JP3467623B2 - コンタクト及び圧接挟持型コネクタ - Google Patents

コンタクト及び圧接挟持型コネクタ

Info

Publication number
JP3467623B2
JP3467623B2 JP2000261127A JP2000261127A JP3467623B2 JP 3467623 B2 JP3467623 B2 JP 3467623B2 JP 2000261127 A JP2000261127 A JP 2000261127A JP 2000261127 A JP2000261127 A JP 2000261127A JP 3467623 B2 JP3467623 B2 JP 3467623B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
wire
contacts
resin
insulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000261127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002075497A (ja
Inventor
富茂 田井
慎雄 小口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP2000261127A priority Critical patent/JP3467623B2/ja
Publication of JP2002075497A publication Critical patent/JP2002075497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3467623B2 publication Critical patent/JP3467623B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続相手側の導線
が巻き付けられるワイヤであるコンタクト、及び、プリ
ント基板同士等を電気的に接続する圧接挟持型コネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、実開平5−6693号公報に記載
されたコンタクトについて図4を参照して説明する。
【0003】図4(a)は、コンタクト31であり、コ
ンタクト31の右側は、螺旋状の結線部31A、コンタ
クト31の左側は、クランク状の折曲部31Bで、矢印
は、接続相手側のコンタクトとの嵌合部に至ることを示
す。
【0004】図4(b)は、コンタクト31の結線部3
1Aにケーブル芯線32を仮固定した状態を示す。結線
部31Aの螺旋の度合い(ピッチと巻数)は、結線部3
1Aをケーブル芯線32に巻き付けて仮固定するために
強い力を必要とせず、しかも、離脱し難いように、選定
される。
【0005】図4(c)は、結線部31Aとケーブル芯
線32とをハンダ33により接続した状態を示す。結線
部31Aが螺旋状であるため、結線部31Aとケーブル
芯線32との接続は、機械的にも電気的にも確実に行わ
れる。
【0006】次に、特開2000−48877号公報に
記載された圧接挟持型コネクタについて図5を参照して
説明する。
【0007】インシュレータ41は、上板41Aと下板
41Bとが重ね合わされて構成され、インシュレータ4
1には、紙面に直交する方向と左右方向とにそれぞれ複
数の貫通孔41Cが形成されている。各貫通孔41C内
には、コンタクト42が収容されている。コンタクト4
2は、中空状の弾性体42Aと、弾性体42Aの外周面
に形成された導電層42Bとから構成され、コンタクト
42の一部には、切れ目42Cが設けられている。図5
の状態では、コンタクト42は、上下両方向から圧力を
加えられているため、略楕円盤状であるが、圧力を加え
られていない状態では、略円盤状である。
【0008】紙面に直交する方向に配列された各コンタ
クト42の弾性体42Aの中空部42Dには、棒部材4
3が貫通し、棒部材43の突出部43Aは、各コンタク
ト42の切れ目42Cに挿入されている。
【0009】各コンタクト42は、上下両方向からプリ
ント基板44の電極44AとLSI45の電極45Aと
により圧接挟持されると、略円盤状から図5に示される
略楕円盤状に弾性変形し、プリント基板44とLSI4
5とは電気的に接続する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のコンタクト
は、ケーブル芯線とハンダを使用して接続されるため、
作業が煩雑であり、また、ハンダは人体に有害であり、
更に、環境を汚染する。
【0011】前記従来のコネクタは、弾性体の中空部、
棒部材及びインシュレータの貫通孔等を必要とするた
め、構造が複雑であり、また、コストが高価である。
【0012】そこで、本発明は、前記従来のコンタクト
及びコネクタの欠点を改良し、接続作業が簡単で、しか
も、ハンダを使用しないコンタクト、及び、構造が簡素
で、しかも、コストが安価なコネクタを提供しようとす
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0014】1.コンタクトは、樹脂製の芯材の表面に
金属メッキを施されることにより形成され、接続相手側
の導線又は前記コンタクトの少なくとも一方を他方に対
して巻き付け、前記コンタクトを加熱することにより変
形させて、前記導線と前記コンタクトとを接続するよう
にしたコンタクト。
【0015】2.複数のコンタクトと、前記各コンタク
トを保持するインシュレータとから構成されるコネクタ
において、前記各コンタクトは、樹脂製の芯材の表面に
金属メッキを施されることにより円盤状に形成され、前
記各芯材を、前記インシュレータに加熱して溶融させて
又は樹脂を用いて固着させることにより、前記各コンタ
クトを前記インシュレータに保持させた圧接挟持型コネ
クタ。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のコンタクト及びコネクタ
の3つの実施の形態例について説明する。
【0017】まず、第1実施の形態例のコンタクトにつ
いて図1を参照して説明する。
【0018】コンタクトの製造工程について説明する
と、図1(a)に示されるように、直線状のワイヤ1す
なわちコンタクトと、接続相手側部材である直線状の導
線2とを以下のように接続する。ワイヤ1は、ナイロン
等の樹脂の芯材の表面に金属メッキを施されることによ
り構成される。次に、図1(b)に示されるように、ワ
イヤ1の周囲に導線2を螺旋状に巻き付ける。続いて、
導線2が巻き付けられたワイヤ1の部分を、ハンダごて
又はヒートガン等により加熱する。すると、図1(c)
に示されるように、ワイヤ1が変形し、ワイヤ1の表面
の金属メッキと導線2との電気的接続が完成する。な
お、ハンダは、使用しない。本実施の形態例において
は、導線2の螺旋の形状に合わせてワイヤ1も予め螺旋
状に形成すると、両者を確実迅速に接続することができ
る。
【0019】また、ワイヤ1を予め螺旋状に形成し、導
線2を直線状に形成することもできる。
【0020】次に本発明の第2実施の形態例の圧接挟持
型コネクタについて図2を参照して説明する。
【0021】コネクタの製造工程について説明すると、
図2(a)に示されるナイロン等の樹脂製のワイヤ11
の表面に、図2(b)に示されるように金属メッキ12
を施す。次に、金属メッキ12の円筒の下部に粘着テー
プ(図示せず)を接着し、図2(c)に示されるよう
に、金属メッキ12が施されたワイヤ11を一定の間隔
でダイシング切断して、複数の円盤状のコンタクト13
を製造する。このとき、粘着テープを切断しないように
操作する。続いて、図2(d)に示されるように、各コ
ンタクト13の配列を2列に適宜並び代える。このとき
も、2列に千鳥状に配置された円盤状の各コンタクト1
3の下部に粘着テープ(図示せす)を接着する。更に、
粘着テープの除去後、図2(e)に示されるように、イ
ンシュレータ(図示せず)上で各樹脂製のワイヤ11を
加熱すると、樹脂が溶解し、正面から見ると、樹脂は、
複数の山の裾野が連続した形状を呈し、また、側面から
見ると、金属メッキ12のリングの内部に溶解した樹脂
の山の頂上付近が位置する形状を呈する。この結果、各
コンタクト13は、インシュレータに固着される。又
は、樹脂製の接着剤等を用いて固着する。あるいは、樹
脂の加熱溶融と樹脂製の接着剤の両方により固着しても
よい。各金属メッキ12のリングの上部は、一方の接点
となり、下部は、他方の接点となる。以上のようにして
第2実施の形態例のコネクタが製造される。
【0022】続いて、本発明の第3実施の形態例の圧接
挟持型コネクタについて図3を参照して説明する。
【0023】コネクタの製造工程について説明すると、
図3(a)に示されるナイロン等の樹脂製のワイヤ21
の表面に、図3(b)に示されるように金属メッキ22
を施す。次に、図3(c)に示されるように、2本の金
属メッキ22を施されたワイヤ21に隣接して絶縁のた
めに樹脂製のワイヤ24を配置する。続いて、全体の下
部に粘着テープ(図示せず)を接着し、図3(d)に示
されるように、一定の間隔でダイシング切断する。第3
実施の形態例では、第2実施の形態例と相違して、円盤
状の各コンタクト23の配列を並び代えないが、この後
の製造工程は、第2実施の形態例と同様である。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0025】1.コンタクトと接続相手側の導線との接
続作業が簡易であり、また、ハンダを使用しないので、
人体に無害であり、更に、環境の汚染を防止できる。
【0026】2.構造が簡素で、小型及び軽量化が容易
で、しかも、コストが安価な圧接挟持型コネクタを提供
できる。
【0027】3.コンタクトも圧接挟持型コネクタも、
樹脂の表面に金属メッキを施されるから、多数の材料の
選択が可能であるので、コストが安価な安全な製品が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態例のコンタクトの製造
工程を順次(a)〜(c)に示す。
【図2】本発明の第2実施の形態例の圧接挟持型コネク
タの製造工程の正面図及び側面図を順次(a)〜(e)
に示す。
【図3】本発明の第3実施の形態例の圧接挟持型コネク
タの製造工程を順次(a)〜(d)に示す。ただし、
(a)及び(b)は正面図及び側面図、(c)及び
(d)は斜視図を、それぞれ示す。
【図4】従来のコンタクトの製造工程を順次(a)〜
(c)に示す。
【図5】従来の圧接挟持型コネクタの断面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤ 2 導線 11 ワイヤ 12 金属メッキ 13 コンタクト 21 ワイヤ 22 金属メッキ 23 コンタクト 24 ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−298945(JP,A) 特開 平2−165577(JP,A) 特開 平8−195231(JP,A) 特開2000−48877(JP,A) 特開 平9−55279(JP,A) 特開 平11−74012(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/03 H01R 4/14 H01R 13/405

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトは、樹脂製の芯材の表面に金
    属メッキを施されることにより形成され、 接続相手側の導線又は前記コンタクトの少なくとも一方
    を他方に対して巻き付け、前記コンタクトを加熱するこ
    とにより変形させて、前記導線と前記コンタクトとを接
    続するようにしたことを特徴とするコンタクト。
  2. 【請求項2】 複数のコンタクトと、前記各コンタクト
    を保持するインシュレータとから構成されるコネクタに
    おいて、 前記各コンタクトは、樹脂製の芯材の表面に金属メッキ
    を施されることにより円盤状に形成され、 前記各芯材を、前記インシュレータに加熱して溶融させ
    て又は樹脂を用いて固着させることにより、前記各コン
    タクトを前記インシュレータに保持させたことを特徴と
    する圧接挟持型コネクタ。
JP2000261127A 2000-08-30 2000-08-30 コンタクト及び圧接挟持型コネクタ Expired - Fee Related JP3467623B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000261127A JP3467623B2 (ja) 2000-08-30 2000-08-30 コンタクト及び圧接挟持型コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000261127A JP3467623B2 (ja) 2000-08-30 2000-08-30 コンタクト及び圧接挟持型コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002075497A JP2002075497A (ja) 2002-03-15
JP3467623B2 true JP3467623B2 (ja) 2003-11-17

Family

ID=18749021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000261127A Expired - Fee Related JP3467623B2 (ja) 2000-08-30 2000-08-30 コンタクト及び圧接挟持型コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3467623B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002075497A (ja) 2002-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4963699A (en) Apparatus for connecting sets of electric wires to lead wires
US3795884A (en) Electrical connector formed from coil spring
EP0881708B1 (en) Connection structure of wire and terminal, connecting method therefor and a terminal
EP0261905B1 (en) An electrical connector and a method for connecting wires thereto
JP2000331538A (ja) 異方導電性フィルムおよびその製造方法
US3771101A (en) Electronic circuit assemblies and method of manufacture
US20100186997A1 (en) Crimped solder on a flexible circuit board
US4187606A (en) Flexible electrical jumper and method of making same
CN100440645C (zh) 线缆连接器组件及其制造方法
JP3467623B2 (ja) コンタクト及び圧接挟持型コネクタ
JPH0634446B2 (ja) 回路基板のはんだ付方法
JP2009037748A (ja) ケーブルコネクタ及びケーブル接続方法
JP2001068244A (ja) ケーブル導体の通電溶接方法及び接続コネクタ
JP2870263B2 (ja) 平型導体配線板の接続方法および電極端子取付方法
US5030137A (en) Flat cable jumper
JPH0561752B2 (ja)
EP0570832B1 (en) Connector housing assembly for discrete wires
JP3081701B2 (ja) 電子部品の接続構造、電子部品の取付け板、回路板、並びにこれらを用いた組み立て完成品
WO1986006882A1 (en) Method and mass termination connector with solder connections
JPH05190247A (ja) 絶縁電線の接続方法
CN213844797U (zh) 一种柔性扁平电缆
US20240106138A1 (en) Electric connecting apparatus
JP3684734B2 (ja) プリント基板及びプリント基板用の端子
JPS5832795B2 (ja) マトリツクス配線用連続基板
JP2003017158A (ja) 圧接型シートコネクタ及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030730

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070905

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees