JP2002330003A - 非可逆回路素子、通信装置および非可逆回路素子の製造方法 - Google Patents

非可逆回路素子、通信装置および非可逆回路素子の製造方法

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JP2002330003A
JP2002330003A JP2001130110A JP2001130110A JP2002330003A JP 2002330003 A JP2002330003 A JP 2002330003A JP 2001130110 A JP2001130110 A JP 2001130110A JP 2001130110 A JP2001130110 A JP 2001130110A JP 2002330003 A JP2002330003 A JP 2002330003A
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circuit device
pass
reciprocal circuit
isolator
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Takashi Hasegawa
長谷川  隆
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全温度での電気特性が優れている非可逆回路
素子、通信装置および非可逆回路素子の製造方法を提供
する。 【解決手段】 上側ケース8及び下側ケース4と、中心
電極組立体13と、永久磁石9等にて組み立てられたア
イソレータ1の電気特性を磁化調整法により調整する。
すなわち、強い外部磁界をアイソレータ1に印加して、
アイソレータ1に内蔵されている永久磁石9を着磁させ
る。この後、着磁とは逆方向に弱い外部磁界をアイソレ
ータ1に印加して、永久磁石9を減磁する。そして、常
温(約25℃)でアイソレータ1の電気特性(入出力反
射損失、挿入損失、アイソレーションの少なくとも一
つ)を測定し、通過周波数帯域の低周波端と高周波端の
合否判定基準値内であるかどうか確認する。合否判定基
準値から外れていれば、減磁方向に先程よりも若干強い
外部磁界を印加して永久磁石9をさらに減磁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非可逆回路素子、
通信装置および非可逆回路素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】組立て後の非可逆回路素子の電気特性を
調整する方法として、外部から磁界をかけて永久磁石の
磁化を調整する方法(以下、磁化調整法)と、整合用コ
ンデンサの電極をレーザビーム等でトリミングして整合
用コンデンサの静電容量を調整する方法(以下、容量調
整法)とが知られている。
【0003】磁化調整法は、強い外部磁界を非可逆回路
素子に印加して、非可逆回路素子に内蔵されている永久
磁石を磁化飽和(着磁)させる。この後、着磁とは逆方
向に弱い外部磁界を非可逆回路素子に印加して、永久磁
石を減磁する。そして、非可逆回路素子の電気特性(挿
入損失、アイソレーション、入出力反射損失)を測定
し、所望の特性値が得られているかどうかを確認する。
所望の特性値が得られていなければ、減磁方向に先程よ
りも若干強い外部磁界を印加して永久磁石をさらに減磁
する。
【0004】こうして、徐々に外部磁界を強くして永久
磁石を徐々に減磁することにより、非可逆回路素子の電
気特性を調整する。従って、図13〜図15に示すよう
に、非可逆回路素子の共振周波数は高周波側から低周波
側にシフトする。図13〜図15において、実線150
は永久磁石が磁化飽和状態のときを表示しており、一点
鎖線151は弱い減磁状態のときを表示しており、点線
152は強い減磁状態のときを表示している。なお、減
磁をやり過ぎて調整が失敗した場合には、再度、永久磁
石を磁化飽和させて磁化調整することが可能である。
【0005】また、容量調整法は、所望の静電容量より
若干大きい容量を有する整合用コンデンサを予め非可逆
回路素子に組み込んでおき、グラインダやレーザトリマ
等を用いて整合用コンデンサの電極を削ってトリミング
する。そして、非可逆回路素子の電気特性を測定し、所
望の特性値が得られているかどうかを確認する。所望の
特性値が得られていなければ、整合用コンデンサの電極
をさらに削る。
【0006】こうして、整合用コンデンサの電極を徐々
に削ることにより、非可逆回路素子の電気特性を調整す
る。従って、図16〜図18に示すように、非可逆回路
素子の共振周波数は低周波側から高周波側にシフトす
る。図16〜図18において、実線155は整合用コン
デンサの電極をトリミングする前の状態のときを表示し
ており、一点鎖線156はトリミング量が少ない状態の
ときを表示しており、点線157はトリミング量が多い
状態のときを表示している。なお、削り過ぎて調整を失
敗した場合には、再調整はできない。
【0007】例えば、非可逆回路素子の通過周波数帯域
を2000±40MHzとすると、通過周波数帯域内に
おいて一定の基準値(合否判定基準値)が設定される。
そして、非可逆回路素子の電気特性を測定しながら、永
久磁石を減磁したり、あるいは、整合用コンデンサの電
極を削ったりして電気特性を調整する。この調整は、常
温(約25℃)の環境下で行われる。
【0008】このようにして調整された従来の非可逆回
路素子の入出力反射損失、挿入損失およびアイソレーシ
ョンのそれぞれの常温(25℃)での温度特性を図1
9、図20および図21に示す(実線160参照)。こ
の従来例は、常温で通過周波数帯域(1960〜204
0MHz)において、(入出力反射損失)≧24.5d
B、(挿入損失)≦0.35dB、(アイソレーショ
ン)≧18.0dBの合否判定基準値に合格するように
調整されたものである。表1は、図19〜図21に基づ
いて、非可逆回路素子の常温での通過周波数帯域の各電
気特性をまとめたものである。
【0009】
【表1】
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、非可逆回路
素子は、中心電極組立体のフェライトの飽和磁化の温度
特性が非線形性を有し、また、永久磁石からの直流磁界
の温度特性が非線形性を有している。従って、通常、高
温(約85℃)側の環境下での電気特性の変化量と、低
温(約−35℃)側の環境下での電気特性の変化量とが
異なる。図19、図20および図21に、入出力反射損
失、挿入損失およびアイソレーションのそれぞれの高温
(約85℃)での特性を点線で示し、低温(約−35
℃)での特性を一点鎖線で示す。
【0011】従って、表1の下段に示すように、常温で
の電気特性と全温度での電気特性との間の差が大きくな
るという問題があった。特に、コンデンサの温度特性で
非可逆回路素子の温度特性を調整する場合、整合用コン
デンサの温度特性を線形にすることが困難であるため、
高温側の電気特性の変化量と低温側の電気特性の変化量
の差が大きくなる傾向がある。
【0012】そこで、本発明の目的は、全温度での電気
特性が優れている非可逆回路素子、通信装置および非可
逆回路素子の製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、本発明に係る非可逆回路素子は、永久磁石
と、前記永久磁石により直流磁界が印加される中心電極
組立体と、前記永久磁石および前記中心電極組立体を収
容する金属ケースと、前記中心電極組立体に電気的に接
続された整合用コンデンサとを備え、通過周波数帯域の
低周波端と高周波端でそれぞれ異なる合否判定基準値を
設定して、挿入損失、アイソレーションおよび入出力反
射損失の少なくともいずれか一つの電気特性を調整した
ことを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る非可逆回路素子の製造
方法は、永久磁石と、前記永久磁石により直流磁界が印
加される中心電極組立体と、前記永久磁石および前記中
心電極組立体を収容する金属ケースと、前記中心電極組
立体に電気的に接続された整合用コンデンサとを組み付
ける工程と、通過周波数帯域の低周波端と高周波端でそ
れぞれ異なる合否判定基準値を設定して、挿入損失、ア
イソレーションおよび入出力反射損失の少なくともいず
れか一つの電気特性を調整する工程とを備えたことを特
徴とする。
【0015】合否判定基準値は常温での電気特性と全温
度での電気特性とに基づいて設定され、電気特性の調整
は常温で行われる。電気特性の調整は、永久磁石の磁化
を調整することにより行われる。あるいは、電気特性の
調整は、整合用コンデンサの静電容量を調整することに
より行われる。
【0016】非可逆回路素子の共振周波数の温度特性が
非線形の場合には、共振周波数よりも高い周波数と低い
周波数でその温度特性は大きく異なる。つまり、通過周
波数帯域の低周波側と高周波側で電気特性の変化量が異
なる。そこで、通過周波数帯域の低周波端と高周波端で
それぞれ異なる合否判定基準値を設定することにより、
全温度での電気特性が優れた非可逆回路素子が得られ
る。
【0017】また、通過周波数帯域とは異なる周波数帯
域で合否判定基準値を設定して、挿入損失、アイソレー
ションおよび入出力反射損失の少なくともいずれか一つ
の電気特性を調整することを特徴とする。ここに、前記
周波数帯域は、通過周波数帯域を一部含むものであって
もよい。これにより、実質的に通過周波数帯域の低周波
端と高周波端で異なった合否判定基準値を設定すること
になり、全温度での電気特性が向上する。
【0018】また、本発明に係る通信装置は、前述の特
徴を有する非可逆回路素子を備えることにより、電気特
性を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る非可逆回路
素子、通信装置および非可逆回路素子の製造方法の実施
の形態について添付の図面を参照して説明する。なお、
各実施形態において、同一部品及び同一部分には同じ符
号を付し、重複した説明は省略する。
【0020】[第1実施形態、図1〜図6]本発明に係
る非可逆回路素子の一実施形態の分解斜視図を図1に示
す。該非可逆回路素子1は、集中定数型アイソレータで
ある。そして、このアイソレータ1は、組立て後の電気
特性の調整を磁化調整法で行うものである。
【0021】図1に示すように、集中定数型アイソレー
タ1は、概略、上側ケース8及び下側ケース4と、樹脂
ケース3と、中心電極組立体13と、永久磁石9と、抵
抗素子Rと、整合用コンデンサ素子C1〜C3と樹脂部
材7等を備えている。
【0022】下側ケース4は、左右の側壁4aと底壁4
bとを有している。この下側ケース4は、インサートモ
ールド法によって、樹脂ケース3と一体成形されてい
る。下側ケース4の底壁4bの対向する一対の辺から
は、それぞれ2本のアース端子16が延在している(奥
側の2本のアース端子は図示せず)。また、上側ケース
8は、平面視矩形状であり、上壁8aと左右の側壁8b
を有している。下側ケース4及び上側ケース8は、例え
ばFeやケイ素鋼などの高透磁率からなる板材を打ち抜
き、曲げ加工した後、下地にCuをめっきして、その上
からAgをめっきしてなるものである。
【0023】中心電極組立体13は、矩形状のマイクロ
波フェライト20の上面に三つの中心電極21〜23を
絶縁シート(図示せず)を介在させて略120度ごとに
交差するように配置している。これら中心電極21〜2
3は、各々の一端側のポート部P1〜P3を水平に導出
するとともに、他端側の中心電極21〜23の共通のア
ース電極25をフェライト20の下面に当接させてい
る。共通のアース電極25は、フェライト20の下面を
略覆っており、後述する樹脂ケース3の窓部3cを通し
て、下側ケース4の底壁4bにはんだ付け等の方法によ
り接続され、接地される。中心電極21〜23とアース
電極25は、Ag,Cu,Au,Al,Be等の導電性
材料からなり、金属薄板を打ち抜き加工や、エッチング
加工することによって一体に形成される。
【0024】整合用コンデンサ素子C1〜C3は、誘電
体セラミック基板の上面に位置するホット側電極27が
ポート部P1〜P3に電気的に接続され、下面に位置す
るコールド側(アース側)電極28が樹脂ケース3の窓
部3dに露出している下側ケース4の底壁4bにそれぞ
れはんだ付けされている。
【0025】抵抗素子Rは、一方の端子電極は樹脂ケー
ス3の窓部3dに露出している下側ケース4の底壁4b
にはんだ付けされ、他方の端子電極はポート部P3には
んだ付けされる。つまり、図3に示すように、整合用コ
ンデンサ素子C3と抵抗素子Rとは、中心電極23のポ
ート部P3とアース端子16との間に電気的に並列に接
続される。
【0026】図1に示すように、樹脂ケース3は、底部
3aと二つの側部3bを有している。この底部3aの中
央部には矩形状の窓部3cが形成されており、窓部3c
の周縁にはそれぞれ整合用コンデンサ素子C1〜C3や
抵抗素子Rがそれぞれ収納される窓部3dが形成されて
いる。窓部3c,3dには下側ケース4の底壁4bが露
出している。樹脂ケース3には、入力端子14(図3参
照)及び出力端子15がインサートモールドされてい
る。入力端子14及び出力端子15は、それぞれ一端が
樹脂ケース3の外側面に露出し、他端が樹脂ケース3の
底部3aに露出して入力引出電極及び出力引出電極とさ
れている。アース端子16はそれぞれ、樹脂ケース3の
対向する外側面から外方向へ導出している。
【0027】以上の構成部品は、下側ケース4と一体成
形している樹脂ケース3内に、中心電極組立体13や整
合用コンデンサ素子C1〜C3や抵抗素子R等を収容
し、さらに、その上に樹脂部材7及び永久磁石9を積み
重ねた後、上側ケース8を装着している。永久磁石9は
中心電極組立体13に直流磁界を印加する。下側ケース
4と上側ケース8は、はんだ付け等にて接合して金属ケ
ースをなし、磁気回路を構成しており、ヨークとしても
機能している。こうして、図2に示す集中定数型アイソ
レータ1が得られる。また、図3は、集中定数型アイソ
レータ1の電気等価回路図である。
【0028】なお、本第1実施形態では、永久磁石9と
して、残留磁束密度の温度係数が−1800ppm/℃
(−35℃〜+85℃)のものを使用している。そし
て、フェライト20として、飽和磁化の温度係数が−2
500ppm/℃(−35℃〜+85℃)のものを使用
している。また、整合用コンデンサC1〜C3として、
静電容量の温度係数が低温側と高温側とで大きく異な
り、500ppm/℃(−35℃〜+25℃)と100
ppm/℃(+25℃〜+85℃)のものを使用してい
る。
【0029】こうして組み立てられたアイソレータ1の
電気特性を磁化調整法により調整する。すなわち、強い
外部磁界をアイソレータ1に印加して、アイソレータ1
に内蔵されている永久磁石9を着磁させる。この後、着
磁とは逆方向に弱い外部磁界をアイソレータ1に印加し
て、永久磁石9を減磁する。そして、常温(約25℃)
でアイソレータ1の電気特性(入出力反射損失、挿入損
失、アイソレーションの少なくとも一つ)を測定し、通
過周波数帯域の低周波端と高周波端の合否判定基準値内
であるかどうか確認する。合否判定基準値から外れてい
れば、減磁方向に先程よりも若干強い外部磁界を印加し
て永久磁石9をさらに減磁する。こうして徐々に外部磁
界を強くして永久磁石9を徐々に減磁することにより、
アイソレータ1の電気特性を調整する。
【0030】ここで、常温での通過周波数帯域(196
0〜2040MHz)の低周波端と高周波端の合否判定
基準値は、予めアイソレータ1の温度特性を測定し、常
温から全温度への劣化量から決める。
【0031】図19を参照して具体的に説明する。目標
とする全温度(−35℃〜+85℃)の入出力反射損失
を22.7dB以上とすると、共振周波数の低周波側で
全温度が下限の22.7dBになる周波数は1968M
Hzである。そして、そのときの常温(25℃)の入出
力反射損失は26.0dBである。従って、全温度の入
出力反射損失は、常温の入出力反射損失より3.3dB
劣化している。一方、共振周波数の高周波側で全温度が
下限の22.7dBになる周波数は2054MHzであ
る。そして、そのときの常温の入出力反射損失は22.
7dBである。従って、全温度の入出力反射損失は常温
の入出力反射損失と等しく、劣化量は0dBである。
【0032】こうして、例えば10個のアイソレータ1
のそれぞれの温度特性を測定し、全温度の入出力反射損
失が常温の入出力反射損失に対してどれだけ劣化してい
るかを、共振周波数の低周波側と高周波側で求める。そ
して、10個の低周波側と高周波側のそれぞれの劣化量
の最大値を全温度の目標値22.7dBに加算して合否
判定基準値を決める。
【0033】例えば、低周波側での劣化量の最大値が
3.3dB、高周波側での劣化量の最大値が0dBであ
ったとすると、常温での合否判定基準値は、通過周波数
帯域の低周波端(1960MHz)で22.7+3.3
=26.0dB以上となり、高周波端(2040MH
z)で22.7+0=22.7dB以上となる。なお、
劣化量の最大値の代わりに劣化量の平均値+4σを用い
たり、劣化量に安全係数αを掛けてマージンをとっても
よい。
【0034】このようにして、調整されたアイソレータ
1の入出力反射損失、挿入損失およびアイソレーション
のそれぞれの温度特性を図4、図5および図6に示す。
図4〜図6において、実線31は常温(25℃)での特
性を表示しており、一点鎖線32は低温(−35℃)で
の特性を表示しており、点線33は高温(85℃)での
特性を表示している。表2は、図4〜図6に基づいて通
過周波数帯域の各電気特性をまとめたものである。表2
の入出力反射損失の全温度は22.7dBであり、表1
の21.5dBと比較して1.2dB改善されている。
【0035】
【表2】
【0036】また、従来のアイソレータにおいて、常温
(25℃)で入出力反射損失が24.5dBの周波数は
1960MHzと2044MHzであり、帯域幅は20
44−1960=84MHzである。これに対して、本
第1実施形態のアイソレータ1の場合は、共振周波数の
低周波側で26.0dBの周波数は1968MHz、高
周波側で22.7dBの周波数は2054MHzであ
り、帯域幅は2054−1968=86MHzである。
従って、従来の、通過周波数帯域で(入出力反射損失)
≧24.5dBの合否判定基準値で調整したアイソレー
タの良品率と、本第1実施形態の、低周波端(1960
MHz)で(入出力反射損失)≧26.0dBかつ高周
波端(2040MHz)で(入出力反射損失)≧22.
7dBの合否判定基準値で調整したアイソレータ1の良
品率はほぼ等しくなる。
【0037】以上のように、通過周波数帯域の低周波端
と高周波端でそれぞれ異なる合否判定基準値を設定する
ことにより、製品の良品率を変えないで全温度での電気
特性を向上させることができる。この温度特性の改善
は、共振周波数の低温側の温度特性と高温側の温度特性
の差が大きければ大きいほど効果が上がる。
【0038】なお、本第1実施形態は永久磁石9を磁化
飽和させた後、徐々に減磁する減磁調整を行っている。
しかし、永久磁石9を磁化飽和させないで、徐々に外部
磁界を強くして磁化を調整する着磁調整も可能である。
ただし、減磁調整の方が着磁調整と比較して熱非可逆減
磁に強く、熱に対して電気特性が安定している。また、
永久磁石9を磁化飽和しない程度に着磁させた後、徐々
に減磁する減磁調整も可能である。ただし、永久磁石9
を一度磁化飽和させた方がフェライト20に印加する磁
界の最大値を大きくできる。このため、永久磁石9を薄
くでき、アイソレータ1を小型化できる。
【0039】あるいは、所望の着磁方向とは逆方向に永
久磁石9を磁化飽和させた後、前記飽和磁化と反対の方
向に、磁化飽和しない程度に強い外部磁界を永久磁石9
に印加する。これにより、永久磁石9の磁化を反転さ
せ、外部磁界を徐々に強くして磁化を調整する方法も可
能である。ただし、この方法も、基本的には着磁調整で
あるため、減磁調整の方が熱非可逆減磁に強く、熱に対
して電気特性が安定している。
【0040】[第2実施形態、図7〜図11]本発明に
係る非可逆回路素子のさらに別の実施形態の分解斜視図
を図7に示し、その外観斜視図を図8に示す。アイソレ
ータ41は、前記第1実施形態のアイソレータ1におい
て、樹脂ケース3の二つの側部3bにそれぞれトリミン
グ用穴3eを設け、下側ケース4の一方の側壁4aにト
リミング用穴4cを設け、樹脂部材7にトリミング用切
欠き7aを設けたものと同様のものである。
【0041】このアイソレータ41は、組立て後の電気
特性の調整を容量調整法で行うものである。すなわち、
所望の静電容量より若干大きい容量を有する整合用コン
デンサC1〜C3を予めアイソレータ41に組み込んで
おく。そして、グラインダやレーザトリマ等を用いて、
穴3e,4cを通して整合用コンデンサC1〜C3のホ
ット側電極27を削ってトリミングする。
【0042】次に、常温(25℃)でアイソレータ41
の電気特性(入出力反射損失、挿入損失、アイソレーシ
ョンの少なくとも一つ)を測定し、通過周波数帯域の低
周波端と高周波端の合否判定基準値内であるかどうか確
認する。合否判定基準値から外れていれば、ホット側電
極27をさらに削る。
【0043】こうして、徐々に整合用コンデンサC1〜
C3のホット側電極27を削ることにより、アイソレー
タ41の電気特性を調整する。通過周波数帯域(196
0〜2040MHz)の低周波端と高周波端の合否判定
基準値は、前記第1実施形態と同様にして決める。
【0044】このようにして、調整されたアイソレータ
41の入出力反射損失、挿入損失およびアイソレーショ
ンのそれぞれの温度特性を図9、図10および図11に
示す。図9〜図11において、実線51は常温(25
℃)での特性を表示しており、一点鎖線52は低温(−
35℃)での特性を表示しており、点線53は高温(8
5℃)での特性を表示している。表3は、図9〜図11
に基づいて通過周波数帯域の各電気特性をまとめたもの
である。表3の入出力反射損失の全温度は23.0dB
であり、表1の21.5dBと比較して1.5dB改善
されている。
【0045】
【表3】
【0046】以上のように、通過周波数帯域の低周波端
と高周波端でそれぞれ異なる合否判定基準値を設定する
ことにより、製品の良品率を変えないで全温度での電気
特性を向上させることができる。
【0047】[第3実施形態]第3実施形態のアイソレ
ータは、前記第1又は第2実施形態のアイソレータ1,
41と同様の構造を有しているのでその詳細な説明は省
略する。
【0048】図19において、常温(25℃)で入出力
反射損失は1960MHzで24.5dB、1968M
Hzで26.0dB、2044MHzで24.5dB、
2052MHzで23.0dBである。このような非可
逆回路素子の入出力反射損失の周波数特性はほぼ一定で
あるため、非可逆回路素子の共振周波数の低周波側で
は、26.0dBの周波数1968MHzよりも8MH
z低い周波数(1960MHz)で24.5dBにな
る。一方、共振周波数の高周波側では、23.0dBの
周波数2052MHzよりも8MHz低い周波数(20
44MHz)で24.5dBになる。
【0049】このため、合否判定基準値の設定におい
て、通過周波数帯域の低周波端(1960MHz)で入
出力反射損失が26.0dB以上、かつ、高周波端(2
040MHz)で入出力反射損失が23.0dB以上に
設定することと、1952MHz〜2032MHzで入
出力反射損失が24.5dB以上に設定することとはほ
ぼ等価である。第3実施形態のアイソレータは、このよ
うに通過周波数帯域(1960MHz〜2040MH
z)とは異なる調整周波数帯域(1952MHz〜20
32MHz)に合否判定基準値を設定して、電気特性を
調整するものである。
【0050】なお、本第3実施形態は、低周波端(19
52MHz)と高周波端(2032MHz)で同じ合否
判定基準値になるように調整周波数帯域を設定している
が、異なる合否判定基準値になるように調整周波数帯域
を設定してもよい。
【0051】以上のアイソレータは、実質的に通過周波
数帯域の低周波端と高周波端で異なった合否判定基準値
を設定することになり、製品の良品率を変えないで、全
温度特性を向上できる。また、前記第1および第2実施
形態のアイソレータ1,41は、自動調整機を用いる場
合、二つの合否判定基準値を設定するプログラムを新た
に作る必要がある。しかし、本第3実施形態のアイソレ
ータは、調整周波数帯域の低周波端と高周波端で同じ合
否判定基準値にすることにより、従来のプログラムにお
いて周波数入力のみを変更するだけですむ。
【0052】[第4実施形態、図12]第4実施形態
は、本発明に係る通信装置として、携帯電話を例にして
説明する。
【0053】図12は携帯電話120のRF部分の電気
回路ブロック図である。図12において、122はアン
テナ素子、123はデュプレクサ、131は送信用アイ
ソレータ、132は送信側増幅器、133は送信側段間
用帯域通過フィルタ、134は送信側ミキサ、135は
受信側増幅器、136は受信側段間用帯域通過フィル
タ、137は受信側ミキサ、138は電圧制御発振器
(VCO)、139はローカル用帯域通過フィルタであ
る。
【0054】ここに、送信側アイソレータ131とし
て、前記第1および第2実施形態の集中定数型アイソレ
ータ1,41を使用することができる。このアイソレー
タ1,41を実装することにより、全温度特性の優れた
携帯電話を実現することができる。
【0055】[他の実施形態]本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種
々の構成に変更することができる。例えば、前記実施形
態ではアイソレータに適用したが、本発明は、勿論サー
キュレータにも適用できる。また、それぞれの中心電極
21〜23の交差角は、110〜140度の範囲であれ
ばよい。また、永久磁石9及びフェライト20は平面形
状が略矩形状に限定されるものではなく、例えば、円形
状や、三角形状等任意である。
【0056】また、磁化調整法と容量調整法を組み合わ
せて電気特性を調整してもよい。さらに、前記実施形態
は、入出力反射損失のみに対して合否判定基準値を設定
してアイソレータ1を調整したが、挿入損失やアイソレ
ーションに対しても、同様に合否判定基準値を設定して
電気特性を調整することができる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、非可逆回路素子の電気特性の低温域と高温域の温度
特性の非線形性に着目し、通過周波数帯域の低周波端と
高周波端でそれぞれ異なる合否判定基準値を設定するこ
とにより、全温度での電気特性が優れた非可逆回路素子
を得ることができる。
【0058】また、通過周波数帯域とは異なる周波数帯
域で合否判定基準値を設定して、挿入損失、アイソレー
ションおよび入出力反射損失の少なくともいずれか一つ
の電気特性を調整することにより、実質的に通過周波数
帯域の低周波端と高周波端で異なった合否判定基準値を
設定することになり、全温度での電気特性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非可逆回路素子の一実施形態を示
す分解斜視図。
【図2】図1に示した非可逆回路素子の外観斜視図。
【図3】図1に示した非可逆回路素子の電気等価回路
図。
【図4】図1に示した非可逆回路素子の入出力反射損失
の温度特性を示すグラフ。
【図5】図1に示した非可逆回路素子の挿入損失の温度
特性を示すグラフ。
【図6】図1に示した非可逆回路素子のアイソレーショ
ンの温度特性を示すグラフ。
【図7】本発明に係る非可逆回路素子の別の実施形態を
示す分解斜視図。
【図8】図7に示した非可逆回路素子の外観斜視図。
【図9】図7に示した非可逆回路素子の入出力反射損失
の温度特性を示すグラフ。
【図10】図7に示した非可逆回路素子の挿入損失の温
度特性を示すグラフ。
【図11】図7に示した非可逆回路素子のアイソレーシ
ョンの温度特性を示すグラフ。
【図12】本発明に係る通信装置の一実施形態を示すブ
ロック図。
【図13】磁化調整法による非可逆回路素子の入出力反
射損失特性の調整方法を説明するためのグラフ。
【図14】磁化調整法による非可逆回路素子の挿入損失
特性の調整方法を説明するためのグラフ。
【図15】磁化調整法による非可逆回路素子のアイソレ
ーション特性の調整方法を説明するためのグラフ。
【図16】容量調整法による非可逆回路素子の入出力反
射損失特性の調整方法を説明するためのグラフ。
【図17】容量調整法による非可逆回路素子の挿入損失
特性の調整方法を説明するためのグラフ。
【図18】容量調整法による非可逆回路素子のアイソレ
ーション特性の調整方法を説明するためのグラフ。
【図19】従来の非可逆回路素子の入出力反射損失の温
度特性を示すグラフ。
【図20】従来の非可逆回路素子の挿入損失の温度特性
を示すグラフ。
【図21】従来の非可逆回路素子のアイソレーションの
温度特性を示すグラフ。
【符号の説明】
1,41…アイソレータ 4…下側ケース 8…上側ケース 9…永久磁石 13…中心電極組立体 20…マイクロ波フェライト 21〜23…中心電極 120…携帯電話 C1〜C3…整合用コンデンサ素子

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石と、 前記永久磁石により直流磁界が印加される中心電極組立
    体と、 前記永久磁石および前記中心電極組立体を収容する金属
    ケースと、 前記中心電極組立体に電気的に接続された整合用コンデ
    ンサとを備え、 通過周波数帯域の低周波端と高周波端でそれぞれ異なる
    合否判定基準値を設定して、挿入損失、アイソレーショ
    ンおよび入出力反射損失の少なくともいずれか一つの電
    気特性を調整したこと、 を特徴とする非可逆回路素子。
  2. 【請求項2】 永久磁石と、 前記永久磁石により直流磁界が印加される中心電極組立
    体と、 前記永久磁石および前記中心電極組立体を収容する金属
    ケースと、 前記中心電極組立体に電気的に接続された整合用コンデ
    ンサとを備え、 通過周波数帯域とは異なる周波数帯域で合否判定基準値
    を設定して、挿入損失、アイソレーションおよび入出力
    反射損失の少なくともいずれか一つの電気特性を調整し
    たこと、 を特徴とする非可逆回路素子。
  3. 【請求項3】 前記合否判定基準値が常温での電気特性
    と全温度での電気特性とに基づいて設定され、前記電気
    特性の調整が常温で行われたことを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の非可逆回路素子。
  4. 【請求項4】 前記電気特性の調整が、前記永久磁石の
    磁化を調整することにより行われたことを特徴とする請
    求項1〜請求項3のいずれかに記載の非可逆回路素子。
  5. 【請求項5】 前記電気特性の調整が、前記整合用コン
    デンサの静電容量を調整することにより行われたことを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の非可
    逆回路素子。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    非可逆回路素子を少なくとも一つ備えたことを特徴とす
    る通信装置。
  7. 【請求項7】 永久磁石と、前記永久磁石により直流磁
    界が印加される中心電極組立体と、前記永久磁石および
    前記中心電極組立体を収容する金属ケースと、前記中心
    電極組立体に電気的に接続された整合用コンデンサとを
    組み付ける工程と、 通過周波数帯域の低周波端と高周波端でそれぞれ異なる
    合否判定基準値を設定して、挿入損失、アイソレーショ
    ンおよび入出力反射損失の少なくともいずれか一つの電
    気特性を調整する工程と、 を備えたことを特徴とする非可逆回路素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 永久磁石と、前記永久磁石により直流磁
    界が印加される中心電極組立体と、前記永久磁石および
    前記中心電極組立体を収容する金属ケースと、前記中心
    電極組立体に電気的に接続された整合用コンデンサとを
    組み付ける工程と、 通過周波数帯域とは異なる周波数帯域で合否判定基準値
    を設定して、挿入損失、アイソレーションおよび入出力
    反射損失の少なくともいずれか一つの電気特性を調整す
    る工程と、 を備えたことを特徴とする非可逆回路素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記合否判定基準値が常温での電気特性
    と全温度での電気特性とに基づいて設定され、前記電気
    特性の調整が常温で行われることを特徴とする請求項7
    又は請求項8に記載の非可逆回路素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記電気特性の調整が、前記永久磁石
    の磁化を調整することにより行われることを特徴とする
    請求項7〜請求項9のいずれかに記載の非可逆回路素子
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記電気特性の調整が、前記整合用コ
    ンデンサの静電容量を調整することにより行われること
    を特徴とする請求項7〜請求項9のいずれかに記載の非
    可逆回路素子の製造方法。
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