JPH1180016A - 老化防止用皮膚外用剤 - Google Patents
老化防止用皮膚外用剤Info
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- JPH1180016A JPH1180016A JP9267936A JP26793697A JPH1180016A JP H1180016 A JPH1180016 A JP H1180016A JP 9267936 A JP9267936 A JP 9267936A JP 26793697 A JP26793697 A JP 26793697A JP H1180016 A JPH1180016 A JP H1180016A
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Abstract
に線維芽細胞の紫外線による傷害を防止することによ
り、加齢や紫外線などの種々のストレスによるシワ,シ
ミの発生,皮膚の弾性の低下といった皮膚老化症状の防
止或いは改善に有効で、抗炎症作用,創傷治癒促進作用
をも有する老化防止用皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】 アガリクス茸(Agaricus blazei Murill)
子実体の抽出物を老化防止用皮膚外用剤に有効成分とし
て配合する。抽出溶媒としては、エタノール,メタノー
ル,1,3-ブチレングリコール,水から選択される1種の
溶媒又は2種以上の混合溶媒が好ましい。
Description
の代謝活性を活性化し、さらに紫外線による線維芽細胞
の損傷を防止することにより、加齢や紫外線などの種々
のストレスによるシワ,シミの発生,皮膚の弾性の低下
といった皮膚老化症状の防止或いは改善に有効で、抗炎
症作用,創傷治癒促進作用をも有する老化防止用皮膚外
用剤に関する。
るしわ,シミの発生、皮膚弾性の低下といった皮膚の老
化症状には、皮膚真皮の線維芽細胞の機能低下やマトリ
ックス線維の減少又は分解が重要な要因となっている。
従って、皮膚の老化防止,改善作用を有する老化防止用
皮膚外用剤を得るため、線維芽細胞の賦活或いは増殖促
進作用を有する成分の検索と配合が試みられている。
6号公報),α−ヒドロキシ酢酸(特開平5−1124
22号公報),α−ヒドロキシ酸のステロールエステル
(特開平8−104632号公報),6-ベンジルアミノ
プリン(特開平7−233037号公報),特定のリボ
ヌクレアーゼ(特開平7−309778号公報),L-リ
シル-L-グリシル-L-ヒスチジン(特開平7−31619
2号公報),乳汁由来線維芽細胞増殖因子(特開平8−
119867号公報),酸化型コエンザイムA(特開平
8−175961号公報)等が開示されている。
効果を有する成分等の中には、作用効果が不十分であっ
たり、安定性が悪かったりして、皮膚外用剤基剤中に含
有させた場合、有効な効果を得るにはかなりの量を含有
させなければならないものも存在していた。また、好ま
しくない副作用や刺激性などを有していたり、製剤安定
性に悪影響を及ぼすものや、臭いや色の点で外用剤に配
合しにくいもの、一定の作用,品質を維持することの困
難なものも多かった。
は、真皮線維芽細胞の代謝活性を向上させる細胞賦活作
用に優れる新規成分を探求し、それを皮膚外用剤に含有
させることにより、紫外線などの外来ストレスにより生
じる皮膚の傷害や老化を、有効に防止或いは改善する作
用に優れる老化防止用皮膚外用剤を得ることを目的とし
た。
め、本発明者らは真皮線維芽細胞の代謝活性促進効果を
指標として、有効な活性化作用を有する物質のスクリー
ニングを行った。その結果、アガリクス茸(Agaricus bl
azei Murill)子実体の抽出物が、高い真皮線維芽細胞の
代謝促進効果、及び紫外線による線維芽細胞の傷害を防
止する効果を有することを見いだした。このアガリクス
茸(Agaricus blazei Murill)子実体の抽出物において
は、皮膚刺激性,接触感作性といった皮膚への悪影響も
なく、また老化防止用皮膚外用剤に配合したときも、真
皮線維芽細胞賦活作用の不活性化は起こらずに、品質も
安定していた。
は、担子菌類ハラタケ目ハラタケ科ハラタケ属の一種
で、カワリハラタケやヒメマツタケとも呼ばれる。アガ
リクス茸は北米の南東部及び南米に分布し、ブラジル東
南部においては昔から住民が食用にしていた茸の一種で
ある。このアガリクス茸の有効性については特にその抗
腫瘍活性について多くの報告がなされている。例えば、
アガリクス茸の子実体或いは菌糸体を水性溶媒で抽出す
ることにより抗腫瘍作用を有する多糖類が得られること
(特開昭55−74797号公報,特開昭55−108
292号公報,特開昭64−67194号公報,特開平
1−67195号公報,特開平6−128164号公報
等)、アガリクス茸の子実体から抗腫瘍作用を有する核
酸成分が得られること(特開平1−66127号公
報)、アガリクス茸の熱水抽出残さから抗腫瘍活性を有
する蛋白多糖体が単離されること(特開平2−7863
0号公報)、アガリクス茸の85%エタノール抽出残さ
から抗腫瘍活性を有する糖蛋白質が得られること(特開
平6−9423号公報)、アガリクス茸子実体中に存在
する抗腫瘍活性を有するエルゴステロール誘導体(特開
平1−246299号公報)等が開示されている。また
アガリクス茸の生理活性として、アガリクス茸子実体抽
出物を有効成分とする肝機能改善剤(特開平2−124
829号公報)、アガリクス茸菌糸体培養抽出物の抗ア
レルギー作用(特開平1−228480号公報)、アガ
リクス茸子実体抽出物の免疫能低下改善作用(特開平7
−258107)等が報告されている。今回本発明者等
は、アガリクス茸子実体の溶媒抽出物において、顕著な
線維芽細胞賦活作用と,真皮線維芽細胞に対する紫外線
傷害を防止する効果を新たに発見し、本発明を完成する
に至った。
s blazei Murill)は、すでに広く知られており、工業技
術院生命工学工業技術研究所に寄託番号、生命研菌寄第
4731号として寄託されている。
合、生の子実体或いは乾燥した子実体のいずれを用いて
も良い。またアガリクス茸子実体の抽出物を得る抽出溶
媒としては、水、エタノール,メタノール,イソプロパ
ノール,イソブタノール,n-ヘキサノール,メチルアミ
ルアルコール,2-エチルブタノール,n-オクチルアルコ
ールなどのアルコール類、グリセリン,エチレングリコ
ール,エチレングリコールモノメチルエーテル,エチレ
ングリコールモノエチルエーテル,プロピレングリコー
ル,プロピレングリコールモノメチルエーテル,プロピ
レングリコールモノエチルエーテル,トリエチレングリ
コール,1,3-ブチレングリコール,ヘキシレングリコー
ル等の多価アルコール又はその誘導体、アセトン,メチ
ルエチルケトン,メチルイソブチルケトン,メチル-n-
プロピルケトンなどのケトン類、酢酸エチル,酢酸イソ
プロピルなどのエステル類、エチルエーテル,イソプロ
ピルエーテル,n-ブチルエーテル等のエーテル類などの
極性溶媒から選択される1種又は2種以上の混合溶媒が
好適に使用できる。また、リン酸緩衝生理食塩水等の無
機塩類を添加した極性溶媒、界面活性剤を添加した極性
溶媒を用いることもでき、特に限定はされない。上記の
抽出溶媒の中でも、エタノール,メタノール,1,3-ブチ
レングリコール,水から選択される1種の溶媒又は2種
以上の混合溶媒、及びこれらの溶媒に無機塩,界面活性
剤を添加した溶媒が好ましく用いられる。
は加温した状態で含浸させて抽出する方法、水蒸気蒸留
等の蒸留法を用いて抽出する方法、生のアガリクス茸を
直接圧搾して抽出物を得る圧搾法等が例示され、これら
の方法を単独で又は2種以上を組み合わせて抽出を行
う。
比率は特に限定されるものではないが、アガリクス茸子
実体1に対して溶媒0.5〜1000重量倍、特に抽出
操作、効率の点で0.5〜100重量倍が好ましい。ま
た、抽出温度は、常圧下で室温から溶剤の沸点以下の範
囲とするのが便利であり、抽出時間は抽出温度などによ
って異なるが、2時間〜2週間の範囲とするのが好まし
い。
茸子実体抽出物は、抽出物をそのまま用いることもでき
るが、真皮線維芽細胞賦活作用、及び紫外線による細胞
傷害防御作用を失わない範囲内で脱臭,脱色,濃縮等の
精製操作を加えたり、さらにはカラムクロマトグラフィ
ー等を用いて分画物として用いてもよい。これらの抽出
物や精製物、分画物は、これらから溶媒を除去すること
によって乾固物とすることもでき、さらにアルコールな
どの溶媒に可溶化した形態、或いは乳剤の形態で老化防
止用皮膚外用剤に添加することができる。
防止用皮膚外用剤への配合量は、その効果や添加した際
の匂い,色調の点から考え、0.001〜20重量%の
濃度範囲とすることが望ましい。配合量が0.001重
量%未満であると、十分な真皮線維芽細胞賦活作用、紫
外線による細胞傷害防御作用及び老化防止効果が得られ
ないが、あまり多量に配合する必要もなく、20重量%
を超えると老化防止用皮膚外用剤の安定性等に影響を及
ぼすこともある。
実体抽出物を含有させた老化防止用皮膚外用剤を提供し
得るが、老化防止用皮膚外用剤としては、ローション,
乳剤,クリーム,軟膏等の形態をとることができる。ま
たさらに、柔軟性化粧水,収れん性化粧水,洗浄用化粧
水等の化粧水類、エモリエントクリーム,モイスチュア
クリーム,マッサージクリーム,クレンジングクリー
ム,メイクアップクリーム等のクリーム類、エモリエン
ト乳液,モイスチュア乳液,ナリシング乳液,クレンジ
ング乳液等の乳液類、ゼリー状パック,ピールオフパッ
ク,洗い流しパック,粉末パック等のパック類、美容
液、及び洗顔料といった種々の製剤形態の老化防止用化
粧料としても提供することができる。
や美白成分,保湿剤,抗炎症剤,紫外線吸収剤等、他の
有効成分を併用することもでき、日焼け止め化粧料、皮
膚保護用化粧料、美白剤等の薬用化粧料或いは医薬部外
品等として提供することもできる。
体抽出物の製造例を、まず示す。
用いて、アガリクス茸子実体抽出物を調製した。乾燥し
たアガリクス茸子実体を粉砕し、その10重量倍の溶媒
を添加して、室温で3日間浸漬した後濾過したろ液をア
ガリクス茸子実体抽出物とした。
来真皮線維芽細胞を1ウェルあたり2.0×104個と
なるように96穴マイクロプレートに播種し、24時間
後に製造例1〜4に示したアガリクス茸子実体抽出物を
含有する1.0容量%牛胎仔血清添加ダルベッコ最小必
須培地にて、37℃で48時間培養した。次いで2-(4,5
-ジメチル-2-チアゾリル)-3,5-ジフェニルテトラゾリウ
ムブロミド(MTT)を0.4mg/ml含有する前記
培地に交換して37℃で2時間培養し、テトラゾリウム
環の開環により生じるフォルマザンを、2-プロパノール
にて抽出し550nmにおける吸光度により測定した。
なお、1.0容量%牛胎仔血清添加ダルベッコ最小必須
培地のみで培養した系を対照とし、5.0容量%牛胎仔
血清添加ダルベッコ最小必須培地で培養した系を陽性対
照とした。結果は対照における吸光度を100.0%と
して表した活性化指数により表2に示した。
ス茸子実体抽出物を添加して真皮線維芽細胞を培養する
ことにより、活性化指数の上昇が認められ、有意な線維
芽細胞代謝活性化が認められていた。特に、抽出溶媒と
して精製水及び85%エタノールを用いた製造例1及び
製造例2においては、0.01重量%ときわめて低濃度
で、有意な活性化指数の上昇が認められ、高い線維芽細
胞賦活作用を有することが示された。
来真皮線維芽細胞を1ウェルあたり2.0×104個と
なるように96穴マイクロプレートに播種し、24時間
後に製造例1〜4に示したアガリクス茸子実体抽出物を
含有する5.0容量%牛胎仔血清添加ダルベッコ最小必
須培地に交換し、37℃で24時間培養した。次いで培
地をHanks液に交換し、紫外線を0.5J/cm2
量照射した。再度、5.0容量%牛胎仔血清添加ダルベ
ッコ最小必須培地に交換し、37℃で24時間培養した
後、培地をニュートラルレッドを20μg/ml含有す
る前記培地に交換して37℃で2時間培養し、培地中に
含まれるニュートラルレッドをリン酸緩衝生理食塩水で
洗浄除去した。細胞内に取り込まれたニュートラルレッ
ドを、0.1N塩酸含有30%エタノール水溶液で抽出
し、抽出液の550nmの吸光度を測定した。ニュートラ
ルレッドは、生細胞の細胞膜だけを透過し、リソゾーム
に沈着するので、生細胞だけを特異的に染色することが
できる。なお、アガリクス茸子実体の抽出物を添加せ
ず、5.0容量%牛胎仔血清添加ダルベッコ最少必須培
地のみで培養した系を対照とし、それぞれの紫外線照射
後の細胞生存率を表3に示した。
ス茸子実体抽出物を添加して真皮線維芽細胞を培養する
ことにより、紫外線による真皮線維芽細胞の傷害に対
し、有意な防御作用が認められていた。特に、抽出溶媒
として精製水及び85%エタノールを用いた製造例1及
び製造例2においては、0.1重量%以下の低濃度で、
64%以上の細胞生存が認められ、紫外線による真皮線
維芽細胞の傷害に対し、高い防御作用を有することが示
された。
実施例を示し、更に本発明について詳細に説明する。
の処方によりO/W乳化型美容液を調製した。 (処方) (1)スクワラン 5.0(重量%) (2)白色ワセリン 2.0 (3)ミツロウ 0.5 (4)ソルビタンセスキオレエート 0.8 (5)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20EO) 1.2 (6)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (7)プロピレングリコール 5.0 (8)精製水 59.1 (9)カルボキシビニルポリマー1.0重量%水溶液 20.0 (10)水酸化カリウム 0.1 (11)エタノール 5.0 (12)アガリクス茸子実体抽出物 1.0 (13)香料 0.2 製法:(1)〜(5)の油相成分を混合し75℃に加熱して
溶解,均一化する。一方(6)〜(8)の水相成分を混合,
溶解して75℃に加熱し、油相成分を添加して予備乳化
する。(9)を添加した後ホモミキサーにて均一に乳化
し、(10)を加えてpHを調整する。冷却後40℃にて(1
1)〜(13)を添加,混合,均一化する。
によるしわの発生に対する防止効果を評価した。なおア
ガリクス茸子実体抽出物を精製水に代替したものを比較
例1とした。しわ発生防止効果は、ヘアレスマウス5匹
を1群とし、各群について実施例及び比較例をそれぞれ
1日1回背部に塗布し、1J/cm2/週の長波長紫外
線(UVA)を50週間照射し、ヘアレスマウスにおけ
るしわの発生状況を観察し、表5に示す判定基準に従っ
て点数化して行った。この際、精製水のみを塗布した群
を対照とした。結果は各群の平均値を算出し、UVA照
射日数との関係により表6に示した。
は、UVA照射日数が40週を越える頃には形成された
しわの深さが中程度にまで達し、50週後には深いしわ
の発生が認められていた。これに対し、本発明の実施例
塗布群では、いずれにおいても50週後に微小ないし軽
微なしわが認められた程度で、しわの発生は顕著に抑制
されていた。一方比較例塗布群では、有意なしわの発生
抑制或いは軽減は認められなかった。
比較例1について、抗炎症作用及び創傷治癒促進効果を
評価した。人工的に炎症又は創傷を形成した1群5匹の
マウスを用い、各群に実施例及び比較例をそれぞれ0.
5gずつ1日2回7日間塗布し、7日目に炎症部位及び
創傷部位の状態を観察した。抗炎症作用については「有
効」,「やや有効」,「無効」、創傷治癒促進効果につ
いては「完全治癒」,「ほぼ治癒」,「治癒不完全」の
3段階でそれぞれ評価し、各評価を得たマウスの数にて
表7に示した。
いては、本発明の実施例塗布群ではいずれにおいても無
効と評価されたマウスは見られず、3例以上のマウスに
おいて有効な抗炎症作用が認められていた。また創傷治
癒促進効果についても、本発明の実施例塗布群では創傷
治癒の不完全なマウスはいずれにおいても認められてお
らず、3例以上のマウスで完全な治癒を認めていた。こ
れに対し比較例1塗布群では、やや有効な抗炎症作用の
認められたマウスが1例見られたが、残り4例では炎症
の改善は全く認められなかった。また比較例1塗布群す
べてにおいて、創傷治癒は不完全であった。
例1について、6ヶ月間の実使用試験を行った。パネラ
ーとして、顕著なしわの発生等の皮膚症状を有する40
歳〜60歳代の女性を用い、1群20名とした。使用試
験は、各群に実施例及び比較例のそれぞれをブラインド
にて使用させて行った。使用試験前および使用試験終了
後の皮膚の状態を観察し、しわの改善状況について、
「改善」,「やや改善」,「変化なし」の3段階にて評
価した。なお、しわの程度については写真撮影及びレプ
リカにより評価した。結果は、各評価を得たパネラー数
にて表8に示した。
ついては、本発明の実施例使用群ではすべてにおいて改
善傾向が認められていた。特に、実施例1及び実施例2
使用群では、75%及び80%のパネラーで明確な改善
を認めていた。これに対し、比較例使用群では、明確な
改善を認めたパネラーは見られず、75%のパネラーで
症状の改善を認めなかった。
ては、上記使用試験期間中に含有成分の析出,分離,凝
集,変臭,変色といった状態変化は全く見られなかっ
た。また、各実施例使用群において、皮膚刺激性反応や
皮膚感作性反応を示したパネラーは存在しなかった。
解し、70℃に保つ。一方、(7)〜(10)の水相成分を混
合,加熱して均一とし、70℃とする。この水相成分に
前記油相成分を攪拌しながら徐々に添加して乳化し、冷
却した後40℃にて(11)を添加,混合する。
解して添加し、次いで(5)を加えて増粘させ、(6)を添
加する。
加熱する。一方、(8)〜(10)の水相成分を混合,溶解し
て75℃に加熱する。次いで、上記水相成分に油相成分
を添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳
化し、冷却後40℃にて(11),(12)を添加,混合する。
し、75℃に加熱する。一方、(5)を(6)に溶解して7
5℃に加熱し、これに前記油相成分を添加して乳化し、
冷却後40℃にて(7)を添加,混合する。
解する。
50℃に加熱した(4)に攪拌しながら徐々に添加する。
これをあらかじめ混合し70℃に加熱溶解した(1)〜
(3)に均一に分散し、これに(7),(8)を(9)の残部に
溶解して70℃に加熱したものを攪拌しながら添加し、
ホモミキサーにて乳化する。冷却後、40℃にて(10),
(11)を添加,混合する。
て均一とする。一方(5)〜(7)の水相成分を混合し、7
5℃に加熱,溶解して均一とし、これに(8)〜(10)の顔
料を添加し、ホモミキサーにて均一に分散させる。この
水相成分に前記油相成分を添加し、ホモミキサーにて乳
化した後冷却し、40℃にて(11)〜(13)を添加,混合す
る。
て均一とする。一方(6)〜(9)の水相成分を混合し、7
5℃に加熱,溶解して均一とし、これに(10)〜(14)の顔
料を添加しホモミキサーにて均一に分散させる。この水
相成分に前記油相成分を添加し、ホモミキサーにて均一
に乳化した後冷却し、40℃にて(15),(16)を添加,混
合する。
加熱する。一方、(7)〜(9)の水相成分を混合,溶解し
て75℃に加熱する。ついで、この水相成分に油相成分
を添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳
化して冷却し、40℃にて(10)を添加,混合する。
体の抽出物は、真皮線維芽細胞賦活作用及び真皮線維芽
細胞に対する紫外線による傷害を防御する作用を有し、
これを含有する本発明の老化防止用皮膚外用剤は、シ
ワ,シミの発生、皮膚弾性の低下といった皮膚老化症状
の防止或いは改善に有効で、抗炎症作用,創傷治癒促進
作用をも有し、さらに安定性,安全性も良好であった。
Claims (2)
- 【請求項1】 アガリクス茸(Agaricus blazei Murill)
子実体の抽出物を含有して成る、老化防止用皮膚外用
剤。 - 【請求項2】 アガリクス茸(Agaricus blazei Murill)
子実体の極性溶媒抽出物を含有して成る、老化防止用皮
膚外用剤。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP26793697A JP3585154B2 (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 老化防止用皮膚外用剤 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPH1180016A true JPH1180016A (ja) | 1999-03-23 |
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ID=17451670
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- 1997-09-12 JP JP26793697A patent/JP3585154B2/ja not_active Expired - Fee Related
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