 イオン交換水 73.38
【0060】(製法)イオン交換水にカルボキシビニル
ポリマーを溶解した後、ジプロピレングリコールとポリ
エチレングリコール400を順次溶解した。これとは別
にソルビタンモノオレイン酸エステル、ポリオキシエチ
レン(20モル)ソルビタンモノステアリン酸エステル、
リゾレシチン、BD−4−0H、BD−5−5H、オレ
イルアルコール、α−トコフェロール、α−トコフェロ
ールアセテート、香料および防腐剤をエタノールに順次
溶解した。これを先に調製した水相に添加し、ホモミキ
サーにてマイクロエマルジョン化させた。次いで、一部
のイオン交換水に溶解させた水酸化カリウムを添加し、
攪拌、脱気、濾過した。
【0061】 [実施例7] O/W型紫外線遮蔽剤含有エッセンス ステアリン酸 3.0 エタノール 1.0 コレステリル−12−ヒドロキシステアレート 3.0 流動パラフィン 5.0 2−エチルヘキシルパルミテート 3.0 BD−4−3H(合成例2) 0.3 BD−5−0H(合成例4) 0.3 α−トコフェロール 0.02 1,3−ブチレングリコール 5.0 ポリオキシエチレン(20モル)セチルアルコールエーテル 2.0 グリセリルモノステアレート 2.0 グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシ シンナメート 4.0 4−メトキシ−4′−t−ブチル−ジベンゾイルメタン 4.0 シリコーン表面処理微粒子酸化亜鉛 2.0 デカメチルシクロメチコン 2.0 トリエタノールアミン 0.8 香料 適量 防腐剤 適量 イオン交換水 61.88
【0062】(製法)イオン交換水に1,3−ブチレン
グリコール、トリエタノールアミンを加え、70℃に加
熱した。ステアリン酸、コレステリル−12−ヒドロキ
システアレート、流動パラフィンおよび2−エチルヘキ
シルパルミテートを70〜80℃で加熱溶解した後、乳
化剤(ポリオキシエチレン(20モル)セチルアルコール
エーテルおよびグリセリルモノステアレート)、紫外線
吸収剤(シンナメートおよび4−メトキシ−4′−t−
ブチル−ジベンゾイルメタン)、BD−4−3H、BD
−5−0H、α−トコフェロール、防腐剤および香料を
順次添加し、70℃まで加熱した。油相を先に調製した
水相に攪拌しながら添加し、予備乳化させた。その後、
温度を40℃以下に冷却し、シリコーン表面処理微粒子
酸化亜鉛とデカメチルシクロメチコン分散液を添加しな
がらホモミキサーで乳化粒子を均一化し、脱気、冷却し
た。
【0063】 [実施例8] W/O型クリーム 流動パラフィン 23.0 ワセリン 6.0 セレシンワックス 3.0 ビースワックス 1.0 BQ−4−0H 0.5 BQ−5−5H 0.5 α−トコフェロール 0.02 ジグリセロールジオレイン酸エステル 4.0 L−グルタミン酸ナトリウム 2.0 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 3.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 グリセリン 2.0 防腐剤 適量 キレート防止剤 適量 香料 適量 イオン交換水 49.98
【0064】(製法)イオン交換水に保湿剤としてピロ
リドンカルボン酸ナトリウム、L−グルタミン酸ナトリ
ウム、1,3−ブチレングリコールとグリセリンおよび
キレート防止剤を添加して70℃に加熱して均一に溶解
した。これとは別にまたセレシンワックス、ビースワッ
クス、ワセリン、流動パラフィンとジグリセロールジオ
レイン酸エステルを80℃に加熱して溶解させ、BQ−
4−0H、BQ−5−5H、α−トコフェロール、香料
および防腐剤を添加した。攪拌しながら、先に調製した
水相を徐々にこの油相に添加して予備乳化させ、ホモミ
キサーで乳化粒子を均一にした後、脱気し、オンレータ
ー冷却した。
【0065】[試験例] ヒトにおける実用試験 1)投与試料および試験方法 実際にヒトの皮膚における本発明の皮膚外用薬の効果を
確かめるために、次の試験を行った。顔面に色素沈着患
部を有する(肝斑・雀卵斑、老人性色素斑、炎症後の色
素沈着および他の色素沈着を被っている)被験者127
名をパネラーとした。パネラーの約半分の67名には本
発明の皮膚外用薬を、残りの60名にはプラセボを毎日
朝夕洗顔後にメラニン色素産生が亢進している患部に直
接塗散布した。2ヶ月連続使用後、医師による視感判定
によりその効果の判定を行い、さらに試験開始前と試験
2ヶ月後の写真による比較検討も行った。試験試料とし
ては、実施例1にて調製したW/O型エモリエントロー
ションを用い、プラセボではBD−4−0Hを同量のイ
オン交換水で置換して調製したW/O型エモリエントロ
ーションを用いた。また、皮膚外用薬を塗散布する際に
は、1,4−ベンゼンジオール誘導体の投与量が0.05
〜0.5mg/cm2になるように、ローションを患部の
皮膚に塗布した。得られた試験結果を下記の表に示す。
【0066】
【表3】
【0067】2)試験結果 上記表から明らかのように、本発明の皮膚外用薬である
W/O型エモリエントローションでは、その88%(改
善+やや改善)において症状の改善が観察された。これ
に対し、プラセボでは、その78%に改善が見られず、
しかも悪化が6%観察された。また、プラセボにてその
22%に改善が観察されているが、いわゆるプラセボ効
果と考えられる。また、本試験において、色素沈着の症
状の違い(肝斑・雀卵斑、老人性色素斑、炎症後の色素
沈着および他の色素沈着)による効果の大きな差は見ら
れなかった。以上の結果から、本発明による皮膚外用剤
は、実際にヒトに皮膚における色素沈着の改善に有効で
あることが示された。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、メラニン産生阻害効果
に優れ、且つ安定性・安全性の高いメラニン産生阻害
剤、並びにこれを有効成分として含有する化粧品および
/または医薬部外品の皮膚外用剤が提供される。本発明
のメラニン産生阻害剤は0.0001重量%以上と極め
て低濃度で顕著なメラニン産生阻害効果を奏し、且つ皮
膚やその細胞に対して毒性が無いかまたは極めて低いた
め、当該メラニン産生阻害剤を含有する皮膚外用剤は、
優れた皮膚美白効果を有するばかりでなく、その高い安
全性のために長期間の連続使用が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 9/107 A61K 9/107 31/122 31/122 A61P 17/00 A61P 17/00 43/00 111 43/00 111 (72)発明者 吉村 育生 東京都千代田区神田錦町一丁目25番地 日 清ファルマ株式会社内 (72)発明者 豊田 仁 東京都千代田区神田錦町一丁目25番地 日 清ファルマ株式会社内 (72)発明者 山本 順寛 東京都文京区本郷七丁目3番1号 東京大 学大学院工学系研究科内 (72)発明者 市橋 正光 兵庫県神戸市中央区楠町七丁目5番地1号 神戸大学医学部内 (72)発明者 船坂 陽子 兵庫県神戸市中央区楠町七丁目5番地1号 神戸大学医学部内 Fターム(参考) 4C076 AA17 BB31 CC18 DD34 DD38 DD46 DD59 DD63 EE23 EE51 EE53 EE55 FF16 FF61 4C083 AA082 AA112 AA122 AB032 AB212 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC182 AC242 AC292 AC342 AC352 AC392 AC402 AC422 AC442 AC471 AC472 AC491 AC492 AC542 AC582 AC612 AD042 AD092 AD152 AD302 AD492 AD572 AD642 AD662 BB01 BB21 BB41 BB44 BB45 BB46 BB47 BB48 BB51 CC02 CC04 CC05 CC19 DD31 DD32 DD33 EE17 4C206 CA19 CB27 MA01 MA02 MA03 MA04 MA05 MA37 MA42 MA83 NA14 ZA89 ZC02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 [式中、x、yは0〜6の整数であり、且つx+y=
    4、5または6である]で表されるベンゼンジオール誘
    導体、または一般式(II): 【化2】 [式中、x、yは0〜5の整数であり、且つx+y=4
    または5である]で表されるベンゾキノン誘導体を有効
    成分とするメラニン産生阻害剤。
  2. 【請求項2】 ベンゼンジオール誘導体が、2,3−ジ
    メトキシ−5−メチル−6−(3,7,11,15−テトラ
    メチル−2,6,10,14−ヘキサデカテトラエニル)−
    1,4−ベンゼンジオール、2,3−ジメトキシ−5−メ
    チル−6−(3,7,11,15−テトラメチル−2−ヘキ
    サデカモノエニル)−1,4−ベンゼンジオール、または
    2,3−ジメトキシ−5−メチル−6−(3,7,11,1
    5,19−ペンタメチル−2,6,10,14,18−エイ
    コサペンタエニル)−1,4−ベンゼンジオールである請
    求項1に記載のメラニン産生阻害剤。
  3. 【請求項3】 ベンゾキノン誘導体が、2,3−ジメト
    キシ−5−メチル−6−(3,7,11,15−テトラメチ
    ル−2,6,10,14−ヘキサデカテトラエニル)−1,
    4−ベンゾキノン、2,3−ジメトキシ−5−メチル−
    6−(3,7,11,15−テトラメチル−2−ヘキサデカ
    モノエニル)−1,4−ベンゾキノンまたは2,3−ジメ
    トキシ−5−メチル−6−(3,7,11,15,19−ペ
    ンタメチル−2,6,10,14,18−エイコサペンタエ
    ニル)−1,4−ベンゾキノンである請求項1に記載のメ
    ラニン産生阻害剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のメ
    ラニン産生阻害剤の1種以上を含有することを特徴とす
    る皮膚外用剤。
  5. 【請求項5】 前記メラニン産生阻害剤の含量が0.0
    001〜5重量%である請求項4記載の皮膚外用剤。
  6. 【請求項6】 抗酸化剤、紫外線遮断剤、角層剥離剤、
    界面活性剤、香料、色素、防腐剤、pH調整剤、キレー
    ト剤から選択される添加剤を含有する、請求項4または
    5記載の皮膚外用剤。
  7. 【請求項7】 皮膚外用剤の剤型が、W/O型ローショ
    ン、O/W型ローション、W/O型クリーム、O/W型
    クリーム、粘稠マイクロエマルジョンエッセンスおよび
    O/W型エッセンスから選択される、請求項4〜6のい
    ずれか1項に記載の皮膚外用剤。
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JP2007517836A (ja) * 2004-01-06 2007-07-05 リポテック,エス.アー. 局所適用の脱色素組成物及び類似の組成物の調整でのイデベノンの使用
JP2014522848A (ja) * 2011-06-29 2014-09-08 アビダス・フアーマシユーテイカルズ・エル・エル・シー 脂質マイクロカプセルのデリバリービヒクルを含む局所用製剤およびその使用
JP2019011359A (ja) * 2014-01-14 2019-01-24 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー ヒトの皮膚の外観及び感触を改善するための多工程処方計画

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