JP2016000593A - 画像投影機、車両用表示装置、及び組付け方法 - Google Patents

画像投影機、車両用表示装置、及び組付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、インストルメントパネルに組み付けられるまでにおいても画像投影機の防塵性を確保することにある。【解決手段】車両VのインストルメントパネルIにおけるフロントガラスFとの対向壁Aに嵌め込まれたベゼル部材20に設けられ且つ透明カバー60で塞がれた開口20aを通じてフロントガラスFに画像を投影する画像投影機10であって、開口20aと重ねて配置される投影口13dが形成された筐体13(ケース)と、開口20aと重ねて投影口13dが配置されるまでは、投影口13dを内側から塞ぐように筐体13(ケース)内に配置された組付け前保護シート17と、を有し、筐体13(ケース)には、組付け前保護シート17の一部が延出された引抜き口13eが形成され、組付け前保護シート17が、引抜き口13eから延出された延出部分を引っ張ることにより引抜き口13eから引き抜き可能に設けられている。【選択図】図5

Description

本発明は、車両のフロントガラスに対して投影を行う画像投影機、画像投影機を有する車両用表示装置、及び画像投影機の組付け方法に関する。
従来、車両のフロントガラスへの画像の投影を行うヘッドアップディスプレイ装置としての車両用表示装置がインストルメントパネル内に設けられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された車両用表示装置700は、図14に示すように、フロントガラスFとの対向壁Aに開口Hが設けられたインストルメントパネルI内に取り付けられ、この開口Hを通じてフロントガラスFに画像を投影するものである。そして、車両用表示装置700では、不図示のケースにこの開口Hと重なるように画像の投影口が設けられている。このような車両用表示装置700においては、例えば、画像の投影口からケース内に埃や水分等が入ることを防止するために投影口を塞ぐ透明なカバーCが設けられることがあるところ、太陽光等の外光がカバーCに反射されて搭乗者のアイポイントEPに直接向かうことがあり、不快感を与えてしまうことがあった。
そこで、外光が搭乗者のアイポイントEPに向かうこと回避する構成として、図15に示す車両用表示装置800が考えられる。この車両用表示装置800は、インストルメントパネルI内に設けられている。このインストルメントパネルIは、フロントガラスFとの対向壁Aに、車両の前方側から後方側(図15において左方から右方)に向かうに従い徐々に下方に向かう下降壁部Wと、下降壁部Wの下端に隣接する開口Hと、が設けられている。車両用表示装置700の投影口は、このような開口Hと重なるように、設けられている。そして、この投影口には、車両の前方側から後方側に向かうに従い徐々に上方に向かうカバーCが設けられており、車両用表示装置800は、この投影口から開口Hを通じてフロントガラスFに画像を投影する。このような構成では、下降壁部Wが設けられるとともにカバーCの車両前方側が後方側よりも下方に位置していることから、外光をカバーCに届きにくくさせることができるとともに、カバーCで反射された外光が搭乗者のアイポイントEPに直接向かうことを抑制することができる。
特開2007−148092号公報
上述した構成では、インストルメントパネルIにおいて下降壁部Wにおける開口H近傍の箇所Waに外光が当らないことから、当該箇所Waが暗くなってカバーCとの明暗差が大きくなり、これにより、フロントガラスFへの映り込みが目立ってしまうことがある。そこで、下降壁部Wを光透過性材料で構成するとともに、下降壁部Wの内面に対向して板状の導光部材802を配置して、この導光部材802により外光を下降壁部Wの開口H近傍の箇所Waまで導いて、内面側から下降壁部Wを照らす構成が考えられる。この構成によれば、明暗差が小さくなるように下降壁部Wを明るくしているので、フロントガラスFへの映り込みを目立たなくでき、搭乗者に与える不快感を抑制することができる。
ところで、上記のカバーCを車両用表示装置800の投影口ではなくインストルメントパネルI側の開口Hに取り付けて、インストルメントパネルI側の外観向上等を図ることが考えられる。この場合でも、車両用表示装置800の投影口が、カバーCで塞がれた開口Hに重なるように配置されるため、この投影口にカバーCが設けられていなくても、インストルメントパネルIに組み付けられてしまえば車両用表示装置800の防塵性が確保される。画像の投影光の透過性を考慮すると、車両用表示装置800の投影口にはむしろカバー等が設けられていない方が好ましい。一方で、組付け前には投影口が塞がれていないと、車両用表示装置800の防塵性が得られない。
そこで、本発明は、組付け前においても防塵性が確保された画像投影機、そのような画像投影機を有する車両用表示装置、及び、そのような画像投影機の組付け方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、上記目的を解決するために、車両のインストルメントパネルにおけるフロントガラスとの対向壁に設けられ且つ透明カバーで塞がれた開口、又は当該対向壁に嵌め込まれたベゼル部材に設けられ且つ透明カバーで塞がれた開口、を通じて前記フロントガラスに画像を投影する画像投影機であって、前記開口と重ねて配置される投影口が形成された箱状のケースと、前記投影口を内側から塞ぐように前記ケース内に配置された組付け前保護シートと、を有し、前記ケースには、前記組付け前保護シートの一部が延出された引抜き口が形成され、前記組付け前保護シートが、前記引抜き口から延出された延出部分を引っ張ることにより当該引抜き口から引き抜き可能に設けられている
ことを特徴とする画像投影機である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記引抜き口には、前記組付け前保護シートが引き抜かれた後の前記引抜き口からの異物の侵入を抑制する防塵部材が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、前記引抜き口が、前記組付け前保護シートの幅方向に延在するスリット状に形成され、前記防塵部材が、前記組付け前保護シートを幅方向全体にわたって厚み方向に挟むように前記引抜き口に植毛されたブラシからなることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、前記引抜き口が、前記組付け前保護シートの幅方向に延在するスリット状に形成され、前記防塵部材が、前記組付け前保護シートを幅方向全体にわたって厚み方向に挟むように前記引抜き口に互いに対向して突出して設けられた、柔軟性を有する一対の凸条リップからなることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、前記引抜き口が、水平方向に向いて開口しており、前記防塵部材が、柔軟シート材で形成されており、前記引抜き口の上縁乃至その近傍に一端縁が固定されるとともに他端縁が自由端とされた防塵シートからなることを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、上記目的を解決するために、車両のインストルメントパネル内に配置された画像投影機を有する車両用表示装置であって、前記画像投影機が、請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の画像投影機であることを特徴とする車両用表示装置である。
請求項7に記載された発明は、上記目的を解決するために、車両のインストルメントパネルにおけるフロントガラスとの対向壁に嵌め込まれたベゼル部材に設けられ且つ透明カバーで塞がれた開口を通じて前記フロントガラスに画像を投影する画像投影機を、前記ベゼル部材に組み付ける組付け方法であって、前記画像投影機が、請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の画像投影機であり、前記画像投影機を、前記透明カバーで前記開口が塞がれた前記ベゼル部材によって前記投影口が塞がれるとともに該投影口が前記開口に重なるように前記インストルメントパネル内に配置する配置過程と、前記配置過程の後、前記延出部分を引っ張ることにより前記引抜き口から前記組付け前保護シートを引き抜く引抜き過程と、を有することを特徴とする組付け方法である。
請求項8に記載された発明は、上記目的を解決するために、車両のインストルメントパネルにおけるフロントガラスとの対向壁に設けられ且つ透明カバーで塞がれた開口を通じて前記フロントガラスに画像を投影する画像投影機を、前記インストルメントパネルに組み付ける組付け方法であって、前記画像投影機が、請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の画像投影機であり、前記画像投影機を、前記透明カバーで前記開口が塞がれた前記インストルメントパネルによって前記投影口が塞がれるとともに該投影口が前記開口に重なるように前記インストルメントパネル内に配置する配置過程と、前記配置過程の後、前記延出部分を引っ張ることにより前記引抜き口から前記組付け前保護シートを引き抜く引抜き過程と、を有することを特徴とする組付け方法である。
請求項1、6〜8に記載の発明によれば、画像投影機には、画像の投影口を内側から塞ぐ組付け前保護シートが内蔵されているので、組付け前においても画像投影機の防塵性が確保される。また、この組付け前保護シートは、その延出部分を引っ張ることにより当該引抜き口から引抜き可能となっているので、この組付け前保護シートを、組付け後に引き抜くことで投影口における投影光の透過性を低下させることもない。これにより、組付け前においても画像投影機の防塵性を確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、引抜き口には、組付け前保護シートが引き抜かれた後の引抜き口からの異物の侵入を抑制する防塵部材が設けられていることから、この引抜き口についても防塵性を確保することができる。
請求項3に記載の発明によれば、組付け前保護シートが引き抜かれた後には、スリット状の引抜き口がブラシによって塞がれて防塵性が確保される。また、ブラシは柔軟性を有していることから、組付け前保護シートの引抜きが妨げられることもない。即ち、このブラシによれば、組付け前保護シートの引抜き性及び防塵性を両立させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、組付け前保護シートが引き抜かれた後には、スリット状の引抜き口が凸条リップによって塞がれて防塵性が確保される。また、凸条リップが柔軟性を有していることから、組付け前保護シートの引抜きが妨げられることもない。即ち、この凸条リップによって、組付け前保護シートの引抜き性及び防塵性を両立させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、組付け前保護シートが引き抜かれた後には、防塵シートの自由端が垂れ下がることで引抜き口が塞がれて防塵性が確保される。また、柔軟シート材で形成され一端縁が自由端とされた防塵シートは柔軟性を有していることから、組付け前保護シートの引抜きが妨げられることもない。即ち、この防塵シートによって、組付け前保護シートの引抜き性及び防塵性を両立させることができる。
本発明の第1実施形態にかかる車両用表示装置がインストルメントパネルに組み付けられた様子を示す斜視図である。 図1の車両用表示装置を車両の前方方向から見た図である。 図1の車両用表示装置の断面図である。 図1の車両用表示装置の分解斜視図である。 図1の車両用表示装置のインストルメントパネルにおけるフロントガラスとの対向壁への組付けについて説明する図である。 図1の車両用表示装置によってフロントガラスに投影される画像を示す図である。 図1の車両用表示装置における組付け前保護シートの引抜き口を示す図である。 図1の車両用表示装置における組付け前保護シートの保持構造を示す図である。 図1の車両用表示装置における組付け前保護シートの引抜き口を塞ぐ防塵部材の一例を示す図である。 図1の車両用表示装置における組付け前保護シートの引抜き口を塞ぐ防塵部材の別例を示す図である。 図1の車両用表示装置における組付け前保護シートの引抜き口を塞ぐ防塵部材のさらなる別例を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかるインストルメントパネルを示す図である。 図12のインストルメントパネルの開口からフロントガラスに投影される投影画像を示す図である。 従来の車両用表示装置を模式的に示す断面図である。 従来の他の車両用表示装置を模式的に示す断面図である。
本発明の第1実施形態にかかる画像投影機、車両用表示装置、及び画像投影機の組付け方法を、図1〜図11を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる車両用表示装置がインストルメントパネルに組み付けられた様子を示す斜視図である。図2は、図1の車両用表示装置を車両の前方方向から見た図である。図3は、図1の車両用表示装置の断面図である。図4は、図1の車両用表示装置の分解斜視図である。図5は、図1の車両用表示装置のインストルメントパネルにおけるフロントガラスとの対向壁への組付けについて説明する図である。図6は、図1の車両用表示装置によってフロントガラスに投影される画像を示す図である。図7は、図1の車両用表示装置における組付け前保護シートの引抜き口を示す図である。図8は、図1の車両用表示装置における組付け前保護シートの保持構造を示す図である。図9は、図1の車両用表示装置における組付け前保護シートの引抜き口を塞ぐ防塵部材の一例を示す図である。図10は、図1の車両用表示装置における組付け前保護シートの引抜き口を塞ぐ防塵部材の別例を示す図である。図11は、図1の車両用表示装置における組付け前保護シートの引抜き口を塞ぐ防塵部材のさらなる別例を示す図である。以下の説明において、「前後上下左右」は、車両Vの前後上下左右に対応する。
本実施形態の車両用表示装置1は、図1、図2に示すように、車両VのインストルメントパネルIに取り付けられ、フロントガラスFに対して画像の投影を行うヘッドアップディスプレイ装置として用いられるものである。
車両用表示装置1は、図3、図4に示すように、画像投影機10と、ベゼル体15と、を備えている。
画像投影機10は、画像を投影するための表示源11と、表示源11からの画像を反射する反射部12と、表示源11及び反射部12を収容する合成樹脂製のケースとしての筐体13と、を有している。筐体13は、上壁部13a、上壁部13aに対向配置された下壁部13b、並びに、上壁部13a及び下壁部13bの周縁に連接された周壁部13cを有している。上壁部13aには、後述するベゼル部材20の開口20aと重ねて配置される投影口13dが設けられている。画像投影機10は、表示源11により投影された画像を反射部12で反射して投影口13dを通じてフロントガラスFに投影する。これにより、車両Vの乗員において、フロントガラスF上に表示された画像として視認される。
ベゼル体15は、ベゼル部材20と、導光部材30と、支持部材40と、採光窓部材50と、透明カバー60と、を有している。
ベゼル部材20は、例えば、半透光性(光透過性)の合成樹脂製で、中央に開口20aを有する平面視環状でかつ外周縁から内周縁に向かうにしたがって徐々に下方に向かう形状を有している。換言すると、ベゼル部材20は、上端面と下端面とがあいた中空の略四角錐台を上下反転したような形状に形成されている。ベゼル部材20は、インストルメントパネルIにおけるフロントガラスFとの対向壁Aに設けられた孔に嵌め込まれて配置される。つまり、ベゼル部材20は、対向壁Aに嵌め込まれて当該インストルメントパネルI内に配置された画像投影機10がフロントガラスFに画像を投影するための開口20aの周縁の全部を形成している。
ベゼル部材20は、対向壁Aに嵌め込まれたときに車両Vの前方側に配置される前方ベゼル部分21を有している。この前方ベゼル部分21は、車両Vの前方側の端部21aが対向壁Aとの間に隙間Sをあけるように当該対向壁Aから上方に浮き上がって配置される(対向壁Aに対して上方に配置される)。また、前方ベゼル部分21は、車両Vの前方側から後方側に向かうにしたがって徐々に下方に向かい開口20aに至る下降壁部22を有している。
ベゼル部材20は、対向壁Aに嵌め込まれると、ベゼル部材20の外周縁における前方側の一部分(即ち、前方ベゼル部分21の車両Vの前方側の端部21a)が対向壁Aより上方に浮き上がって配置され(図2)、外周縁の当該一部分以外の他部分がベゼル部材20の外面(上面)と対向壁Aの外面とが滑らかに連なるように配置される(図1)。また、このとき、ベゼル部材20の開口20aと画像投影機10の投影口13dとが上下方向に重なって配置される。また、ベゼル部材20は、それとインストルメントパネルIの対向壁AとのフロントガラスFへの映り込みの差が目立たないようにするために、例えば、対向壁Aと同様の見た目とする色合いの調整や表面加工などが行われている。
導光部材30は、例えば、ガラスやアクリル、ポリカーボネートなどの合成樹脂等の透明度の高い材料を用いて、平面視略矩形板状(図4)に形成されており、前方ベゼル部分21の内面に若干の間隔をあけて重ねて配置されている。導光部材30は、前後方向の断面視(図3)において、前方側は厚く形成され、後方側は薄く形成され、厚く形成された部分と薄く形成された部分の間の部分は前方から後方に向かうに従って徐々に薄くなるように形成されている。具体的には、導光部材30における下方を向く面は平面状に形成され、上方を向く下降壁部22側の面は前後方向の中間部分において、前方から後方に向かうに従い徐々に下降する傾斜面が形成されている。
導光部材30は、車両Vの前方側の端面である入光面30aに入った光を後方側の端部まで導いて下降壁部22側の面から出光するように形成されている。即ち、導光部材30は、入光面30aのある前方側の端部からその反対の後方側の端部に向かう導光方向に光を導く。これにより、光透過性の下降壁部22に向けて光を導いて、下降壁部22における開口20a近傍の箇所を照らすことができる。
支持部材40は、合成樹脂製の載置部41と一対の脚部42とを有している。
載置部41は、導光部材30が載置される部分であって、平面視形状が導光部材30の平面視形状より一回り大きい略板状に形成されている。載置部41は、前方ベゼル部分21の内面と間隔をあけて配置されており、車両Vの前方側の端部41aが前方ベゼル部分21の端部21aと概ね上下方向に間隔をあけて並ぶように配置されるとともに、左右方向に対向する両端部がベゼル部材20の内面と接して配置されている。これにより、載置部41は、前方ベゼル部分21との間に導光部材30を収容する収容空間Kを形成している。この収容空間Kは上記隙間Sに向けて開口している。この収容空間K内において、導光部材30は、入光面30aが収容空間Kの開口を通じて上記隙間Sを向くように配置されている。
一対の脚部42は、載置部41と画像投影機10の筐体13とを連結する部分であって、筐体13の周壁部13cの前面の左右方向両端から前方かつ上方に向けてそれぞれ延設されている(図4)。脚部42の基端は、筐体13に一体に固定されており、先端には載置部41の下面に設けられた固定部41bが固定されている。
採光窓部材50は、例えば、ガラスやアクリル、ポリカーボネートなどの合成樹脂等の透明度の高い材料を用いて形成されている。採光窓部材50は、収容空間Kの開口を密封するとともに上記隙間Sからの光を収容空間K内に採り入れるように設けられている。
透明カバー60は、例えば、ガラスやアクリル、ポリカーボネートなどの合成樹脂等の透明度の高い材料を用いて薄板状に形成されており、ベゼル部材20の開口20aを塞いでいる。透明カバー60は、車両Vの前方側から後方側に向かうにしたがって上方に向かうように配置されている(図3)。これにより、透明カバー60に当たった光が乗員のアイポイントに直接向かうことを抑制できる。
ここで、本実施形態では、ベゼル部材20と透明カバー60とが一体に設けられている。そして、ベゼル部材20と透明カバー60とは、2種類の樹脂を1つの型に流し込んで成形を行う二色成形で一体に形成されている、又は、異なる樹脂で成形された2つの部材を加熱等により接合部を溶かして一体化する溶着で一体に取り付けられている。これら2種類の手法のうち何れの手法が用いられるかここでは特定しないが、ベゼル部材20と透明カバー60との一体形成には何れの手法も採用し得る。
本実施形態では、車両用表示装置1のインストルメントパネルIにおけるフロントガラスFとの対向壁Aへの組付けが図5に示すように行われる。即ち、インストルメントパネルIの対向壁Aには、ベゼル部材20を嵌め込むための開口Iaが形成されており、まず、この開口Iaに、上記のように透明カバー60が一体に設けられたベゼル部材20が、矢印D1が示すように上方から嵌め込まれる。
そして、導光部材30と、支持部材40と、採光窓部材50と、画像投影機10との構築物が、ベゼル部材20嵌込み後の対向壁Aに、矢印D2が示すように下方から組み付けられる。ここで、本実施形態では、画像投影機10における投影口13d(図4)の縁に、全周にわたって緩衝材14が設けられる。そして、上記構築物の対向壁Aへの組付けは、緩衝材14がベゼル部材20の開口20aの縁に押し付けられて、ベゼル部材20の開口20aと画像投影機10の投影口13dとが上下方向に重なるように行われる。この緩衝材14を介した押付けにより、画像投影機10の投影口13dが、透明カバー60で開口20を塞がれたベゼル部材20によって塞がれて密封される。
このような車両用表示装置1によってフロントガラスFに投影される投影画像について、図6にその一例が模式的に示されている。この車両用表示装置1では、ベゼル部材20と透明カバー60とが一体に設けられており、両者間に間隙が生じることがない。このため、ベゼル部材20の開口20aの縁が透明カバー60上に影を落とすこと等がなく、上述した筋状の暗い映り込みを生じさせるような、周囲に比べて暗い箇所の発生が抑えられる。その結果、投影画像G1−1の周囲では、そのような筋状の暗い映り込みが抑えられる。投影画像G1−1の周囲には、導光部材30の照射によって明暗差が緩和されたベゼル部材20とインストルメントパネルIとの境界線等の映込み像G1−2がない、又は目立たない程度に薄く映り込むのみとなる。
ここで、本実施形態の車両用表示装置1では、ベゼル部材20の開口20aと重ねて画像投影機10の投影口13dが配置されるまでは、その投影口13dを内側から塞ぐように組付け前保護シート17が筐体13内に配置されている。筐体13には、この組付け前保護シート17の引抜き口13eが形成されている。引抜き口13eは、組付け前保護シート17の幅よりも若干長く延びたスリットである。
図7に示すように、組付け前保護シート17は概ね長方形状の柔軟性シートからなり、引抜き口13eからの引抜き方向D3の前方側の端縁に、引抜き時に作業者に把持される把持部17aが設けられている。組付け前保護シート17は、この把持部17aが、延出部分として引抜き口13eから延出された状態で筐体13内に配置される。そして、組付け前保護シート17は、この把持部17aを引っ張ることにより引抜き口13eから引抜き方向D3に引抜き可能に設けられる。
尚、本実施形態では、本発明にいう組付け前保護シートの一例として、柔軟性シートからなる組付け前保護シート17が例示されている。しかしながら、本発明にいう組付け前保護シートはこれに限るものではなく、投影口13dを内側から塞げるものであれば、例えばある程度の厚みを有する板からなるものであってもよい。
図8には、車両用表示装置1における組付け前保護シート17の保持構造が、図7におけるV1−V1断面図によって示されている。この図8に示すように、筐体13の四周を囲む周壁部13cのうち、引抜き方向D3に延在する対向一対の周壁部13cの内面には、引抜き方向D3に沿って延びる溝13fが形成されている。組付け前保護シート17は、引抜き方向D3に沿う両端縁がこの溝13fに嵌め込まれることで、筐体13内において、緩衝材14が縁に設けられた投影口13dを内側から塞ぐように保持される。
そして、図5に示されているよう、画像投影機10を、透明カバー60で開口20aが塞がれたベゼル部材20によって投影口13dが塞がれるとともに投影口13dが開口20aに重なるようにインストルメントパネルI内に配置する配置過程が行われる。その後、引抜き口13eから把持部17aを引っ張ることにより引抜き口13eから組付け前保護シート17を引抜き方向D3に引き抜く引抜き過程が行われる。
ここで、筐体13の引抜き口13eには、組付け前保護シート17の引抜きを妨げず、且つ、組付け前保護シート17の引抜きの後には引抜き口13eを塞いで引抜き口13eからの異物の侵入を抑制する次のような防塵部材が設けられている。図9には、この防塵部材の一例としてのブラシ13gが示されている。図9(a)には、組付け前保護シート17の引抜き前のブラシ13gが示され、図9(b)には、引抜き後のブラシ13gが示されている。
引抜き口13eは、水平方向(略水平方向を含む)に向いて開口し、長方形状の組付け前保護シート17の幅方向に、その幅より若干長く延在するスリット状に形成されている。そして、この引抜き口13eにブラシ13gが植毛されている。具体的には、引抜き口13eの上下の縁部13e−1,13e−2に、組付け前保護シート17を幅方向全体にわたって厚み方向に挟むように、引抜き口13eの全長にわたってブラシ13gが植毛されている。組付け前保護シート17の引抜き前には、図9(a)に示すように、各縁部13e−1,13e−2に植毛されたブラシ13gはその先端部が組付け前保護シート17の表裏各面に押し付けられて撓った状態となっている。そして、組付け前保護シート17が引き抜かれると、図9(b)に示すように、撓っていたブラシ13gが、引抜き口13eの外側から見て先端どうしが重なるように延びて引抜き口13eを塞ぐようになっている。
尚、引抜き口13eに設けられる防塵部材はこのようなブラシ13gに限るものではなく、次のような別例であってもよい。図10には、この防塵部材の別例としての凸条リップ13hが示されている。図10(a)には、組付け前保護シート17の引抜き前の凸条リップ13hが示され、図10(b)には、引抜き後の凸条リップ13hが示されている。
凸条リップ13hは、ゴム等の弾性部材で形成され、組付け前保護シート17を幅方向全体にわたって厚み方向に挟むように引抜き口13eに互いに対向して一対設けられている。これら一対の凸条リップ13hは、引抜き口13eの上下の縁部13e−1,13e−2に互いに対向して設けられている。各凸条リップ13hは、引抜き口13eの全長にわたって延在している。組付け前保護シート17の引抜き前には、図10(a)に示すように、各凸条リップ13hはその先端部が組付け前保護シート17の表裏各面に押し付けられて撓って潰れた状態となっている。そして、組付け前保護シート17が引き抜かれると、図10(b)に示すように、撓って潰れていた凸条リップ13hが延びて先端どうしが密着し、引抜き口13eを塞ぐようになっている。
また、図11には、この防塵部材のさらなる別例としての防塵シート13iが示されている。図11(a)には、組付け前保護シート17の引抜き前の防塵シート13iが示され、図11(b)には、引抜き後の防塵シート13iが示されている。
防塵シート13iは、柔軟シート材で形成されている。そして、引抜き口13eの上側の縁部13e−1乃至その近傍に一端縁が固定されている。具体的には、引抜き口13eの上側の縁部13e−1の、筐体13内側に一端縁が固定されている。この防塵シート13iの他端縁は自由端とされている。また、防塵シート13iは、両端縁間の長さが、引抜き口13eの上側の縁部13e−1の筐体13内側の箇所から、下側の縁部13e−2の筐体13外側の箇所までの長さよりも長い。組付け前保護シート17の引抜き前には、図11(a)に示すように、防塵シート13iは、その自由端が組付け前保護シート17の上面に接した状態で引抜き口13eの外へと引き出されている。そして、組付け前保護シート17が引き抜かれると、図11(b)に示すように、防塵シート13iの自由端が引抜き口13eの下方まで垂れ下がって引抜き口13eを塞ぐようになっている。
次に、本実施形態の車両用表示装置1の作用の一例について説明する。
図5を参照して説明したように、透明カバー60で塞がれたベゼル部材20の開口20aに投影口13dが重なるようにベゼル部材20に組み付けられるまでは、画像投影機10には投影口13dを内側から塞ぐ組付け前保護シート17が内蔵されている。そして、この配置後に、組付け前保護シート17がその把持部17aを引っ張ることにより引抜き口13eから引き抜かれる。この組付け前保護シート17により、組付け前においても画像投影機10の防塵性が確保される。また、この組付け前保護シート17は組付け後には引き抜かれるので、この組付け前保護シート17が、投影口13dにおける投影光の透過性を低下させることなることもない。このように、本実施形態によれば、組付け前においても、画像投影機10の防塵性を確保することができる。
また、本実施形態によれば、引抜き口13eには、組付け前保護シート17の引抜きを妨げず、且つ、組付け前保護シート17が引き抜かれた後の引抜き口13eからの異物の侵入を抑制する防塵部材が設けられていることから、この引抜き口13eについても防塵性を確保することができる。そして、ここでは特定しないが、この防塵部材としては、上述したブラシ13g、凸条リップ13h、及び防塵シート13iのいずれも採用可能である。
防塵部材として採用可能な上記のブラシ13gは、柔軟性を有していることから、組付け前保護シート17の引抜きが妨げられることがない。即ち、このブラシ13gによれば、組付け前保護シート17の引抜き性及び防塵性を両立させることができる。
また、防塵部材として採用可能な上記の凸条リップ13hも、柔軟性を有していることから、組付け前保護シート17の引抜きが妨げられることがない。即ち、この凸条リップ13hによっても、組付け前保護シート17の引抜き性及び防塵性を両立させることができる。
また、防塵部材として採用可能な上記の防塵シート13iは、一端縁が自由端とされて柔軟性を有していることから、組付け前保護シート17の引抜きが妨げられることがない。即ち、この防塵シートによっても、組付け前保護シートの引抜き性及び防塵性を両立させることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。尚、この第2実施形態は、インストルメントパネルIが上述したベゼル部材20の役割も兼ねており、画像投影機10がインストルメントパネルIに直接組み付けられる点を除いて、第1実施形態と同等なものとなっている。そこで、以下では、第2実施形態について、第1実施形態との相違点に注目し、図12及び図13を参照して説明を行う。
図12には、本発明の第2実施形態にかかるインストルメントパネルが模式的に示されている。尚、この図12では、図5に示されている第1実施形態にかかる構成要素と同等な構成要素には図5と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素についての重複説明を省略する。
上述したように本実施形態のインストルメントパネルIは、上述した第1実施形態におけるベゼル部材20を兼ねている。そして、本実施形態の車両用表示装置2は、第1実施形態の車両用表示装置1からベゼル部材20と透明カバー60を除いたものとなっている。
本実施形態では、フロントガラスFとの対向壁Aに、画像投影機10がフロントガラスFに画像を投影するための開口Iaが設けられている。そして、この開口Iaを塞ぐ透明カバー60が、インストルメントパネルIの対向壁Aに一体に設けられている。この対向壁Aと透明カバー60とは、上述した二色成形二色成形で一体に形成されている、又は溶着で一体に取り付けられている。ここでは特定しないが、対向壁Aと透明カバー60との一体形成には何れの手法も採用し得る。
本実施形態の車両用表示装置2では、導光部材30と、支持部材40と、採光窓部材50と、画像投影機10との構築物が、インストルメントパネルIの対向壁Aに、矢印D4が示すように下方から組み付けられる。この組付けは、緩衝材14が対向壁Aの開口Iaの縁に押し付けられて、この開口Iaと画像投影機10の投影口13dとが上下方向に重なるように行われる。この緩衝材14を介した押付けにより、画像投影機10の投影口13dが、透明カバー60で開口Iaを塞がれたインストルメントパネルIによって塞がれて密封される。その後、組付け前保護シート17が、把持部17aを引っ張ることにより引き抜かれる。
このように、本実施形態の車両用表示装置2では、まず、画像投影機10を、透明カバー60で開口Iaが塞がれたインストルメントパネルIによって投影口13dが塞がれるとともに投影口13dが開口Iaに重なるようにインストルメントパネルI内に配置する配置過程が行われる。その後、把持部17aを引っ張ることにより引抜き口13eから組付け前保護シート17を引き抜く引抜き過程が行われる。
図13には、図12のインストルメントパネルIの開口IaからフロントガラスFに投影される投影画像が模式的に示されている。このインストルメントパネルIでは、対向壁Aと透明カバー60とが一体に設けられており、両者間に間隙が生じることがない。このため、対向壁Aの開口Iaの縁が透明カバー60上に影を落とすこと等がなく、上述した筋状の暗い映り込みを生じさせるような、周囲に比べて暗い箇所の発生が抑えられる。その結果、投影画像G2−1の周囲では、そのような暗い筋状の映り込みが抑えられる。さらに、このインストルメントパネルIは、上述した第1実施形態におけるベゼル部材20を兼ねていることから、ベゼル部材20とインストルメントパネルIとの境界線等の映込みもなく、投影画像G2−1の視認性が一層向上している。
以上に説明した第2実施形態によっても、上述した第1実施形態と同様に、組付け前においても画像投影機10の防塵性が確保されることはいうまでもない。また、この第2実施形態においても、組付け前保護シート17の引抜き口13eの防塵部材として、図9に示されているブラシ13g、図10に示されている凸条リップ13h、及び図11に示されている防塵シート13iのいずれも採用可能となっている。
以上、本発明について、好ましい実施形態を挙げて説明したが、本発明の画像投影機、車両表示装置、及び画像投影機の組付け方法は、上記実施形態の構成に限定されるものではない。
上述した実施形態において、導光部材30が、画像投影機10と一体となった支持部材40によって支持され、導光部材30が画像投影機10と一緒にインストルメントパネルやベゼル部材に組み付けられる構成であったがこれに限定されるものではない。例えば、導光部材30を支持する部材がインストメントパネルやベゼル部材に設けられ、導光部材30の組付け済みのインストメントパネルやベゼル部材に、画像投影機10が組み付けられる構成等としてもよい。
尚、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の画像投影機、車両表示装置、及び画像投影機の組付け方法の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1,2 車両用表示装置
10 画像投影機
13 筐体(ケースの一例)
13d 投影口
13e 引抜き口
13e−1 一対の縁
13g ブラシ
13h 凸条リップ
13i 防塵シート
15 ベゼル体
17 組付け前保護シート
17a 把持部(延出部分の一例)
20 ベゼル部材
20a,Ia 開口
21 前方ベゼル部分
22 下降壁部
30 導光部材
30a 入光面
40 支持部材
50 採光窓部材
60 カバー
I インストルメントパネル
A 対向壁
F フロントガラス
K 収容空間
S 隙間
V 車両

Claims (8)

  1. 車両のインストルメントパネルにおけるフロントガラスとの対向壁に設けられ且つ透明カバーで塞がれた開口、又は当該対向壁に嵌め込まれたベゼル部材に設けられ且つ透明カバーで塞がれた開口、を通じて前記フロントガラスに画像を投影する画像投影機であって、
    前記開口と重ねて配置される投影口が形成された箱状のケースと、
    前記投影口を内側から塞ぐように前記ケース内に配置された組付け前保護シートと、を有し、
    前記ケースには、前記組付け前保護シートの一部が延出された引抜き口が形成され、
    前記組付け前保護シートが、前記引抜き口から延出された延出部分を引っ張ることにより当該引抜き口から引き抜き可能に設けられている
    ことを特徴とする画像投影機。
  2. 前記引抜き口には、前記組付け前保護シートが引き抜かれた後の前記引抜き口からの異物の侵入を抑制する防塵部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像投影機。
  3. 前記引抜き口が、前記組付け前保護シートの幅方向に延在するスリット状に形成され、
    前記防塵部材が、前記組付け前保護シートを幅方向全体にわたって厚み方向に挟むように前記引抜き口に植毛されたブラシからなることを特徴とする請求項2に記載の画像投影機。
  4. 前記引抜き口が、前記組付け前保護シートの幅方向に延在するスリット状に形成され、
    前記防塵部材が、前記組付け前保護シートを幅方向全体にわたって厚み方向に挟むように前記引抜き口に互いに対向して突出して設けられた、柔軟性を有する一対の凸条リップからなることを特徴とする請求項2に記載の画像投影機。
  5. 前記引抜き口が、水平方向に向いて開口しており、
    前記防塵部材が、柔軟シート材で形成されており、一端縁が前記引抜き口の上縁乃至その近傍に固定されるとともに他端縁が自由端とされ、前記一端縁から前記他端縁までの長さが少なくとも前記引抜き口の上下方向の幅よりも長い防塵シートからなることを特徴とする請求項2に記載の画像投影機。
  6. 車両のインストルメントパネル内に配置された画像投影機を有する車両用表示装置であって、
    前記画像投影機が、請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の画像投影機であることを特徴とする車両用表示装置。
  7. 車両のインストルメントパネルにおけるフロントガラスとの対向壁に嵌め込まれたベゼル部材に設けられ且つ透明カバーで塞がれた開口を通じて前記フロントガラスに画像を投影する画像投影機を、前記ベゼル部材に組み付ける組付け方法であって、
    前記画像投影機が、請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の画像投影機であり、
    前記画像投影機を、前記透明カバーで前記開口が塞がれた前記ベゼル部材によって前記投影口が塞がれるとともに該投影口が前記開口に重なるように前記インストルメントパネル内に配置する配置過程と、
    前記配置過程の後、前記延出部分を引っ張ることにより前記引抜き口から前記組付け前保護シートを引き抜く引抜き過程と、
    を有することを特徴とする組付け方法。
  8. 車両のインストルメントパネルにおけるフロントガラスとの対向壁に設けられ且つ透明カバーで塞がれた開口を通じて前記フロントガラスに画像を投影する画像投影機を、前記インストルメントパネルに組み付ける組付け方法であって、
    前記画像投影機が、請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の画像投影機であり、
    前記画像投影機を、前記透明カバーで前記開口が塞がれた前記インストルメントパネルによって前記投影口が塞がれるとともに該投影口が前記開口に重なるように前記インストルメントパネル内に配置する配置過程と、
    前記配置過程の後、前記延出部分を引っ張ることにより前記引抜き口から前記組付け前保護シートを引き抜く引抜き過程と、
    を有することを特徴とする組付け方法。
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