JP2002329720A - デバイス用保護膜及びその作製方法 - Google Patents

デバイス用保護膜及びその作製方法

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巳喜夫 澤井
Koji Taguchi
貢士 田口
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
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    • H10K50/846Passivation; Containers; Encapsulations comprising getter material or desiccants

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  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 今後ますます高集積化が進む半導体装置や実
用段階に進むと考えられる有機EL等のデバイスを確実
に保護することのできる保護膜及びその作製方法を提供
する。 【解決手段】 表面からデバイス50にかけて、SiNから
成る第一防湿層58、SiOFから成る吸湿層57、及びSiNか
ら成る第二防湿層56を設ける。SiOFのF濃度は4.2〜20%
程度とする。その作用は次の通りである。まず第一防湿
層58により、外部からデバイス50への水分の侵入を防止
する。しかしSiN層は作製後の残留応力が大きいため、
マイクロクラック等の発生を完全には防止し得ない。そ
こで、その下に吸湿層57を設けることにより、デバイス
50に侵入しようとする水分を積極的に捕捉する。この吸
湿層57として、従来フッ素添加SiO2(SiOF)の欠点とさ
れていた吸湿性を積極的に利用した。こうして捕捉した
水分がデバイス50に侵入することをさらに確実に防止す
るため、第二防湿層56を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置や有機
EL(Electro Luminescence)(本明細書ではこれらを
総称して「デバイス」と呼ぶ)を保護するための表面保
護膜及びその作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置や有機EL等のデバイスを覆
う保護膜の主たる目的は、水分がそれらのデバイスに侵
入しないようにすることである。また、どちらの場合に
おいても電気回路を覆うものであるため、非導電性であ
ることと、静電容量低減のために誘電率が低いことが要
求される。
【0003】このような要求特性を満たす半導体装置の
保護膜として、SiNやポリイミド等が単独で、或いは
それらを積層した形で用いられている。このうち、ポリ
イミドは欠陥(ピンホール)密度が低く、水分遮断作用
に優れているが、極性の大きい有機膜であるため、表面
及び内部に水分が吸着しやすいという問題がある。一
方、SiN保護膜は、金属イオンの侵入に対して強いと
いう特長を持つが、作製後の残留応力が大きいため、経
時後に半導体装置の配線の断線が生じたり、配線抵抗が
増加するという問題がある。
【0004】有機ELの場合、光を放出するために表面
を大気に曝さなければならないという点で半導体装置と
条件が異なり、水分に対してはより厳しい条件下に置か
れることになる。EL保護の一つの方法として、EL積
層構造体部分を気密ケースに入れるという方法が考えら
れるが、気密ケースの気密度を上げようとすればするほ
どケースが大型化し、ELの特長の一つであるコンパク
トさが失われる。また、ケースによりELの発光輝度が
低下するという問題もある。そのため、EL表面に密着
した透明な封止層を設けることが望まれるが、上記の通
り、水分に関してより厳しい条件下に置かれることか
ら、ELを水分から完全に遮断するよりも、むしろ吸湿
層を設け、そこで水分を吸収してしまうという方法が考
えられている(特開平5-89958号公報、特開平7-211455
号公報等)。気密ケースを用いて、その中に乾燥剤(吸
湿材)を入れるという方法(特開2000-195660号公報)
も同じ考え方の下にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】半導体装置における線
幅(ルール)が微小化するにつれ、回路はますます水分
や応力に弱くなる。上記のSiNとポリイミドの積層膜
では、SiNが主に金属イオンの遮断、ポリイミドが主
に水分遮断の機能を分担するものであるが、SiNの残
留応力による半導体装置へのストレス負荷や保護膜自身
のクラッキング(ひび割れ)による水分透過の問題が今
後顕在化してくると考えられる。
【0006】このSiNの残留応力を低減するため、S
iNを含む酸・窒化シリコン膜にフッ素(F)を添加す
ることが提案されている(特開平7-169833号公報)。こ
れにより残留応力が低下し、半導体装置への負荷が低減
して断線や配線抵抗の増加が抑えられると報告されてい
る。
【0007】酸化シリコン(SiO)にフッ素を添加
するとその誘電率が低下することは既に知られており、
半導体装置の絶縁層にフッ素添加SiOを使用するこ
とは一般に行われている。しかし、フッ素添加はSiO
膜の安定性を損ない、吸湿性が増大するという問題が
指摘されている。SiNに対するフッ素添加に関して
も、基本的にはSiOと同様の問題が生ずるものと思
われる。
【0008】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、今後ますます高集積化が進む半導
体装置や実用段階に進むと考えられる有機EL等のデバ
イスを確実に保護することのできる保護膜及びその作製
方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係るデバイス用保護膜は、表面から
デバイスにかけて、SiNから成る第一防湿層、SiO
Fから成る吸湿層、及びSiNから成る第二防湿層を含
むことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態及び効果】本発明に係る保護膜で
は、まず第一防湿層により、外部からデバイスへの水分
の侵入を防止する。しかし、前記の通りSiN層は作製
後の残留応力が大きいため、マイクロクラック等の発生
を完全には防止し得ない。そこで本発明では、その下に
吸湿層を設けることにより、デバイスに侵入しようとす
る水分を積極的に捕捉するようにしている。この吸湿層
として、従来フッ素添加SiO2(SiOF)の欠点と
されていた吸湿性を積極的に利用した。こうして捕捉し
た水分がデバイスに侵入することをさらに確実に防止す
るため、第二防湿層を設けた。
【0011】SiOF中のF濃度と吸湿度については、
図4に示すように、湿度40%の室温大気中に一週間放
置した後の吸湿度は、F濃度が4.2%を超えると急激
に増加することが明らかにされている(宮島等「F添加
CVD−SiO膜の吸湿メカニズム」, 月刊Semicondu
ctor World, 1995.12, p.167)。本発明の保護膜ではこ
の吸湿特性を積極的に利用することから、SiOF中の
F濃度は4.2%以上とすることが望ましい。ただし、
F濃度が高くなりすぎるとSiOF膜(層)自体の安定
性が損なわれるため、F濃度は20%程度以下とするこ
とが望ましい。なお、ここにおけるF濃度(パーセンテ
ージ)は、FT-IRスペクトルにおけるSi-Fの吸収スペク
トル(980cm-1近傍)とSiOの吸収スペクトル(1080cm-1
近傍)の吸収面積比で表したものである。
【0012】本発明に係る保護膜は、基本的にはデバイ
ス上に順に第二防湿層、吸湿層、第一防湿層を形成して
ゆけばよいだけであり、容易に作製することができる。
また、各層の形成方法についても、プラズマ化学気相成
長法等既存の各種CVD手法を用いることができる。
【0013】
【実施例】実施例により、本発明をさらに詳しく説明す
る。図1は、半導体基板又は有機EL(以下、これらを
総称してワークと呼ぶ)上に本発明に係るデバイス保護
膜を被覆するために用いたプラズマCVD装置の概略構
成図である。図1のCVD装置10は密閉された反応室
11を備えており、その中に上部電極12及び下部電極
13が略平行に配置されている。上部電極12は棒16
により反応室11の天井に取り付けられた接地電極であ
る。下部電極13は絶縁層14を介して接地台15に取
り付けられた板状電極であり、整合回路31を介して高
周波電源(RF)32に接続されている。
【0014】上部電極12を吊り下げている棒16の上
部は反応室11の外に突出しており、その上端には原料
ガス導入口17が設けられている。原料ガス導入口17
は給気管18によりガス供給部19に接続されている。
ガス供給部19には複数(図1では3種)の原料ガスの
供給源(ボンベ等)が設けられており、各原料ガスはそ
れぞれの配管に設けられたマスフローコントローラ(M
FC)19a〜19cにより流量が調節された後、給気
管18で混合され、原料ガス導入口17に送り込まれ
る。
【0015】図2に示すように、棒16及び上部電極1
2の内部にはガス通路12aが形成されている。このガ
ス通路12aは上部電極12の内部で分岐し、各分岐通
路は上部電極12の下面に設けた多数の穴12bに通じ
ている。ガス供給部19から給気管18を通じて原料ガ
ス導入口17へ送られてきた原料ガスは、ガス通路12
aを流れて上部電極12の穴12bに達し、そこからシ
ャワー状に反応室11内に供給される。なお、上部電極
12の下面には多数の孔20aを有する上部電極カバー
20が装着されているが、これは上部電極12の穴12
bから出た原料ガスを分散させて保護膜の成膜の均一性
を高めるためのものである。
【0016】図1に戻り、本装置10の排気系について
説明する。下部電極13を取り付けた接地台15は反応
室11の底部に固定されたステム21により支持されて
いる。ステム21の内部にはガス通路21aが形成され
ており、このガス通路21aは反応室11の内部に開口
(ガス排出口)21bを有する。ガス通路21aの他端
にはポンプ23及び圧力制御弁24の配設された排気管
22が接続されている。ポンプ23を起動すると、反応
室11内のガスがガス排出口21bから吸引され、排気
管22を通じて外部へ排出される。こうしてポンプ23
を動作させつつ、圧力制御弁24の開度を適宜設定する
ことにより、反応室11内の圧力を調節することができ
る。
【0017】次に、電気系統について説明する。図1及
び図2に示したように、下部電極13の内部にはヒータ
24が配設されている。下部電極13の中心にはまた、
ヘリウムガスを上面に供給するためのガス通路25が設
けられている。ヘリウムガスは熱伝導率が極めて良好な
物質であるため、このヘリウムガス噴出により下部電極
13内部のヒータ24の熱は速やかにワークWに伝達さ
れるようになる。ヒータ24の発熱量は温度制御器33
により制御される。なお、下部電極13の代わりに接地
台15の内部にヒータを設けてもよい。
【0018】上記原料ガスの導入、高周波電力の投入、
排気、加熱等のための各部装置は全て制御装置40によ
り制御されている。図3に示すように、制御装置40は
コンピュータシステムを利用して構成されており、入力
装置41、表示装置42、記憶装置43等が設けられて
いる。この制御装置40のプロセッサ上で所定のコンピ
ュータプログラムを動作させることにより、制御装置4
0内において成膜制御部44、パラメータ決定部45、
駆動部46等の各種機能部がソフトウェア的に構成され
る。以下、各機能部の構成及び動作について説明する。
【0019】成膜制御部44は、表示装置42に保護膜
の諸パラメータの入力画面を表示する。入力画面には、
保護膜を構成する各層の厚さ、組成等を入力する欄が設
けられており、それらの欄に所定の数値を入力したり、
選択肢から選択することにより、保護膜作製条件を設定
することができる。
【0020】保護膜作成条件が設定されると、パラメー
タ決定部45は記憶装置43に保存されているプロセス
パラメータデータベースを用いて、プロセスパラメータ
の時間変化パターンを決定する。本装置10では、(P
1)反応室11内へ供給する原料ガスの組成、(P2)
反応室11内の圧力、(P3)下部電極13への高周波
電力の投入量、及び(P4)ワークWの温度という4種
のプロセスパラメータP1〜P4があり、これらの値を
経過時間に応じて適宜変化させる。
【0021】プロセス制御部46は、パラメータ決定部
45により決定された各プロセスパラメータの時間変化
パターンに応じて装置10の各部を次のように制御す
る。 (1)パラメータP1の変化に応じてマスフローコント
ローラ19a〜19cの設定流量を調節する。 (2)パラメータP2の変化に応じて圧力制御弁24の
開度を調節する。 (3)パラメータP3の変化に応じてRF32の出力を
調節する。 (4)パラメータP4の変化に応じてヒータ24への給
電量を調節する。 保護膜を構成する各層ごとにこれらのパラメータを変化
させ、各部を制御することにより、後述の通り各層の作
製が自動的に行われる。
【0022】次に、プラズマ化学気相成長法により半導
体デバイス保護膜を形成する方法を説明する。図5
(a)は半導体デバイス50を模式的に示したものであ
り、シリコン基板51上にリン・ホウケイ酸ガラス(B
PSG)膜などの第一酸化シリコン膜52を介して配線
パターン53が形成され、更に第二酸化シリコン膜54
がその上を覆っている。第一酸化シリコン膜52の厚さ
は0.8μm程度、配線53の厚さは0.8μm程度、
第二酸化シリコン膜54の厚さは0.4μm程度であ
る。これに保護膜を形成する前に、全体をスピンオング
ラス膜55で覆い、エッチバックを行うことにより図5
(b)に示すように凹凸を無くしておく。
【0023】このような状態とした半導体デバイスを図
1のプラズマCVD装置10の下部電極13上に載置
し、保護膜の形成を行う。まず、反応室11を密閉して
内部を排気した後、ガス供給部19より原料ガスとして
モノシランガスと、アンモニア及び/又は窒素ガスとの
混合ガスを反応室11内に導入する。これらの原料ガス
の圧力が所定値に達した時点で原料ガスの導入を停止
し、高周波電力(13.56MHz)を投入する。これ
により、図5(c)に示すように、まずSiNによる第
二防湿層56が形成される。
【0024】次に、反応室11内を一旦排気し、ガス供
給部19より、TEOS(Tetraethoxy Silane)、TM
OS(Tetramethoxy Silane)等のシリコンアルコキシ
ド系ガス、酸素ガス、及びフッ化炭素ガスの3種混合ガ
スを反応室11に導入する。これらの原料ガスの圧力が
所定値に達した時点で原料ガスの導入を停止し、高周波
電力を投入する。これにより、図5(d)に示すよう
に、SiOFによる吸湿層57が形成される。
【0025】その後、反応室11を再度排気し、先ほど
と同様の方法でSiNによる第一防湿層58を形成する
(図5(e))。こうして3層から成る保護膜59が完
成する。
【0026】保護膜59を構成する第二防湿層56、吸
湿層57、第一防湿層58の各層の厚さに特に制限はな
いが、SiOF吸湿層57に関しては、やや厚くするこ
とにより水分吸収能を確保しておくことが望ましい。従
って、第一、第二防湿層58、56の厚さが0.3〜1
μm程度であるとすると、吸湿層57の厚さは0.5〜
2μm程度とする。
【0027】上記実施例は本発明に係る保護膜を作製す
るための一方法を説明したに過ぎないものであり、上記
のプラズマCVD装置以外の装置を使用し、あるいはプ
ラズマ化学気相成長法以外の方法で同様の保護膜を作製
しても、本発明の範囲を逸脱するものではない。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る保護膜では、第一防湿層、
吸湿層、第二防湿層の3層の相乗作用により、外部から
デバイスへの水分の進入を確実に阻止する。また、1層
だけで水分を遮断するのではなく、3層の相乗作用を利
用するため、各層の厚さを大きくする必要がなく、デバ
イスに応力的負荷をかけることがない。更に、デバイス
に密着しているため、デバイスのサイズを大きくするこ
となく、有機ELのような発光デバイスの場合にはその
発光輝度を減ずることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデバイス保護膜を作製するため
の装置の一例である、プラズマCVD装置の概略構成
図。
【図2】 上記プラズマCVD装置の上下電極付近の詳
細図。
【図3】 上記プラズマCVD装置の制御装置の内部及
びその周辺装置の構成を示すブロック図。
【図4】 SiOF中のF濃度と吸湿度の関係を示すグ
ラフ。
【図5】 半導体デバイス上に本発明に係る保護膜を作
製する際の手順を示す説明図。
【符号の説明】
10…プラズマCVD装置 11…反応室 12…上部電極 13…下部電極 31…整合回路 32…RF(高周波電源) 33…温度制御器 40…制御装置 44…成膜制御部 50…半導体デバイス 51…シリコン基板 52…第一酸化シリコン膜 53…配線パターン 54…第二酸化シリコン膜 56…第一防湿層 57…SiOF吸湿層 58…第二防湿層 59…保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K007 AA03 AB13 CA03 DA02 EB00 FA01 4K030 AA06 AA13 AA18 BB12 CA04 CA12 JA01 LA01 LA18 5F058 BA04 BD01 BD02 BD04 BD06 BD10 BF07 BF23 BF24 BF25 BF29 BF30 BJ03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面からデバイスにかけて、SiNから
    成る第一防湿層、SiOFから成る吸湿層、及びSiN
    から成る第二防湿層を含むことを特徴とするデバイス用
    保護膜。
  2. 【請求項2】 SiOFにおけるF濃度が4.2〜20
    %であることを特徴とする請求項1に記載のデバイス用
    保護膜。
  3. 【請求項3】 吸湿層の厚みが0.5〜2.0μmであ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のデバイス用
    保護膜。
  4. 【請求項4】 上記デバイスが半導体デバイスであるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のデバイ
    ス用保護膜。
  5. 【請求項5】 上記デバイスがELであることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のデバイス用保護
    膜。
  6. 【請求項6】 デバイス上に保護膜を作製する方法であ
    って、プラズマ化学気相成長法によりデバイス上に順
    に、SiNから成る第二防湿層、SiOFから成る吸湿
    層、及びSiNから成る第一防湿層を作製することを特
    徴とするデバイス用保護膜の作製方法。
  7. 【請求項7】 上記吸湿層作製時に原料ガスとして、モ
    ノシランガスと、アンモニア及び/又は窒素ガスとの混
    合ガスを使用することを特徴とする請求項6に記載のデ
    バイス用保護膜の作製方法。
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