JP2002332154A - シート類積載方法及びその装置 - Google Patents

シート類積載方法及びその装置

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JP2002332154A JP2001139378A JP2001139378A JP2002332154A JP 2002332154 A JP2002332154 A JP 2002332154A JP 2001139378 A JP2001139378 A JP 2001139378A JP 2001139378 A JP2001139378 A JP 2001139378A JP 2002332154 A JP2002332154 A JP 2002332154A
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Kiyoshi Yumikura
清 弓倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積み上げられたシート類のうちから所定枚数
のシート類を直ちに取り出して次工程へ供給することが
できるようにする。 【解決手段】 パレット19の上に積み重ねられた葉書
印刷シート12を所定枚数計数して積み重ね、これを下
敷き30の上に重ねる。ついで、下敷き30の上に重ね
られた葉書印刷シート12の上に境界紙36を供給し、
その上に所定枚数の葉書印刷シート12を積み重ねて処
理単位37を構成する。ついで、この積み重ねて処理単
位37を積み重ねて処理単位ストック部39にストック
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート類積載方法
およびその装置に関する。特に、複数枚の葉書を印刷さ
れた葉書印刷シートなどを複数シート積載するシート類
積載方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】葉書製造工程には、多数枚の葉書印刷シ
ートがパレット上に高く積み重ねられた状態で搬入され
る。この葉書印刷シートは、100枚と100枚の中間
に境界紙(着色紙)を挟んだ状態で個々の葉書に断裁さ
れ、断裁された葉書は境界紙を挟んだままで200枚ず
つ包装される。そのため、パレット上に積み上げられた
葉書印刷シートは、中間に境界紙を挟んで200枚(処
理単位)ずつ束にして次の断裁工程へ送り出される必要
がある。
【0003】図1はパレット1上に積まれた葉書印刷シ
ート2を200枚ずつ断裁工程へ供給するための従来の
工程を表している。従来にあっては、この図に示すよう
に、フィーダーによってパレット1上の葉書印刷シート
2をテーブル3上に100枚供給する。このとき、フィ
ーダーによって一枚一枚送られる葉書印刷シート2は、
検査装置によって角折れがないか検査される。その葉書
印刷シート2をグリッパー4で掴んでテーブル3上を移
動させ、テーブル3の一部を下降させてテーブル3と共
に葉書印刷シート2を下降させる。ついで、この葉書印
刷シート2の上に境界紙6を供給する。なお、境界紙6
は、ロール状をしており、ナイフ5で葉書印刷シート2
と同じサイズにカットして葉書印刷シート2の上に供給
される。さらにテーブル3上に供給された100枚の葉
書印刷シート2は、グリッパー4によって掴まれてテー
ブル3上を運ばれ、境界紙6の上に重ねられる。こうし
て境界紙6を挟んで積み重ねられた200枚の葉書印刷
シート2は、シート類揃え装置7で揃えられて次工程
(断裁工程)へ送り出される。
【0004】しかしながら、このようにして境界紙を挟
み込まれた200枚の葉書印刷シート2は、再び積み重
ねておくことができない(積み重ねてしまうと、境目が
分からなくなり、分離できなくなる。)ので、後の工程
でトラブルが発生した場合には、図1のような葉書印刷
シート2を処理単位ずつ仕分けする工程も停止させなけ
ればならない。また、境界紙を挟んだ葉書印刷シート2
をストックしておけないので、図1のような葉書印刷シ
ート2を処理単位ずつ仕分けする工程にトラブルが発生
した場合には葉書印刷シート2を後工程へ供給すること
ができず、後工程も停止してしまう。このため、従来に
あっては、どこか一箇所でトラブルが発生すると、葉書
製造工程の全ラインが停止してしまい、ライン全体の稼
働率が低下する問題があった。
【0005】また、葉書印刷シートが断裁から包装まで
の工程を通過する速度が、約13,000枚/時あるの
に対して、葉書印刷シートを処理単位ずつ仕分けして境
界紙を挿入する速度は、角折れ検査などのために、最高
で9,000枚/時が限界である。このため、葉書製造
ラインの処理速度は、葉書印刷シートを処理単位ずつ分
ける工程の速度によって制限され、葉書製造ラインの速
度を活かすことができなかった。
【0006】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、積み上げられたシ
ート類のうちから所定枚数のシート類を直ちに取り出し
て次工程へ供給することができるシート類積載方法及び
その装置を提供することにある。
【0007】
【発明の開示】本発明のシート類積載方法は、下敷きの
上に複数枚のシート類を積み重ねて処理単位を構成し、
この処理単位を複数体積み重ねることを特徴としてい
る。ここで、処理単位とは、次工程にシート類を送り込
んで所定の処理を行う際にひとまとめにして処理される
単位となるものである。また、シート類とは、紙やプラ
スチック等のシートやフィルム等であって、特に複数枚
の葉書を印刷された葉書印刷シートなどである。前記積
層単位は、前記下敷きの上に積み重ねられた複数枚のシ
ート類の中間に境界紙を挟み込まれることもある。
【0008】シート類を所定枚数ずつ数えて処理単位に
分けた後、そのシート類を本発明のシート類積載方法に
よって積み重ねれば、積み重ねられたシート類は下敷き
によって処理単位毎に分離され、処理単位の間の境目が
分からなくなることがないので、処理単位毎に分けられ
たシート類を積み重ねることが可能になる。
【0009】よって、例えばシート類を処理単位毎に分
けて積載する工程の後工程でトラブルが発生した場合で
も、シート類を処理単位に分ける工程は稼働させ続け、
処理単位に分けたシート類を積み重ねてストックしてお
くことがでできる。逆に、シート類を処理単位に分ける
工程にトラブルが発生した場合には、処理単位に分けて
下敷きと共に積み重ねられているシート類から後工程へ
シート類を供給することができるので、後工程を停止さ
せる必要が無くなる。
【0010】また、本発明の方法によって積載したシー
ト類を供給することによって、後工程の処理速度が制約
を受けにくくなり、ラインの稼働率を向上させることが
できる。
【0011】また、本発明のシート積載方法の実施形態
における下敷きは、シート類を重ねた時にシート類から
はみ出るはみ出し片を有しているので、このはみ出し片
を掴んで引き出すことによって処理単位のシート類を一
度に、かつ容易に取り出すことができる。
【0012】本発明のシート類積載装置は、所定枚数の
シート類を計数して積み重ねる手段と、前記シート類積
み重ね手段により積み重ねられたシート類を下敷きの上
に載置して処理単位を形成する手段と、前記処理単位を
形成する手段によって形成された処理単位を積み重ねる
手段とを備えたことを特徴としている。このシート類積
載装置によれば、上記シート類積載方法を自動的に処理
させることが可能になる。
【0013】また、本発明の別なシート類積載装置は、
所定枚数のシート類を計数して積み重ねる第1及び第2
の手段と、前記第1の手段により積み重ねられたシート
類を下敷きの上に載置する手段と、前記シート類載置手
段により下敷きの上に載置されたシート類の上に境界紙
を供給する手段と、前記境界紙供給手段により供給され
た境界紙の上に、前記第2の手段により積み重ねられた
シート類を載置して処理単位を形成する手段と、前記処
理単位を形成する手段によって形成された処理単位を積
み重ねる手段とを備えたことを特徴としている。このシ
ート類積載装置によれば、境界紙を挟んだ状態でシート
類の処理単位を自動的に積載していくことができる。し
かも、シート類を計数して積載するために第1の手段と
第2の手段とを備えているので、処理速度も向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図2及び図3
は、本発明の一実施形態によるシート積載装置11を示
す概略平面図及び一部破断した概略側面図である。以
下、このシート積載装置11により葉書印刷シート12
を積載する場合を例にとって説明する。このシート積載
装置11は、主としてフィーダー13、検査部14、第
1ストック部15、排紙部16、第2ストック部17、
下敷き挿入部26、下敷きストック部27、境界紙挿入
部28、境界紙供給部29から構成され、フィーダー1
3のワーク搬入部18には、高く積まれた多数の葉書印
刷シート12が置かれる。
【0015】フィーダー13は、ワーク搬入部18に積
まれた葉書印刷シート12のうちから一枚ずつ検査部1
4へ自動給紙するものである。フィーダー13の種類は
特に問わないが、例えば積まれた葉書印刷シート12を
エアパッドで吸着して一枚ずつ葉書印刷シート12を送
り出し、コンベアで送るようにしたものを用いることが
できる。
【0016】検査部14は、葉書印刷シート12の角折
れ検査を行うものである。検査部14は転送ロール20
を備えており、転送ロール20の外周部には、葉書印刷
シート12の端を掴ん転送ロール20の外周面に保持さ
せるためのスインググリッパ22が設けられている。転
送ロール20に隣接する位置と、第2ストック部17の
端とには、それぞれスプロケット21a、21bが配設
され、第1ストック部15、排紙部16及び第2ストッ
ク部17の両側上方を通過するようにして両スプロケッ
ト21a、21b間にチェーン25が掛け回されてい
る。左右のチェーン25間には一定ピッチ毎にロッド
(図示せず)が掛け渡されており、各ロッドにはチェー
ングリッパ23が設けられている。
【0017】また、フィーダー13から検査部14の転
送ロール20へ葉書印刷シート12を送るコンベアの上
方には、葉書印刷シート12の前端部の角折れを検出す
るための左右一対の光電センサ24aが設けられてお
り、転送ロール20と対向する位置には、葉書印刷シー
ト12の後端部の角折れを検出するための左右一対の光
電センサ24bが設けられている。
【0018】しかして、この検査装置14においては、
フィーダー13から葉書印刷シート12が送り込まれる
と、転送ロール20に設けられたスインググリッパ22
で葉書印刷シート12の端を掴んで葉書印刷シート12
を引き取り、転送ロール20の周胴面に葉書印刷シート
12を密着させて転送ロール20の回転と共に葉書印刷
シート12を送る。この途中で、光電センサ24a、2
4bによって葉書印刷シート12の前後の角折れが検査
される。転送ロール20から葉書印刷シート12が送ら
れてくると、チェーン25に設けられているチェーング
リッパ23は、葉書印刷シート12の前端を掴んで葉書
印刷シート12を引き取り、チェーン25によって搬送
される。
【0019】第1ストック部15、排紙部16、第2ス
トック部17は、チェーン25による搬送方向に沿って
順次配置されており、いずれもチェーングリッパ23の
下に位置している。第1ストック部15は、チェーング
リッパ23によって搬送されてきた葉書印刷シート12
を受け取って所定枚数(100枚)積み上げるものであ
る。排紙部16は、検査部14によって不良品であると
判定された葉書印刷シート12を受け取って、シート積
載装置11外へ排出するものである。第2ストック部1
7も、チェーングリッパ23によって搬送されてきた葉
書印刷シート12を受け取って所定枚数(100枚)積
み上げるものである。
【0020】下敷き挿入部26は、第1ストック部15
に隣接する位置に設けられており、下敷き挿入部26に
隣接する下敷きストック部27には、下敷き30が積み
上げられている。下敷き30は、積まれた葉書印刷シー
ト12をラインに沿って移動させるための厚手の台紙で
あるが、これは最終的には葉書印刷シート12と共にカ
ットされて葉書と共に商品包装される。下敷き30は、
ほぼ葉書印刷シート12と同じサイズに形成されてお
り、その一部にははみ出し片31が突出している。従っ
て、下敷き30の上に葉書印刷シート12を積み重ねた
場合には、葉書印刷シート12の縁からはみ出し片31
が飛び出ることになる。下敷きストック部27と下敷き
挿入部26との間には、真空吸着パッドで下敷き30を
吸着して下敷きストック部27から下敷き挿入部26へ
下敷き30を引き出すための搬送装置32が設けられて
いる。また、下敷き挿入部26には、第1ストック部1
5で所定枚数(100枚)積み上げられた葉書印刷シー
ト12を引き出すことができ、下敷きストック部27か
ら下敷き挿入部26へ下敷き30が供給された後、第1
ストック部15から下敷き挿入部26へ所定枚数の葉書
印刷シート12を引き出すことにより、下敷き挿入部2
6において下敷き30の上に葉書印刷シート12が積み
重ねられる。
【0021】境界紙挿入部28は、第2ストック部17
に隣接する位置に設けられており、境界紙挿入部28に
隣接する境界紙供給部29には、境界紙のロール33が
セットされている。境界紙ロール33は、ニップローラ
(挟みローラ)34によって上下を挟んで引き出され、
ナイフ35によって葉書印刷シート12と同じサイズの
境界紙36にカットされ、カットされた境界紙36は境
界紙挿入部28に供給される。この境界紙は、例えばピ
ンク色をした薄紙であって、裁断された葉書と一緒に包
装されて葉書を100枚ごとに区切る目印となるもので
ある。また、境界紙挿入部28には、第2ストック部1
7で所定枚数(100枚)積み上げられた葉書印刷シー
ト12を引き出すことができる。下敷き30の上に重ね
られた100枚の葉書印刷シート12は、プッシャやグ
リッパのような移載手段によって境界紙挿入部28へ移
動させられる。しかして、下敷き30に載せた状態で境
界紙挿入部28へ移動させられた葉書印刷シート12の
上には、上記のようにしてカットされた境界紙36が重
ねられ、ついで、境界紙36の上には第2ストック部1
7から100枚の葉書印刷シート12が供給される。
【0022】図示しないが、境界紙挿入部28には紙揃
え装置が設けられており、下敷き30、100枚の葉書
印刷シート12、境界紙36、100枚の葉書印刷シー
ト12を重ねて構成された処理単位37は紙揃え装置に
よって縁を揃えられた後、スタッカーテーブル40aへ
送り出される。スタッカーテーブル40aは、スタッカ
ー装置40によって前後及び上下に駆動されるものであ
り、後方へ移動した状態で境界紙挿入部28から処理単
位37を受け取り、前方に設けられているコンベア装置
38の後端部上方へ処理単位37を運ぶ。
【0023】コンベア装置38の横にはパレットマガジ
ン39が設けられている。パレットマガジン39からコ
ンベア装置38上へは必要に応じて空のパレットが供給
される。
【0024】上記のようにして境界紙挿入部28からス
タッカーテーブル40aへ処理単位37が供給される
と、スタッカー装置40はスタッカーテーブル40aを
コンベア装置38上に静止しているパレット41の上方
へ移動させ、スタッカーテーブル40aの上に載置され
ている葉書印刷シート12が後退できないように規制し
た状態でスタッカーテーブル40aのみを後退させ、ス
タッカーテーブル40a上の葉書印刷シート12をパレ
ット41もしくはパレット41上に積まれている葉書印
刷シート12の上に落として重ねる。こうしてパレット
41の上に所定段数の処理単位37が積載されると、処
理単位37を載せたパレット41はコンベア装置38に
よって前方へ送られる。
【0025】コンベア装置38によって送られたパレッ
ト41が、目的位置で静止すると、図6(a)に示すよ
うに、パレット41上に積み上げられている一番上の処
理単位37の下敷き30のはみ出し片31をグリップ装
置42で掴んで一番上の処理単位37の端を持ち上げ、
この処理単位37の下に下あご部を差し込むようにして
別なグリップ装置43で処理単位37の端を掴み、次工
程(例えば、断裁工程)へ移載する。
【0026】次に、上記シート積載装置11によりパレ
ット上に高く積み上げられた葉書印刷シート12を、境
界紙36を挟んだ合計200枚の葉書印刷シート12を
下敷き30の上に重ねた処理単位として積み替える手順
を図4のフロー図及び図5の説明図に従って説明する。
ワーク搬入部18には、図5(a)に示すように、多数
の葉書印刷シート12がパレット19の上に高く積まれ
たれた状態で搬入される。ここで、葉書印刷シート12
とは、葉書用紙に複数枚(例えば、縦横に11×5枚)
の葉書を印刷したものである。ワーク搬入部18に搬入
された葉書印刷シート12は、フィーダー13によって
上から一枚ずつ検査部14へ給紙され(ステップS
1)、検査部14を通過する際に角折れを検査されると
共に給紙された葉書印刷シート12の枚数が計数される
(ステップS2)。検査部4で不良品と判定された葉書
印刷シート12は排紙部16へ送られてライン外へ排出
される(ステップS3、S4)。
【0027】また、検査部4で検査された結果、欠陥の
見つからなかった葉書印刷シート12は、所定枚数(1
00枚)に達するまで第1ストック部15へ順次供給さ
れ(ステップS5,S6)、第1ストック部15で所定
枚数積み上げられる。第1ストック部15に所定枚数の
葉書印刷シート12が積まれると、ついで、欠陥の見つ
からなかった葉書印刷シート12は、順次第2ストック
部17へ供給される(ステップS7)。
【0028】一方、第2ストック部17へ葉書印刷シー
ト12を供給する工程と並行して、搬送装置32によっ
て下敷きストック部27から下敷き挿入部26へ下敷き
30が供給され(ステップS9)、第1ストック部15
から境界紙挿入部28の下敷き30の上に所定枚数の葉
書印刷シート12が供給され、図5(b)に示すよう
に、下敷き30の上に葉書印刷シート12が積み重ねら
れる(ステップS10)。さらに、下敷き30の上に重
ねられた葉書印刷シート12は、境界紙挿入部28へ送
られ(ステップS11)、図5(c)のように、ナイフ
35でカットされた境界紙36が葉書印刷シート12の
上に重ねられる(ステップS12)。
【0029】順次葉書印刷シート12を供給されて第2
ストック部17に積まれた葉書印刷シート12の枚数が
所定枚数(100枚)に達すると(ステップS8)、図
5(d)に示すように、第2ストック部17から境界紙
挿入部28へ所定枚数の葉書印刷シート12が供給され
て境界紙36の上に重ねられ(ステップS13)、処理
単位37が構成される。そして、境界紙挿入部28に設
けられている紙揃え装置によって処理単位37を揃えて
(ステップS14)スタッカーテーブル40aへ送り出
し、図5(e)に示すように、処理単位ストック部39
に積まれている処理単位37の上にさらに処理単位37
を積み上げる(ステップS15)。
【0030】なお、仕分けの順序としては、上記実施例
では、下敷き30の上に葉書印刷シート12を重ね、そ
の上に境界紙36を重ね、その上にさらに葉書印刷シー
ト12を重ねたが、下敷き30の上に葉書印刷シート1
2を積み重ね、一方、境界紙36の上に葉書印刷シート
12を重ねておき、境界紙36の上に重ねられた葉書印
刷シート12を下敷き30に重ねられた葉書印刷シート
12の上に重ねてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、シート類を所定枚数ずつ数えて処理単位に分けた
後、そのシート類を本発明のシート類積載方法によって
積み重ねれば、積み重ねられたシート類は下敷きによっ
て処理単位毎に分離され、処理単位の間の境目が分から
なくなることがないので、処理単位毎に分けられたシー
ト類を積み重ねることが可能になる。
【0032】よって、例えばシート類を処理単位毎に分
けて積載する工程の後工程でトラブルが発生した場合で
も、シート類を処理単位に分ける工程は稼働させ続け、
処理単位に分けたシート類を積み重ねてストックしてお
くことがでできる。逆に、シート類を処理単位に分ける
工程にトラブルが発生した場合には、処理単位に分けて
下敷きと共に積み重ねられているシート類から後工程へ
シート類を供給することができるので、後工程を停止さ
せる必要が無くなる。
【0033】また、本発明の方法によって積載したシー
ト類を供給することによって、後工程の処理速度が制約
を受けにくくなり、ラインの稼働率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パレット1上に積まれた葉書印刷シートを所定
枚数ずつ断裁工程へ供給するための従来の工程を表わす
図である。
【図2】本発明の一実施形態によるシート積載装置を示
す概略平面図である。
【図3】同上のシート積載装置を示す一部破断した概略
側面図である。
【図4】同上のシート積載装置による処理手順を説明す
るフロー図である。
【図5】パレットに積まれていた葉書印刷シートが処理
単体に分けて、再度積載される様子を説明する図であ
る。
【図6】積み上げられた処理単位のうちから、一組の処
理単位だけを取り出す様子を示す概略図である。
【符号の説明】
11 シート積載装置 12 葉書印刷シート 14 検査部 15 第1ストック部 17 第2ストック部 26 下敷き挿入部 28 境界紙挿入部 30 下敷き 31 はみ出し片 36 境界紙 37 処理単位 39 処理単位ストック部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下敷きの上に複数枚のシート類を積み重
    ねて処理単位を構成し、この処理単位を複数体積み重ね
    ることを特徴とするシート類積載方法。
  2. 【請求項2】 前記処理単位は、中間に境界紙を挟み込
    まれた複数枚のシート類を前記下敷きの上に積み重ねた
    ものであることを特徴とする、請求項1に記載のシート
    類積載方法。
  3. 【請求項3】 前記下敷きは、シート類を重ねた時にシ
    ート類からはみ出るはみ出し片を有していることを特徴
    とする、請求項1又は2に記載のシート類積載方法。
  4. 【請求項4】 所定枚数のシート類を計数して積み重ね
    る手段と、 前記シート類積み重ね手段により積み重ねられたシート
    類を下敷きの上に載置して処理単位を形成する手段と、 前記処理単位を形成する手段によって形成された処理単
    位を積み重ねる手段とを備えたシート類積載装置。
  5. 【請求項5】 所定枚数のシート類を計数して積み重ね
    る第1及び第2の手段と、 前記第1の手段により積み重ねられたシート類を下敷き
    の上に載置する手段と、 前記シート類載置手段により下敷きの上に載置されたシ
    ート類の上に境界紙を供給する手段と、 前記境界紙供給手段により供給された境界紙の上に、前
    記第2の手段により積み重ねられたシート類を載置して
    処理単位を形成する手段と、 前記処理単位を形成する手段によって形成された処理単
    位を積み重ねる手段とを備えたシート類積載装置。
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