JP2002329678A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JP2002329678A
JP2002329678A JP2001133115A JP2001133115A JP2002329678A JP 2002329678 A JP2002329678 A JP 2002329678A JP 2001133115 A JP2001133115 A JP 2001133115A JP 2001133115 A JP2001133115 A JP 2001133115A JP 2002329678 A JP2002329678 A JP 2002329678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate electrode
etching
product
metal
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001133115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3396030B2 (ja
Inventor
Yasutaka Kobayashi
康孝 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2001133115A priority Critical patent/JP3396030B2/ja
Priority to US09/942,224 priority patent/US6713397B2/en
Publication of JP2002329678A publication Critical patent/JP2002329678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3396030B2 publication Critical patent/JP3396030B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/28Manufacture of electrodes on semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/268
    • H01L21/28008Making conductor-insulator-semiconductor electrodes
    • H01L21/28017Making conductor-insulator-semiconductor electrodes the insulator being formed after the semiconductor body, the semiconductor being silicon
    • H01L21/28026Making conductor-insulator-semiconductor electrodes the insulator being formed after the semiconductor body, the semiconductor being silicon characterised by the conductor
    • H01L21/28123Lithography-related aspects, e.g. sub-lithography lengths; Isolation-related aspects, e.g. to solve problems arising at the crossing with the side of the device isolation; Planarisation aspects

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Weting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート電極材の溶出及びゲート絶縁膜の消失
が防止される半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板101上に形成されたゲート
電極層103,104,をエッチングして,その側壁に
金属系副生成物107を形成しながらゲート電極を形成
する工程と,ゲート電極の側壁に形成された前記金属系
副生成物を酸化する工程と,酸化された金属系副生成物
107を,ゲート絶縁膜102に対するエッチングレー
トが10Å/min以下に調整された溶液により除去す
る工程と,を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,半導体装置の製造
方法に関し,さらに詳細には,半導体基板に形成された
ゲート絶縁膜上に,少なくとも一部が金属材料からなる
ゲート電極が形成される半導体装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年においては,LSIの高集積化及び
高速化を実現する為,例えばWなどの高融点金属材料と
ポリシリコンとを併用するポリメタル膜からなるゲート
電極材が開発されつつある。かかるポリメタルゲート電
極構造は,今後の0.13μm設計基準世代以降におい
ては必須の技術とされており,デバイスへの本格的な適
用も検討されている。
【0003】以下,従来におけるポリメタル膜からなる
ゲート電極の形成方法を,図5に基づいて説明する。な
お,図5は,従来におけるポリメタル膜からなるゲート
電極の形成方法を示す断面工程図である。
【0004】まず,図5(a)に示すように,シリコン
基板301上に例えば膜厚30Åのゲート酸化膜30
2,例えば膜厚1,000Åのポリシリコン膜303,
例えば膜厚1,000ÅのW/WNx積層膜304,例
えば膜厚3,000ÅのSi3N4膜305,フォトレ
ジスト膜306を順次積層する。なお,Si3N4膜3
05は,ゲート電極の加工工程においてハードマスクと
して使用され,ホトリソグラフィ工程では反射防止膜の
役割を果たす。
【0005】次いで,図5(b)に示すように,フォト
レジスト膜306を,ゲート電極加工に必要な所定形状
(ゲート電極形状)となるように,エッチング加工す
る。
【0006】その後,図5(c)に示すように,フォト
レジスト膜306を介して,Si3N4膜305,W/
WNx積層膜304及びポリシリコン膜303を,RI
E法により除去してゲート電極が形成される。このRI
E法では,エッチングガスとフォトレジストとの反応な
どにより,有機系副生成物307がSi3N4膜を含む
ゲート電極の側面に形成される。この有機系副生成物3
07がゲート電極の側面に形成されることにより,Si
3N4膜305,W/WNx積層膜304及びポリシリ
コン膜303が過度にエッチングされずに,垂直形状を
維持したゲート電極が形成される。
【0007】次いで,図6(a)に示すように,この有
機系副生成物307を例えば硫酸過水(硫酸+過酸化水
素水)やアンモニア過水(アンモニア+過酸化水素水)
などの過酸化水素水(H2O2)を含有する薬液を使用
してエッチング溶解により除去し,あるいは弗酸系薬液
を使用して有機系副生成物307とゲート電極との界面
をエッチング作用により剥離させ,有機系副生成物30
7をリフトオフ除去する。
【0008】このように,ポリシリコン膜303及びW
/WNx積層膜304からなるゲート電極が形成され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来のポリメタル膜からなるゲート電極の形成方法では,
ゲート電極の側面に形成される有機系副生成物の除去工
程において以下のような問題がある。
【0010】.硫酸過水やアンモニア過水などのH2
O2含有する薬液を使用して有機系副生成物を溶解除去
する場合には,ポリメタル膜を形成するメタル材(W/
WNx積層膜)が薬液により酸化されて溶出し,ポリメ
タル膜が膜減りしたり,ゲート電極が消失するという問
題がある。さらに,溶出した金属成分は各種汚染の原因
ともなる。
【0011】.弗酸系薬液を使用して有機系副生成物
をリフトオフ除去する場合には,弗酸系薬液のエッチン
グレートが高すぎると,ゲート電極下層に形成される薄
い膜厚のゲート酸化膜が消失し,疎水性のシリコン基板
が露出するという問題がある。このため,ゲート電極形
成後の洗浄工程において,露出したシリコン基板上に洗
浄液の水滴が付着してしまい,ウォータマーク状の乾燥
不良の原因ともなる。
【0012】したがって,本発明の目的は,ゲート電極
材の溶出を防止すると共に,ゲート絶縁膜の消失を防止
することが可能な新規かつ改良された半導体装置の製造
方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,請求項1に記載の発明では,半導体基板上に形成さ
れたゲート絶縁膜上に,少なくとも一部が金属材料から
なるゲート電極が形成される半導体装置の製造方法であ
って,前記半導体基板上に形成されたゲート電極層をエ
ッチングして,その側壁に金属系副生成物を形成しなが
らゲート電極を形成する工程と,前記ゲート電極の側壁
に形成された前記金属系副生成物を酸化する工程と,前
記酸化された金属系副生成物を,前記ゲート絶縁膜に対
するエッチングレートが10Å/min以下に調整され
た溶液により除去する工程と,を有することを特徴とす
る半導体装置の製造方法が提供される。
【0014】本項記載の発明では,ゲート電極の側面に
形成された金属系副生成物を,ゲート酸化膜に対して1
0Å/min以下のエッチングレートに調整されている
溶液を使用して除去するので,ゲート電極のメタル材の
溶出が防止され,ゲート電極の減少や環境の金属汚染が
防止される。さらに,ゲート酸化膜が完全に消失せず,
シリコン基板が露出しないので乾燥不足によるパターン
不良を防止することができる。
【0015】上記課題を解決するため,請求項2に記載
の発明では,半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜上
に,少なくとも一部が金属材料からなるゲート電極が形
成される半導体装置の製造方法であって,前記半導体基
板上に,ゲート絶縁膜,少なくとも一部が金属材料から
なるゲート電極層,窒化シリコン膜又は酸化シリコン膜
を,順次形成する工程と,前記窒化シリコン膜又は酸化
シリコン膜を所定形状にエッチングする工程と,前記所
定形状にエッチングされた窒化シリコン膜又は酸化シリ
コン膜をマスクとして,前記ゲート電極層をエッチング
して,その側壁に金属系副生成物を形成しながらゲート
電極を形成する工程と,前記ゲート電極の側壁に形成さ
れた前記金属系副生成物を酸化する工程と,前記酸化さ
れた金属系副生成物を,前記ゲート絶縁膜に対するエッ
チングレートが10Å/min以下に調整された弗化ア
ンモニウム溶液により除去する工程と,を有することを
特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
【0016】本項記載の発明では,ゲート電極の側面に
形成された金属系副生成物を弗化アンモニウムを使用し
て除去するので,ゲート電極のメタル材の溶出が防止さ
れ,ゲート電極の減少や環境の金属汚染が防止される。
また,弗化アンモニウムは,ゲート酸化膜に対して10
Å/min以下のエッチングレートに調整されているの
で,ゲート酸化膜が完全に消失することはない。したが
って,シリコン基板が露出しないので乾燥不足によるパ
ターン不良を防止することができる。
【0017】また,請求項3に記載の発明のように,前
記弗化アンモニウム溶液の溶媒は,低誘電率溶媒である
如く構成すれば,ゲート酸化膜に対して10Å/min
程度の低速かつ等速のエッチングレートが得られるの
で,ゲート電極に形成された金属系副生成物を容易に除
去することができる。また,請求項4に記載の発明のよ
うに,前記低誘電率溶媒は,酢酸あるいはテトラヒドロ
フランである,如く構成するのが好ましい。
【0018】上記課題を解決するため,請求項5に記載
の発明では,半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜上
に,少なくとも一部が金属材料からなるゲート電極が形
成される半導体装置の製造方法であって,前記半導体基
板上に,ゲート絶縁膜,少なくとも一部が金属材料から
なるゲート電極層,窒化シリコン膜又は酸化シリコン膜
を,順次形成する工程と,前記窒化シリコン膜又は酸化
シリコン膜を所定形状にエッチングする工程と,前記所
定形状にエッチングされた窒化シリコン膜又は酸化シリ
コン膜をマスクとして,前記ゲート電極層をエッチング
して,その側壁に金属系副生成物を形成しながらゲート
電極を形成する工程と,前記ゲート電極の側壁に形成さ
れた前記金属系副生成物を酸化する工程と,前記酸化さ
れた金属系副生成物を,前記ゲート絶縁膜に対するエッ
チングレートが10Å/min以下に調整された硫酸薬
液により除去する工程と,を有することを特徴とする半
導体装置の製造方法が提供される。
【0019】本項記載の発明では,ゲート電極の側面に
形成された金属系副生成物を硫酸薬液を使用して除去す
るので,ゲート電極のメタル材の溶出が防止され,ゲー
ト電極の減少や環境の金属汚染が防止される。また,硫
酸薬液は,ゲート酸化膜に対して10Å/min以下の
エッチングレートに調整されているので,ゲート酸化膜
が完全に消失することはない。したがって,シリコン基
板が露出しないので乾燥不足によるパターン不良を防止
することができる。
【0020】また,請求項6に記載の発明のように,前
記硫酸薬液は,加水されていない硫酸原液である,如く
構成することができる。
【0021】上記課題を解決するため,請求項7に記載
の発明では,半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜上
に,少なくとも一部が金属材料からなるゲート電極が形
成される半導体装置の製造方法であって,前記半導体基
板上に,ゲート絶縁膜,少なくとも一部が金属材料から
なるゲート電極層,窒化シリコン膜又は酸化シリコン膜
を,順次形成する工程と,前記窒化シリコン膜又は酸化
シリコン膜を所定形状にエッチングする工程と,前記所
定形状にエッチングされた窒化シリコン膜又は酸化シリ
コン膜をマスクとして,前記ゲート電極層をエッチング
して,その側壁に金属系副生成物を形成しながらゲート
電極を形成する工程と,前記ゲート電極の側壁に形成さ
れた前記金属系副生成物を酸化する工程と,前記酸化さ
れた金属系副生成物を,前記ゲート絶縁膜に対するエッ
チングレートが10Å/min以下に調整された塩酸薬
液により除去する工程と,を有することを特徴とする半
導体装置の製造方法が提供される。
【0022】本項記載の発明では,ゲート電極の側面に
形成された金属系副生成物を塩酸薬液を使用して除去す
るので,ゲート電極のメタル材の溶出が防止され,ゲー
ト電極の減少や環境の金属汚染が防止される。また,塩
酸薬液は,ゲート酸化膜に対して10Å/min以下の
エッチングレートに調整されているので,ゲート酸化膜
が完全に消失することはない。したがって,シリコン基
板が露出しないので乾燥不足によるパターン不良を防止
することができる。
【0023】また,請求項8に記載の発明のように,前
記塩酸薬液は,加水されていない塩酸原液である,如く
構成することができる。
【0024】また,請求項9に記載の発明のように,前
記金属系副生成物は,前記ゲート電極層のエッチング工
程において,前記ゲート電極を構成する金属材料と前記
ゲート電極層のエッチングで使用するエッチング材との
反応により形成される生成物である,如く構成される。
【0025】また,請求項10に記載の発明のように,
前記金属系副生成物は,少なくともWCl6を含有する
生成物である,如く構成される。
【0026】また,請求項11に記載の発明のように,
前記ゲート電極層のエッチングは,反応性イオンエッチ
ング法によりおこなわれる,如く構成することができ
る。
【0027】また,請求項12に記載の発明のように,
前記ゲート電極の側壁に形成された前記金属系副生成物
を酸化する工程は,O2アッシングにより前記金属系副
生成物を酸化する工程である,如く構成すれば,金属系
副生成物を好適に酸化することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好適な実施の形態
について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚,以下の説明及び添付図面において,同一の機能及び
構成を有する構成要素については,同一符号を付するこ
とにより,重複説明を省略する。
【0029】(第1の実施の形態)まず,図1及び図2
を参照しながら,第1の実施の形態にかかる半導体装置
の製造方法ついて説明する。なお,図1及び図2は,第
1の実施の形態にかかる半導体装置の製造方法を示す断
面工程図である。
【0030】まず,図1(a)に示すように,シリコン
基板101上に例えば膜厚30Åのゲート絶縁膜(例え
ばゲート酸化膜)102,例えば膜厚1,000Åのポ
リシリコン膜103,例えば膜厚1,000Åの高融点
金属積層膜(例えばW/WNx積層膜)104,例えば
膜厚3,000ÅのSi3N4膜105,例えば膜厚
3,000Åのフォトレジスト膜106を順次積層す
る。
【0031】次いで,図1(b)に示すように,フォト
レジスト膜106を,ゲート電極加工に必要な所定形状
(ゲート電極形状)となるように,エッチング加工す
る。
【0032】その後,従来と異なり,図1(c)に示す
ように,フォトレジスト膜106をマスクとして,RI
E法によりSi3N4膜105をゲート電極加工に必要
な所定形状となるように除去する。なお,このとき,フ
ォトレジスト膜106はSi3N4膜105と同様のエ
ッチングレート(選択比が1:1)でエッチングされる
ので,除去されたSi3N4膜厚と同じ厚さ分だけフォ
トレジスト膜106も薄くなる。
【0033】さらに,図2(a)に示すように,フォト
レジスト膜106をエッチング除去した後,Si3N4
膜105をマスクとして,RIE法により,W/WNx
積層膜104及びポリシリコン膜103を除去してゲー
ト電極が形成される。このRIE法では,従来と異な
り,既にフォトレジストが除去されているので,ゲート
電極の側面には,有機系副生成物は形成されない。本実
施形態においては,W/WNx積層膜104の例えばWと
エッチングガス(例えばCl2)との反応(例えば反応
式:W+3Cl2→WCl6)などにより,ゲート電極
の壁面に金属系副生成物(例えば,WCl6)107が
形成される。この金属系副生成物107がゲート電極の
側面に形成されることにより,W/WNx積層膜104
及びポリシリコン膜103が過度にエッチングされず
に,垂直形状を維持したゲート電極が形成される。
【0034】さらに,図2(b)に示すように,例えば
O2プラズマによるアッシング処理により金属系副生成
物107を酸化した後(例えば反応式:2WCl6+3
O2→2WO3+6Cl2),弗化アンモニウム薬液に
よる1分間の洗浄で表面を処理して,金属系副生成物1
07を溶解除去あるいはリフトオフ除去する(例えば反
応式:WO3+6NH4F→WF6+6NH3+3H2
O)。
【0035】なお,金属系副生成物は,高融点金属積層
膜の組成や使用されるエッチングガスなどの条件により
異なる組成の金属副生成物が生成すると考えられること
から,その組成を特定するのは困難である。同様に,金
属系副生成物の溶解についても,その反応式を明確に特
定することも困難である。したがって,上記の金属系副
生成物の生成反応式及び溶解反応式は,現状として考え
られる主反応を記載したに過ぎず,本発明は上記反応式
に限定されるものではない。
【0036】本実施形態かかる弗化アンモニウムは,従
来と異なり,ゲート酸化膜に対するエッチングレートが
10Å/min以下となるように調整されているので,
ゲート酸化膜102が完全に消失することなく,金属系
副生成物107を除去することができる。即ち,ゲート
酸化膜に対するエッチングレートが10Å/min以下
とすることにより,(金属系副生成物に対するエッチン
グレート)/(ゲート酸化膜に対するエッチングレー
ト)≧1.5と調整される。このように,ゲート酸化膜
が完全に消失する前に金属系副生成物を除去することが
できる。
【0037】最後に,純水リンスによる洗浄及びIPA
(Isopropy−Alcohol)によるベーパー
乾燥を行い,形成されたポリメタルゲート電極の後処理
が終了する。このように,本実施形態においては,ポリ
メタルゲート電極に対して特殊な表面処理を行う必要が
ない。
【0038】次に,弗化アンモニウム薬液(例えば,N
H4F)により好適に金属系副生成物の酸化物(例え
ば,WO3)が除去される原理について,希弗酸を使用
する場合と比較して説明する。
【0039】従来のように希弗酸を薬液として使用した
場合には,以下の解離式によりHF及びHF2−が,エ
ッチング反応の主体として寄与する。
【0040】 HF→H+F,及びHF+F→HF2‐ (例えばHFの寄与率:80%,HF2−の寄与率:2
0%)。
【0041】一方,弗化アンモニウムの場合は,以下の
解離式により,HF2‐のみがエッチング反応の主体と
して寄与する。
【0042】 NH4F→NH4+F,及びHF+F→HF2‐ なお,HFは,H2OとFとの反応により形成され
る。このとき,例えば以下の反応式により,金属系副生
成物が溶解する。 WO3+6NH4F→WF6+6NH3+3H2O このように,本実施形態にかかる弗化アンモニウムで
は,従来の希弗酸を単独で使用する場合あるいは水と混
合して使用する場合と比較して,HFが殆ど存在しない
HF2‐のみの系であることが示される。
【0043】このとき,例えば上記希弗酸のように,H
Fのみの系の場合には,ボロンを不純物として含む酸化
膜(例えば配線間絶縁膜として使用されるBPSG膜)
などに対しては,不純物を含まない熱酸化膜と比較して
エッチングレートが高くなる。このため,酸化膜系全般
の高選択比処理とするには問題があった。
【0044】一方,本実施形態における弗化アンモニウ
ムの場合には,HF2‐のみの系が形成されるので,例
えば酢酸あるいはテトラヒドロフランなど低誘電率溶媒
をHF2‐系の溶媒として使用すれば,酸化膜系に対し
て10Å/min程度の低速且つ等速なエッチングレー
トを得ることができる。このとき,例えばIPA(イソ
プロピルアルコール)の場合には,水濃度1.5%未満
で溶質NH4HF2として使用とすることができ,エタ
ノール(C2H5OH)の場合には,水濃度1.5%未
満で溶質NH4HF2として使用することができる。こ
の結果,金属系副生成物を容易に制御して除去すること
ができる。なお,本実施形態にかかる弗化アンモニウム
として,NH4F,NH4HF2のうち何れの化学式の
ものであっても使用することができる。
【0045】さらに,弗化アンモニウムは純水による置
換が可能なので,従来のように有機系薬液で必要なIP
A(Isopropyl Alcohol)置換が不要
となる。また,ゲート電極のメタル材(W/WNx積層
膜)の溶出に対する抑制効果があるので,金属汚染が防
止される。また,過酸化水素水を使用した有機系薬液を
使用する場合には,温度調節器により60℃〜90℃程
度の温度に調整してエッチングレートを加速する必要が
あったが,弗化アンモニウムは常温でも金属系副生成物
に対して10Å/min以上のエッチングレートを有す
るので温度調整が不要であり取り扱いが容易となる。ま
た,弗化アンモニウムは容易に入手することができるの
で,薬液の原料として好適である。
【0046】本実施形態においては,ゲート電極の側面
に形成された金属系副生成物を弗化アンモニウムを使用
して除去するので,ゲート電極のメタル材の溶出が防止
され,ゲート電極の減少や環境の金属汚染が防止され
る。また,弗化アンモニウムは,ゲート酸化膜に対して
10Å/min以下のエッチングレートに調整されてい
るので,ゲート酸化膜が完全に消失することはない。し
たがって,シリコン基板が露出しないので乾燥不足によ
るパターン不良を防止することができる。
【0047】(第2の実施の形態)次に,図3及び図4
に基づいて,第2の実施の形態について説明する。な
お,図3及び図4は,第2の実施の形態にかかる半導体
装置の製造方法を示す工程断面図である。
【0048】まず,図3(a)に示すように,シリコン
基板201上に例えば膜厚30Åのゲート酸化膜20
2,例えば膜厚1,000Åのポリシリコン膜203,
例えば膜厚1,000ÅのW/WNx積層膜204,例
えば膜厚3,000ÅのSi3N4膜205,例えば膜
厚3,000Åのフォトレジスト膜206を順次積層す
る。
【0049】次いで,図3(b)に示すように,フォト
レジスト膜206を,ゲート電極加工に必要な所定形状
(ゲート電極形状)となるように,エッチング加工す
る。
【0050】その後,従来と異なり,図3(c)に示す
ように,フォトレジスト膜206をマスクとして,RI
E法によりSi3N4膜205をゲート電極加工に必要
な所定形状となるように除去する。なお,このとき,フ
ォトレジスト膜206はSi3N4膜205と同様のエ
ッチングレート(選択比が1:1)でエッチングされる
ので,除去されたSi3N4膜厚と同じ厚さ分だけフォ
トレジスト膜206も薄くなる。
【0051】さらに,図4(a)に示すように,フォト
レジスト膜206をエッチング除去した後,Si3N4
膜205をマスクとして,RIE法により,W/WNx
積層膜204及びポリシリコン膜203を除去してゲー
ト電極が形成される。このRIE法では,第1の実施の
形態と同様,エッチングマスクとして使用されるSi3
N4膜205とエッチングガスとの反応などにより,ゲ
ート電極の壁面に金属系副生成物207が形成される。
この金属系副生成物207がゲート電極の側面に形成さ
れることにより,W/WNx積層膜204及びポリシリ
コン膜203が過度にエッチングされずに,垂直形状を
維持したゲート電極が形成される。
【0052】さらに,図4(b)に示すように,例えば
O2プラズマによるアッシング処理により金属系副生成
物207を酸化した後,第1の実施の形態と異なり,例
えば硫酸原液(90wt%以上の高濃度硫酸で,かつ加
水していない硫酸薬液)又は塩酸原液(30wt%以上
の高濃度塩酸で,かつ加水していない塩酸薬液)による
15分間の洗浄で表面を処理して,金属系副生成物20
7を溶解除去あるいはリフトオフ除去する。
【0053】なお,本実施形態においては,第1の実施
の形態と異なり,硫酸原液あるいは塩酸原液をH2O2
などで希釈せずに,硫酸原液あるいは塩酸原液の状態で
使用する。これは,硫酸原液あるいは塩酸原液は,ゲー
ト酸化膜に対するエッチングレートが10Å/min程
度となるからである。このように,ゲート酸化膜202
が完全に消失させることなく,金属系副生成物207を
除去することができる。
【0054】最後に,純水リンスによる洗浄及びIPA
(Isopropy−Alcohol)によるベーパー
乾燥を行い,形成されたポリメタルゲート電極の後処理
が終了する。このように,本実施形態においては,ポリ
メタルゲート電極に対して特殊な表面処理を行う必要が
ない。
【0055】有機系汚染を除去できる薬液のみを使用し
た場合では,金属汚染除去能力は不十分であるが,上記
方法で酸系の薬液により処理すれば,金属系副生成物を
最適に処理することができる。
【0056】このとき,反応を加速する過酸化水素(H
2O2)の使用は好ましくないので,例えば非常に低濃
度のオゾン水(O3水)で代用することもできるが,オ
ゾン水を極低濃度に制御する必要があるので,硫酸原液
や塩酸原液を使用するのが好適に取り扱いできる。ま
た,一般的な薬液である硫酸や塩酸を使用するので,容
易に処理工程として導入することができる。
【0057】本実施形態においては,ゲート電極加工時
のエッチングに発生する金属系副生成物を硫酸又は塩酸
原液を使用して除去するので,エッチング後処理でのゲ
ート電極材であるメタル部分の薬液溶出を防止できる。
この結果,電極材の減少及び環境の金属汚染を防止でき
る。また,硫酸又は塩酸原液は,ゲート酸化膜に対する
エッチングレートが10Å/min以下であるので,ゲ
ート酸化膜が除去されることが防止される。この結果,
シリコン基板が露出しないので,乾燥不足によるパター
ン不良を防止することができる。
【0058】以上,本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例および変更例を想定し
得るものであり,それらの修正例および変更例について
も本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0059】例えば,上記実施形態においては,ポリメ
タル膜/下地膜としてW/WNx積層膜を使用した構成
を挙げて説明したが,例えばW/TiNx積層膜などあ
らゆる金属系材料からなるゲート電極であっても適用す
ることができる。
【0060】また,上記実施形態においては,ゲート電
極側壁の金属系副生成物をO2アッシングにより酸化す
る構成を例に挙げて説明したが,他の酸化方法によって
も実施することができる。
【0061】また,第2の実施の形態においては,硫酸
原液あるいは塩酸原液を使用してゲート電極側壁の金属
副生成物を形成する方法を例に挙げて説明したが,ゲー
ト酸化膜に対するエッチングレートが10Å/min以
下に調整されていればいかなる濃度の硫酸薬液あるいは
塩酸薬液であっても実施することができる。
【0062】また,上記実施形態おいては,窒化シリコ
ン膜(Si3N4膜)を使用してゲート電極を形成する
構成を例に挙げて説明したが,酸化シリコン膜を使用す
ることもできる。
【0063】
【発明の効果】ゲート電極加工時のエッチングに発生す
る金属系副生成物を,酸系薬液を使用して除去するの
で,エッチング後処理でのゲート電極材であるメタル部
分の薬液溶出を防止できる。この結果,電極材の減少及
び環境の金属汚染を防止できる。また,酸系薬液は,ゲ
ート酸化膜に対するエッチングレートが10Å/min
以下に調整されているので,ゲート酸化膜が完全に消失
することはない。この結果,シリコン基板が露出しない
ので,乾燥不足によるパターン不良を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を示す断面工程図である。
【図2】第1の実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を示す断面工程図である。
【図3】第2の実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を示す断面工程図である。
【図4】第2の実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法を示す断面工程図である。
【図5】従来における半導体装置の製造方法を示す断面
工程図である。
【図6】従来における半導体装置の製造方法を示す断面
工程図である。
【符号の説明】
101 半導体基板 102 ゲート酸化膜 103 ポリシリコン膜 104 W/WNx積層膜 105 Si3N4膜 106 フォトレジスト 107 金属系副生成物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 H01L 21/302 N Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 CC05 DD66 DD71 FF18 GG09 GG10 GG14 HH14 5F004 BA04 BD01 DA26 DB00 DB10 DB12 DB13 EA06 EA07 EA10 EA13 EB02 FA07 5F033 HH04 HH19 HH33 HH34 MM08 MM13 QQ08 QQ10 QQ13 QQ20 QQ28 QQ89 QQ91 QQ94 VV06 WW00 XX03 5F043 AA26 BB18 BB27 DD15 GG04 5F140 AA00 AA01 AA39 BA01 BF04 BF17 BF20 BF21 BF27 BF30 BG08 BG11 BG38 BG39 BG48 BG54 BG58 BG60 CE13

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜
    上に,少なくとも一部が金属材料からなるゲート電極が
    形成される半導体装置の製造方法であって,前記半導体
    基板上に形成されたゲート電極層をエッチングして,そ
    の側壁に金属系副生成物を形成しながらゲート電極を形
    成する工程と,前記ゲート電極の側壁に形成された前記
    金属系副生成物を酸化する工程と,前記酸化された金属
    系副生成物を,前記ゲート絶縁膜に対するエッチングレ
    ートが10Å/min以下に調整された溶液により除去
    する工程と,を有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜
    上に,少なくとも一部が金属材料からなるゲート電極が
    形成される半導体装置の製造方法であって,前記半導体
    基板上に,ゲート絶縁膜,少なくとも一部が金属材料か
    らなるゲート電極層,窒化シリコン膜又は酸化シリコン
    膜を,順次形成する工程と,前記窒化シリコン膜又は酸
    化シリコン膜を所定形状にエッチングする工程と,前記
    所定形状にエッチングされた窒化シリコン膜又は酸化シ
    リコン膜をマスクとして,前記ゲート電極層をエッチン
    グして,その側壁に金属系副生成物を形成しながらゲー
    ト電極を形成する工程と,前記ゲート電極の側壁に形成
    された前記金属系副生成物を酸化する工程と,前記酸化
    された金属系副生成物を,前記ゲート絶縁膜に対するエ
    ッチングレートが10Å/min以下に調整された弗化
    アンモニウム溶液により除去する工程と,を有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記弗化アンモニウム溶液の溶媒は,低
    誘電率溶媒であることを特徴とする請求項2に記載の半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記低誘電率溶媒は,酢酸あるいはテト
    ラヒドロフランであることを特徴とする請求項3に記載
    の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜
    上に,少なくとも一部が金属材料からなるゲート電極が
    形成される半導体装置の製造方法であって,前記半導体
    基板上に,ゲート絶縁膜,少なくとも一部が金属材料か
    らなるゲート電極層,窒化シリコン膜又は酸化シリコン
    膜を,順次形成する工程と,前記窒化シリコン膜又は酸
    化シリコン膜を所定形状にエッチングする工程と,前記
    所定形状にエッチングされた窒化シリコン膜又は酸化シ
    リコン膜をマスクとして,前記ゲート電極層をエッチン
    グして,その側壁に金属系副生成物を形成しながらゲー
    ト電極を形成する工程と,前記ゲート電極の側壁に形成
    された前記金属系副生成物を酸化する工程と,前記酸化
    された金属系副生成物を,前記ゲート絶縁膜に対するエ
    ッチングレートが10Å/min以下に調整された硫酸
    薬液により除去する工程と,を有することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記硫酸薬液は,加水されていない硫酸
    原液である,ことを特徴とする請求項5に記載の半導体
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜
    上に,少なくとも一部が金属材料からなるゲート電極が
    形成される半導体装置の製造方法であって,前記半導体
    基板上に,ゲート絶縁膜,少なくとも一部が金属材料か
    らなるゲート電極層,窒化シリコン膜又は酸化シリコン
    膜を,順次形成する工程と,前記窒化シリコン膜又は酸
    化シリコン膜を所定形状にエッチングする工程と,前記
    所定形状にエッチングされた窒化シリコン膜又は酸化シ
    リコン膜をマスクとして,前記ゲート電極層をエッチン
    グして,その側壁に金属系副生成物を形成しながらゲー
    ト電極を形成する工程と,前記ゲート電極の側壁に形成
    された前記金属系副生成物を酸化する工程と,前記酸化
    された金属系副生成物を,前記ゲート絶縁膜に対するエ
    ッチングレートが10Å/min以下に調整された塩酸
    薬液により除去する工程と,を有することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記塩酸薬液は,加水されていない塩酸
    原液である,ことを特徴とする請求項7に記載の半導体
    装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記金属系副生成物は,前記ゲート電極
    層のエッチング工程において,前記ゲート電極を構成す
    る金属材料と前記ゲート電極層のエッチングで使用する
    エッチング材との反応により形成される生成物である,
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7あ
    るいは8項のうちいずれか1項に記載の半導体装置の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記金属系副生成物は,少なくともW
    Cl6を含有する生成物である,ことを特徴とする請求
    項1,2,3,4,5,6,7,8あるいは9項のうち
    いずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記ゲート電極層のエッチングは,反
    応性イオンエッチング法によりおこなわれる,ことを特
    徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9あ
    るいは10項のうちいずれか1項に記載の半導体装置の
    製造方法。
  12. 【請求項12】 前記ゲート電極の側壁に形成された前
    記金属系副生成物を酸化する工程は,O2アッシングに
    より前記金属系副生成物を酸化する工程である,ことを
    特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,
    9,10あるいは11項のうちいずれか1項に記載の半
    導体装置の製造方法。
JP2001133115A 2001-04-27 2001-04-27 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3396030B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001133115A JP3396030B2 (ja) 2001-04-27 2001-04-27 半導体装置の製造方法
US09/942,224 US6713397B2 (en) 2001-04-27 2001-08-30 Manufacturing method of semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001133115A JP3396030B2 (ja) 2001-04-27 2001-04-27 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002329678A true JP2002329678A (ja) 2002-11-15
JP3396030B2 JP3396030B2 (ja) 2003-04-14

Family

ID=18981030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001133115A Expired - Fee Related JP3396030B2 (ja) 2001-04-27 2001-04-27 半導体装置の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6713397B2 (ja)
JP (1) JP3396030B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101057155B1 (ko) 2009-03-13 2011-08-16 제일모직주식회사 금속실리사이드막 대비 실리콘 산화막에 대한 상대적인 식각 선택성이 향상된 식각용액

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7419768B2 (en) * 2002-11-18 2008-09-02 Micron Technology, Inc. Methods of fabricating integrated circuitry
KR100587674B1 (ko) * 2004-03-18 2006-06-08 삼성전자주식회사 반도체 소자에서의 트랜지스터 구조 및 그에 따른 형성방법
JP2008124399A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
DE112009004744B4 (de) * 2009-04-30 2014-11-13 Mitsubishi Electric Corp. Halbleiterbauelement und Verfahren zu dessen Herstellung
US9442076B2 (en) * 2014-12-12 2016-09-13 Bell Helicopter Textron Inc. Infrared radiometric imaging inspection of steel parts
CN111630639A (zh) 2018-01-30 2020-09-04 东京毅力科创株式会社 基板处理方法、基板处理装置和蚀刻液

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5296093A (en) * 1991-07-24 1994-03-22 Applied Materials, Inc. Process for removal of residues remaining after etching polysilicon layer in formation of integrated circuit structure
JP3326644B2 (ja) * 1993-11-16 2002-09-24 ソニー株式会社 シリコン系材料層の加工方法
US5695572A (en) * 1994-08-25 1997-12-09 Wacker Siltronic Gesellschaft Fur Halbleitermaterialien Aktiengesellschaft Cleaning agent and method for cleaning semiconductor wafers
US6087264A (en) * 1996-05-15 2000-07-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods for patterning microelectronic structures using chlorine and oxygen
US5904570A (en) * 1996-05-20 1999-05-18 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method for polymer removal after etching
US6057240A (en) * 1998-04-06 2000-05-02 Chartered Semiconductor Manufacturing, Ltd. Aqueous surfactant solution method for stripping metal plasma etch deposited oxidized metal impregnated polymer residue layers from patterned metal layers
JP3988342B2 (ja) 1998-12-29 2007-10-10 株式会社ハイニックスセミコンダクター 半導体素子のゲート電極形成方法
US6453914B2 (en) * 1999-06-29 2002-09-24 Micron Technology, Inc. Acid blend for removing etch residue

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101057155B1 (ko) 2009-03-13 2011-08-16 제일모직주식회사 금속실리사이드막 대비 실리콘 산화막에 대한 상대적인 식각 선택성이 향상된 식각용액

Also Published As

Publication number Publication date
JP3396030B2 (ja) 2003-04-14
US6713397B2 (en) 2004-03-30
US20020160612A1 (en) 2002-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100270416B1 (ko) 금속 선택성 중합체 제거 방법
JP3326644B2 (ja) シリコン系材料層の加工方法
JPH0621018A (ja) ドライエッチング方法
JP2000012514A (ja) 後処理方法
JP2002353443A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2003229401A (ja) 除去方法および半導体装置の製造方法
JP3396030B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US20060118516A1 (en) Method for manufacturing electronic device
JP4728826B2 (ja) 半導体装置の製造方法およびエッチング液
JP3340586B2 (ja) エッチング方法
JP2005302897A (ja) ハードエッチングマスクの除去方法および半導体装置の製造方法
JP4242158B2 (ja) シリコンと窒素を含む材料をウエットエッチングする方法
JP4408830B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH09213703A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH09298188A (ja) 半導体装置の製造方法
CN106298494B (zh) 一种多晶硅刻蚀方法
TWI810113B (zh) 半導體元件的製造方法
JP2000183287A (ja) 誘電体薄膜のエッチング方法及び半導体装置
KR100312985B1 (ko) 반도체소자제조방법
JPH05217961A (ja) シリコンの精密加工方法
KR20010112086A (ko) 반도체 장치의 제조 방법
JP2005079316A (ja) エッチング方法及び半導体装置の製造方法
JP2001351899A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0329322A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH07211698A (ja) 微細パターンの加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100207

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100207

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110207

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110207

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120207

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees