JP2002328481A - 電子写真感光体部材及び画像形成装置 - Google Patents

電子写真感光体部材及び画像形成装置

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JP2002328481A
JP2002328481A JP2001134437A JP2001134437A JP2002328481A JP 2002328481 A JP2002328481 A JP 2002328481A JP 2001134437 A JP2001134437 A JP 2001134437A JP 2001134437 A JP2001134437 A JP 2001134437A JP 2002328481 A JP2002328481 A JP 2002328481A
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Akira Shimada
明 島田
Akihiko Nakazawa
明彦 仲沢
Hidekazu Matsuda
秀和 松田
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長期のくり返し使用においても強靭で破断や表
面クラックの発生がなく、又干渉縞等の画像欠陥のな
い、ベルト形状を有する電子写真感光体部材及び該感光
体部材を用いた画像形成装置を提供する。 【解決手段】該感光体部材は少なくとも支持体と、電荷
発生層と電荷輸送層から構成される感光層とからなり、
かつ屈曲疲労試験において破断するまでの回数が1,0
00回以上であり、かつ該支持体の電荷発生層側表面に
おける中心線平均粗さRaが0.12μm以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真感光体に電
荷を付与する帯電手段、該電子写真感光体に静電潜像を
形成する画像露光手段、該静電潜像をトナーで現像する
ことにより可視画像を形成する現像手段、及びトナー像
を転写材に転写する転写手段を有する画像形成装置にお
いて用いられ、且つエンドレスベルト形状を有する電子
写真感光体部材及び画像形成装置に関する。具体的に
は、電子写真複写機、レーザービームプリンター、CR
Tプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター、フ
ァクシミリ、レーザー製版などの電子写真応用技術に広
く用いることができる。
【0002】
【従来の技術】エンドレスベルト形状を有する感光体部
材は、電子写真方式の画像形成装置において以前より用
いられている。例えば、カラー電子写真装置においてベ
ルト状感光体を用いた場合、剛体シリンダーを支持体と
する感光体ドラムを用いた場合と比較して次のようなメ
リットがある。すなわち、ベルト形状におけるフレキシ
ビリテイにより装置設計上の自由度が上がり、装置コス
ト・省スペース等の面で大幅に有利である。又、ベルト
形状では表面積を容易に広くとれるため、感光体におけ
る単位面積あたりの使用頻度が減少する。したがって感
光体部材としての寿命が長く設定でき、交換頻度の低減
が可能となる。更には転写におけるニップ幅において、
剛体シリンダーに比較すると自由度が高い。そのため印
可バイアス、プロセススピード等におけるラチチュード
が広く、高品質な画像が得られやすく、装置の高速化に
も対応しやすい。このような利点のため、市場において
は感光体ベルトに用いた複写機、プリンター等が稼動し
ている。画像形成装置に用いられる感光体部材全般にお
いて必要な特性としては、安定した均一な導電体である
こと、更に、安定した回転と高品質な画像を得るための
寸法精度などが挙げられる。更には、支持体からの反射
光による干渉縞を防止するため、支持体表面が適度な粗
さを有することが必要とされる。又、感光体部材がベル
ト形状であるため特に要求される特性としては、プーリ
ーに張架されながら回転に耐えうる機械的な強靭さ・柔
軟性があげられる。これら画像形成装置に用いられる感
光体部材の製造方法に関して、すでに種々の方法が開示
されているが、前記の特性をすべて満足するような方法
は未だ得られていない。
【0003】従来、感光体の支持体としては、環境に左
右されず安定した導電性を有する材質として金属が多く
用いられている。特に感光体ドラムの支持体であるシリ
ンダーには、円筒形への加工が比較的容易であり、かつ
安価、軽量であるアルミニウムが多く用いられている。
一方、弾性体である感光体ベルトの支持体としては、薄
肉加工の容易性、屈曲に対する機械的耐久性が必要とさ
れ、金属材質としては従来ニッケルが用いられていた。
ニッケルは、金属の中では比較的薄肉制御が容易である
が、感光体ベルトの支持体用途として精密な厚み・寸法
精度を必要とする場合、成形に多くの時間を要しコスト
が高くなる。又、屈曲に対する機械的耐久性において、
ニッケルは金属の中では比較的強いものの、樹脂に比較
すると弱く屈曲の角度によっては切れる場合がある。一
方、金属以外の材質としては、例えば、特許公報第28
89918号には、ポリカーボネート又はポリメチルメ
タクリレート及びポリエステルと導電性カーボンブラッ
クからなる樹脂組成物をインフレーション法により成形
して得るシームレス電子写真感光体基板が記載されてい
る。又、特開平5−77252号公報にはポリイミド系
樹脂と導電性微粉末からなる電子写真用途のシームレス
ベルトが開示されている。これらのように樹脂を精度良
く均一に成形した円筒体は一般に表面が平滑なものとな
り、感光体ベルトの支持体として使用すると表面におけ
る光反射により干渉縞が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、帯電
手段、画像露光手段、現像手段、転写手段を有する画像
形成装置に用いられ、走行時における支持体及び感光体
のひび割れ・破断を発生せず、安定した回転が実現でき
るベルト状の電子写真感光体部材を提供することにあ
る。又、本発明の目的は、前記感光体部材を用いる画像
形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、電子写真感光体に電荷を付与する帯電手段、該電子
写真感光体に静電潜像を形成する画像露光手段、該静電
潜像をトナーで現像することにより可視画像を形成する
現像手段、及びトナー像を転写材に転写する転写手段を
有する画像形成装置において用いられ、少なくとも2個
のプーリーにて張架/駆動されうるベルト形状を有する
電子写真感光体部材であって、該感光体部材は少なくと
も支持体と、電荷発生層と電荷輸送層から構成される感
光層とからなり、かつ屈曲疲労試験において破断するま
での回数が1,000回以上であり、かつ該支持体の電
荷発生層側表面における中心線平均粗さRaが0.12
μm以上である。
【0006】
【発明の実施の形態】屈曲疲労試験の方法はJIS P
8115に準拠し、測定条件は下記の通りとし、試験片
が破断するまでの回数を測定する。 <測定装置> MIT式耐揉疲労試験機 <試験片の大きさ> 幅:15.0mm 長さ:110mm <条件> 荷重:4.9N 折り曲げ角度:左右各135度 折り曲げ速度:175cpm 本試験における破断回数は1000回以上、更には30
00回以上、更には5000回以上であることが望まし
い。本試験における破断回数が1000回未満である
と、感光体部材を張架するプーリー径、テンション等の
設定条件によっては繰り返し使用時に破断し、感光体ベ
ルトが実使用に耐えられない場合がある。画像形成装置
において少なくとも1個のプーリーの直径は27mm以
下である。
【0007】又、該支持体表面の中心線平均粗さRaは
0.12μm以上、更には0.15μm以上であること
が好ましい。Raが0.12μmを下回ると、表面の光
反射により干渉縞が発生する場合が多い。又、該支持体
表面の中心線平均粗さRaは0.4μm以下であること
が好ましい。Raが0.4μmを超過すると、画像上に
支持体の粗さががさつきとなって現れ画像品質の低下を
招く。
【0008】本発明における中心線平均粗さRaの測定
は、JIS BO601−1982に準拠し測定条件は
以下の通りとする。 <測定装置> 表面粗さ測定器SE−3400(株式会
社小坂研究所製) <測定条件> 送り速さ:0.5mm/分 カットオ
フ:0.8mm 測定長さ:8mm 支持体の材質としては、上記の条件を満たせば特に限定
されるものではない。例えば、樹脂としては、具体的に
は、ポリスチレン、クロロポリスチレン、ポリ−α−メ
チルスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレ
ン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合
体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリ
ル酸エステル共重合体(スチレン−アクリル酸メチル共
重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレ
ン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸
オクチル共重合体及びスチレン−アクリル酸フェニル共
重合体等)、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体
(スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−
メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸
フェニル共重合体等)、スチレン−α−クロルアクリル
酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル−アク
リル酸エステル共重合体等のスチレン系樹脂(スチレン
またはスチレン置換体を含む単重合体または共重合
体)、メタクリル酸メチル樹脂、メタクリル酸ブチル樹
脂、アクリル酸エチル樹脂、アクリル酸ブチル樹脂、変
性アクリル樹脂(シリコーン変性アクリル樹脂、塩化ビ
ニル樹脂変性アクリル樹脂、アクリル・ウレタン樹脂
等)、塩化ビニル樹脂、スチレン−酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ロジン変性マレ
イン酸樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエステルポリウレ
タン樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジ
エン、ポリ塩化ビニリデン、アイオノマー樹脂、ポリウ
レタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ケトン樹
脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、キシレン
樹脂及びポリビニルブチラール樹脂、ポリイミド樹脂、
ポリアミド樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド樹脂等
から、該屈曲疲労試験にて所定の回数以上の値を示すも
のを1種類あるいは2種類以上を使用することができ
る。耐屈曲性が特に強靭であり、かつコストが安価であ
るポリエチレンテレフタレート(PET)は特に好まし
い。又、金属としては、ステンレススチール、アルミニ
ウム、ニッケル等が好ましい。
【0009】支持体表面の中心線平均粗さRaを制御す
る方法としては、特に限定はされないが、以下の方法が
例として挙げられる。すなわち第一の方法としては、二
酸化珪素、二酸化チタンのような無機粒子、あるいはP
MMA,シリコーンのような有機樹脂粒子を、エポキシ
系、メラニン系、フェノール系、ポリエステル系、ポリ
アミド系等の樹脂溶液に分散して得た塗料を支持体の表
面にコーティングして、該粒子の粒径/個数密度によっ
て所望の中心線平均粗さRaを実現する方法があげられ
る。第二の方法としては、サンドブラストのように研磨
材によって支持体表面を荒らす方法があげられる。第三
の方法としては、支持体を成形する原材料中に、二酸化
珪素、二酸化チタンのような前記無機粒子、あるいはP
MMA,シリコーンのような前記有機樹脂粒子を配合さ
せることにより支持体表面を荒らす方法、第四には、例
えば支持体材質がポリイミドで、支持体を円筒形の型の
内側に接触させて成形する場合、円筒型の内側をあらか
じめ荒らしておくことによりベルト支持体表面を荒らす
方法があげられる。前記支持体表面の粗さは、光を効果
的に散乱させるために極力小刻みな荒らされ方が好まし
い。すなわち、前記支持体の中心線平均粗さRaと、同
じ表面における山頂間隔Smとの比であるRa/Smの
値は、3.5E−3以上、更には4.0E−3以上であ
ることが好ましい。ここでSmはISO4288に記載
された局部的山頂の平均間隔をさす。
【0010】前記支持体に導電性を付与する方法とし
て、以下の方法が挙げられる。第一の方法として、ベル
ト形に成形する前にあらかじめ導電性フィラー、イオン
導電材、あるいは、高分子帯電防止材等の導電性物質を
配合する方法である。導電性フィラーとしては、カーボ
ンブラック、黒鉛、アルミニウムドープ酸化亜鉛、酸化
スズ被覆酸化チタン、酸化スズ、酸化スズ被覆硫酸バリ
ウム、チタン酸カリウム、酸化アンチモン、酸化インジ
ウム、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、アルミニウム金属
粉末、ニッケル金属粉末等が挙げられる。イオン導電材
としては、過塩素酸リチウム、トリフルオロメタンスル
ホン酸リチウム、パーフルオロオクタンスルホン酸カリ
ウム、パーフルオロオクタンスルホン酸セシウム等が挙
げられる。高分子帯電防止材としては、ポリエチレンオ
キサイド、ポリエーテルエステルアミド、ポリエーテル
アミド、ポリエチレンオキサイドとエピクロルヒドリン
のブロック共重合体、ポリエチレンオキサイドとポリプ
ロピレンオキサイドのブロック共重合体等が挙げられ
る。
【0011】支持体に導電性を付与する第二の方法とし
ては、支持体表面に金属をコーティングする方法が挙げ
られる。コーティングの方法としては、蒸着、及び鍍金
が挙げられ、使用する金属としては、アルミニウム、ニ
ッケル、銅等が挙げられる。
【0012】第三の方法としては、支持体表面に導電性
塗料を塗装する方法である。導電性塗料としては、例え
ば、前記導電性フィラーをエポキシ系、メラニン系、フ
ェノール系、ポリエステル系、ポリアミド系等の樹脂溶
液に分散して得られる。
【0013】次に、これらの方法により導電性を付与さ
れたベルト状支持体の表面に、少なくとも電荷発生層及
び電荷輸送層からなる感光層を形成する。感光層の積層
順は、支持体側から電荷発生層、電荷輸送層の順でもよ
いし、その逆の順序でもよい。
【0014】この支持体と感光層の間には中間層を設け
るのがよい。中間層として金属蒸着層、特にアルミニウ
ム蒸着により形成された薄膜が挙げられる。また、該中
間層の表面における中心線平均粗さRaが0.12μm
以上で且つ0.4μm以下であるのがよい。
【0015】電荷発生物質としては、例えば、アゾ系顔
料(例えば、モノアゾ、ビスアゾ、トリスアゾなど)、
金属および無金属のフタロシアニン系顔料、インジゴ系
顔料(例えば、インジゴ、チオインジゴなど)、キノン
系顔料(例えば、アントアントロン、ピレンキノンな
ど)、ペリレン系顔料(例えば、ペリレン酸無水物、ペ
リレン酸イミドなど)、スクワリウム系色素、ピリリウ
ム、チアピリリウム塩類、トリフェニルメタン系色素な
どが挙げられる。また、セレン、セレン−テルルあるい
はアモルファスシリコンなどの無機材料も、発荷発生物
質として使用することができる。
【0016】電荷輸送物質としては、電子輸送物質と正
孔輸送物質がある。電子輸送物質と正孔輸送物質として
は、例えば、2,4,7−トリニトロフルオレノン、
2,4,5,7−テトラニトロフルオレノン、クロラニ
ル、テトラシアノキノジメタンなどが挙げられる。正孔
輸送物質としては、例えば、多環芳香族化合物(例え
ば、ピレン、アントラセンなど)、複素環化合物(例え
ば、カルバゾール、インドール、イミダゾール、オキサ
ゾール、チアゾール、オキサジアゾール、ピラゾール、
ピラゾリン、チアジアゾール、トリアゾールなど)、ヒ
ドラゾン系化合物(例えば、p−ジエチルアミノベンズ
アルデヒド−N,N−ジフェニルヒドラゾン、N,N−
ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチルカ
ルバゾールなど)、スチリル系化合物(例えば、α−フ
ェニル−4′−N,N−ジアミノスチルベン、5−[4
−(ジ−p−トリルアミノ)ベンジリデン]−5H−ジ
ベンゾ[a,d]ジシクロヘプテンなど)、ベンジジン
系化合物、トリアリールアミン系化合物などが挙げられ
る。
【0017】電荷輸送層の厚みは1〜40μm、更には
10〜30μmが好ましい。電荷発生層は、電荷発生物
質を10〜100質量%、更には40〜100質量%含
有するのが好ましい。本発明の電子写真感光層は、感光
層に使用する材料を真空蒸着あるいは適当な結着樹脂
(バインダー樹脂ともいう。)と組み合わせて支持体上
に成膜して得られる。
【0018】感光層の結着樹脂としては、例えば、ポリ
ビニルアセタール、ポリカーボネート、ポリスチレン、
ポリエステル、ポリ酢酸エステル、ポリメタクリル酸エ
ステル、アクリル樹脂、セルロース系樹脂などが好まし
く用いられる。
【0019】感光層の材料の種類によっては中間層から
感光層にフリーキャリアが注入されることがあり、感光
体の帯電能が低下し、画像特性に大きな影響を及ぼす。
この様な場合には、必要に応じて中間層と感光層との間
に電気的バリア性を有するバリア層(例えば、適当な樹
脂薄膜)を設けることによってこのフリーキャリアの注
入を効果的に抑制することができる。
【0020】バリア層としては、例えば、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリアクリル酸
類、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリグルタ
ミン酸、カゼイン、でんぷんなどの水溶性樹脂や、ポリ
アミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミド
酸、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタンやポリ
グルタミン酸エステルなどの樹脂を用いることができ
る。特に、塗工性、密着性、耐溶剤性および電気的バリ
ア性、抵抗などの点でポリアミドがバリア層として好ま
しい。ポリアミドとしては、溶液状態で塗布できるよう
な低結晶性もしくは非結晶性の共重合ナイロンなどが適
当である。バリア層の厚みは0.1〜2μmが好まし
い。
【0021】ベルト状の感光体部材(以下、感光体ベル
トという。)における電荷輸送層においては、感光体ド
ラムに比較してより厳しい機械特性が要求される。すな
わち、連続的な屈曲に対してクラックを起こさない耐久
性が必要とされる。したがって感光体ベルトにおける電
荷輸送層においては、電荷輸送層全体に対する結着樹脂
の質量比において、感光体ドラムより狭い制限が必要と
なる。すなわち感光体ベルトにおいては、電荷輸送層に
おける結着樹脂の含有量が55質量%以上、更には57
質量%以上であることが好適である。更に、電荷輸送層
の引張破断伸びが1.5%以上、更には2.0%以上で
あることが好ましい。
【0022】ここで該引張破断伸びはJISK7113
に準拠し以下の測定方法に従う。 <測定装置> テンシロン万能試験機RTC−1250
A(オリエンテック社製) <引張速度> 10mm/分 <測定環境> 20℃−40%RH <試料サイズ> 幅15mm 長さ100mm 一方、感光体ベルトの長手方向における内周長及び外周
長が過度に振れると、画像内において転写効率が不均一
となり画像品質が低下する可能性がある。又、ベルトの
回転が不安定となり、蛇行・脱輪の原因となる。感光体
ベルトの長手方向における内周長及び外周長の差は2.
0mm以下、更には1.0mm以下であることが好適で
ある。感光体ベルトの厚みに関しては、ベルト各部にお
ける振れが各々±5.0%以下、更には±3.0%以下
であることが好ましい。感光体ベルトの厚みに過度の振
れが存在すると、画像上での位置ずれ、濃度ムラ等の原
因となる。
【0023】
【実施例】<実施例1> (バリア層用塗料の作製)共重合ナイロン樹脂10質量
部をメタノール60質量部とブタノール40質量部の混
合液に溶解してバリア層用塗料を得た。
【0024】(電荷発生層用塗料の作製)オキシチタニ
ウムフタロシアニン顔料4質量部、ポリビニルブチラー
ル樹脂2質量部、シクロヘキサノン34質量部からなる
溶液をサンドミルで8時間分散した後、テトラヒドロフ
ラン60質量部を加えて、電荷発生層用の分散液を調合
した。
【0025】(電荷輸送層用塗料の作製)ポリカーボネ
ート樹脂57質量部、トリアリールアミン化合物43質
量部をモノクロルベンゼン400質量部に溶解して電荷
輸送層用塗料を得た。
【0026】(支持体の作製)厚み100μmの二軸延
伸PETシートの表面をサンドブラストにより荒らし
て、Ra=0.32μm、Ra/Sm=2.2E−2と
した。次に、該PETシートの荒らした側の表面上に真
空蒸着を行い、厚み500オングストロームのアルミニ
ウム蒸着層を形成した (感光層塗工)得られたPETシートのアルミニウム蒸
着面上に、ダイコーターを用いて前記バリア層を塗布し
た後、90℃で10分間加熱乾燥することによりバリア
層を形成した。バリア層の膜厚は0.2μmであった。
次に前記バリア層の上にダイコーターを用いて前記電荷
発生層用塗料を塗布した後、80℃で10分間加熱乾燥
することにより電荷発生層を形成した。電荷発生層の膜
厚は0.2μmであった。更に、電荷発生層の上に電荷
輸送層用塗料をダイコーターにより塗布した後、120
℃で1時間加熱乾燥し、電荷輸送層を形成した。電荷輸
送層の膜厚は27μmであった。以上の製法により、電
荷発生層と電荷輸送層とを有する感光体シートが得られ
た。
【0027】(電荷輸送層の引張破断伸び測定)前記電
荷輸送層用塗料をワイヤーバーにてアルミニウムシート
上に塗工した後、120℃で1時間加熱乾燥し、膜厚2
7μmの電荷輸送層を得た。該電荷輸送層をアルミニウ
ムシートから剥離し引張破断伸びを測定したところ、
1.8%であった。
【0028】(感光体シートの接合/寸法測定/屈曲試
験)得られた感光体シートを適当な大きさに裁断し、両
端部を超音波融着装置により接合することにより、内径
150mm、幅350mm、厚み127μmの感光体ベ
ルトを得た。内周長及び外周長を軸方向につき8箇所測
定したところ、最大値と最小値の差は0.4mmであっ
た。又、膜厚について、円周方向につき各6点を軸方向
において3箇所、合計18点につき測定したところ、ば
らつきは±1.4%と安定していた。該感光体ベルトに
ついて屈曲疲労試験を行ったところ、53,000回に
て破断した。
【0029】(感光体ベルトの評価)該感光体ベルトを
フルカラー電子写真装置に装着し、80g/m2 紙にフ
ルカラー画像をプリントしたところ、画像上に干渉縞、
位置ずれ等の不具合は見られなかった。又、フルカラー
画像4万枚の連続耐久プリントを行ったところ、ベルト
の回転は安定し蛇行は見られなかった。又、ベルト支持
体におけるヒビ割れ・裂け、破断、感光層におけるクラ
ック等の異常が発生ずることなく、初期と同様の状態を
保った。
【0030】<実施例2> (支持体の作製)熱硬化ポリイミド樹脂の固形分20質
量%DMF溶液に対して、カーボンブラックを対固形分
比で15質量%となる量を加えてサンドミルにて分散し
支持体形成用塗料を得た。次に内表面をRa=0.18
μmに研磨加工した円筒形のアルミニウムシリンダーを
該塗料中に浸漬して、シリンダー内表面にポリイミド膜
を塗布した後、該ポリイミド膜の溶剤を120℃×30
分間で揮発させ、更に350℃×20分の乾燥炉に入れ
て硬化させた。シリンダー内表面に形成されたポリイミ
ドフィルムを剥離することにより、内径150mm、幅
350mm、厚み60μmのポリイミド製導電性ベルト
を得た。ベルトの表面粗さを測定したところ、 Ra=
0.15μm、Ra/Sm=3.8E−3であった。
【0031】(感光層塗工)該ポリイミド製ベルトの表
面に、実施例1と同様のバリア層塗料、電荷発生層用塗
料、及び電荷輸送層塗料を順次浸漬塗布して、実施例1
と同じ感光層膜厚構成の感光体ベルトを得た。
【0032】(感光体ベルトの寸法測定/屈曲試験)得
られた感光体ベルトの内周長及び外周長を実施例1と同
様に測定したところ、最大値と最小値の差は1.2mm
であった。又、膜厚を実施例1と同様に測定したとこ
ろ、ばらつきは±1.7%と安定していた。該感光体ベ
ルトについて屈曲疲労試験を行ったところ、110,0
00回にて破断した。
【0033】(感光体ベルトの評価)実施例1と同様に
該感光体ベルトをフルカラー電子写真装置に装着してプ
リントしたところ、画像上に干渉縞、位置ずれ等の不具
合は見られなかった。又、フルカラー画像4万枚の連続
耐久プリントを行ったところ、ベルトの回転は安定し蛇
行は見られなかった。又、ベルト支持体におけるヒビ割
れ・裂け、破断、感光層におけるクラック等の異常が発
生することなく、初期と同様の状態を保った。
【0034】<実施例3> (支持体の作製)ポリカーボネート60質量%、カーボ
ンブラック10質量%、ポリエチレンオキサイド30質
量%を二軸押し出し機にて混練してチューブ状に押出
し、内径150mm、幅350mm、厚み100μmの
ベルト状支持体を得た。次にベルトの表面をサンドペー
パーにより研磨し、Ra=0.38μm、Ra/Sm=
1.2E−02とした。
【0035】(感光層塗工)該ポリカーボ製ベルトの表
面に、実施例1と同様のバリア層塗料、電荷発生層用塗
料、及び電荷輸送層塗料を実施例2と同様に浸漬塗布し
て、実施例1と同じ感光層膜厚構成の感光体ベルトを得
た。
【0036】(感光体ベルトの寸法測定/屈曲試験)得
られた感光体ベルトの内周長及び外周長を実施例1と同
様に測定したところ、最大値と最小値の差は1.8mm
であった。又、膜厚を実施例1と同様に測定したとこ
ろ、ばらつきは±4.0%であった。屈曲疲労試験を行
ったところ、1800回にて破断した。
【0037】(感光体ベルトの評価)該感光体ベルトを
実施例1と同様にフルカラー電子写真装置に装着しプリ
ントしたところ、画像上に干渉縞、位置ずれ等の不具合
は見られなかった。又、フルカラー画像4万枚の連続耐
久プリントを行ったところ、ベルトの回転は安定し蛇行
は見られなかった。又、ベルト支持体におけるヒビ割れ
・裂け、破断、感光層におけるクラック等の異常が発生
ずることなく初期と同様の状態を保った。
【0038】<実施例4> (支持体表面粗さ調整用塗料の作製)レゾール型フェノ
ール樹脂の固形分70%メタノール溶液80質量部、2
−メトキシ−1−プロパノール100質量部、平均粒径
1.5μmのPMMA樹脂粒子5質量部を加え、攪拌分
散して粗さ調整用塗料を得た。
【0039】(支持体の作製)厚み100μmの二軸延
伸PETシートの表面に、ダイコーターにより前記粗さ
調整用塗料を塗布後、140℃にて30分間加熱硬化し
た。塗布後のベルト表面は、Ra=0.28μm、Ra
/Sm=1.6E−2であった。次に、実施例1と同
様、該PETシートの粗した側の表面上に真空蒸着を行
い、厚み500オングストロームのアルミニウム蒸着層
を形成した。
【0040】(感光層塗工)該PET支持体の表面に、
実施例1と同様のバリア層塗料、電荷発生層用塗料、及
び電荷輸送層塗料を塗布後、実施例1と同様に両端部を
超音波融着装置により接合し、内径150mm、幅35
0mm、厚み127μmの、実施例1と同じ感光層膜厚
構成の感光体ベルトを得た。
【0041】(感光体ベルトの寸法測定/屈曲試験)得
られた感光体ベルトの内周長及び外周長を実施例1と同
様に測定したところ、最大値と最小値の差は0.4mm
であった。又膜厚を実施例1と同様に測定したところ、
ばらつきは±1.4%であった。屈曲疲労試験を行った
ところ53,000回にて破断した。
【0042】(感光体ベルトの評価)該感光体ベルトを
実施例1と同様にフルカラー電子写真装置に装着しプリ
ントしたところ、画像上に干渉縞、位置ずれ等の不具合
は見られなかった。又、フルカラー画像4万枚の連続耐
久プリントを行ったところ、ベルトの回転は安定し蛇行
は見られなかった。又、ベルト支持体におけるヒビ割れ
・裂け、破断、感光層におけるクラック等の異常が発生
ずることなく初期と同様の状態を保った。
【0043】<比較例1>実施例1において、支持体の
サンドブラスト工程をなくす以外は全て実施例1と同様
の製法にて感光体ベルトを得た。この時支持体の表面粗
さを測定したところ、Ra=0.03μm、Ra/Sm
=4.3E−4であった。得られた感光体ベルトを実施
例1と同様にフルカラー電子写真装置に装着しプリント
したところ、画像上に干渉縞が発生した。
【0044】<比較例2> (感光体ベルトの作製)ポリフェニルサルファイド80
質量%、カーボンブラック20質量%を二軸押し出し機
にて混練してチューブ状に押出し、内径150mm、幅
350mm、厚み100μmのベルト状支持体を得た。
次にベルトの表面をサンドペーパーにより研磨し、Ra
=0.35μm、Ra/Sm=1.4E−02とした。
以下は実施例2と同様に浸漬塗工により感光層を形成
し、ポリフェニルサルファイド支持体の感光体ベルトを
得た。屈曲試験を行ったところ、450回で破断した。
【0045】(感光体ベルトの評価)該感光体ベルトを
実施例1と同様のフルカラー電子写真装置に装着しフル
カラー画像4万枚の連続耐久プリントを行ったところ、
ベルトが途中で破断した。
【0046】<比較例3>電荷輸送層用塗料を以下のよ
うにした以外は全て実施例1と同様の製法にて同様の膜
厚構成の感光体ベルトを得た。
【0047】(電荷輸送層用塗料の作製)ポリカーボネ
ート樹脂53質量部、トリアリールアミン化合物47質
量部をモノクロルベンゼン400質量部に溶解して、電
荷輸送層用塗料を得た。
【0048】(電荷輸送層の引張破断伸び測定)実施例
1と同様に上記電荷輸送層をアルミニウムシートに塗工
した後剥離し引張破断伸びを測定したところ、1.3%
であった。
【0049】(感光体ベルトの評価)該感光体ベルトを
実施例1と同様のフルカラー電子写真装置に装着してフ
ルカラー画像4万枚の連続耐久プリントを行ったところ
感光層に無数のクラックが発生し、画像上に悪影響を及
ぼした。
【0050】<比較例4>支持体の原材料配合を以下の
ように変更した以外は全て実施例3と同様の製法にて感
光体ベルトを得た。
【0051】(支持体の作製)ポリカーボネート75質
量%、カーボンブラック25質量%を二軸押し出し機に
て混練してチューブ状に押出し、内径150mm、幅3
50mm、厚み100μmのベルト状支持体を得た。次
にベルトの表面をサンドペーパーにより研磨し、Ra=
0.34μm、Ra/Sm=2.0E−02とした。感
光体ベルトの内周長、外周長及び膜厚を実施例1と同様
に測定したところ、内周長、外周長の最大値と最小値の
差は3.2mm、膜厚のばらつきは±5.1%と振れが
大きかった。屈曲疲労試験を行ったところ1,200回
にて破断した。
【0052】(感光体ベルトの評価)該感光体ベルトを
実施例1と同様のフルカラー電子写真装置に装着してフ
ルカラー画像をプリントしたところ、色ずれが発生し
た。又、フルカラー画像4万枚の連続耐久プリントを行
ったところ、ベルトが蛇行した。
【0053】
【発明の効果】本発明により、長期のくり返し使用にお
いても強靭で破断や表面クラックの発生がなく、又干渉
縞等の画像欠陥のない、ベルト形状を有する電子写真感
光体部材及び該感光体部材を用いた画像形成装置を提供
することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 5/14 101 G03G 5/14 101 101A 21/00 350 21/00 350 (72)発明者 松田 秀和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H035 CA05 CB06 CF01 CG03 2H068 AA13 AA28 AA29 AA34 AA35 AA37 AA42 AA49 AA55 BB25 BB54 BB58 CA32 EA41

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子写真感光体に電荷を付与する帯電手
    段、該電子写真感光体に静電潜像を形成する画像露光手
    段、該静電潜像をトナーで現像することにより可視画像
    を形成する現像手段、及びトナー像を転写材に転写する
    転写手段を有する画像形成装置において用いられ、少な
    くとも2個のプーリーにて張架/駆動されうるベルト形
    状を有する電子写真感光体部材であって、 該感光体部材は少なくとも支持体と、電荷発生層と電荷
    輸送層から構成される感光層とからなり、かつ屈曲疲労
    試験において破断するまでの回数が1,000回以上で
    あり、かつ該支持体の電荷発生層側表面における中心線
    平均粗さRaが0.12μm以上であることを特徴とす
    る電子写真感光体部材。
  2. 【請求項2】前記中心線平均粗さRaが0.4μm以下
    であることを特徴とする請求項1記載の電子写真感光体
    部材。
  3. 【請求項3】前記感光体部材において、前記支持体と前
    記感光層の間に中間層があり、該中間層の表面における
    中心線平均粗さRaが0.12μm以上で且つ0.4μ
    m以下であることを特徴とする請求項1記載の電子写真
    感光体部材。
  4. 【請求項4】前記支持体と前記感光層の間に前記中間層
    として金属蒸着層を有することを特徴とする請求項3記
    載の電子写真感光体部材。
  5. 【請求項5】前記中間層と前記感光層の間にバリア層を
    有することを特徴とする請求項4記載の電子写真感光体
    部材。
  6. 【請求項6】前記中心線平均粗さRaと同じ表面におけ
    る山頂間隔Smとの比であるRa/Smの値が3.5E
    −3以上であることを特徴とする請求項1記載の電子写
    真感光体部材。
  7. 【請求項7】前記支持体が少なくとも熱可塑性樹脂又は
    熱硬化性樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の
    電子写真感光体部材。
  8. 【請求項8】前記支持体が少なくとも導電性フィラーを
    含有することを特徴とする請求項1記載の電子写真感光
    体部材。
  9. 【請求項9】前記電荷輸送層における結着樹脂の含有量
    が55質量%以上であることを特徴とする請求項1記載
    の電子写真感光体部材。
  10. 【請求項10】前記電荷輸送層の膜において、引張り破
    断時の伸びが1.5%以上であることを特徴とする請求
    項1記載の電子写真感光体部材。
  11. 【請求項11】前記感光体部材において、長手方向にお
    ける内周長及び外周長の差が2.0mm以下であること
    を特徴とする請求項1記載の電子写真感光体部材。
  12. 【請求項12】前記感光体部材において、長手方向及び
    周方向における厚みの振れが±5.0%以下であること
    を特徴とする請求項1記載の電子写真感光体部材。
  13. 【請求項13】電子写真感光体に電荷を付与する帯電手
    段、該電子写真感光体に静電潜像を形成する画像露光手
    段、該静電潜像をトナーで現像することにより可視画像
    を形成する現像手段、トナー像を転写材に転写する転写
    手段及び、請求項1記載の電子写真感光体部材を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】請求項1記載の電子写真感光体部材を張
    架/駆動するプーリーのうち少なくとも1個のプーリー
    の直径が27mm以下であることを特徴とする請求項1
    3記載の画像形成装置。
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CN107844035A (zh) * 2016-09-20 2018-03-27 富士施乐株式会社 电子照相感光体、处理盒和图像形成装置

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