JP2002329615A - トロイダルコイル - Google Patents

トロイダルコイル

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JP2002329615A
JP2002329615A JP2001173246A JP2001173246A JP2002329615A JP 2002329615 A JP2002329615 A JP 2002329615A JP 2001173246 A JP2001173246 A JP 2001173246A JP 2001173246 A JP2001173246 A JP 2001173246A JP 2002329615 A JP2002329615 A JP 2002329615A
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JP
Japan
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electrodes
wiring board
magnetic core
connector
toroidal coil
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Application number
JP2001173246A
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English (en)
Inventor
Morio Sato
守男 佐藤
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Ohira Electronics Co Ltd
Original Assignee
Ohira Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平たいトロイダルコイルを配線基板を利用し
て作る。 【解決手段】 リング状の磁芯と、磁芯全体を囲う第１
の配線基板と、磁芯をはさむ第２及び第３の配線基板
と、磁芯の穴を貫通する電線と電線を固定する絶縁体に
よってできている接続子から構成され、第１の配線基板
はその表面と裏面には電極がもうけられ、表面の電極に
裏面の電極が１対を除いて電気的につながっており、第
２及び第３の配線基板は、接続子の電線に接触する穴付
きの電極と第１の配線基板の電極に接触する外周の電極
をもち、穴付きの電極に外周の電極が電気的につながっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はトロイダルコイルに
関し、より具体的には配線基板を用いたコイルに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来方式の一例として本出願人が特許登
録（第３０３０５３６号）を行っている方法がある。そ
の方法は図３に示したように、配線基板をフォーク状に
加工して、リング状の磁芯の穴を貫通させ、貫通した配
線基板の一部と磁芯の外側を通過する配線基板の一部を
接続子によって電気的につなげている。接続子は電線が
２列に並んでいて、それらの列の間に配線基板が入り、
接続子と基板上の電極が接触している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】リング状の磁芯が円筒
形の場合は図３の従来方式で良いが、穴あきのコインの
ような平たい形状には向いていない。
【０００４】そこで、本発明は平たい形状のリング状の
磁芯に向いた配線基板によるコイルを提供するものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明において、第１の
配線基板には磁芯全体を収めることができる空間が中央
にあり、かつ、表面と裏面には電極がもうけられてい
て、表面の電極は裏面の電極に１対を除いて電気的につ
ながっている。また、第２の配線基板と第３の配線基板
は中心部と周辺部に電極がもうけられていて、中心部の
電極は周辺部の電極に配線によってつながっている。そ
して、第２の配線基板と第３の配線基板の中心部の電極
には穴があいていて磁芯の内側におかれている接続子の
電線が通り接触し、また、周辺部の電極は第１の配線基
板の電極に接触している。
【０００６】
【発明の実施の形態】リング状の磁芯の穴を貫通する電
線の数と、第２の配線基板と第３の配線基板の中心部の
電極の数は一致しており、また、第２の配線基板と第３
の配線基板の周辺部の電極の数は第１の配線基板の電極
の数と一致している。第１の配線基板上の電極のうち、
電気的に表裏がつながっていない１つの電極をスタート
して第２の配線基板かまたは第３の配線基板の配線を通
り、接続子の電線をたどってゆくとリング状の磁芯に巻
線をしたときと同じ経路をたどり、第１の配線基板上の
電極の中の電気的に表裏がつながっていないもう１つの
電極にたどり着く。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例に係るトロイダルコイル組立
図を示している図１において、１は磁芯である。２は第
１の配線基板であり、６と７は互いにスルーメッキによ
ってつながった表と裏の電極であり、８と９はスルーメ
ッキでつながっていない表と裏の電極である。３と４は
各々第２の配線基板と第３の配線基板である。各配線基
板の斜線部分が電極を表している。中心部の電極には穴
があいていて５の接続子の電線が通り接触する。また周
辺部の電極は第１の配線基板の各電極に接触する。
【０００８】図１において、電気の流れがわかりやすい
ように接続子の電線は２本からなっているがスペースが
許す限り多くすることが可能である。また、各電極が接
触する箇所に半田付けを行い接触をより確実にすること
も可能である。図１において、コイルは１つしか示され
ていないが、２つの別々のコイルを作り、トランスとす
ることも可能である。
【０００９】図２は完成品の断面図を示している。第１
の配線基板２は磁芯１の外側を囲んでおり、接続子５は
磁芯１の穴を貫通している。また、第２の配線基板３と
第３の配線基板４は磁芯１をはさみ同時に第１の配線基
板２と接続子５の間を電気的に接続している。
【００１０】
【発明の効果】平たい磁芯を用いて、うすいトロイダル
コイルを作ることができ、また、線を巻くという工程な
しでコイルができるので量産が容易になり経済的効果を
期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のトロイダルコイルの一例を示す組立図
である。
【図２】図１の組立完成後の断面図である。
【図３】従来方式の一例を示す外観図である。
【符号の説明】
１ 磁芯 ２ 第１の配線基板 ３ 第２の配線基板 ４ 第３の配線基板 ５ 接続子 ６、７、８、９ 電極 １１ 磁芯 １２ 配線基板 １３ 接続子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 リング状の磁芯と、前記磁芯全体を囲う
    第１の配線基板と、前記磁芯をはさむ第２及び第３の配
    線基板と、前記磁芯の穴を貫通する電線と前記電線を固
    定する絶縁体によってできている接続子から構成される
    トロイダルコイルにおいて、前記第１の配線基板はその
    表面と裏面には電極がもうけられ、前記表面の電極の１
    つ１つに前記裏面の電極の１つ１つが１対を除いて電気
    的につながっており、前記第２及び第３の配線基板は、
    前記接続子の電線の１本１本に別々に接触する穴付きの
    電極と前記第１の配線基板の電極の１つ１つに別々に接
    触する外周の電極をもち、前記穴付きの電極の１つ１つ
    に前記外周の電極の１つ１つが各々電気的につながって
    いることを特徴とするトロイダルコイル。
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