JP2002337862A - 折り畳みコンテナー - Google Patents

折り畳みコンテナー

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JP2002337862A JP2001140998A JP2001140998A JP2002337862A JP 2002337862 A JP2002337862 A JP 2002337862A JP 2001140998 A JP2001140998 A JP 2001140998A JP 2001140998 A JP2001140998 A JP 2001140998A JP 2002337862 A JP2002337862 A JP 2002337862A
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Koichi Miyagawa
浩一 宮川
Masanobu Matsuno
正信 松野
Yoshihiro Funatsu
好弘 舩津
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】底部1と、底部にヒンジ連結された長側壁
2と、同じく底部にヒンジ連結された短側壁3とを有す
るとともに、箱型に組み立てられた状態から、短側壁を
底部に重なるように回動し、次いで、長側壁を短側壁に
重なるように回動させることにより折り畳むことが可能
な折り畳みコンテナーにおいて、長側壁に扉部材2”を
配設したものである。 【効果】上方に段積みされた折り畳みコンテナーを下ろ
すことなく、物品を取り出したり、或いは、箱型に組み
立てられ段積みされた折り畳みコンテナーに、物品を収
納することができるとともに、長側壁に扉部材を形成す
ることにより、短側壁に扉部材を形成する場合に比べ、
扉部材を開けた際の開口部を大きくすることができ、従
って、物品の取り出し作業及び収納作業の作業性が向上
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、底部を囲むように
配設された側壁が、底部に重なるように折り畳むことが
可能な折り畳みコンテナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,平面形状が略長方形に形成された
底部の相対する長辺部に、ヒンジ部材を介して連結され
た長側壁と、同じく上記底部の相対する短辺部に、ヒン
ジ部材を介して連結された短側壁とからなり、底部に対
して略垂直に長側壁と短側壁を立てることにより、箱型
に組み立てられ、また、折り畳む際には、底部の上に重
なるように、長側壁及び短側壁を折り畳むようにした折
り畳みコンテナーが知られており、箱型に組み立てられ
状態においては、長側壁或いは短側壁が、底部方向に倒
れないように、互いに、係合部材により係合されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来より、箱型に組み
立てられ、物品が収容された折り畳みコンテナーを、複
数、上下方向に段積みすることが行われているが、所望
の段積みされた折り畳みコンテナーから物品を取り出す
際には、所望の折り畳みコンテナーに段積みされている
上方に位置する折り畳みコンテナーを、一旦、下ろさな
ければならないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上述した従来の折り畳み
コンテナーが有する課題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、底部と、底部にヒンジ連結された長
側壁と、同じく底部にヒンジ連結された短側壁とを有す
るとともに、箱型に組み立てられた状態から、短側壁を
底部に重なるように回動し、次いで、長側壁を短側壁に
重なるように回動させることにより折り畳むことが可能
な折り畳みコンテナーにおいて、第1には、長側壁に扉
部材を配設したものであり、第2には、扉部材の施錠部
材の弾性バネ部材として機能する部材を、アーチ部材に
より構成したものである。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものでない。なお、以下の説明において使用され
ている、内側とか内面とかは、箱型に組み立てられた状
態の折り畳みコンテナーの内側を意味し、また、外側と
か外面とかは、箱型に組み立てられた状態の折り畳みコ
ンテナーの外側を意味する。
【0007】1は、平面形状が長方形状の底部であり、
底部1の相対する長辺側には、後述するヒンジ部材を介
して長側壁2が連結されており、また、底部1の相対す
る短辺側には、同じくヒンジ部材を介して短側壁3が連
結されており、底部1と長側壁2とのヒンジ連結箇所
は、底部1と短側壁3とのヒンジ連結箇所より、高い位
置に位置している。
【0008】図1に示されているように、箱型に組み立
てられた状態の折り畳みコンテナーを折り畳むには、先
ず最初に、底部1の相対する短辺側にヒンジ連結された
短側壁3を、折り畳みコンテナーの内側に倒して、図2
に示されているように、底部1の上に重ねる。次いで、
底部1の相対する長側壁にヒンジ連結された長側壁2
を、同じく、折り畳みコンテナーの内側に倒して、図3
に示されているように、短側壁3の上に重ねて折り畳み
コンテナーをコンパクトに折り畳む。逆に、図3に示さ
れている折り畳まれた状態から、図1に示されているよ
うに組み立てるには、短側壁3の上に重ねられた状態の
長側壁2を略垂直に立て、次いで、短側壁3を略垂直に
立てて、折り畳みコンテナーを箱型に組み立てる。
【0009】次に、図4を用いて、合成樹脂で一体成形
された底部1について説明する。
【0010】平面形状が略長方形状の底部1の底板1a
の相対する長辺には、長辺側土手部1bが形成されてお
り、長辺側土手部1bの上面1b1の外側縁には、上方
に延在する外壁(以下、単に、長辺側外壁という。)1
cが、長辺側土手部1bの外壁面と略面一になるように
立設されている。
【0011】また、長辺側土手部1bの上面1b1の内
側縁には、所定の間隔で、略垂直な板状部h1が立設さ
れており、板状部h1の上端には、長辺側外壁1cの方
向に延在するとともに、先端が下方に湾曲したフックh
2が形成されており、板状部h1とフックh2とによ
り、弾性を有する長辺側ヒンジ雌部材H1が構成されて
いる。長辺側ヒンジ雌部材H1の上端、換言すれば、フ
ックh2の上端は、長辺側外壁1cの上端と略同じ高さ
に形成されており、また、長辺側ヒンジ雌部材H1と長
辺側外壁1cとの間には、所定の間隙が形成されてい
る。なお、本実施例においては、5個の長辺側ヒンジ雌
部材H1が配設されている例が示されている。
【0012】底部1の底板1aの相対する短辺には、長
辺側土手部1bより低い外壁(以下、単に、短辺側外壁
という。)1dが形成されており、短辺側外壁1dの内
側に位置する底板1aには、短辺側外壁1dと対向する
ように立設された板状部h1と、板状部h1の上端か
ら、短辺側外壁1d方向に延在するとともに、先端が下
方に湾曲したフックh2とからなる長辺側ヒンジ雌部材
H1と同様の弾性を有する短辺側ヒンジ雌部材H2が形
成されている。短辺側ヒンジ雌部材H2のフックh2の
上端は、短辺側外壁1dの中央部に位置する、両端部よ
り高い中央壁部1d1と略同じ高さに形成されている。
なお、本実施例には、中央壁部1d1に対向するよう
に、2個の短辺側ヒンジ雌部材H2が配設されている例
が示されている。
【0013】底部1の4つの角部には、長辺側外壁1c
及び短辺側外壁1dを越えて上方に延在する、平面形状
が略L字状の角部ブロック1eが形成されており、角部
ブロック1eの内側には、長辺側ヒンジ雌部H1と略同
じ高さを有する段部1e1が形成されている。1fは、
短辺側外壁1dと略平行で、且つ、短辺側外壁1dに接
近するように、長辺側土手部1bの両端部に形成された
ピン挿入孔である。
【0014】次に、図5〜図10を用いて、正面形状が
略U字状の枠部材2’と、枠部材2’に開閉自在にヒン
ジ連結された扉部材2”とから構成されている長側壁2
について説明する。
【0015】先ず最初に、略U字状の枠部材2’につい
て説明する。
【0016】正面形状が略U字状の枠部材2’は、横長
の水平梁部2aと、水平梁部2aの両端部に形成された
正面形状が方形状の垂直枠部2bとから構成されてお
り、水平梁部2a及び垂直枠部2bの下面には、上述し
た底部1の長辺側土手部1bに形成された長辺側ヒンジ
雌部材H1に対応して、長側壁側ヒンジ雄部H3が形成
されており、長側壁側ヒンジ雄部H3は、所定の間隔を
置いて垂設された一対の下端縁が略半円形状に形成され
た支持片h3と、一対の支持片h3に架橋された水平ピ
ンh4とから構成されている。2cは、隣接する長側壁
側ヒンジ雄部H3の支持片h3同士を連結する連結梁で
あり、2dは、両端に配設された長側壁側ヒンジ雄部H
3の支持片h3の外側に形成された支持片h3と同様に
垂下片であり、垂下片2dと支持片h3とは、上記の連
結梁2cと同様の連結梁2eで連結されている。
【0017】H4は、水平梁部2aの上面に形成された
凹部2fに形成された扉部材用ヒンジ雌部であり、扉部
材用ヒンジ雌部H4は、外側に開口を有する水平スリッ
トh5を有する側面形状が略C字状のブロック体h6と
して形成されている。本実施例には、3個の扉部材用ヒ
ンジ雌部H4が形成されている。
【0018】一対の垂直枠部2bの相対する垂直面2g
の内側縁部からは、垂直面2gに垂直に、縦長の帯板2
hが延設されており、帯板2hの先端部からは、上下方
向に所定の間隔を置いて、垂直面2gと平行に延在する
一対の係合片2iが延設されている。
【0019】20は、垂直枠部2bの両側端部に形成さ
れた、長側壁2と短側壁3とによる係合機構を構成する
長側壁側係合部材である。長側壁側係合部材20は、垂
直枠部2bの内壁面2b1に垂直な端部垂直片21a
と、端部垂直片21aの先端から内壁面2b1に略平行
に延在する係合片21bとからなる上下方向に所定の間
隔を置いて形成された一対の係合フック21、及び、一
対の係合フック21の中間に形成された、相対する面に
開口22aを有する箱状嵌合部22とを有している。更
に、上方に位置する係合フック21と箱状嵌合部22と
の間に位置する垂直枠部2bには、所定の間隔をおいて
平行で、且つ、垂直枠部2bの端部まで延在する一対の
水平スリット23が形成されており、一対の水平スリッ
ト23間には、長側壁側係合部材20を構成する係止部
材24が形成されている。係止部材24は、水平スリッ
ト23間に位置する弾性板部24aと、弾性板部24a
の先端から垂直に外側に延在する垂直部24bと、垂直
部24bの先端から垂直に、換言すれは、弾性板部24
aと同じ方向に、外側に延在する持ち手部24cと、弾
性板部24aの先端で、且つ、内側に突出した係止突部
24dとから構成されている。
【0020】扉部材2”は、略U字状の枠部材2’の水
平梁部2aと垂直枠部2bとにより形成される空間に挿
入されるように構成されている。扉部材2”の下部水平
フランジ2jの下面には、上述した水平梁部2aに形成
された扉部材用ヒンジ雌部H4に対応して、長側壁側ヒ
ンジ雄部H3と同様の所定の間隔を置いて垂設された一
対の支持片h7と、一対の支持片h7に架橋された水平
ピンh8とからなる扉部材用ヒンジ雄部H5が形成され
ている。本実施例には、水平梁部2aに形成された3個
の扉部材用ヒンジ雌部H4に対応して、3個の扉部材用
ヒンジ雄部H5が形成されている。
【0021】枠部材2’に、扉部材2”をヒンジ連結す
るには、枠部材2’の水平梁部2aに形成された扉部材
用ヒンジ雌部H4の水平スリットh5に、扉部材2”に
形成された扉部材用ヒンジ雄部H5の上記水平スリット
h5の間隙より大きな外径を有する水平ピンh8を嵌入
することにより、枠部材2’と扉部材2”とをヒンジ連
結する。
【0022】扉部材2”の下部水平フランジ2jと上部
水平フランジ2kの両端を連結する端部垂直リブ2mの
内側には、上述した垂直枠部2bの垂直面2gの内側縁
部に形成された係合片2iが挿入可能な凹部2nが形成
されている。
【0023】扉部材2”の上部水平フランジ2kの下方
には、所定の間隔を置いて中間水平リブ2pが形成され
ており、上部水平フランジ2kと中間水平リブ2pと端
部垂直リブ2mとにより囲まれた領域は、中間垂直リブ
2qにより2つの空間領域A1、A2に分割されてい
る。
【0024】次に、空間領域A1、A2に装着される合
成樹脂で一体成形された施錠部材Cについて説明する。
【0025】施錠部材Cは、略角柱状の棒状体c1を有
しており、棒状体c1の一方の端部には、係止ブロック
c2が形成されており、また、棒状体c1のもう一方の
端部には、指が挿入可能なリング状の操作環c3が形成
されている。棒状体c1の係止ブロックc2側に位置す
る上面c1aの略半分には、弾性バネ部材として機能す
る上部アーチc4が形成されており、また、棒状体c1
の操作環c3側に位置する下面c1bの略半分にも、上
部アーチc4と同様の弾性バネ部材として機能する下部
アーチc5が形成されている。そして、施錠部材Cを正
面から見た場合に、上部アーチc4と下部アーチc5と
により、略サインカーブが形成されている。なお、c6
は、上部アーチc4の一方の端部と下部アーチc5の一
方の端部が接近する部分に位置する棒状体c1の前面c
1cに形成された棒状体c1の長手方向に沿った第1ガ
イドリブであり、c7は、操作環c3に連接して形成さ
れた棒状体c1の前面c1cに形成された、上記第1ガ
イドリブと同様の第2ガイドリブである。上記の施錠部
材Cは、図7において、左側の空間領域A1に装着され
るものであり、右側の空間領域A2に装着される施錠部
材Cは、棒状体c1の係止ブロックc2側には下部アー
チc5が形成され、また、操作環c3側には上部アーチ
c4が形成されている以外は、同じ構成を有している。
【0026】上部水平フランジ2kと中間水平リブ2p
と端部垂直リブ2mとにより囲まれ、且つ、中間垂直リ
ブ2qにより2つに分割された空間領域A1、A2に
は、上部水平フランジ2kと中間水平リブ2pとを連結
するとともに、施錠部材Cが挿入可能な透孔2r1、2
s1、2t1が穿設された中央寄り装着リブ2r、中間
装着リブ2s及び端部側装着リブ2tが形成されてい
る。また、端部垂直リブ2mには、施錠部材Cの係止ブ
ロックc2が挿入可能な水平孔2uが穿設されている。
【0027】施錠部材Cを構成する棒状体c1の弾性を
利用して、中間垂直リブ2q側に位置する中央寄り装着
リブ2rの透孔2r1に、施錠部材Cの係止ブロックc
2を挿入し、順次、中間装着リブ2sの透孔2s1及び
端部側装着リブ2tの透孔2t1に挿入することによ
り、施錠部材Cを、それぞれ、空間領域A1、A2に装
着する。そして、図7において左側に位置する空間領域
A1に装着された施錠部材Cの係止ブロックc2が、図
10に示されているように、端部垂直リブ2mに穿設さ
れた水平孔2uから突出していない状態においては、下
部アーチc5が、中間装着リブ2sの下部水平部2s2
に圧接し、また、上部アーチc4が、端部側装着リブ2
tの上部水平部2t2に圧接するように構成されてお
り、従って、中間装着リブ2sの下部水平部2s2に圧
接している弾性バネ部材として機能する下部アーチc5
及び端部側装着リブ2tの上部水平部2t2に圧接して
いる弾性バネ部材として機能する上部アーチc4の弾性
力により、施錠部材Cは、係止ブロックc2が、端部垂
直リブ2mから突出する方向に付勢されるように構成さ
れている。なお、図7において右側に位置する空間領域
A2に装着された施錠部材Cの場合には、下部アーチc
5が、端部側装着リブ2tの下部水平部2t2に圧接
し、また、上部アーチc4が、中間装着リブ2sの上部
水平部2s2に圧接するように構成されている。
【0028】次に、主として、図11を用いて、短側壁
3について説明する。
【0029】短側壁3の下部水平フランジ3aの下面に
は、上述した底部1の短辺側外壁1dに接近して形成さ
れた短辺側ヒンジ雌部材H2に対応して、上述した長側
壁側ヒンジ雄部H3と同様の短側壁側ヒンジ雄部H6が
形成されており、短側壁側ヒンジ雄部H6は、下部水平
フランジ3aの下面に、所定の間隔を置いて垂設された
一対の下端縁が略半円形状に形成された支持片h3と、
一対の支持片h3に架橋された水平ピンh4とから構成
されている。なお、3bは、下部水平フランジ3aの下
面の両端部付近に垂下された支持片h3と同様に垂下片
であり、垂下片3bと支持片h3とは、連結梁3cで連
結されており、また、短側壁側ヒンジ雄部H6間に位置
する下部水平フランジ3aの下面にも、適当数の垂下片
3bが垂設されており、垂下片3b間及び垂下片3bと
支持片h3とも、同様に、連結梁3cで連結されてい
る。
【0030】短側壁3の下部水平フランジ3aの下面の
両端部には、水平軸孔3d1を有する軸受け筒部3dが
形成されている。また、3eは、上部水平フランジ3f
と上部水平フランジ3fの下方に形成された中間水平リ
ブ3gとの間の中央領域に形成された手持ち用開口であ
る。
【0031】30は、短側壁3の側端部に形成された、
上述した長側壁2に形成された長側壁側係合部材20と
係合する短側壁側係合部材である。短側壁側係合部材3
0は、長側壁側係合部材20に形成された一対の係合フ
ック21の係合片21bが挿入可能な凹部30aと、長
側壁側係合部材20に形成された箱状嵌合部22に挿入
可能な係合片30bとを有している。
【0032】次に、底部1、枠部材2’と扉部材2”と
からなる長側壁2及び短側壁3を、折り畳みコンテナー
に組み立てる作業について説明する。
【0033】底部1に、長側壁2をヒンジ連結するに
は、底部1に形成された長辺側ヒンジ雌部材H1のフッ
クh2と、長辺側外壁1cとの間隙に、長側壁2に形成
された長側壁側ヒンジ雄部H3の水平ピンh4を挿入す
るとともに、水平ピンh4を、上記底部1に形成された
長辺側ヒンジ雌部材H1のフックh2に引っ掛けること
により、底部1と長側壁2とをヒンジ連結する。
【0034】また、底部1に、短側壁3をヒンジ連結す
るには、底部1の短辺側外壁1dの中央壁部1d1と短
辺側ヒンジ雌部材H2のフックh2との間隙に、短側壁
3に形成された短側壁側ヒンジ雄部H6の水平ピンh4
を挿入するとともに、水平ピンh4を、上記底部1に形
成された短辺側ヒンジ雌部材H2のフックh2に引っ掛
ける。その後、図12に示されているように、短側壁3
の下部水平フランジ3aの下面に形成された軸受け筒部
3dの水平軸孔3d1及び底部1の長辺側土手部1bの
両端部に形成されたピン挿入孔1fに、軸ピンPを嵌入
することにより、底部1と短側壁3との両端部をヒンジ
連結する。
【0035】上述したようにして、底部1に、長側壁2
及び短側壁3をヒンジ連結して、折り畳みコンテナーを
組み立てる。
【0036】図3に示されている折り畳まれた状態か
ら、図1に示されているように組み立てるには、短側壁
3の上に重ねられた状態の長側壁2を略垂直に立て、次
いで、短側壁3を略垂直に立てるが、この短側壁3の垂
直方向への回動過程において、図8に示されているよう
に、短側壁3の側端部に形成された短側壁側係合部材3
0を構成する一対の凹部30aに、長側壁側係合部材2
0を構成する一対の係合フック21の係合片21bが挿
入され、また、短側壁3の側端部に形成された短側壁側
係合部材30を構成する係合片30bが、長側壁側係合
部材20を構成する箱状嵌合部22に挿入されることに
なる。また、短側壁3の垂直方向への回動過程におい
て、図13に示されているように、短側壁3の短側壁側
係合部材30の端側面30cが、長側壁側係合部材20
を構成する係止部材24の弾性板部24aの内壁面24
a1を、弾性板部24aの弾性力に抗して外側に湾曲さ
せ、その後、短側壁3の短側壁側係合部材30の端側面
30cが、係止部材24の係止突部24dを越えた時点
で、図14に示されているように、係止部材24の弾性
板部24aが、その弾性力により、短側壁3の短側壁側
係合部材30方向に復帰し、長側壁側係合部材20を構
成する係止部材24の係止突部24dが、短側壁3の短
側壁側係合部材30に形成されたノッチ部30dに係止
され、短側壁3に形成された短側壁側係合部材30と長
側壁20に形成された長側壁側係合部材20との係合状
態が完了し、簡単には、短側壁3が、長側壁20との係
合が解除されて、底部1方向に倒れないように構成され
ている。
【0037】逆に、図1に示されているように、箱型に
組み立てられた折り畳みコンテナーを、図3に示されて
いるように、折り畳むには、図13に示されているよう
に、長側壁2の長側壁側係合部材20を構成する係止部
材24の持ち手部24cを、外側に移動させることによ
り、弾性板部24aを、根元部付近を中心に外側に回動
させると、係止部材24の係止突部24dが、短側壁3
の短側壁側係合部材30に形成されたノッチ部30dか
ら外れて、長側壁側係合部材20を構成する係止部材2
4の係止突部24dと短側壁側係合部材30に形成され
たノッチ部30dとの係止状態が解除されるので、この
係止状態が解除されたままで、短側壁3を、底部1方向
に回動させて、短側壁3を、底部1の上に重ね、次い
で、長側壁2を、底部1方向に回動させて、短側壁3の
上に重ねて、図3に示されているように、折り畳みコン
テナーを、コンパクトに折り畳む。
【0038】上述したように、箱型に組み立てられた折
り畳みコンテナーの折り畳み作業の際には、長側壁2の
長側壁側係合部材20を構成する係止部材24の持ち手
部24cを、外側に移動させることにより、弾性板部2
4aを、根元部付近を中心に外側に回動させて、係止部
材24の係止突部24dを、短側壁3の短側壁側係合部
材30に形成されたノッチ部30dから外れるように構
成したので、短側壁3の底部1方向への回動を阻止する
ような係合状態がなく、従って、従来のように、短側壁
3を内側に引っ張って、長側壁2の係合部材からの短側
壁3の係合部材の解除を行うというような無理な係合解
除作業を行うことなく、簡単に、且つ、スムースに、短
側壁3を、底部1方向に回動させることができる。
【0039】また、上述したように、扉部材2”が略U
字状の枠部材2’にヒンジ連結されている長側壁2は、
端部垂直リブ2mから突出する方向に付勢されている施
錠部材Cの係止ブロックc2が、枠部材2’の一対の垂
直枠部2bの相対する垂直面2gに形成された凹部2g
1に挿入されることにより、箱型に組み立てられた状態
において、図1及び図9に示されているように、扉部材
2”が閉じた状態にある。この扉部材2”が閉じた状態
から、一対の施錠部材Cを内側に、即ち、図10に示さ
れているように、一対の施錠部材Cの操作環c3が、互
いに接近する方向に移動させると、施錠部材Cの係止ブ
ロックc2が、枠部材2’の一対の垂直枠部2bの相対
する垂直面2gに形成された凹部2g1から抜け出るの
で、この状態から、扉部材2”を、枠部材2’の扉部材
用ヒンジ雌部H4と扉部材2”の扉部材用ヒンジ雄部H
5とによるヒンジ部を中心に外側に回動させることによ
り、図15に示されているように、扉部材2”を開ける
ことができる。従って、箱型に組み立てられ段積みされ
た折り畳みコンテナーから、上方に段積みされた折り畳
みコンテナーを下ろすことなく、物品を取り出したり、
或いは、箱型に組み立てられ段積みされた折り畳みコン
テナーに、物品を収納することができる。
【0040】なお、図6に示されているように、扉部材
2”の下部水平フランジ2jの下面の内側縁部から下方
に垂下するストッパーとして機能する垂直リブ2j1を
形成し、扉部材2”を閉じるために枠部材2’方向に回
動させた際に、扉部材2”が、略垂直に立てられた状態
で、上記の垂直リブ2j1が、枠部材2’を構成する水
平梁部2aの内壁面に当接するように構成することによ
って、扉部材2”が、それ以上、箱型に組み立てられた
折り畳みコンテナーの内部に入り込まないように構成さ
れている。このように構成することにより、扉部材2”
が、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーの内部に
入り込み、収容されている物品を損傷するようなことが
防止できるとともに、施錠部材Cの係止ブロックc2と
枠部材2’の垂直枠部2bの垂直面2gに形成された凹
部2g1との位置合わせが容易になり、扉部材2”の閉
鎖作業の作業性が向上する。
【0041】箱型に組み立てられ物品が収容された折り
畳みコンテナーは、短側壁3に形成された手持ち用開口
3eに手を入れて運搬することになるが、従来の折り畳
みコンテナーにおいては、底部1と短側壁3とをヒンジ
連結するヒンジ部が、全て、短側壁3の短側壁側ヒンジ
雄部H6を構成する水平ピンh4を、底部1の短辺側ヒ
ンジ雌部材H2を構成するフックh2に引っ掛ることに
より構成されていたので、特に、重量物が収容されてい
る折り畳みコンテナーを、手持ち用開口3eに手を入れ
て運搬すると、水平ピンh4がフックh2から外れた
り、フックh2や水平ピンh4が、負荷に耐えられずに
損傷するという問題があった。しかしながら、本実施例
においては、底部1と短側壁3とをヒンジ連結するヒン
ジ部のうち、両端部に位置するヒンジ部として、短側壁
3の下部水平フランジ3aの下面に形成された軸受け筒
部3dの水平軸孔3d1及び底部1の長辺側土手部1b
の両端部に形成されたピン挿入孔1fに、軸ピンPを嵌
入することにより構成される軸受け筒部と軸ピンとから
なるヒンジ部材を使用したので、ヒンジ部に大きな負荷
が掛かっても、水平ピンh4がフックh2から外れた
り、フックh2や水平ピンh4が、負荷に耐えられずに
損傷するというような課題を解決することができる。
【0042】上述したように、本実施例においては、扉
部材2”を形成したので、箱型に組み立てられ段積みさ
れた折り畳みコンテナーから、上方に段積みされた折り
畳みコンテナーを下ろすことなく、物品を取り出した
り、或いは、箱型に組み立てられ段積みされた折り畳み
コンテナーに、物品を収納することができるとともに、
長側壁2に扉部材2”を形成することにより、短側壁3
に扉部材2”を形成する場合に比べ、扉部材2”を開け
た際の開口部を大きくすることができ、従って、物品の
取り出し作業及び収納作業の作業性が向上する。
【0043】また、施錠部材Cは、中間装着リブ2sに
圧接している弾性バネ部材として機能する下部アーチc
5及び端部側装着リブ2tに圧接している弾性バネ部材
として機能する上部アーチc4の弾性力により、係止ブ
ロックc2が、端部垂直リブ2mから突出する方向に付
勢されるように構成されているので、施錠部材Cの係止
ブロックc2が、不用意に、垂直枠部2bの垂直面2g
に形成された凹部2g1から抜け出て、扉部材2”が開
くようなことを防止することができる。また、施錠部材
Cの弾性バネ部材として機能する部材が、アーチ状の上
部アーチc4と下部アーチc5とにより構成されている
ので、長時間使用しても、弾性バネ機能が損なわれるよ
うなことがない。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0045】長側壁に扉部材を配設したので、箱型に組
み立てられ段積みされた折り畳みコンテナーから、上方
に段積みされた折り畳みコンテナーを下ろすことなく、
物品を取り出したり、或いは、箱型に組み立てられ段積
みされた折り畳みコンテナーに、物品を収納することが
できるとともに、長側壁に扉部材を形成することによ
り、短側壁に扉部材を形成する場合に比べ、扉部材を開
けた際の開口部を大きくすることができ、従って、物品
の取り出し作業及び収納作業の作業性が向上する。
【0046】扉部材の施錠部材の弾性バネ部材として機
能する部材を、アーチ部材としたので、扉部材の開閉作
業を頻繁に行っても、弾性バネ機能が損なわれるような
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の折り畳みコンテナーが箱型に組
み立てられた状態の斜視図である。
【図2】図2は本発明の折り畳みコンテナーの組み立て
途中の斜視図である。
【図3】図3は本発明の折り畳みコンテナーの折り畳ま
れた状態の斜視図である。
【図4】図4は本発明の折り畳みコンテナーの底部の斜
視図である。
【図5】図5は本発明の折り畳みコンテナーの長側壁の
外側から見た分解斜視図である。
【図6】図6は本発明の折り畳みコンテナーの長側壁の
内側から見た分解斜視図である。
【図7】図7は本発明の折り畳みコンテナーの長側壁を
構成する扉部材の分解斜視図である。
【図8】図8は本発明の折り畳みコンテナーの角部付近
の斜視図である。
【図9】図9は本発明の箱型に組み立てられた状態の折
り畳みコンテナーの部分正面図である。
【図10】図10は図9と同様の本発明の箱型に組み立
てられた状態の折り畳みコンテナーの部分正面図であ
る。
【図11】図11は本発明の折り畳みコンテナーの短側
壁の斜視図である。
【図12】図12は本発明の折り畳みコンテナーの底部
と長側壁と短側壁の部分分解斜視図である。
【図13】図13は本発明の折り畳みコンテナーの長側
壁と短側壁との係合状態を説明するための部分水平断面
図である。
【図14】図14は図13と同様の本発明の折り畳みコ
ンテナーの長側壁と短側壁との係合状態を説明するため
の部分水平断面図である。
【図15】図15は本発明の折り畳みコンテナーの扉部
材が開けられた状態の斜視図である。
【符号の説明】
C・・・・・・・・・・・・施錠部材 1・・・・・・・・・・・・底部 2・・・・・・・・・・・・長側壁 2’・・・・・・・・・・・枠部材 2”・・・・・・・・・・・扉部材 3・・・・・・・・・・・・短側壁 20・・・・・・・・・・・長側壁側係合部材 30・・・・・・・・・・・短側壁側係合部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松野 正信 岐阜県本巣郡穂積町大字本田474番地の1 三甲株式会社内 (72)発明者 舩津 好弘 岐阜県本巣郡穂積町大字本田474番地の1 三甲株式会社内 Fターム(参考) 3E061 AA01 AD04 CA02 DA13 DB11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部と、底部にヒンジ連結された長側壁
    と、同じく底部にヒンジ連結された短側壁とを有すると
    ともに、箱型に組み立てられた状態から、短側壁を底部
    に重なるように回動し、次いで、長側壁を短側壁に重な
    るように回動させることにより折り畳むことが可能な折
    り畳みコンテナーにおいて、長側壁に扉部材を配設した
    ことを特徴とする折り畳みコンテナー。
  2. 【請求項2】扉部材の施錠部材の弾性バネ部材として機
    能する部材が、アーチ部材により構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の折り畳みコンテナー。
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