JP2002331855A - ヘッドアップディスプレイ用開口部カバーユニット - Google Patents

ヘッドアップディスプレイ用開口部カバーユニット

Info

Publication number
JP2002331855A
JP2002331855A JP2001142130A JP2001142130A JP2002331855A JP 2002331855 A JP2002331855 A JP 2002331855A JP 2001142130 A JP2001142130 A JP 2001142130A JP 2001142130 A JP2001142130 A JP 2001142130A JP 2002331855 A JP2002331855 A JP 2002331855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
dashboard
lid
display
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001142130A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4486274B2 (ja
Inventor
Takeshi Nakamura
中村  剛
Kunimitsu Aoki
邦光 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2001142130A priority Critical patent/JP4486274B2/ja
Priority to US10/132,324 priority patent/US6542305B2/en
Priority to DE10220180A priority patent/DE10220180B4/de
Publication of JP2002331855A publication Critical patent/JP2002331855A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4486274B2 publication Critical patent/JP4486274B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0149Head-up displays characterised by mechanical features
    • B60K35/22
    • B60K35/53
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • B60K2360/66
    • B60K2360/682
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/0118Head-up displays characterised by optical features comprising devices for improving the contrast of the display / brillance control visibility
    • G02B2027/012Head-up displays characterised by optical features comprising devices for improving the contrast of the display / brillance control visibility comprising devices for attenuating parasitic image effects
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0149Head-up displays characterised by mechanical features
    • G02B2027/0154Head-up displays characterised by mechanical features with movable elements
    • G02B2027/0156Head-up displays characterised by mechanical features with movable elements with optionally usable elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダッシュボードの内部が開口部を介してアイ
ポイントからの視界に入り運転する上で目障りとなって
しまうのを、防止すること。 【解決手段】 ダッシュボード1の内部の表示源51に
より発光表示されて拡大反射鏡53により反射されて、
アイポイントIの前方に位置するフロントガラス3部分
に向かう重畳用画像の像光を、ダッシュボード1の外部
に出射させるためにダッシュボード1の上面1aに形成
される開口部1bに、これを開閉する蓋部材57aを設
け、蓋部材57aが開口部1bを開放する開蓋状態にお
いては、開口部1bのアイポイントI寄りの周縁部分か
ら起立してアイポイントIから開口部1b越しにダッシ
ュボード1の内部に向かう視線Sを遮り、蓋部材57a
が開口部1bを閉塞する閉蓋状態においては、ダッシュ
ボード1の上面1aに沿って延在するように傾倒して視
線Sから退避する遮蔽部材57bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のダッシュボ
ード内の表示源に表示された重畳用画像をダッシュボー
ドの上方のフロントガラスやコンバイナ上に投影させる
ことで、これらフロントガラスやコンバイナを透して視
認される車両の前景と重畳用画像の虚像とを重畳視認さ
せるヘッドアップディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】車両で用いられるヘッドアップディスプ
レイは、運転に必要な補助情報等を車両の前景と重畳視
認させるもので、運転中に大きな視線移動を行うことな
く補助情報等を認識できるという特徴を有している。
【0003】このようなヘッドアップディスプレイにつ
いては、ダッシュボード内の表示源からダッシュボード
の上方のフロントガラスやコンバイナ上に向かう重畳用
画像の像光を通過させるために、ダッシュボード上に開
口部を形成する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ダッシュボ
ード上に開口部を形成すると、アイポイントの方が開口
部よりも上側に位置する関係上、アイポイントからの視
界が開口部を介してダッシュボードの内部に及ぶことが
十分に考えられる。
【0005】そうすると、特に表示源による重畳用画像
の表示中には、その像光によってダッシュボードの内部
が明るく照らされて目立ち、ダッシュボードの内部が運
転者の視界に入って目障りとなる可能性があるため、ア
イポイントからの視界がダッシュボードの内部に届かな
いように工夫することが望まれる。
【0006】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、ダッシュボード内の表示源からダッシ
ュボードの上方のフロントガラスやコンバイナといった
被投影部材上に向かう重畳用画像の像光を通過させるた
めに、ダッシュボード上に開口部を形成した場合に、ダ
ッシュボードの内部が開口部を介してアイポイントから
の視界に入り運転する上で目障りとなってしまうのを、
防止することができるヘッドアップディスプレイ用開口
部カバーユニットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ
用開口部カバーユニットは、車両のダッシュボード内の
表示源に表示された重畳用画像の虚像を、前記ダッシュ
ボードの外部に配置された被投影部材上において、該被
投影部材を透して視認される前記車両の前景と重畳させ
て、前記車内のアイポイントから視認させるために、前
記ダッシュボード上に設けられる、前記表示源から前記
被投影部材に向かう前記重畳用画像の像光を通過させる
開口部を、開閉させるカバーユニットであって、前記開
口部の周縁のうち前記アイポイント寄りの周縁部分から
起立する起立状態においては、前記開口部を介して前記
ダッシュボード内に向かう前記アイポイントからの視線
上に介在して該視線を遮り、前記起立状態から傾倒した
傾倒状態においては前記視線上から退避する遮蔽部材
と、前記起立状態においては前記開口部を開放する開蓋
状態となり、前記傾倒状態においては前記開口部を閉塞
する閉蓋状態となるように、これら開蓋状態及び閉蓋状
態の相互間で開閉動作可能な蓋体とを備えることを特徴
とする。
【0008】また、請求項2に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットは、請求項
1に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用開口
部カバーユニットにおいて、前記遮蔽部材及び前記蓋体
のうち前記開蓋状態において前記開口部に臨む面部分
に、照射光の反射を少なくとも抑制する反射抑制処理が
施されているものとした。
【0009】さらに、請求項3に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用開口部カバーユニットは、請求
項1又は2に記載した本発明のヘッドアップディスプレ
イ用開口部カバーユニットにおいて、前記蓋体が少なく
とも1つの蓋部材によって構成されており、該蓋部材が
前記遮蔽部材を兼ねているものとした。
【0010】また、請求項4に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットは、請求項
1、2又は3に記載した本発明のヘッドアップディスプ
レイ用開口部カバーユニットにおいて、前記閉蓋状態に
おいて前記蓋体により被覆されると共に、前記開蓋状態
において前記ダッシュボードの外側に露出される透光性
の保護カバーが、前記開口部に取着されており、前記遮
蔽部材が、前記蓋体が前記開蓋状態となる前記起立状態
において、前記保護カバーに照射される前記車両の外部
からの光の反射光のうち、少なくとも前記アイポイント
に向かう反射光成分を遮るように構成されているものと
した。
【0011】さらに、請求項5に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用開口部カバーユニットは、請求
項1に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用開
口部カバーユニットにおいて、前記蓋体が、前記起立状
態において前記遮蔽部材に対して折り畳まれて該遮蔽部
材よりも前記開口部寄りに位置することで前記開蓋状態
となり、かつ、前記傾倒状態において前記遮蔽部材に対
して展開されることで前記閉蓋状態となって、前記閉蓋
状態において前記ダッシュボードの外側に露出する前記
蓋体の表面が、前記閉蓋状態において前記開口部側に臨
むように構成されており、前記蓋体の前記表面に、照射
光の反射を少なくとも抑制する反射抑制処理が施されて
いるものとした。
【0012】また、請求項6に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットは、請求項
5に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用開口
部カバーユニットにおいて、前記蓋体の前記表面が前記
閉蓋状態において、シボ加工が施された前記ダッシュボ
ードの表面と同一平面上に位置し、該ダッシュボードの
表面に施されたシボ加工と同様のシボ加工が、前記反射
抑制処理として前記蓋体の前記表面に施されているもの
とした。
【0013】さらに、請求項7に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用開口部カバーユニットは、請求
項1、2、3、5又は6に記載した本発明のヘッドアッ
プディスプレイ用開口部カバーユニットにおいて、前記
被投影部材が、使用時には前記ダッシュボードの外部に
配置され不使用時には前記開口部を介して前記ダッシュ
ボードの内部に収納されるコンバイナであり、前記ダッ
シュボードの内部と外部との間で行われる前記開口部を
介した前記コンバイナの出し入れに連動して、前記遮蔽
部材の起立傾倒動作及び前記蓋体の開閉動作が行われる
ものとした。
【0014】また、請求項8に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットは、請求項
1、2、3、4、5又は6に記載した本発明のヘッドア
ップディスプレイ用開口部カバーユニットにおいて、前
記表示源による前記重畳用画像の表示のオンオフに連動
して、前記遮蔽部材の起立傾倒動作及び前記蓋体の開閉
動作が行われるものとした。
【0015】請求項1に記載した本発明のヘッドアップ
ディスプレイ用開口部カバーユニットによれば、蓋体が
開口部を開放して表示源から被投影部材に向かう重畳用
画像の像光が開口部を通過する開蓋状態になると、遮蔽
部材が、開口部の周縁のうちアイポイント寄りの周縁部
分から起立するように配置される起立状態となって、開
口部を介してダッシュボードの内部に向かうアイポイン
トから視線上に遮蔽部材が介在しこの視線を遮ることか
ら、アイポイントからダッシュボードの内部を開口部越
しに覗けないことになる。
【0016】また、請求項2に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットによれば、
請求項1に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ
用開口部カバーユニットにおいて、遮蔽部材及び蓋体の
うち、蓋体の開蓋状態において開口部側に臨む面部分
に、照射光の反射を少なくとも抑制する反射抑制処理が
施されていることから、この面部分に対して車両の外部
からの光が照射されても、その光が車両のフロントガラ
スに向けて反射され、さらに、このフロントガラスによ
りアイポイント側に向けて反射されてしまうことが、少
なくとも抑制されることになる。
【0017】さらに、請求項3に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用開口部カバーユニットによれ
ば、請求項1又は2に記載した本発明のヘッドアップデ
ィスプレイ用開口部カバーユニットにおいて、蓋体を構
成する蓋部材が遮蔽部材を兼ねることから、蓋体とは別
に遮蔽部材を設ける必要がなくなることになる。
【0018】また、請求項4に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットによれば、
請求項1、2又は3に記載した本発明のヘッドアップデ
ィスプレイ用開口部カバーユニットにおいて、蓋体を開
蓋状態とし開口部を開放させて、この開口部に取着され
た透光性の保護カバーをダッシュボードの外側に露出さ
せると、蓋体の開蓋状態の時に、開口部の周縁のうちア
イポイント寄りの周縁部分から起立するように配置され
た起立状態となっている遮蔽部材によって、保護カバー
に照射される車両の外部からの光の反射光のうち、少な
くともアイポイントに向かう反射光成分が遮られること
から、蓋体の開蓋状態において車両の外部からの光が保
護カバーに照射されても、その反射光はアイポイントに
到達しないことになる。
【0019】さらに、請求項5に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用開口部カバーユニットによれ
ば、請求項1に記載した本発明のヘッドアップディスプ
レイ用開口部カバーユニットにおいて、遮蔽部材に対し
て折り畳み展開可能な蓋体の、閉蓋状態においてダッシ
ュボードの外側に露出し開蓋状態において開口部側に臨
む表面に、照射光の反射を少なくとも抑制する反射抑制
処理が施されていることから、この蓋体の表面に対して
車両の外部からの光が照射されても、その光が車両のフ
ロントガラスに向けて反射され、さらに、このフロント
ガラスによりアイポイント側に向けて反射されてしまう
ことが、少なくとも抑制されることになる。
【0020】また、請求項6に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットによれば、
請求項5に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ
用開口部カバーユニットにおいて、閉蓋状態においてダ
ッシュボードの外側に露出しその表面と同一平面上に位
置する蓋体の表面に施された、ダッシュボードの表面に
施されたシボ加工と同様のシボ加工によって、照射光の
反射を少なくとも抑制する反射抑制処理が構成されるこ
とから、この蓋体の表面に施されたシボ加工によって、
フロントガラスによりアイポイント側に向けて反射され
てしまうような車両の外部からの光のフロントガラスに
向けた反射が、少なくとも抑制されることになる。
【0021】さらに、請求項7に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用開口部カバーユニットによれ
ば、請求項1、2、3、5又は6に記載した本発明のヘ
ッドアップディスプレイ用開口部カバーユニットにおい
て、ダッシュボードの内部と外部との間で行われる開口
部を介したコンバイナの出し入れに連動して遮蔽部材の
起立傾倒動作及び蓋体の開閉動作が行われることから、
使用時にダッシュボードの内部から外部に開口部を介し
てコンバイナを出すと、それに連動して傾倒状態の遮蔽
部材が起立状態となると共に閉蓋状態の蓋体が開かれて
開蓋状態となり、不使用時にダッシュボードの外部から
内部に開口部を介してコンバイナを収納すると、それに
連動して起立状態の遮蔽部材が傾倒状態となると共に開
蓋状態の蓋部材が閉じて閉蓋状態となることになる。
【0022】また、請求項8に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットによれば、
請求項1、2、3、4、5又は6に記載した本発明のヘ
ッドアップディスプレイ用開口部カバーユニットにおい
て、表示源による重畳用画像の表示をオンさせると、そ
れに連動して傾倒状態の遮蔽部材が起立状態となると共
に閉蓋状態の蓋部材が開かれて開蓋状態となり、表示源
による重畳用画像の表示をオフさせると、それに連動し
て起立状態の遮蔽部材が傾倒状態となると共に開蓋状態
の蓋部材が閉じられて閉蓋状態となることになる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるヘッドアップ
ディスプレイ用開口部カバーユニットの実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0024】図1は本発明のヘッドアップディスプレイ
用開口部カバーユニットを採用した第1実施形態に係る
ヘッドアップディスプレイの原理的な概略構成を示す断
面図で、図1中引用符号5で示す第1実施形態のヘッド
アップディスプレイは、ダッシュボード1の上面1aの
上方に位置し車両の前後又は上下方向に対して略均一な
傾斜のフロントガラス3(被投影部材に相当)上に、こ
のフロントガラス3を透して視認される前景と重畳視認
させる重畳用画像を投影させるものである。
【0025】そして、第1実施形態のヘッドアップディ
スプレイ5は、重畳用画像を表示する表示源51、拡大
反射鏡53、保護カバー55、カバーユニット57等を
有しており、前記表示源51及び拡大反射鏡53は、車
両のダッシュボード1の内部に収容されている。
【0026】このうち、前記拡大反射鏡53は、拡大機
能を有する凹面に形成された反射面53aを有してお
り、ダッシュボード1の上面1aに形成された略矩形の
開口部1bの真下に位置して反射面53aが車両の後上
方を向くように、ダッシュボード1の内部に配設されて
いる。
【0027】また、前記表示源51は、自発光デバイス
(例えば、FE〔フィールドエミッション〕ディスプレ
イ、蛍光表示管、EL〔エレクトロルミネッセンス〕デ
ィスプレイ等)や、バックライト付きの液晶ディスプレ
イ等からなり、拡大反射鏡53の反射面53aに臨むよ
うに車両の前方に向けて配置された表示面51a上に、
ナビゲーション装置の進行方向情報や走行速度といっ
た、運転に必要な補助情報等の重畳用画像(図示せず)
を発光表示させるように構成されている。
【0028】さらに、前記保護カバー55は、断面略円
弧状の透明樹脂板により形成されていて、ダッシュボー
ド1の内部側に凸状となるように、ダッシュボード1の
開口部1bからダッシュボード1の内部側に延在する略
矩形の開口枠1cに嵌合することで、開口部1bよりも
若干ダッシュボード1の内部側に配置されている。
【0029】そして、第1実施形態のヘッドアップディ
スプレイ5では、表示源51の表示面51a上に重畳用
画像が発光表示されると、その重畳用画像の像光が拡大
反射鏡53の反射面53aにより拡大されつつ開口部1
bに向けて反射され、保護カバー55を透過して開口部
1bからダッシュボード1の上方のフロントガラス3部
分に照射されて、さらに、このフロントガラス3部分に
よって、運転席のドライバの目の位置であるアイポイン
トIに向けて反射される。
【0030】前記カバーユニット57は、図2に拡大斜
視図で示すように、開口枠1c内の保護カバー55より
もダッシュボード1の外側寄りに配置されて開口部1b
を開閉する蓋部材57aと、この蓋部材57aが折り畳
み展開可能に連結された遮蔽部材57bと、この遮蔽部
材57bの駆動用のモータやギア列等(いずれも図示せ
ず)を内蔵するモータボックス57cとを有している。
【0031】このうち、前記遮蔽部材57bは、ダッシ
ュボード1と同様の不透明材により略矩形の板状に形成
されており、図1に示すように、遮蔽部材57bの一端
は、ダッシュボード1の上面1aのうち開口部1bより
も若干車両の後方寄りの周縁部分に、揺動可能に枢着さ
れている。
【0032】そして、遮蔽部材57bは、図1に示すよ
うに、ダッシュボード1の上面1aから起立して、アイ
ポイントIから開口部1bを介してダッシュボード1の
内部に向かう視線S上に介在しこの視線Sを遮る起立状
態と、図3に原理的な概略構成の断面図で示すように、
ダッシュボード1の上面1aに沿って傾倒し、アイポイ
ントIから開口部1bを介してダッシュボード1の内部
に向かう視線S上から退避する傾倒状態との相互間で、
モータボックス57cからの動力により起立傾倒動作す
るように構成されている。
【0033】また、前記蓋部材57aは、ダッシュボー
ド1と同様の不透明材により、開口部1bに対応する大
きさの矩形状に形成されており、この蓋部材57aの一
端は、ダッシュボード1の上面1aに枢着された遮蔽部
材57bの一端とは反対側の他端に枢着されており、他
端側の両側部にはガイドピン(図示せず)が各々突設さ
れている。
【0034】そして、各ガイドピンは、図2に示すよう
に、車両の車幅方向における開口枠1cの両内側面に形
成された、車両の前後方向に延在するガイド溝1dに各
々挿入されており、モータボックス57cからの動力に
より遮蔽部材57bが起立傾倒動作することにより、こ
れに連動して、図1に示すように開口部1bを開放する
開蓋状態と、図3に示すように開口部1bを閉塞する閉
蓋状態との相互間で、開閉動作するように構成されてい
る。
【0035】ちなみに、ダッシュボード1の上面1aを
含む表面には、光の反射防止と装飾とを兼ねてシボ加工
が施されており、閉蓋状態及び傾倒状態においてダッシ
ュボード1の上面1aと略同一面上に位置してその一部
となる蓋部材57aの表面57d(開蓋状態において開
口部に臨む面部分に相当)及び遮蔽部材57bの表面5
7eにも、ダッシュボード1の表面と同様のシボ加工が
施されている。
【0036】前記モータボックス57cは、図2に示す
ように、車両の車幅方向における開口枠1cの一方の外
側面に取着されており、遮蔽部材57bの駆動用の不図
示の前記モータや、ダッシュボード1の上面1aに遮蔽
部材57bの一端を枢着する枢着軸(図示せず)にモー
タの動力を伝達する不図示の前記ギア列等が、内部に収
容されている。
【0037】次に、上述のように構成された第1実施形
態のヘッドアップディスプレイ5の特にカバーユニット
57に関する作用について説明する。
【0038】まず、表示源51の表示面51a上に表示
される重畳用画像の拡大された虚像を、アイポイントI
からその前方のフロントガラス3部分を透して視認され
る車両の前景と重畳して視認する際には、モータボック
ス57c内の不図示のモータを所定量回転させ、モータ
ボックス57c内の不図示のギア列を介してモータから
伝達される動力により、傾倒状態の遮蔽部材57bを揺
動させて起立状態とする。
【0039】すると、遮蔽部材57bの他端に枢着され
た蓋部材57aの一端側がダッシュボード1の外方に持
ち上げられ、両側部の各ガイドピンが開口枠1cの各内
側面のガイド溝1dに挿入された蓋部材57aの他端側
が、ガイド溝1dに沿って開口部1bを車両の後方に向
けて移動し、これにより、閉蓋状態にあった蓋部材57
aが、遮蔽部材57bの開口部1b側に重なるように折
り畳まれて開蓋状態となって、蓋部材57aにより閉塞
されていた開口部1bが完全に開放される。
【0040】これにより、表示源51の表示面51a上
に発光表示されて、拡大反射鏡53の反射面53aによ
り画像サイズを拡大されつつ開口部1bに向けて反射さ
れた重畳用画像の像光が、保護カバー55を透過して開
口部1bからダッシュボード1の上方のフロントガラス
3部分に照射されて、このフロントガラス3部分を透し
てアイポイントIから視認される車両の前景と重畳し
て、拡大された重畳用画像の虚像がアイポイントIから
視認されるようになる。
【0041】この時、開口部1bを介してダッシュボー
ド1の内部に向けたアイポイントIからの視線Sは、起
立状態の遮蔽部材57bによって遮られてダッシュボー
ド1の内部には達しないので、開口部1b越しにダッシ
ュボード1の内部をアイポイントIから視認することは
できない。
【0042】また、フロントガラス3越しに車両の外部
から入射した太陽光等の外光が、保護カバー55によっ
て車両の後方に向けて反射されても、その反射光は、遮
蔽部材57bの開口部1b側に重なるように折り畳まれ
た蓋部材57aの表面57dに照射されて、この表面5
7dに施されたシボ加工の細かい凹凸によって乱反射さ
れて減衰し、フロントガラス3側に殆ど反射されないの
で、フロントガラス3により再度反射されてアイポイン
トI側に向かうことはない。
【0043】さらに、フロントガラス3越しに車両の外
部から入射して、保護カバー55によって車両の後方に
向けて反射された太陽光等の外光のうち、アイポイント
I側に向かう反射光成分は、蓋部材57aによって遮ら
れてアイポイントIに到達することもない。
【0044】そして、重畳用画像の虚像を車両の前景と
重畳して視認しない場合は、モータボックス57c内の
不図示のモータを、重畳視認する際とは反対向きに所定
量回転させ、モータボックス57c内の不図示のギア列
を介してモータから伝達される動力により、起立状態の
遮蔽部材57bを揺動させて傾倒状態とする。
【0045】すると、ダッシュボード1の外方に持ち上
げられていた蓋部材57aの一端側が、遮蔽部材57b
の揺動と共にその他端と連なって開口部1b側に接近
し、それに伴って、両側部の各ガイドピンが開口枠1c
の各内側面のガイド溝1dに挿入された蓋部材57aの
他端側が、ガイド溝1dに沿って開口部1bを車両の前
方に向けて移動し、これにより、遮蔽部材57bの開口
部1b側に重なるように折り畳まれて開蓋状態にあった
蓋部材57aが展開して閉蓋状態となり、開放されてい
た開口部1bが蓋部材57aにより完全に閉塞される。
【0046】これにより、開口部1bに向けたアイポイ
ントIからの視線S上から遮蔽部材57bが退避し、そ
の分だけ、アイポイントIからの前方視界が広く確保さ
れるようになる。
【0047】そして、閉蓋状態及び傾倒状態においてダ
ッシュボード1の上面1aの一部を構成する蓋部材57
a及び遮蔽部材57bの各表面57d,57eに、ダッ
シュボード1の表面と同様のシボ加工が施されているこ
とから、蓋部材57aの閉蓋状態でかつ遮蔽部材57b
の傾倒状態において、これら各表面57d,57eにフ
ロントガラス3越しに車両の外部からの外光が照射され
ても、その外光がフロントガラス3に向けて反射され
て、蓋部材57a及び遮蔽部材57bの各表面57d,
57eの虚像がアイポイントIから視認されてしまうよ
うにフロントガラス3上に写り込んでしまうことが、抑
制乃至防止される。
【0048】このように第1実施形態のヘッドアップデ
ィスプレイ5によれば、ダッシュボード1の内部に収容
した表示源51により発光表示されて拡大反射鏡53に
より反射されることで、アイポイントIの前方に位置す
るフロントガラス3部分に向かう重畳用画像の像光を、
ダッシュボード1の外部に出射させるためにダッシュボ
ード1の上面1aに形成される開口部1bに、この開口
部1bを開閉する蓋部材57aを設けると共に、この蓋
部材57aが開口部1bを開放する開蓋状態において
は、開口部1bのアイポイントI寄りの周縁部分から起
立してアイポイントIから開口部1b越しにダッシュボ
ード1の内部に向かう視線Sを遮り、蓋部材57aが開
口部1bを閉塞する閉蓋状態においては、ダッシュボー
ド1の上面1aに沿って延在するように傾倒して視線S
から退避する遮蔽部材57bを設ける構成とした。
【0049】このため、表示源51により発光表示され
た重畳用画像の虚像をフロントガラス3上において視認
させるためにダッシュボード1の上面1aに開口部1b
を形成しても、その開口部1bが開放される蓋部材57
aの開蓋状態において起立状態となる遮蔽部材57bに
よってアイポイントIからの視線Sを遮って、開口部1
b越しにダッシュボード1の内部がアイポイントIから
の視界に入ってしまって目障りとなることを、確実に防
止することができる。
【0050】尚、第1実施形態のヘッドアップディスプ
レイ5では、閉蓋状態の蓋部材57aや傾倒状態の遮蔽
部材57bがダッシュボード1の上面1aの一部を構成
するため、これらの表面57d,57eにダッシュボー
ド1の表面と同様のシボ加工を施して光の反射防止を図
る構成としたが、蓋部材57aや遮蔽部材57bの表面
57d,57eに施す光反射防止処理は、ダッシュボー
ド1の表面と同様のシボ加工に限らず、梨地加工のよう
な細かい凹凸の集合的なもの等であってもよい。
【0051】また、第1実施形態のヘッドアップディス
プレイ5における、蓋部材57a及び遮蔽部材57bの
開蓋状態及び起立状態において車両の外部からの外光が
直接或は間接的に照射されることのない、遮蔽部材57
bの表面57eには、光反射防止処理を施さないように
してもよい。
【0052】さらに、第1実施形態のヘッドアップディ
スプレイ5における、モータボックス57c内の不図示
のモータの動力による遮蔽部材57bの起立傾倒動作
は、表示源51による重畳用画像の発光表示のオフから
オンへの切り換え時に傾倒状態から起立状態に向けた動
作が開始され、表示源51による重畳用画像の発光表示
のオンからオフへの切り換え時に起立状態から傾倒状態
に向けた動作が開始される、というように、表示源51
による重畳用画像の発光表示のオンオフに連動して行わ
れるように構成してもよい。
【0053】また、第1実施形態のヘッドアップディス
プレイ5においては、単一の蓋部材57aによって開口
部1bを開閉させ、この蓋部材57aに連結した起立状
態の閉塞部材57bによって、開放された開口部1b越
しにアイポイントIからダッシュボード1の内部に向か
う視線Sを遮る構成としたが、例えば図4に原理的な概
略構成の断面図で示すように、開口部1bを開閉させる
機能と開放された開口部1b越しにアイポイントIから
ダッシュボード1の内部に向かう視線Sを遮る機能とを
併せ持った単一の蓋部材57fを用い、図4に示す閉蓋
状態(傾倒状態)と、図5に原理的な概略構成の断面図
で示す開蓋状態(起立状態)との間で揺動可能とする構
成に代えてもよい。
【0054】或は、図6に原理的な概略構成の断面図で
示すように、開口部1bの前後各周縁部分に揺動可能に
枢着した前後2つの蓋部材57g,57hを用い、図6
に示す閉蓋状態(傾倒状態)ではこれら2つの蓋部材5
7g,57hによって開口部1bを閉塞し、図7に原理
的な概略構成の断面図で示す開蓋状態(起立状態)で
は、後方の蓋部材57hによって、開放された開口部1
b越しにアイポイントIからダッシュボード1の内部に
向かう視線Sを遮る構成としてもよい。
【0055】これらの場合、蓋体を構成する蓋部材57
f,57hは、遮蔽部材を兼ねることになり、これら蓋
部材57f,57hの裏面57j,57k(開蓋状態に
おいて開口部に臨む面部分に相当)に各々、光反射防止
処理を施せば、第1実施形態のヘッドアップディスプレ
イ5における蓋部材57aの表面57dに施したシボ加
工と同様に、蓋部材57f,57hの開蓋状態(起立状
態)において、フロントガラス3越しに車両の外部から
入射した太陽光等の外光が、保護カバー55によって車
両の後方に向けて反射されても、その反射光は、蓋部材
57f,57hの裏面57j,57kに照射されて、こ
の裏面57j,57kに施された光反射防止処理によっ
て乱反射されて減衰し、フロントガラス3側に殆ど反射
されないので、フロントガラス3により再度反射されて
アイポイントI側に向かうことがないようにすることが
できる。
【0056】以上のように、開口部1bを開閉する蓋体
は、単数又は複数の蓋部材によって構成することがで
き、開放された開口部1b越しにアイポイントIからダ
ッシュボード1の内部に向かう視線Sを遮る遮蔽部材
は、蓋体を構成する蓋部材と兼用して構成することも、
別途設けて構成することも、いずれも可能である。
【0057】さらに、図面を用いた詳細な説明は省略す
るが、第1実施形態のヘッドアップディスプレイ5にお
いて、開口部1bを開閉する蓋部材57aは、拡大反射
鏡53を単なる平坦な反射鏡に置き換え、それに合わせ
て、保護カバー55を像拡大用のフレネルレンズに置き
換えた場合に、開口部1bの開放時にダッシュボード1
の外方に露出するフレネルレンズの表面側に形成される
フレネル面を保護するものとして利用することも可能で
ある。
【0058】そして、本発明は、第1実施形態のような
開口部1bに保護カバー55を嵌着したヘッドアップデ
ィスプレイ5に限らず、保護カバーを用いないヘッドア
ップディスプレイについても適用可能であり、重畳用画
像の像光を照射させてその虚像を視認させる部材が、第
1実施形態のようなフロントガラス3の一部分ではなく
専用のコンバイナであるヘッドアップディスプレイにつ
いても適用可能である。
【0059】そこで、そのよう構成を有する、本発明の
ヘッドアップディスプレイ用開口部カバーユニットを採
用した第2実施形態に係るヘッドアップディスプレイに
ついて、図面を参照して説明する。
【0060】図8は本発明の第2実施形態に係るヘッド
アップディスプレイの原理的な概略構成を示す断面図
で、図8中引用符号100で示す第2実施形態のヘッド
アップディスプレイは、ダッシュボード1の上面1aの
開口部1bの上方に位置し車両の前後又は上下方向に対
して略均一な傾斜のフロントガラス3に沿って配置され
るコンバイナ110(被投影部材に相当)上に、このコ
ンバイナ110及びその前方のフロントガラス3を透し
て視認される前景と重畳視認させる重畳用画像を投影さ
せるものである。
【0061】そして、第2実施形態のヘッドアップディ
スプレイ100は、上記したコンバイナ110の他、重
畳用画像を表示する表示源130、拡大反射鏡150、
コンバイナ110の昇降ユニット170、カバーユニッ
ト190等を有しており、前記表示源130、拡大反射
鏡150、及び昇降ユニット170は、車両のダッシュ
ボード1の内部に収容されている。
【0062】このうち、前記表示源130及び拡大反射
鏡150は、図9に拡大斜視図で示すように、上面に像
光出射用の開口161が形成された箱状の筐体160に
収容されてユニット化されており、前記昇降ユニット1
70は、筐体160を跨ぐように車両の車幅方向におけ
る左右両側に分散配置された左右対称の2つのリンクユ
ニット171,171によって、コンバイナ110を昇
降可能に支持するように構成されている。
【0063】そこで、各リンクユニット171について
詳説すると、まず、リンクユニット171は、コンバイ
ナ110の左右両側に各々連結された支持アーム172
を有しており、この支持アーム172の下端外側面に
は、図10の内側から見たリンクユニットの説明図中に
想像線で示すように、2つのガイドピン172a,17
2aが突設されていると共に、支持アーム172の下端
内側面には、図10中実線で示すリンクピン172bが
突設されている。
【0064】また、リンクユニット170は、固定ベー
スフレーム173b及び可動ベースフレーム173cを
有しており、これら固定ベースフレーム173b及び可
動ベースフレーム173cに跨って、2つのガイドピン
172a,172aを案内する2本の円弧状のガイド溝
173a,173aが形成されている。
【0065】そして、ガイド溝173aの上端部分側が
形成された可動ベースフレーム173cは、その可動ベ
ースフレーム173cの内外両面を貫通してガイド溝1
73aが形成されており、他方の固定ベースフレーム1
73bは、内側面にのみガイド溝173aが形成されて
いる。
【0066】尚、可動ベースフレーム173cは、固定
ベースフレーム173bに対して、図10中の双方向矢
印Aで示す昇降方向に相対移動可能に構成されている。
【0067】ちなみに、固定ベースフレーム173b及
び可動ベースフレーム173cに跨ったガイド溝173
a,173aの下端から上端にかけての支持アーム17
2の2つのガイドピン172a,172aの移動によ
り、支持アーム172に連結されたコンバイナ110
が、図9及び図10に示す固定ベースフレーム173b
よりも車両前方に位置する格納箇所から、図11の内側
から見たリンクユニットの説明図に示すように、固定ベ
ースフレーム173bの上方に位置する中間箇所に移動
する。
【0068】この、格納箇所と中間箇所との間における
支持アーム172乃至コンバイナ110の移動は、図1
0及び図11に示す先端の長溝175aに支持アーム1
72のリンクピン172bを移動可能に挿入させた揺動
アーム175を、不図示のモータによって、図10及び
図11に示す範囲で揺動させることで行われ、コンバイ
ナ110の中間箇所においては、図11に示すように、
支持アーム172のリンクピン172bは揺動アーム1
75の長溝175aの略開口端に位置する。
【0069】続いて、図12の外側から見たリンクユニ
ットの説明図に示すように、可動ベースフレーム173
cの上端寄りと下端寄りには、可動ベースフレーム17
3cの昇降方向を長手方向とする長孔173d,173
eが貫設されており、各ガイド溝173aの終端付近の
外側面箇所には、ロックレバー173f,173fが設
けられている。
【0070】このロックレバー173f,173fは、
可動ベースフレーム173cの上端側の長孔173d内
を、この長孔173dに挿入された作動ピン174aが
上下に移動することにより、支点173g,173gを
介して揺動して、各ガイド溝173aの終端に位置する
2つのガイドピン172a,172aを、図13の説明
図に示すように保持し、或は、図12に示すように保持
を開放する。
【0071】さらに、可動ベースフレーム173cの外
面側には、図14に側面図で示すように、これと平行に
昇降フレーム174が配置されており、この昇降フレー
ム174の内面上端付近から前記作動ピン174aが突
設されていて、ロックレバー173f,173fを挿通
し前記可動ベースフレーム173cの上端側の長孔17
3dに挿入されている。
【0072】また、昇降フレーム174の内面下端付近
からは、ばね係止ピン174bが突設されていて、可動
ベースフレーム173cの下端側の長孔173eを外面
側から挿通されており、内面側に突出するばね係止ピン
174bの先端と、可動ベースフレーム173cの下端
側の長孔173eのやや上方の内面箇所から突設された
ばね係止ピン173hとの間に、両ばね係止ピン173
h,174bを接近させる方向に付勢する引っ張りばね
174cが架設されている。
【0073】そして、前記昇降フレーム174はこの昇
降フレーム174の外面側に配置されたガイドフレーム
176によって、可動ベースフレーム173cと同じく
昇降方向に移動可能に支持されており、ガイドフレーム
176上を昇降フレーム174が上昇移動すると、長孔
173d内を作動ピン174aが下端から上端まで移動
し、長孔173e内をばね係止ピン174bが下端から
上端まで移動する間は、可動ベースフレーム173cに
対して昇降フレーム174のみが上昇する。
【0074】また、作動ピン174aが長孔173dの
上端まで達し、ばね係止ピン174bが長孔173eの
上端まで達すると、その後は、図15に側面図で示すよ
うに、作動ピン174a及びばね係止ピン174bによ
り引き上げられる可動ベースフレーム173cが昇降フ
レーム174と共に上昇する。
【0075】尚、図14の状態から図15の状態に昇降
フレーム174が上昇して、長孔173d内を作動ピン
174aが下端から上端まで移動し、長孔173e内を
ばね係止ピン174bが下端から上端まで移動すると、
図12の状態にあったロックレバー173f,173f
が支点173g,173gを介して揺動して、各ガイド
溝173aの終端に位置する2つのガイドピン172
a,172aをロックレバー173f,173fが保持
する図13の状態になる。
【0076】このため、その後さらに昇降フレーム17
4が上昇すると、図16に側面図で示すように、作動ピ
ン174aにより引き上げられる可動ベースフレーム1
73cと共に、ガイドピン172a,172aを有する
支持アーム172と、これに連結されたコンバイナ11
0とが、一体となって上昇し、図17に拡大斜視図で示
すように、ガイドフレーム176上で昇降フレーム17
4が上昇可能範囲の最上部に達する。
【0077】これにより、コンバイナ110がダッシュ
ボード1の外方に繰り出されて、アイポイントIとフロ
ントガラス3との間の、図8に示す使用箇所に配置され
ることになる。
【0078】以上の動作において、図11に示すコンバ
イナ110の中間箇所においては、図12に示すよう
に、ロックレバー173f,173fが2つのガイドピ
ン172a,172aを開放しており、この中間箇所か
ら支持アーム172と共にコンバイナ110が若干上昇
すると、図13に示すように、ロックレバー173f,
173fが2つのガイドピン172a,172aを保持
する状態となる。
【0079】そして、コンバイナ110が図11に示す
中間箇所と図8及び図16に示す使用箇所との間で昇降
移動する際の、昇降フレーム174の昇降動作は、図1
4乃至図16に示す、昇降フレーム174の外面に突設
された連結ピン174cに端部が取着された、所与の剛
性を有するタイミングベルト177aにプーリ177b
から伝わる、揺動アーム175の揺動用とは別の不図示
のモータの動力によって行われ、このモータの動力は、
プーリ177bからもう一つのタイミングベルト177
aを介して、もう一つのリンクユニット171の昇降フ
レーム174にも、昇降動作の動力として伝わる。
【0080】尚、逆回転させた不図示のモータからプー
リ177b及びタイミングベルト177aを介して伝わ
る動力により、ガイドフレーム176上で上昇可能範囲
の最上部にある昇降フレーム174を下降させて、コン
バイナ110乃至支持アーム172を図8及び図16に
示す使用箇所から図11に示す中間箇所に下降させる際
には、両ばね係止ピン173h,174bを接近させる
方向に引っ張りばね174cが付勢することから、可動
ベースフレーム173cを残したまま昇降フレーム17
4のみが降下することはない。
【0081】したがって、ガイドフレーム176上で下
降可能範囲の最下部に昇降フレーム174が達してそれ
以上の下降が不能となるまでの間、長孔173d内の上
端にある作動ピン174aが下端に移動して、コンバイ
ナ110が中間箇所に達していないにも拘わらず、図1
2に示すように、ロックレバー173f,173fが各
ガイド溝173aの終端に位置する2つのガイドピン1
72a,172aの保持を開放してしまうことはない。
【0082】前記カバーユニット190は、図18に一
部断面で示す側面図のように、開口部1bを開閉する前
後2つの蓋部材191,192(これら2つの蓋部材1
91,192にて請求項中の蓋体を構成)と、開口部1
bの後半部を開閉する蓋部材192と前記揺動アーム1
75とを連結するリンクアーム193と、開口部1bの
前半部を開閉する蓋部材191を開方向に付勢するコイ
ルばね194と、この蓋部材191と開口部1bの開口
枠1cとを連結する開度規制アーム195等を有してい
る。
【0083】このうち、前記蓋部材192は、ダッシュ
ボード1と同様の不透明材により平面視略矩形の枠板状
に形成されており、蓋部材192の後端は、ダッシュボ
ード1の上面1aのうち開口部1bよりも若干車両の後
方寄りの周縁部分に、揺動可能に枢着されている。
【0084】また、蓋部材192の前端には、その一端
が揺動アーム175の中間箇所に枢支された前記リンク
アーム193の他端が、ブラケット192aを介して枢
着されており、このブラケット192aよりもさらに蓋
部材192の前端寄り箇所には、押えバー192bがブ
ラケット192cを介して取着されている。
【0085】そして、蓋部材192は、揺動アーム17
5がコンバイナ110の中間箇所に対応する角度まで揺
動された、図11に示す箇所に位置した状態で、図19
に一部断面で示す側面図のように、ダッシュボード1の
上面1aから起立して開口部1bの後半部を開放し、ア
イポイントIから開口部1bを介してダッシュボード1
の内部に向かう視線S上に介在してこの視線Sを遮る開
蓋状態(起立状態)となるように構成されている。
【0086】また、蓋部材192は、揺動アーム175
がコンバイナ110の格納箇所に対応する角度まで揺動
された、図10に示す箇所に位置した状態で、図18に
示す、ダッシュボード1の上面1aに沿って傾倒して開
口部1bの後半部を閉塞し、アイポイントIから開口部
1bを介してダッシュボード1の内部に向かう視線S上
から退避する閉蓋状態(傾倒状態)となるように構成さ
れている。
【0087】尚、開蓋状態(起立状態)において開口部
1b側に臨む蓋部材192の裏面には、光反射防止のた
めの梨地加工が施されている。
【0088】前記蓋部材191は、蓋部材192と同様
に、ダッシュボード1と同様の不透明材により平面視略
矩形の枠板状に形成されており、蓋部材191の前端
は、ダッシュボード1の上面1aのうち開口部1bより
も若干車両の前方寄りの周縁部分に、揺動可能に枢着さ
れていて、その枢着軸の周りに巻回された前記コイルば
ね194により、開口部1bの前半部を開放する方向に
付勢されている。
【0089】また、蓋部材191の後端には、長孔19
1aに係止ピン195aを挿入された開度規制アーム1
95の一端が連結されており、開度規制アーム195の
他端は、開口部1bの後方側箇所に、揺動可能に枢支さ
れている。
【0090】そして、蓋部材192は、揺動アーム17
5がコンバイナ110の格納箇所に対応する角度まで揺
動された、図10に示す箇所に位置した状態で、図18
に示すように、コイルばね194による開放方向への付
勢力に抗して、押えバー192bによって開度規制アー
ム195がダッシュボード1の内部側に押圧されて、そ
の他端を中心とした揺動が規制されることで、ダッシュ
ボード1の上面1aに沿って傾倒して開口部1bの前半
部を閉塞する閉蓋状態となるように構成されている。
【0091】また、蓋部材191は、揺動アーム175
がコンバイナ110の中間箇所に対応する角度まで揺動
された、図11に示す箇所に位置した状態で、図19に
示すように、押えバー192bによる開度規制アーム1
95の他端を中心とした揺動の規制が解除されて、コイ
ルばね194による開放方向への付勢力により開度規制
アーム195により開度が規制される状態まで開き、ダ
ッシュボード1の上面1aから起立して開口部1bの後
半部を開放する開蓋状態となるように構成されている。
【0092】尚、上記した蓋部材191,192の開閉
動作は、揺動アーム175がコンバイナ110の格納箇
所に対応する揺動角度となる、図10に示す箇所と、コ
ンバイナ110の中間箇所に対応する揺動角度となる、
図11に示す箇所との間で、揺動アーム175が揺動す
ることによって行われ、図20及び図21に原理的な概
略構成を示す断面図で示すように、格納箇所にせよ中間
箇所にせよコンバイナ110は常にダッシュボード1の
内部に位置するので、コンバイナ110が蓋部材19
1,192の開閉動作の支障となることはない。
【0093】また、閉蓋状態(傾倒状態)においてダッ
シュボード1の上面1aの一部を構成する蓋部材19
1,192の各表面には、ダッシュボード1の表面と同
様のシボ加工が施されている。
【0094】ちなみに、第2実施形態のヘッドアップデ
ィスプレイ100では、蓋体を構成する蓋部材192が
請求項中の遮蔽部材を兼ねている。
【0095】次に、上述のように構成された第2実施形
態のヘッドアップディスプレイ100の特にカバーユニ
ット190に関する作用について説明する。
【0096】まず、表示源130に表示される重畳用画
像の拡大された虚像を、アイポイントIとその前方のフ
ロントガラス3部分との間に配置されたコンバイナ11
0や、その前方のフロントガラス3部分を透して視認さ
れる、車両の前景と重畳して視認する際には、揺動アー
ム175の揺動用の不図示のモータを所定量回転させ、
そのモータから伝達される動力により、コンバイナ11
0の格納箇所に対応する揺動角度となる、図10に示す
箇所から、コンバイナ110の中間箇所に対応する揺動
角度となる、図11に示す箇所に、揺動アーム175を
揺動させる。
【0097】すると、揺動アーム175にリンクアーム
193を介して連結された蓋部材192が開蓋状態(起
立状態)となると共に、蓋部材192の押えバー192
bによる開度規制アーム195の揺動規制が解除され
て、コイルばね194の付勢力により蓋部材191が開
蓋状態となって、蓋部材191,192により閉塞され
ていた開口部1bが完全に開放される。
【0098】この時、開口部1bを介してダッシュボー
ド1の内部に向けたアイポイントIからの視線Sは、開
蓋状態(起立状態)の蓋部材192によって遮られてダ
ッシュボード1の内部には達しないので、開口部1b越
しにダッシュボード1の内部をアイポイントIから視認
することはできない。
【0099】続いて、プーリ177bの回転用の不図示
のモータを所定量回転させ、そのモータからタイミング
ベルト177aを介して伝わる動力により、ガイドフレ
ーム176上で下降可能範囲の最下部にある昇降フレー
ム174を上昇させて、コンバイナ110乃至支持アー
ム172を、ダッシュボード1の内部の、図11に示す
中間箇所から、ダッシュボード1の上方に進出した、図
8及び図16に示す使用箇所に上昇させる。
【0100】これにより、表示源130に発光表示され
て、拡大反射鏡150により画像サイズを拡大されつつ
開口部1bに向けて反射された重畳用画像の像光が、筐
体160の開口161を通過して開口部1bからダッシ
ュボード1の上方の使用箇所に配置されたコンバイナ1
10に照射されて、このコンバイナ110とその前方の
フロントガラス3部分とを透してアイポイントIから視
認される車両の前景と重畳して、拡大された重畳用画像
の虚像がコンバイナ110上にアイポイントIから視認
されるようになる。
【0101】また、フロントガラス3越しに車両の外部
から入射した太陽光等の外光が、開蓋状態(起立状態)
において開口部1b側に臨む蓋部材192の裏面に照射
されても、この裏面に施された梨地加工の細かい凹凸に
よって乱反射されて減衰し、フロントガラス3側に殆ど
反射されないので、フロントガラス3により再度反射さ
れてアイポイントI側に向かうことはない。
【0102】そして、重畳用画像の虚像を車両の前景と
重畳して視認しない場合は、プーリ177bの回転用の
不図示のモータを、重畳視認する際とは反対向きに所定
量回転させ、そのモータからタイミングベルト177a
を介して伝わる動力により、ガイドフレーム176上で
上昇可能範囲の最上部にある昇降フレーム174を下降
させて、コンバイナ110乃至支持アーム172を、ダ
ッシュボード1の上方に進出している、図8及び図16
に示す使用箇所から、ダッシュボード1の内部に収容さ
れた、図11に示す中間箇所に下降させる。
【0103】続いて、揺動アーム175の揺動用の不図
示のモータを、開蓋時とは反対向きに所定量回転させ、
そのモータから伝達される動力により、コンバイナ11
0の中間箇所に対応する揺動角度となる、図11に示す
箇所から、コンバイナ110の格納箇所に対応する揺動
角度となる、図10に示す箇所に、揺動アーム175を
揺動させる。
【0104】すると、揺動アーム175にリンクアーム
193を介して連結された蓋部材192が閉蓋状態(傾
倒状態)となると共に、蓋部材192の押えバー192
bによって開度規制アーム195の揺動角度が次第に規
制されて、コイルばね194の付勢力に抗して蓋部材1
91が閉じて閉蓋状態となり、開放されていた開口部1
bが蓋部材191,192により完全に閉塞される。
【0105】これにより、開口部1bに向けたアイポイ
ントIからの視線S上から蓋部材192が退避し、その
分だけ、アイポイントIからの前方視界が広く確保され
るようになる。
【0106】そして、閉蓋状態(傾倒状態)においてダ
ッシュボード1の上面1aの一部を構成する蓋部材19
1,192の各表面eに、ダッシュボード1の表面と同
様のシボ加工が施されていることから、蓋部材191,
192の閉蓋状態(傾倒状態)において、これら各表面
にフロントガラス3越しに車両の外部からの外光が照射
されても、その外光がフロントガラス3に向けて反射さ
れて、蓋部材191,192の各表面の虚像がアイポイ
ントIから視認されてしまうようにフロントガラス3上
に写り込んでしまうことが、抑制乃至防止される。
【0107】このように第2実施形態のヘッドアップデ
ィスプレイ100によれば、ダッシュボード1の内部に
収容した表示源130により発光表示されて拡大反射鏡
150により反射されることで、アイポイントIとその
前方に位置するフロントガラス3部分との間に配置され
た使用箇所のコンバイナ110に向かう重畳用画像の像
光を、ダッシュボード1の外部に出射させるためにダッ
シュボード1の上面1aに形成される開口部1bに、こ
の開口部1bを開閉する蓋部材191,192を設ける
と共に、このうち蓋部材192が、開口部1bのアイポ
イントI寄りの周縁部分から起立して開口部1bの後半
部を開放する開蓋状態(起立状態)においては、アイポ
イントIから開口部1b越しにダッシュボード1の内部
に向かう視線Sを遮り、開口部1bの後半部を閉塞する
閉蓋状態(傾倒状態)においては、ダッシュボード1の
上面1aに沿って延在するように傾倒して視線Sから退
避する構成とした。
【0108】このため、表示源51により発光表示され
た重畳用画像の虚像をアイポイントIとその前方のフロ
ントガラス3部分との間に配置された使用箇所のコンバ
イナ110上において視認させるために、ダッシュボー
ド1の上面1aに開口部1bを形成しても、その開口部
1bが開放される蓋部材191,192の開蓋状態(起
立状態)において、開口部1bの後半部を開閉する蓋部
材192によってアイポイントIからの視線Sを遮っ
て、開口部1b越しにダッシュボード1の内部がアイポ
イントIからの視界に入ってしまって目障りとなること
を、確実に防止することができる。
【0109】尚、第2実施形態のヘッドアップディスプ
レイ100では、閉蓋状態の蓋部材191,192がダ
ッシュボード1の上面1aの一部を構成するため、これ
らの表面にダッシュボード1の表面と同様のシボ加工を
施して光の反射防止を図る構成としたが、蓋部材19
1,192の表面に施す光反射防止処理は、ダッシュボ
ード1の表面と同様のシボ加工に限らず、梨地加工のよ
うな細かい凹凸の集合的なもの等であってもよい。
【0110】また、第2実施形態のヘッドアップディス
プレイ100では、揺動アーム175の揺動用の不図示
のモータの動力による揺動アーム175の揺動動作が、
コンバイナ110の格納箇所と中間箇所との間での移動
に連動して開始されるものとした。
【0111】しかし、表示源130による重畳用画像の
発光表示のオフからオンへの切り換え時に、コンバイナ
110の格納箇所に対応する揺動角度となる、図10に
示す箇所から、コンバイナ110の中間箇所に対応する
揺動角度となる、図11に示す箇所に向けた揺動動作が
開始され、表示源130による重畳用画像の発光表示の
オンからオフへの切り換え時に、コンバイナ110の中
間箇所に対応する揺動角度となる、図11に示す箇所か
ら、コンバイナ110の格納箇所に対応する揺動角度と
なる、図10に示す箇所に向けた揺動動作が開始され
る、というように、表示源130による重畳用画像の発
光表示のオンオフに連動して揺動アーム175の揺動動
作が行われるように構成してもよい。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明のヘッドアップディスプレイ用開口部カバーユニ
ットによれば、車両のダッシュボード内の表示源に表示
された重畳用画像の虚像を、前記ダッシュボードの外部
に配置された被投影部材上において、該被投影部材を透
して視認される前記車両の前景と重畳させて、前記車内
のアイポイントから視認させるために、前記ダッシュボ
ード上に設けられる、前記表示源から前記被投影部材に
向かう前記重畳用画像の像光を通過させる開口部を、開
閉させるカバーユニットであって、前記開口部の周縁の
うち前記アイポイント寄りの周縁部分から起立する起立
状態においては、前記開口部を介して前記ダッシュボー
ド内に向かう前記アイポイントからの視線上に介在して
該視線を遮り、前記起立状態から傾倒した傾倒状態にお
いては前記視線上から退避する遮蔽部材と、前記起立状
態においては前記開口部を開放する開蓋状態となり、前
記傾倒状態においては前記開口部を閉塞する閉蓋状態と
なるように、これら開蓋状態及び閉蓋状態の相互間で開
閉動作可能な蓋体とを備える構成とした。
【0113】このため、蓋体が開口部を開放して表示源
から被投影部材に向かう重畳用画像の像光が開口部を通
過する開蓋状態において、開口部を介してダッシュボー
ドの内部に向かうアイポイントから視線上に、起立状態
となった遮蔽部材を介在させてこの視線を遮らせ、アイ
ポイントからダッシュボードの内部を開口部越しに覗け
ないようにして、ダッシュボードの内部が開口部を介し
てアイポイントからの視界に入り運転する上で目障りと
なってしまうのを、開口部を開閉する蓋体の設置によっ
て発生する構成を利用して防止することができる。
【0114】また、請求項2に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットによれば、
請求項1に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ
用開口部カバーユニットにおいて、前記遮蔽部材及び前
記蓋体のうち前記開蓋状態において前記開口部に臨む面
部分に、照射光の反射を少なくとも抑制する反射抑制処
理が施されている構成とした。
【0115】このため、請求項1に記載した本発明のヘ
ッドアップディスプレイ用開口部カバーユニットにおい
て、遮蔽部材及び蓋体のうち、蓋体の開蓋状態において
開口部側に臨む面部分に対して車両の外部からの光が照
射されても、その光が車両のフロントガラスに向けて反
射され、さらに、このフロントガラスによりアイポイン
ト側に向けて反射されてしまうことが、少なくとも抑制
されるようにして、開蓋状態の蓋体の存在により外光が
アイポイントに到達してしまうのを、抑制乃至防止する
ことができる。
【0116】さらに、請求項3に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用開口部カバーユニットによれ
ば、請求項1又は2に記載した本発明のヘッドアップデ
ィスプレイ用開口部カバーユニットにおいて、前記蓋体
が少なくとも1つの蓋部材によって構成されており、該
蓋部材が前記遮蔽部材を兼ねている構成とした。
【0117】このため、請求項1又は2に記載した本発
明のヘッドアップディスプレイ用開口部カバーユニット
において、蓋体とは別に遮蔽部材を設ける必要をなくし
て、構成の簡略化を図ることができる。
【0118】また、請求項4に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットによれば、
請求項1、2又は3に記載した本発明のヘッドアップデ
ィスプレイ用開口部カバーユニットにおいて、前記閉蓋
状態において前記蓋体により被覆されると共に、前記開
蓋状態において前記ダッシュボードの外側に露出される
透光性の保護カバーが、前記開口部に取着されており、
前記遮蔽部材が、前記蓋体が前記開蓋状態となる前記起
立状態において、前記保護カバーに照射される前記車両
の外部からの光の反射光のうち、少なくとも前記アイポ
イントに向かう反射光成分を遮るように構成されている
ものとした。
【0119】このため、請求項1、2又は3に記載した
本発明のヘッドアップディスプレイ用開口部カバーユニ
ットにおいて、蓋体の開蓋状態において車両の外部から
の光が開口部に取着された透光性の保護カバーに照射さ
れて、その反射光がアイポイントに向かっても、開口部
の周縁のうちアイポイント寄りの周縁部分から起立する
ように配置された起立状態となっている遮蔽部材によっ
てこれを遮って、外光がアイポイントに到達してしまう
のを防止することができる。
【0120】さらに、請求項5に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用開口部カバーユニットによれ
ば、請求項1に記載した本発明のヘッドアップディスプ
レイ用開口部カバーユニットにおいて、前記蓋体が、前
記起立状態において前記遮蔽部材に対して折り畳まれて
該遮蔽部材よりも前記開口部寄りに位置することで前記
開蓋状態となり、かつ、前記傾倒状態において前記遮蔽
部材に対して展開されることで前記閉蓋状態となって、
前記閉蓋状態において前記ダッシュボードの外側に露出
する前記蓋体の表面が、前記閉蓋状態において前記開口
部側に臨むように構成されており、前記蓋体の前記表面
に、照射光の反射を少なくとも抑制する反射抑制処理が
施されている構成とした。
【0121】このため、請求項1に記載した本発明のヘ
ッドアップディスプレイ用開口部カバーユニットにおい
て、閉蓋状態においてダッシュボードの外側に露出し開
蓋状態において開口部側に臨む蓋体の表面に対して、車
両の外部からの光が照射されても、その光が車両のフロ
ントガラスに向けて反射され、さらに、このフロントガ
ラスによりアイポイント側に向けて反射されてしまうこ
とが、少なくとも抑制されるようにして、開蓋状態の蓋
体の存在により外光がアイポイントに到達してしまうの
を、抑制乃至防止することができる。
【0122】さらに、請求項6に記載した本発明のヘッ
ドアップディスプレイ用開口部カバーユニットによれ
ば、請求項5に記載した本発明のヘッドアップディスプ
レイ用開口部カバーユニットにおいて、前記蓋体の前記
表面が前記閉蓋状態において、シボ加工が施された前記
ダッシュボードの表面と同一平面上に位置し、該ダッシ
ュボードの表面に施されたシボ加工と同様のシボ加工
が、前記反射抑制処理として前記蓋体の前記表面に施さ
れている構成とした。
【0123】このため、請求項5に記載した本発明のヘ
ッドアップディスプレイ用開口部カバーユニットにおい
て、閉蓋状態においてダッシュボードの外側に露出しそ
の表面と同一平面上に位置する蓋体の表面に施されたシ
ボ加工によって、フロントガラスによりアイポイント側
に向けて反射されてしまうような車両の外部からの光の
フロントガラスに向けた反射が、少なくとも抑制される
ようにして、蓋体の表面による、アイポイントに到達す
るような外光の反射の抑制乃至防止を、特別に専用の光
反射防止加工を施さなくても、ダッシュボードとの装飾
性の統一のために施すシボ加工によって実現することが
できる。
【0124】また、請求項7に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットによれば、
請求項1、2、3、5又は6に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットにおいて、
前記被投影部材が、使用時には前記ダッシュボードの外
部に配置され不使用時には前記開口部を介して前記ダッ
シュボードの内部に収納されるコンバイナであり、前記
ダッシュボードの内部と外部との間で行われる前記開口
部を介した前記コンバイナの出し入れに連動して、前記
遮蔽部材の起立傾倒動作及び前記蓋体の開閉動作が行わ
れる構成とした。
【0125】このため、請求項1、2、3、5又は6に
記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用開口部カ
バーユニットにおいて、ダッシュボードの内部と外部と
の間でコンバイナの出し入れを行うのに連動して遮蔽部
材の起立傾倒と蓋体の開閉とが行われるようにして、遮
蔽部材の起立傾倒と蓋体の開閉とを行わせるためのアク
ションを別段行わなくても、遮蔽部材の起立傾倒と蓋体
の開閉とを実行させることができる。
【0126】また、請求項8に記載した本発明のヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットによれば、
請求項1、2、3、4、5又は6に記載した本発明のヘ
ッドアップディスプレイ用開口部カバーユニットにおい
て、前記表示源による前記重畳用画像の表示のオンオフ
に連動して、前記遮蔽部材の起立傾倒動作及び前記蓋体
の開閉動作が行われる構成とした。
【0127】このため、請求項1、2、3、4、5又は
6に記載した本発明のヘッドアップディスプレイ用開口
部カバーユニットにおいて、表示源による重畳用画像の
表示のオンオフに連動して遮蔽部材の起立傾倒と蓋体の
開閉とが行われるようにして、遮蔽部材の起立傾倒と蓋
体の開閉とを行わせるためのアクションを別段行わなく
ても、遮蔽部材の起立傾倒と蓋体の開閉とを実行させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッドアップディスプレイ用開口部カ
バーユニットを採用した第1実施形態に係るヘッドアッ
プディスプレイの原理的な概略構成を示す、遮蔽部材の
起立状態における断面図である。
【図2】図1に示すカバーユニットの拡大斜視図であ
る。
【図3】本発明のヘッドアップディスプレイ用開口部カ
バーユニットを採用した第1実施形態に係るヘッドアッ
プディスプレイの原理的な概略構成を示す、遮蔽部材の
傾倒状態における断面図である。
【図4】第1実施形態の変形例を示すヘッドアップディ
スプレイ用開口部カバーユニットの原理的な概略構成の
断面図である。
【図5】第1実施形態の他の変形例を示すヘッドアップ
ディスプレイ用開口部カバーユニットの原理的な概略構
成の断面図である。
【図6】第1実施形態のさらに他の変形例を示すヘッド
アップディスプレイ用開口部カバーユニットの原理的な
概略構成の断面図である。
【図7】第1実施形態のさらにまた他の変形例を示すヘ
ッドアップディスプレイ用開口部カバーユニットの原理
的な概略構成の断面図である。
【図8】本発明のヘッドアップディスプレイ用開口部カ
バーユニットを採用した第2実施形態に係るヘッドアッ
プディスプレイの原理的な概略構成を示す、コンバイナ
の使用箇所における断面図である。
【図9】図8に示す表示源及び拡大反射鏡のユニット化
部分の拡大斜視図である。
【図10】図9に示すリンクユニットの内側から見た説
明図である。
【図11】図9に示すリンクユニットの内側から見た説
明図である。
【図12】図9に示すリンクユニットの動作状態の説明
図である。
【図13】図9に示すリンクユニットの動作状態の説明
図である。
【図14】図9に示すリンクユニットの動作状態を示す
側面図である。
【図15】図9に示すリンクユニットの動作状態を示す
側面図である。
【図16】図9に示すリンクユニットの動作状態を示す
側面図である。
【図17】図9に示すリンクユニットの動作状態の説明
図である。
【図18】図8に示すカバーユニットの一部断面で示
す、蓋部材の閉蓋状態における側面図である。
【図19】図8に示すカバーユニットの一部断面で示
す、蓋部材の開蓋状態における側面図である。
【図20】本発明のヘッドアップディスプレイ用開口部
カバーユニットを採用した第2実施形態に係るヘッドア
ップディスプレイの原理的な概略構成を示す、コンバイ
ナの格納箇所における断面図である。
【図21】本発明のヘッドアップディスプレイ用開口部
カバーユニットを採用した第2実施形態に係るヘッドア
ップディスプレイの原理的な概略構成を示す、コンバイ
ナの中間箇所における断面図である。
【符号の説明】
1 ダッシュボード 1b ダッシュボード開口部 3 フロントガラス(被投影部材) 51,130 表示源 55 保護カバー 57,190 カバーユニット 57a,57g,191 蓋部材(蓋体) 57b 遮蔽部材 57d 蓋部材表面(開蓋状態において開口部に臨む面
部分) 57f,57h,192 蓋部材(蓋体、遮蔽部材) 57j,57k 蓋部材裏面(開蓋状態において開口部
に臨む面部分) 110 コンバイナ(被投影部材) I アイポイント S 視線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のダッシュボード内の表示源に表示
    された重畳用画像の虚像を、前記ダッシュボードの外部
    に配置された被投影部材上において、該被投影部材を透
    して視認される前記車両の前景と重畳させて、前記ダッ
    シュボードよりも後方に位置する前記車内のアイポイン
    トから視認させるために、前記ダッシュボード上に設け
    られる、前記表示源から前記被投影部材に向かう前記重
    畳用画像の像光を通過させる開口部を、開閉させるカバ
    ーユニットであって、 前記開口部の周縁のうち前記アイポイント寄りの周縁部
    分から起立する起立状態においては、前記開口部を介し
    て前記ダッシュボード内に向かう前記アイポイントから
    の視線上に介在して該視線を遮り、前記起立状態から傾
    倒した傾倒状態においては前記視線上から退避する遮蔽
    部材と、 前記起立状態においては前記開口部を開放する開蓋状態
    となり、前記傾倒状態においては前記開口部を閉塞する
    閉蓋状態となるように、これら開蓋状態及び閉蓋状態の
    相互間で開閉動作可能な蓋体とを備える、 ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ用開口部カ
    バーユニット。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽部材及び前記蓋体のうち前記開
    蓋状態において前記開口部に臨む面部分には、照射光の
    反射を少なくとも抑制する反射抑制処理が施されている
    請求項1記載のヘッドアップディスプレイ用開口部カバ
    ーユニット。
  3. 【請求項3】 前記蓋体は少なくとも1つの蓋部材によ
    って構成されており、該蓋部材は前記遮蔽部材を兼ねて
    いる請求項1又は2記載のヘッドアップディスプレイ用
    開口部カバーユニット。
  4. 【請求項4】 前記閉蓋状態において前記蓋体により被
    覆されると共に、前記開蓋状態において前記ダッシュボ
    ードの外側に露出される透光性の保護カバーが、前記開
    口部に取着されており、前記遮蔽部材は、前記蓋体が前
    記開蓋状態となる前記起立状態において、前記保護カバ
    ーに照射される前記車両の外部からの光の反射光のう
    ち、少なくとも前記アイポイントに向かう反射光成分を
    遮るように構成されている請求項1、2又は3記載のヘ
    ッドアップディスプレイ用開口部カバーユニット。
  5. 【請求項5】 前記蓋体は、前記起立状態において前記
    遮蔽部材に対して折り畳まれて該遮蔽部材よりも前記開
    口部寄りに位置することで前記開蓋状態となり、かつ、
    前記傾倒状態において前記遮蔽部材に対して展開される
    ことで前記閉蓋状態となって、前記閉蓋状態において前
    記ダッシュボードの外側に露出する前記蓋体の表面が、
    前記閉蓋状態において前記開口部側に臨むように構成さ
    れており、前記蓋体の前記表面には、照射光の反射を少
    なくとも抑制する反射抑制処理が施されている請求項1
    記載のヘッドアップディスプレイ用開口部カバーユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記蓋体の前記表面は前記閉蓋状態にお
    いて、シボ加工が施された前記ダッシュボードの表面と
    同一平面上に位置し、該ダッシュボードの表面に施され
    たシボ加工と同様のシボ加工が、前記反射抑制処理とし
    て前記蓋体の前記表面に施されている請求項5記載のヘ
    ッドアップディスプレイ用開口部カバーユニット。
  7. 【請求項7】 前記被投影部材は、使用時には前記ダッ
    シュボードの外部に配置され不使用時には前記開口部を
    介して前記ダッシュボードの内部に収納されるコンバイ
    ナであり、前記ダッシュボードの内部と外部との間で行
    われる前記開口部を介した前記コンバイナの出し入れに
    連動して、前記遮蔽部材の起立傾倒動作及び前記蓋体の
    開閉動作が行われる請求項1、2、3、5又は6記載の
    ヘッドアップディスプレイ用開口部カバーユニット。
  8. 【請求項8】 前記表示源による前記重畳用画像の表示
    のオンオフに連動して、前記遮蔽部材の起立傾倒動作及
    び前記蓋体の開閉動作が行われる請求項1、2、3、
    4、5又は6記載のヘッドアップディスプレイ用開口部
    カバーユニット。
JP2001142130A 2001-05-11 2001-05-11 ヘッドアップディスプレイ用開口部カバーユニット Expired - Lifetime JP4486274B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001142130A JP4486274B2 (ja) 2001-05-11 2001-05-11 ヘッドアップディスプレイ用開口部カバーユニット
US10/132,324 US6542305B2 (en) 2001-05-11 2002-04-26 Opening cover unit for head-up display in vehicle
DE10220180A DE10220180B4 (de) 2001-05-11 2002-05-06 Head-Up-Display für ein Fahrzeug

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001142130A JP4486274B2 (ja) 2001-05-11 2001-05-11 ヘッドアップディスプレイ用開口部カバーユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002331855A true JP2002331855A (ja) 2002-11-19
JP4486274B2 JP4486274B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=18988487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001142130A Expired - Lifetime JP4486274B2 (ja) 2001-05-11 2001-05-11 ヘッドアップディスプレイ用開口部カバーユニット

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6542305B2 (ja)
JP (1) JP4486274B2 (ja)
DE (1) DE10220180B4 (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7466220B2 (en) * 2004-05-21 2008-12-16 Yazaki Corporation Head-up display apparatus and mirror unit for the same
JP2011162032A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Stanley Electric Co Ltd 表示装置及び標識を認知させる方法
JP2013160841A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Yazaki Corp ヘッドアップディスプレイ装置
WO2014115727A1 (ja) 2013-01-22 2014-07-31 矢崎総業株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
WO2014163077A1 (ja) * 2013-04-02 2014-10-09 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
WO2014168044A1 (ja) * 2013-04-11 2014-10-16 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
DE102014107076A1 (de) 2013-05-20 2014-11-20 Minebea Co., Ltd. Displayvorrichtung
DE102014108617A1 (de) 2013-06-18 2014-12-18 Minebea Co., Ltd. Displayvorrichtung
WO2014208440A1 (ja) 2013-06-25 2014-12-31 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
JP2015006832A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
JP2015121632A (ja) * 2013-12-23 2015-07-02 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
JP2015138137A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 株式会社日本自動車部品総合研究所 ヘッドアップディスプレイ装置
WO2015159523A1 (ja) * 2014-04-14 2015-10-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ、およびヘッドアップディスプレイを搭載した移動体
JP2016000593A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 矢崎総業株式会社 画像投影機、車両用表示装置、及び組付け方法
JP2016034767A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 マツダ株式会社 自動車の運転席構造
WO2017013819A1 (ja) * 2015-07-23 2017-01-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
JP2017516143A (ja) * 2014-05-08 2017-06-15 ヴァレオ・シャルター・ウント・ゼンゾーレン・ゲーエムベーハー 自動車両用の表示装置、自動車両、及び、表示装置を動作させるための方法
WO2017141594A1 (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 株式会社デンソー ヘッドアップディスプレイ装置
JP2017146475A (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 株式会社デンソー ヘッドアップディスプレイ装置
JP2017146476A (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 株式会社デンソー ヘッドアップディスプレイ装置
JP2017151299A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
WO2017188034A1 (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
CN109803847A (zh) * 2016-09-28 2019-05-24 富士胶片株式会社 投影型显示装置、投影型显示装置的运行方法及运行程序
EP3511760A1 (en) * 2018-01-12 2019-07-17 Ricoh Company, Ltd. Image display apparatus and mobile apparatus
KR20190135180A (ko) * 2018-05-28 2019-12-06 현대모비스 주식회사 차량용 헤드업 디스플레이 장치

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4404715B2 (ja) * 2004-07-27 2010-01-27 矢崎総業株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置及びこれに用いられるミラー一体カバーユニット
JP4404738B2 (ja) * 2004-10-05 2010-01-27 矢崎総業株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
US20080040887A1 (en) * 2006-08-16 2008-02-21 Dickerson Harry L Friction hinge for electronic apparatus
DE102006042595B4 (de) * 2006-09-11 2016-11-17 Continental Automotive Gmbh Anzeigeeinrichtung
DE102007047232A1 (de) 2007-10-02 2009-04-16 Linos Photonics Gmbh & Co. Kg Head-up Display für Kraftfahrzeug
US8427751B2 (en) * 2011-01-12 2013-04-23 Lite-On It Corporation Combiner positioning system for head-up display
JP6107047B2 (ja) * 2012-10-24 2017-04-05 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
US20160041389A1 (en) * 2013-04-01 2016-02-11 Tohoku Pioneer Corporation Display system
KR101484204B1 (ko) 2013-04-16 2015-01-16 현대자동차 주식회사 헤드업 디스플레이장치의 커버 및 이를 포함한 하우징
KR20140142824A (ko) * 2013-06-05 2014-12-15 주식회사 코리아하이텍 차량용 계기판 시스템
DE112014002837B8 (de) 2013-06-13 2022-12-01 Yazaki Corporation Fahrzeuganzeigevorrichtung
WO2015098075A1 (ja) * 2013-12-27 2015-07-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示装置および表示ユニット
WO2015150569A1 (fr) * 2014-04-03 2015-10-08 Johnson Controls Automotive Electronics Sas Dispositif d'affichage, notamment pour vehicule automobile
JP6603883B2 (ja) * 2014-04-14 2019-11-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ、およびヘッドアップディスプレイを搭載した移動体
WO2015190238A1 (ja) * 2014-06-12 2015-12-17 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
DE102014212793A1 (de) 2014-07-02 2016-01-07 Volkswagen Aktiengesellschaft Anordnung zum Freigeben und Schließen einer Öffnung in einem Innenausstattungsteil eines Fahrzeugs
DE102014212796A1 (de) 2014-07-02 2016-01-07 Volkswagen Aktiengesellschaft Anordnung zum Freigeben und Schließen einer Öffnung in einem Innenausstattungsteil eines Fahrzeugs
KR20160044366A (ko) * 2014-10-15 2016-04-25 현대모비스 주식회사 더스트 커버 조립체 및 이를 구비한 헤드 업 디스플레이 장치
US9405120B2 (en) 2014-11-19 2016-08-02 Magna Electronics Solutions Gmbh Head-up display and vehicle using the same
CN107003525B (zh) * 2014-12-16 2021-11-16 株式会社电装 平视显示器用盖部件以及显示装置
DE102014226599A1 (de) 2014-12-19 2016-06-23 Volkswagen Ag Anordnung zum Freigeben und Schließen einer Öffnung in einem Innenausstattungsteil eines Fahrzeugs
CN104635339A (zh) * 2014-12-25 2015-05-20 惠州市华阳多媒体电子有限公司 一种抬头显示器的翻盖机构
DE102015013340A1 (de) 2015-10-14 2017-04-20 Audi Ag Deckelsystem und Gehäuse mit dem Deckelsystem
FR3051052B1 (fr) * 2016-05-03 2021-01-01 Valeo Comfort & Driving Assistance Dispositif de projection d'images pour afficheur tete haute avec volet de protection et afficheur tete haute associes
FR3051051B1 (fr) * 2016-05-03 2020-06-05 Valeo Comfort And Driving Assistance Dispositif de projection d'images pour afficheur tete haute avec volet de protection en deux parties et afficheur tete haute associes
US11586039B2 (en) * 2017-03-06 2023-02-21 3M Innovative Properties Company Vehicle projection assembly
US10606073B1 (en) * 2017-11-01 2020-03-31 Lockheed Martin Corporation Single lens head-up display apparatus
DE102020115181A1 (de) 2020-06-08 2021-12-09 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10138794A (ja) * 1996-11-06 1998-05-26 Denso Corp ヘッドアップディスプレイ装置
JPH1191403A (ja) * 1997-09-25 1999-04-06 Asahi Glass Co Ltd ヘッドアップディスプレイ
JPH11139180A (ja) * 1997-11-13 1999-05-25 Nissan Motor Co Ltd 開閉式反射型表示装置
JPH11268555A (ja) * 1998-03-19 1999-10-05 Inoac Corporation:Kk インストルメントパネル
JP2000062497A (ja) * 1998-08-25 2000-02-29 Inoac Corp インストルメントパネル
JP2001097073A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Denso Corp 車両用ヘッドアップディスプレイ
JP2001118618A (ja) * 1999-10-18 2001-04-27 Jst Mfg Co Ltd コネクタ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5212471A (en) * 1989-10-27 1993-05-18 Hughes Aircraft Company Polarized heads up display
DE4135042C1 (en) * 1991-10-24 1993-02-25 Mercedes-Benz Aktiengesellschaft, 7000 Stuttgart, De Optical positioning aid for vehicle driver - uses partially-transparent mirror in driver's field of view to reflect spot of light representing e.g. edge of car
US5677701A (en) * 1994-04-27 1997-10-14 Nippondenso Co., Ltd. Head-up displaying device for a vehicle
US6580562B2 (en) * 2000-07-24 2003-06-17 Yazaki Corporation On-vehicle display unit
US6359737B1 (en) * 2000-07-28 2002-03-19 Generals Motors Corporation Combined head-up display
US6574048B2 (en) * 2001-02-28 2003-06-03 Delphi Technologies, Inc. Method and apparatus for attenuating solar flux in a head-up display
JP4611566B2 (ja) * 2001-05-11 2011-01-12 矢崎総業株式会社 ヘッドアップディスプレイ用コンバイナの収納方法及びヘッドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10138794A (ja) * 1996-11-06 1998-05-26 Denso Corp ヘッドアップディスプレイ装置
JPH1191403A (ja) * 1997-09-25 1999-04-06 Asahi Glass Co Ltd ヘッドアップディスプレイ
JPH11139180A (ja) * 1997-11-13 1999-05-25 Nissan Motor Co Ltd 開閉式反射型表示装置
JPH11268555A (ja) * 1998-03-19 1999-10-05 Inoac Corporation:Kk インストルメントパネル
JP2000062497A (ja) * 1998-08-25 2000-02-29 Inoac Corp インストルメントパネル
JP2001097073A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Denso Corp 車両用ヘッドアップディスプレイ
JP2001118618A (ja) * 1999-10-18 2001-04-27 Jst Mfg Co Ltd コネクタ

Cited By (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7466220B2 (en) * 2004-05-21 2008-12-16 Yazaki Corporation Head-up display apparatus and mirror unit for the same
JP2011162032A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Stanley Electric Co Ltd 表示装置及び標識を認知させる方法
JP2013160841A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Yazaki Corp ヘッドアップディスプレイ装置
WO2014115727A1 (ja) 2013-01-22 2014-07-31 矢崎総業株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
WO2014163077A1 (ja) * 2013-04-02 2014-10-09 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
JP2014201104A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
WO2014168044A1 (ja) * 2013-04-11 2014-10-16 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
JP2014205376A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
US9521767B2 (en) 2013-05-20 2016-12-13 Minebea Co., Ltd. Display device
DE102014107076A1 (de) 2013-05-20 2014-11-20 Minebea Co., Ltd. Displayvorrichtung
JP2014226961A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 ミネベア株式会社 表示装置
DE102014108617A1 (de) 2013-06-18 2014-12-18 Minebea Co., Ltd. Displayvorrichtung
US9910280B2 (en) 2013-06-18 2018-03-06 Minebea Co., Ltd. Display device
JP2015006832A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
WO2014208440A1 (ja) 2013-06-25 2014-12-31 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
EP3312040A1 (en) 2013-06-25 2018-04-25 Nippon Seiki Co., Ltd. Head-up display device
JP2015121632A (ja) * 2013-12-23 2015-07-02 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
JP2015138137A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 株式会社日本自動車部品総合研究所 ヘッドアップディスプレイ装置
WO2015159523A1 (ja) * 2014-04-14 2015-10-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ、およびヘッドアップディスプレイを搭載した移動体
JP2017516143A (ja) * 2014-05-08 2017-06-15 ヴァレオ・シャルター・ウント・ゼンゾーレン・ゲーエムベーハー 自動車両用の表示装置、自動車両、及び、表示装置を動作させるための方法
JP2016000593A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 矢崎総業株式会社 画像投影機、車両用表示装置、及び組付け方法
JP2016034767A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 マツダ株式会社 自動車の運転席構造
JP2017024591A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
WO2017013819A1 (ja) * 2015-07-23 2017-01-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
KR102038356B1 (ko) 2016-02-18 2019-10-31 가부시키가이샤 덴소 헤드업 디스플레이 장치
JP2017146476A (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 株式会社デンソー ヘッドアップディスプレイ装置
JP2017146475A (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 株式会社デンソー ヘッドアップディスプレイ装置
WO2017141594A1 (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 株式会社デンソー ヘッドアップディスプレイ装置
KR20180112011A (ko) * 2016-02-18 2018-10-11 가부시키가이샤 덴소 헤드업 디스플레이 장치
US10901208B2 (en) 2016-02-18 2021-01-26 Denso Corporation Head-up display apparatus
JP2017151299A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
WO2017145213A1 (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
WO2017188034A1 (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
DE112017002230B4 (de) 2016-04-28 2022-11-03 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Head-Up-Display-Vorrichtung
CN109803847A (zh) * 2016-09-28 2019-05-24 富士胶片株式会社 投影型显示装置、投影型显示装置的运行方法及运行程序
US11187894B2 (en) 2016-09-28 2021-11-30 Fujifilm Corporation Projection display device, and operation method and operation program for projection display device
CN109803847B (zh) * 2016-09-28 2022-01-14 富士胶片株式会社 投影型显示装置、投影型显示装置的运行方法及记录介质
EP3511760A1 (en) * 2018-01-12 2019-07-17 Ricoh Company, Ltd. Image display apparatus and mobile apparatus
US11567314B2 (en) 2018-01-12 2023-01-31 Ricoh Company, Ltd. Image display apparatus and mobile apparatus
KR20190135180A (ko) * 2018-05-28 2019-12-06 현대모비스 주식회사 차량용 헤드업 디스플레이 장치
KR102505746B1 (ko) 2018-05-28 2023-03-03 현대모비스 주식회사 차량용 헤드업 디스플레이 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US6542305B2 (en) 2003-04-01
US20020166273A1 (en) 2002-11-14
DE10220180B4 (de) 2006-06-29
JP4486274B2 (ja) 2010-06-23
DE10220180A1 (de) 2002-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002331855A (ja) ヘッドアップディスプレイ用開口部カバーユニット
JP2002331854A (ja) ヘッドアップディスプレイ用コンバイナの収納方法及びヘッドアップディスプレイ用コンバイナ収納装置
JP5997648B2 (ja) 車両用表示装置
KR101433407B1 (ko) 차량 장착용 디스플레이 유닛, 차량용 가상 화상 시스템 및 가상 디스플레이 장치의 사용 방법
JP6114380B2 (ja) 表示システム
JP5990485B2 (ja) 車両用表示装置
WO2013035813A1 (ja) 車両用表示装置
JP4648730B2 (ja) 車両用表示装置
EP0679549A1 (en) Head-up displaying device for a vehicle
WO2014185252A1 (ja) 車両用表示装置
JP4404738B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
WO2014208440A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
US10656417B2 (en) Heads-up display device
KR102249580B1 (ko) 차량용 헤드업 디스플레이 장치
JP2006069473A (ja) ヘッドアップディスプレイ
JP2006065092A (ja) ヘッドアップディスプレイ
WO2017208983A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
WO2021199583A1 (ja) 撮像表示システム
JPH0490934A (ja) 車両用表示装置
JP2004276648A (ja) ヘッドアップディスプレイの収納構造
JP6304757B2 (ja) ベゼル体及び車両用表示装置
JP2004219662A (ja) 車載用情報表示装置
JP6722902B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
US4390254A (en) Field stop operating mechanism for microscopes
JP2000289488A (ja) 車両用表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100309

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250