JPH11228439A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JPH11228439A
JPH11228439A JP10041258A JP4125898A JPH11228439A JP H11228439 A JPH11228439 A JP H11228439A JP 10041258 A JP10041258 A JP 10041258A JP 4125898 A JP4125898 A JP 4125898A JP H11228439 A JPH11228439 A JP H11228439A
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skin
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agaricus blazei
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Atsuko Ogawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保湿作用及び真皮線維芽細胞活性化作用が相
乗的に増強され、シワ,シミの発生、皮膚の弾性の低下
といった皮膚の老化症状の防止或いは改善において、優
れた効果を発揮する皮膚外用剤を得る。 【解決手段】 アガリクス茸(Agaricus blazei Murill)
菌糸体抽出物及びアガリクス茸(Agaricus blazei Muril
l)菌糸体培養濾液から選択される1種又は2種と、動物
由来の生理活性物質、抗炎症剤、ムコ多糖類、2−ヒド
ロキシカルボン酸,これらの塩及び誘導体を併用して皮
膚外用剤に配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、保湿作用及び真
皮線維芽細胞活性化作用が相乗的に増強され、真皮線維
芽細胞に対する紫外線による傷害を防御する作用を有
し、シワの発生、皮膚弾性の低下といった皮膚老化症状
の防止或いは改善に有効で、抗炎症作用,創傷治癒促進
作用をも有する皮膚外用剤に関する。さらに詳しくは、
アガリクス茸(Agaricus blazei Murill)菌糸体抽出物及
びアガリクス茸(Agaricus blazei Murill)菌糸体培養濾
液から選択される1種又は2種以上(以下アガリクス茸
エキスと略す)と、動物由来の生理活性物質、抗炎症
剤、ムコ多糖類、2−ヒドロキシカルボン酸,これらの
塩及び誘導体を併用して成る、皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】加齢や紫外線等外来ストレスにより生じ
るしわ,シミの発生、皮膚弾性の低下といった皮膚の老
化症状には、皮膚真皮の線維芽細胞の機能低下やマトリ
ックス線維の減少又は分解が重要な要因となっている。
従って、皮膚の老化防止,改善作用を有する老化防止用
皮膚外用剤を得るため、線維芽細胞の賦活或いは増殖促
進作用を有する成分の検索と配合が試みられている。
【0003】例えば、ビワ抽出物(特公平5−1720
6号公報),α−ヒドロキシ酢酸(特開平5−1124
22号公報),α−ヒドロキシ酸のステロールエステル
(特開平8−104632号公報),6-ベンジルアミノ
プリン(特開平7−233037号公報),特定のリボ
ヌクレアーゼ(特開平7−309778号公報),L-リ
シル-L-グリシル-L-ヒスチジン(特開平7−31619
2号公報),乳汁由来線維芽細胞増殖因子(特開平8−
119867号公報),酸化型コエンザイムA(特開平
8−175961号公報)等が開示されている。
【0004】しかしながら、上記の真皮線維芽細胞賦活
効果を有する成分等の中には、作用効果が不十分であっ
たり、安定性が悪かったりして、皮膚外用剤基剤中に含
有させた場合、有効な効果を得るにはかなりの量を含有
させなければならないものも存在していた。また、好ま
しくない副作用や刺激性などを有していたり、製剤安定
性に悪影響を及ぼすものや、臭いや色の点で外用剤に配
合しにくいもの、一定の作用,品質を維持することの困
難なものも多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明において
は、保湿作用及び真皮線維芽細胞活性化作用が相乗的に
増強され、シワ,シミの発生、皮膚の弾性の低下といっ
た皮膚の老化症状の防止或いは改善に、優れた効果を発
揮する皮膚外用剤を得ることを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、アガリクス
茸エキスにおいて、高い真皮線維芽細胞賦活作用が得ら
れることを見いだしている(特願平9−31277
1)。今回、このアガリクス茸エキスと、動物由来の生
理活性物質、抗炎症剤、ムコ多糖類、2-ヒドロキシカル
ボン酸,これらの塩及び誘導体を併用することにより、
皮膚生理機能が活性化され、保湿効果及び真皮線維芽細
胞活性化効果が相乗的に高まることを見いだした。そし
て、これらを併用して皮膚外用剤に含有させることによ
り、シワ,シミの発生,皮膚の弾性の低下といった皮膚
の老化症状の防止或いは改善に優れた効果を発揮し得る
皮膚外用剤を得ることができ、上記課題を解決するに至
った。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
【0008】本発明で用いられるアガリクス茸(Agaricu
s blazei Murill)は、担子菌類ハラタケ目ハラタケ科ハ
ラタケ属の一種で、カワリハラタケやヒメマツタケとも
よばれ、工業技術院生命工学工業技術研究所に寄託番
号、生命研菌寄第4731号として寄託されている。
【0009】アガリクス茸菌糸体を得るためのアガリク
ス茸菌株の培養法としては、担子菌の培養に通常用いら
れる固体培養法及び液体培養法のいずれを採用しても良
いが、後者の方法が生産性の点から好ましく用いられ
る。アガリクス茸の培養に用いる培地としては、菌の発
育に必要な諸栄養が含まれていれば良く、通常の培地処
方でよい。すなわち炭素源としては、例えばグルコー
ス,シュークロース,マルトース,でんぷん等資化し得
る炭素源であれば利用できる。窒素源としては、例えば
硫酸アンモニウム塩,硝酸アンモニウム塩,尿素等、天
然の複合栄養源としては、例えばじゃがいもエキス,ニ
ンジンエキス,麦芽エキス,ペプトン,コウジエキス,
酵母エキス,酵母末等を用いることができ、その他成長
に必要な微量元素無機塩類,ビタミン類などを適宜添加
して用いる。
【0010】培養は、通常好気的条件下で行い、例えば
振とう培養法或いは通気攪拌培養法が用いられる。培養
中の攪拌は、24時間毎に数分間往復振とう又は回転振
とうすればよいが、連続振とうしても良い。培養温度は
15℃〜40℃、好ましくは20℃〜30℃前後であ
る。培地のpHは3.0〜9.0の範囲が適切で、4.
5〜7.0で生育が良好である。また、培養中は照光し
ないほうが好ましいが、1日11〜14時間程度の照光
は可能である。
【0011】培養日数は物理的環境,培地組成などの培
養条件によって異なるが、菌糸体の生育が十分認められ
る期間であれば良く、通常は2〜120日間、特に好ま
しくは5〜90日で、最大の菌糸体の生産される時期が
よい。
【0012】培養終了後培養液を遠心分離或いは濾過す
ることにより菌糸体と培養濾液を分離する。遠心分離は
100〜5000G、好ましくは800〜3000Gの
重力加速度を与える遠心操作により行うことができる。
また、濾過は、3.5〜200メッシュ、特に好ましく
は4〜16メッシュのメンブランフィルターなどを用い
て濾別する。
【0013】アガリクス茸の菌糸体から抽出物を得る場
合、上記の通り培養した培養液から得られた生の菌糸体
をそのまま、或いは乾燥して用いることができる。菌糸
体からの抽出溶媒としては、極性溶媒が好ましく用いら
れる。例えば、水、エタノール,メタノール,イソプロ
パノール,イソブタノール,n-ヘキサノール,メチルア
ミルアルコール,2-エチルブタノール,n-オクチルアル
コール等のアルコール類、グリセリン,エチレングリコ
ール,エチレングリコールモノメチルエーテル,エチレ
ングリコールモノエチルエーテル,プロピレングリコー
ル,プロピレングリコールモノメチルエーテル,プロピ
レングリコールモノエチルエーテル,トリエチレングリ
コール,1,3-ブチレングリコール,ヘキシレングリコー
ル等の多価アルコール又はその誘導体等から選択される
1種の溶媒又は2種以上の混合溶媒が使用できる。ま
た、極性溶媒に無機塩類,界面活性剤などを添加して用
いても良い。これらの極性溶媒の中でも、エタノール,
メタノール,1,3-ブチレングリコール,水から選択され
る1種の溶媒又は2種以上の混合溶媒、及びこれらの溶
媒に無機塩,界面活性剤を添加した溶媒が好ましく用い
られる。
【0014】さらに抽出方法としては、室温下,冷却又
は加温した状態で含浸させて抽出する方法、水蒸気蒸留
等の蒸留法を用いて抽出する方法、生のアガリクス茸菌
糸体を直接圧搾して抽出物を得る圧搾法等が例示され、
これらの方法を単独で又は2種以上を組み合わせて抽出
を行う。
【0015】抽出の際のアガリクス茸菌糸体と溶媒との
比率は特に限定されるものではないが、アガリクス茸菌
糸体1に対して溶媒0.5〜1000重量倍、特に抽出
操作,効率の点で0.5〜100重量倍が好ましい。ま
た抽出温度は、常圧下で5℃から溶剤の沸点以下の範囲
とするのが便利であり、抽出時間は抽出温度などによっ
て異なるが、2時間〜2週間の範囲とするのが好まし
い。
【0016】また、このようにして得られたアガリクス
茸菌糸体抽出物は、抽出物をそのまま用いることもでき
るが、本発明の効果を失わない範囲内で分画、脱臭,脱
色,濃縮等の精製操作を加えて用いることもできる。こ
れらの抽出物やその精製物、分画物は、これらから溶媒
を除去することによって乾固物とすることもでき、さら
に精製水などの溶媒に可溶化又は懸濁化した形態、或い
は乳剤の形態で皮膚外用剤に添加することができる。
【0017】一方、濾別した菌糸体培養濾液は、そのま
ま皮膚外用剤に配合することができるが、培養濾液を本
発明の効果を失わない範囲内で分画、脱臭,脱色,濃縮
などの精製操作を加えて用いることもできる。これらの
培養濾液やその分画物,精製物は、これらから溶媒を除
去することによって乾固物とすることもでき、さらに精
製水などの溶媒に可溶化又は懸濁化した形態、或いは乳
剤の形態で皮膚外用剤に添加することができる。
【0018】これらのアガリクス茸エキスの皮膚外用剤
への配合量は、その効果や添加した際の匂い,色調の点
から考え、0.0001〜5重量%の濃度範囲とするこ
とが望ましい。
【0019】本発明において用いられる、動物由来の生
理活性物質としては特に限定されないが、ヒト及び牛等
の哺乳動物の胎盤抽出物,脾臓抽出物,可溶性卵殻膜タ
ンパク質,塩基性及び酸性線維芽細胞増殖因子、上皮細
胞増殖因子、核酸類などが例示される。本発明において
は、これらの動物由来の生理活性物質より1種又は2種
以上を選択して用いる。なお、皮膚外用剤への配合量と
しては、製剤安定性への影響やバイオアベイラビリティ
等を考慮すると、0.0001〜5重量%程度が適当で
ある。
【0020】本発明において用いられる、抗炎症剤とし
ては特に限定されないが、グリチルリチン酸,グリチル
レチン酸,アズレン,ルチン,インドメタシン,イブプ
ロフェン,ケトプロフェン,アラントイン,グアイアズ
レン,ε-アミノカプロン酸,ヒドロコルチゾン,酢酸
ヒドロコルチゾン,トラネキサム酸,ジヒドロコレステ
ロール及びそれらの誘導体並びにそれらの塩、酸化亜
鉛,ジクロフェナクナトリウム,カンゾウ抽出物,アロ
エ抽出物,シコン抽出物,サルビア抽出物,アルニカ抽
出物,カミツレ抽出物,シラカンバ抽出物,オトギリソ
ウ抽出物,ユーカリ抽出物,ムクロジ抽出物,ヒノキチ
オール等が例示される。本発明においては、これらの抗
炎症剤より選択される1種又は2種以上を用いる。な
お、皮膚外用剤への配合量としては、製剤安定性への影
響やバイオアベイラビリティ等を考慮すると、0.00
01〜3重量%程度が適当である。
【0021】本発明において用いられる、ムコ多糖とし
ては特に限定されないが、ケラト硫酸,ケラタン硫酸,
コンドロイチン,コンドロイチン硫酸A,コンドロイチ
ン硫酸B(デルマタン硫酸,デルマトイジン硫酸,β-
ヘパリン),コンドロイチン硫酸C(コンドロイチン-6
-硫酸),コンドロイチン硫酸D,コンドロイチン硫酸
E(コンドロイチン4,6-硫酸),テイカン(テイクロン
酸),ヒアルロン酸,ヘパリチン硫酸(ヘパリンモノ硫
酸,ヘパリチンモノ硫酸,ヘパラン硫酸),ヘパリン等
が例示される。本発明においては、これらのムコ多糖及
びこれらの塩より1種又は2種以上を選択して用いる。
また、これらのムコ多糖の中でも、本発明の効果の点か
ら、ヒアルロン酸及びその塩が好ましく用いられる。な
お、皮膚外用剤への配合量としては、製剤安定性への影
響やバイオアベイラビリティ等を考慮すると、0.00
1〜10重量%程度が適当である。
【0022】本発明において用いられる、2-ヒドロキシ
カルボン酸としては特に限定されないが、炭素数2〜2
6の2-ヒドロキシカルボン酸及びその塩又はその誘導体
が用いられる。これらの2-ヒドロキシカルボン酸の中で
も、本発明の効果の点から、炭素数2〜6の短鎖2-ヒド
ロキシカルボン酸、例えば2-ヒドロキシ酢酸,乳酸,リ
ンゴ酸,酒石酸,ピルビン酸,クエン酸及びその塩が好
ましく用いられる。また、2-ヒドロキシカルボン酸の経
皮吸収及び皮膚親和性を改善した、2-ヒドロキシ酸のア
シルエステル、コレステリルエステル,配糖体,ホスフ
ァチジルエステルなども好ましく用いられる。なお、皮
膚外用剤への配合量としては、製剤安定性への影響やバ
イオアベイラビリティ等を考慮すると、0.0001〜
5重量%程度が適当である。
【0023】本発明にかかる皮膚外用剤には、外用剤基
剤に通常用いられる油脂類,ロウ類,炭化水素類,脂肪
酸類,低級アルコール類,高級アルコール類,多価アル
コール類,エステル類,界面活性剤,水溶性高分子等を
含有させることができる。さらに、他の皮膚細胞賦活
剤,抗炎症剤,活性酸素消去剤,美白剤,保湿剤,紫外
線吸収剤,防腐防黴剤,香料等を含有させることができ
る。
【0024】本発明にかかる皮膚外用剤は、ローション
剤,乳剤,ゲル剤,クリーム,軟膏等の剤型で提供する
ことができる。また、化粧水,乳液,クリーム,美容
液,マッサージ剤,パック剤等の皮膚用化粧料、メイク
アップベースローション,メイクアップベースクリー
ム,液状又はクリーム状のファンデーション等のメイク
アップ化粧料、ハンドクリーム,レッグクリーム,ボデ
ィローション等の身体用化粧料等としても提供すること
ができる。
【0025】
【実施例】本発明の実施例に使用した、アガリクス茸エ
キスの製造例を次に示す。
【0026】[製造例1]アガリクス茸菌糸体抽出物 特公昭61−47518号公報に記載の方法によりアガ
リクス茸菌糸体抽出物を得た。すなわち、グルコース4
g,酵母エキス4g,麦芽エキス10g,及び精製水1
リットルから成るpH5.5の培地を120℃で20分
間滅菌し、寒天培地に培養したアガリクス茸菌糸体を接
種し、30℃で30日間、ときどき攪拌しながら静置で
前培養した。次いでグルコース20g,酵母末5g,消
泡剤20ppm及び精製水1リットルから成るpH5.
0の本培養培地2.0リットルを120℃で20分滅菌
し、これに前培養液200mlを接種して、30℃で往
復振とう機にて培養した。30日間培養後培養を停止
し、遠心分離により菌糸体を分離,回収した。菌糸体に
対して7重量倍の精製水を加え、95℃で2時間加熱抽
出した。遠心分離により残さを除去して得た上澄液をア
ガリクス茸菌糸体抽出物とした。
【0027】[製造例2]アガリクス茸菌糸体培養濾液 製造例1の調製時に、アガリクス茸菌糸体の本培養液よ
り菌糸体を除去した後の培養液を、アガリクス茸菌糸体
培養濾液とした。
【0028】本発明において、アガリクス茸エキスと各
種成分を併用することにより得られる、線維芽細胞の相
乗的な活性化作用について、以下に示す。
【0029】[真皮線維芽細胞代謝活性化作用]ヒト由
来真皮線維芽細胞を1ウェルあたり2.0×104個と
なるように96穴マイクロプレートに播種し、24時間
後に表1に示した成分をそれぞれ含有する1.0容量%
牛胎仔血清添加ダルベッコ最小必須培地にて、37℃で
48時間培養した。次いで2-(4,5-ジメチル-2-チアゾリ
ル)-3,5-ジフェニルテトラゾリウムブロミド(MTT)
を0.4mg/ml含有する前記培地に交換して37℃
で2時間培養し、テトラゾリウム環の開環により生じる
フォルマザンを、2-プロパノールにて抽出し550nm
における吸光度により測定した。なお、1.0容量%牛
胎仔血清添加ダルベッコ最小必須培地のみで培養した系
を対照とし、5.0容量%牛胎仔血清添加ダルベッコ最
小必須培地で培養した系を陽性対照とした。結果は対照
における吸光度を100.0%として表した活性化指数
により表1に示した。
【0030】
【表1】
【0031】その結果、表1に示したとおり、作用例1
〜作用例8においては、各成分を単独で使用した作用例
9〜作用例14と比較して、各成分の最終濃度が10分
の1であるにもかかわらず、約2倍の線維芽細胞活性化
作用が認められ、線維芽細胞賦活作用が相乗的に向上し
たことが示された。
【0032】次に、先に示した製造例を用いて調製した
実施例を示し、更に本発明について詳細に説明する。
【0033】[実施例1〜実施例8,比較例1〜7]O
/W乳化型美容液 表2に示した各成分を用いて、下記の処方によりO/W
乳化型美容液を調製した。 (処方) (1)スクワラン 5.0(重量%) (2)白色ワセリン 2.0 (3)ミツロウ 0.5 (4)ソルビタンセスキオレエート 0.8 (5)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20EO) 1.2 (6)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (7)プロピレングリコール 5.0 (8)精製水 全量が100となる量 (9)カルボキシビニルポリマー1.0重量%水溶液 20.0 (10)水酸化カリウム 0.1 (11)エタノール 5.0 (12)表2に示した成分 表2に示す量 (13)香料 0.2 製法:(1)〜(5)の油相成分を混合し75℃に加熱して
溶解,均一化する。一方(6)〜(8)の水相成分を混合,
溶解して75℃に加熱し、油相成分を添加して予備乳化
する。(9)を添加した後ホモミキサーにて均一に乳化
し、(10)を加えてpHを調整する。冷却後40℃にて(1
1)〜(13)を添加,混合,均一化する。
【0034】
【表2】
【0035】前記実施例1〜実施例8及び比較例1〜比
較例7を用いて、紫外線によるしわの発生に対する防止
効果を評価した。しわ発生防止効果は、ヘアレスマウス
5匹を1群とし、各群について実施例及び比較例をそれ
ぞれ1日1回背部に塗布し、1J/cm2/週の長波長
紫外線(UVA)を50週間照射し、ヘアレスマウスに
おけるしわの発生状況を観察し、表3に示す判定基準に
従って点数化して行った。この際、精製水のみを塗布し
た群を対照とした。結果は各群の平均値を算出し、UV
A照射日数との関係により表4に示した。
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】表4に示されるように、各種成分を単独で
配合した比較例1〜比較例6、若しくは配合していない
比較例7と比較して、アガリクス茸エキスと各種成分を
併用した本発明の実施例では、各成分の配合量が減少し
ているにもかかわらず、しわの発生が顕著に抑制され、
50週後に微小なしわが発生した程度であった。
【0039】続いて、本発明の実施例1〜実施例8及び
比較例1〜比較例7について、抗炎症作用及び創傷治癒
促進効果を評価した。人工的に炎症又は創傷を形成した
1群5匹のマウスを用い、各群に実施例及び比較例をそ
れぞれ0.5gずつ1日2回7日間塗布し、7日目に炎
症部位及び創傷部位の状態を観察した。抗炎症作用につ
いては「有効」,「やや有効」,「無効」、創傷治癒促
進効果については「完全治癒」,「ほぼ治癒」,「治癒
不完全」の3段階でそれぞれ評価し、各評価を得たマウ
スの数にて表5に示した。
【0040】
【表5】
【0041】表5より明らかなように、抗炎症作用,創
傷治癒促進効果については、本発明の実施例塗布群では
全て4例以上のマウスにおいて有効な抗炎症作用及び創
傷治癒促進効果が認められており、製造例1又は製造例
2のアガリクス茸エキスを単独で2倍量配合した比較例
1又は比較例2より優れた効果を発揮し、抗炎症剤であ
るグリチルリチン酸ジカリウムを配合した比較例4と同
程度の抗炎症作用を示していた。
【0042】次に本発明の実施例1〜実施例8及び比較
例1〜比較例7について、6ヶ月間の実使用試験を行っ
た。パネラーとして、顕著なしわの発生若しくは皮膚弾
性の低下等の皮膚症状を有する40歳〜60歳代の女
性、及び顕著な肌荒れ症状を呈する20歳〜50歳代の
女性を用い、それぞれ1群20名とした。使用試験は、
各群に実施例及び比較例のそれぞれをブラインドにて使
用させ、使用試験開始前と使用試験終了後の皮膚の状態
を観察して行った。しわ及び皮膚弾性の各改善状況につ
いては、「改善」,「やや改善」,「変化なし」の3段
階にて評価し、各評価を得たパネラー数にて表6に示し
た。なお、しわの程度については、写真撮影及びレプリ
カにより、皮膚弾性についてはキュートメーターにより
測定して評価した。また、肌荒れについては、表7に示
す判断基準に従って皮膚の状態を点数化し、20名の平
均値により使用試験開始前と使用試験終了後を比較して
表8に示した。
【0043】
【表6】
【0044】表6に示されるように、本発明の実施例使
用群ではしわ及び皮膚弾性の改善が認められないパネラ
ーは存在せず、16名以上のパネラーにおいて改善が認
められた。一方、比較例1〜比較例6使用群において
は、各種成分を配合していない比較例7よりは、しわ及
び弾性の改善傾向が認められたが、明確な改善が認めら
れたパネラーの数は全て10名以下であった。
【0045】
【表7】
【0046】
【表8】
【0047】表8に示されるように、本発明の実施例使
用群では、全パネラーにおいて、肌荒れの改善傾向が認
められ、殆どのパネラーにおいて、皮溝,皮丘が明瞭に
認められるまで回復していた。これに対し、各種成分を
単独で配合した比較例1〜比較例6においては、各種成
分を配合していない比較例7より皮膚の状態が改善され
ていたが、皮溝が平坦で皮丘の形が不明瞭なままであっ
た。
【0048】なお、本発明の実施例1〜実施例8につい
ては、上記使用試験期間中に含有成分の析出,分離,凝
集,変臭,変色といった製剤の状態変化は全く見られな
かった。また、各実施例使用群において、皮膚刺激性反
応や皮膚感作性反応を示したパネラーは存在しなかっ
た。
【0049】続いて本発明の他の実施例の処方を示す。
【0050】 [実施例9]皮膚用ローション (1)エタノール 10.0(重量%) (2)ヒドロキシエチルセルロース 1.0 (3)アガリクス茸菌糸体抽出物(製造例1) 0.2 (4)牛脾臓抽出物 0.05 (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (6)精製水 88.65 製法:(1)〜(6)を混合し均一とする。
【0051】 [実施例10]皮膚用乳剤 (1)ステアリン酸 0.2(重量%) (2)セタノール 1.5 (3)ワセリン 3.0 (4)流動パラフィン 7.0 (5)ポリオキシエチレン(10EO)モノオレイン酸エステル 1.5 (6)酢酸トコフェロール 0.5 (7)グリセリン 5.0 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (9)トリエタノールアミン 1.0 (10)精製水 79.5 (11)アガリクス茸菌糸体抽出物(製造例1) 0.5 (12)グアイアズレン 0.2 製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,加熱して均一に溶
解し、70℃に保つ。一方、(7)〜(10)の水相成分を混
合,加熱して均一とし、70℃とする。この水相成分に
前記油相成分を攪拌しながら徐々に添加して乳化し、冷
却した後40℃にて(11)及び(12)を添加,混合する。
【0052】 [実施例11]皮膚用ゲル剤 (1)精製水 88.0(重量%) (2)カルボキシビニルポリマー 0.5 (3)ジプロピレングリコール 10.0 (4)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (5)水酸化カリウム 0.1 (6)アガリクス茸菌糸体抽出物(製造例1) 0.8 (7)ヒアルロン酸ナトリウム 0.5 製法:(1)に(2)を均一に溶解した後、(3)に(4)を溶
解して添加し、次いで(5)を加えて増粘させ、(6)及び
(7)を添加する。
【0053】 [実施例12]皮膚用クリーム (1)ミツロウ 6.0(重量%) (2)セタノール 5.0 (3)還元ラノリン 8.0 (4)スクワラン 27.5 (5)グリセリル脂肪酸エステル 4.0 (6)親油型グリセリルモノステアリン酸エステル 2.0 (7)ポリオキシエチレン(20EO) ソルビタンモノラウリン酸エステル 5.0 (8)プロピレングリコール 5.0 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (10)精製水 36.7 (11)アガリクス茸菌糸体抽出物(製造例1) 0.5 (12)乳酸 0.2 製法:(1)〜(7)の油相成分を混合,溶解して75℃に
加熱する。一方、(8)〜(10)の水相成分を混合,溶解し
て75℃に加熱する。次いで、上記水相成分に油相成分
を添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳
化し、冷却後40℃にて(11),(12)を添加,混合する。
【0054】 [実施例13]水中油型乳剤性軟膏 (1)白色ワセリン 25.0(重量%) (2)ステアリルアルコール 25.0 (3)グリセリン 12.0 (4)ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (6)精製水 35.4 (7)アガリクス茸菌糸体抽出物(製造例1) 1.0 (8)水溶性アズレン 0.5 製法:(1)〜(4)の油相成分を混合,溶解して均一と
し、75℃に加熱する。一方、(5)を(6)に溶解して7
5℃に加熱し、これに前記油相成分を添加して乳化し、
冷却後40℃にて(7)及び(8)を添加,混合する。
【0055】 [実施例14]化粧水 (1)エタノール 10.0(重量%) (2)1,3-ブチレングリコール 5.0 (3)アガリクス茸菌糸体培養濾液(製造例2) 0.1 (4)牛胎盤抽出物 0.1 (5)香料 0.1 (6)精製水 84.7 製法:(1)〜(5)を順次(6)に添加して均一に混合,溶
解する。
【0056】 [実施例15]エモリエントクリーム(油中水型) (1)流動パラフィン 30.0(重量%) (2)マイクロクリスタリンワックス 2.0 (3)ワセリン 5.0 (4)ジグリセリルオレイン酸エステル 5.0 (5)L-グルタミン酸ナトリウム 1.6 (6)L-セリン 0.4 (7)プロピレングリコール 3.0 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (9)精製水 52.1 (10)香料 0.1 (11)アガリクス茸菌糸体培養濾液(製造例2) 0.2 (12)グリチルリチン酸ジカリウム 0.5 製法:(5),(6)を(9)の一部に溶解して50℃とし、
50℃に加熱した(4)に攪拌しながら徐々に添加する。
これをあらかじめ混合し70℃に加熱溶解した(1)〜
(3)に均一に分散し、これに(7),(8)を(9)の残部に
溶解して70℃に加熱したものを攪拌しながら添加し、
ホモミキサーにて乳化する。冷却後、40℃にて(10)〜
(12)を添加,混合する。
【0057】 [実施例16]メイクアップベースクリーム (1)ステアリン酸 12.0(重量%) (2)セタノール 2.0 (3)グリセリルトリ2-エチルヘキサン酸エステル 2.5 (4)自己乳化型グリセリルモノステアリン酸エステル 2.0 (5)プロピレングリコール 10.0 (6)水酸化カリウム 0.3 (7)精製水 68.6 (8)酸化チタン 1.0 (9)ベンガラ 0.1 (10)黄酸化鉄 0.4 (11)香料 0.1 (12)アガリクス茸菌糸体培養濾液(製造例2) 0.5 (13)デルマタン硫酸 0.5 製法:(1)〜(4)の油相成分を混合し、75℃に加熱し
て均一とする。一方(5)〜(7)の水相成分を混合し、7
5℃に加熱,溶解して均一とし、これに(8)〜(10)の顔
料を添加し、ホモミキサーにて均一に分散させる。この
水相成分に前記油相成分を添加し、ホモミキサーにて乳
化した後冷却し、40℃にて(11)〜(13)を添加,混合す
る。
【0058】 [実施例17]乳液状ファンデーション (1)ステアリン酸 2.0(重量%) (2)スクワラン 5.0 (3)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0 (4)セタノール 1.0 (5)デカグリセリルモノイソパルミチン酸エステル 9.0 (6)1,3-ブチレングリコール 6.0 (7)水酸化カリウム 0.1 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (9)精製水 53.3 (10)酸化チタン 9.0 (11)タルク 7.4 (12)ベンガラ 0.5 (13)黄酸化鉄 1.1 (14)黒酸化鉄 0.1 (15)香料 0.1 (16)アガリクス茸菌糸体培養濾液(製造例2) 0.15 (17)2-ヒドロキシ酢酸 0.15 製法:(1)〜(5)の油相成分を混合し、75℃に加熱し
て均一とする。一方(6)〜(9)の水相成分を混合し、7
5℃に加熱,溶解して均一とし、これに(10)〜(14)の顔
料を添加しホモミキサーにて均一に分散させる。この水
相成分に前記油相成分を添加し、ホモミキサーにて均一
に乳化した後冷却し、40℃にて(15)〜(17)を添加,混
合する。
【0059】 [実施例18]ハンドクリーム (1)セタノール 4.0(重量%) (2)ワセリン 2.0 (3)流動パラフィン 10.0 (4)グリセリルモノステアリン酸エステル 1.5 (5)ポリオキシエチレン(60EO) グリセリルイソステアリン酸エステル 2.5 (6)酢酸トコフェロール 0.5 (7)グリセリン 20.0 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (9)精製水 59.1 (10)アガリクス茸菌糸体培養濾液(製造例2) 0.2 (11)乳酸ホスファチジルエステル 0.1 製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,溶解して75℃に
加熱する。一方、(7)〜(9)の水相成分を混合,溶解し
て75℃に加熱する。ついで、この水相成分に油相成分
を添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳
化して冷却し、40℃にて(10)及び(11)を添加,混合す
る。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、アガリクス茸エキ
スと、動物由来の生理活性物質、抗炎症剤、ムコ多糖
類、2−ヒドロキシカルボン酸,これらの塩及び誘導体
を併用した皮膚外用剤は、真皮線維芽細胞賦活作用及び
保湿作用が相乗的に向上し、真皮線維芽細胞に対する紫
外線による傷害を防御する作用を有し、シワの発生、皮
膚弾性の低下といった皮膚老化症状の防止或いは改善に
有効で、抗炎症作用,創傷治癒促進作用をも有し、さら
に安定性,安全性も良好であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 9/06 A61K 9/06 G 31/015 31/015 31/19 31/19 35/28 35/28 35/50 35/50 45/00 45/00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アガリクス茸(Agaricus blazei Murill)
    菌糸体抽出物及びアガリクス茸(Agaricus blazei Muril
    l)菌糸体培養濾液から選択される1種又は2種以上と、
    動物由来の生理活性物質から選択される1種又は2種以
    上を配合して成る、皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 アガリクス茸(Agaricus blazei Murill)
    菌糸体抽出物及びアガリクス茸(Agaricus blazei Muril
    l)菌糸体培養濾液から選択される1種又は2種以上と、
    抗炎症剤を配合して成る、皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】 アガリクス茸(Agaricus blazei Murill)
    菌糸体抽出物及びアガリクス茸(Agaricus blazei Muril
    l)菌糸体培養濾液から選択される1種又は2種以上と、
    ムコ多糖類を配合して成る、皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】 アガリクス茸(Agaricus blazei Murill)
    菌糸体抽出物及びアガリクス茸(Agaricus blazei Muril
    l)菌糸体培養濾液から選択される1種又は2種以上と、
    2-ヒドロキシカルボン酸,これらの塩及び誘導体より選
    択される1種又は2種以上を配合して成る、皮膚外用
    剤。
  5. 【請求項5】 皮膚外用剤が、化粧料であることを特徴
    とする、請求項1〜請求項4に記載の皮膚外用剤。
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